JP2005032231A - ステータス情報通知システム、ステータス情報通知サーバ、ステータス情報通知デバイスおよびステータス情報通知プログラム、並びにステータス情報通知方法 - Google Patents

ステータス情報通知システム、ステータス情報通知サーバ、ステータス情報通知デバイスおよびステータス情報通知プログラム、並びにステータス情報通知方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 ステータス情報を被通知者へ比較的確実に通知し、ステータス情報に基づいたデバイスへの対処時間を低減させることが可能なステータス情報通知システムを提供する。
【解決手段】 複数の被通知候補者のなかから、ステータス情報に基づいて、ユーザ端末を利用していると推定される被通知者を選択し、選択した被通知者の通知先ユーザ端末へステータス情報を通知するステータス情報通知手段211を備えている。
【選択図】 図4

Description

本発明は、ステータス情報通知システム、ステータス情報通知サーバ、ステータス情報通知デバイスおよびステータス情報通知プログラム、並びにステータス情報通知方法に関する。特に、ネットワークを利用したプリンタ、コピー機等のデバイスにおいて、ステータス情報に基づいたデバイスへの対処時間の低減を図るステータス情報通知システム、ステータス情報通知サーバ、ステータス情報通知デバイスおよびステータス情報通知プログラム、並びにステータス情報通知方法に関する。
従来から、ネットワークを利用したプリンタ、コピー機等のデバイスには、エラーの発生によりデバイスを利用できなくなってしまう時間を極力短くするためや、デバイスの作動状態を監視するために、デバイスのステータス情報が、デバイスの管理者へ通知されるようなシステムが提案されている。
特許文献1では、メッセージを受信する受信者の行動予定を時間経過とともに追跡検索して、メッセージを送信する最適の送信先アドレスと伝送媒体を選択することによって、受信者がメッセージを受信するシステムが提案されている。
特許文献2では、メッセージを受信する受信者の行動予定に基づいて、最適な送信先アドレスと伝送媒体を選択して、メッセージを配信するが、メッセージの配信完了が確認されるまでに時間が経過し、受信者の行動予定により最適な送信先アドレスが変更された場合は、変更された最適の送信先アドレスへメッセージを再配信するシステムが提案されている。
特許文献3では、デバイスにエラーが発生した場合、デバイスへのジョブ要求者へエラー通知を行うことによりエラー解消作業を実施してもらい、エラーが解消されない場合は、次のジョブ要求者へエラー通知を行うシステムが提案されている。
特開平10−171729号公報 特開平10−13461号公報 特開平10−32670号公報
しかしながら、特許文献1の発明および特許文献2の発明では、メッセージの内容がデバイスの重大なエラーの復旧作業依頼である場合、受信者がメッセージを受け取っても、デバイスの近傍に存在していない場合や不在の場合は、受信者によってエラー復旧作業の対応ができず、エラー復旧作業の時間がかかってしまうという問題点があった。
また、特許文献3の発明では、技術的知識の少ないジョブ要求者の場合、デバイスに発生したエラーの復旧作業を、ジョブ要求者ができない場合があり、そのため、多くのジョブ要求者へ同様の依頼が通知され、エラー解消までにエラー通知の重複作業が多数発生してしまうという問題点があった。また、エラー解消までの時間がかかってしまうという問題点もあった。
本発明は、以上のような問題点を解決するためになされたもので、ステータス情報に基づいたデバイスへの対処時間を低減させることが可能なステータス情報通知システム、ステータス情報通知サーバ、ステータス情報通知デバイスおよびステータス情報通知プログラム、並びにステータス情報通知方法を提供することを目的とする。
〔発明1〕 上記目的を達成するために、発明1のステータス情報通知システムは、
ステータス情報を有するデバイスと、前記ステータス情報の通知を受ける複数の通知対象端末とを通信可能に接続したステータス情報通知システムであって、
複数の被通知候補者のなかから、前記ステータス情報に基づいて、前記通知対象端末を利用していると推定される被通知者を選択し、選択した前記被通知者の通知対象端末へ前記ステータス情報を通知するステータス情報通知手段を備えていることを特徴とする。
このような構成であれば、ステータス情報通知手段によって、複数の被通知候補者のなかから、ステータス情報に基づいて、デバイスのステータス情報を通知すべき被通知者であって、通知対象端末を利用していると推定される被通知者が選択され、選択された被通知者の通知対象端末へステータス情報が通知される。
これにより、通知対象端末を利用していると推定される被通知者がステータス情報の通知を受けるので、対処作業が比較的確実に実施される。また、ステータス情報に基づいて被通知者が選択されるので、対処作業を実施することが可能な技術的知識を有する被通知者へステータス情報を通知することができる。したがって、従来に比して、対処作業完了までの時間を低減することができるとともに、障害が解消されるまでに、ステータス情報を通知する通知作業の重複が発生する可能性を低減することができるという効果が得られる。例えば、デバイスに障害が発生した場合に、障害復旧作業を比較的確実に実施することができ、かつ、在席していると推定される被依頼者へ、障害復旧作業を依頼し、作業してもらうことにより、デバイスのダウンタイム時間を削減することが可能である。
ここで、ステータス情報には、デバイスに発生した障害の障害情報、デバイスの動作状態を示す状態情報等が含まれる。デバイスとしてプリンタを用いた場合は、例えば、トナーやインクの残量に関する残量情報、印刷に使用された用紙枚数に関する印刷枚数情報が含まれる。以下、発明14および15のステータス情報通知システム、発明16、29および30のステータス情報通知サーバ、発明31のステータス情報通知デバイス、発明32、45および46のステータス情報通知プログラム、並びに発明47、60および61のステータス情報通知方法において同じである。
また、被通知者とは、デバイスを利用する一般ユーザ、一般ユーザのなかの比較的技術的に高い知識を有するデバイスを管理するデバイス管理者、デバイスを納入したSI(System Integrator)やメーカのサービスセンタの保守担当者のなかの少なくとも一人である。以下、発明14および15のステータス情報通知システム、発明16、29および30のステータス情報通知サーバ、発明31のステータス情報通知デバイス、発明32、45および46のステータス情報通知プログラム、並びに発明47、60および61のステータス情報通知方法において同じである。
また、通知対象端末の利用には、通知対象端末が操作されている状態のほか、通知対象端末は操作されてはいないが通知対象端末が利用可能な状態に起動されている状態、および通知対象端末は操作されてはいないが通知対象端末の前に被通知者が存在する状態が含まれる。第1の状態は、例えば、通知対象端末が操作されているかどうかを検出することにより特定することができる。第2の状態は、例えば、通知対象端末が起動しているかどうかを検出することにより特定することができる。第3の状態は、例えば、被通知者のスケジュール情報に基づいて推定することにより特定することができる。以下、発明14のステータス情報通知システム、発明16および29のステータス情報通知サーバ、発明32および45のステータス情報通知プログラム、並びに発明47および60のステータス情報通知方法において同じである。
〔発明2〕 さらに、発明2のステータス情報通知システムは、発明1のステータス情報通知システムにおいて、
前記ステータス情報通知手段は、
前記ステータス情報を取得するステータス情報取得手段と、
前記ステータス情報取得手段によって取得された前記ステータス情報に基づいて、前記複数の被通知候補者のなかから、前記通知対象端末を利用していると推定される被通知者を選択する通知先選択手段と、
前記通知先選択手段によって選択された被通知者の通知対象端末へ、前記ステータス情報を送信するステータス情報送信手段とを備えていることを特徴とする。
このような構成であれば、ステータス情報取得手段によって、デバイスの障害情報、状態情報等であるステータス情報が取得される。また、通知先選択手段によって、通知対象端末を利用していると推定される被通知者が選択され、ステータス情報送信手段によって、選択された被通知者の通知対象端末へステータス情報が送信される。
これにより、通知対象端末を利用していると推定される被通知者がステータス情報の通知を受けるので、対処作業が比較的確実に実施される。また、ステータス情報に基づいて被通知者が選択されるので、対処作業を実施することが可能な技術的知識を有する被通知者へステータス情報を通知することができる。したがって、従来に比して、対処作業完了までの時間を低減することができるとともに、障害が解消されるまでに、ステータス情報を通知する通知作業の重複が発生する可能性を低減することができるという効果が得られる。
ここで、ステータス情報取得手段は、デバイスのステータス情報を取得するようになっていればどのような構成であってもよく、例えば、デバイスの状態を監視してデバイスのステータス情報を検出するようになっていてもよいし、デバイスからそのステータス情報を取得するようになっていてもよいし、デバイスを管理するデバイス管理端末等からデバイスのステータス情報を取得するようになっていてもよい。例えば、管理サーバや通知サーバがデバイスのステータス情報を一括管理しているような場合は、ステータス情報は、管理サーバや通知サーバが通知対象端末に対して通知を行なってもよい。以下、発明15のステータス情報通知システム、発明17および30のステータス情報通知サーバ、並びに発明31のステータス情報通知デバイスにおいて同じである。
〔発明3〕 さらに、発明3のステータス情報通知システムは、発明2のステータス情報通知システムにおいて、
前記ステータス情報に基づいた前記デバイスへの対処作業が、前記被通知者によって所定の対処予定時間を経過しても完了しないときは、前記複数の被通知候補者のなかから、前記ステータス情報を通知した前記被通知者とは異なる被通知者を選択する通知先再選択手段を、さらに備えていることを特徴とする。
このような構成であれば、通知先再選択手段によって、ステータス情報に基づいたデバイスへの対処作業が所定の対処予定時間を経過しても完了しないときに、複数の被通知候補者のなかから、既に通知された被通知者とは異なる次の被通知者が選択される。
これにより、所定の時間が経過しても対処作業が完了していないときは、次の被通知者へステータス情報が通知されるので、対処作業が比較的早期に実施される。したがって、対処作業完了までの時間をさらに低減することができるという効果も得られる。
〔発明4〕 さらに、発明4のステータス情報通知システムは、発明2および3のいずれか1のステータス情報通知システムにおいて、
前記通知先選択手段は、
前記ステータス情報に基づいて、前記複数の被通知候補者のなかから、前記ステータス情報の通知を受ける複数の前記被通知候補者を絞り込む通知先候補検索手段と、
前記通知先候補検索手段によって絞り込まれた被通知候補者に対して、前記ステータス情報を通知する通知順序を決定する通知順序決定手段と、
前記通知順序決定手段によって順序付けられた前記被通知候補者が、前記通知対象端末を利用しているか否かを判定する通知先候補利用判定手段と、
前記通知先候補利用判定手段によって、前記通知対象端末を利用していると判定された前記被通知候補者のなかから、前記通知順序に基づいて、前記ステータス情報を通知する前記被通知者を決定する通知先決定手段とを備えていることを特徴とする。
このような構成であれば、通知先候補検索手段によって、複数の被通知候補者のなかからデバイスのステータス情報を通知することの可能な被通知候補者が絞り込まれる。例えば、障害発生の場合は、複数の被通知候補者のなかから障害復旧作業を実施することが可能な技術的知識を有する被通知候補者が絞り込まれる。通知順序決定手段によって、絞り込まれた被通知候補者に対して通知順序が決定され、通知先候補利用判定手段によって、通知順序に基づいて、被通知候補者が通知対象端末を利用しているか否かが判定され、通知先決定手段によって、ステータス情報を通知する被通知者が決定される。
〔発明5〕 さらに、発明5のステータス情報通知システムは、発明4のステータス情報通知システムにおいて、
前記通知先候補利用判定手段は、
前記被通知者の前記通知対象端末の使用状況情報を取得し、取得した前記使用状況情報に基づいて、前記被通知候補者が前記通知対象端末を利用しているか否かを判定するようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、通知先候補利用判定手段により、通知対象端末の使用状況情報が取得され、取得された使用状況情報に基づいて、被通知者が通知対象端末を利用しているか否かが判定される。
これにより、被通知者が通知対象端末を利用しているか否かを、比較的確実に判定することができるので、対処作業がさらに確実に実施される。したがって、対処作業完了までの時間をさらに低減することができるという効果も得られる。
〔発明6〕 さらに、発明6のステータス情報通知システムは、発明4および5のいずれか1のステータス情報通知システムにおいて、
前記通知先候補利用判定手段は、
前記被通知者の行動予定を示すスケジュール情報を取得し、取得した前記スケジュール情報に基づいて、前記被通知候補者が前記通知対象端末を利用しているか否かを判定するようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、通知先候補利用判定手段により、被通知者のスケジュール情報が取得され、取得されたスケジュール情報に基づいて、被通知者が通知対象端末を利用しているか否かが判定される。
これにより、被通知者が通知対象端末を利用しているか否かを、比較的確実に判定することができるので、対処作業がさらに確実に実施される。また、現在、被通知者が通知対象端末を利用していても通知直後に予定がある場合、被通知者に対処作業時間がないか否かも、比較的確実に判定することができるので、対処作業がさらに確実に実施される。したがって、対処作業完了までの時間をさらに低減することができるという効果も得られる。
〔発明7〕 さらに、発明7のステータス情報通知システムは、発明4ないし6のいずれか1のステータス情報通知システムにおいて、
前記通知順序決定手段は、
前記デバイスへの対処作業の経験度合いを示す対処経験情報に基づいて前記通知順序を決定するようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、通知順序決定手段により、対処経験情報に基づいて通知順序が決定される。
これにより、例えば、対処作業の経験度合いの大きい被通知者の通知順位を高くすれば、デバイスのステータス情報に基づいた対処作業が比較的確実にかつ容易に実施され、対処作業完了までの時間をさらに低減することができるという効果も得られる。逆に、例えば、対処作業の経験度合いの小さい被通知者の通知順位を高くすれば、通知を重ねるごとに対処作業経験者が増え、以降対処作業が比較的確実に実施される。その結果として、対処作業完了までの時間をさらに低減することができるという効果も得られる。
〔発明8〕 さらに、発明8のステータス情報通知システムは、発明7のステータス情報通知システムにおいて、
