JP2005031540A - 音声機能を有する家電機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 音声出力機能を有する家電機器において、画一的な音声出力とならないようにして使用者の使い勝手の向上を図る。
【解決手段】 オーブンレンジの例で、制御回路8は、マグネトロン9やヒータ10による加熱調理の動作制御と、スピーカ7による音声案内や情報の報知をする構成である。制御回路8には、音声データ格納部8aと音声データ選択部8bの機能が設けられる。同じ報知内容に関して異なる表現を用いた複数の音声出力データをデータ群として記憶している。制御回路8は、音声出力時に報知内容に対応するデータ群を読み出し、ランダムもしくは任意に音声出力データを選択して出力する。これにより、報知内容が同じでもその都度異なる報知メッセージとなるので、使用者が飽きない音声報知ができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、操作や処置などについて音声による報知動作を行うようにした音声機能を有する家電機器に関する。
近年、家電機器も多機能化する傾向にあり、これに伴って操作キーの数も増え、複雑な操作入力を要求されるようになってきている。このため、初めて使う人や、慣れない人にとっては、かえって操作しづらくなる面もあり、豊富な機能を十分に使いこなすことができないばかりか、必要な機能を利用するのも難しくなる場合もあった。
そこで、従来では、使いにくい機能や頻度の低い機能を削減することで家電機器の操作性を回復するという家電機器を提供する一方の対策に加えて、機能を削減するのではなく、操作キーの数を減らしてしかも操作性の向上を図ることができるようにした家電機器が提供されつつある。
たとえば、特許文献1に示されるように、使用者が音声で問いかけるとこれを音声認識機能により認識して対応する機能を実行することができるようにしたり、音声で答えることができるようにしてヒューマンインターフェースとしての機能を向上させて、使い勝手を高めるようにすることが提案されている。
このように、操作キーと音声入力とを併用することで操作キーの個数を減らすことで、複雑な処理内容でも音声入力をすることにより簡単に実行することができ、また、音声合成により音声で使用者に報知することで、操作内容を確認することもでき、使い勝手が向上するようにしたものである。
特公平2−11993号公報
ところで、上記した従来構成のシステムにおいては、機器側から音声合成により報知するメッセージの言葉は一定のパターンとして登録されたものを出力するようにしている。また、音声入力をする場合にも、利用したい機能を実行させるための指示メッセージは決まったパターンを使用するように構成されたものが一般的である。
しかしながら、このような機器を使用する使用者にとっては、機器との関わりにおいて、常に一定の指示メッセージを与えることで機能を実行させたり、画一的な報知のメッセージで応答することは、使用開始当初は新鮮味があって良いし、機器を確実に駆動制御するという点では安定しているが、使い込んでくるとかえって煩わしいものと感ずる場合もでてくる。つまり、ヒューマンインターフェースとしての機能を考えると、必ずしも使用者の使用感に沿うものではない状況も発生してくる。
本発明は、上記事情に鑑みて成されたもので、その目的は、音声報知や入力などを行う場合に画一的なパターンを使用することによる使用者の不快感や飽きが来るのを極力低減して満足度を高めることができるようにした音声機能を有する家電機器を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の音声機能を有する家電機器は、
音声を再生する音声出力手段と、
音声出力データを記憶する音声出力データ記憶手段と、
この音声出力データ記憶部に記憶され報知内容に対応して同義で異なる音声表現の複数の音声出力データからなるデータ群の中からランダムもしくは任意に1つの音声出力データを選択し、これを前記音声出力部に出力して報知動作を行わせる音声出力制御手段とを設ける構成としたところに特徴を有する。
請求項2に記載の音声機能を有する家電機器は、上記請求項1に記載の発明において、
前記音声出力データを外部から取り込んで前記音声出力データ記憶手段の内容を更新する音声出力データ更新手段を備えた所に特徴を有する。
請求項3に記載の音声機能を有する家電機器は、上記請求項1または2に記載の音声機能を有する家電機器において、
前記報知内容に対応した音声出力データのデータ群を、曜日、季節、時間帯によってグループ分けし、
前記音声出力制御手段を、前記報知内容に対応した前記音声出力データを選択する場合に、曜日、季節、時間帯の違いによって分けられたグループを選択変更するように構成したところに特徴を有する。
請求項4に記載の音声機能を有する家電機器は、請求項2の発明において、
使用者を特定する使用者特定手段を設け、
前記報知内容に対応した音声出力データのデータ群を、使用者に応じてグループ分けすると共に、
前記音声出力制御手段を、前記報知内容に対応した前記音声出力データを選択する場合に、前記使用者特定手段により特定された使用者に対応したグループを選択変更するように構成したところに特徴を有する。
