JP2005030847A - 電子機器および分析システム - Google Patents

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    • GPHYSICS
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    • G01N33/483Physical analysis of biological material
    • G01N33/487Physical analysis of biological material of liquid biological material
    • G01N33/493Physical analysis of biological material of liquid biological material urine

Abstract

【課題】設計の自由度を向上させることができるとともに、位置決め部材の外部に露出した部分に物が引っかかるなどの不都合を防止することが可能な電子機器を提供する。
【解決手段】この電子機器(第1搬送装置102)は、シャーシ1と、シャーシ1に取り付けられるカバー21と、シャーシ1とカバー21とを導通させるための板バネ13および15と板バネ係合部25〜27とを含む導通部材と、シャーシ1に設けられた位置決めピン11とカバー21に設けられた挿入孔22aを有する案内部材22とを含む位置決め部材とを備えている。
【選択図】図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、電子機器および分析システムに関し、より特定的には、カバーを有する電子機器および分析システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、カバーを有する電子機器において、カバーへの帯電を防止するために、電子機器本体とカバーとが導通するように構成された電子機器が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
【0003】
上記特許文献1には、電子機器本体とカバーとの相対位置を決定するために、電子機器本体の4つの側面の外側にカバーの爪を係合させる構造を有する電子機器が開示されている。
【0004】
また、従来、電子機器本体とカバーとが導通するように構成された大型の電子機器の一例として、分析装置に検体を供給する搬送装置が知られている(たとえば、特許文献2参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開平7−154273号公報
【特許文献2】
登録実用新案第2550510号公報
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特許文献1に開示された構造では、電子機器本体とカバーとの相対位置を決定するために、電子機器本体に4つの側面が必要になるため、設計の自由度が低下するという問題点があった。
【0006】
また、上記特許文献1に開示された構造では、電子機器本体の4つの側面の外側にそれぞれカバーの爪が露出している構造であるため、外側に露出した爪に物が引っかかるなどの問題点もある。特に、このような特許文献1の構造を上記特許文献2に開示された分析装置用の搬送装置などの大型の電子機器に適用した場合には、大きい爪が電子機器本体の外側に露出することになるため、外側に露出した大きい爪に物が引っかかりやすいという問題点がある。
【0007】
この発明は上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、設計の自由度を向上させることができるとともに、位置決め部材の外部に露出した部分に物が引っかかるなどの不都合が生じない電子機器および分析システムを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明の第1の局面による電子機器は、電子機器本体と、電子機器本体に取り付けられるカバーと、電子機器本体とカバーとを導通させる導通部材と、電子機器本体およびカバーの一方に設けられる凸部と、凸部と係合可能に構成され、電子機器本体およびカバーの他方に設けられる凹部とを有するとともに、電子機器本体とカバーとの相対位置を決定する位置決め部材とを備えている。
【0009】
