JP2005032306A - 光情報記録装置および光情報再生装置 - Google Patents

光情報記録装置および光情報再生装置 Download PDF

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Abstract

【課題】エネルギの小さな光をホログラムに使用しても良好な情報の記録および再生を行うこと。
【解決手段】記録媒体11の移動に追従してコリメータレンズ24を移動させる駆動手段44を設け、コリメータレンズ24から偏光ビームスプリッタ26に入射される記録用光の角度を変化させるようにして記録媒体11に入射される光の位置をずらして記録媒体11の移動に追従して記録媒体11上の正規の位置に情報を記録したり、正規の位置から情報を再生する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ホログラフィを利用して情報が記録される記録媒体に対する情報の記録を行う光情報記録装置ならびに情報が記録されている記録媒体における情報の再生を行う光情報再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ホログラフィを利用して記録媒体に情報を記録するホログラフィック記録は、一般的に、記録用光を構成するイメージ情報を担持した情報光と記録用参照光とを記録媒体の内部で重ね合わせ、そのときにできる干渉パターンを記録媒体に書き込むことによって行われる。記録された情報の再生時には、その記録媒体に再生用参照光を照射することにより、干渉パターンによる回折によりイメージ情報が再生される(特許文献1参照)。
【0003】
近年では、超高密度光記録のために、ボリュームホログラフィ、特にデジタルボリュームホログラフィが実用域で開発され注目を集めている。ボリュームホログラフィとは、記録媒体の厚み方向も積極的に活用して、3次元的に干渉パターンを書き込む方式であり、厚みを増すことで回折効率を高め、多重記録を用いて記録容量の増大を図ることができるという特徴がある。そして、デジタルボリュームホログラフィとは、ボリュームホログラフィと同様の記録媒体と記録方式を用いつつも、記録するイメージ情報は2値化したデジタルパターンに限定した、コンピュータ指向のホログラフィック記録方式である。このデジタルボリュームホログラフィでは、例えばアナログ的な絵のような画像情報も、一旦デジタイズして、2次元デジタルパターン情報に展開し、これをイメージ情報として記録する。再生時は、このデジタルパターン情報を読み出してデコードすることで、元の画像情報に戻して表示する。これにより、再生時にSN比(信号対雑音比)が多少悪くても、微分検出を行ったり、2値化データをコード化しエラー訂正を行ったりすることで、極めて忠実に元の情報を再現することが可能になる。
【0004】
ところで、ホログラフィック記録の方式としては、CD(コンパクト・ディスク)、DVD(Digital Versatile Disc:デジタル多用途ディスク)等と同様にディスク状の記録媒体を採用して、記録媒体に対する情報の記録と記録媒体からの情報の再生を行うための光学系を含む光ピックアップ装置を使用する方式が有力である。
【0005】
一般的に、光ディスク装置では、ディスク状の記録媒体を回転させつつ光ピックアップ装置内の対物レンズを駆動してフォーカスサーボとトラッキングサーボとを行うようになっている。
【0006】
ところで、光ディスク装置では、記録用光としてレーザ光を使用するようになっている。このレーザ光としてQスイッチレーザ光を使用する場合には、このQスイッチレーザ光は大きなエネルギのレーザであるため、記録媒体が回転中であっても短時間で記録媒体に対する情報の記録を行えるが、レーザ光として半導体レーザ光を使用する場合には、この半導体レーザ光は小さなエネルギのレーザであるため、Qスイッチレーザ光より長時間かけて記録媒体に対する情報の記録を行う必要がある。
【0007】
このため、半導体レーザ光を用いて記録媒体に対する情報の記録を行う場合には、記録媒体の回転に追従して半導体レーザ光による照射位置を変化させる必要がある。
【0008】
このような半導体レーザ光による照射位置を変化させるようにしたものとして、レーザ光を記録媒体に入射させるための光学系に配置されている反射鏡を記録媒体の回転に追従させるようにしたものがあった(特許文献2参照)。
【0009】
【特許文献1】
特開平11−311938号公報
【特許文献2】
国際公開第99/44195号パンフレット
