JP2005029156A - 自転車の変速装置用シフト補助装置 - Google Patents

自転車の変速装置用シフト補助装置 Download PDF

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Tsukasa Ichida
典 市田
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Abstract

【課題】 加工費用を抑えるとともに、長期使用による摩耗によって変速が維持できなくなるのを防止する。
【解決手段】 この装置は、移動部材からの動力を利用して自転車用変速装置の操作を補助する装置であり、動力伝達機構と、駆動力連結機構と、位置保持機構とを備えている。動力伝達機構は、変速装置をアップシフトするように第1及び第2方向のうち一方の方向に移動するとともに、変速装置をダウンシフトするように第1及び第2方向のうち他方の方向に移動する。駆動力連結機構は、動力伝達機構を第1及び第2方向のうち一方の方向に移動するように動力伝達機構を可動部材に連結し、位置保持機構は、動力伝達機構が第1及び第2方向のうち他方の方向に移動するのを規制する。
【選択図】 図7A

Description

本発明は、シフト補助装置、特に、自転車の変速装置の動作を補助するための装置に関する。
ディレイラ及び内装変速機などの自転車用変速装置を動作させるのに必要な労力を低減するための様々な装置が開発されてきている。特に、ディレイラ・変速機の動作を補助するために特に適している装置の例は、米国特許第5,358,451号に開示されている。そこに示されているリアディレイラの動作を補助する装置には、常に運動し続ける複数の可動部品が使用されているので、部品を早期に磨耗させる可能性を高め、運動量を増加させることになる。また、フロントディレイラの動作の補助に使われる装置には、フロントペダルアセンブリと共に回転するカムに係合するソレノイドが使用されるので、その結果、精密なタイミングを有するソレノイドが必要である。
そこで、本件出願人による米国特許出願中の第10/190,461号には、このような問題点を克服する自転車の変速装置用補助機構が開示されている。さらに具体的には、この特許出願は、取付装置と、取付装置に連結されて少なくとも第1入力位置及び第2入力位置の間を移動する入力伝達部材と、取付装置に連結されて少なくとも第1出力位置及び第2出力位置の間を移動する出力伝達部材とから成り、可動部材からの動力を利用して変速装置の動作を補助する補助装置を開示している。ここでは、可動部材用係合部材が、可動部材係合位置と可動部材解放位置との間を移動し、運動伝達機構が運動を可動部材用係合部材から出力伝達機構へと伝達する。また、入力伝達部材及び出力伝達部材の移動に応じて、切換機構が、可動部材用係合部材を可動部材係合位置と可動部材解放位置との間で移動させる。
米国特許第5,358,451号
前記米国特許に示された装置では、円周方向又は軸方向に設けられた溝やカム面に係合するピンによって回転力を変速力に変換するように構成されている。しかし、このような装置では、溝、カム面の加工に費用がかかるとともに、使用による摩耗等によって、所望の変速が維持できないようになるおそれがある。
本発明は、自転車用変速装置の動作を補助するための装置に関する。
本発明は、移動部材からの動力を利用して自転車用変速装置の操作を補助する装置であり、動力伝達機構と、駆動力連結機構と、位置保持機構とを備えている。動力伝達機構は、変速装置をアップシフトするように第1及び第2方向のうち一方の方向に移動するとともに、変速装置をダウンシフトするように第1及び第2方向のうち他方の方向に移動する。駆動力連結機構は、動力伝達機構が第1及び第2方向のうち一方の方向に移動するように動力伝達機構を可動部材に連結する。位置保持機構は、動力伝達機構が第1及び第2方向のうち他方の方向に移動するのを規制している。
以上のような本発明では、変速時に力が必要とされる方向の変速時にのみ回転力等を利用して変速するようにしているので、スムーズな変速が可能となる。