前記通知順序決定手段は、
前記被通知候補者の対処経験情報を所定の記憶部より取得し、取得した対処経験情報に基づいて、前記経験度合いの大きい被通知者への通知を優先するように前記通知順序を決定するようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、通知順序決定手段により、被通知候補者の対処経験情報が所定の記憶部より取得され、取得された対処経験情報に基づいて、経験度合いの大きい被通知者への通知を優先するように通知順序が決定される。
これにより、対処作業の経験度合いの大きい被通知者へ優先的に通知されるので、デバイスのステータス情報に基づいた対処作業が比較的確実にかつ容易に実施され、対処作業完了までの時間をさらに低減することができるという効果も得られる。
〔発明9〕 さらに、発明9のステータス情報通知システムは、発明7のステータス情報通知システムにおいて、
前記通知順序決定手段は、
前記被通知候補者の対処経験情報を所定の記憶部より取得し、取得した対処経験情報に基づいて、前記経験度合いの小さい被通知者への通知を優先するように前記通知順序を決定するようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、通知順序決定手段により、被通知候補者の対処経験情報が所定の記憶部より取得され、取得された対処経験情報に基づいて、経験度合いの小さい被通知者への通知を優先するように通知順序が決定される。
これにより、対処作業の経験度合いの小さい被通知者へ優先的に通知されるので、通知を重ねるごとに対処作業経験者が増え、以降対処作業が比較的確実に実施される。その結果として、対処作業完了までの時間をさらに低減することができるという効果も得られる。
〔発明10〕 さらに、発明10のステータス情報通知システムは、発明4ないし9のいずれか1のステータス情報通知システムにおいて、
前記通知順序決定手段は、
前記通知対象端末から前記デバイスまでの前記被通知候補者の移動時間を示す到達予測時間情報に基づいて前記通知順序を決定するようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、通知順序決定手段により、到達予測時間情報に基づいて通知順序が決定される。
これにより、例えば、到達予測時間の小さい被通知者の通知順位を高くすれば、比較的早急に対処作業に着手することでき、デバイスのダウンタイムをさらに低減させることが可能である。
〔発明11〕 さらに、発明11のステータス情報通知システムは、発明4ないし10のいずれか1のステータス情報通知システムにおいて、
前記通知順序決定手段は、
前記デバイスを前記被通知候補者が利用した回数を示す利用頻度情報に基づいて前記通知順序を決定するようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、通知順序決定手段により、利用頻度情報に基づいて通知順序が決定される。
これにより、例えば、デバイスの利用回数の多い被通知者の通知順位を高くすれば、デバイスに触れる機会も多く、他の被通知者と比べてメンテナンス技術力が高いことが予想でき、対処作業が比較的確実に実施される。その結果として、対処作業完了までの時間をさらに低減することができるという効果が得られる。
〔発明12〕 さらに、発明12のステータス情報通知システムは、発明4ないし11のいずれか1のステータス情報通知システムにおいて、
前記ステータス情報は、前記デバイスの障害に関する情報であり、
前記通知先候補検索手段は、前記ステータス情報ごとに障害の重度を示す障害レベルと、前記被通知者ごとに対処可能な前記障害レベルを示す対処レベルとを設定しておき、前記ステータス情報の障害レベルに応じた前記対処レベルの前記被通知者を選択するようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、通知先候補検索手段により、ステータス情報の障害レベルに応じた対処レベルの被通知者が選択される。
これにより、対処作業を実施することが可能な技術的知識を有する被通知者へ、ステータス情報が比較的確実に通知される。したがって、デバイスのステータス情報に基づいた対処作業が比較的確実に実施され、対処作業完了までの時間をさらに低減することができるという効果も得られる。
〔発明13〕 さらに、発明13のステータス情報通知システムは、発明4ないし12のいずれか1のステータス情報通知システムにおいて、
前記通知先再選択手段は、
前記通知順序決定手段によって決定された通知順序に基づいて、前記絞り込まれた複数の被通知候補者のなかから、前記ステータス情報を通知した前記被通知者とは異なる被通知者を選択するようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、通知先再選択手段により、決定された通知順序に基づいて、絞り込まれた複数の被通知候補者のなかから、ステータス情報を通知した被通知者とは異なる被通知者が選択される。
〔発明14〕 さらに、発明14のステータス情報通知システムは、
ステータス情報を有するデバイスと、前記ステータス情報の通知を受ける複数の通知対象端末とを通信可能に接続したステータス情報通知システムであって、
複数の前記通知対象候補端末のなかから、前記ステータス情報に基づいて、被通知者が利用していると推定される通知対象端末を選択し、選択した通知対象端末に前記ステータス情報を通知するステータス情報通知手段を備えていることを特徴とする。
このような構成であれば、ステータス情報通知手段によって、複数の通知対象候補端末のなかから、ステータス情報に基づいて、デバイスのステータス情報を通知すべき被通知者が利用していると推定される通知対象端末が選択され、選択された通知対象端末へステータス情報が通知される。
これにより、被通知者が利用していると推定される通知対象端末にステータス情報が通知されるので、対処作業が比較的確実に実施される。また、ステータス情報に基づいて通知対象端末が選択されるので、対処作業を実施することが可能な技術的知識を有する被通知者へステータス情報を通知することができる。したがって、従来に比して、対処作業完了までの時間を低減することができるとともに、障害が解消されるまでに、ステータス情報を通知する通知作業の重複が発生する可能性を低減することができるという効果が得られる。例えば、デバイスに障害が発生した場合に、障害復旧作業を比較的確実に実施することができ、かつ、在席していると推定される被依頼者へ、障害復旧作業を依頼し、作業してもらうことにより、デバイスのダウンタイム時間を削減することが可能である。
〔発明15〕 さらに、発明15のステータス情報通知システムは、
ステータス情報を有するデバイスと、前記ステータス情報の通知を受ける複数の通知対象端末とを通信可能に接続したステータス情報通知システムであって、
前記ステータス情報を取得するステータス情報取得手段と、
前記通知対象端末が入力インターフェースにより操作を受けているかを問い合わせる入力インターフェース操作問合手段と、
前記入力インターフェース操作問合手段の問い合わせ結果に基づいて前記通知対象端末が操作されていると判定したときは、前記通知対象端末の管理者情報および前記デバイスの管理者情報が一致するか否かを判定する管理者情報比較手段と、
前記管理者情報比較手段により前記通知対象端末の管理者情報および前記デバイスの管理者情報が一致すると判定されたときは、前記ステータス情報取得手段で取得したステータス情報を前記通知対象端末に通知するステータス情報通知手段とを備え、
前記通知対象端末は、前記入力インターフェース操作問合手段の問い合わせに応じて前記入力インターフェースの操作状態を検出する入力インターフェース操作検出手段と、前記入力インターフェース操作問合手段に対して前記インターフェース操作検出手段の検出結果を応答する入力インターフェース操作問合応答手段とを有することを特徴とする。
このような構成であれば、ステータス情報取得手段により、ステータス情報が取得される。次いで、入力インターフェース操作問合手段により、通知対象端末が操作を受けているかの問い合わせが行われる。
通知対象端末では、入力インターフェース操作検出手段により、入力インターフェース操作問合手段の問い合わせに応じて入力インターフェースの操作状態が検出され、入力インターフェース操作問合応答手段により、入力インターフェース操作問合手段に対してその検出結果を応答する。
そして、管理者情報比較手段により、入力インターフェース操作問合手段の問い合わせ結果に基づいて通知対象端末が操作されていると判定されると、通知対象端末の管理者情報およびデバイスの管理者情報が一致するか否かが判定される。その結果、通知対象端末の管理者情報およびデバイスの管理者情報が一致すると判定されると、ステータス情報通知手段により、取得されたステータス情報が通知対象端末に通知される。
これにより、入力インターフェースにより操作を受けている通知対象端末にステータス情報が通知されるので、対処作業が比較的確実に実施される。したがって、従来に比して、対処作業完了までの時間を低減することができるとともに、障害が解消されるまでに、ステータス情報を通知する通知作業の重複が発生する可能性を低減することができるという効果が得られる。例えば、デバイスに障害が発生した場合に、障害復旧作業を比較的確実に実施することができ、かつ、在席していると推定される被依頼者へ、障害復旧作業を依頼し、作業してもらうことにより、デバイスのダウンタイム時間を削減することが可能である。
〔発明16〕 一方、上記目的を達成するために、発明16のステータス情報通知サーバは、
ステータス情報を有するデバイスと、前記ステータス情報の通知を受ける複数の通知対象端末とに通信可能に接続されるステータス情報通知サーバであって、
複数の被通知候補者のなかから、前記ステータス情報に基づいて、前記通知対象端末を利用していると推定される被通知者を選択し、選択した前記被通知者の通知対象端末へ前記ステータス情報を通知するステータス情報通知手段を備えていることを特徴とする。
このような構成であれば、発明1のステータス情報通知システムと同等の作用および効果が得られる。
〔発明17〕 さらに、発明17のステータス情報通知サーバは、発明16のステータス情報通知サーバにおいて、
前記ステータス情報通知手段は、
前記ステータス情報を取得するステータス情報取得手段と、
前記ステータス情報取得手段によって取得された前記ステータス情報に基づいて、前記複数の被通知候補者のなかから、前記通知対象端末を利用していると推定される被通知者を選択する通知先選択手段と、
前記通知先選択手段によって選択された被通知者の通知対象端末へ、前記ステータス情報を送信するステータス情報送信手段とを備えていることを特徴とする。
このような構成であれば、発明2のステータス情報通知システムと同等の作用および効果が得られる。
〔発明18〕 さらに、発明18のステータス情報通知サーバは、発明17のステータス情報通知サーバにおいて、
前記ステータス情報に基づいた前記デバイスへの対処作業が、前記被通知者によって所定の対処予定時間を経過しても完了しないときは、前記複数の被通知候補者のなかから、前記ステータス情報を通知した前記被通知者とは異なる被通知者を選択する通知先再選択手段を、さらに備えていることを特徴とする。
このような構成であれば、発明3のステータス情報通知システムと同等の作用および効果が得られる。
〔発明19〕 さらに、発明19のステータス情報通知サーバは、発明17および18のいずれか1のステータス情報通知サーバにおいて、
前記通知先選択手段は、
前記ステータス情報に基づいて、前記複数の被通知候補者のなかから、前記ステータス情報の通知を受ける複数の前記被通知候補者を絞り込む通知先候補検索手段と、
前記通知先候補検索手段によって絞り込まれた被通知候補者に対して、前記ステータス情報を通知する通知順序を決定する通知順序決定手段と、
前記通知順序決定手段によって順序付けられた前記被通知候補者が、前記通知対象端末を利用しているか否かを判定する通知先候補利用判定手段と、
前記通知先候補利用判定手段によって、前記通知対象端末を利用していると判定された前記被通知候補者のなかから、前記通知順序に基づいて、前記ステータス情報を通知する前記被通知者を決定する通知先決定手段とを備えていることを特徴とする。
このような構成であれば、発明4のステータス情報通知システムと同等の作用および効果が得られる。
〔発明20〕 さらに、発明20のステータス情報通知サーバは、発明19のステータス情報通知サーバにおいて、
前記通知先候補利用判定手段は、
前記被通知者の前記通知対象端末の使用状況情報を取得し、取得した前記使用状況情報に基づいて、前記被通知候補者が前記通知対象端末を利用しているか否かを判定するようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、発明5のステータス情報通知システムと同等の作用および効果が得られる。
〔発明21〕 さらに、発明21のステータス情報通知サーバは、発明19および20のいずれか1のステータス情報通知サーバにおいて、
前記通知先候補利用判定手段は、
前記被通知者の行動予定を示すスケジュール情報を取得し、取得した前記スケジュール情報に基づいて、前記被通知候補者が前記通知対象端末を利用しているか否かを判定するようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、発明6のステータス情報通知システムと同等の作用および効果が得られる。
〔発明22〕 さらに、発明22のステータス情報通知サーバは、発明19ないし21のいずれか1のステータス情報通知サーバにおいて、
前記通知順序決定手段は、
前記デバイスへの対処作業の経験度合いを示す対処経験情報に基づいて前記通知順序を決定するようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、発明7のステータス情報通知システムと同等の作用および効果が得られる。
〔発明23〕 さらに、発明23のステータス情報通知サーバは、発明22のステータス情報通知サーバにおいて、
前記通知順序決定手段は、
前記被通知候補者の対処経験情報を所定の記憶部より取得し、取得した対処経験情報に基づいて、前記経験度合いの大きい被通知者への通知を優先するように前記通知順序を決定するようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、発明8のステータス情報通知システムと同等の作用および効果が得られる。
〔発明24〕 さらに、発明24のステータス情報通知サーバは、発明22のステータス情報通知サーバにおいて、
前記通知順序決定手段は、
前記被通知候補者の対処経験情報を所定の記憶部より取得し、取得した対処経験情報に基づいて、前記経験度合いの小さい被通知者への通知を優先するように前記通知順序を決定するようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、発明9のステータス情報通知システムと同等の作用および効果が得られる。
〔発明25〕 さらに、発明25のステータス情報通知サーバは、発明19ないし24のいずれか1のステータス情報通知サーバにおいて、
前記通知順序決定手段は、
前記通知対象端末から前記デバイスまでの前記被通知候補者の移動時間を示す到達予測時間情報に基づいて前記通知順序を決定するようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、発明10のステータス情報通知システムと同等の作用および効果が得られる。