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述した特許文献2に記載の反射鏡を記録媒体の回転に追従させるのでは、記録媒体の近傍に位置する反射鏡に駆動手段を接続しなければならず、光学系の重量が増し、反射鏡の追従を良好に行うことができず、記録媒体に記録される情報の精度が悪くなるおそれがあった。
【0011】
このような反射鏡を記録媒体の回転に良好に追従させることのできない現象は記録媒体から情報を再生する際にも生じるおそれがあった。
【0012】
本発明は、このような従来のものにおける問題点を克服し、エネルギの小さな光をホログラムに使用しても良好な情報の記録および再生を行うことのできる光情報記録装置および光情報再生装置を提供することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】
前述した目的を達成するため請求項1に係る本発明の光情報記録装置の特徴は、光源からの記録用光をコリメータレンズにより平行光に形成して半反射面を備えた偏光ビームスプリッタに入射し、ホログラフィを利用して移動状態にある記録媒体に前記記録用光を照射して記録媒体に情報を記録する光情報記録装置において、前記記録媒体の移動に追従して前記コリメータレンズを移動させる駆動手段を設け、前記コリメータレンズから前記偏光ビームスプリッタに入射される記録用光の角度を変化させるようにした点にある。そして、このような構成を採用したことにより、記録媒体に入射される光の位置をずらして記録媒体の移動に追従して記録媒体上の正規の位置に情報を記録することができる。
【0014】
請求項2に係る本発明の光情報記録装置の特徴は、前記駆動手段が、前記コリメータレンズを同一平面内において移動させるようになっている点にある。そして、このような構成を採用したことにより、コリメータレンズを単純に同一平面内において移動させるだけで、記録媒体の移動に追従して記録媒体上の正規の位置に情報を記録することができる。
【0015】
請求項3に係る本発明の光情報再生装置の特徴は、光源からの再生用参照光をコリメータレンズにより平行光に形成して半反射面を備えた偏光ビームスプリッタに入射し、ホログラフィを利用して移動状態にある記録媒体に前記再生用参照光を照射して記録媒体の情報を再生する光情報再生装置において、前記記録媒体の移動に追従して前記コリメータレンズを移動させる駆動手段を設け、前記コリメータレンズから前記偏光ビームスプリッタに入射される再生用参照光の角度を変化させるようにした点にある。そして、このような構成を採用したことにより、記録媒体に入射される光の位置をずらして記録媒体の移動に追従して記録媒体上の正規の位置から情報を再生することができる。
【0016】
請求項4に係る本発明の光情報再生装置の特徴は、前記駆動手段が、前記コリメータレンズを同一平面内において移動させるようになっている点にある。そして、このような構成を採用したことにより、コリメータレンズを単純に同一平面内において移動させるだけで、記録媒体の移動に追従して記録媒体上の正規の位置から情報を再生することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明に係る光情報記録装置および光情報再生装置を組み合わせた光情報記録再生装置の実施形態を示すものである。
【0018】
情報が記録される記録媒体11は、円板状をなす第1透明基板12を有している。この第1透明基板12の下方には情報記録層13が形成されており、この情報記録層13の下方には、透明な中間層14を介し反射層(図示せず)が設けられている。そして、下端に設けられた第2透明基板15と前記第1透明基板12との間に前記情報記録層13、中間層14および反射層(図示せず)が挟持されている。円板状をなす前記記録媒体11には同心円状または螺旋状にトラック(図示せず)が形成されている。
【0019】
光情報記録装置20は、記録再生用光源22、第1コリメータレンズ24、偏光ビームスプリッタ26、空間光変調器(情報表現手段)28、1対のリレーレンズ30a、30b、サーボ読み取り用素子32、第2コリメータレンズ34、ダイクロイックミラー36、4分の1波長板38、対物レンズ40、光検出器42を備えている。
【0020】
前記記録再生用光源22としては、コヒーレントな直線偏光の光線束を発生するもので、例えば半導体レーザを用いることができる。この記録再生用光源22としては、高密度記録を行うために波長が短い方が有利であり、青色レーザやグリーンレーザを採用することが好ましい。
【0021】