この第1の局面による電子機器では、電子機器本体とカバーとの相対位置を決定する位置決め部材を設けるとともに、その位置決め部材を、電子機器本体およびカバーの一方に設けられる凸部と、その凸部に係合可能に構成され、電子機器本体およびカバーの他方に設けられる凹部とを有するように構成することによって、位置決め部材の凸部と凹部とを係合させることにより、電子機器本体の4つの側面を用いることなく、電子機器本体とカバーとの位置決めを行うことができるので、設計の自由度を向上させることができる。また、位置決め部材の凸部と凹部とを係合させた後は、位置決め部材を構成する凸部が外部に露出することがないので、外部に露出した凸部に物が引っかかるなどの不都合も生じない。これにより、大型の電子機器に適用した場合にも、位置決め部材を構成する大きい凸部が外部に露出することがないので、外部に露出した大きい凸部に物が引っかかりやすいなどの不都合も生じない。その結果、大型の電子機器にも容易に適用することができる。また、電子機器本体とカバーとを導通させる導通部材を設けることによって、電子機器本体とカバーとの導通を取ることができるので、カバーに帯電した静電気を逃がすことができる。
【0010】
上記第1の局面による電子機器において、好ましくは、凸部と凹部とを含む位置決め部材は、左右非対称の位置に少なくとも2つ設けられている。このように構成すれば、位置決め部材を左右対称に前後等間隔で4つ以上設置する場合に比べて、位置決め部材の数を減少させることができる。
【0011】
上記の電子機器において、好ましくは、位置決め部材の凸部は、電子機器本体に設けられており、位置決め部材の凹部は、カバーに設けられている。このように構成すれば、電子機器本体に設けられた凸部とカバーに設けられた凹部とを係合させることにより、容易に、電子機器本体の4つの側面を用いることなく、電子機器本体とカバーとの位置決めを行うことができる。
【0012】
上記の電子機器において、好ましくは、位置決め部材の凸部は、位置決めピンであり、位置決め部材の凹部は、位置決めピンが挿入される挿入孔であり、位置決め部材は、挿入孔を有する案内部材をさらに含む。このように構成すれば、位置決めピンと案内部材の挿入孔とを係合させることにより、容易に、電子機器本体の4つの側面を用いることなく、電子機器本体とカバーとの位置決めを行うことができる。
【0013】
上記位置決めピンを有する電子機器において、好ましくは、位置決めピンは、上端部に設けられたテーパ形状部を含む。このように構成すれば、位置決めピンの上端面の直径が、位置決めピンの位置決めを行う部分の直径よりも小さくなるので、位置決め時の初期に、位置決めピンと案内部材の挿入孔との位置関係が少しずれていたとしても、案内部材の挿入孔に位置決めピンの上端部を容易に挿入することができる。これにより、位置決めピンと案内部材とを容易に係合させることができるので、電子機器本体とカバーとの位置決め作業を容易に行うことができる。
【0014】
上記位置決めピンを有する電子機器において、好ましくは、位置決めピンは、下端部に設けられたねじ部と、ねじ部の上部に設けられた平坦部とを含む。このように構成すれば、位置決めピンのねじ部をナットで締め付け固定することにより位置決めピンを電子機器本体に取り付ける際に、平坦部をスパナなどで容易に把持することができるので、ナットの締め付け時に位置決めピンが回転するのを防止することができる。これにより、位置決めピンの取り付け作業を容易に行うことができる。
【0015】
上記位置決めピンを有する電子機器において、好ましくは、位置決めピンは、金属からなるとともに、電子機器本体に取り付けられており、挿入孔を有する案内部材は、樹脂からなるとともに、カバーに取り付けられている。このように構成すれば、位置決めピンと案内部材の挿入孔とを係合させる際に、強い力が加わった場合にも、金属からなる位置決めピンが破損する前に樹脂からなる案内部材が破損するので、位置決めピンと案内部材との両方が破損するのを防止することができる。また、金属からなる位置決めピンを、機械的強度が比較的高く位置精度の出しやすい電子機器本体に取り付けるとともに、樹脂からなる案内部材を、機械的強度が比較的低く位置精度が出にくいカバーに取り付けることによって、位置決めピンと案内部材の挿入孔とを係合させる際に、強い力が加わった場合に、高い位置精度で取り付けられた位置決めピンを破損させることなく、低い位置精度で取り付けられた案内部材のみを破損させることができる。また、電子機器本体に比べて向きの移動が容易なカバー側に案内部材を取り付けることによって、案内部材が破損した場合に、容易に、案内部材を交換しやすい向き(位置)にカバーを移動することができるので、案内部材の交換を容易に行うことができる。
【0016】
上記した挿入孔を有する案内部材と位置決めピンとを有する電子機器において、好ましくは、位置決めピンは、位置決めピンの軸方向がカバーの取り付け方向と実質的に平行になるように設けられており、案内部材は、挿入孔の延びる方向が位置決めピンの軸方向と実質的に平行になるように配置されている。このように構成すれば、カバーの取り付け時に、容易に、位置決めピンと挿入孔とを係合させることができる。
【0017】
上記の電子機器において、好ましくは、導通部材は、電子機器本体に設けられた板バネと、カバーに設けられ、板バネと係合する板バネ係合部とを含み、板バネと電子機器本体の内壁とにより、カバーの板バネ係合部が挟まれる。このように構成すれば、容易に、電子機器本体とカバーとの導通を取ることができるので、カバーに帯電した静電気を容易に逃がすことができる。