請求項5に記載の音声機能を有する家電機器は、上記請求項1ないし4のいずれかに記載の発明において、
音声を音声入力データとして入力し認識単語辞書を参照することにより音声指示の内容を認識する音声認識手段と、
この音声認識手段が認識した音声指示の内容を実行するように制御する動作制御手段と、
認識単語データを外部から取り込んで前記認識単語辞書の内容を更新をする認識単語辞書更新手段とを備えたところに特徴を有する。
請求項6に記載の音声機能を有する家電機器は、上記請求項5の発明において、
人の存在を感知するセンサを設け、
前記音声認識手段を、前記センサが人の存在を感知したことを条件として音声認識処理を開始するように構成したところに特徴を有する。
請求項7に記載の音声機能を有する家電機器は、上記請求項6の発明において、
前記音声認識手段を、音声を入力する領域を前記センサの感知領域と略一致する範囲に設定したところに特徴を有する。
請求項8に記載の音声機能を有する家電機器は、上記請求項5ないし7のいずれかの発明において、
前記音声出力データ記憶手段を、前記データ群として、前記音声認識手段による認識ができない場合に再度音声入力を促すための報知内容に対応した音声出力データを備えると共に、
前記音声出力制御手段を、前記音声認識手段による認識が繰り返しできない場合に、前記データ群から音声出力データを選択する条件として繰り返し回数、検知音量、認識結果、使用者、雑音レベルに応じて報知内容および音声出力の音量を変化させるように構成したところに特徴を有する。
請求項9に記載の音声機能を有する家電機器は、上記請求項1ないし8のいずれかの発明において、
前記音声出力データ記憶部を、防犯モードに対応した報知内容の音声出力データのデータ群を備えると共に、
前記音声出力制御手段を、防犯センサなどの外部機器からの検出信号を受け付けると、これに応じて防犯モードに対応した報知内容の音声出力を行うように構成したところに特徴を有する。
請求項10に記載の音声機能を有する家電機器は、上記請求項1ないし9のいずれかの発明において、
前記音声出力制御手段を、報知内容が警告や重要事項に関するものであるときには、前記選択動作を行わず定められた音声出力データを音声出力部に出力するように構成したところに特徴を有する。
請求項1の発明によれば、音声出力制御手段は、操作手順の報知やお知らせあるいは案内の報知などの種々の音声による報知を行う場合に、音声出力データ記憶部に記憶されている音声出力データのうちのその報知内容に対応して設定されているデータ群の中からランダムもしくは任意に1つの音声出力データを選択してこれを音声出力部に出力することにより報知動作を行うようになる。これにより、報知される音声メッセージの表現は、同じ内容の情報を伝える報知内容について常に同じ音声表現とならないので、使用者にとってはその都度新鮮な印象を受けることができ、飽きの来ない報知動作として受け取ることができるようになる。
請求項2の発明によれば、音声出力データ更新手段を設けることにより、音声出力データを外部から取り込んで更新することができるので、固定的なデータ群の中からの選択をする場合に比べて使用者の好みに応じたデータ群を音声出力データ記憶部に記憶させることで上記の作用効果をより高めて幅広い応用をすることができるようになる。
請求項3の発明によれば、音声出力制御手段により、曜日、季節、時間帯などの違いに応じて音声出力データのデータ群のうちからグループ分けされたものを選択してその選択されたグループの中の音声出力データのデータ群から前述の選択動作を行って音声出力を行うので、時期毎に変化のある報知動作を行わせることができるようになり、さらに、使用者に対するヒューマンインターフェースとしての機能を高めことができる。
これは、例えば、朝、昼、夜などの一日の時間帯に応じて「おはよう」「きょうもがんばろう」「おやすみ」「お疲れ様」などの報知内容の報知メッセージ文のデータ群を設定しておくことができる。「おはよう」ならば、そのデータ群として、「おはよう」「おはようございます!」「グッドモーニング!」などの音声出力データを登録しておくのである。この場合、各メッセージの報知においては男性あるいは女性の音声の条件も付加するとさらに変化に富んだものとすることができる。
請求項4の発明によれば、使用者特定手段により使用者が特定されると、音声出力制御手段は、特定された使用者に対応して記憶されている音声出力データのグループ分けされたデータ群から報知内容に対応した音声出力データを選択して音声出力動作を行うようになるので、より使用者にとって優しい報知動作を提供することができるようになる。
これは、例えば、使用者を特定した時点でその使用者が子供や老人などの場合には、報知メッセージをゆっくり話したり優しい言葉で説明するように設定したデータ群を選ぶようにすることができるようにすれば、使いやすいものとなる。また、使用者が若い人である場合には、逆に少し早口で報知メッセージを話すようにしたデータ群を選ぶようにすることができるようにすれば、若い人にとっても飽きのこないものとして親しむことができるようになる。