前記第1コリメータレンズ24は記録再生用光源22からの発散光線束をほぼ平行光線とするものである。前記偏光ビームスプリッタ26は、前記記録再生用光源22から発生された直線偏光(例えばP偏光)を反射または透過し、当該偏光に垂直な直線偏光(例えばS偏光)を透過または反射するような半反射面27を有している。
【0022】
前記空間光変調器(情報表現手段)28は、格子状に配列された多数の画素を有し、各画素ごとに、入射光の偏光方向に対して出射光の偏光方向を90°回転させるか否かを選択できるようになっている。この空間光変調器28としては、例えば、液晶の旋光性を利用した反射型液晶表示素子において入出射側の偏光板を除いたものを用いることができる。この空間光変調器28は、記録用光の一部をなす情報光を生成する情報光生成手段および同じく記録用光の一部をなす参照光生成手段ならびに再生用参照光生成手段を構成している。
【0023】
前記1対のリレーレンズ30a、30bは、前記空間光変調器28に表示された像を再び実像として結像するものである。
【0024】
前記サーボ読み取り用素子32は、前記記録媒体11のエンボスピット(図示せず)を読み取るためのものであり、エンボスピットを読み取るサーボ用光を発生させる光源、例えば半導体レーザと、記録媒体11からエンボスピットを経て帰ってきたレーザを受光する光検出器をも備えている。このサーボ読み取り用素子32の光源は前記記録再生用光源22と異なる波長であり、また、前記記録媒体11の情報記録層13に影響を与えないものが選択される。このサーボ読み取り用素子32の光源としては、例えば赤外線レーザを用いることができる。
【0025】
前記第2コリメータレンズ34はサーボ読み取り用素子30からのサーボ用光をほぼ平行光線とし、記録媒体11から戻ってきたレーザ光をサーボ読み取り用素子32の光検出器に収束させるものである。また、前記ダイクロイックミラー36は、前記記録再生用光源22から発生された波長の光を反射または透過し、前記サーボ読み取り用素子32から発生された波長の光を透過または反射するための半反射面37を有している。
【0026】
前記4分の1波長板38は、互いに垂直な方向に振動する偏光の光路差を4分の1波長変化させる位相板である。この4分の1波長板40によってP偏光の光は円偏光に変化され、さらに、この円偏光の光が4分の1波長板38を通過するとS偏光に変化されることになる。
【0027】
前記対物レンズ40は、記録用光および再生用光を記録媒体11に向けて収束させるものであり、記録用光および再生用光は、対物レンズ40によって記録媒体11の所定の位置に照射されることになる。
【0028】
前記偏光ビームスプリッタ26の近傍に配設されている前記光検出器42は、再生光を受光して記録された情報を再生するものであり、格子状に配列された多数の受光素子を有している。受光素子としてCCD(Charge Coupled Device)を採用したCCDアレイや、CMOS(Complementary Metal‐Oxide Semiconductor)を採用したCMOSセンサなどを使用することができる。
【0029】
ところで、本実施形態においては、特に、記録再生用光源22から出射した光線束を平行光線側に形成する前記第1コリメータレンズ24をこの第1コリメータレンズ24の平面内において左右に移動させるリニアモータのような駆動手段44が前記第1コリメータレンズ24に接続されるようにして配設されている。この駆動手段44は、前記サーボ読取り用素子32の光検出器が検出した記録媒体11の位置情報に応じて前記第1コリメータレンズ24を駆動するようになっている。
【0030】
つぎに、記録時における記録用光の光路について説明する。
【0031】
まず、記録再生用光源22から出射した光線束は、コリメータレンズ24によってほぼ平行光線束となり、偏光ビームスプリッタ26の半反射面27において反射し、空間光変調器28に入射する。
【0032】
この空間光変調器28は、各画素ごとに偏光方向を90°回転させるか否かを選択して、変調パターンを表示することにより、入射した光に所定の情報を担持させることができる。表示パターンの中心に記録したい情報のパターンを表示し、その周囲に記録用参照光を生成するためのパターンを円環状に表示することで、情報光および記録用参照光を同時に生成することができる。
【0033】