〔発明26〕 さらに、発明26のステータス情報通知サーバは、発明19ないし25のいずれか1のステータス情報通知サーバにおいて、
前記通知順序決定手段は、
前記デバイスを前記被通知候補者が利用した回数を示す利用頻度情報に基づいて前記通知順序を決定するようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、発明11のステータス情報通知システムと同等の作用および効果が得られる。
〔発明27〕 さらに、発明27のステータス情報通知サーバは、発明19ないし26のいずれか1のステータス情報通知サーバにおいて、
前記ステータス情報は、前記デバイスの障害に関する情報であり、
前記通知先候補検索手段は、前記ステータス情報ごとに障害の重度を示す障害レベルと、前記被通知者ごとに対処可能な前記障害レベルを示す対処レベルとを設定しておき、前記ステータス情報の障害レベルに応じた前記対処レベルの前記被通知者を選択するようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、発明12のステータス情報通知システムと同等の作用および効果が得られる。
〔発明28〕 さらに、発明28のステータス情報通知サーバは、発明19ないし27のいずれか1のステータス情報通知サーバにおいて、
前記通知先再選択手段は、
前記通知順序決定手段によって決定された通知順序に基づいて、前記絞り込まれた複数の被通知候補者のなかから、前記ステータス情報を通知した前記被通知者とは異なる被通知者を選択するようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、発明13のステータス情報通知システムと同等の作用および効果が得られる。
〔発明29〕 さらに、発明29のステータス情報通知サーバは、
ステータス情報を有するデバイスと、前記ステータス情報の通知を受ける複数の通知対象端末とに通信可能に接続されるステータス情報通知サーバであって、
複数の前記通知対象候補端末のなかから、前記ステータス情報に基づいて、被通知者が利用していると推定される通知対象端末を選択し、選択した通知対象端末に前記ステータス情報を通知するステータス情報通知手段を備えていることを特徴とする。
このような構成であれば、発明14のステータス情報通知システムと同等の作用および効果が得られる。
〔発明30〕 さらに、発明30のステータス情報通知サーバは、
ステータス情報を有するデバイスと、前記ステータス情報の通知を受ける複数の通知対象端末とに通信可能に接続されるステータス情報通知サーバであって、
前記ステータス情報を取得するステータス情報取得手段と、
前記通知対象端末が入力インターフェースにより操作を受けているかを問い合わせる入力インターフェース操作問合手段と、
前記入力インターフェース操作問合手段の問い合わせ結果に基づいて前記通知対象端末が操作されていると判定したときは、前記通知対象端末の管理者情報および前記デバイスの管理者情報が一致するか否かを判定する管理者情報比較手段と、
前記管理者情報比較手段により前記通知対象端末の管理者情報および前記デバイスの管理者情報が一致すると判定されたときは、前記ステータス情報取得手段で取得したステータス情報を前記通知対象端末に通知するステータス情報通知手段とを備えていることを特徴とする。
このような構成であれば、発明15のステータス情報通知システムと同等の作用および効果が得られる。
〔発明31〕 一方、上記目的を達成するために、発明31のステータス情報通知デバイスは、
ステータス情報の通知を受ける複数の通知対象端末に通信可能に接続されるステータス情報通知デバイスであって、
当該デバイスのステータス情報を取得するステータス情報取得手段と、
前記通知対象端末が入力インターフェースにより操作を受けているかを問い合わせる入力インターフェース操作問合手段と、
前記入力インターフェース操作問合手段の問い合わせ結果に基づいて前記通知対象端末が操作されていると判定したときは、前記通知対象端末の管理者情報および当該デバイスの管理者情報が一致するか否かを判定する管理者情報比較手段と、
前記管理者情報比較手段により前記通知対象端末の管理者情報および当該デバイスの管理者情報が一致すると判定されたときは、前記ステータス情報取得手段で取得したステータス情報を前記通知対象端末に通知するステータス情報通知手段とを備えていることを特徴とする。
このような構成であれば、発明15のステータス情報通知システムと同等の作用および効果が得られる。
〔発明32〕 一方、上記目的を達成するために、発明32のステータス情報通知プログラムは、
ネットワークを介して利用されるデバイスのステータス情報を通知対象端末に通知する処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
複数の被通知候補者のなかから、前記ステータス情報に基づいて、前記通知対象端末を利用していると推定される被通知者を選択し、選択した前記被通知者の通知対象端末へ前記ステータス情報を通知するステータス情報通知工程をコンピュータに実行させるためのプログラムであることを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、発明1のステータス情報通知システムと同等の作用および効果が得られる。
〔発明33〕 さらに、発明33のステータス情報通知プログラムは、発明32のステータス情報通知プログラムにおいて、
前記ステータス情報通知工程は、
前記ステータス情報を取得するステータス情報取得工程と、
前記ステータス情報取得工程によって取得された前記ステータス情報に基づいて、前記複数の被通知候補者のなかから、前記通知対象端末を利用していると推定される被通知者を選択する通知先選択工程と、
前記通知先選択工程によって選択された被通知者の通知対象端末へ、前記ステータス情報を送信するステータス情報送信工程とを含むことを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、発明2のステータス情報通知システムと同等の作用および効果が得られる。
ここで、ステータス情報取得工程は、デバイスのステータス情報を取得すればどのような方法であってもよく、例えば、デバイスの状態を監視してデバイスのステータス情報を検出してもよいし、デバイスからそのステータス情報を取得してもよいし、デバイスを管理するデバイス管理端末等からデバイスのステータス情報を取得してもよい。以下、発明46のステータス情報通知プログラム、並びに発明48および61のステータス情報通知方法において同じである。
〔発明34〕 さらに、発明34のステータス情報通知プログラムは、発明33のステータス情報通知プログラムにおいて、
前記ステータス情報に基づいた前記デバイスへの対処作業が、前記被通知者によって所定の対処予定時間を経過しても完了しないときは、前記複数の被通知候補者のなかから、前記ステータス情報を通知した前記被通知者とは異なる被通知者を選択する通知先再選択工程をコンピュータに実行させるためのプログラムを、さらに含むことを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、発明3のステータス情報通知システムと同等の作用および効果が得られる。
〔発明35〕 さらに、発明35のステータス情報通知プログラムは、発明33および34のいずれか1のステータス情報通知プログラムにおいて、
前記通知先選択工程は、
前記ステータス情報に基づいて、前記複数の被通知候補者のなかから、前記ステータス情報の通知を受ける複数の前記被通知候補者を絞り込む通知先候補検索工程と、
前記通知先候補検索工程によって絞り込まれた被通知候補者に対して、前記ステータス情報を通知する通知順序を決定する通知順序決定工程と、
前記通知順序決定工程によって順序付けられた前記被通知候補者が、前記通知対象端末を利用しているか否かを判定する通知先候補利用判定工程と、
前記通知先候補利用判定工程によって、前記通知対象端末を利用していると判定された前記被通知候補者のなかから、前記通知順序に基づいて、前記ステータス情報を通知する前記被通知者を決定する通知先決定工程とを含むことを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、発明4のステータス情報通知システムと同等の作用および効果が得られる。
〔発明36〕 さらに、発明36のステータス情報通知プログラムは、発明35のステータス情報通知プログラムにおいて、
前記通知先候補利用判定工程は、
前記被通知者の前記通知対象端末の使用状況情報を取得し、取得した前記使用状況情報に基づいて、前記被通知候補者が前記通知対象端末を利用しているか否かを判定することを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、発明5のステータス情報通知システムと同等の作用および効果が得られる。
〔発明37〕 さらに、発明37のステータス情報通知プログラムは、発明35および36のいずれか1のステータス情報通知プログラムにおいて、
前記通知先候補利用判定工程は、
前記被通知者の行動予定を示すスケジュール情報を取得し、取得した前記スケジュール情報に基づいて、前記被通知候補者が前記通知対象端末を利用しているか否かを判定することを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、発明6のステータス情報通知システムと同等の作用および効果が得られる。
〔発明38〕 さらに、発明38のステータス情報通知プログラムは、発明35ないし37のいずれか1のステータス情報通知プログラムにおいて、
前記通知順序決定工程は、
前記デバイスへの対処作業の経験度合いを示す対処経験情報に基づいて前記通知順序を決定することを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、発明7のステータス情報通知システムと同等の作用および効果が得られる。
〔発明39〕 さらに、発明39のステータス情報通知プログラムは、発明38のステータス情報通知プログラムにおいて、
前記通知順序決定工程は、
前記被通知候補者の対処経験情報を所定の記憶部より取得し、取得した対処経験情報に基づいて、前記経験度合いの大きい被通知者への通知を優先するように前記通知順序を決定することを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、発明8のステータス情報通知システムと同等の作用および効果が得られる。
〔発明40〕 さらに、発明40のステータス情報通知プログラムは、発明38のステータス情報通知プログラムにおいて、
前記通知順序決定工程は、
前記被通知候補者の対処経験情報を所定の記憶部より取得し、取得した対処経験情報に基づいて、前記経験度合いの小さい被通知者への通知を優先するように前記通知順序を決定することを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、発明9のステータス情報通知システムと同等の作用および効果が得られる。
〔発明41〕 さらに、発明41のステータス情報通知プログラムは、発明35ないし40のいずれか1のステータス情報通知プログラムにおいて、
前記通知順序決定工程は、
前記通知対象端末から前記デバイスまでの前記被通知候補者の移動時間を示す到達予測時間情報に基づいて前記通知順序を決定することを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、発明10のステータス情報通知システムと同等の作用および効果が得られる。
〔発明42〕 さらに、発明42のステータス情報通知プログラムは、発明35ないし41のいずれか1のステータス情報通知プログラムにおいて、
前記通知順序決定工程は、
前記デバイスを前記被通知候補者が利用した回数を示す利用頻度情報に基づいて前記通知順序を決定することを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、発明11のステータス情報通知システムと同等の作用および効果が得られる。
〔発明43〕 さらに、発明43のステータス情報通知プログラムは、発明35ないし42のいずれか1のステータス情報通知プログラムにおいて、
前記ステータス情報は、前記デバイスの障害に関する情報であり、
前記通知先候補検索工程は、前記ステータス情報ごとに障害の重度を示す障害レベルと、前記被通知者ごとに対処可能な前記障害レベルを示す対処レベルとを設定しておき、前記ステータス情報の障害レベルに応じた前記対処レベルの前記被通知者を選択することを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、発明12のステータス情報通知システムと同等の作用および効果が得られる。
〔発明44〕 さらに、発明44のステータス情報通知プログラムは、発明35ないし43のいずれか1のステータス情報通知プログラムにおいて、
前記通知先再選択工程は、
前記通知順序決定工程によって決定された通知順序に基づいて、前記絞り込まれた複数の被通知候補者のなかから、前記ステータス情報を通知した前記被通知者とは異なる被通知者を選択することを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、発明13のステータス情報通知システムと同等の作用および効果が得られる。
〔発明45〕 さらに、発明45のステータス情報通知プログラムは、
ネットワークを介して利用されるデバイスのステータス情報を通知対象端末に通知する処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
複数の前記通知対象候補端末のなかから、前記ステータス情報に基づいて、被通知者が利用していると推定される通知対象端末を選択し、選択した通知対象端末に前記ステータス情報を通知するステータス情報通知工程をコンピュータに実行させるためのプログラムであることを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、発明14のステータス情報通知システムと同等の作用および効果が得られる。
〔発明46〕 さらに、発明46のステータス情報通知プログラムは、
ネットワークを介して利用されるデバイスのステータス情報を通知対象端末に通知する処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
前記ステータス情報を取得するステータス情報取得工程と、
前記通知対象端末が入力インターフェースにより操作を受けているかを問い合わせる入力インターフェース操作問合工程と、
前記入力インターフェース操作問合工程の問い合わせ結果に基づいて前記通知対象端末が操作されていると判定したときは、前記通知対象端末の管理者情報および前記デバイスの管理者情報が一致するか否かを判定する管理者情報比較工程と、
前記管理者情報比較工程により前記通知対象端末の管理者情報および前記デバイスの管理者情報が一致すると判定されたときは、前記ステータス情報取得工程で取得したステータス情報を前記通知対象端末に通知するステータス情報通知工程とを含むことを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、発明15のステータス情報通知システムと同等の作用および効果が得られる。
