JP2005032231A - ステータス情報通知システム、ステータス情報通知サーバ、ステータス情報通知デバイスおよびステータス情報通知プログラム、並びにステータス情報通知方法 - Google Patents
ステータス情報通知システム、ステータス情報通知サーバ、ステータス情報通知デバイスおよびステータス情報通知プログラム、並びにステータス情報通知方法 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】 複数の被通知候補者のなかから、ステータス情報に基づいて、ユーザ端末を利用していると推定される被通知者を選択し、選択した被通知者の通知先ユーザ端末へステータス情報を通知するステータス情報通知手段211を備えている。
【選択図】 図4
Description
特許文献1では、メッセージを受信する受信者の行動予定を時間経過とともに追跡検索して、メッセージを送信する最適の送信先アドレスと伝送媒体を選択することによって、受信者がメッセージを受信するシステムが提案されている。
また、特許文献3の発明では、技術的知識の少ないジョブ要求者の場合、デバイスに発生したエラーの復旧作業を、ジョブ要求者ができない場合があり、そのため、多くのジョブ要求者へ同様の依頼が通知され、エラー解消までにエラー通知の重複作業が多数発生してしまうという問題点があった。また、エラー解消までの時間がかかってしまうという問題点もあった。
ステータス情報を有するデバイスと、前記ステータス情報の通知を受ける複数の通知対象端末とを通信可能に接続したステータス情報通知システムであって、
複数の被通知候補者のなかから、前記ステータス情報に基づいて、前記通知対象端末を利用していると推定される被通知者を選択し、選択した前記被通知者の通知対象端末へ前記ステータス情報を通知するステータス情報通知手段を備えていることを特徴とする。
これにより、通知対象端末を利用していると推定される被通知者がステータス情報の通知を受けるので、対処作業が比較的確実に実施される。また、ステータス情報に基づいて被通知者が選択されるので、対処作業を実施することが可能な技術的知識を有する被通知者へステータス情報を通知することができる。したがって、従来に比して、対処作業完了までの時間を低減することができるとともに、障害が解消されるまでに、ステータス情報を通知する通知作業の重複が発生する可能性を低減することができるという効果が得られる。例えば、デバイスに障害が発生した場合に、障害復旧作業を比較的確実に実施することができ、かつ、在席していると推定される被依頼者へ、障害復旧作業を依頼し、作業してもらうことにより、デバイスのダウンタイム時間を削減することが可能である。
前記ステータス情報通知手段は、
前記ステータス情報を取得するステータス情報取得手段と、
前記ステータス情報取得手段によって取得された前記ステータス情報に基づいて、前記複数の被通知候補者のなかから、前記通知対象端末を利用していると推定される被通知者を選択する通知先選択手段と、
前記通知先選択手段によって選択された被通知者の通知対象端末へ、前記ステータス情報を送信するステータス情報送信手段とを備えていることを特徴とする。
これにより、通知対象端末を利用していると推定される被通知者がステータス情報の通知を受けるので、対処作業が比較的確実に実施される。また、ステータス情報に基づいて被通知者が選択されるので、対処作業を実施することが可能な技術的知識を有する被通知者へステータス情報を通知することができる。したがって、従来に比して、対処作業完了までの時間を低減することができるとともに、障害が解消されるまでに、ステータス情報を通知する通知作業の重複が発生する可能性を低減することができるという効果が得られる。
前記ステータス情報に基づいた前記デバイスへの対処作業が、前記被通知者によって所定の対処予定時間を経過しても完了しないときは、前記複数の被通知候補者のなかから、前記ステータス情報を通知した前記被通知者とは異なる被通知者を選択する通知先再選択手段を、さらに備えていることを特徴とする。
これにより、所定の時間が経過しても対処作業が完了していないときは、次の被通知者へステータス情報が通知されるので、対処作業が比較的早期に実施される。したがって、対処作業完了までの時間をさらに低減することができるという効果も得られる。
前記通知先選択手段は、
前記ステータス情報に基づいて、前記複数の被通知候補者のなかから、前記ステータス情報の通知を受ける複数の前記被通知候補者を絞り込む通知先候補検索手段と、
前記通知先候補検索手段によって絞り込まれた被通知候補者に対して、前記ステータス情報を通知する通知順序を決定する通知順序決定手段と、
前記通知順序決定手段によって順序付けられた前記被通知候補者が、前記通知対象端末を利用しているか否かを判定する通知先候補利用判定手段と、
前記通知先候補利用判定手段によって、前記通知対象端末を利用していると判定された前記被通知候補者のなかから、前記通知順序に基づいて、前記ステータス情報を通知する前記被通知者を決定する通知先決定手段とを備えていることを特徴とする。
前記通知先候補利用判定手段は、
前記被通知者の前記通知対象端末の使用状況情報を取得し、取得した前記使用状況情報に基づいて、前記被通知候補者が前記通知対象端末を利用しているか否かを判定するようになっていることを特徴とする。
これにより、被通知者が通知対象端末を利用しているか否かを、比較的確実に判定することができるので、対処作業がさらに確実に実施される。したがって、対処作業完了までの時間をさらに低減することができるという効果も得られる。
前記通知先候補利用判定手段は、
前記被通知者の行動予定を示すスケジュール情報を取得し、取得した前記スケジュール情報に基づいて、前記被通知候補者が前記通知対象端末を利用しているか否かを判定するようになっていることを特徴とする。
これにより、被通知者が通知対象端末を利用しているか否かを、比較的確実に判定することができるので、対処作業がさらに確実に実施される。また、現在、被通知者が通知対象端末を利用していても通知直後に予定がある場合、被通知者に対処作業時間がないか否かも、比較的確実に判定することができるので、対処作業がさらに確実に実施される。したがって、対処作業完了までの時間をさらに低減することができるという効果も得られる。
前記通知順序決定手段は、
前記デバイスへの対処作業の経験度合いを示す対処経験情報に基づいて前記通知順序を決定するようになっていることを特徴とする。
これにより、例えば、対処作業の経験度合いの大きい被通知者の通知順位を高くすれば、デバイスのステータス情報に基づいた対処作業が比較的確実にかつ容易に実施され、対処作業完了までの時間をさらに低減することができるという効果も得られる。逆に、例えば、対処作業の経験度合いの小さい被通知者の通知順位を高くすれば、通知を重ねるごとに対処作業経験者が増え、以降対処作業が比較的確実に実施される。その結果として、対処作業完了までの時間をさらに低減することができるという効果も得られる。
前記通知順序決定手段は、
前記被通知候補者の対処経験情報を所定の記憶部より取得し、取得した対処経験情報に基づいて、前記経験度合いの大きい被通知者への通知を優先するように前記通知順序を決定するようになっていることを特徴とする。
これにより、対処作業の経験度合いの大きい被通知者へ優先的に通知されるので、デバイスのステータス情報に基づいた対処作業が比較的確実にかつ容易に実施され、対処作業完了までの時間をさらに低減することができるという効果も得られる。
前記通知順序決定手段は、
前記被通知候補者の対処経験情報を所定の記憶部より取得し、取得した対処経験情報に基づいて、前記経験度合いの小さい被通知者への通知を優先するように前記通知順序を決定するようになっていることを特徴とする。
これにより、対処作業の経験度合いの小さい被通知者へ優先的に通知されるので、通知を重ねるごとに対処作業経験者が増え、以降対処作業が比較的確実に実施される。その結果として、対処作業完了までの時間をさらに低減することができるという効果も得られる。
前記通知順序決定手段は、
前記通知対象端末から前記デバイスまでの前記被通知候補者の移動時間を示す到達予測時間情報に基づいて前記通知順序を決定するようになっていることを特徴とする。
これにより、例えば、到達予測時間の小さい被通知者の通知順位を高くすれば、比較的早急に対処作業に着手することでき、デバイスのダウンタイムをさらに低減させることが可能である。
前記通知順序決定手段は、
前記デバイスを前記被通知候補者が利用した回数を示す利用頻度情報に基づいて前記通知順序を決定するようになっていることを特徴とする。
これにより、例えば、デバイスの利用回数の多い被通知者の通知順位を高くすれば、デバイスに触れる機会も多く、他の被通知者と比べてメンテナンス技術力が高いことが予想でき、対処作業が比較的確実に実施される。その結果として、対処作業完了までの時間をさらに低減することができるという効果が得られる。
前記ステータス情報は、前記デバイスの障害に関する情報であり、
