JP2005032468A - プラズマディスプレイパネルのエージング方法およびエージング装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】プラズマディスプレイパネルに所定の電圧を印加してエージング放電を行うエージング装置であって、パネル14に印加する電圧を発生するエージング電圧発生手段16と、エージング放電による輝度をパネル面内の複数の位置において検出する輝度検出手段17と、輝度検出手段17で検出した輝度から得られる輝度ばらつきに基づいてエージングの終了時間を制御する制御手段18とを有する。この装置により、エージング放電による輝度をパネル14面内の複数の位置で検出しながらエージングを行い、検出した輝度から得られる輝度ばらつきに基づいてエージングの終了時間を制御する。
【選択図】 図4
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、プラズマディスプレイパネル(PDP)のエージング方法およびエージング装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
プラズマディスプレイパネルは、大画面かつ薄型、軽量であって視認性に優れた表示デバイスである。PDPの放電方式としてはAC型とDC型とがあり、電極構造としては3電極面放電型と対向放電型とがある。しかし現在は、高精細化に適し、しかも製造の容易なことからAC型で3電極面放電型のPDPが主流となっている。
【0003】
AC型で3電極面放電型のPDPは、走査電極および維持電極からなる表示電極が複数形成された前面基板と、その表示電極に直交する方向に複数のデータ電極が形成された背面基板とが、間に放電空間を形成するように対向配置されて構成されており、放電空間にネオンおよびキセノンなどからなる放電ガスが封入されている。表示電極とデータ電極とが立体交差する部分には放電セルが形成されている。
【0004】
このPDPでは、走査電極とデータ電極との間に書き込みパルスを印加することにより、表示を行うべき放電セルにおいて書き込み放電を行い、続いて、走査電極と維持電極との間に交互に反転する周期的な維持パルスを印加することにより、書き込み放電を行った放電セルにおいて維持放電を行っており、この維持放電によって、放電セルに設けられた蛍光体層が発光することによりカラー画像を表示している。
【0005】
ここで、維持放電を持続するために必要な最小駆動電圧を完全点灯電圧(Vpd)と呼び、一般的にVpdが低いパネル面内の部位ほど輝度が高くなり、逆にVpdが高い部位ほど輝度は低くなる。そのため、パネル面内においてVpdのばらつきが大きいパネルでは輝度のばらつきも大きくなり、表示品質を悪くする原因となる。
【0006】
このようなプラズマディスプレイパネルは、前面基板上に表示電極などを形成し、背面基板上にデータ電極などを形成した後、前面基板と背面基板とを、間に放電空間を形成するように対向配置して周囲を低融点ガラスフリットで封止し、続いて放電空間に放電ガスを封入することにより組み立てられる。
【0007】
ところで、組み立てられたばかりのパネルは一般に放電電圧が高く、放電自体も不安定であり、また、パネル面内において放電電圧のばらつきおよび輝度のばらつきが大きい。そのため、例えば特許文献1に記載されているように、パネルの組み立て完了後、主に走査電極と維持電極との間に電圧を印加して、すべての放電セルにおいて所定の時間にわたって強制的に放電(エージング放電)を起こすことによりエージングを行っている。このエージングによって、放電セルでの放電特性を安定させるとともに、パネル面内での放電電圧のばらつきおよび輝度のばらつきを小さくするようにしている。
【0008】
【特許文献1】
特開2002−75208号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、エージング時間が短い場合は、放電電圧の低い放電セルにおいては十分なエージングであっても、放電電圧の高い放電セルにおいてはエージングが不足することになる。逆に、エージングを行う時間が長い場合は、放電電圧の高い放電セルにおいては適したエージングが行えたとしても、放電電圧の低い放電セルにおいてはエージングによって過度に放電電圧が低下する。それによって、自己消去放電などが起こるようになり、所定の駆動電圧によって放電制御ができなくなる。また、自己消去放電は輝度むら(色むら)やVpdが増加する原因になり、表示特性や製造歩留まりに影響するようになる。
【0010】
今後、PDPの大画面化や生産量増大に伴い、パネル面内における放電セルの放電特性のばらつきだけでなく、パネルが異なれば各パネルに固有の放電特性のばらつきも大きくなることが考えられる。したがって、表示特性の優れたパネルを効率よく生産するためには、パネルごとに適正なエージング時間を設定し、パネル面内の放電セルにおける放電特性のばらつきを低減することが必要となる。
【0011】