こうして生成された情報光および記録用参照光からなる記録用光は、偏光ビームスプリッタ26および1対のリレーレンズ30a、30bを経て、ダイクロイックミラー36の半反射面37で反射して対物レンズ40方向に向かって進行し、4分の1波長板38において直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ40によって記録媒体11に照射される。記録媒体11において、記録用光の情報光および記録用参照光が干渉し、その干渉パターンが情報記録層13に記録される。
【0034】
再生時の再生用光の動きも、基本的に前述した記録時と同じである。ただし、再生時においては、空間光変調器28に表示される変調パターンが、再生用参照光を生成するためのパターンが表示され、再生用光として再生用参照光が生成されることになる。再生用光である再生用参照光は、記録媒体11に照射されると、情報記録層13に記録されている干渉パターンによって回折され、干渉パターンの情報を担持した再生光が発生する。この記録媒体11から発生した再生光は、発生源である再生用参照光と同じ偏光を有している。
【0035】
前述した記録用光の光路から、再生用参照光も円偏光の状態で記録媒体11に入射するため、再生光も円偏光を有している。この再生光が、対物レンズ40によって平行光線束になり、4分の1波長板38によって、直線偏光(再生用参照光の入射時の直線偏光とは偏光面が垂直である)に変換される。その後、再生光は、ダイクロイックミラー36の半反射面37において反射され、1対のリレーレンズ36b、36aを経て、偏光ビームスプリッタ26の半反射面27において反射して、光検出器42によって受光され再生される。
【0036】
一方、サーボ読み取り時には、サーボ読み取り用素子32から出射されたサーボ用光が、第2コリメータレンズ34によってほぼ平行光線とされ、ダイクロイックミラー36を透過し、4分の1波長板38を通過し、対物レンズ40により記録媒体11に照射される。
【0037】
この記録媒体11の反射層15によって反射されたサーボ用光は、エンボスピットの情報を持って同じ光路を辿ってサーボ読み取り用素子32に入射する。サーボ読み取り用素子32の光検出器は、受光した光から、記録媒体11の位置情報を把握することができる。また、このサーボ読み取りによって、記録用光または再生用光と記録媒体11との相対的な傾きを検出することも可能である。
【0038】
ところで、本実施形態においては、記録時に記録用光を出射するとともに、再生時に再生用参照光を出射する記録再生用光源22からのレーザ光をほぼ平行光束に形成する第1コリメータレンズ24が駆動手段44により左右に往復動されるようになっており、この駆動手段44は、サーボ読取り用素子32から出射され、記録媒体11の反射層15によって反射されエンボスピットの情報を持って同じ光路を辿ってサーボ読み取り用素子32に入射するサーボ用光が検出した記録媒体11の位置情報に応じてフィードバック制御を行ない第1コリメータレンズ24を移動させるようになっている。
【0039】
図2に破線にて示されているのは、図1において実線にて示した第1コリメータレンズ24が左右方向における中央位置にあるときの光路である。
【0040】
これに対し、サーボ用光が検出した記録媒体11の位置情報に応じて駆動手段44が第1コリメータレンズ24を左右方向における中央位置から左方向に移動させたときの光路が図2において実線にて示されている。
【0041】
図2において第1コリメータレンズ24が破線にて示す中央位置から実線にて示す左方向に移動されると、記録再生用光源22から出射されたレーザ光は第1コリメータレンズ24を通過する際にほぼ平行光に形成されるが、偏光ビームスプリッタ26の半反射面27に対し実線にて示す進入角が破線にて示す角度と異なっている。したがって、空間光変調器28に対する進入角度ならびにこの空間光変調器28からの出射角度も破線にて示す角度と異なることになる。この結果、両リレーレンズ30a,30b間における結像位置、ダイクロイックミラー36の半反射面37に対する進入角なども異なることになり、記録媒体11の情報記録層13に記録される際に破線にて示す位置と異なる実線にて示す位置に記録されることになる。この実線にて示す記録媒体11上の記録位置は、記録媒体11の回転運動に追従して記録されるべき正規の位置である。
【0042】
なお、再生時の再生用参照光が記録再生用光源22から出射される際にも図2に実線にて示すように光路は変化することになるので、記録媒体11上の正規の位置から記録の再生を行うことができる。
【0043】
以上説明したように、本実施形態によれば、記録再生用光源22から半導体レーザのようなエネルギの小さなレーザを出射しても、サーボ読取り用素子32が検出した記録媒体11の位置情報に応じて記録媒体11の正規の位置への情報の記録、ならびに記録媒体11の正規の位置からの情報の再生を行うことができる。