図1に、本発明の一実施形態による補助装置14が装着された自転車10の側面図を示している。自転車10は、どのような種類の自転車でもよく、本実施形態による自転車10はフレーム18を有し、このフレーム18は、トップチューブ22と、ヘッドチューブ24と、ヘッドチューブ24から下方に延びるダウンチューブ26と、トップチューブ22から下方に延びるシートチューブ30と、ダウンチューブ26及びシートチューブ30の結合部に配置されたボトムブラケット32と、トップチューブ22から後方下方に延びる1対のシートステイ34と、ボトムブラケット32から後方に延びる1対のチェーンステイ38とを有する。フレーム18のトップチューブ22とシートチューブ30との結合部には、サドル39が取り付けられる。ヘッドチューブ24の内部には、フォーク42が回転自在に支持されて、前輪46がフォーク42の下端に回転自在に支持される。フォーク42及び車輪46の回転方向は、周知の方法でハンドルバー50によって制御される。複数の同軸に設置されたフリーホイール用スプロケット(図示せず)を有する後輪54が、シートステイ34と、チェーンステイ38との結合部に回転自在に支持され、複数のフロント(チェーンホイール)スプロケット62を支持するペダルアセンブリ58が、ボトムブラケット32の内部に回転自在に支持される。本実施形態では、3枚のフロントスプロケット62がペダルアセンブリ58と同軸一体で回転する。チェーン66が複数のフロントスプロケット62の1つと、後輪54に取り付けられた複数のフリーホイール用スプロケットの1つとに噛み合わされる。
また、この自転車10にはフロントディレイラ70とリアディレイラ74とが設けられている。フロントディレイラ70は、チェーン66をフロントスプロケット62の1つから別のスプロケットへ移動させるためのものであり、リアディレイラ74は、チェーン66をフリーホイール用スプロケットの1つから別のものへ移動させるためのものである。これらの動作は周知であるので、詳細な説明は省略する。本実施形態によるフロントディレイラ70は、補助装置14に連結された出力制御用ワイヤアセンブリ78が引張られるか、または解放されることによって制御される。また、補助装置14は、シフト制御装置84に接続された電気ケーブル82によって制御される。なお、シフト制御装置84は、ハンドルバー50の左側に取り付けられて電気的に制御され、アップシフトスイッチ及びダウンシフトスイッチ(図示せず)などの2個の電気スイッチか、またはその他の適切な制御装置によって構成されてもよい。リアディレイラ74はボーデン型制御ケーブル86に制御され、制御ケーブル86は、従来の方法で制御されるか、または電気的に制御された機構によって制御されてもよい。
図2に、シフト補助装置14の拡大図を示している。シフト補助装置14は、ボトムブラケット32にねじ込み装着される筒状取付部材300(図4B)によってフレーム18に装着されたハウジング100を有している。ハウジング100は、シートチューブ30に係合する位置決めブラケット108によって、フレーム18に対して予め決められた位置に保持される。また、アウターカバー112が、ハウジング100のねじ孔354(図5)にねじ込まれるねじ116によって、ハウジング100に装着される。本実施形態による出力制御用ワイヤアセンブリ78(図15)の第1ディレイラケーブル120は、シフト補助装置14を出て、自転車の後方に向かって延び、出力制御用ワイヤアセンブリ78の第2ディレイラケーブル124はフロントディレイラ70に接続される。出力制御用ワイヤアセンブリ78に関しては、図15から図17を説明する際に詳細に説明する。また、ペダルアセンブリ58の一部を形成するクランクアーム128が、X軸を中心に回転するように、ボトムブラケット32を貫通して延びるクランク車軸132に取り付けられている。そして、以下に説明する方法で補助装置14を動作させるように、電気ケーブル82(図1)にはモータ150が接続される。