【0018】
この場合、板バネは、凸状部を有し、板バネ係合部は、板バネの凸状部に係合するスリット部を有するのが好ましい。このように構成すれば、板バネの凸状部は、スリット部の上部および下部と2点接触するので、確実に、電子機器本体とカバーとの導通を取ることができる。これにより、確実に、カバーに帯電した静電気を逃がすことができる。
【0019】
上記した板バネと板バネ係合部とを含む導通部材を備える電子機器において、好ましくは、位置決め部材の凸部と凹部とは、板バネと板バネ係合部とが係合する前に係合するように配置されている。このように構成すれば、位置決め部材の凸部と凹部とにより位置決めされた状態で、板バネと板バネ係合部とを係合させることができるので、板バネと板バネ係合部との係合箇所が多い場合にも、容易に、板バネと板バネ係合部とを係合させることができる。
【0020】
上記の電子機器において、電子機器本体に設けられた電源をさらに備えていてもよい。このように電源がある場合には、カバーに静電気が溜まりやすいので、カバーの静電気を逃がすために導通部材を多く設ける必要がある。そして、このように導通部材を多く設けると、導通部材の係合箇所が多くなるので、カバーを電子機器本体に取り付けにくくなる。この場合に、上記した本発明の凸部と凹部とを有する位置決め部材を用いることにより、容易にカバーを電子機器本体に取り付けることができるので、電子機器本体に電源が設けられる場合に、本発明は特に有効である。
【0021】
上記の電子機器において、好ましくは、電子機器は、検体を収容する検体容器を搬送する搬送装置である。このように構成すれば、搬送装置の設計の自由度を向上させることができるとともに、外部に露出した位置決め部材の凸部に物が引っかかるなどの不都合も生じない。
【0022】
この発明の第2の局面による分析システムは、上記搬送装置と、搬送装置によって搬送される検体容器中の検体を分析する分析装置とを備えている。
【0023】
このように構成すれば、搬送装置を含む分析システムの設計の自由度を向上させることができるとともに、搬送装置の外部に露出した位置決め部材の凸部に物が引っかかるなどの不都合も生じない。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化した実施形態を図面に基づいて説明する。
【0025】
図1は、本発明の一実施形態による第1搬送装置(電子機器)を含む分析システムの全体構成を示した斜視図である。図2は、図1に示した分析システムの動作を説明するための概略図である。図3は、図1に示した一実施形態による第1搬送装置を示した斜視図であり、図4は、図3の分解斜視図である。図5は、図4に示したカバーを裏面側から見た斜視図である。また、図6〜図10は、図4に示した第1搬送装置に用いられる位置決め部材および導通部材の構造を説明するための斜視図および断面図である。
【0026】
まず、図1および図2を参照して、本実施形態の分析システム100の全体構成および動作について説明する。本実施形態の分析システム100は、図1に示すように、第1分析装置101と、第1搬送装置102と、第2分析装置103と、第2搬送装置104とを備えている。なお、第1搬送装置102は、本発明の「電子機器」および「搬送装置」の一例であり、第1分析装置101は、本発明の「分析装置」の一例である。第1分析装置101および第2分析装置103は、たとえば、尿分析装置である。この場合、第1分析装置101は、第2分析装置103の後段に接続され、第2分析装置103の尿検査結果をさらに詳細に分析および検査するために設置されている。第1搬送装置102は、第1分析装置101に検体を自動的に供給する装置であり、第2搬送装置104は、第2分析装置103に検体を自動的に供給する装置である。
【0027】
第1分析装置101は、測定部101aと表示部101bとを含んでいる。また、第2分析装置103は、測定部103aと表示部103bとを含んでいる。
第1搬送装置102は、検体が収容された複数本(本実施形態では10本)の検体容器151が収納された検体ラック150を搬送するための搬送部2と、第1搬送装置102の操作設定を行うための設定部5とを含んでいる。また、搬送部2は、発送部2aと横送り部2bと回収部2cとから構成されている。また、第2搬送装置104は、検体が収容された複数の検体容器151が収納された検体ラック150を搬送するための搬送部104aと、第2搬送装置104の操作設定を行うための設定部104bと、通常の検体の測定に割り込んで検査する際に用いる割り込み検体処理部104cとを含んでいる。また、搬送部104aは、発送部104dと横送り部104eと排出部104fとから構成されている。
【0028】
