JP2005030520A - 建設機械の脈動低減装置 - Google Patents

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和芳 山口
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Abstract

【課題】 ブランチ配管の固定構造を簡素化することができる建設機械の脈動低減装置を提供する。
【解決手段】 油圧ポンプ1と、この油圧ポンプ1の吐出ポートに接続される油圧配管4と、この油圧配管4と連通する状態で基端側が吐出ポートに接続されるとともに先端側が閉塞され、油圧配管4に生じる脈動を低減するためのブランチ配管5,6とを有する建設機械の脈動低減装置において、エンジンEに近い側に配索される第一ブランチ配管5と遠い側に配索される第二ブランチ配管6とを有し、第一ブランチ配管5の先端部に対応する位置にブランチ配管固定用の固定具8を配置し、エンジンEの油圧ポンプ接続側外壁から延設されるブラケット9の先端部に固定具8を取り付け、第一ブランチ配管5の先端部は固定具8に直接固定し、第二ブランチ配管6はその先端部に管体7を接続することによってその長さを固定具8まで延長させ、管体7の先端部を固定具8に固定してなることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は油圧アクチュエータを備えた建設機械に関し、より詳しくは、油圧ポンプから油圧アクチュエータに供給される圧油の脈動を低減する建設機械の脈動低減装置に関するものである。
建設機械には作業アタッチメント等を駆動させるための複数の油圧アクチュエータが備えられており、これらの油圧アクチュエータは油圧配管を介して油圧ポンプに接続されている。
この油圧ポンプから吐出される圧油は流量変動等に伴って脈動が生じるものである。そこで、油圧ポンプの吐出ポートに上記油圧配管とは別に、先端が閉塞されたブランチ配管を分岐した状態で設け、このブランチ配管に圧油の一部を導入し、その先端で反射されて戻ってくる圧油を油圧配管に供給する圧油と合流させて干渉を起こすことにより、油圧配管内の圧油の脈動を減衰させることが従来から行われている。
上記ブランチ配管は通常、可撓性を有するホースで構成されており、プラグで閉塞された先端部はブラケットを介して上部旋回体のフレーム等に固定されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平08−296788号公報(第(4)−(5)頁、図3,図4)
上記した従来のブランチ配管では、同配管の先端部を上部旋回体のフレームに直接、またはそのフレームから延設されたブラケットに引き寄せて固定するようになっているため、ブランチ配管の固定構造はフレーム構造と関連して設計しなければならず、コンパクトに配索することができないという不都合がある。
また、図3に示すように、ブランチ配管50,51をエンジン本体から長尺に延設されたブラケット52上に固定するものも知られている。
この固定構造は、油圧ポンプ53のポンプ軸と平行にエンジン外壁(図示しない)からブラケット52を延設し、このブラケット52上の複数箇所にブランチ配管50,51を固定するようになっている。第一ブランチ配管50は第一クランプ54を介して、第二ブランチ配管51は第二クランプ55を介してそれぞれブラケット52に固定される。
ただし、この固定構造ではエンジンとブラケット52とブランチ配管50,51とが一体に振動することになるため、ブランチ配管50,51はホースに代えて撓みを発生しない鋼管が使用され、ブラケット52については剛性の高い部材が使用されることになる。この固定構造によれば、ブランチ配管50,51をコンパクトに配索することができるものの、複数のクランプ54,55が必要であったりブラケット52が長尺であるため、ブランチ配管の固定構造の簡素化は実現されていない。
本発明は以上のような従来のブランチ配管における課題を考慮してなされたものであり、ブランチ配管の固定構造を簡素化することができる建設機械の脈動低減装置を提供するものである。
本発明は、エンジンの出力軸に接続される複数の油圧ポンプと、各油圧ポンプの吐出ポートに接続される油圧配管と、油圧ポンプ毎に設けられ油圧配管と連通する状態で基端側が吐出ポートに接続されるとともに先端側が閉塞され、油圧配管に生じる脈動を低減するため油圧ポンプからの圧油の一部が導入されるブランチ配管とを有する建設機械の脈動低減装置において、エンジンの油圧ポンプ接続側外壁からブラケットが延設され、このブラケットの先端部にブランチ配管を共通して固定するための固定具が備えられ、この固定具に複数本のブランチ配管を固定した建設機械の脈動低減装置である。
本発明に従えば、複数のブランチ配管が、エンジン外壁から延設されたブラケットの先端部に設けられた共通の固定具によって固定される。
本発明において、上記ブランチ配管が、エンジンに近い側に配索される第一ブランチ配管と遠い側に配索される第二ブランチ配管とを有する場合、第一ブランチ配管の先端部に対応する位置に固定具を配置し、第一ブランチ配管の先端部は固定具に直接固定し、第二ブランチ配管はその先端部に延長部材を接続することによってその長さを固定具まで延長させ、延長部材の先端部を固定具に固定するように構成することができる。
本発明に従えば、各吐出ポートから一定長さ延設される複数本のブランチ配管のうち、第一ブランチ配管は、エンジンに近い側に配置されている固定具に直接、固定される。一方、固定具に直接、固定するには長さが足らない第二ブランチ配管は、その先端部に延長部材が接続されて長さが延長され、延長先となる延長部材の先端部を固定具に固定することによって間接的に固定具に固定される。固定具は、エンジンに近い側に配索される第一ブランチ配管の先端部に対応する位置に設けられているため、その固定具を取り付けるためにエンジン外壁から延設されるブラケットの長さは短いもので構成することができる。