図3に、クランクアーム128の内側から見た斜視図を示している。クランクアーム128は一方向に長く延びるクランクアーム本体220を有しており、このクランクアーム本体220の一端には、対応するスプラインを車軸132上に連結するためのクランク車軸取付孔299及びスプライン286が形成された内周面を有するクランク車軸取付用ボス224が設けられ、他端には、内周面にねじが形成されたペダル取付孔228が設けられている。また、環状のドライブリング270の内周面にはスプライン274が形成されており、このスプライン274は、クランク車軸取付用ボス224の横方向において最も内側にある外周面上のスプライン278に回転不能に係合している。ドライブリング270の外周面には当接部292A及び292Bが設けられ、互いに180度の角度をあけてクランクアーム128の回転方向の順方向を向く1対の駆動用突起290A,290Bを形成している。すなわち、当接部292A及び292Bは、図3において時計回りの方向を向き、図2で反時計回りの方向を向く。当接部292A及び292Bは、ペダルアセンブリ58の回転軸Xから半径方向外向きに延び、クランク車軸取付用ボス224の外周面に垂直な仮想直線に従って延びている。
図4A及び図4Bは共にシフト補助装置の分解図であり、図5はハウジング100の内部を表す図であり、図6はアウターカバー112の斜視図である。前述の筒状取付部材300は、ねじが形成された外周面304とフランジ308とを有し、外周面304は、ボトムブラケット32の対応するねじ付き内周面(図示せず)にねじ込み装着され、フランジ308は、ハウジング100をボトムブラケット32に固定するように、ハウジング100の取付面310に当接する。ハウジング100のベアリングシート316内には、環状の下方つめ取付用部材320を回転自在に支持するためのカートリッジベアリング312がはめ込まれて、下方つめ取付用部材320は、ねじ328を介して環状の上方つめ取付用部材324に装着される。以下に説明するようにつめ解除部材として機能する弧状バネ332が、スペーサ335とハウジング100の外周縁上の孔338(図5)にねじ込まれるねじ336とを介して、ハウジング100の内周面上に取り付けられる。弧状つめ制御部材340は、位置決め当接部342と、つめ解除壁344と、つめ解放ノッチ348とを有しており、1対のねじ116によりハウジング100の外周縁に取り付けられている。なお、1対のねじ116は、アウターカバー112及びつめ制御部材340の孔353を貫通し、ハウジング100の外周縁に設けられた1対の孔354に取り付けられる。図5にさらに明瞭に示すように、ハウジング100は、さらに、以下に説明する方法で機能するつめ解除壁357と、つめ解除壁358と、位置決め用斜面349と、位置決め当接部350と、つめ解除壁359とを有している。
ケーブル連結孔356を有する環状のケーブル連結板355が、キーホール361を通って、上方つめ取付用部材324に取り付けられ、その結果、ケーブル連結板355は、上方つめ取付用部材324の移動に応じて、第1ディレイラケーブル120を引っ張るか、または解放することができるようになっている。図4A及び図6に示すように、アウターカバー112は、プレート部分500と、以下に説明する方法で機能する中間位置保持当接部509を構成する切欠き508(図6)を備えた円筒部分504とを備えている。
駆動用補助つめ360,364と、駆動用補助つめ368とを有する駆動つめアセンブリが、下方つめ取付用部材320と上方つめ取付用部材324との間に挟まれるように、下方つめ取付用部材320に回動自在に取り付けられている。さらに具体的には、駆動用補助つめ360及び364の両方が下方つめ取付用部材320に回動自在に取り付けられるように、駆動用補助つめ360は駆動用補助つめ364の回動軸376に回動自在に取り付けられ、回動軸376は、さらに、下方つめ取付用部材320の孔378に回動自在に取り付けられる。駆動用補助つめ360は、可動部材係合部分380とつめ制御部分384とを備えている。可動部材係合部分380は、クランクアーム128の当接部292Aまたは292Bの1つと係合し、つめ制御部分384は、駆動用補助つめ364のつめ制御部分388と係合するように設けられている。駆動用補助つめ360は、ねじ390によって上方つめ取付用部材324に取り付けられたバネ389によって、時計回りの方向に付勢されている。さらに具体的には、バネ389のバネアーム391は、上方つめ取付用部材324の孔393(図7A)を貫通して延び、駆動用補助つめ360の可動部材係合部分380に接触する。その結果、駆動用補助つめ360及び駆動用補助つめ364の両方が時計回りの方向に付勢されるように、駆動用補助つめ360のつめ制御部分384は、駆動用補助つめ364のつめ制御部分388に対向するように付勢される。駆動用補助つめ364のつめ制御部分388は、以下に説明する方法で機能する制御ピン392を備えている。