前記通知先候補検索手段は、前記ステータス情報ごとに障害の重度を示す障害レベルと、前記被通知者ごとに対処可能な前記障害レベルを示す対処レベルとを設定しておき、前記ステータス情報の障害レベルに応じた前記対処レベルの前記被通知者を選択するようになっていることを特徴とする。
これにより、対処作業を実施することが可能な技術的知識を有する被通知者へ、ステータス情報が比較的確実に通知される。したがって、デバイスのステータス情報に基づいた対処作業が比較的確実に実施され、対処作業完了までの時間をさらに低減することができるという効果も得られる。
前記通知先再選択手段は、
前記通知順序決定手段によって決定された通知順序に基づいて、前記絞り込まれた複数の被通知候補者のなかから、前記ステータス情報を通知した前記被通知者とは異なる被通知者を選択するようになっていることを特徴とする。
ステータス情報を有するデバイスと、前記ステータス情報の通知を受ける複数の通知対象端末とを通信可能に接続したステータス情報通知システムであって、
複数の前記通知対象候補端末のなかから、前記ステータス情報に基づいて、被通知者が利用していると推定される通知対象端末を選択し、選択した通知対象端末に前記ステータス情報を通知するステータス情報通知手段を備えていることを特徴とする。
これにより、被通知者が利用していると推定される通知対象端末にステータス情報が通知されるので、対処作業が比較的確実に実施される。また、ステータス情報に基づいて通知対象端末が選択されるので、対処作業を実施することが可能な技術的知識を有する被通知者へステータス情報を通知することができる。したがって、従来に比して、対処作業完了までの時間を低減することができるとともに、障害が解消されるまでに、ステータス情報を通知する通知作業の重複が発生する可能性を低減することができるという効果が得られる。例えば、デバイスに障害が発生した場合に、障害復旧作業を比較的確実に実施することができ、かつ、在席していると推定される被依頼者へ、障害復旧作業を依頼し、作業してもらうことにより、デバイスのダウンタイム時間を削減することが可能である。
ステータス情報を有するデバイスと、前記ステータス情報の通知を受ける複数の通知対象端末とを通信可能に接続したステータス情報通知システムであって、
前記ステータス情報を取得するステータス情報取得手段と、
前記通知対象端末が入力インターフェースにより操作を受けているかを問い合わせる入力インターフェース操作問合手段と、
前記入力インターフェース操作問合手段の問い合わせ結果に基づいて前記通知対象端末が操作されていると判定したときは、前記通知対象端末の管理者情報および前記デバイスの管理者情報が一致するか否かを判定する管理者情報比較手段と、
前記管理者情報比較手段により前記通知対象端末の管理者情報および前記デバイスの管理者情報が一致すると判定されたときは、前記ステータス情報取得手段で取得したステータス情報を前記通知対象端末に通知するステータス情報通知手段とを備え、
前記通知対象端末は、前記入力インターフェース操作問合手段の問い合わせに応じて前記入力インターフェースの操作状態を検出する入力インターフェース操作検出手段と、前記入力インターフェース操作問合手段に対して前記インターフェース操作検出手段の検出結果を応答する入力インターフェース操作問合応答手段とを有することを特徴とする。
通知対象端末では、入力インターフェース操作検出手段により、入力インターフェース操作問合手段の問い合わせに応じて入力インターフェースの操作状態が検出され、入力インターフェース操作問合応答手段により、入力インターフェース操作問合手段に対してその検出結果を応答する。
ステータス情報を有するデバイスと、前記ステータス情報の通知を受ける複数の通知対象端末とに通信可能に接続されるステータス情報通知サーバであって、
複数の被通知候補者のなかから、前記ステータス情報に基づいて、前記通知対象端末を利用していると推定される被通知者を選択し、選択した前記被通知者の通知対象端末へ前記ステータス情報を通知するステータス情報通知手段を備えていることを特徴とする。
このような構成であれば、発明1のステータス情報通知システムと同等の作用および効果が得られる。
前記ステータス情報通知手段は、
前記ステータス情報を取得するステータス情報取得手段と、
前記ステータス情報取得手段によって取得された前記ステータス情報に基づいて、前記複数の被通知候補者のなかから、前記通知対象端末を利用していると推定される被通知者を選択する通知先選択手段と、
前記通知先選択手段によって選択された被通知者の通知対象端末へ、前記ステータス情報を送信するステータス情報送信手段とを備えていることを特徴とする。
このような構成であれば、発明2のステータス情報通知システムと同等の作用および効果が得られる。
前記ステータス情報に基づいた前記デバイスへの対処作業が、前記被通知者によって所定の対処予定時間を経過しても完了しないときは、前記複数の被通知候補者のなかから、前記ステータス情報を通知した前記被通知者とは異なる被通知者を選択する通知先再選択手段を、さらに備えていることを特徴とする。
このような構成であれば、発明3のステータス情報通知システムと同等の作用および効果が得られる。
前記通知先選択手段は、
前記ステータス情報に基づいて、前記複数の被通知候補者のなかから、前記ステータス情報の通知を受ける複数の前記被通知候補者を絞り込む通知先候補検索手段と、
前記通知先候補検索手段によって絞り込まれた被通知候補者に対して、前記ステータス情報を通知する通知順序を決定する通知順序決定手段と、
前記通知順序決定手段によって順序付けられた前記被通知候補者が、前記通知対象端末を利用しているか否かを判定する通知先候補利用判定手段と、
前記通知先候補利用判定手段によって、前記通知対象端末を利用していると判定された前記被通知候補者のなかから、前記通知順序に基づいて、前記ステータス情報を通知する前記被通知者を決定する通知先決定手段とを備えていることを特徴とする。
このような構成であれば、発明4のステータス情報通知システムと同等の作用および効果が得られる。
前記通知先候補利用判定手段は、
前記被通知者の前記通知対象端末の使用状況情報を取得し、取得した前記使用状況情報に基づいて、前記被通知候補者が前記通知対象端末を利用しているか否かを判定するようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、発明5のステータス情報通知システムと同等の作用および効果が得られる。
前記通知先候補利用判定手段は、
前記被通知者の行動予定を示すスケジュール情報を取得し、取得した前記スケジュール情報に基づいて、前記被通知候補者が前記通知対象端末を利用しているか否かを判定するようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、発明6のステータス情報通知システムと同等の作用および効果が得られる。
前記通知順序決定手段は、
前記デバイスへの対処作業の経験度合いを示す対処経験情報に基づいて前記通知順序を決定するようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、発明7のステータス情報通知システムと同等の作用および効果が得られる。
前記通知順序決定手段は、
前記被通知候補者の対処経験情報を所定の記憶部より取得し、取得した対処経験情報に基づいて、前記経験度合いの大きい被通知者への通知を優先するように前記通知順序を決定するようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、発明8のステータス情報通知システムと同等の作用および効果が得られる。
前記通知順序決定手段は、
前記被通知候補者の対処経験情報を所定の記憶部より取得し、取得した対処経験情報に基づいて、前記経験度合いの小さい被通知者への通知を優先するように前記通知順序を決定するようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、発明9のステータス情報通知システムと同等の作用および効果が得られる。
前記通知順序決定手段は、
前記通知対象端末から前記デバイスまでの前記被通知候補者の移動時間を示す到達予測時間情報に基づいて前記通知順序を決定するようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、発明10のステータス情報通知システムと同等の作用および効果が得られる。
前記通知順序決定手段は、
前記デバイスを前記被通知候補者が利用した回数を示す利用頻度情報に基づいて前記通知順序を決定するようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、発明11のステータス情報通知システムと同等の作用および効果が得られる。
前記ステータス情報は、前記デバイスの障害に関する情報であり、