〔発明47〕 一方、上記目的を達成するために、発明47のステータス情報通知方法は、
ネットワークを介して利用されるデバイスのステータス情報を通知対象端末に通知するステータス情報通知方法であって、
複数の被通知候補者のなかから、前記ステータス情報に基づいて、前記通知対象端末を利用していると推定される被通知者を選択し、選択した前記被通知者の通知対象端末へ前記ステータス情報を通知するステータス情報通知工程を含むことを特徴とする。
これにより、発明1のステータス情報通知システムと同等の効果が得られる。
〔発明48〕 さらに、発明48のステータス情報通知方法は、発明47のステータス情報通知方法において、
前記ステータス情報通知工程は、
前記ステータス情報を取得するステータス情報取得工程と、
前記ステータス情報取得工程によって取得された前記ステータス情報に基づいて、前記複数の被通知候補者のなかから、前記通知対象端末を利用していると推定される被通知者を選択する通知先選択工程と、
前記通知先選択工程によって選択された被通知者の通知対象端末へ、前記ステータス情報を送信するステータス情報送信工程とを含むことを特徴とする。
これにより、発明2のステータス情報通知システムと同等の効果が得られる。
〔発明49〕 さらに、発明49のステータス情報通知方法は、発明48のステータス情報通知方法において、
前記ステータス情報に基づいた前記デバイスへの対処作業が、前記被通知者によって所定の対処予定時間を経過しても完了しないときは、前記複数の被通知候補者のなかから、前記ステータス情報を通知した前記被通知者とは異なる被通知者を選択する通知先再選択工程を、さらに含むことを特徴とする。
これにより、発明3のステータス情報通知システムと同等の効果が得られる。
〔発明50〕 さらに、発明50のステータス情報通知方法は、発明48および49のいずれか1のステータス情報通知方法において、
前記通知先選択工程は、
前記ステータス情報に基づいて、前記複数の被通知候補者のなかから、前記ステータス情報の通知を受ける複数の前記被通知候補者を絞り込む通知先候補検索工程と、
前記通知先候補検索工程によって絞り込まれた被通知候補者に対して、前記ステータス情報を通知する通知順序を決定する通知順序決定工程と、
前記通知順序決定工程によって順序付けられた前記被通知候補者が、前記通知対象端末を利用しているか否かを判定する通知先候補利用判定工程と、
前記通知先候補利用判定工程によって、前記通知対象端末を利用していると判定された前記被通知候補者のなかから、前記通知順序に基づいて、前記ステータス情報を通知する前記被通知者を決定する通知先決定工程とを含むことを特徴とする。
これにより、発明4のステータス情報通知システムと同等の効果が得られる。
〔発明51〕 さらに、発明51のステータス情報通知方法は、発明50のステータス情報通知方法において、
前記通知先候補利用判定工程は、
前記被通知者の前記通知対象端末の使用状況情報を取得し、取得した前記使用状況情報に基づいて、前記被通知候補者が前記通知対象端末を利用しているか否かを判定することを特徴とする。
これにより、発明5のステータス情報通知システムと同等の効果が得られる。
〔発明52〕 さらに、発明52のステータス情報通知方法は、発明50および51のいずれか1のステータス情報通知方法において、
前記通知先候補利用判定工程は、
前記被通知者の行動予定を示すスケジュール情報を取得し、取得した前記スケジュール情報に基づいて、前記被通知候補者が前記通知対象端末を利用しているか否かを判定することを特徴とする。
これにより、発明6のステータス情報通知システムと同等の効果が得られる。
〔発明53〕 さらに、発明53のステータス情報通知方法は、発明50ないし52のいずれか1のステータス情報通知方法において、
前記通知順序決定工程は、
前記デバイスへの対処作業の経験度合いを示す対処経験情報に基づいて前記通知順序を決定することを特徴とする。
これにより、発明7のステータス情報通知システムと同等の効果が得られる。
〔発明54〕 さらに、発明54のステータス情報通知方法は、発明53のステータス情報通知方法において、
前記通知順序決定工程は、
前記被通知候補者の対処経験情報を所定の記憶部より取得し、取得した対処経験情報に基づいて、前記経験度合いの大きい被通知者への通知を優先するように前記通知順序を決定することを特徴とする。
これにより、発明8のステータス情報通知システムと同等の効果が得られる。
〔発明55〕 さらに、発明55のステータス情報通知方法は、発明53のステータス情報通知方法において、
前記通知順序決定工程は、
前記被通知候補者の対処経験情報を所定の記憶部より取得し、取得した対処経験情報に基づいて、前記経験度合いの小さい被通知者への通知を優先するように前記通知順序を決定することを特徴とする。
これにより、発明9のステータス情報通知システムと同等の効果が得られる。
〔発明56〕 さらに、発明56のステータス情報通知方法は、発明50ないし55のいずれか1のステータス情報通知方法において、
前記通知順序決定工程は、
前記通知対象端末から前記デバイスまでの前記被通知候補者の移動時間を示す到達予測時間情報に基づいて前記通知順序を決定することを特徴とする。
これにより、発明10のステータス情報通知システムと同等の効果が得られる。
〔発明57〕 さらに、発明57のステータス情報通知方法は、発明50ないし56のいずれか1のステータス情報通知方法において、
前記通知順序決定工程は、
前記デバイスを前記被通知候補者が利用した回数を示す利用頻度情報に基づいて前記通知順序を決定することを特徴とする。
これにより、発明11のステータス情報通知システムと同等の効果が得られる。
〔発明58〕 さらに、発明58のステータス情報通知方法は、発明50ないし57のいずれか1のステータス情報通知方法において、
前記ステータス情報は、前記デバイスの障害に関する情報であり、
前記通知先候補検索工程は、前記ステータス情報ごとに障害の重度を示す障害レベルと、前記被通知者ごとに対処可能な前記障害レベルを示す対処レベルとを設定しておき、前記ステータス情報の障害レベルに応じた前記対処レベルの前記被通知者を選択することを特徴とする。
これにより、発明12のステータス情報通知システムと同等の効果が得られる。
〔発明59〕 さらに、発明59のステータス情報通知方法は、発明50ないし58のいずれか1のステータス情報通知方法において、
前記通知先再選択工程は、
前記通知順序決定工程によって決定された通知順序に基づいて、前記絞り込まれた複数の被通知候補者のなかから、前記ステータス情報を通知した前記被通知者とは異なる被通知者を選択することを特徴とする。
これにより、発明13のステータス情報通知システムと同等の効果が得られる。
〔発明60〕 さらに、発明60のステータス情報通知方法は、
ネットワークを介して利用されるデバイスのステータス情報を通知対象端末に通知するステータス情報通知方法であって、
複数の前記通知対象候補端末のなかから、前記ステータス情報に基づいて、被通知者が利用していると推定される通知対象端末を選択し、選択した通知対象端末に前記ステータス情報を通知するステータス情報通知工程を含むことを特徴とする。
これにより、発明14のステータス情報通知システムと同等の効果が得られる。
〔発明61〕 さらに、発明61のステータス情報通知方法は、
ネットワークを介して利用されるデバイスのステータス情報を通知対象端末に通知するステータス情報通知方法であって、
前記ステータス情報を取得するステータス情報取得工程と、
前記通知対象端末が入力インターフェースにより操作を受けているかを問い合わせる入力インターフェース操作問合工程と、
前記入力インターフェース操作問合工程の問い合わせ結果に基づいて前記通知対象端末が操作されていると判定したときは、前記通知対象端末の管理者情報および前記デバイスの管理者情報が一致するか否かを判定する管理者情報比較工程と、
前記管理者情報比較工程により前記通知対象端末の管理者情報および前記デバイスの管理者情報が一致すると判定されたときは、前記ステータス情報取得工程で取得したステータス情報を前記通知対象端末に通知するステータス情報通知工程とを含むことを特徴とする。
これにより、発明15のステータス情報通知システムと同等の効果が得られる。
以下、本発明の第1の実施の形態を図面を参照しながら説明する。図1ないし図17は、本発明に係るステータス情報通知システム、ステータス情報通知サーバ、ステータス情報通知デバイスおよびステータス情報通知プログラム、並びにステータス情報通知方法の第1の実施の形態を示す図である。
図1は、ステータス情報通知システム100の全体構成図である。以下、デバイスとしてプリンタを例に挙げて説明する。
ステータス情報通知システム100は、図1に示すように、プリンタ101、ステータス情報通知サーバ102、スケジュール管理サーバ103、一般ユーザ端末104、デバイス管理者端末105およびサービスセンタ端末106を備え、通信ネットワーク107を介して通信が可能である。
プリンタ101は、障害が発生した場合は、発生した障害の障害情報をステータス情報として、現在のプリンタ101の動作状態を通知する場合は、状態情報をステータス情報としてステータス情報通知サーバ102へ送信する。
ステータス情報通知サーバ102は、通信ネットワーク107によって接続されているプリンタ101のステータス情報を、その内容に応じて、通知すべきユーザ端末を利用していると推定される被通知者を選択し、ステータス情報を、選択した被通知者のユーザ端末である通知先ユーザ端末へ送信する。例えば、プリンタ101に障害が発生した場合、ステータス情報通知サーバ102は、その障害の障害情報を取得し、取得した障害情報に基づいて、障害情報を通知する被通知者を選択し、選択された被通知者のユーザ端末である依頼先ユーザ端末へステータス情報を送信する。ここで、通知先ユーザ端末は、一般ユーザ端末104、デバイス管理者端末105、サービスセンタ端末106のなかの少なくとも1つである。
スケジュール管理サーバ103は、プリンタ101のステータス情報を通知する被通知者の行動予定を示すスケジュール情報を管理する。例えば、打ち合わせの予定日時や場所、外出の予定日時や外出先等を、個人別に管理する。
一般ユーザ端末104は、プリンタ101を利用する一般ユーザによって使用されるユーザ端末であって、通信ネットワーク107を介して、プリンタ101へ印刷処理を依頼する。ここで、一般ユーザのなかには、比較的技術的に高い知識を有し、プリンタ101のメンテナンスを行うことができる者も存在する。
デバイス管理者端末105は、一般ユーザのなかのプリンタ101の管理を担当しているデバイス管理者によって使用されるユーザ端末である。デバイス管理者は、比較的技術的に高い知識を有し、プリンタ101のメンテナンスを行うことができる。
サービスセンタ端末106は、プリンタ101を納入したSIやメーカのサービスセンタにおける保守担当者によって使用されているユーザ端末である。サービスセンタの保守担当者は、プリンタ101のメンテナンス、プリンタ101の修理を行うことができる。
また、図示されていないが、プリンタ101、ステータス情報通知サーバ102、スケジュール管理サーバ103、一般ユーザ端末104、デバイス管理者端末105およびサービスセンタ端末106は、それぞれ、制御プログラムに基づいて演算および装置全体を制御するCPUと、所定領域にあらかじめCPUの制御プログラム等を格納しているROMと、ROM等から読み出された情報やCPUの演算過程において必要な演算結果を格納するためのRAMと、外部装置に対して情報の入出力を媒介するインタフェースを備えている。また、CPU、ROM、RAMおよびインタフェースは、情報を転送するための信号線であるバスにより相互にかつ情報授受可能に接続されている。
次に、プリンタ101の構成を詳細に説明する。
図2は、プリンタ101の機能ブロック図の一例である。
プリンタ101は、図2に示すように、ステータス情報取得手段201およびステータス情報伝達手段202を備えている。さらに、ステータス情報伝達手段202は、ステータス情報通知手段211およびステータス情報提供手段212を備えている。
ステータス情報取得手段201は、用紙切れ、インク切れ等の消耗品切れ、紙ジャム、機器異常等を、プリンタ101自身に備えられている各種センサ等によって検出し、検出したそれらの情報をステータス情報として取得する。
ステータス情報伝達手段202は、ステータス情報取得手段201によって取得したステータス情報を、ステータス情報通知サーバ102へインタフェースを介して送信する。
ステータス情報通知手段211は、プリンタ101に発生した障害として認識したときや、ステータス情報通知サーバ102へ通知しなければならない動作状態として認識したときに、ステータス情報取得手段201によって取得したステータス情報を、ステータス情報通知サーバ102へ送信する。
ステータス情報提供手段212は、ステータス情報通知サーバ102からの送信要求に基づいて、既に取得されているプリンタ101のステータス情報を、ステータス情報通知サーバ102へ送信する。
次に、プリンタ101で実行される処理を詳細に説明する。
図3は、プリンタ101のROMにあらかじめ格納されている制御プログラムにより実行されるステータス情報通知処理の一例を示すフローチャートである。
図3に示すように、まず、各種センサ等から受信情報を取得し(S801)、受信情報がステータス情報通知サーバ102へ送信しなければならないデバイス検出情報であるか否かを判定する(S802)。受信情報がデバイス検出情報ではないと判定した場合(S802;No)は、処理を終了する。
一方、受信情報がデバイス検出情報であると判定した場合(S802;Yes)は、ステータス情報通知サーバ102へデバイス検出情報を送信するために、受信したデバイス検出情報とプリンタ101のデバイス情報とを含めた送信情報を生成し(S803)、生成した送信情報をステータス情報通知サーバ102へ送信し(S804)、処理を終了する。
次に、ステータス情報通知サーバ102の構成を詳細に説明する。
図4は、ステータス情報通知サーバ102の機能ブロック図の一例である。
ステータス情報通知サーバ102は、図4に示すように、ステータス情報検出手段301、スケジュール情報取得手段302、通知先選択手段303、ステータス情報送信手段304および通知先再選択手段305を備えている。
ステータス情報検出手段301は、プリンタ101のステータス情報伝達手段202からプリンタ101のステータス情報およびプリンタ101のデバイス情報を受信する。ここで、デバイス情報とは、デバイスを識別するための情報である。また、プリンタ101のステータス情報伝達手段202からの受信は、プリンタ101へステータス情報の送信要求をすることによって、ステータス情報およびデバイス情報を受信する。また、プリンタ101のステータス情報伝達手段202からの受信は、障害が発生したときた動作情報を取得したときに、ステータス情報およびデバイス情報を受信する。
スケジュール情報取得手段302は、定期的に、被通知者ごとのスケジュール情報の送信をスケジュール管理サーバ103へ要求し、スケジュール管理サーバ103からスケジュール情報を受信する。また、受信したスケジュール情報を、被通知者ごとにスケジュール情報保存部313へ格納する。
図5は、スケジュール情報保存部313の構成を示す図の一例である。