さらには、使用者個人を特定することで、その使用者の個人情報をあらかじめ登録しておくことで、その個人特有の情報を提供するようにデータ群を設定することもできる。例えば、生年月日や血液型などを登録しておいて、その日の星占いや血液型占いなどの情報を読み出し、操作情報や調理情報に加えてそれらの情報も加えて報知することで、画一的な報知メッセージとならないようにすることもできる。
なお、上記の場合において、使用者特定手段による使用者の特定の方法としては、例えば次に示すようなものがある。例えば、使用者が発する音声を入力してこれを解析することによりあらかじめ登録されている使用者の中から特定したり、使用者が検出部に指を押し当てることで指紋を検出しこれからそのパターンを解析してあらかじめ登録されている使用者の中から特定したり、さらには、使用者の瞳孔の解析、網膜パターンの解析、顔の画像の解析などを行って、あらかじめ登録されている使用者の中から特定する方法や、さらには直接使用者を特定するスイッチ操作などで入力することで特定するといった方法がある。
請求項5の発明によれば、音声認識手段を設けて使用者が音声により入力する指示内容を音声入力データとして入力すると共に認識単語辞書を参照して音声支持の内容を認識させ、動作制御手段により、音声指示の内容を実行させるようにしたので、使用者が操作キーなどを操作して入力する必要がなく、簡単に動作の指示を行うことができるようになる。また、このとき、認識単語辞書更新手段により、認識単語データを外部から取り込んで認識単語辞書の内容を更新するので、使用者の使う音声指示内容を最新の認識単語により判定することができるようになる。
請求項6の発明によれば、センサにより人の存在を感知したことを条件として音声認識処理を開始することで、使用者が存在していない状態などで雑音が入力されることでこれを誤って音声として取り扱うことがなくなり、誤認識をしたり判断不能になるなどの無駄な処理をなくして確実且つ迅速な処理を行うことができるようになる。また、これによって、使用者が存在しない状態での誤認識による誤動作も防止できるので、安定した動作を実現することができるようになる。
請求項7の発明によれば、音声入力を行う音声認識手段の音声を感知して入力する領域を上記した人を感知するセンサの感知領域と略一致する範囲に設定したので、検知範囲外の音声を使用者の音声と誤認識することがなくなり、確実な音声認識動作を行うことができるようになる。
請求項8の発明によれば、音声データ記憶手段に、データ群として、再度音声入力を促すための報知内容に対応した音声出力データを備え、音声認識手段による認識が繰り返しできない場合に、データ群から音声出力データを選択する条件として繰り返し回数、検知音量、認識結果、使用者、雑音レベルに応じて報知内容および音声出力の音量を変化させるようにしたので、音声認識処理において、使用者の発生が確実に入力されない場合でも、再入力を促すためのメッセージを画一的なものとしないので、飽きが来ない使いやすい装置とすることができるようになる。
請求項9の発明によれば、音声出力データ記憶部に防犯モードに対応した報知内容の音声出力データのデータ群を備え、音声出力制御手段により、防犯センサなどの外部機器からの検出信号を受け付けると、これに応じて防犯モードに対応した報知内容の音声出力を行うようにしたので、侵入者などが検知された旨の検出信号を受け付けると、これに対応する報知内容のデータ群から報知メッセージをランダムもしくは任意に選んで報知動作を行わせることができる。この結果、検出信号を受けている期間中は、データ群から異なる報知メッセージを選んで報知動作を繰り返すことになるので、侵入者は、異なる報知がなされていることで、人が存在しているかのような錯覚に陥らせることもできるようになり、犯罪を未遂にとどまらせることに貢献することができるようになる。
請求項10の発明によれば、音声出力制御手段を、報知内容が警告や重要事項に関するものであるときには、前記選択動作を行わず定められた音声出力データを音声出力部に出力するように構成したので、上記したような変化に富んだ報知内容で飽きの来ないものとして使うことができることに加えて、警告や重要事項などの迅速且つ確実性の要求される報知内容については、決まった報知メッセージを設定しておくことで間違いのない伝達を行うことができるようになる。
(第1の実施形態)
以下、本発明をオーブンレンジに適用した場合の第1の実施形態について図1および図2を参照して説明する。図2は、全体の外観を示すもので、外箱1には加熱室2が形成されており、その前面を開閉する扉3が設けられている。外箱1の前面右側には操作パネル4が配設されており、各種の操作キー5および表示器6などが設けられると共に、音声出力手段としてのスピーカ7などが配設されている(図1参照)。
図1は電気的構成を示すもので、ここでは、本発明の構成に着目した要部の構成を示している。加熱調理の制御を行う制御回路8は、CPUを主体としてROM、RAMなどからなるもので、加熱調理動作を制御するためのプログラムおよび後述する音声報知動作に関するプログラムなどが記憶されている。
また、この制御回路8には、音声出力データ記憶手段としての音声データ格納部8aおよび音声出力制御手段としての音声データ選択部8bの機能が設定されていて、CPUなどにより処理するようになっている。音声データ格納部8aには、報知内容に対応して音声出力データがデータ群毎に記憶されている。