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、パネルごとに適したエージング時間を設定することで、パネル面内における放電セルの放電特性がより均一であり、輝度ばらつきが抑制され、優れた表示特性のパネルを得ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するために、本発明のプラズマディスプレイパネルのエージング方法は、エージング放電による輝度をパネル面内の複数の位置で検出しながらエージングを行い、検出した輝度から得られる輝度ばらつきに基づいてエージングの終了時間を制御することを特徴とする。
【0013】
また、本発明のプラズマディスプレイパネルのエージング装置は、パネルに印加する電圧を発生するエージング電圧発生手段と、エージング放電による輝度をパネル面内の複数の位置において検出する輝度検出手段と、前記輝度検出手段で検出した輝度から得られる輝度ばらつきに基づいてエージングの終了時間を制御する制御手段とを有することを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】
すなわち、本発明の請求項1に記載の発明は、プラズマディスプレイパネルに所定の電圧を印加してエージング放電を行うエージング方法であって、前記エージング放電による輝度をパネル面内の複数の位置で検出しながらエージングを行い、検出した輝度から得られる輝度ばらつきに基づいてエージングの終了時間を制御することを特徴とするプラズマディスプレイパネルのエージング方法である。
【0015】
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、輝度ばらつきが所定の範囲内になるとエージングを終了することを特徴とする。
【0016】
また、請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、輝度ばらつきが減少から増加に転じるとエージングを終了することを特徴とする。
【0017】
本発明の請求項4に記載の発明は、プラズマディスプレイパネルに所定の電圧を印加してエージング放電を行うエージング装置であって、パネルに印加する電圧を発生するエージング電圧発生手段と、エージング放電による輝度をパネル面内の複数の位置において検出する輝度検出手段と、前記輝度検出手段で検出した輝度から得られる輝度ばらつきに基づいてエージングの終了時間を制御する制御手段とを有することを特徴とするプラズマディスプレイパネルのエージング装置である。
【0018】
以下、本発明の一実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
【0019】
図1は本発明の一実施の形態におけるPDPの構造を示す分解斜視図である。このPDPは、一般に、前面パネル1と背面パネル2とを対向配置し、それらの間に放電空間を形成して周囲を封止し、放電空間にネオンおよびキセノンなどからなる放電ガスを封入して構成されている。
【0020】
前面パネル1は次のような構成である。すなわち、ガラス製の基板である前面基板3上に、走査電極4と維持電極5とからなる表示電極6を平行に並べて複数形成し、表示電極6を覆うように前面基板3上に誘電体層7を形成し、さらに誘電体層7上に保護層8を形成している。
【0021】
また、背面パネル2は次のような構成である。すなわち、ガラス製の基板である背面基板9上に、表示電極6と直交する方向にデータ電極10を平行に並べて複数形成し、データ電極10を覆うように下地誘電体層11を形成している。そしてこの下地誘電体層11上にデータ電極10と平行な隔壁12を複数形成し、隔壁12間の下地誘電体層11の表面と隔壁12の側面とに蛍光体層13を形成している。
【0022】
図2はPDPの電極配列を示す概略図である。行方向にn個の走査電極SCN1〜SCNn(図1の走査電極4)およびn個の維持電極SUS1〜SUSn(図1の維持電極5)が対をなして交互に配列され、列方向にm個のデータ電極D1〜Dm(図1のデータ電極10)が配列されている。そして、1対の走査電極SCNiおよび維持電極SUSi(i=1〜n)と1つのデータ電極Dj(j=1〜m)とが立体交差した部分に放電セルが形成され、放電セルは放電空間内にm×n個形成されている。
【0023】
このPDPでは、映像信号の1フィールド期間を輝度の重み付けを有する複数のサブフィールドに分割し、各サブフィールドで輝度の重み付けに対応した回数だけ放電セルに表示のための放電を起こす。そして、放電を起こすサブフィールドを組み合わせることで映像信号の階調を表現する駆動方法が用いられている。
【0024】
図3は、1つのサブフィールドにおける駆動波形の一例を示しており、初期化期間、書き込み期間、維持期間および消去期間の4つの動作期間で構成されている。初期化期間では、すべての放電セルにおいて、走査電極SCNiとデータ電極Djとの間で初期化電荷(書き込み動作時に必要とする所定量の壁電荷)の形成とプライミング粒子の生成を行うための初期化放電を行う。書き込み期間では、表示を行うべき放電セルにおいて、走査電極SCNiとデータ電極Dj、さらに走査電極SCNiと維持電極SUSiとの間で書き込み放電を行う。維持期間では、書き込み放電を行った放電セルにおいて、走査電極SCNiと維持電極SUSiとの間で維持放電が繰り返し行われる。維持放電の回数は、サブフィールドの輝度の重み付けに対応して設定されており、この維持放電によって蛍光体層が発光することにより、画像表示がなされる。消去期間では走査電極SCNiと維持電極SUSiとの間で、維持放電により発生した壁電荷を消去する消去放電が行われる。