図5に示すように、被通知者ごとに、被通知者を識別する識別名、予定行事の日時/時間帯、および予定行事場所が、少なくとも格納されている。すなわち、被通知者の不在や在室していても打ち合わせ等によりステータス情報に対する対処作業の時間がない時間帯を判別するための情報が格納されている。例えば、被通知者の佐藤一郎が、2003年4月16日の12時30分から18時まで外出する場合、識別名「佐藤一郎」のレコードに、予定行事の日時/時間帯として「2003.04.16/12:30−18:00」が、予定行事場所として「外出」が格納される。
図4に戻り、通知先選択手段303は、ステータス情報検出手段301によって受信したステータス情報に基づいて、ステータス情報を通知する複数の被通知者の候補を検索し、検索した被通知者の候補のなかから、取得したデバイスのステータス情報を通知する被通知者を選択する。通知先選択手段303は、通知先候補検索手段321、通知順序決定手段322、通知先候補利用判定手段323および通知先決定手段324を備えている。
通知先候補検索手段321は、ステータス情報検出手段301によって受信したステータス情報に基づいて、ステータス情報保存部311より、ステータス情報の障害レベルを取得する。また、取得した障害レベルに基づいて、通知先情報保存部312の対処レベルテーブルより複数の被通知者の候補を検索する。ここで、ステータス情報保存部311には、ステータス情報に関する各種情報が格納されている。また、通知先情報保存部312には、ステータス情報を通知する被通知者に関するユーザ情報として、対処レベルテーブル、エラー対応回数テーブル、到達予測時間テーブル、利用頻度テーブルおよび消耗品使用料テーブルが少なくとも格納される。
図6は、ステータス情報保存部311の構成を示す図の一例である。
図6に示すように、ステータス情報保存部311には、ステータス情報の種類を人間の見方により判別するためのステータス情報名、障害の重度を示す障害レベル、およびステータス情報を通知する被通知者の分類が、少なくとも格納されている。以下、障害レベルが3段階に分かれている例を挙げて説明する。Aが最も重い障害、Cが最も軽い障害とする。例えば、トナー交換の場合、ステータス情報名として「トナー交換」が、被通知先の分類として「デバイス管理者」が、障害レベルとして「C」が1レコードに格納される。
図7(a)は、対処レベルテーブルの構成を示す図の一例であり、図7(b)は、エラー対応回数テーブルの構成を示す図の一例であり、図7(c)は、到達予測時間テーブルの構成を示す図の一例であり、図7(d)は、利用頻度テーブルの構成を示す図の一例であり、図7(e)は、消耗品使用料テーブルの構成を示す図の一例である。
図7(a)に示すように、対処レベルテーブルには、被通知者の分類、被通知者を識別する識別名、および被通知者が対処可能な障害レベルを表す対処レベルが、少なくとも格納されている。例えば、被通知者が山田太郎の場合、対処レベルテーブルには、対処レベルとして「A」が、識別名として「山田太郎」が1レコードに格納され、さらにそのレコードが、被通知者の分類の「デバイス管理者」のグループに格納されている。
図7(b)に示すように、エラー対応回数テーブルには、被通知者を識別する識別名、および被通知者が対処した回数を示すエラー対応回数が、少なくとも格納されている。例えば、被通知者が山田太郎の場合、エラー対応回数テーブルには、識別名として「山田太郎」が、エラー対応回数として「5(回)」が格納されている。
図7(c)に示すように、到達予測時間テーブルには、被通知者を識別する識別名、およびユーザ端末からデバイスまで被通知者が移動するのにかかる時間を示す到達予測時間が、少なくとも格納されている。例えば、被通知者が山田太郎の場合、到達予測時間テーブルには、識別名として「山田太郎」が、到達予測時間として「60(s)」が格納されている。
図7(d)に示すように、利用頻度テーブルには、被通知者を識別する識別名、および被通知者がデバイスを利用した回数を示す利用頻度が、少なくとも格納されている。例えば、被通知者が山田太郎の場合、利用頻度テーブルには、識別名として「山田太郎」が、利用頻度として「120(回)」が格納されている。
図7(e)に示すように、消耗品使用料テーブルには、被通知者を識別する識別名、および被通知者がデバイスを利用したことによって生じた消耗品使用料が、少なくとも格納されている。ここで、消耗品使用料は、トナー、用紙等の消費金額の合計である。例えば、被通知者が山田太郎の場合、消耗品使用料テーブルには、識別名として「山田太郎」が、消耗品使用料として「3000(円)」が格納されている。
図4に戻り、通知順序決定手段322は、所定の通知順序決定ルールおよびユーザ情報優先度テーブル316に基づいて、通知先候補検索手段321によって検索された複数の被通知者の通知順序を決定する。ここで、所定の通知順序決定ルールは、被通知者への通知順序を決定するためのルールで、被通知者の条件情報と、優先される条件情報の順番を示したものである。また、ユーザ情報優先度テーブル316は、被通知者に関するユーザ情報において、優先されるユーザ情報の順番を示したものである。
図8は、ユーザ情報優先度テーブル316の構成を示す図の一例である。
ユーザ情報優先度テーブル316は、被通知者に関するユーザ情報が格納されているテーブルの優先度を指定する。すなわち、図8に示すように、テーブルの優先度が指定されている場合は、まず、被通知者のエラー対応回数に基づいて被通知者への通知順序を決定する。エラー対応回数が同じで通知順序を決定できない場合は、次に、被通知者の到達予測時間に基づいて被通知者への通知順序を決定する。エラー対応回数および到達予測時間が同じで通知順序を決定できない場合は、次に、被通知者の消耗品使用料に基づいて被通知者への通知順序を決定する。エラー対応回数、到達予測時間および消耗品使用料が同じで通知順序を決定できない場合は、次に、被通知者の利用頻度に基づいて被通知者への通知順序を決定する。ここで、ユーザ情報優先度テーブル316の優先度は、デバイス管理者により設定される。
通知先候補利用判定手段323は、被通知者のユーザ端末が使われているか否かを示す使用状況情報を、各ユーザ端末に問い合わせ、取得する。また、スケジュール情報保存部313からスケジュール情報を取得し、スケジュール情報および使用状況情報に基づいて、通知順序決定手段322によって順序付けられた被通知者が、現在、ユーザ端末を利用しているか否かを判定する。
通知先決定手段324は、通知先候補利用判定手段323によって、ユーザ端末を利用していると判定された被通知者の通知順序に基づいて、通知先テーブル314を生成し、ステータス情報を通知する被通知者を決定する。ここで、複数の異なる種類の障害が発生した場合は、障害レベルの高いレベルの障害情報に基づいて、被通知者が選択される。
図9は、通知先テーブル314の構成を示す図の一例である。
図9に示すように、通知先テーブル314には、ステータス情報名、被通知者の分類、障害レベル、ステータス情報に基づいた対処作業の対処予定時間、および順序付けられた通知規定人数の被通知者の識別名が、少なくとも格納されている。
ステータス情報送信手段304は、通知先テーブル314の通知順序に基づいて、通知先選択手段303によって選択された被通知者の通知先ユーザ端末、または通知先再選択手段305によって選択された被通知者の通知先ユーザ端末へ、プリンタ101のステータス情報を送信する。
通知先再選択手段305は、ステータス情報送信手段304によって送信したステータス情報に基づいた対処作業が、所定の対処予定時間以内に完了したか否かを判定し、所定の対処予定時間を経過しても完了しないときに、通知先テーブル314の通知順序に基づいて、複数の被通知者の候補のなかから、既に通知した被通知者とは異なる次の被通知者を選択する。また、所定の対処予定時間以内に完了しているときは、エラー対応者保存部315に、被通知者を反映し、通知先情報保存部312の被通知者のエラー対応回数を更新する。
エラー対応者保存部315は、ステータス情報と、ステータス情報に基づいた対処作業を実施した被通知者とが対応付けて保存され、通知順序決定手段322の通知順序の決定に利用される。
次に、ステータス情報通知サーバ102で実行される処理を詳細に説明する。
図10は、ステータス情報通知サーバ102のROMにあらかじめ格納されている制御プログラムにより実行されるステータス情報通知処理の一例を示すフローチャートである。
図10に示すように、まず、プリンタ101の状態を監視し(S901)、プリンタ101の状態が、被通知者へ通知しなければならない状態であるか否かを判定する(S902)。例えば、定期的に、プリンタ101と通信して、プリンタ101の状態を取得し、プリンタ101の状態が、被通知者へ通知しなければならない状態であるか否か判定する。また、プリンタ101からデバイス検出情報を受信し、プリンタ101の状態が、被通知者へ通知しなければならない状態であるか否か判定する。
プリンタ101の状態が、被通知者へ通知しなければならない状態ではないと判定した場合(S902;No)は、処理を終了する。
一方、プリンタ101の状態が、被通知者へ通知しなければならない状態であると判定した場合(S902;Yes)は、被通知者がユーザ端末を利用しているか否かを示す利用状況情報を取得する(S903)。すなわち、ログインされている識別名のユーザ端末へ、キーボードやマウスの使用状況等から、それぞれのユーザ端末が使用されているか否かを判定したユーザ端末の使用状況情報の送信を要求し、取得する。取得した使用状況情報と、スケジュール情報保存部313から取得した被通知者のスケジュール情報との少なくとも1つの情報が、被通知者の利用状況情報である。ここで、被通知者のスケジュール情報は、定期的に、スケジュール管理サーバ103へスケジュール情報の送信を要求し、被通知者ごとのスケジュール情報を受信し、スケジュール情報保存部313に格納している情報である。
次に、プリンタ101を識別するデバイス情報とステータス情報を取り出し(S904)、取得したステータス情報に基づいて、ステータス情報を通知する複数の被通知者の候補を検索し、検索した被通知者の候補に対して、所定の通知順序決定ルールに基づいて、ステータス情報を通知する通知順序を決定し、決定された通知順序に基づいて、ユーザ端末を利用していると推定される被通知者を選択する(S905)。次に、選択した被通知者の通知先ユーザ端末へプリンタ101のステータス情報を送信する(S906)。
次に、ステータス情報に基づいた対処作業が所定の対処予定時間以内に実施されか否かを監視し、実施されていない場合に、ステップS905において決定された通知順序に基づいて、複数の被通知者の候補のなかから、既に通知した被通知者とは異なる次の被通知者を選択し、選択した被通知者の通知先ユーザ端末へプリンタ101のステータス情報を送信し(S907)、処理を終了する。
図11は、ステータス情報通知サーバ102のステータス情報通知処理における通知先選択処理の一例を示すフローチャートである。
図11に示すように、まず、ステータス情報に基づいてステータス情報保存部311を参照して、ステータス情報に関する各種情報を取得する(S1001)。ここでは、被通知者の分類および障害レベルである。次に、通知先情報保存部312より被通知者の候補の一覧(以下、「通知先候補テーブル」という)を生成する(S1002)。
次に、ステータス情報の障害レベルがレベルAであるか否かを判定する(S1003)。障害レベルがレベルAであると判定した場合(S1003;Yes)は、通知先候補テーブルから、レベルBおよびレベルCの被通知者の情報を削除し(S1004)、次のステップS1107へ移行する。
一方、障害レベルがレベルAではないと判定した場合(S1003;No)は、ステータス情報の障害レベルがレベルBであるか否かを判定する(S1005)。障害レベルがレベルBであると判定した場合(S1005;Yes)は、通知先候補テーブルから、レベルCの被通知者の情報を削除し(S1006)、次のステップS1107へ移行する。
一方、障害レベルがレベルBではないと判定した場合(S1005;No)は、次のステップS1107へ移行する。
次に、所定の通知順序決定ルール、通知先情報保存部312に格納されている対処レベルテーブル、エラー対応回数テーブル、到達予測時間テーブル、利用頻度テーブルおよび消耗品使用料テーブル、並びにユーザ情報優先度テーブル316に格納されているユーザ情報の各種テーブルの優先度に基づいて、ステータス情報を通知するための被通知者の候補の通知順序を決定する(S1007)。次に、通知順序に沿って、図10のステップS903にて取得した利用状況情報に基づいて、被通知の候補の利用状況情報を取得し(S1008)、被通知者の候補がユーザ端末を利用しているか否かを判定する(S1009)。
被通知者の候補がユーザ端末を利用していないと判定した場合(S1009;No)は、ステップS1008へ戻り、通知順序に沿って次の被通知者の候補の利用状況情報を取得する。ここで、サービスセンタ端末106は、被通知者の候補が利用しているとする。
一方、被通知者の候補がユーザ端末を利用していると判定した場合(S1009;Yes)は、通知先テーブル314に、被通知者の情報を格納し(S1010)、通知規定人数に達したか否かを判定し(S1011)、通知規定人数に達したと判定した場合(S1011;Yes)は、次のステップS1012へ移行する。
一方、通知規定人数に達していないと判定した場合(S1011;No)は、通知規定人数に達するまで、ステップS1008に戻り、ステップS1008ないしS1011を繰り返し、次のステップS1012へ移行する。ここで、通知規定人数に達するまでに、被通知者の候補を全て判定した場合は、通知規定人数に達していない場合であっても、次の次のステップS1012へ移行する。
次に、ステータス情報の各種情報を通知先テーブル314へ格納し、通知先テーブル314を生成し(S1012)、生成した通知先テーブル314に基づいて、ステータス情報を通知する被通知者を選択し(S1013)、処理を終了する。
図12および図13は、通知先テーブル314の生成を説明する図である。
ここでは、プリンタ101の「トナー交換」のステータス情報をプリンタ101より受信した場合の通知先テーブル314の生成を説明する。被通知者の分類は「デバイス管理者」であり、障害レベルは「レベルC」に属する。また、通知順序を決定する所定の通知順序決定ルールとして下記のルールを例に挙げて説明する。また、ルール番号の小さい方を優先順位の高いルールとする。
(ルール1)一般ユーザ、デバイス管理者、サービスセンタの順にステータス情報を通知するものとする。
(ルール2)一般ユーザ、デバイス管理者、サービスセンタそれぞれの範疇内でのみ通知順位を入れ替える。
(ルール3)被通知者の分類を優先する。
(ルール4)対処レベルの低い被通知者を優先する。
(ルール5)対処レベルが同じ場合は、ユーザ情報優先度テーブル316に格納されているユーザ情報の各種テーブルの優先度に従う。すなわち、ここでは、優先度の一番高いエラー対応回数テーブルに基づいて、エラー対応回数の少ない被通知者を優先する。
まず、図11のステップS1002、S1004およびS1005によって、図11に示すように、通知先情報保存部312から、被通知者の情報を取り出し、被通知者の候補の一覧である通知先候補テーブルAを生成する。次に、「トナー交換」の障害レベルは「レベルC」であることから、図11のステップS1003およびS1005によって、全ての被通知者が候補となる。