音声出力データは、報知内容つまり使用者に報知すべき情報のメッセージ文を音声データとして設定されたもので、同じ意味を持つ報知内容について複数種類の報知メッセージ文がひとまとまりのデータ群として記憶されるようになっている。音声データ選択部8bは、報知内容が決まるとこれに対応するデータ群を読み出し、このデータ群の中からランダムもしくは任意に1つの報知メッセージ文の音声出力データを選択する機能を有するものである。
オーブンレンジ機能に対応した構成として、マグネトロン9、ヒータ10、冷却ファンモータ11、アンテナモータ12などが配設されており、これらは、制御回路8から駆動回路13を介して駆動制御するように構成されている。なお、マグネトロン9は、本体1内の操作パネル4の背面側に配設されており、加熱室2の底部を介して加熱室2内にマイクロ波を供給して被加熱物を高周波加熱するようになっている。ヒータ10は、加熱室2の上部に配設され、オーブン調理時に通電される。冷却ファンモータ11は、マグネトロン9や他の電気部品などの冷却をするファンの回転駆動をするためのものである。
加熱室2の底面下部にはマイクロ波を出力するためのアンテナ(図示せず)が配設されており、ここにはアンテナモータ12により回転駆動されるファンが設けられ、マイクロ波を拡散して加熱室2内に供給するように構成されている。また、制御回路8には、扉3の開閉を検知するドアスイッチ14が接続されると共に加熱室2内の被加熱物の温度を検出するための赤外線センサ15などが接続されている。また、スピーカ7はアンプ16を介して制御回路8に接続されている。
次に、上記構成の作用について説明する。なお、この説明においては、オーブンレンジ本来の加熱処理動作そのものについては、一般的な加熱処理動作が行われることを前提としその詳細な動作説明を省略する。
このオーブンレンジにおいては、使用者が何らかの操作を行うと、これに応じて制御回路8により音声報知動作を行うように構成されている。以下に、いくつかの具体例を挙げて説明する。
例えば、使用者が操作パネル4の操作キー5により、レンジキーを押したときに、制御回路8は、操作入力を受け付けると、音声出力制御プログラムに基づいて、応答すべき報知内容のデータ群を検索する。ここでは、レンジキーの操作に続いて入力すべき情報として加熱時間の設定があるので、応答メッセージの基本パターンは「加熱時間は何分ですか?」という報知メッセージ文となる。
ここで、音声データ選択部8bは、加熱時間の設定のメッセージに対応する音声出力データが登録された音声データ格納部8aのデータ群からランダムもしくは任意に報知メッセージ文を選択する。その例としては、「何分加熱しますか?」、「加熱時間はどれくらいですか?」あるいは「加熱時間を設定しましょう!」など種々に設定されたメッセージから選ぶようになる。この場合、男性の声あるいは女性の声を変えるように設定することもできる。
また、調理が終了した時点で使用者に音声による報知をする場面では、制御回路8は、調理終了メッセージのデータ群として、「調理終了!」「あつあつだよ!」「できたよ!!」「チャララーン(メロディ)」などの複数の報知メッセージ文が報知出力データとして記憶されている中から、ランダムもしくは任意に選択して報知するようにする。
制御回路8は、このようにして選択した音声出力データを、音声データとしてそのままアンプ16を介してスピーカ7に出力することにより音声情報を使用者に伝達する。なお、この場合において、音声データに基づいて、音声合成を行って音声情報として出力することもできる。
これにより、使用者にとっては、機械的な対応ではなく、意外性をもった人間味をもった対応を受けることができ、心地よい応対が可能となる。また、ランダムにした場合でも、確率によって、同じ報知メッセージ文が繰り返されることがあるが、前回と同じ報知の場合は、その他の候補を選択するようなしてもよいし、3回連続したら、その他の候補を選択するようにしてもよいし、心地よい報知をおこなうための手法は単純なランダムな報知だけでなく、人間の感覚に沿った制御を加味してもよい。
上述したように、毎回どの報知メッセージ文が報知されるのか決まっていないので、使用者が聞き飽きてしまうのを抑制でき、使用者の機器に対するイメージを高めることができるようになる。
また、このような報知動作において、例えば警告や重要な事項についての報知などの確実性が高く要求される報知メッセージについては、逆にデータ群を設けずに、同じ報知内容については1つのわかりやすい報知メッセージを設定しておくことで、報知内容を明確かつ確実に伝達することができるようになる。
さらに、報知メッセージとしては、音声のみならず、メロディや音あるいは動物の鳴き声などの音を用いても良く、あるいは報知メッセージに付加してこれらの音を報知するようにしても良く、これによって報知メッセージの情報量を増やして表現性を高めることができるようになる。
あるいは、上記の場合において、報知内容を選択する際に、操作の流れの中で、それまでの操作時間(キーを押すまでの時間)が短ければ慣れたユーザであると判断して、報知内容を端的な報知内容を選択したり、また、操作時間が長い(迷っている状態のとき)は、報知内容をより詳しい内容のものにしたりすることも有効である。