前記通知先候補検索手段は、前記ステータス情報ごとに障害の重度を示す障害レベルと、前記被通知者ごとに対処可能な前記障害レベルを示す対処レベルとを設定しておき、前記ステータス情報の障害レベルに応じた前記対処レベルの前記被通知者を選択するようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、発明12のステータス情報通知システムと同等の作用および効果が得られる。
前記通知先再選択手段は、
前記通知順序決定手段によって決定された通知順序に基づいて、前記絞り込まれた複数の被通知候補者のなかから、前記ステータス情報を通知した前記被通知者とは異なる被通知者を選択するようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、発明13のステータス情報通知システムと同等の作用および効果が得られる。
ステータス情報を有するデバイスと、前記ステータス情報の通知を受ける複数の通知対象端末とに通信可能に接続されるステータス情報通知サーバであって、
複数の前記通知対象候補端末のなかから、前記ステータス情報に基づいて、被通知者が利用していると推定される通知対象端末を選択し、選択した通知対象端末に前記ステータス情報を通知するステータス情報通知手段を備えていることを特徴とする。
このような構成であれば、発明14のステータス情報通知システムと同等の作用および効果が得られる。
ステータス情報を有するデバイスと、前記ステータス情報の通知を受ける複数の通知対象端末とに通信可能に接続されるステータス情報通知サーバであって、
前記ステータス情報を取得するステータス情報取得手段と、
前記通知対象端末が入力インターフェースにより操作を受けているかを問い合わせる入力インターフェース操作問合手段と、
前記入力インターフェース操作問合手段の問い合わせ結果に基づいて前記通知対象端末が操作されていると判定したときは、前記通知対象端末の管理者情報および前記デバイスの管理者情報が一致するか否かを判定する管理者情報比較手段と、
前記管理者情報比較手段により前記通知対象端末の管理者情報および前記デバイスの管理者情報が一致すると判定されたときは、前記ステータス情報取得手段で取得したステータス情報を前記通知対象端末に通知するステータス情報通知手段とを備えていることを特徴とする。
このような構成であれば、発明15のステータス情報通知システムと同等の作用および効果が得られる。
ステータス情報の通知を受ける複数の通知対象端末に通信可能に接続されるステータス情報通知デバイスであって、
当該デバイスのステータス情報を取得するステータス情報取得手段と、
前記通知対象端末が入力インターフェースにより操作を受けているかを問い合わせる入力インターフェース操作問合手段と、
前記入力インターフェース操作問合手段の問い合わせ結果に基づいて前記通知対象端末が操作されていると判定したときは、前記通知対象端末の管理者情報および当該デバイスの管理者情報が一致するか否かを判定する管理者情報比較手段と、
前記管理者情報比較手段により前記通知対象端末の管理者情報および当該デバイスの管理者情報が一致すると判定されたときは、前記ステータス情報取得手段で取得したステータス情報を前記通知対象端末に通知するステータス情報通知手段とを備えていることを特徴とする。
このような構成であれば、発明15のステータス情報通知システムと同等の作用および効果が得られる。
ネットワークを介して利用されるデバイスのステータス情報を通知対象端末に通知する処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
複数の被通知候補者のなかから、前記ステータス情報に基づいて、前記通知対象端末を利用していると推定される被通知者を選択し、選択した前記被通知者の通知対象端末へ前記ステータス情報を通知するステータス情報通知工程をコンピュータに実行させるためのプログラムであることを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、発明1のステータス情報通知システムと同等の作用および効果が得られる。
前記ステータス情報通知工程は、
前記ステータス情報を取得するステータス情報取得工程と、
前記ステータス情報取得工程によって取得された前記ステータス情報に基づいて、前記複数の被通知候補者のなかから、前記通知対象端末を利用していると推定される被通知者を選択する通知先選択工程と、
前記通知先選択工程によって選択された被通知者の通知対象端末へ、前記ステータス情報を送信するステータス情報送信工程とを含むことを特徴とする。
ここで、ステータス情報取得工程は、デバイスのステータス情報を取得すればどのような方法であってもよく、例えば、デバイスの状態を監視してデバイスのステータス情報を検出してもよいし、デバイスからそのステータス情報を取得してもよいし、デバイスを管理するデバイス管理端末等からデバイスのステータス情報を取得してもよい。以下、発明46のステータス情報通知プログラム、並びに発明48および61のステータス情報通知方法において同じである。
前記ステータス情報に基づいた前記デバイスへの対処作業が、前記被通知者によって所定の対処予定時間を経過しても完了しないときは、前記複数の被通知候補者のなかから、前記ステータス情報を通知した前記被通知者とは異なる被通知者を選択する通知先再選択工程をコンピュータに実行させるためのプログラムを、さらに含むことを特徴とする。
前記通知先選択工程は、
前記ステータス情報に基づいて、前記複数の被通知候補者のなかから、前記ステータス情報の通知を受ける複数の前記被通知候補者を絞り込む通知先候補検索工程と、
前記通知先候補検索工程によって絞り込まれた被通知候補者に対して、前記ステータス情報を通知する通知順序を決定する通知順序決定工程と、
前記通知順序決定工程によって順序付けられた前記被通知候補者が、前記通知対象端末を利用しているか否かを判定する通知先候補利用判定工程と、
前記通知先候補利用判定工程によって、前記通知対象端末を利用していると判定された前記被通知候補者のなかから、前記通知順序に基づいて、前記ステータス情報を通知する前記被通知者を決定する通知先決定工程とを含むことを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、発明4のステータス情報通知システムと同等の作用および効果が得られる。
前記通知先候補利用判定工程は、
前記被通知者の前記通知対象端末の使用状況情報を取得し、取得した前記使用状況情報に基づいて、前記被通知候補者が前記通知対象端末を利用しているか否かを判定することを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、発明5のステータス情報通知システムと同等の作用および効果が得られる。
前記通知先候補利用判定工程は、
前記被通知者の行動予定を示すスケジュール情報を取得し、取得した前記スケジュール情報に基づいて、前記被通知候補者が前記通知対象端末を利用しているか否かを判定することを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、発明6のステータス情報通知システムと同等の作用および効果が得られる。
前記通知順序決定工程は、
前記デバイスへの対処作業の経験度合いを示す対処経験情報に基づいて前記通知順序を決定することを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、発明7のステータス情報通知システムと同等の作用および効果が得られる。
前記通知順序決定工程は、
前記被通知候補者の対処経験情報を所定の記憶部より取得し、取得した対処経験情報に基づいて、前記経験度合いの大きい被通知者への通知を優先するように前記通知順序を決定することを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、発明8のステータス情報通知システムと同等の作用および効果が得られる。
前記通知順序決定工程は、
前記被通知候補者の対処経験情報を所定の記憶部より取得し、取得した対処経験情報に基づいて、前記経験度合いの小さい被通知者への通知を優先するように前記通知順序を決定することを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、発明9のステータス情報通知システムと同等の作用および効果が得られる。
前記通知順序決定工程は、
前記通知対象端末から前記デバイスまでの前記被通知候補者の移動時間を示す到達予測時間情報に基づいて前記通知順序を決定することを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、発明10のステータス情報通知システムと同等の作用および効果が得られる。
前記通知順序決定工程は、
前記デバイスを前記被通知候補者が利用した回数を示す利用頻度情報に基づいて前記通知順序を決定することを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、発明11のステータス情報通知システムと同等の作用および効果が得られる。