次に、図11のステップS1007によって、生成した通知先候補テーブルAに所定の通知順序決定ルールを適用し、通知順序に編集された通知先候補テーブルEが生成される。
すなわち、ルール1により、被通知者の分類が「一般ユーザ」、「デバイス管理者」、「サービスセンタ」の順で順序付けされた通知先候補テーブルBが生成され、ルール3によりさらに、被通知者の分類が「デバイス管理者」、「一般ユーザ」、「サービスセンタ」の順で順序付けされた通知先候補テーブルCが生成される。
次に、ルール2およびルール4により、被通知者の分類が「デバイス管理者」のなかで、識別名の「山田太郎」と「鈴木博」との通知順位が入れ替わり、被通知者の分類が「一般ユーザ」のなかで、識別名の「安部孝弘」および「植田雅彦」と、「伊藤圭三」との通知順位が入れ替わり、被通知者の分類が「サービスセンタ」のなかで、識別名の「□□サポート部」と「○○サポート部」との通知順位が入れ替わった通知先候補テーブルDが生成される。
次に、ルール2およびルール5により、被通知者の分類が「一般ユーザ」のなかで、識別名の「植田雅彦」と「安部孝弘」との通知順位が入れ替わり、識別名の「清水幸太」と「長谷川綾」との通知順位が入れ替わった通知先候補テーブルEが生成される。
最後に、図11のステップS1008ないしS1012によって、生成した通知先候補テーブルEの被通知者の情報を通知順序に沿って取り出し、図10のステップS903にて取得した利用状況情報に基づいて、通知先テーブル314を生成する。ここでは、利用状況情報としてスケジュール情報を利用し、通知規定人数を3人とした。すなわち、識別名の「佐藤一郎」は外出予定であることから、通知先テーブル314に格納される被通知者は、通知順序に沿って、識別名の「鈴木博」、「竹田洋二」、および「山田太郎」の3人となる。
図14は、ステータス情報通知サーバ102のステータス情報通知処理における通知先再選択処理の一例を示すフローチャートである。
図14に示すように、まず、通知先ユーザ端末へステータス情報を送信してからの経過時間を算出し(S1301)、所定の対処予定時間を経過したか否かを判定する(S1302)。所定の対処予定時間を経過していないと判定した場合(S1302;No)は、ステップS1301へ戻り、所定時間待機する。
一方、所定の対処予定時間を経過したと判定した場合(S1302;Yes)は、ステータス情報に基づいた対処作業が完了したか否かを判定する(S1303)。
対処作業が完了したと判定した場合(S1303;Yes)は、通知先情報保存部312の被通知者のエラー対応回数を更新し(S1304)、エラー対応者保存部315に被通知者を反映し(S1305)、処理を終了する。
一方、対処作業が完了していないと判定した場合(S1303;No)は、通知先テーブル314に基づいて次の被通知者を選択し(S1306)、選択した被通知者の通知先ユーザ端末へステータス情報を送信し(S1307)、ステップS1301へ戻り、所定時間待機する。
次に、スケジュール管理サーバ103で実行される処理を詳細に説明する。
図15は、スケジュール管理サーバ103のROMにあらかじめ格納されている制御プログラムにより実行されるステータス情報通知処理の一例を示すフローチャートである。
図15に示すように、まず、ステータス情報通知サーバ102からの受信情報を取得し(S1401)、受信情報がスケジュール情報の送信要求であるか否かを判定する(S1402)。受信情報がスケジュール情報の送信要求であると判定した場合(S1402;Yes)は、被通知者のそれぞれのスケジュール情報を取得し(S1403)、取得したスケジュール情報をステータス情報通知サーバ102へ送信するための送信情報を生成し(S1404)、生成した送信情報をステータス情報通知サーバ102へ送信し(S1405)、処理を終了する。
一方、受信情報がスケジュール情報の送信要求ではないと判定した場合(S1402;No)は、受信情報に対応する処理を実行して(S1406)、処理を終了する。
次に、ユーザ端末で実行される処理を詳細に説明する。
図16は、ユーザ端末のROMにあらかじめ格納されている制御プログラムにより実行されるステータス情報通知処理の一例を示すフローチャートである。
図16に示すように、まず、ステータス情報通知サーバ102からの受信情報を取得し(S1501)、受信情報が使用状況情報の送信要求であるか否かを判定する(S1502)。受信情報が使用状況情報の送信要求であると判定した場合(S1502;Yes)は、被通知者がユーザ端末を利用していることを示すキーボード、マウス等の使用状況情報を取得し(S1503)、取得した使用状況情報をステータス情報通知サーバ102へ送信するための送信情報を生成し(S1504)、生成した送信情報をステータス情報通知サーバ102へ送信し(S1505)、処理を終了する。
一方、受信情報がスケジュール情報の送信要求ではないと判定した場合(S1502;No)は、受信情報がステータス情報であるか否かを判定する(S1506)。受信情報がステータス情報であると判定した場合(S1506;Yes)は、受信したステータス情報に対応する処理を実行し(S1507)、処理を終了する。例えば、ステータス情報を受信したことを被通知者に知らせるため、画面に受信したことを表示したり、受信したステータス情報を表示したりする。その後、被通知者は、表示された情報に従って、ステータス情報に基づいたデバイスに対する対処作業を実施する。
一方、受信情報がステータス情報ではないと判定した場合(S1506;No)は、受信情報に対応する処理を実行して(S1508)、処理を終了する。
次に、本実施の形態の動作を説明する。
図17は、ステータス情報通知処理における、プリンタ101、ステータス情報通知サーバ102およびユーザ端末の間の動作フローを示す図の一例である。ここで、ユーザ端末は、一般ユーザ端末104、デバイス管理者端末105およびサービスセンタ端末106である。
図17に示すように、ステータス情報通知サーバ102は、被通知者ごとのスケジュール情報を取得するため、定期的に、スケジュール管理サーバ103にスケジュール情報の送信要求をする(図中、点線(1))。スケジュール管理サーバ103は、ステータス情報通知サーバ102からの要求により、被通知者ごとのスケジュール情報を取得し、取得したスケジュール情報をステータス情報通知サーバ102へ送信する(図中、点線(2))。
次に、プリンタ101は、検出されたステータス情報をステータス情報通知サーバ102へ送信する(図中、点線(3))。ステータス情報通知サーバ102は、ステータス情報を受信すると、被通知者がユーザ端末を利用しているか否かを認識するために、ユーザ端末へ使用状況情報の送信を要求する(図中、点線(4))。各ユーザ端末は、ステータス情報通知サーバ102からの要求により、使用状況情報を取得し、取得した使用状況情報をステータス情報通知サーバ102へ送信する(図中、点線(5))。
次に、ステータス情報通知サーバ102は、取得したステータス情報に基づいて、ステータス情報を通知する複数の被通知者の候補を検索し、所定の通知順序決定ルールに基づいて、ステータス情報を通知する通知順序を決定する(図中、(6))。次に、取得したスケジュール情報および使用状況情報に基づいて、通知順序に沿って被通知者がユーザ端末を利用しているか否かを判定し、ステータス情報を送信する被通知者を選択する(図中、(7))。
最後に、選択した被通知者の通知先ユーザ端末へステータス情報を送信する(図中、点線(8))。
このようにして、本実施の形態では、ステータス情報通知システム100に、ステータス情報通知手段211を備え、ステータス情報通知手段211に、ステータス情報検出手段301、通知先選択手段303、ステータス情報送信手段304および通知先再選択手段305を備えることにより、ユーザ端末を利用していると推定される被通知者がステータス情報の通知を受けるので、対処作業が比較的確実に実施される。また、ステータス情報に基づいて被通知者が選択されるので、対処作業を実施することが可能な技術的知識を有する被通知者へステータス情報を通知することができる。したがって、従来に比して、対処作業完了までの時間を低減することができるとともに、障害が解消されるまでに、ユーザ端末、デバイス管理者端末105およびサービスセンタ端末106へとステータス情報を通知する通知作業の重複が発生する可能性を低減することができるという効果が得られる。例えば、デバイスに障害が発生した場合に、障害復旧作業を比較的確実に実施しかつ在席していると推定される被依頼者へ、障害復旧作業を依頼し、作業してもらうことにより、デバイスのダウンタイム時間を削減することが可能である。
上記第1の実施の形態において、プリンタ101は、発明1、3、7、10ないし12、16、18、22、25ないし27、32、34、38、41ないし43、47、49、53、56ないし58のデバイスに対応し、ユーザ端末は、発明1、2、4ないし6、10、16、17、19ないし21、25、32、33、35ないし37、41、47、48、50ないし52または56の通知対象端末に対応している。また、エラー対応回数は、発明7ないし9、22ないし24、38ないし40、53ないし55の対処経験情報に対応し、ステータス情報検出手段301は、発明2または17のステータス情報取得手段に対応し、通知先情報保存部312は、発明8、9、23、24、39、40、54または55の記憶部に対応している。
次に、本発明の第2の実施の形態を図面を参照しながら説明する。図18ないし図23は、本発明に係るステータス情報通知システム、ステータス情報通知サーバ、ステータス情報通知デバイスおよびステータス情報通知プログラム、並びにステータス情報通知方法の第2の実施の形態を示す図である。
まず、本実施の形態に係るネットワークシステムの構成を図18を参照しながら説明する。
図18は、第2の実施の形態に係るネットワークシステムの構成を示すブロック図である。
ネットワーク499には、図18に示すように、プリンタ500と、プリンタ500のステータス情報の通知を受ける複数のユーザ端末400とが接続されている。
次に、ユーザ端末400の構成を詳細に説明する。
図19は、ユーザ端末400の構成を示す機能ブロック図である。
ユーザ端末400は、図19に示すように、ネットワーク499を介してプリンタ500と通信を行う通信手段402と、プリンタ500からの問い合わせに応じて入力インターフェース(不図示)の操作状態を検出する入力インターフェース操作検出手段404と、入力インターフェース操作検出手段404の検出結果をプリンタ500に対して応答する入力インターフェース操作問合応答手段406と、プリンタ500からの問い合わせに応じてユーザ端末400のログインユーザを検出してその検出結果をプリンタ500に対して応答するユーザ認証手段408とを有して構成されている。
ユーザ端末400は、さらに、ステータス情報を受信するステータス情報受信手段410と、ステータス情報受信手段410で受信したステータス情報をディスプレイ等に表示するステータス情報表示手段412とを有して構成されている。
次に、ユーザ端末400で実行される処理を詳細に説明する。
図20は、ユーザ端末400で実行される入力インターフェース操作問合応答処理を示すフローチャートである。
入力インターフェース操作問合応答処理は、ユーザ端末400のROMにあらかじめ格納されている制御プログラムに従って実行される処理であって、ユーザ端末400のCPUにおいて実行されると、図20に示すように、まず、ステップS2000に移行するようになっている。
ステップS2000では、ユーザ端末400が入力インターフェースにより操作を受けているかの問い合わせである入力インターフェース操作問合を受信したか否かを判定し、入力インターフェース操作問合を受信したと判定したとき(Yes)は、ステップS2002に移行するが、そうでないと判定したとき(No)は、入力インターフェース操作問合を受信するまでステップS2000で待機する。
ステップS2002では、ユーザ端末400が入力インターフェースにより操作を受けているか否かを判定し、入力インターフェースにより操作を受けていると判定したとき(Yes)は、ステップS2004に移行して、入力インターフェースにより操作を受けている旨の応答メッセージを生成し、ステップS2006に移行して、生成した応答メッセージをプリンタ500に送信し、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
一方、ステップS2002で、ユーザ端末400が入力インターフェースにより操作を受けていないと判定したとき(No)は、ステップS2008に移行して、入力インターフェースにより操作を受けていない旨の応答メッセージを生成し、ステップS2006に移行する。
図21は、ユーザ端末400で実行されるログインユーザ問合応答処理を示すフローチャートである。
ログインユーザ問合応答処理は、ユーザ端末400のROMにあらかじめ格納されている制御プログラムに従って実行される処理であって、ユーザ端末400のCPUにおいて実行されると、図21に示すように、まず、ステップS2100に移行するようになっている。
ステップS2100では、ユーザ端末400に現在ログインしているユーザの問い合わせであるログインユーザ問合を受信したか否かを判定し、ログインユーザ問合を受信したと判定したとき(Yes)は、ステップS2102に移行するが、そうでないと判定したとき(No)は、ログインユーザ問合を受信するまでステップS2100で待機する。
ステップS2102では、ユーザ端末400に現在ログインしているユーザを検出し、ステップS2104に移行して、検出したログインユーザのユーザ情報(管理者情報)を含む応答メッセージをプリンタ500に送信し、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
次に、プリンタ500の構成を詳細に説明する。
図22は、プリンタ500の構成を示す機能ブロック図である。
プリンタ500は、図22に示すように、ネットワーク499を介してユーザ端末400と通信を行う通信手段502と、プリンタ500の管理者情報を登録する管理者情報登録データベース(以下、データベースのことを単にDBと略記する。)504と、ステータス情報を取得するステータス情報取得手段506と、印刷データに基づいて印刷を行う印刷手段508とを有して構成されている。
プリンタ500は、さらに、ユーザ端末400が入力インターフェースにより操作を受けているかを問い合わせる入力インターフェース操作問合手段510と、ユーザ端末400のログインユーザを問い合わせるログインユーザ問合手段512と、ユーザ端末400のユーザ情報およびプリンタ500の管理者情報を比較する管理者情報比較手段514と、ステータス情報をユーザ端末400に通知するステータス情報通知手段516とを有して構成されている。
管理者情報比較手段514は、入力インターフェース操作問合手段510の問い合わせ結果に基づいてユーザ端末400が操作されていると判定したときは、ログインユーザ問合手段512の問い合わせ結果に含まれるユーザ情報と、管理者情報登録DB504の管理者情報とが一致するか否かを判定する。
ステータス情報通知手段516は、管理者情報比較手段514によりユーザ端末400のユーザ情報およびプリンタ500の管理者情報が一致すると判定されたときは、ステータス情報取得手段506で取得したステータス情報をユーザ端末400に通知する。