(第2の実施形態)
図3は本発明の第2の実施形態を示すもので、以下、第1の実施形態と異なる部分について説明する。すなわち、第2の実施形態においては、音声出力データを外部から取り込むことができるように構成している。その方式は、音声出力データ更新手段として、例えばICカード17やメモリカード18などの記憶媒体に記憶したものをデータ入力インターフェース19を介して制御回路8の音声データ格納部8aに取り込むように構成することで実現するものである。
これにより、音声出力データを様々な要求に対応したバリエーションでそろえることができるようになり、多様な使用者の好みに応じた報知内容のデータ群の設定をすることができるようになる。また、音声出力データを適宜のタイミングで更新することができるので、使用者にとっては、より新鮮な感覚で使用することができるようになる。
上記の場合に、音声出力データ更新手段として、通信装置20を設け、外部のネットワーク21などを介して通信により制御回路8に音声出力データを取り込む構成とすることもできる。通信装置20やネットワーク21は、携帯電話機を通信装置とした携帯電話網を経由して取り込む構成としても良いし、パソコンなどのインターネットに接続可能な通信装置を設けることでインターネットを経由して取り込むこともできる。
さらには、通信装置20としては、USBポートや赤外線ポート、あるいはシリアルポートを介して他の通信機器と接続して通信を行うものとして、外部から取り入れることもできるし、ブルートゥースや省電力無線あるいは無線LANなどの機能を持った無線通信装置を用いることで、取り込むこともできる。
また、記憶媒体としては、ICカード17やメモリカード18以外にも、CD−ROMやDVDとしてその読取装置をデータ入力インターフェース19として設けることもできるし、あるいはハードディスク装置に記憶している内容を取り込むようにしても良い。
(第3の実施形態)
図4は本発明の第3の実施形態を示すもので、第1の実施形態と異なるところは、制御回路8の機能として、時間/季節/曜日判定部8cを設けたところである。これは、音声データ選択部8bにより音声データ格納部8aのデータ群から音声出力データを選択する場合に、その時間、季節あるいは曜日などに応じて異なる報知メッセージで報知動作を行うようにしたもので、これにより、時期にふさわしい内容の報知動作を行うことができるようになる。
この場合、制御回路8は、内部に時計機能を備えていて、使用者による使用時にその時計により時刻や日付、曜日データを参照し、その条件にあったデータ群を選択してそのなかからランダムもしくは任意に音声出力データを選んで報知メッセージを報知する。
これにより、例えば、朝の時間帯においては「おはよう!」、「今日もがんばろう!」などの音声出力データが含まれるデータ群を用い、夜の時間帯においては「お疲れ様!」、「おやすみ」などの音声出力データが含まれるデータ群を用いるように設定することで、使用者はタイミングよくメッセージを受け取ることができるようになり、慣れ親しむことができるようになる。この場合に、朝の報知動作に対して夜の報知動作では、報知メッセージの音量を小さく設定することで周囲に配慮するようにしても良い。
また、上記の内容を季節や日付あるいは曜日などの違いについてもその時期毎に報知内容に対応した音声出力データのデータ群を設定しておくことで、より多彩な報知メッセージを出力することができるようになり、飽きのこないものとして利用することができるようになる。
(第4の実施形態)
図5は本発明の第4の実施形態を示すもので、第2の実施形態と異なるところは、音声認識手段としてのマイクロホン22および音声認識インターフェース23を設けると共に、制御回路8の機能として認識単語辞書格納部8dを設定するように構成したところである。
操作キー5の操作入力による操作が基本であったのを、使用者が音声により指示することができるようにしたものである。使用者がオーブンレンジに向かって動作を指示する語を発すると、マイクロホン22から音声認識インターフェース23を介して制御回路8に入力される。
制御回路8は、入力された音声の音声データを分析して認識単語辞書格納部8dに格納されている認識単語辞書と比較して使用者により指示された動作内容を認識する。制御回路8は、この認識結果に応じて、駆動回路13を通じてマグネトロン9やヒータ10の駆動条件を設定することができ、設定した内容で加熱調理を行わせることができるようになる。
この場合、例えば、使用者がオーブンレンジに向かって「レンジ!」と声を発した場合で説明すると、制御回路8によりレンジ調理の指示を認識すると、音声出力データからこれに対応する報知内容として、「何分ですか?」といった返事をする音声出力データを選択してスピーカ7から出力する。
使用者は、これを聞いて、例えば「3分」と答えると、制御回路8によりこれが認識されて、前述同様にして「はい。」などと答えるようにすることができる。これにより、レンジ調理の設定とその時間の設定が音声を発するだけで自動的に設定することができ、そのやりとりを音声で応答することでキー操作をする必要が無くなる。なお、スタートボタンの操作については、安全性を考慮して使用者が直接操作パネル4のスタートボタンを操作することで実施することができるように設定されている。