前記ステータス情報は、前記デバイスの障害に関する情報であり、
前記通知先候補検索工程は、前記ステータス情報ごとに障害の重度を示す障害レベルと、前記被通知者ごとに対処可能な前記障害レベルを示す対処レベルとを設定しておき、前記ステータス情報の障害レベルに応じた前記対処レベルの前記被通知者を選択することを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、発明12のステータス情報通知システムと同等の作用および効果が得られる。
前記通知先再選択工程は、
前記通知順序決定工程によって決定された通知順序に基づいて、前記絞り込まれた複数の被通知候補者のなかから、前記ステータス情報を通知した前記被通知者とは異なる被通知者を選択することを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、発明13のステータス情報通知システムと同等の作用および効果が得られる。
ネットワークを介して利用されるデバイスのステータス情報を通知対象端末に通知する処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
複数の前記通知対象候補端末のなかから、前記ステータス情報に基づいて、被通知者が利用していると推定される通知対象端末を選択し、選択した通知対象端末に前記ステータス情報を通知するステータス情報通知工程をコンピュータに実行させるためのプログラムであることを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、発明14のステータス情報通知システムと同等の作用および効果が得られる。
ネットワークを介して利用されるデバイスのステータス情報を通知対象端末に通知する処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
前記ステータス情報を取得するステータス情報取得工程と、
前記通知対象端末が入力インターフェースにより操作を受けているかを問い合わせる入力インターフェース操作問合工程と、
前記入力インターフェース操作問合工程の問い合わせ結果に基づいて前記通知対象端末が操作されていると判定したときは、前記通知対象端末の管理者情報および前記デバイスの管理者情報が一致するか否かを判定する管理者情報比較工程と、
前記管理者情報比較工程により前記通知対象端末の管理者情報および前記デバイスの管理者情報が一致すると判定されたときは、前記ステータス情報取得工程で取得したステータス情報を前記通知対象端末に通知するステータス情報通知工程とを含むことを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、発明15のステータス情報通知システムと同等の作用および効果が得られる。
ネットワークを介して利用されるデバイスのステータス情報を通知対象端末に通知するステータス情報通知方法であって、
複数の被通知候補者のなかから、前記ステータス情報に基づいて、前記通知対象端末を利用していると推定される被通知者を選択し、選択した前記被通知者の通知対象端末へ前記ステータス情報を通知するステータス情報通知工程を含むことを特徴とする。
これにより、発明1のステータス情報通知システムと同等の効果が得られる。
前記ステータス情報通知工程は、
前記ステータス情報を取得するステータス情報取得工程と、
前記ステータス情報取得工程によって取得された前記ステータス情報に基づいて、前記複数の被通知候補者のなかから、前記通知対象端末を利用していると推定される被通知者を選択する通知先選択工程と、
前記通知先選択工程によって選択された被通知者の通知対象端末へ、前記ステータス情報を送信するステータス情報送信工程とを含むことを特徴とする。
これにより、発明2のステータス情報通知システムと同等の効果が得られる。
前記ステータス情報に基づいた前記デバイスへの対処作業が、前記被通知者によって所定の対処予定時間を経過しても完了しないときは、前記複数の被通知候補者のなかから、前記ステータス情報を通知した前記被通知者とは異なる被通知者を選択する通知先再選択工程を、さらに含むことを特徴とする。
これにより、発明3のステータス情報通知システムと同等の効果が得られる。
前記通知先選択工程は、
前記ステータス情報に基づいて、前記複数の被通知候補者のなかから、前記ステータス情報の通知を受ける複数の前記被通知候補者を絞り込む通知先候補検索工程と、
前記通知先候補検索工程によって絞り込まれた被通知候補者に対して、前記ステータス情報を通知する通知順序を決定する通知順序決定工程と、
前記通知順序決定工程によって順序付けられた前記被通知候補者が、前記通知対象端末を利用しているか否かを判定する通知先候補利用判定工程と、
前記通知先候補利用判定工程によって、前記通知対象端末を利用していると判定された前記被通知候補者のなかから、前記通知順序に基づいて、前記ステータス情報を通知する前記被通知者を決定する通知先決定工程とを含むことを特徴とする。
これにより、発明4のステータス情報通知システムと同等の効果が得られる。
前記通知先候補利用判定工程は、
前記被通知者の前記通知対象端末の使用状況情報を取得し、取得した前記使用状況情報に基づいて、前記被通知候補者が前記通知対象端末を利用しているか否かを判定することを特徴とする。
これにより、発明5のステータス情報通知システムと同等の効果が得られる。
前記通知先候補利用判定工程は、
前記被通知者の行動予定を示すスケジュール情報を取得し、取得した前記スケジュール情報に基づいて、前記被通知候補者が前記通知対象端末を利用しているか否かを判定することを特徴とする。
これにより、発明6のステータス情報通知システムと同等の効果が得られる。
前記通知順序決定工程は、
前記デバイスへの対処作業の経験度合いを示す対処経験情報に基づいて前記通知順序を決定することを特徴とする。
これにより、発明7のステータス情報通知システムと同等の効果が得られる。
前記通知順序決定工程は、
前記被通知候補者の対処経験情報を所定の記憶部より取得し、取得した対処経験情報に基づいて、前記経験度合いの大きい被通知者への通知を優先するように前記通知順序を決定することを特徴とする。
これにより、発明8のステータス情報通知システムと同等の効果が得られる。
前記通知順序決定工程は、
前記被通知候補者の対処経験情報を所定の記憶部より取得し、取得した対処経験情報に基づいて、前記経験度合いの小さい被通知者への通知を優先するように前記通知順序を決定することを特徴とする。
これにより、発明9のステータス情報通知システムと同等の効果が得られる。
前記通知順序決定工程は、
前記通知対象端末から前記デバイスまでの前記被通知候補者の移動時間を示す到達予測時間情報に基づいて前記通知順序を決定することを特徴とする。
これにより、発明10のステータス情報通知システムと同等の効果が得られる。
前記通知順序決定工程は、
前記デバイスを前記被通知候補者が利用した回数を示す利用頻度情報に基づいて前記通知順序を決定することを特徴とする。
これにより、発明11のステータス情報通知システムと同等の効果が得られる。
前記ステータス情報は、前記デバイスの障害に関する情報であり、
前記通知先候補検索工程は、前記ステータス情報ごとに障害の重度を示す障害レベルと、前記被通知者ごとに対処可能な前記障害レベルを示す対処レベルとを設定しておき、前記ステータス情報の障害レベルに応じた前記対処レベルの前記被通知者を選択することを特徴とする。
これにより、発明12のステータス情報通知システムと同等の効果が得られる。
前記通知先再選択工程は、
前記通知順序決定工程によって決定された通知順序に基づいて、前記絞り込まれた複数の被通知候補者のなかから、前記ステータス情報を通知した前記被通知者とは異なる被通知者を選択することを特徴とする。
これにより、発明13のステータス情報通知システムと同等の効果が得られる。
ネットワークを介して利用されるデバイスのステータス情報を通知対象端末に通知するステータス情報通知方法であって、
複数の前記通知対象候補端末のなかから、前記ステータス情報に基づいて、被通知者が利用していると推定される通知対象端末を選択し、選択した通知対象端末に前記ステータス情報を通知するステータス情報通知工程を含むことを特徴とする。
これにより、発明14のステータス情報通知システムと同等の効果が得られる。
ネットワークを介して利用されるデバイスのステータス情報を通知対象端末に通知するステータス情報通知方法であって、
前記ステータス情報を取得するステータス情報取得工程と、
前記通知対象端末が入力インターフェースにより操作を受けているかを問い合わせる入力インターフェース操作問合工程と、
前記入力インターフェース操作問合工程の問い合わせ結果に基づいて前記通知対象端末が操作されていると判定したときは、前記通知対象端末の管理者情報および前記デバイスの管理者情報が一致するか否かを判定する管理者情報比較工程と、