【0025】
図4は、本発明の一実施の形態におけるPDPのエージング装置の構成を示すブロック図である。エージング装置は、エージングすべきパネル14を載せるためのパネル設置台15と、パネル14に供給するエージング電圧を発生するためのエージング電圧発生手段16と、パネル14のエージング放電に伴う発光の輝度を検出するための輝度検出手段17と、輝度検出手段17で検出された輝度特性(時間依存性)に基づきエージング電圧発生手段16を制御するための制御手段18とを有している。
【0026】
パネル14のすべての走査電極SCN1〜SCNnとすべての維持電極SUS1〜SUSnは、それぞれ導電板(図示せず)により電気的に共通化されており、すべての走査電極SCN1〜SCNnはケーブル19を用いてエージング電圧発生手段16の走査電極用出力端子20に接続され、すべての維持電極SUS1〜SUSnはケーブル19を用いてエージング電圧発生手段16の維持電極用出力端子21に接続されている。そして、エージング電圧発生手段16によって、走査電極SCN1〜SCNnと維持電極SUS1〜SUSnに交互にパルス電圧が印加されるが、このときのパルス電圧の大きさは、通常の画像表示を行うときに走査電極SCN1〜SCNnと維持電極SUS1〜SUSnに印加されるパルス電圧の大きさに比べて大きい値に設定されている。なお、パネル14のデータ電極D1〜Dmを開放した状態でエージングを行ってもよいが、必要に応じてデータ電極D1〜Dmを接地するか、あるいはデータ電極D1〜Dmに所定の電圧波形を印加しながらエージングを行ってもよい。
【0027】
輝度検出手段17は、例えば非接触型の分光放射輝度計を用いて構成され、放電に伴う発光の輝度を電気信号に変換する。分光放射輝度計はパネル14の表面に接触させて用いる接触型にしてもよい。制御手段18は、エージングを行っているときのパネル14の輝度を分析し、その分析結果に応じてエージングを行う時間を制御しており、制御手段18は専用回路で構成してもよいし、汎用のパーソナルコンピュータなどを用いて構成してもよい。
【0028】
次に、図4に示したエージング装置を用いてPDPのエージングを行う方法について説明する。
【0029】
パネル14の走査電極SCN1〜SCNnおよび維持電極SUS1〜SUSnに、それぞれエージング電圧発生手段16からパルス波形を交互に印加することによってエージングを行うとともに、輝度検出手段17によってパネル14の面内の複数位置において各位置での輝度を検出し、この検出した輝度からパネル14の面内における輝度ばらつきを求める。パネル14の面内の各位置における輝度を検出するとき、1個または複数個の輝度検出手段17をパネル14の表示領域内において一定の速度で走査しながら輝度を検出するようにすればよい。また、パネル14の面内において、輝度を検出する位置を複数箇所決めておき、それぞれの位置に対応して輝度検出手段17を配置固定し、各位置での輝度を検出するようにしてもよい。
【0030】
図5は、エージングを実施したとき、パネル14の面内での所定位置における輝度の時間(エージング時間)に対する変化の一例を示したものである。ここでは、輝度を検出する位置を次のようにして決めた。すなわち、エージングを行う前にパネル14を全面点灯させて表示領域内の輝度分布を測定し、その結果、輝度が最大値となる位置A、輝度が最小値となる位置B、および、輝度が中間値となる位置Cを検出した。そして、これらの各位置においてエージング中の輝度を検出するようにした。図5では、このようにして決めた位置A、位置Bおよび位置Cにおける輝度の時間に対する変化を、それぞれ曲線A、曲線Bおよび曲線Cで示している。
【0031】
また、エージングを行っている途中で所定のエージング時間ごとに一時的にエージングを止めて、通常の画像表示を行う際(実駆動時)の駆動電圧を印加して輝度を測定した結果を図6に示す。図6において、曲線A、曲線Bおよび曲線Cはそれぞれ、前述の位置A、位置Bおよび位置Cにおける輝度の変化を表している。図6に示すように、各位置での輝度は、図5に示したエージング中のエージング放電にともなう輝度の変化と同様の変化を示すことがわかる。したがって、エージング時のエージング放電による輝度を検出して求めた輝度ばらつきは、実駆動時の駆動電圧を印加したときの輝度ばらつきを反映したものになる。
【0032】
図5に示すように、エージング開始時点においては、パネル14の面内の輝度ばらつきが最も大きい。ここで、輝度ばらつきは輝度の最大値と最小値との差とした。そして、エージングを行うにしたがって各位置における輝度は上昇し、同時に輝度ばらつきは小さくなる。ここで、エージングによって輝度が上昇するのは、エージングによって各放電セルにおける放電電圧が低下することによって、各放電セルにおける放電強度や放電面積(放電の広がり)が大きくなるためと考えている。また、輝度ばらつきが小さくなるのは、エージングによる放電電圧の変化量がそれぞれの位置によって異なり、もともと放電電圧が低かった位置ではエージングによる放電電圧の低下量が小さく、もともと放電電圧の高かった位置ではエージングによる放電電圧の低下量が大きいためと考えている。エージングによる放電電圧の変化量がパネル面内の位置によって異なる理由としては、パネル組み立て完了時における保護層8に吸着している不純ガスの量や種類の影響と考えられる。