また、使用者が新メニューの名前を音声で発したときには、制御回路8は、そのレシピが記憶されていない場合には、受け付けないようにすることもできるし、あるいは、そのメニューのレシピを通信装置20などを介して外部からダウンロードするように使用者に促す報知メッセージを音声出力として行うこともできる。
(第5の実施形態)
図6は本発明の第5の実施形態を示すもので、第4の実施形態と異なるところは、マイクロホン22により入力される使用者の特定をすべく、制御回路8の機能として、使用者特定手段としての話者特定部8e、話者別情報報知内容変更部8fを設定する構成としたところである。
オーブンレンジのような家電機器は、家庭内で複数の使用者が使用することが前提となることが一般的であり、家庭内の使用者としては、例えばお年寄りから子供までさまざまである。したがってその各使用者に対して画一的な報知メッセージでは不足を感じたり、必要以上の情報が提供されたりすることになり、その対象を絞り込むことが難しくなる点があった。
この実施形態においては、上述のような点を改良して使い勝手の良いものとしている。すなわち、例えば使用者の声を一定の条件であらかじめ登録しておき、マイクロホン22を通じて入力される音声から、音声認識インターフェース23を介して制御回路8に音声データが入力されると、制御回路8は、その音声データの分析を行い、登録されている中から該当する使用者を特定し、その使用者にふさわしい報知内容の音声出力データを選択して応答するようにしている。
この場合、使用者に応じてどの程度の個人情報を入れた報知内容とするかについては、あらかじめ設定しておくこともできるし、使用者の好みに応じて設定することもできる。その具体的な内容としては、例えば、使用者の生年月日あるいは星座あるいは血液型などに応じて占いの情報を提供したり、その人の誕生日であれば「誕生日おめでとう!」などの報知内容を付加したり、あるいは日付がクリスマスや行事の日などに応じて「メリークリスマス!!」などの報知内容を付加することもできる。
さらに、使用者に応じて異なる報知内容を選択する具体例としては、例えば使用者が老人や子供などの場合には、報知内容をゆっくり告げる設定としたり易しい内容に言い換えて告げる設定にすることで使いやすいものとすることができる。また、若い人であれば、少し早口気味で報知するように設定することでテンポの良い応答で快適な使用感を得ることができるようになる。
このような構成とすることで、複数の使用者が、それぞれ使用時にその使用者にふさわしい報知内容で応答することができるようになるので、一層使いやすく飽きの来ないものとして利用することができるようになる。
なお、上記構成において、使用者特定手段としては、音声による認識以外に、使用者の指紋を検出する手段を設けこれに指を押し当てることで指紋を検出しこれからそのパターンを解析してあらかじめ登録されている使用者の中から特定したり、あるいは、使用者の瞳孔の解析、網膜パターンの解析、顔の画像の解析などを行う手段を設けることで、あらかじめ登録されている使用者の中から特定することができるし、さらには使用者がスイッチ操作などで使用者を設定入力することで特定するといった構成が考えられる。
(第6の実施形態)
図7は本発明の第6の実施形態を示すもので、第5の実施形態と異なるところは、人感知センサ24を設ける構成としたところである。この人感知センサ24は、赤外線などにより検知領域Ap内に人(使用者)が侵入すると、これを検知して検知信号を出力するものである。
制御回路8は、この感知センサ24が検知信号を出力した時点でマイクロホン22から入力される音声を受け付けて音声認識処理を開始する。この場合、マイクロホン22による音声入力が可能な検知領域Avは人感知センサ24の検知領域Apと略一致するように設定されている。
上記構成とすることにより、マイクロホン22から入力される音声の認識タイミングを使用者が存在している状態で適切に開始することができるようになる。これは、誤認識を防止する上で有効な手段であり、使用者が存在していないのに周囲の雑音や遠方からの声などを音声認識してしまうことがなくなり、不必要な音声認識処理による誤動作を抑制することができる。また、人為的に音声認識開始を促す操作などを行う必要がないので、使い勝手に優れたものとなる。
また、音声認識を行う検知領域Avと、人感知センサ24の検知領域Apとがほぼ一致する領域に設定されているので、使用者の存在を検知した領域中から確実に音声が入力されるのを検知することができるようになり、より確実且つ正確な音声認識動作を行うことができるようになる。
また、上記構成において、音声認識処理をする場合に、使用者の発音による音声入力が常に認識できるわけではないので、そのような場合に対応して、再度の音声入力を使用者に促すべく、例えば、「もう一度話してください。」などの報知メッセージを音声出力としてスピーカ7より発するようにする。この場合においても、複数の報知メッセージの中からランダムに報知内容に対応したデータ群から選択することで対応している。