前記管理者情報比較工程により前記通知対象端末の管理者情報および前記デバイスの管理者情報が一致すると判定されたときは、前記ステータス情報取得工程で取得したステータス情報を前記通知対象端末に通知するステータス情報通知工程とを含むことを特徴とする。
これにより、発明15のステータス情報通知システムと同等の効果が得られる。
図1は、ステータス情報通知システム100の全体構成図である。以下、デバイスとしてプリンタを例に挙げて説明する。
プリンタ101は、障害が発生した場合は、発生した障害の障害情報をステータス情報として、現在のプリンタ101の動作状態を通知する場合は、状態情報をステータス情報としてステータス情報通知サーバ102へ送信する。
一般ユーザ端末104は、プリンタ101を利用する一般ユーザによって使用されるユーザ端末であって、通信ネットワーク107を介して、プリンタ101へ印刷処理を依頼する。ここで、一般ユーザのなかには、比較的技術的に高い知識を有し、プリンタ101のメンテナンスを行うことができる者も存在する。
サービスセンタ端末106は、プリンタ101を納入したSIやメーカのサービスセンタにおける保守担当者によって使用されているユーザ端末である。サービスセンタの保守担当者は、プリンタ101のメンテナンス、プリンタ101の修理を行うことができる。
図2は、プリンタ101の機能ブロック図の一例である。
プリンタ101は、図2に示すように、ステータス情報取得手段201およびステータス情報伝達手段202を備えている。さらに、ステータス情報伝達手段202は、ステータス情報通知手段211およびステータス情報提供手段212を備えている。
ステータス情報伝達手段202は、ステータス情報取得手段201によって取得したステータス情報を、ステータス情報通知サーバ102へインタフェースを介して送信する。
ステータス情報提供手段212は、ステータス情報通知サーバ102からの送信要求に基づいて、既に取得されているプリンタ101のステータス情報を、ステータス情報通知サーバ102へ送信する。
図3は、プリンタ101のROMにあらかじめ格納されている制御プログラムにより実行されるステータス情報通知処理の一例を示すフローチャートである。
図3に示すように、まず、各種センサ等から受信情報を取得し(S801)、受信情報がステータス情報通知サーバ102へ送信しなければならないデバイス検出情報であるか否かを判定する(S802)。受信情報がデバイス検出情報ではないと判定した場合(S802;No)は、処理を終了する。
図4は、ステータス情報通知サーバ102の機能ブロック図の一例である。
ステータス情報通知サーバ102は、図4に示すように、ステータス情報検出手段301、スケジュール情報取得手段302、通知先選択手段303、ステータス情報送信手段304および通知先再選択手段305を備えている。
図5は、スケジュール情報保存部313の構成を示す図の一例である。
図6に示すように、ステータス情報保存部311には、ステータス情報の種類を人間の見方により判別するためのステータス情報名、障害の重度を示す障害レベル、およびステータス情報を通知する被通知者の分類が、少なくとも格納されている。以下、障害レベルが3段階に分かれている例を挙げて説明する。Aが最も重い障害、Cが最も軽い障害とする。例えば、トナー交換の場合、ステータス情報名として「トナー交換」が、被通知先の分類として「デバイス管理者」が、障害レベルとして「C」が1レコードに格納される。
図7(a)に示すように、対処レベルテーブルには、被通知者の分類、被通知者を識別する識別名、および被通知者が対処可能な障害レベルを表す対処レベルが、少なくとも格納されている。例えば、被通知者が山田太郎の場合、対処レベルテーブルには、対処レベルとして「A」が、識別名として「山田太郎」が1レコードに格納され、さらにそのレコードが、被通知者の分類の「デバイス管理者」のグループに格納されている。
図7(c)に示すように、到達予測時間テーブルには、被通知者を識別する識別名、およびユーザ端末からデバイスまで被通知者が移動するのにかかる時間を示す到達予測時間が、少なくとも格納されている。例えば、被通知者が山田太郎の場合、到達予測時間テーブルには、識別名として「山田太郎」が、到達予測時間として「60(s)」が格納されている。
図7(e)に示すように、消耗品使用料テーブルには、被通知者を識別する識別名、および被通知者がデバイスを利用したことによって生じた消耗品使用料が、少なくとも格納されている。ここで、消耗品使用料は、トナー、用紙等の消費金額の合計である。例えば、被通知者が山田太郎の場合、消耗品使用料テーブルには、識別名として「山田太郎」が、消耗品使用料として「3000(円)」が格納されている。
ユーザ情報優先度テーブル316は、被通知者に関するユーザ情報が格納されているテーブルの優先度を指定する。すなわち、図8に示すように、テーブルの優先度が指定されている場合は、まず、被通知者のエラー対応回数に基づいて被通知者への通知順序を決定する。エラー対応回数が同じで通知順序を決定できない場合は、次に、被通知者の到達予測時間に基づいて被通知者への通知順序を決定する。エラー対応回数および到達予測時間が同じで通知順序を決定できない場合は、次に、被通知者の消耗品使用料に基づいて被通知者への通知順序を決定する。エラー対応回数、到達予測時間および消耗品使用料が同じで通知順序を決定できない場合は、次に、被通知者の利用頻度に基づいて被通知者への通知順序を決定する。ここで、ユーザ情報優先度テーブル316の優先度は、デバイス管理者により設定される。
図9は、通知先テーブル314の構成を示す図の一例である。
ステータス情報送信手段304は、通知先テーブル314の通知順序に基づいて、通知先選択手段303によって選択された被通知者の通知先ユーザ端末、または通知先再選択手段305によって選択された被通知者の通知先ユーザ端末へ、プリンタ101のステータス情報を送信する。
次に、ステータス情報通知サーバ102で実行される処理を詳細に説明する。
図10は、ステータス情報通知サーバ102のROMにあらかじめ格納されている制御プログラムにより実行されるステータス情報通知処理の一例を示すフローチャートである。
一方、プリンタ101の状態が、被通知者へ通知しなければならない状態であると判定した場合(S902;Yes)は、被通知者がユーザ端末を利用しているか否かを示す利用状況情報を取得する(S903)。すなわち、ログインされている識別名のユーザ端末へ、キーボードやマウスの使用状況等から、それぞれのユーザ端末が使用されているか否かを判定したユーザ端末の使用状況情報の送信を要求し、取得する。取得した使用状況情報と、スケジュール情報保存部313から取得した被通知者のスケジュール情報との少なくとも1つの情報が、被通知者の利用状況情報である。ここで、被通知者のスケジュール情報は、定期的に、スケジュール管理サーバ103へスケジュール情報の送信を要求し、被通知者ごとのスケジュール情報を受信し、スケジュール情報保存部313に格納している情報である。
図11に示すように、まず、ステータス情報に基づいてステータス情報保存部311を参照して、ステータス情報に関する各種情報を取得する(S1001)。ここでは、被通知者の分類および障害レベルである。次に、通知先情報保存部312より被通知者の候補の一覧(以下、「通知先候補テーブル」という)を生成する(S1002)。
一方、障害レベルがレベルAではないと判定した場合(S1003;No)は、ステータス情報の障害レベルがレベルBであるか否かを判定する(S1005)。障害レベルがレベルBであると判定した場合(S1005;Yes)は、通知先候補テーブルから、レベルCの被通知者の情報を削除し(S1006)、次のステップS1107へ移行する。
次に、所定の通知順序決定ルール、通知先情報保存部312に格納されている対処レベルテーブル、エラー対応回数テーブル、到達予測時間テーブル、利用頻度テーブルおよび消耗品使用料テーブル、並びにユーザ情報優先度テーブル316に格納されているユーザ情報の各種テーブルの優先度に基づいて、ステータス情報を通知するための被通知者の候補の通知順序を決定する(S1007)。次に、通知順序に沿って、図10のステップS903にて取得した利用状況情報に基づいて、被通知の候補の利用状況情報を取得し(S1008)、被通知者の候補がユーザ端末を利用しているか否かを判定する(S1009)。
一方、被通知者の候補がユーザ端末を利用していると判定した場合(S1009;Yes)は、通知先テーブル314に、被通知者の情報を格納し(S1010)、通知規定人数に達したか否かを判定し(S1011)、通知規定人数に達したと判定した場合(S1011;Yes)は、次のステップS1012へ移行する。
図12および図13は、通知先テーブル314の生成を説明する図である。
ここでは、プリンタ101の「トナー交換」のステータス情報をプリンタ101より受信した場合の通知先テーブル314の生成を説明する。被通知者の分類は「デバイス管理者」であり、障害レベルは「レベルC」に属する。また、通知順序を決定する所定の通知順序決定ルールとして下記のルールを例に挙げて説明する。また、ルール番号の小さい方を優先順位の高いルールとする。