同様に、駆動用補助つめ368及び372の両方が下方つめ取付用部材320に回動自在に取り付けられるように、駆動用補助つめ368は駆動用補助つめ372の回動軸400に回動自在に取り付けられ、回動軸400は、さらに、下方つめ取付用部材320の孔(図示せず)に回動自在に取り付けられる。駆動用補助つめ368は、可動部材係合部分404とつめ制御部分408とを備えている。可動部材係合部分404は、クランクアーム128の当接部292Aまたは292Bの1つと係合し、つめ制御部分408は、駆動用補助つめ372のつめ制御部分412と係合するように設けられている。駆動用補助つめ368は、ねじ428によって上方つめ取付用部材324に取り付けられたバネ420によって、時計回りの方向に付勢されている。さらに具体的には、バネ420のバネアーム424は、上方つめ取付用部材324の孔430(図7A)を貫通して延び、駆動用補助つめ368の可動部材係合部分404に接触する。その結果、駆動用補助つめ368及び駆動用補助つめ372の両方が時計回りの方向に付勢されるように、駆動用補助つめ368のつめ制御部分408は、駆動用補助つめ372のつめ制御部分412に対向するように付勢される。駆動用補助つめ372のつめ制御部分412は、以下に説明する方法で機能する制御ピン416を備えている。
主位置保持用補助つめ450,458と補助位置保持用補助つめ454,462とを有する位置保持つめアセンブリが、上方つめ取付用部材324を挟むように回動自在に取り付けられている。さらに具体的には、回動軸470が、下方つめ取付用部材320の孔471に取り付けられて、補助位置保持用補助つめ454を上方つめ取付用部材324の右側に回動自在に支持し、上方つめ取付用部材324の孔472を貫通して延び、主位置保持用補助つめ450を上方つめ取付用部材324の左側に回動自在に支持している。補助位置保持用補助つめ454は、可動部材係合部分453と、底部に主位置保持補助つめ当接用突起452Aを定める中間位置保持部分452とを備えている。主位置保持用補助つめ450は、位置保持歯456と、主位置保持補助つめ当接用突起452Aに当接する当接部455Aを形成する部分スロット455とを備えている。上方つめ取付用部材324にねじ491で取り付けられたバネ490のバネ脚部488は、主位置保持用補助つめ450を反時計回り(半径方向外向き)の方向へ付勢している。補助位置保持用補助つめ454は、回動軸470の周りに取り付けられたバネ474によって、時計回り(半径方向内向き)の方向に付勢される。ただし、バネ490のバネ力はバネ474のバネ力よりも強いので、補助位置保持用補助つめ454は、突起452Aと当接部455aとの間の接触によって、通常は半径方向外向きに保持されている。
同様に、回動軸480が、下方つめ取付用部材320の孔(図示せず)に取り付けられて、補助位置保持用補助つめ462を上方つめ取付用部材324の右側に回動自在に支持し、上方つめ取付用部材324の孔484を貫通して延び、主位置保持用補助つめ458を上方つめ取付用部材324の左側に回動自在に支持している。補助位置保持用補助つめ462は、可動部材係合部分464と、底部に主要位置保持補助つめ当接用突起463Aを構成する中間位置保持部分463とを備えている。主位置保持用補助つめ458は、位置保持歯466と、主位置保持補助つめ当接用突起463Aに当接する当接部465Aを形成する部分スロット465とを備えている。バネ490のバネ脚部489は、主位置保持用補助つめ458を反時計回り(半径方向外向き)の方向へ付勢している。