本実施形態による分析システムの動作としては、図2に示すように、検体(尿)が収容された複数の検体容器151が収納された検体ラック150が図2中の矢印に沿って自動的に搬送される。具体的には、まず、検体が収容された複数の検体容器151が収納された検体ラック150を第2搬送装置104の発送部104dにセットする。そして、設定部104bのスタートキーを押す。これにより、第2搬送装置104の発送部104dにセットされた検体ラック150が横送り部104eに搬送される。そして、横送り部104eで検体ラック150が一検体容器151分ずつ横送りされることにより、検体ラック150が第2分析装置103の測定部103aに搬送される。そして、第2分析装置103の測定部103aにおいて、検体ラック150に収納された検体容器151内に収容された検体が順次測定される。その後、検体ラック150は、横送り部104eから排出部104fに搬送された後、第1搬送装置102の発送部2aに搬送される。そして、第1搬送装置102は、発送部2aに検体ラック150が搬送されたことを検知して動作を開始する。
【0029】
第1搬送装置102の発送部2aに搬送された検体ラック150は、第1搬送装置102の横送り部2bに搬送される。そして、横送り部2bで検体ラック150が一検体容器151分ずつ横送りされることにより、検体ラック150が第1分析装置101の測定部101aに搬送される。第1分析装置101の測定部101aでは、第2分析装置103の尿検査結果に基づいて、第1分析装置101による詳細な尿検査が必要と判断された検体のみ測定を行う。この後、検体ラック150は、横送り部2bから回収部2cに搬送される。上記のような動作が各検体ラック150について順次行われる。なお、検体ラック150を用いて行う通常の検体の測定に割り込んで測定を行う場合には、割り込み検体処理部104cに検体が収容された検体容器151aを配置して、第2分析装置103の測定部103aで検体の測定を行う。
【0030】
次に、図3〜図10を参照して、本発明の一実施形態による第1搬送装置102の詳細構造について説明する。第1搬送装置102は、図3および図4に示すように、金属製のシャーシ1と、全体に絶縁塗装が施された金属製のカバー21とを備えている。なお、シャーシ1は、本発明の「電子機器本体」の一例である。シャーシ1には、発送部2a、横送り部2bおよび回収部2cを含む搬送部2が設置されている。また、発送部2aの近傍には、発送部2aに搬送されてきた検体ラック150(図2参照)を横送り部2b側に移動させるための回動レバー2dが設けられている。また、横送り部2bには、検体ラック150を一検体容器151分ずつ横送りするための爪部2eが設けられている。また、回収部2cの近傍には、横送り部2bから搬送されてきた検体ラック150を回収部2c側に移動させるための回動レバー2fが設置されている。
【0031】
また、図4に示すように、回収部2cの下方のシャーシ1の上面上には、電源部3が設置されている。また、シャーシ1には、制御基板4と設定部5とが設置されている。設定部5は、表示部であるLCDパネル5aと、スタートキーなどを有するキー入力部5bとを含んでいる。また、シャーシ1には、カバー21の天面の中央部を支持するための上面部6aを有するカバー天面支持部材6が設置されている。
【0032】
ここで、本実施形態では、シャーシ1の上面に、左右非対称(対角線上)に、金属(たとえば、ステンレス)製の位置決めピン11が2つ取り付けられている。なお、位置決めピン11は、本発明の「凸部」の一例である。この位置決めピン11は、図4および図7に示すように、上端部に設けられたテーパ形状部11aと、位置決め部11bと、下端部に設けられたねじ部11cと、ねじ部11cと位置決め部11bとの間に設けられた平坦部11dとを含んでいる。テーパ形状部11aの先端部は、位置決め部11bの直径よりも小さい直径を有する。また、平坦部11dは、スパナなどの締め付け器具で把持可能なように構成されている。
【0033】
なお、位置決めピン11をシャーシ1に取り付ける際には、図7に示すように、シャーシ1のねじ穴1dにねじ部11cを挿入した状態で、シャーシ1の裏面側からそのねじ部11cをナット12により固定する。この場合、位置決めピン11の平坦部11dをスパナなどの締め付け器具で把持した状態で、ナット12を締め付ける。
【0034】
また、シャーシ1の2つの位置決めピン11に対応する側面部分には、図4に示すように、切欠き部1aおよび1bが形成されている。また、シャーシ1の正面左側側面部には、カバー21を固定するための2つの雌ねじ部1cが設けられている。
【0035】