(ルール1)一般ユーザ、デバイス管理者、サービスセンタの順にステータス情報を通知するものとする。
(ルール2)一般ユーザ、デバイス管理者、サービスセンタそれぞれの範疇内でのみ通知順位を入れ替える。
(ルール3)被通知者の分類を優先する。
(ルール4)対処レベルの低い被通知者を優先する。
(ルール5)対処レベルが同じ場合は、ユーザ情報優先度テーブル316に格納されているユーザ情報の各種テーブルの優先度に従う。すなわち、ここでは、優先度の一番高いエラー対応回数テーブルに基づいて、エラー対応回数の少ない被通知者を優先する。
すなわち、ルール1により、被通知者の分類が「一般ユーザ」、「デバイス管理者」、「サービスセンタ」の順で順序付けされた通知先候補テーブルBが生成され、ルール3によりさらに、被通知者の分類が「デバイス管理者」、「一般ユーザ」、「サービスセンタ」の順で順序付けされた通知先候補テーブルCが生成される。
最後に、図11のステップS1008ないしS1012によって、生成した通知先候補テーブルEの被通知者の情報を通知順序に沿って取り出し、図10のステップS903にて取得した利用状況情報に基づいて、通知先テーブル314を生成する。ここでは、利用状況情報としてスケジュール情報を利用し、通知規定人数を3人とした。すなわち、識別名の「佐藤一郎」は外出予定であることから、通知先テーブル314に格納される被通知者は、通知順序に沿って、識別名の「鈴木博」、「竹田洋二」、および「山田太郎」の3人となる。
図14に示すように、まず、通知先ユーザ端末へステータス情報を送信してからの経過時間を算出し(S1301)、所定の対処予定時間を経過したか否かを判定する(S1302)。所定の対処予定時間を経過していないと判定した場合(S1302;No)は、ステップS1301へ戻り、所定時間待機する。
対処作業が完了したと判定した場合(S1303;Yes)は、通知先情報保存部312の被通知者のエラー対応回数を更新し(S1304)、エラー対応者保存部315に被通知者を反映し(S1305)、処理を終了する。
次に、スケジュール管理サーバ103で実行される処理を詳細に説明する。
図15に示すように、まず、ステータス情報通知サーバ102からの受信情報を取得し(S1401)、受信情報がスケジュール情報の送信要求であるか否かを判定する(S1402)。受信情報がスケジュール情報の送信要求であると判定した場合(S1402;Yes)は、被通知者のそれぞれのスケジュール情報を取得し(S1403)、取得したスケジュール情報をステータス情報通知サーバ102へ送信するための送信情報を生成し(S1404)、生成した送信情報をステータス情報通知サーバ102へ送信し(S1405)、処理を終了する。
次に、ユーザ端末で実行される処理を詳細に説明する。
図16は、ユーザ端末のROMにあらかじめ格納されている制御プログラムにより実行されるステータス情報通知処理の一例を示すフローチャートである。
次に、本実施の形態の動作を説明する。
図17は、ステータス情報通知処理における、プリンタ101、ステータス情報通知サーバ102およびユーザ端末の間の動作フローを示す図の一例である。ここで、ユーザ端末は、一般ユーザ端末104、デバイス管理者端末105およびサービスセンタ端末106である。
このようにして、本実施の形態では、ステータス情報通知システム100に、ステータス情報通知手段211を備え、ステータス情報通知手段211に、ステータス情報検出手段301、通知先選択手段303、ステータス情報送信手段304および通知先再選択手段305を備えることにより、ユーザ端末を利用していると推定される被通知者がステータス情報の通知を受けるので、対処作業が比較的確実に実施される。また、ステータス情報に基づいて被通知者が選択されるので、対処作業を実施することが可能な技術的知識を有する被通知者へステータス情報を通知することができる。したがって、従来に比して、対処作業完了までの時間を低減することができるとともに、障害が解消されるまでに、ユーザ端末、デバイス管理者端末105およびサービスセンタ端末106へとステータス情報を通知する通知作業の重複が発生する可能性を低減することができるという効果が得られる。例えば、デバイスに障害が発生した場合に、障害復旧作業を比較的確実に実施しかつ在席していると推定される被依頼者へ、障害復旧作業を依頼し、作業してもらうことにより、デバイスのダウンタイム時間を削減することが可能である。
まず、本実施の形態に係るネットワークシステムの構成を図18を参照しながら説明する。
ネットワーク499には、図18に示すように、プリンタ500と、プリンタ500のステータス情報の通知を受ける複数のユーザ端末400とが接続されている。
次に、ユーザ端末400の構成を詳細に説明する。
ユーザ端末400は、図19に示すように、ネットワーク499を介してプリンタ500と通信を行う通信手段402と、プリンタ500からの問い合わせに応じて入力インターフェース(不図示)の操作状態を検出する入力インターフェース操作検出手段404と、入力インターフェース操作検出手段404の検出結果をプリンタ500に対して応答する入力インターフェース操作問合応答手段406と、プリンタ500からの問い合わせに応じてユーザ端末400のログインユーザを検出してその検出結果をプリンタ500に対して応答するユーザ認証手段408とを有して構成されている。
次に、ユーザ端末400で実行される処理を詳細に説明する。
図20は、ユーザ端末400で実行される入力インターフェース操作問合応答処理を示すフローチャートである。
ステップS2000では、ユーザ端末400が入力インターフェースにより操作を受けているかの問い合わせである入力インターフェース操作問合を受信したか否かを判定し、入力インターフェース操作問合を受信したと判定したとき(Yes)は、ステップS2002に移行するが、そうでないと判定したとき(No)は、入力インターフェース操作問合を受信するまでステップS2000で待機する。
図21は、ユーザ端末400で実行されるログインユーザ問合応答処理を示すフローチャートである。
ステップS2100では、ユーザ端末400に現在ログインしているユーザの問い合わせであるログインユーザ問合を受信したか否かを判定し、ログインユーザ問合を受信したと判定したとき(Yes)は、ステップS2102に移行するが、そうでないと判定したとき(No)は、ログインユーザ問合を受信するまでステップS2100で待機する。
次に、プリンタ500の構成を詳細に説明する。
プリンタ500は、図22に示すように、ネットワーク499を介してユーザ端末400と通信を行う通信手段502と、プリンタ500の管理者情報を登録する管理者情報登録データベース(以下、データベースのことを単にDBと略記する。)504と、ステータス情報を取得するステータス情報取得手段506と、印刷データに基づいて印刷を行う印刷手段508とを有して構成されている。
ステータス情報通知手段516は、管理者情報比較手段514によりユーザ端末400のユーザ情報およびプリンタ500の管理者情報が一致すると判定されたときは、ステータス情報取得手段506で取得したステータス情報をユーザ端末400に通知する。
図23は、プリンタ500で実行されるステータス通知処理を示すフローチャートである。
ステータス通知処理は、プリンタ500のROMにあらかじめ格納されている制御プログラムに従って実行される処理であって、プリンタ500のCPUにおいて実行されると、図23に示すように、まず、ステップS2200に移行するようになっている。
一方、ステップS2208で、一部のユーザ端末400について処理が終了していないと判定したとき(No)は、ステップS2200に移行する。
次に、本実施の形態の動作を説明する。
プリンタ500では、ステップS2200を経て、入力インターフェース操作問合およびログインユーザ問合がユーザ端末400に送信される。
プリンタ500では、入力インターフェース操作問合およびログインユーザ問合の応答メッセージを受信すると、受信した応答メッセージに基づいて、ユーザ端末400が操作中でかつユーザ端末400からユーザ情報を取得できたか否かが判定される。ここで、受信した応答メッセージには、入力インターフェースにより操作を受けている旨およびユーザ情報が含まれているので、ステップS2202,S2204を経て、管理者情報登録DB504から管理者情報が読み出され、ユーザ情報および管理者情報が一致しているか否かが判定される。その結果、一致していると判定されると、ステップS2206を経て、上記第1の実施の形態におけるステップS904,S906と同様の処理が実行される。すなわち、ステータス情報が取得され、取得されたステータス情報がユーザ端末400に送信される。
このようにして、本実施の形態では、プリンタ500は、ユーザ端末400が入力インターフェースにより操作を受けているかを問い合わせ、その問い合わせ結果に基づいてユーザ端末400が操作されていると判定したときは、ユーザ端末400のユーザ情報およびプリンタ500の管理者情報が一致するか否かを判定し、それらが一致すると判定されたときは、ステータス情報をユーザ端末400に通知するようになっている。