本発明において、第一ブランチ配管と延長部材が接続された第二ブランチ配管は互いに内側に向けてL字状に折り曲げられ、固定具によって固定される各先端部は平行に配置されるように構成することが好ましい。
本発明において、上記延長部材はブランチ配管と同径の管で構成することが好ましく、上記固定具の一具体例としては、ブランチ配管および延長部材を直径方向から挟み込む一対のクランプ片と、この一対のクランプ片をブラケットの先端部に固定する固定ねじとが示される。
以上説明したことから明らかなように、請求項1の本発明によれば、各吐出ポートから一定長さ延設される複数本のブランチ配管を共通の固定具によって固定することができるため、ブランチ配管の固定構造を簡素化することができる。
請求項2の本発明によれば、各吐出ポートから一定長さ延設される複数本のブランチ配管のうち、第一ブランチ配管は、エンジンに近い側に配置されている固定具に直接、固定される。一方、固定具に直接、固定するには長さが足らない第二ブランチ配管は、その先端部に延長部材が接続されて長さが延長され、延長先となる延長部材の先端部を固定具に固定することによって間接的に固定具に固定される。この固定具は、エンジンに近い側に配索される第一ブランチ配管の先端部に対応する位置に設けられているため、その固定具を取り付けるためにエンジン外壁から延設されるブラケットの長さは短いもので構成することができる。それにより、ブランチ配管の固定構造を簡素化することができる。また、ブラケットを短くすることができることにより、そのブラケットに生じる振動を低減させることができる。
以下、図面に示した実施の形態に基づいて本発明を詳細に説明する。
図1は、本発明に係る脈動低減装置の一実施形態を平面から見たものである。
同図において、エンジンEの出力軸に二つの油圧ポンプ1が接続されており、各油圧ポンプ1の吐出ポート側に分岐用ブロック2,3が接続され、この分岐用ブロック2,3に、油圧配管4が接続されるメインポートとブランチ配管5,6が接続される分岐ポート2a,3aが備えられている。
上記油圧配管4の先端側はコントロールバルブに接続され、そのコントロールバルブによって流量と方向が制御された圧油が、建設機械の各油圧アクチュエータ(図示しない)に供給されるようになっている。
一方のブランチ配管(第一ブランチ配管)5はエンジンEに近い側に配索されており、基端側が上記した分岐ポート3aに接続され、先端側はプラグ5aが螺着されて閉塞されている。他方のブランチ配管(第二ブランチ配管)6はエンジンEから遠い側に配索されており、ブランチ配管5と同様に、基端側は分岐ポート2aに接続され、先端側はプラグ6aが螺着されて閉塞されている。
各ブランチ配管5,6は、脈動を吸収するようにその長さSが設定されており、これらのブランチ配管5,6には、運転時に油圧ポンプ1から吐出された圧油の一部が導入され、導入された圧油は先端がプラグ5a,6aで閉塞されているために基端側に逆戻りし、油圧配管4に吐出される圧油と合流するようになっている。
このとき、ブランチ配管5,6内を基端側に戻る圧油に含まれる脈動と、油圧配管4に吐出された圧油に含まれる脈動とが互いに干渉することによって脈動が相殺され、油圧配管4を流れる圧油に発生した脈動を減衰させることができる。
7はブランチ配管6と同径に構成された延長管(延長部材)であり、この延長管7はブランチ配管6の先端に螺着されているプラグ6aの端面に溶接で固定されており、それによりブランチ配管6を、後述するクランプ8まで届く長さとしている。
また、エンジンEの後部外壁には取付座9aを備えた帯板状のブラケット9が設けられている。このブラケット9は油圧ポンプ1のポンプ軸方向と略平行に配置されており、その長さLはブランチ配管5の先端部まで延設されている。
上記ブラケット9の先端部には図2に示すように固定具としてのクランプ8が設けられている。
図2は図1のA−A矢視断面を示したものであり、クランプ8はブランチ配管5および延長管7をその両側から挟み込む一対のクランプ片8a,8bからなり、これらのクランプ片8a,8bおよびブラケット9に固定ねじ10を挿通し、ナット11を螺合して締め付けることにより、クランプ8とブラケット9とが接続されるようになっている。
なお、クランプ片8a,8bにはそれぞれブランチ配管5および延長管7と係合する断面半円状の凹溝が対向して形成されており、その凹溝とブランチ配管5,延長管7との環状の隙間にはゴム製の振動吸収リング12が装着されている。
図1に戻ってブランチ配管5,6とブラケット9の配置について説明する。
ブランチ配管5とブランチ配管6は共にクランプ8側に向けてL字状に形成されている。ただし、ブランチ配管5と6は屈曲位置が異なるため、各ブランチ配管5,6においてクランプ8で固定される先端部分については左右に位置のずれた配置となっている。
ブランチ配管5についてはクランプ8で直接クランプすることができ、ブランチ配管6についてはその先端に接続された延長管7を介してクランプ8で固定されている。
このように構成することにより、エンジン外壁から延設するブラケット9の長さを短くすることができ、その長さLは、図3に示した従来のブラケット52の長さL′に比べ、大幅に短縮することができる。
エンジンEの振動が伝播するブラケットは片持ち梁で構成されているため、その長さが長くなればなるほど先端の振れ幅が大きくなる。そこで従来はエンジンEの振動が影響しないようにブラケットに剛性の高い部材が使用されていた。ところが本実施形態のようにブラケット9を短尺にすることができれば先端の振れ幅も小さくなるため、従来のブラケット52よりも剛性の低いものに代えることができる。それにより、ブランチ配管の固定構造を簡素化することができるようになる。
本発明に係るブランチ配管構造を示す平面図である。 図1に示すクランプの構成を示すA−A矢視断面図である。 従来のブランチ配管構造を示す図1相当図である。
符号の説明
1 油圧ポンプ
2,3 分岐用ブロック
2a,3a 分岐ポート
4 油圧配管
5,6 ブランチ配管
5a,6a プラグ
7 延長管
8 クランプ
8a,8b クランプ片
9 ブラケット
10 固定ねじ
11 ナット
12 振動吸収リング