また、本実施形態では、シャーシ1側に、カバー21との電気的導通をとるための5つの板バネ13および2つの板バネ15が取り付けられている。すなわち、5つの板バネ13は、シャーシ1の3つの側面の近傍にそれぞれ取り付けられており、2つの板バネ15は、シャーシ1のカバー天面支持部材6に取り付けられている。板バネ13は、図6および図8に示すように、6つに分岐した接触部13aと、ねじ穴13bとを有している。板バネ13の接触部13aは、シャーシ1の側面側に向かって突出した凸状部を有する。この板バネ13は、シャーシ1の側面部近傍に接触部13aの凸状部が位置するように、シャーシ1にねじ14により取り付けられている。また、板バネ15は、図9および図10に示すように、3つに分岐した接触部15aと、ねじ穴15bとを有する。板バネ15の接触部15aは、カバー天面支持部材6の側面側に向かって突出した凸状部を有する。この板バネ15は、カバー天面支持部材6の側面にねじ16により取り付けられている。
【0036】
また、図4および図5に示すように、カバー21には、シャーシ1側に取り付けられた設定部5のLCDパネル5aおよびキー入力部5bにそれぞれ対応する位置に、開口部21aおよび21bが設けられている。また、カバー21には、搬送部2を露出させるための切欠き部21cおよび21dが設けられている。カバー21のシャーシ1の雌ねじ部1cに対応する部分には、ねじ穴21eが設けられている。
【0037】
ここで、カバー21には、図5〜図7に示すように、シャーシ1側の2つの位置決めピン11に対応する位置に、挿入孔22aとねじ穴22bとを有する樹脂(たとえば、ポリアセタール樹脂)製の案内部材22が取り付けられている。なお、案内部材22の挿入孔22aは、本発明の「凹部」の一例である。この樹脂製の案内部材22は、カバー21に溶接などにより一体的に接合された金属製の脚部23に、ねじ24を用いてねじ止めすることによって取り付けられている。
上記した位置決めピン11と、挿入孔22aを有する案内部材22とによって、シャーシ1とカバー21との相対位置を決定するための位置決め部材が構成されている。
【0038】
また、カバー21には、図4および図5に示すように、シャーシ1側に取り付けられた5つの板バネ13に係合するように、2つの金属製の板バネ係合部25および3つの金属製の板バネ係合部26が設けられている。板バネ係合部25は、案内部材22が取り付けられるカバー21の側面に溶接などにより一体的に取り付けられている。この板バネ係合部25は、図6に示すように、板バネ13の接触部13aの凸状部が係合するスリット部25aと、段差部25bとを有している。また、板バネ係合部26は、図5に示すように、カバー21の段差部21fに所定の間隔を隔てて一体的に形成されているとともに、板バネ13の接触部13aの凸状部が係合するスリット部26aを有している。
【0039】
また、カバー21には、シャーシ1のカバー天面支持部材6に取り付けられた板バネ15に対応する天面の位置に、金属製の板バネ係合部27が溶接などにより一体的に取り付けられている。この板バネ係合部27は、図5および図9に示すように、L字形状を有するとともに、板バネ15の接触部15aの凸状部と係合するスリット部27aを有する。なお、板バネ係合部25〜27の少なくともスリット部25a〜27aには、板バネ13および15との電気的導通が得られるように、絶縁塗装が施されていない。上記した板バネ13および15と、板バネ係合部25〜27とによって、シャーシ1とカバー21とを電気的に導通させるための導通部材が構成されている。
【0040】
次に、図3〜図15を参照して、本実施形態による第1搬送装置102のカバー21の取り付け方法について説明する。まず、図4に示すように、カバー21をシャーシ1の上方から徐々に下方に下降させる。カバー21をシャーシ1に対して位置決めする前には、図4のA部分は、図11に示すような状態になっている。そして、図11に示す状態から、さらにカバー21を下降させることによって、左右非対称に配置された2つの位置決めピン11(図4参照)に案内部材22の挿入孔22aが挿入されるようにする。この場合、位置決めピン11の先端部には、位置決めピン11の位置決め部11bよりも小さい直径の先端を有するテーパ形状部11aが設けられているとともに、案内部材22の位置決めピン11側には面取部22cが設けられているため、位置決め時の初期に、位置決めピン11と案内部材22の挿入孔22aとの位置関係が少しずれていたとしても、案内部材22の挿入孔22aに位置決めピン11の上端部が容易に挿入される。
これにより、図12に示すような状態になる。
【0041】
ここで、図12に示した状態では、位置決めピン11と案内部材22の挿入孔22aとが係合した状態である一方、板バネ13と板バネ係合部25とは係合していない状態である。つまり、本実施形態では、位置決めピン11および案内部材22によりカバー21とシャーシ1との位置決めが行われた後に、板バネ係合部25と板バネ13とが係合する。これにより、板バネ13と板バネ係合部25との係合を円滑に行うことが可能となる。
【0042】