補助位置保持用補助つめ462は、回動軸480の周りに取り付けられたバネ492によって、時計回り(半径方向内向き)の方向に付勢される。ただし、バネ490のバネ力はバネ492のバネ力よりも強いので、補助位置保持用補助つめ462は、突起463Aと当接部465Aとの間の接触によって、通常は半径方向外向きに保持されている。この方法で、下方つめ取付用部材320と、上方つめ取付用部材324と、主位置保持用補助つめ450,458と、補助位置保持用補助つめ454,462と、駆動用補助つめ360,364,368,372とを共に連結することによって、これらの部品を補助装置14から一体で除去可能となり、組立て及び修理が容易になる。
図5、図7C、図7Dに示すように、モータ150は、駆動制御アーム518に回動自在に取り付けられた駆動制御リンク510を備え、また駆動制御アーム518は回動軸516に回動自在に取り付けられている。駆動制御リンク510は、ハウジング100に同軸且つ回転自在に取り付けられた駆動制御リング511(図面には駆動制御リング511の一部のみ表示)に連結されている。駆動制御リング511は、ハウジング100の駆動制御孔513を貫通して延びる可動駆動制御当接部512を有している。駆動制御当接部512が図5及び図7Cの位置にあるとき、図7Dに示すように、駆動制御当接部512が駆動制御孔513の右端にまで移動するように、モータ150は、駆動制御リンク510及び駆動制御アーム518を介して、駆動制御リング511を時計回りの方向に回転できる。同様に、駆動制御当接部512が駆動制御孔513の右端にあるとき、駆動制御当接部512が駆動制御孔513の左端にまで戻るように、モータ150は、駆動制御リンク510及び駆動制御アーム518を介して、駆動制御リング511を反時計回りの方向に回転できる。また、以下に説明するつめ解放動作中に、モータ150は、孔515を貫通して延びる解放制御当接部517を備えた解放制御つめ514も制御している。
図7Aに、補助装置14が初期位置にあるときの位置保持機構の主位置保持用補助つめ450,458を示し、図7Bに、補助装置14が初期位置における不活性状態にあるときの位置保持機構の補助位置保持用補助つめ454,462と、駆動力連結機構の駆動用補助つめ360,364,368,372とを示している。出力制御用ワイヤアセンブリ78が引っ張られると、フロントディレイラ70がチェーン66を小直径(低速)スプロケットから大直径(高速)スプロケットへ移動するタイプのフロントディレイラ70の場合、図7Aは、低速位置にある補助装置14を示している。この位置では、主位置保持用補助つめ458の位置保持歯466は、つめ制御部材340の位置決め当接部342に当接し、主位置保持用補助つめ450の位置保持歯456は、遊び(アイドル)位置にあり、駆動用補助つめ372の制御ピン416は、駆動制御当接部512によって、バネ420の付勢力に抗して半径方向内側に保持され、駆動用補助つめ364の制御ピン392は、ハウジング100の駆動制御用当接部357によって、バネ389の付勢力に抗して半径方向内側に保持される。駆動用補助つめ360,364,368,372がこのように配置されることによって、可動部材係合部分380及び可動部材係合部分404が、共にクランクアーム128の当接部292Aまたは292Bのいずれとも接触できないように、駆動用補助つめ360及び368の各々の可動部材係合部分380及び404が確実に半径方向内側に保持される。
図7Cから図7Eに、非活性状態から活性状態へ切り替えられたときの、駆動用補助つめ360,364,368,372の動作を示している。乗り手がシフト制御装置84を使用してアップシフトコマンドを与えると、モータ150は、駆動制御当接部512が図7Cの位置から図7Dに示された駆動制御孔513の右端にまで移動するように、駆動制御リンク510及び駆動制御アーム518を移動させる。その時点で、駆動用補助つめ372は、時計回りに回転し、制御ピン416は、バネ420の付勢力に応じて、半径方向外向きに移動して、つめ制御部材340のつめ解放ノッチ348にはめ込まれる。図7D及び図7Eに示すように、駆動用補助つめ368も時計回りに回転し、駆動用補助つめ368の可動部材係合部分404は、半径方向内側に向かう方向に移動する。この位置における駆動用補助つめ368の可動部材係合部分404は、クランクアーム128が正しい回転位置にある際に、クランクアーム128の当接部292Aまたは292Bと係合する。この係合によって、クランクアーム128の回転力が、駆動用補助つめ368を介して、下方つめ取付用部材320及び上方つめ取付用部材324に伝達される。したがって、主位置保持用補助つめ450,458及び駆動用補助つめ360,364,368,372は、共に反時計回りに回転する。