なお、上記第2の実施の形態においては、管理者情報登録DB504、ステータス情報取得手段506、入力インターフェース操作問合手段510、ログインユーザ問合手段512、管理者情報比較手段514およびステータス情報通知手段516をプリンタ500に設けて構成したが、これに限らず、これら手段504,506,510〜516をステータス情報通知サーバ102に設けて構成することもできる。さらに、これら手段504,506,510〜516の一部をプリンタ500に、残部をステータス情報通知サーバ102にそれぞれ設けて構成することもできる。
また、上記第1の実施の形態においては、複数の被通知候補者のなかから、ステータス情報に基づいて、ユーザ端末を利用していると推定される被通知者を選択し、選択した被通知者の通知先ユーザ端末へステータス情報を通知するように構成したが、これに限らず、複数のユーザ端末のなかから、ステータス情報に基づいて、被通知者が利用していると推定されるユーザ端末を選択し、選択したユーザ端末にステータス情報を通知するように構成することもできる。
また、上記第1の実施の形態においては、ステータス情報通知手段211をステータス情報通知サーバ102として説明しているが、ステータス情報通知手段211をデバイスの機能として備えることも可能である。すなわち、プリンタ101にステータス情報通知手段211に備えることも可能である。
また、上記第1および第2の実施の形態においては、デバイスを、1つのプリンタ101,500として説明しているが、複数の同一のデバイスおよび複数の異なるデバイスを、ステータス情報通知システム100のデバイスとすることも可能である。
また、上記第1の実施の形態において、通知先再選択処理は、ステータス情報に基づいた対処作業が完了しないとき、通知先テーブル314に基づいて次の被通知者を選択しているが、再度、順序付けられた通知先候補テーブルに基づいて、現在の各被通知者の利用状況情報を取得し、再度、通知先テーブル314を生成し、生成した通知先テーブル314に基づいて次の被通知者を選択することも可能である。
デバイスに一般的なステータス情報としては、例えば、電源のオン/オフ状態、デバイスを起動してからの時間、標準時間(GMTまたは日本標準時等)、デバイスの消費電力、デバイスの製造年月日、デバイスの製品シリアル番号、デバイスのネットワーク設定(IPアドレス、サブネットマスク、デフォルトゲートウェイ、DNS(Domain Name System)サーバアドレス、WINSサーバアドレスまたはNetBIOS名等)、ファームウェアのバージョン、全メモリサイズ、使用メモリサイズ、空きメモリサイズ、全HDD容量、使用HDD容量、および空きHDD容量に関する情報が挙げられる。
また、上記第1の実施の形態においては、図3のフローチャートに示す処理を実行する場合には、プリンタ101のROMにあらかじめ格納されている制御プログラムを実行する場合について説明したが、これらの各工程を実行させるためのプログラムを記録した情報記録媒体から、そのプログラムをRAMに読み込んで実行するようにしても良い。
Claims (25)
- ステータス情報を有するデバイスと、前記ステータス情報の通知を受ける複数の通知対象端末とを通信可能に接続したステータス情報通知システムであって、
複数の被通知候補者のなかから、前記ステータス情報に基づいて、前記通知対象端末を利用していると推定される被通知者を選択し、選択した前記被通知者の通知対象端末へ前記ステータス情報を通知するステータス情報通知手段を備えていることを特徴とするステータス情報通知システム。 - 請求項1において、
前記ステータス情報通知手段は、
前記ステータス情報を取得するステータス情報取得手段と、
前記ステータス情報取得手段によって取得された前記ステータス情報に基づいて、前記複数の被通知候補者のなかから、前記通知対象端末を利用していると推定される被通知者を選択する通知先選択手段と、
前記通知先選択手段によって選択された被通知者の通知対象端末へ、前記ステータス情報を送信するステータス情報送信手段とを備えていることを特徴とするステータス情報通知システム。 - 請求項2において、
前記ステータス情報に基づいた前記デバイスへの対処作業が、前記被通知者によって所定の対処予定時間を経過しても完了しないときは、前記複数の被通知候補者のなかから、前記ステータス情報を通知した前記被通知者とは異なる被通知者を選択する通知先再選択手段を、さらに備えていることを特徴とするステータス情報通知システム。 - 請求項2および3のいずれか1項において、
前記通知先選択手段は、
前記ステータス情報に基づいて、前記複数の被通知候補者のなかから、前記ステータス情報の通知を受ける複数の前記被通知候補者を絞り込む通知先候補検索手段と、
前記通知先候補検索手段によって絞り込まれた被通知候補者に対して、前記ステータス情報を通知する通知順序を決定する通知順序決定手段と、
前記通知順序決定手段によって順序付けられた前記被通知候補者が、前記通知対象端末を利用しているか否かを判定する通知先候補利用判定手段と、
前記通知先候補利用判定手段によって、前記通知対象端末を利用していると判定された前記被通知候補者のなかから、前記通知順序に基づいて、前記ステータス情報を通知する前記被通知者を決定する通知先決定手段とを備えていることを特徴とするステータス情報通知システム。 - 請求項4において、
前記通知先候補利用判定手段は、
前記被通知者の前記通知対象端末の使用状況情報を取得し、取得した前記使用状況情報に基づいて、前記被通知候補者が前記通知対象端末を利用しているか否かを判定するようになっていることを特徴とするステータス情報通知システム。 - 請求項4および5のいずれか1項において、
前記通知先候補利用判定手段は、
前記被通知者の行動予定を示すスケジュール情報を取得し、取得した前記スケジュール情報に基づいて、前記被通知候補者が前記通知対象端末を利用しているか否かを判定するようになっていることを特徴とするステータス情報通知システム。 - 請求項4ないし6のいずれか1項において、
前記通知順序決定手段は、
前記デバイスへの対処作業の経験度合いを示す対処経験情報に基づいて前記通知順序を決定するようになっていることを特徴とするステータス情報通知システム。 - 請求項7において、
前記通知順序決定手段は、
前記被通知候補者の対処経験情報を所定の記憶部より取得し、取得した対処経験情報に基づいて、前記経験度合いの大きい被通知者への通知を優先するように前記通知順序を決定するようになっていることを特徴とするステータス情報通知システム。 - 請求項7において、
前記通知順序決定手段は、
前記被通知候補者の対処経験情報を所定の記憶部より取得し、取得した対処経験情報に基づいて、前記経験度合いの小さい被通知者への通知を優先するように前記通知順序を決定するようになっていることを特徴とするステータス情報通知システム。 - 請求項4ないし9のいずれか1項において、
前記通知順序決定手段は、
前記通知対象端末から前記デバイスまでの前記被通知候補者の移動時間を示す到達予測時間情報に基づいて前記通知順序を決定するようになっていることを特徴とするステータス情報通知システム。 - 請求項4ないし10のいずれか1項において、
前記通知順序決定手段は、
前記デバイスを前記被通知候補者が利用した回数を示す利用頻度情報に基づいて前記通知順序を決定するようになっていることを特徴とするステータス情報通知システム。 - 請求項4ないし11のいずれか1項において、
前記ステータス情報は、前記デバイスの障害に関する情報であり、
前記通知先候補検索手段は、前記ステータス情報ごとに障害の重度を示す障害レベルと、前記被通知者ごとに対処可能な前記障害レベルを示す対処レベルとを設定しておき、前記ステータス情報の障害レベルに応じた前記対処レベルの前記被通知者を選択するようになっていることを特徴とするステータス情報通知システム。 - 請求項4ないし12のいずれか1項において、
前記通知先再選択手段は、
前記通知順序決定手段によって決定された通知順序に基づいて、前記絞り込まれた複数の被通知候補者のなかから、前記ステータス情報を通知した前記被通知者とは異なる被通知者を選択するようになっていることを特徴とするステータス情報通知システム。 - ステータス情報を有するデバイスと、前記ステータス情報の通知を受ける複数の通知対象端末とを通信可能に接続したステータス情報通知システムであって、
複数の前記通知対象候補端末のなかから、前記ステータス情報に基づいて、被通知者が利用していると推定される通知対象端末を選択し、選択した通知対象端末に前記ステータス情報を通知するステータス情報通知手段を備えていることを特徴とするステータス情報通知システム。 - ステータス情報を有するデバイスと、前記ステータス情報の通知を受ける複数の通知対象端末とを通信可能に接続したステータス情報通知システムであって、