なお、板バネ13と板バネ係合部25とが係合された状態では、図13および図14に示すように、板バネ係合部25が、板バネ13の接触部13aとシャーシ1の側面とに挟まれた状態になるとともに、板バネ13の接触部13aの凸状部が、板バネ係合部25のスリット部25aの上部および下部と2点で接触した状態になる。また、板バネ係合部26(図4参照)と板バネ13とについても、図13および図14に示した板バネ係合部25と板バネ13との係合状態と同様の係合状態になる。また、図15に示すように、カバー21の天面下面に設けられた板バネ係合部27も、シャーシ1側のカバー天面支持部材6に取り付けられた板バネ15の接触部15aと、カバー天面支持部材6の側面とに挟まれた状態になるとともに、板バネ15の接触部15aの凸状部とスリット部27aの上部および下部とが2点で接触した状態になる。なお、板バネ係合部27が板バネ15に係合した状態では、カバー天面支持部材6の上面部6aによってカバー21の天面の中央部が支持されるので、比較的強度の弱いカバー21の天面の中央部が下方に曲がり変形するのを防止することが可能となる。このようにして、板バネ13および15と、板バネ係合部25〜27とが係合されることによって、カバー21とシャーシ1とが導通された状態になる。
【0043】
上記のように、位置決め部材(位置決めピン11および案内部材22)による位置決めと、導通部材(板バネ13および15と板バネ係合部25〜27)による導通とが完了した状態で、図3および図4に示すように、ねじ28を用いて、カバー21のねじ穴21eを介してシャーシ1の雌ねじ部1cに対してカバー21をねじ止めする。これにより、本実施形態のカバーの取り付けが完了する。
【0044】
本実施形態による第1搬送装置102では、上記のように、シャーシ1とカバー21との相対位置を決定する位置決め部材を、シャーシ1側に設けられた位置決めピン11とカバー21側に設けられた挿入孔22aを有する案内部材22とを有するように構成することによって、位置決めピン11と案内部材22の挿入孔22aとを係合させることにより、シャーシ1の側面を用いることなく、シャーシ1とカバー21とを容易に位置決めすることができる。これにより、従来のシャーシ(電子機器本体)の4つの側面の外側にカバーの爪を係合させることにより位置決めを行う構造に比べて、設計の自由度を向上させることができる。また、カバー21の取り付け後は、位置決め部材を構成する位置決めピン11および案内部材22がカバー21の外部に露出することがないので、位置決め部材の一部が外部に露出することにより物が引っかかるなどの不都合も生じない。
【0045】
また、本実施形態では、シャーシ1に電源部3が設置されているために、カバー21に静電気がたまりやすいので、カバー21の静電気を逃がすために板バネ13および15と板バネ係合部25〜27とからなる多く(7組)の導通部材を設けている。このため、カバー21をシャーシ1に取り付ける際に、7つの板バネ13および15と、7つの板バネ係合部25〜27とをそれぞれ係合させる必要があるので、カバー21をシャーシ1に取り付けにくくなる。この場合に、本実施形態による位置決めピン11と案内部材22とからなる位置決め部材を用いることにより、カバー21とシャーシ1との位置決めが行われた状態で、板バネ係合部25〜27と板バネ13および15とを係合させることが可能になるので、容易に、カバー21をシャーシ1に取り付けることができる。したがって、本実施形態は、シャーシ1に電源部3が設けられている場合に特に有効である。
【0046】
また、本実施形態による第1搬送装置102では、位置決めピン11および案内部材22からなる位置決め部材を、左右非対称に対角線上に2つ配置することによって、位置決め部材を左右対称に前後等間隔で4つ以上設置する場合に比べて、位置決め部材の数を減少させることができる。
【0047】
また、本実施形態による第1搬送装置102では、位置決めピン11を金属により形成するとともに、案内部材22を樹脂により形成することによって、位置決めピン11と案内部材22の挿入孔22aとを係合させる際に、強い力が加わった場合にも、金属からなる位置決めピン11が破損する前に樹脂からなる案内部材22が破損するので、位置決めピン11と案内部材22との両方が破損するのを防止することができる。また、金属からなる位置決めピン11を機械的強度が比較的高く位置精度の出やすいシャーシ1に取り付けるとともに、樹脂からなる案内部材22を機械的強度が比較的低く位置精度が出にくいカバー21に取り付けることによって、位置決めピン11と案内部材22の挿入孔22aとを係合させる際に、強い力が加わった場合に、高い位置精度で取り付けられた位置決めピン11を破損させることなく、低い位置精度で取り付けられた案内部材22のみを破損させることができる。また、シャーシ1に比べて向きの移動が容易なカバー21側に案内部材22を取り付けることによって、案内部材22が破損した場合に、容易に、案内部材22を交換しやすい向き(位置)にカバー21を移動することができるので、案内部材22の交換を容易に行うことができる。