次に、プリンタ500で実行される処理を詳細に説明する。
図23は、プリンタ500で実行されるステータス通知処理を示すフローチャートである。
ステータス通知処理は、プリンタ500のROMにあらかじめ格納されている制御プログラムに従って実行される処理であって、プリンタ500のCPUにおいて実行されると、図23に示すように、まず、ステップS2200に移行するようになっている。
ステップS2200では、入力インターフェース操作問合およびログインユーザ問合をユーザ端末400に送信し、それら問い合わせの応答メッセージを受信し、受信した応答メッセージに基づいて、ユーザ端末400が操作中でかつユーザ端末400からユーザ情報を取得できたか否かを判定し、ユーザ端末400が操作中でかつユーザ端末400からユーザ情報を取得できたと判定したとき(Yes)は、ステップS2202に移行する。
ステップS2202では、管理者情報登録DB504から管理者情報を読み出し、ステップS2004に移行して、取得したユーザ情報と、読み出した管理者情報とが一致しているか否かを判定し、ユーザ情報および管理者情報が一致していると判定したとき(Yes)は、ステップS2206に移行して、上記第1の実施の形態におけるステップS904,S906と同様の処理を実行し、ステップS2208に移行する。
ステップS2208では、すべてのユーザ端末400についてステップS2200〜S2206の処理を終了したか否かを判定し、すべてのユーザ端末400について処理が終了したと判定したとき(Yes)は、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
一方、ステップS2208で、一部のユーザ端末400について処理が終了していないと判定したとき(No)は、ステップS2200に移行する。
一方、ステップS2200で、ユーザ端末400が操作中でないまたはユーザ端末400からユーザ情報を取得できないと判定したとき(No)は、ステップS2208に移行する。
次に、本実施の形態の動作を説明する。
プリンタ500では、ステップS2200を経て、入力インターフェース操作問合およびログインユーザ問合がユーザ端末400に送信される。
ユーザ端末400では、入力インターフェース操作問合を受信すると、ステップS2002を経て、ユーザ端末400が入力インターフェースにより操作を受けているか否かが判定される。ここで、ユーザがユーザ端末400を操作していると、ステップS2004,S2006を経て、入力インターフェースにより操作を受けている旨の応答メッセージがプリンタ500に送信される。
また、ユーザ端末400では、ログインユーザ問合を受信すると、ステップS2102,S2104を経て、ユーザ端末400に現在ログインしているユーザが検出され、検出されたログインユーザのユーザ情報を含む応答メッセージがプリンタ500に送信される。
プリンタ500では、入力インターフェース操作問合およびログインユーザ問合の応答メッセージを受信すると、受信した応答メッセージに基づいて、ユーザ端末400が操作中でかつユーザ端末400からユーザ情報を取得できたか否かが判定される。ここで、受信した応答メッセージには、入力インターフェースにより操作を受けている旨およびユーザ情報が含まれているので、ステップS2202,S2204を経て、管理者情報登録DB504から管理者情報が読み出され、ユーザ情報および管理者情報が一致しているか否かが判定される。その結果、一致していると判定されると、ステップS2206を経て、上記第1の実施の形態におけるステップS904,S906と同様の処理が実行される。すなわち、ステータス情報が取得され、取得されたステータス情報がユーザ端末400に送信される。
プリンタ500では、このような通知処理がすべてのユーザ端末400について行われる。
このようにして、本実施の形態では、プリンタ500は、ユーザ端末400が入力インターフェースにより操作を受けているかを問い合わせ、その問い合わせ結果に基づいてユーザ端末400が操作されていると判定したときは、ユーザ端末400のユーザ情報およびプリンタ500の管理者情報が一致するか否かを判定し、それらが一致すると判定されたときは、ステータス情報をユーザ端末400に通知するようになっている。
これにより、入力インターフェースにより操作を受けているユーザ端末400にステータス情報が通知されるので、対処作業が比較的確実に実施される。したがって、従来に比して、対処作業完了までの時間を低減することができるとともに、障害が解消されるまでに、ステータス情報を通知する通知作業の重複が発生する可能性を低減することができる。例えば、プリンタ500に障害が発生した場合に、障害復旧作業を比較的確実に実施することができ、かつ、在席していると推定される被依頼者へ、障害復旧作業を依頼し、作業してもらうことにより、プリンタ500のダウンタイム時間を削減することが可能である。
上記第2の実施の形態において、ユーザ端末400は、発明15、31、46または61の通知対象端末に対応し、プリンタ500は、発明15、31、46または61のデバイスに対応している。
なお、上記第2の実施の形態においては、管理者情報登録DB504、ステータス情報取得手段506、入力インターフェース操作問合手段510、ログインユーザ問合手段512、管理者情報比較手段514およびステータス情報通知手段516をプリンタ500に設けて構成したが、これに限らず、これら手段504,506,510〜516をステータス情報通知サーバ102に設けて構成することもできる。さらに、これら手段504,506,510〜516の一部をプリンタ500に、残部をステータス情報通知サーバ102にそれぞれ設けて構成することもできる。
この場合において、ユーザ端末400は、発明30の通知対象端末に対応し、プリンタ500は、発明30のデバイスに対応している。
また、上記第1の実施の形態においては、複数の被通知候補者のなかから、ステータス情報に基づいて、ユーザ端末を利用していると推定される被通知者を選択し、選択した被通知者の通知先ユーザ端末へステータス情報を通知するように構成したが、これに限らず、複数のユーザ端末のなかから、ステータス情報に基づいて、被通知者が利用していると推定されるユーザ端末を選択し、選択したユーザ端末にステータス情報を通知するように構成することもできる。
この場合において、プリンタ101は、発明14、29、45または60のデバイスに対応し、ユーザ端末は、発明14、29、45または60の通知対象端末に対応している。
また、上記第1の実施の形態においては、ステータス情報通知手段211をステータス情報通知サーバ102として説明しているが、ステータス情報通知手段211をデバイスの機能として備えることも可能である。すなわち、プリンタ101にステータス情報通知手段211に備えることも可能である。
また、上記第1の実施の形態においては、スケジュール情報を管理する機能をスケジュール管理サーバ103として説明しているが、スケジュール情報を管理する機能をデバイスの機能として備えることも可能である。
また、上記第1および第2の実施の形態においては、デバイスを、1つのプリンタ101,500として説明しているが、複数の同一のデバイスおよび複数の異なるデバイスを、ステータス情報通知システム100のデバイスとすることも可能である。
また、上記第1の実施の形態においては、通知先ユーザ端末は1つであるように記載しているが、一度に複数の通知先ユーザ端末へステータス情報を送信することも可能である。
また、上記第1の実施の形態において、通知先再選択処理は、ステータス情報に基づいた対処作業が完了しないとき、通知先テーブル314に基づいて次の被通知者を選択しているが、再度、順序付けられた通知先候補テーブルに基づいて、現在の各被通知者の利用状況情報を取得し、再度、通知先テーブル314を生成し、生成した通知先テーブル314に基づいて次の被通知者を選択することも可能である。
また、上記第1および第2の実施の形態においては、障害情報および状態情報をステータス情報として通知するように構成したが、ステータス情報としては、より具体的に次のようなものを通知することができる。
デバイスに一般的なステータス情報としては、例えば、電源のオン/オフ状態、デバイスを起動してからの時間、標準時間(GMTまたは日本標準時等)、デバイスの消費電力、デバイスの製造年月日、デバイスの製品シリアル番号、デバイスのネットワーク設定(IPアドレス、サブネットマスク、デフォルトゲートウェイ、DNS(Domain Name System)サーバアドレス、WINSサーバアドレスまたはNetBIOS名等)、ファームウェアのバージョン、全メモリサイズ、使用メモリサイズ、空きメモリサイズ、全HDD容量、使用HDD容量、および空きHDD容量に関する情報が挙げられる。
プリンタ101,500に特化したステータス情報としては、例えば、トナーやインクの消費量[%](複数の色を使用する場合は、各色ごとのまたは全色まとめた消費量)、トナーやインクの残量[%](複数の色を使用する場合は、各色ごとのまたは全色まとめた残量)、起動してからの印刷枚数(複数種の用紙を使用する場合は、各種用紙ごとのまたは全種用紙まとめた印刷枚数)、プリンタ101,500が出荷されてからの総印刷枚数(複数種の用紙を使用する場合は、各種用紙ごとのまたは全種用紙まとめた印刷枚数)、現在の残り用紙枚数(複数種の用紙を使用する場合は、各種用紙ごとのまたは全種用紙まとめた残り用紙枚数)、用紙トレイやカバーの開閉の有無、両面ユニット装着の有無、プリンタ101,500の製品シリアル番号、プリンタ101,500の内部温度、および紙詰まりの有無に関する情報が挙げられる。
また、上記第1および第2の実施の形態においては、デバイスとしてプリンタ101,500を例示したが、これに限らず、例えば、プロジェクタ、MFP(Multi Function Printer)、スキャナ、ホームゲートウェイ、ディジタルカメラ、ディジタルビデオカメラ、パソコン、PDA(Personal Digital Assistant)、ネットワークストレージ、オーディオ機器、携帯電話、PHS(登録商標)(Personal Handyphone System)、ウォッチ型PDA、STB(Set Top Box)、POS(Point Of Sale)端末、コピー機、FAX機、電話(IP電話等も含む。)、交換機、NCU(Network Control Unit)、ルータ、ハブ、ブリッジ、その他ステータス情報を取得可能な機器を利用することができる。
また、上記第1および第2の実施の形態においては、ユーザ端末について特に具体的に説明しなかったが、ユーザ端末としては、例えば、パソコン、PDA、携帯電話、PHS、その他ユーザインターフェースを備える端末を利用することができる。
また、上記第1の実施の形態においては、図3のフローチャートに示す処理を実行する場合には、プリンタ101のROMにあらかじめ格納されている制御プログラムを実行する場合について説明したが、これらの各工程を実行させるためのプログラムを記録した情報記録媒体から、そのプログラムをRAMに読み込んで実行するようにしても良い。
また、上記第1の実施の形態においては、図10、図11および図14のフローチャートに示す処理を実行する場合には、ステータス情報通知サーバ102のROMにあらかじめ格納されている制御プログラムを実行する場合について説明したが、これらの各工程を実行させるためのプログラムを記録した情報記録媒体から、そのプログラムをRAMに読み込んで実行するようにしても良い。
また、上記第1の実施の形態においては、図15のフローチャートに示す処理を実行する場合には、スケジュール管理サーバ103のROMにあらかじめ格納されている制御プログラムを実行する場合について説明したが、これらの各工程を実行させるためのプログラムを記録した情報記録媒体から、そのプログラムをRAMに読み込んで実行するようにしても良い。
また、上記第1の実施の形態においては、図16のフローチャートに示す処理を実行する場合には、一般ユーザ端末104、デバイス管理者端末105、サービスセンタ端末106の少なくとも1つの通知先ユーザ端末のROMにあらかじめ格納されている制御プログラムを実行する場合について説明したが、これらの各工程を実行させるためのプログラムを記録した情報記録媒体から、そのプログラムをRAMに読み込んで実行するようにしても良い。
ここで、情報記録媒体とは、RAM、ROM等の半導体記録媒体、FD、HD等の磁気記憶型記録媒体、CD、CDV、LD、DVD等の光学的読取方式記録媒体、MO等の磁気記憶型/光学的読取方式記録媒体であって、電子的、磁気的、光学等の読み取り方法のいかんにかかわらず、コンピュータによって読み取り可能な情報記録媒体であれば、あらゆる情報記録媒体を含むものである。
また、上記第1および第2の実施の形態は説明のためのものであり、本発明の範囲を制限するものではない。したがって、当業者であればこれらの各要素または全要素をこれと均等なものによって置換した実施の態様を採用することが可能であるが、これらの実施の態様も本発明の範囲に含まれる。
ステータス情報通知システム100の全体構成図である。 プリンタ101の機能ブロック図の一例である。 プリンタ101のROMにあらかじめ格納されている制御プログラムにより実行されるステータス情報通知処理の一例を示すフローチャートである。 ステータス情報通知サーバ102の機能ブロック図の一例である。 スケジュール情報保存部313の構成を示す図の一例である。 ステータス情報保存部311の構成を示す図の一例である。 (a)は対処レベルテーブルの構成を示す図の一例、(b)はエラー対応回数テーブルの構成を示す図の一例、(c)は到達予測時間テーブルの構成を示す図の一例、(d)は、利用頻度テーブルの構成を示す図の一例、(e)は消耗品使用料テーブルの構成を示す図の一例。 ユーザ情報優先度テーブル316の構成を示す図の一例である。 通知先テーブル314の構成を示す図の一例である。 ステータス情報通知サーバ102のROMにあらかじめ格納されている制御プログラムにより実行されるステータス情報通知処理の一例を示すフローチャートである。 ステータス情報通知サーバ102のステータス情報通知処理における通知先選択処理の一例を示すフローチャートである。 通知先テーブル314の生成を説明する図である。 通知先テーブル314の生成を説明する図である。 ステータス情報通知サーバ102のステータス情報通知処理における通知先再選択処理の一例を示すフローチャートである。 スケジュール管理サーバ103のROMにあらかじめ格納されている制御プログラムにより実行されるステータス情報通知処理の一例を示すフローチャートである。 ユーザ端末のROMにあらかじめ格納されている制御プログラムにより実行されるステータス情報通知処理の一例を示すフローチャートである。 ステータス情報通知処理における、プリンタ101、ステータス情報通知サーバ102およびユーザ端末の間の動作フローを示す図の一例である。 第2の実施の形態に係るネットワークシステムの構成を示すブロック図である。 ユーザ端末400の構成を示す機能ブロック図である。 ユーザ端末400で実行される入力インターフェース操作問合応答処理を示すフローチャートである。 ユーザ端末400で実行されるログインユーザ問合応答処理を示すフローチャートである。 プリンタ500の構成を示す機能ブロック図である。 プリンタ500で実行されるステータス通知処理を示すフローチャートである。
符号の説明