【0033】
エージング時間が長くなると位置Aにおいては、あるエージング時間で輝度が低下する傾向に転じ、その後もエージングを続けると位置Bおよび位置Cとの輝度差が大きくなっていく。この原因としては、エージングを長時間行うことで位置Aにおける放電電圧が過度に低下し、自己消去放電が生じやすくなったためと考えている。自己消去放電は、放電によって形成した壁電荷が印加電圧の立下り時に発生する弱放電によって消去される放電であり、放電セルの放電特性に対し過剰に高い電圧を印加したときに起こりやすい。一般的に、PDPは印加電圧と壁電荷によって生じる壁電圧との重畳電圧によって放電を制御するようになっているため、自己消去放電が生じると壁電圧が小さくなり、その結果、前述した完全点灯電圧(Vpd)が上昇することになる。したがって、自己消去放電が生じるとその位置における輝度は低下する。
【0034】
図7は、図5に示す輝度の検出結果から得られる輝度ばらつきの変化を示しており、横軸は時間(エージング時間)であり、縦軸は輝度ばらつきである。図7に示すように、輝度ばらつきはエージング開始時において最も大きく、エージングを行うにしたがい小さくなり、ある時間t1において最小となり、その時間t1を超えると再び大きくなる。
【0035】
本実施の形態では、図7に示す時間t1を超えるとエージングを終了するように制御する。すなわち、輝度ばらつきが減少から増加に転じるとエージングを終了するように、制御手段18によりエージング電圧発生手段16を制御している。なお、輝度ばらつきの大きさ(Bd)がパネル面内の輝度の平均値(Bave)に対して、例えば10%以下(Bd/Bave≦0.1)になるとエージングを終了するように条件設定してもよい。すなわち、輝度ばらつきが所定の範囲内になるとエージングを終了するようにしてもよい。
【0036】
このように、エージングを終了するときの条件はパネルの生産性やパネルの品質によって適宜設定することができ、エージング中に検出した輝度から得られる輝度ばらつきに基づいてエージングの終了時間を制御することによって、パネルごとに適したエージング時間を設定することができる。これにより、放電電圧のばらつきや輝度ばらつきがパネル面内においてより均一な状態でエージングを終了できるため、結果として、表示特性の優れたパネルを歩留まりよく生産でき、さらにはエージング時間の短縮ならびにエージング電力の削減が可能となる。
【0037】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、パネル面内における放電セルの放電特性がより均一であり、輝度ばらつきが抑制され、優れた表示特性のパネルを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態におけるプラズマディスプレイパネルの構造を示す分解斜視図
【図2】同プラズマディスプレイパネルの電極配列を示す概略図
【図3】同プラズマディスプレイパネルの駆動波形の一例を示す波形図
【図4】本発明の一実施の形態におけるエージング装置の構成図
【図5】同エージング装置でエージングしたときのパネル面内の所定位置における輝度の時間的変化を示す特性図
【図6】エージングを行っている途中で一時的にエージングを止めて実駆動を行ったときの輝度の時間的変化を示す特性図
【図7】同エージング装置でエージングしたときの輝度ばらつきの時間的変化を示す特性図
【符号の説明】
14 パネル
16 エージング電圧発生手段
17 輝度検出手段
18 制御手段
Claims (4)
- プラズマディスプレイパネルに所定の電圧を印加してエージング放電を行うエージング方法であって、前記エージング放電による輝度をパネル面内の複数の位置で検出しながらエージングを行い、検出した輝度から得られる輝度ばらつきに基づいてエージングの終了時間を制御することを特徴とするプラズマディスプレイパネルのエージング方法。
- 輝度ばらつきが所定の範囲内になるとエージングを終了することを特徴とする請求項1に記載のプラズマディスプレイパネルのエージング方法。
- 輝度ばらつきが減少から増加に転じるとエージングを終了することを特徴とする請求項1に記載のプラズマディスプレイパネルのエージング方法。
- プラズマディスプレイパネルに所定の電圧を印加してエージング放電を行うエージング装置であって、パネルに印加する電圧を発生するエージング電圧発生手段と、エージング放電による輝度をパネル面内の複数の位置において検出する輝度検出手段と、前記輝度検出手段で検出した輝度から得られる輝度ばらつきに基づいてエージングの終了時間を制御する制御手段とを有することを特徴とするプラズマディスプレイパネルのエージング装置。
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JP4337433B2 (ja) | 2009-09-30 |
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