図7Fに示すように、下方つめ取付用部材320及び上方つめ取付用部材324が反時計回りに回転すると、主位置保持用補助つめ450の位置保持歯456は、位置決め用斜面349をスライドして上昇し、つめ解除壁359を横切って、位置決め当接部350をわずかに越えた位置にまで移動する。つめ解除壁357によって半径方向内側に保持された駆動用補助つめ364の制御ピン392は、駆動制御当接部512の下の位置にまで移動し、半径方向内側に保持される。それと同時に駆動用補助つめ372の制御ピン416は、弧状バネ332の半径方向内側面に沿って滑り、半径方向内側の方向へ押される。駆動用補助つめ372の制御ピン416が半径方向内側に向かって移動すると、駆動用補助つめ368は反時計回りに回転し、間もなく、駆動用補助つめ368の可動部材係合部分404がクランクアーム128の当接部292Aまたは292Bとの係合から外れる。
駆動用補助つめ368が当接部292Aまたは292Bとの係合から外れるタイミングは、弧状バネ332の強度に依存する。さらに具体的には、図7Fに示すように、制御ピン416は、駆動用補助つめ368と、係合する当接部292Aまたは292Bとの間の係合力によって、弧状バネ332による半径方向内向きの力に抗するので、弧状バネ332は、最初のうち半径方向外向きに変形されている。しかし、間もなく、バネ力及び弧状バネ332の半径方向内側の経路は、この係合力を克服し、駆動用補助つめ368が当接部292Aまたは292Bとの係合から外れる。弧状バネ332が弱いバネである場合は、駆動用補助つめ368が、より長い時間、当接部292Aまたは292Bと係合し続け、主位置保持用補助つめ450の位置保持歯456は、位置決め当接部350を、弧状バネ332が強いときよりも、さらに越えた位置にまで移動する。
図7Gに示すように、駆動用補助つめ368が当接部292Aまたは292Bとの係合から外れると、弧状バネ332が制御ピン416を半径方向内側に向かってさらに押し付け、弧状バネ332とつめ解除壁358との間の隙間が狭まる。それと同時に、フロントディレイラ70の付勢力によって、下方つめ取付用部材320及び上方つめ取付用部材324は、時計回りにわずかに回転する。図8A及び図8Bに示すように、駆動用補助つめ372の制御ピン416は、つめ解除壁358の半径方向内側の位置に移動し、主位置保持用補助つめ450の位置保持歯456は、位置決め当接部350に当接する位置にまで移動する。最終的に、出力制御用ワイヤアセンブリ78によって、フロントディレイラ70は、チェーン66を目的地点のスプロケットを越えた位置にまで一時的に移動してから、チェーン66を目的地点のスプロケットに整列する位置に戻す。このオーバーシフト現象は、周知であり、チェーンの小直径スプロケットから大直径スプロケットへのシフトを促進する。オーバーシフトの大きさは、弧状バネ332の強度を適切に選択することによって調整可能であることは、容易に理解できる。
乗り手がシフト制御装置84を使用して別のアップシフトコマンドを与えると、モータ150は、駆動制御当接部512が駆動制御孔513の右端にまで移動するように、駆動制御リンク510及び駆動制御アーム518を再び移動させる。それと同時に、駆動用補助つめ364は、図9Aに示すように、時計回りに回転し、制御ピン392は、バネ389の付勢力に応じて、半径方向外向きに移動して、つめ制御部材340のつめ解放ノッチ348にはめ込まれる。駆動用補助つめ360も時計回りに回転し、駆動用補助つめ360の可動部材係合部分380は、半径方向内側に向かう方向に移動する。この位置における駆動用補助つめ360の可動部材係合部分380は、クランクアーム128が正しい回転位置にあるときに、クランクアーム128の当接部292Aまたは292Bのいずれかと係合する。この係合によって、クランクアーム128の回転力が、駆動用補助つめ360を介して、下方つめ取付用部材320及び上方つめ取付用部材324に伝達される。したがって、主位置保持用補助つめ450,458及び駆動用補助つめ360,364,368,372は、共に反時計回りに回転する。