【0048】
また、板バネ係合部25および26に、板バネ13の接触部13aの凸状部と係合するスリット部25aおよび26aを設けることによって、板バネ13の凸状部が、スリット部25aおよび26aの上部および下部と2点接触するので、確実に、シャーシ1とカバー21との導通をとることができる。これにより、確実に、カバー21に帯電した静電気を逃がすことができる。また、板バネ係合部27にスリット部27aを設けることによって、板バネ15の接触部15aの凸状部が、スリット部27aの上部および下部と2点接触するので、これによっても、確実に、シャーシ1のカバー天面支持部材6とカバー21との間の導通をとることができる。
【0049】
また、本実施形態では、上記のように、位置決めピン11の上端部にテーパ形状部11aを設けるとともに、案内部材22の挿入孔22aの下端部に面取部22cを設けることによって、位置決めピン11と案内部材22の挿入孔22aとを係合しやすくすることができるので、シャーシ1に対するカバー21の位置決め作業を容易に行うことができる。
【0050】
また、位置決めピン11に平坦部11dを設けることによって、位置決めピン11のねじ部11cをナット12により締め付け固定する際に、その平坦部11dをスパナなどで把持することができる。これにより、ナット12による締め付け時に位置決めピン11が回転するのを防止することができるので、位置決めピン11の取り付け作業を容易に行うことができる。
【0051】
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
【0052】
たとえば、上記実施形態では、位置決め部材を構成する凸部として位置決めピンを用いるとともに、位置決め部材を構成する凹部として案内部材の挿入孔を用いる例を示したが、本発明はこれに限らず、位置決めピン以外の凸部および挿入孔以外の凹部によって位置決め部材を構成するようにしてもよい。
【0053】
また、上記実施形態では、位置決めピンをシャーシ側に設けるとともに、挿入孔を有する案内部材をカバー側に設ける例を示したが、本発明はこれに限らず、位置決めピンをカバー側に設けるとともに、挿入孔を有する案内部材をシャーシ側に設けるようにしてもよい。
【0054】
また、上記実施形態では、位置決めピンと挿入孔を有する案内部材とからなる位置決め部材を、第1搬送装置に設ける例を示したが、本発明はこれに限らず、位置決めピンと挿入孔を有する案内部材とからなる位置決め部材を、第2搬送装置に設けても、同様の効果を得ることができる。
【0055】
また、上記実施形態では、位置決めピンと挿入孔を有する案内部材とからなる位置決め部材を、電子機器の一例としての第1搬送装置に設けた例を示したが、本発明はこれに限らず、位置決めピンと挿入孔を有する案内部材とからなる位置決め部材を、搬送装置以外の電子機器に設けた場合にも同様の効果を得ることができる。
【0056】
また、上記実施形態では、位置決めピンと挿入孔を有する案内部材とからなる位置決め部材を、左右非対称に2つ設ける例を示したが、本発明はこれに限らず、位置決めピンと挿入孔を有する案内部材とからなる位置決め部材を、3つ以上設けてもよい。また、位置決め部材を左右対称に設けてもよい。
【0057】
また、上記実施形態では、カバーとシャーシとの導通をとるための導通部材として、板バネおよび板バネ係合部からなる導通部材を用いる例を示したが、本発明はこれに限らず、板バネおよび板バネ係合部以外の導通部材を用いてもよい。たとえば、導通部材として、金属製のガスケットを用いて、そのガスケットを介してカバーとシャーシとの導通をとってもよい。
【0058】
また、上記実施形態では、本発明を尿分析装置と搬送装置とを含む分析システムに適用する例を示したが、本発明はこれに限らず、たとえば、血液分析装置などの他の分析装置と搬送装置とを含む分析システムなどにも適用可能である。
【0059】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、設計の自由度を向上させることができるとともに、位置決め部材の外部に露出した部分に物が引っかかるなどの不都合が生じない電子機器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による第1搬送装置(電子機器)を含む分析システムの全体構成を示した斜視図である。
【図2】図1に示した分析システムの動作を説明するための概略図である。
【図3】図1に示した一実施形態による第1搬送装置を示した斜視図である。
【図4】図3に示した一実施形態による第1搬送装置の分解斜視図である。
【図5】図4に示した一実施形態による第1搬送装置のカバーを裏面側から見た斜視図である。
【図6】図4に示した一実施形態による第1搬送装置のA部分の詳細を示した斜視図である。