上記のようにして再度の音声入力を促した後の再入力でも使用者からの音声入力による音声認識処理で認識できない場合も生ずる。このような場合には、上記した方法で音声出力データを選択することにより、2回目以降の入力を促す報知メッセージは、前回と異なる例えば「もう一度お願いします。」とか、「ごめんなさい、もう一度お願いします。」あるいは、「もうちょっと近づいて話してね。」といったようにすることができる。
また、上述の場合に、報知メッセージの選択に際しては、使用者が入力した音声の音量を検知しておいて回を重ねる毎に大きくなる場合には、使用者がいらいらしていることも考慮して、より丁寧な表現を用いた報知メッセージを選択するようにしても良い。さらには、周囲の雑音レベルや、使用者の音声の音量などにも応じて報知メッセージの音量を設定することも有効である。
上記構成において、赤外線方式の人感知センサ24の検知範囲Apの設定については、レンズを用いて絞ったり、視野を制限するガードを取り付けたりする方法がある。また、マイクロホン22の検知範囲Avの絞り込みについては、指向性マイクロホンを使用したり、あるいはマイクアレイ方式を採用したマイクロホンを用いることで設定することができる。
(第7の実施形態)
図8は本発明の第7の実施形態を示すもので、これは、上記各実施形態において、防犯装置の補助機能を付加できるようにしたところである。具体的には第1の実施形態に付加した例として示す。この実施形態においては、制御回路8に通信装置20を接続してネットワーク21を介して防犯装置25の検出信号を受信できるように構成している。
防犯装置25は、例えば、住居の侵入者を検知するセンサを備えたもので、検出信号を居住者やセンターあるいは警察などに自動的に通報できるようにしたものである。しかし、侵入者が住居内の物を盗ったり室内を荒らしたりする場合に、居住者が存在していると認識したときには犯行を実行させないで退却に至らせることができる可能性がある。
そこで、本システムにおいては、防犯装置25が侵入者を検出してその検知信号が制御回路8に入力されると、制御回路8は、防犯機能用の報知内容として設定されたデータ群の中からランダムもしくは任意に音声出力データを選択して報知させるようになる。この場合、報知する音声出力データは、例えば、侵入者が聞いたらあたかも居住者が存在しているかのような印象を与えることができるような内容にしておく。
また、繰り返し防犯機能用の報知動作を行う場合には、上述のようにデータ群からランダムもしくは任意に音声出力データを選択するので、同じ内容の報知メッセージを繰り返すことがなくなり、侵入者が機械がしゃべっているといった印象を受けるのを抑制でき、リアリティのある音声出力により侵入者撃退の効果を高めることができる。
なお、上記構成において、防犯装置25は、人の侵入を検知する赤外線センサや、ドアの開閉を検知するセンサ、あるいは衝撃を検出するセンサなど様々なものがあり、また、防犯装置として市販されているものでもその検出信号を取り入れることができるものであれば何でも良い。
(他の実施形態)
本発明は、上記実施例にのみ限定されるものではなく、次のように変形または拡張できる。
オーブンレンジに適用した例で示したが、他に音声出力機能を持たせるようにした冷蔵庫、洗濯機、テレビなど種々の家電機器に適用することができる。
また、リモコンを用いて操作する家電機器においては、リモコン側に音声出力機能を設けて本体の動作に関する操作指示や動作機能の実施に対応できるようにすることもでき、このような構成において本発明を適用することで人間味のある親しみやすい家電機器として使用者に受け入れられるようにすることができる。
データ群に登録する音声出力データを使用者自ら音声を登録したり、好みの人の音声を用いた音声出力データとして登録することもできる。これにより、より使用者の好みに即した家電機器として愛着を持って使用することができるようになる。
同じデータ群に含まれる複数の音声出力データとして、音声の大きさが異なる条件のものや、声色の異なる条件のもの、男声あるいは女声によるもの、方言のある表現のものなど種々の変化に富んだ条件を設定することができる。さらには、音楽的要素を加味した表現をするものを設定しても良い。
音声出力制御手段として、ランダムあるいは任意にデータ群中から音声出力データを選択するようにしているが、この場合に、ランダムに選択すると繰り返し同じ音声出力データを選択してしまうこともあるので、そのような場合を避けたいときには前回選択しているものを除いた中から選択するという条件に設定しても良い。また、この設定は、2回続いた後に行うようにしても良い。
ランダムに選択するということは、熱雑音敵な乱数を用いて行う場合や、擬似乱数を用いて行う場合などがあるし、一定の条件を設けて、使用者にとってランダムに選択されているように思えるような意味で選択するようにしても良い。任意に選択する場合も同様にして考えることができる。また、このような選び方についても使用者が選択設定することができるようにしても良く、これにより使用者が設定可能なカスタマイズ機能が増えて機器の操作が楽しくなる要素を高めることができる。