【0044】
しかも、記録媒体11から大きく離間している第1コリメータレンズ24を移動させるようにしているので、駆動手段44によるこの第1コリメータレンズ24の微小な移動距離を次第に増幅して対物レンズ40による記録媒体11に対するレーザ光の照射位置を変化させることができるので、駆動手段44により第1コリメータレンズ24をわずかに移動させるだけで、記録媒体11の移動に追従して記録媒体11の正規の位置への情報の記録、ならびに記録媒体11の正規の位置からの情報の再生を行うことができる。
【0045】
なお、本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、必要に応じて種々の変更が可能である。
【0046】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、エネルギの小さな光をホログラムに使用しても良好な情報の記録および再生を行うことができる。
【0047】
すなわち、記録媒体の移動に追従してコリメータレンズを移動させる駆動手段を設け、コリメータレンズから偏光ビームスプリッタに入射される記録用光の角度を変化させるようにしたので、記録媒体に入射される光の位置をずらして記録媒体の移動に追従して記録媒体上の正規の位置に情報を記録することができる。
【0048】
また、駆動手段が、コリメータレンズを同一平面内において移動させるようになっているので、コリメータレンズを単純に同一平面内において移動させるだけで、記録媒体の移動に追従して記録媒体上の正規の位置に情報を記録することができる。
【0049】
さらに、記録媒体の移動に追従してコリメータレンズを移動させる駆動手段を設け、コリメータレンズから偏光ビームスプリッタに入射される再生用参照光の角度を変化させるようにしたので、記録媒体に入射される光の位置をずらして記録媒体の移動に追従して記録媒体上の正規の位置から情報を再生することができる。
【0050】
さらにまた、駆動手段が、コリメータレンズを同一平面内において移動させるようになっているので、コリメータレンズを単純に同一平面内において移動させるだけで、記録媒体の移動に追従して記録媒体上の正規の位置から情報を再生することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光情報記録装置および光情報再生装置を組み合わせた光情報記録再生装置の実施形態を示す構成図
【図2】図1の光路の変化を示す図1と同様の図
【符号の説明】
11 記録媒体
13 情報記録層
20 光情報記録再生装置
22 記録再生用光源
24 第1コリメータレンズ
26 偏光ビームスプリッタ
28 空間光変調器
30a,30b リレーレンズ
32 サーボ読み取り用素子
34 第2コリメータレンズ
36 ダイクロイックミラー
38 4分の1波長板
40 対物レンズ
42 光検出器
44 駆動手段

Claims (4)

  1. 光源からの記録用光をコリメータレンズにより平行光に形成して半反射面を備えた偏光ビームスプリッタに入射し、ホログラフィを利用して移動状態にある記録媒体に前記記録用光を照射して記録媒体に情報を記録する光情報記録装置において、
    前記記録媒体の移動に追従して前記コリメータレンズを移動させる駆動手段を設け、前記コリメータレンズから前記偏光ビームスプリッタに入射される記録用光の角度を変化させるようにしたことを特徴とする光情報記録装置。
  2. 前記駆動手段は、前記コリメータレンズを同一平面内において移動させるようになっていることを特徴とする請求項1に記載の光情報記録装置。
  3. 光源からの再生用参照光をコリメータレンズにより平行光に形成して半反射面を備えた偏光ビームスプリッタに入射し、ホログラフィを利用して移動状態にある記録媒体に前記再生用参照光を照射して記録媒体の情報を再生する光情報再生装置において、
    前記記録媒体の移動に追従して前記コリメータレンズを移動させる駆動手段を設け、前記コリメータレンズから前記偏光ビームスプリッタに入射される再生用参照光の角度を変化させるようにしたことを特徴とする光情報再生装置。
  4. 前記駆動手段は、前記コリメータレンズを同一平面内において移動させるようになっていることを特徴とする請求項3に記載の光情報再生装置。
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