100…ステータス情報通知システム, 101…プリンタ, 102…ステータス情報通知サーバ, 103…スケジュール管理サーバ, 104…一般ユーザ端末, 105…デバイス管理者端末, 106…サービスセンタ端末, 107…通信ネットワーク, 201…ステータス情報取得手段, 202…ステータス情報伝達手段, 211…ステータス情報通知手段, 212…ステータス情報提供手段, 301…ステータス情報検出手段, 302…スケジュール情報取得手段, 303…通知先選択手段, 304…ステータス情報送信手段, 305…通知先再選択手段, 321…通知先候補検索手段, 322…通知順序決定手段, 323…通知先候補利用判定手段, 324…通知先決定手段, 400…ユーザ端末, 402…通信手段, 404…入力インターフェース操作検出手段, 406…入力インターフェース操作問合応答手段, 408…ユーザ認証手段, 410…ステータス情報受信手段, 412…ステータス情報表示手段, 499…ネットワーク, 500…プリンタ, 502…通信手段, 504…管理者情報登録DB, 506…ステータス情報取得手段, 508…印刷手段, 510…入力インターフェース操作問合手段, 512…ログインユーザ問合手段, 514…管理者情報比較手段, 516…ステータス情報通知手段

Claims (25)

  1. ステータス情報を有するデバイスと、前記ステータス情報の通知を受ける複数の通知対象端末とを通信可能に接続したステータス情報通知システムであって、
    複数の被通知候補者のなかから、前記ステータス情報に基づいて、前記通知対象端末を利用していると推定される被通知者を選択し、選択した前記被通知者の通知対象端末へ前記ステータス情報を通知するステータス情報通知手段を備えていることを特徴とするステータス情報通知システム。
  2. 請求項1において、
    前記ステータス情報通知手段は、
    前記ステータス情報を取得するステータス情報取得手段と、
    前記ステータス情報取得手段によって取得された前記ステータス情報に基づいて、前記複数の被通知候補者のなかから、前記通知対象端末を利用していると推定される被通知者を選択する通知先選択手段と、
    前記通知先選択手段によって選択された被通知者の通知対象端末へ、前記ステータス情報を送信するステータス情報送信手段とを備えていることを特徴とするステータス情報通知システム。
  3. 請求項2において、
    前記ステータス情報に基づいた前記デバイスへの対処作業が、前記被通知者によって所定の対処予定時間を経過しても完了しないときは、前記複数の被通知候補者のなかから、前記ステータス情報を通知した前記被通知者とは異なる被通知者を選択する通知先再選択手段を、さらに備えていることを特徴とするステータス情報通知システム。
  4. 請求項2および3のいずれか1項において、
    前記通知先選択手段は、
    前記ステータス情報に基づいて、前記複数の被通知候補者のなかから、前記ステータス情報の通知を受ける複数の前記被通知候補者を絞り込む通知先候補検索手段と、
    前記通知先候補検索手段によって絞り込まれた被通知候補者に対して、前記ステータス情報を通知する通知順序を決定する通知順序決定手段と、
    前記通知順序決定手段によって順序付けられた前記被通知候補者が、前記通知対象端末を利用しているか否かを判定する通知先候補利用判定手段と、
    前記通知先候補利用判定手段によって、前記通知対象端末を利用していると判定された前記被通知候補者のなかから、前記通知順序に基づいて、前記ステータス情報を通知する前記被通知者を決定する通知先決定手段とを備えていることを特徴とするステータス情報通知システム。
  5. 請求項4において、
    前記通知先候補利用判定手段は、
    前記被通知者の前記通知対象端末の使用状況情報を取得し、取得した前記使用状況情報に基づいて、前記被通知候補者が前記通知対象端末を利用しているか否かを判定するようになっていることを特徴とするステータス情報通知システム。
  6. 請求項4および5のいずれか1項において、
    前記通知先候補利用判定手段は、
    前記被通知者の行動予定を示すスケジュール情報を取得し、取得した前記スケジュール情報に基づいて、前記被通知候補者が前記通知対象端末を利用しているか否かを判定するようになっていることを特徴とするステータス情報通知システム。
  7. 請求項4ないし6のいずれか1項において、
    前記通知順序決定手段は、
    前記デバイスへの対処作業の経験度合いを示す対処経験情報に基づいて前記通知順序を決定するようになっていることを特徴とするステータス情報通知システム。
  8. 請求項7において、
    前記通知順序決定手段は、
    前記被通知候補者の対処経験情報を所定の記憶部より取得し、取得した対処経験情報に基づいて、前記経験度合いの大きい被通知者への通知を優先するように前記通知順序を決定するようになっていることを特徴とするステータス情報通知システム。
  9. 請求項7において、
    前記通知順序決定手段は、
    前記被通知候補者の対処経験情報を所定の記憶部より取得し、取得した対処経験情報に基づいて、前記経験度合いの小さい被通知者への通知を優先するように前記通知順序を決定するようになっていることを特徴とするステータス情報通知システム。
  10. 請求項4ないし9のいずれか1項において、
    前記通知順序決定手段は、
    前記通知対象端末から前記デバイスまでの前記被通知候補者の移動時間を示す到達予測時間情報に基づいて前記通知順序を決定するようになっていることを特徴とするステータス情報通知システム。
  11. 請求項4ないし10のいずれか1項において、
    前記通知順序決定手段は、
    前記デバイスを前記被通知候補者が利用した回数を示す利用頻度情報に基づいて前記通知順序を決定するようになっていることを特徴とするステータス情報通知システム。
  12. 請求項4ないし11のいずれか1項において、
    前記ステータス情報は、前記デバイスの障害に関する情報であり、
    前記通知先候補検索手段は、前記ステータス情報ごとに障害の重度を示す障害レベルと、前記被通知者ごとに対処可能な前記障害レベルを示す対処レベルとを設定しておき、前記ステータス情報の障害レベルに応じた前記対処レベルの前記被通知者を選択するようになっていることを特徴とするステータス情報通知システム。
  13. 請求項4ないし12のいずれか1項において、
    前記通知先再選択手段は、
    前記通知順序決定手段によって決定された通知順序に基づいて、前記絞り込まれた複数の被通知候補者のなかから、前記ステータス情報を通知した前記被通知者とは異なる被通知者を選択するようになっていることを特徴とするステータス情報通知システム。
  14. ステータス情報を有するデバイスと、前記ステータス情報の通知を受ける複数の通知対象端末とを通信可能に接続したステータス情報通知システムであって、
    複数の前記通知対象候補端末のなかから、前記ステータス情報に基づいて、被通知者が利用していると推定される通知対象端末を選択し、選択した通知対象端末に前記ステータス情報を通知するステータス情報通知手段を備えていることを特徴とするステータス情報通知システム。
  15. ステータス情報を有するデバイスと、前記ステータス情報の通知を受ける複数の通知対象端末とを通信可能に接続したステータス情報通知システムであって、
    前記ステータス情報を取得するステータス情報取得手段と、
    前記通知対象端末が入力インターフェースにより操作を受けているかを問い合わせる入力インターフェース操作問合手段と、
    前記入力インターフェース操作問合手段の問い合わせ結果に基づいて前記通知対象端末が操作されていると判定したときは、前記通知対象端末の管理者情報および前記デバイスの管理者情報が一致するか否かを判定する管理者情報比較手段と、
    前記管理者情報比較手段により前記通知対象端末の管理者情報および前記デバイスの管理者情報が一致すると判定されたときは、前記ステータス情報取得手段で取得したステータス情報を前記通知対象端末に通知するステータス情報通知手段とを備え、
    前記通知対象端末は、前記入力インターフェース操作問合手段の問い合わせに応じて前記入力インターフェースの操作状態を検出する入力インターフェース操作検出手段と、前記入力インターフェース操作問合手段に対して前記インターフェース操作検出手段の検出結果を応答する入力インターフェース操作問合応答手段とを有することを特徴とするステータス情報通知システム。
  16. ステータス情報を有するデバイスと、前記ステータス情報の通知を受ける複数の通知対象端末とに通信可能に接続されるステータス情報通知サーバであって、
    複数の被通知候補者のなかから、前記ステータス情報に基づいて、前記通知対象端末を利用していると推定される被通知者を選択し、選択した前記被通知者の通知対象端末へ前記ステータス情報を通知するステータス情報通知手段を備えていることを特徴とするステータス情報通知サーバ。
  17. ステータス情報を有するデバイスと、前記ステータス情報の通知を受ける複数の通知対象端末とに通信可能に接続されるステータス情報通知サーバであって、
    複数の前記通知対象候補端末のなかから、前記ステータス情報に基づいて、被通知者が利用していると推定される通知対象端末を選択し、選択した通知対象端末に前記ステータス情報を通知するステータス情報通知手段を備えていることを特徴とするステータス情報通知サーバ。
  18. ステータス情報を有するデバイスと、前記ステータス情報の通知を受ける複数の通知対象端末とに通信可能に接続されるステータス情報通知サーバであって、
    前記ステータス情報を取得するステータス情報取得手段と、
    前記通知対象端末が入力インターフェースにより操作を受けているかを問い合わせる入力インターフェース操作問合手段と、
    前記入力インターフェース操作問合手段の問い合わせ結果に基づいて前記通知対象端末が操作されていると判定したときは、前記通知対象端末の管理者情報および前記デバイスの管理者情報が一致するか否かを判定する管理者情報比較手段と、
    前記管理者情報比較手段により前記通知対象端末の管理者情報および前記デバイスの管理者情報が一致すると判定されたときは、前記ステータス情報取得手段で取得したステータス情報を前記通知対象端末に通知するステータス情報通知手段とを備えていることを特徴とするステータス情報通知サーバ。
  19. ステータス情報の通知を受ける複数の通知対象端末に通信可能に接続されるステータス情報通知デバイスであって、
    当該デバイスのステータス情報を取得するステータス情報取得手段と、
    前記通知対象端末が入力インターフェースにより操作を受けているかを問い合わせる入力インターフェース操作問合手段と、
    前記入力インターフェース操作問合手段の問い合わせ結果に基づいて前記通知対象端末が操作されていると判定したときは、前記通知対象端末の管理者情報および当該デバイスの管理者情報が一致するか否かを判定する管理者情報比較手段と、
    前記管理者情報比較手段により前記通知対象端末の管理者情報および当該デバイスの管理者情報が一致すると判定されたときは、前記ステータス情報取得手段で取得したステータス情報を前記通知対象端末に通知するステータス情報通知手段とを備えていることを特徴とするステータス情報通知デバイス。
  20. ネットワークを介して利用されるデバイスのステータス情報を通知対象端末に通知する処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    複数の被通知候補者のなかから、前記ステータス情報に基づいて、前記通知対象端末を利用していると推定される被通知者を選択し、選択した前記被通知者の通知対象端末へ前記ステータス情報を通知するステータス情報通知工程をコンピュータに実行させるためのプログラムであることを特徴とするステータス情報通知プログラム。
  21. ネットワークを介して利用されるデバイスのステータス情報を通知対象端末に通知する処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    複数の前記通知対象候補端末のなかから、前記ステータス情報に基づいて、被通知者が利用していると推定される通知対象端末を選択し、選択した通知対象端末に前記ステータス情報を通知するステータス情報通知工程をコンピュータに実行させるためのプログラムであることを特徴とするステータス情報通知プログラム。
  22. ネットワークを介して利用されるデバイスのステータス情報を通知対象端末に通知する処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記ステータス情報を取得するステータス情報取得工程と、
    前記通知対象端末が入力インターフェースにより操作を受けているかを問い合わせる入力インターフェース操作問合工程と、
    前記入力インターフェース操作問合工程の問い合わせ結果に基づいて前記通知対象端末が操作されていると判定したときは、前記通知対象端末の管理者情報および前記デバイスの管理者情報が一致するか否かを判定する管理者情報比較工程と、
    前記管理者情報比較工程により前記通知対象端末の管理者情報および前記デバイスの管理者情報が一致すると判定されたときは、前記ステータス情報取得工程で取得したステータス情報を前記通知対象端末に通知するステータス情報通知工程とを含むことを特徴とするステータス情報通知プログラム。
  23. ネットワークを介して利用されるデバイスのステータス情報を通知対象端末に通知するステータス情報通知方法であって、
    複数の被通知候補者のなかから、前記ステータス情報に基づいて、前記通知対象端末を利用していると推定される被通知者を選択し、選択した前記被通知者の通知対象端末へ前記ステータス情報を通知するステータス情報通知工程を含むことを特徴とするステータス情報通知方法。
  24. ネットワークを介して利用されるデバイスのステータス情報を通知対象端末に通知するステータス情報通知方法であって、
    複数の前記通知対象候補端末のなかから、前記ステータス情報に基づいて、被通知者が利用していると推定される通知対象端末を選択し、選択した通知対象端末に前記ステータス情報を通知するステータス情報通知工程を含むことを特徴とするステータス情報通知方法。
  25. ネットワークを介して利用されるデバイスのステータス情報を通知対象端末に通知するステータス情報通知方法であって、
    前記ステータス情報を取得するステータス情報取得工程と、
    前記通知対象端末が入力インターフェースにより操作を受けているかを問い合わせる入力インターフェース操作問合工程と、
    前記入力インターフェース操作問合工程の問い合わせ結果に基づいて前記通知対象端末が操作されていると判定したときは、前記通知対象端末の管理者情報および前記デバイスの管理者情報が一致するか否かを判定する管理者情報比較工程と、
    前記管理者情報比較工程により前記通知対象端末の管理者情報および前記デバイスの管理者情報が一致すると判定されたときは、前記ステータス情報取得工程で取得したステータス情報を前記通知対象端末に通知するステータス情報通知工程とを含むことを特徴とするステータス情報通知方法。
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