前記ステータス情報を取得するステータス情報取得手段と、
前記通知対象端末が入力インターフェースにより操作を受けているかを問い合わせる入力インターフェース操作問合手段と、
前記入力インターフェース操作問合手段の問い合わせ結果に基づいて前記通知対象端末が操作されていると判定したときは、前記通知対象端末の管理者情報および前記デバイスの管理者情報が一致するか否かを判定する管理者情報比較手段と、
前記管理者情報比較手段により前記通知対象端末の管理者情報および前記デバイスの管理者情報が一致すると判定されたときは、前記ステータス情報取得手段で取得したステータス情報を前記通知対象端末に通知するステータス情報通知手段とを備え、
前記通知対象端末は、前記入力インターフェース操作問合手段の問い合わせに応じて前記入力インターフェースの操作状態を検出する入力インターフェース操作検出手段と、前記入力インターフェース操作問合手段に対して前記インターフェース操作検出手段の検出結果を応答する入力インターフェース操作問合応答手段とを有することを特徴とするステータス情報通知システム。 - ステータス情報を有するデバイスと、前記ステータス情報の通知を受ける複数の通知対象端末とに通信可能に接続されるステータス情報通知サーバであって、
複数の被通知候補者のなかから、前記ステータス情報に基づいて、前記通知対象端末を利用していると推定される被通知者を選択し、選択した前記被通知者の通知対象端末へ前記ステータス情報を通知するステータス情報通知手段を備えていることを特徴とするステータス情報通知サーバ。 - ステータス情報を有するデバイスと、前記ステータス情報の通知を受ける複数の通知対象端末とに通信可能に接続されるステータス情報通知サーバであって、
複数の前記通知対象候補端末のなかから、前記ステータス情報に基づいて、被通知者が利用していると推定される通知対象端末を選択し、選択した通知対象端末に前記ステータス情報を通知するステータス情報通知手段を備えていることを特徴とするステータス情報通知サーバ。 - ステータス情報を有するデバイスと、前記ステータス情報の通知を受ける複数の通知対象端末とに通信可能に接続されるステータス情報通知サーバであって、
前記ステータス情報を取得するステータス情報取得手段と、
前記通知対象端末が入力インターフェースにより操作を受けているかを問い合わせる入力インターフェース操作問合手段と、
前記入力インターフェース操作問合手段の問い合わせ結果に基づいて前記通知対象端末が操作されていると判定したときは、前記通知対象端末の管理者情報および前記デバイスの管理者情報が一致するか否かを判定する管理者情報比較手段と、
前記管理者情報比較手段により前記通知対象端末の管理者情報および前記デバイスの管理者情報が一致すると判定されたときは、前記ステータス情報取得手段で取得したステータス情報を前記通知対象端末に通知するステータス情報通知手段とを備えていることを特徴とするステータス情報通知サーバ。 - ステータス情報の通知を受ける複数の通知対象端末に通信可能に接続されるステータス情報通知デバイスであって、
当該デバイスのステータス情報を取得するステータス情報取得手段と、
前記通知対象端末が入力インターフェースにより操作を受けているかを問い合わせる入力インターフェース操作問合手段と、
前記入力インターフェース操作問合手段の問い合わせ結果に基づいて前記通知対象端末が操作されていると判定したときは、前記通知対象端末の管理者情報および当該デバイスの管理者情報が一致するか否かを判定する管理者情報比較手段と、
前記管理者情報比較手段により前記通知対象端末の管理者情報および当該デバイスの管理者情報が一致すると判定されたときは、前記ステータス情報取得手段で取得したステータス情報を前記通知対象端末に通知するステータス情報通知手段とを備えていることを特徴とするステータス情報通知デバイス。 - ネットワークを介して利用されるデバイスのステータス情報を通知対象端末に通知する処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
複数の被通知候補者のなかから、前記ステータス情報に基づいて、前記通知対象端末を利用していると推定される被通知者を選択し、選択した前記被通知者の通知対象端末へ前記ステータス情報を通知するステータス情報通知工程をコンピュータに実行させるためのプログラムであることを特徴とするステータス情報通知プログラム。 - ネットワークを介して利用されるデバイスのステータス情報を通知対象端末に通知する処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
複数の前記通知対象候補端末のなかから、前記ステータス情報に基づいて、被通知者が利用していると推定される通知対象端末を選択し、選択した通知対象端末に前記ステータス情報を通知するステータス情報通知工程をコンピュータに実行させるためのプログラムであることを特徴とするステータス情報通知プログラム。 - ネットワークを介して利用されるデバイスのステータス情報を通知対象端末に通知する処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
前記ステータス情報を取得するステータス情報取得工程と、
前記通知対象端末が入力インターフェースにより操作を受けているかを問い合わせる入力インターフェース操作問合工程と、
前記入力インターフェース操作問合工程の問い合わせ結果に基づいて前記通知対象端末が操作されていると判定したときは、前記通知対象端末の管理者情報および前記デバイスの管理者情報が一致するか否かを判定する管理者情報比較工程と、
前記管理者情報比較工程により前記通知対象端末の管理者情報および前記デバイスの管理者情報が一致すると判定されたときは、前記ステータス情報取得工程で取得したステータス情報を前記通知対象端末に通知するステータス情報通知工程とを含むことを特徴とするステータス情報通知プログラム。 - ネットワークを介して利用されるデバイスのステータス情報を通知対象端末に通知するステータス情報通知方法であって、
複数の被通知候補者のなかから、前記ステータス情報に基づいて、前記通知対象端末を利用していると推定される被通知者を選択し、選択した前記被通知者の通知対象端末へ前記ステータス情報を通知するステータス情報通知工程を含むことを特徴とするステータス情報通知方法。 - ネットワークを介して利用されるデバイスのステータス情報を通知対象端末に通知するステータス情報通知方法であって、
複数の前記通知対象候補端末のなかから、前記ステータス情報に基づいて、被通知者が利用していると推定される通知対象端末を選択し、選択した通知対象端末に前記ステータス情報を通知するステータス情報通知工程を含むことを特徴とするステータス情報通知方法。 - ネットワークを介して利用されるデバイスのステータス情報を通知対象端末に通知するステータス情報通知方法であって、
前記ステータス情報を取得するステータス情報取得工程と、
前記通知対象端末が入力インターフェースにより操作を受けているかを問い合わせる入力インターフェース操作問合工程と、
前記入力インターフェース操作問合工程の問い合わせ結果に基づいて前記通知対象端末が操作されていると判定したときは、前記通知対象端末の管理者情報および前記デバイスの管理者情報が一致するか否かを判定する管理者情報比較工程と、
前記管理者情報比較工程により前記通知対象端末の管理者情報および前記デバイスの管理者情報が一致すると判定されたときは、前記ステータス情報取得工程で取得したステータス情報を前記通知対象端末に通知するステータス情報通知工程とを含むことを特徴とするステータス情報通知方法。
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Cited By (5)
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JP2011059746A (ja) * | 2009-09-04 | 2011-03-24 | Brother Industries Ltd | ステータスモニタプログラムおよび画像形成装置 |
JP2012079237A (ja) * | 2010-10-05 | 2012-04-19 | Canon Inc | 管理装置、管理装置の制御方法およびコンピュータプログラム |
JP2012239375A (ja) * | 2006-07-05 | 2012-12-06 | Arizona Pubric Service Co | 装置の状態の例外に基づく通知のための方法 |
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-
2004
- 2004-05-31 JP JP2004161818A patent/JP2005032231A/ja active Pending
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