【図7】図6に示した一実施形態による第1搬送装置の位置決めピンと挿入孔を有する案内部材との位置関係を説明するための断面図である。
【図8】図6に示した一実施形態による第1搬送装置の板バネと板バネ係合部との位置関係を説明するための断面図である。
【図9】図4に示した一実施形態による第1搬送装置のB部分の詳細を示した斜視図である。
【図10】図9に示した板バネと板バネ係合部との位置関係を説明するための断面図である。
【図11】図4に示した一実施形態による第1搬送装置のカバーの取り付け方法を説明するための概略図である。
【図12】図4に示した一実施形態による第1搬送装置のカバーの取り付け方法を説明するための概略図である。
【図13】図4に示した一実施形態による第1搬送装置のカバーの取り付け方法を説明するための概略図である。
【図14】図13に示した板バネと板バネ係合部とが係合した状態を示した断面図である。
【図15】図10に示した板バネと板バネ係合部とが係合した状態を示した断面図である。
【符号の説明】
1 シャーシ(電子機器本体)
11 位置決めピン(凸部、位置決め部材)
11a テーパ形状部
11b 位置決め部
11c ねじ部
11d 平坦部
13、15 板バネ(導通部材)
13a、15a 接触部
22 案内部材(位置決め部材)
22a 挿入孔(凹部、位置決め部材)
22c 面取部
25、26、27 板バネ係合部(導通部材)
25a、26a、27a スリット部
100 分析システム
101 第1分析装置(分析装置)
102 第1搬送装置(電子機器、搬送装置)
103 第2分析装置
104 第2搬送装置

Claims (14)

  1. 電子機器本体と、
    前記電子機器本体に取り付けられるカバーと、
    前記電子機器本体と前記カバーとを導通させる導通部材と、
    前記電子機器本体および前記カバーの一方に設けられる凸部と、前記凸部と係合可能に構成され、前記電子機器本体および前記カバーの他方に設けられる凹部とを有するとともに、前記電子機器本体と前記カバーとの相対位置を決定する位置決め部材とを備えた、電子機器。
  2. 前記凸部と凹部とを含む位置決め部材は、左右非対称の位置に少なくとも2つ設けられている、請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記位置決め部材の凸部は、前記電子機器本体に設けられており、
    前記位置決め部材の凹部は、前記カバーに設けられている、請求項1または2に記載の電子機器。
  4. 前記位置決め部材の凸部は、位置決めピンであり、
    前記位置決め部材の凹部は、前記位置決めピンが挿入される挿入孔であり、
    前記位置決め部材は、前記挿入孔を有する案内部材をさらに含む、請求項1〜3のいずれか1項に記載の電子機器。
  5. 前記位置決めピンは、上端部に設けられたテーパ形状部を含む、請求項4に記載の電子機器。
  6. 前記位置決めピンは、下端部に設けられたねじ部と、前記ねじ部の上部に設けられた平坦部とを含む、請求項4または5に記載の電子機器。
  7. 前記位置決めピンは、金属からなるとともに、前記電子機器本体に取り付けられており、
    前記挿入孔を有する案内部材は、樹脂からなるとともに、前記カバーに取り付けられている、請求項4〜6のいずれか1項に記載の電子機器。
  8. 前記位置決めピンは、前記位置決めピンの軸方向が前記カバーの取り付け方向と実質的に平行になるように設けられており、
    前記案内部材は、前記挿入孔の延びる方向が前記位置決めピンの軸方向と実質的に平行になるように配置されている、請求項4〜7のいずれか1項に記載の電子機器。
  9. 前記導通部材は、前記電子機器本体に設けられた板バネと、前記カバーに設けられ、前記板バネと係合する板バネ係合部とを含み、
    前記板バネと前記電子機器本体の内壁とにより、前記カバーの板バネ係合部が挟まれる、請求項1〜8のいずれか1項に記載の電子機器。
  10. 前記板バネは、凸状部を有し、
    前記板バネ係合部は、前記板バネの凸状部に係合するスリット部を有する、請求項9に記載の電子機器。
  11. 前記位置決め部材の凸部と凹部とは、前記板バネと前記板バネ係合部とが係合する前に係合するように配置されている、請求項9または10に記載の電子機器。
  12. 前記電子機器本体に設けられた電源をさらに備える、請求項1〜11のいずれか1項に記載の電子機器。
  13. 前記電子機器は、検体を収容する検体容器を搬送する搬送装置である、請求項1〜12のいずれか1項に記載の電子機器。
  14. 請求項13に記載の前記搬送装置と、前記搬送装置によって搬送される検体容器中の検体を分析する分析装置とを備える、分析システム。
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