Claims (4)

  1. エンジンの出力軸に接続される複数の油圧ポンプと、各油圧ポンプの吐出ポートに接続される油圧配管と、上記油圧ポンプ毎に設けられ上記油圧配管と連通する状態で基端側が上記吐出ポートに接続されるとともに先端側が閉塞され、上記油圧配管に生じる脈動を低減するため上記油圧ポンプからの圧油の一部が導入されるブランチ配管とを有する建設機械の脈動低減装置において、
    上記エンジンの油圧ポンプ接続側外壁からブラケットが延設され、このブラケットの先端部に上記ブランチ配管を共通して固定するための固定具が備えられ、この固定具に複数本の上記ブランチ配管を固定したことを特徴とする建設機械の脈動低減装置。
  2. 上記ブランチ配管が、上記エンジンに近い側に配索される第一ブランチ配管と遠い側に配索される第二ブランチ配管とを有し、上記第一ブランチ配管の先端部に対応する位置に上記固定具を配置し、上記第一ブランチ配管の先端部は上記固定具に直接固定し、上記第二ブランチ配管はその先端部に延長部材を接続することによってその長さを上記固定具まで延長させ、上記延長部材の先端部を上記固定具に固定するように構成されている請求項1記載の建設機械の脈動低減装置。
  3. 上記第一ブランチ配管と上記延長部材が接続された第二ブランチ配管は互いに内側に向けてL字状に折り曲げられ、上記固定具によって固定される各先端部は平行に配置されるように構成されている請求項1または2記載の建設機械の脈動低減装置。
  4. 上記延長部材が上記ブランチ配管と同径の管からなり、上記固定具として、上記ブランチ配管および上記延長部材を直径方向から挟み込む一対のクランプ片と、この一対のクランプ片を上記ブラケットの先端部に固定する固定ねじとを有する請求項1〜3のいずれか1項に記載の建設機械の脈動低減装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013104249A (ja) * 2011-11-15 2013-05-30 Hitachi Constr Mach Co Ltd 作業機械の油圧脈動低減装置

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