本発明の第1の実施形態を示す電気的構成図 外観斜視図 本発明の第2の実施形態を示す図1相当図 本発明の第3の実施形態を示す図1相当図 本発明の第4の実施形態を示す図1相当図 本発明の第5の実施形態を示す図1相当図 本発明の第6の実施形態を示す図2相当図 本発明の第7の実施形態を示す図1相当図
符号の説明
図面中、5は操作キー、6は表示器、7はスピーカ(音声出力手段)、8は制御回路(音声出力データ更新手段)、8aは音声データ格納部(音声出力データ記憶手段)、8bは音声データ選択部(音声出力制御手段)、8cは時間/季節/曜日判定部、8dは認識単語辞書格納部、8eは話者特定部(使用者特定手段)、8fは話者別報知内容変更部、17はICカード、18はメモリカード、19はデータ入力インターフェース、20は通信装置、21はネットワーク、22はマイクロホン(音声認識手段)、23は音声認識インターフェース、24は人感知センサ(センサ)、25は防犯装置である。

Claims (10)

  1. 音声を再生する音声出力手段と、
    音声出力データを記憶する音声出力データ記憶手段と、
    この音声出力データ記憶部に記憶され報知内容に対応して同義で異なる音声表現の複数の音声出力データからなるデータ群の中からランダムもしくは任意に1つの音声出力データを選択し、これを前記音声出力部に出力して報知動作を行わせる音声出力制御手段とを備えたことを特徴とする音声機能を有する家電機器。
  2. 請求項1に記載の音声機能を有する家電機器において、
    前記音声出力データを外部から取り込んで前記音声出力データ記憶手段の内容を更新する音声出力データ更新手段を備えたことを特徴とする音声機能を有する家電機器。
  3. 請求項1または2に記載の音声機能を有する家電機器において、
    前記報知内容に対応した音声出力データのデータ群は、曜日、季節、時間帯によってグループ分けがなされ、
    前記音声出力制御手段は、前記報知内容に対応した前記音声出力データを選択する場合に、曜日、季節、時間帯の違いによって分けられたグループを選択変更するように構成されていることを特徴とする音声機能を有する家電機器。
  4. 請求項2に記載の音声機能を有する家電機器において、
    使用者を特定する使用者特定手段を設け、
    前記報知内容に対応した音声出力データのデータ群は、使用者に応じてグループ分けがなされ、
    前記音声出力制御手段は、前記報知内容に対応した前記音声出力データを選択する場合に、前記使用者特定手段により特定された使用者に対応したグループを選択変更するように構成されていることを特徴とする音声機能を有する家電機器。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載の音声機能を有する家電機器において、
    音声を音声入力データとして入力し認識単語辞書を参照することにより音声指示の内容を認識する音声認識手段と、
    この音声認識手段が認識した音声指示の内容を実行するように制御する動作制御手段と、
    認識単語データを外部から取り込んで前記認識単語辞書の内容を更新をする認識単語辞書更新手段とを備えたことを特徴とする音声機能を有する家電機器。
  6. 請求項5に記載の音声機能を有する家電機器において、
    人の存在を感知するセンサを設け、
    前記音声認識手段は、前記センサが人の存在を感知したことを条件として音声認識処理を開始するように構成されていることを特徴とする音声機能を有する家電機器。
  7. 請求項6に記載の音声機能を有する家電機器において、
    前記音声認識手段は、音声を入力する領域を前記センサの感知領域と略一致する範囲に設定されていることを特徴とする音声機能を有する家電機器。
  8. 請求項5ないし7のいずれかに記載の音声機能を有する家電機器において、
    前記音声出力データ記憶手段は、前記データ群として、前記音声認識手段による認識ができない場合に再度音声入力を促すための報知内容に対応した音声出力データを備え、
    前記音声出力制御手段は、前記音声認識手段による認識が繰り返しできない場合に、前記データ群から音声出力データを選択する条件として繰り返し回数、検知音量、認識結果、使用者、雑音レベルに応じて報知内容および音声出力の音量を変化させるように構成されていることを特徴とする音声機能を有する家電機器。
  9. 請求項1ないし8のいずれかに記載の音声機能を有する家電機器において、
    前記音声出力データ記憶部は、防犯モードに対応した報知内容の音声出力データのデータ群を備え、
    前記音声出力制御手段は、防犯センサなどの外部機器からの検出信号を受け付けると、これに応じて防犯モードに対応した報知内容の音声出力を行うように構成されていることを特徴とする音声機能を有する家電機器。
  10. 請求項1ないし9のいずれかに記載の音声機能を有する家電機器において、
    前記音声出力制御手段は、報知内容が警告や重要事項に関するものであるときには、前記選択動作を行わず定められた音声出力データを音声出力部に出力するように構成されていることを特徴とする音声機能を有する家電機器。

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