駆動用補助つめ360,364,368,372が図9Bに示された位置に向かって回転すると、つめ解除壁358によって半径方向内側に保持されていた駆動用補助つめ372の制御ピン416は、つめ解除壁359の半径方向内側にまで移動して、半径方向内側に保持される。また、駆動用補助つめ364の制御ピン392は、弧状バネ332に沿って滑り、駆動用補助つめ372について説明したのと同じ方法で、半径方向内側118の方向へ押される。それと同時に、主位置保持用補助つめ458の位置保持歯466は、位置決め用斜面349をスライドして上昇し、つめ解除壁359を横切って、位置決め当接部350をわずかに越えた位置にまで移動して、オーバーシフト効果をもたらす。
駆動用補助つめ346の制御ピン392が半径方向内側に向かって移動すると、駆動用補助つめ364は反時計回りに回転し、間もなく、駆動用補助つめ364の可動部材係合部分380が、駆動用補助つめ372について説明したのと同じ方法で、クランクアーム128の当接部292Aまたは292Bとの係合から外れる。これが生じると、フロントディレイラ70の戻しバネの付勢力によって、下方つめ取付用部材320及び上方つめ取付用部材324は、時計回りにわずかに回転する。次に、図9Bに示すように、駆動用補助つめ364の制御ピン392は、つめ解除壁358の半径方向内側の位置に移動し、図9Cに示すように、主位置保持用補助つめ458の位置保持歯466は、位置決め当接部350に当接する位置にまで移動する。その際、補助装置14及び出力制御用ワイヤアセンブリ78は、高速位置にある。
乗り手がシフト制御装置84を使用してダウンシフトコマンドを与えると、図10に示すように、モータ150は、解放制御つめ514を反時計回りの方向に回動させる。その結果、解放制御当接部517は、ハウジング100の孔515を貫通して延び、主位置保持用補助つめ458の位置保持歯466に圧接して、主位置保持用補助つめ458を時計回りに回転させて、位置保持歯466を位置決め当接部350から解放する。それと同時に、スロット465の当接部465aによって、主位置保持補助つめ当接用突起463A、すなわち結果的に補助位置保持用補助つめ462が、バネ492の付勢力に従って、時計回り(半径方向内向き)に回転可能になる。その結果、図11Aから図11Cにさらに具体的に示すように、補助位置保持用補助つめ462の可動部材係合部分464は、アウターカバー112の円筒部分504の半径方向内側に配置され、補助位置保持用補助つめ462の中間位置保持部分463は、切欠き508を貫通して延びる。位置保持歯466が位置決め当接部350から外れ、フロントディレイラ70の戻りバネの付勢力が掛かる結果、下方つめ取付用部材320及び上方つめ取付用部材324は、時計回りに移動し始める。
アウターカバー112の切欠き508によって、主位置保持用補助つめ458及び補助位置保持用補助つめ462が時計回りにわずかに回転可能になる。それと同時に、下方つめ取付用部材320と、上方つめ取付用部材324と、ケーブル連結板355とが、時計回りにわずかに回転して、第1ディレイラケーブル120が解放される。ただし、図11Cからより明らかなように、補助位置保持用補助つめ462の中間位置保持部分463と、アウターカバー112に形成された中間位置保持当接部509との間の接触によって、補助位置保持用補助つめ462のさらなる回転が規制され、それによって、主位置保持用補助つめ458の位置保持歯466が位置決め当接部350から完全に解放された後でさえ、下方つめ取付用部材320及び上方つめ取付用部材324の回転も規制される。この場合、主位置保持用補助つめの位置保持歯466は、つめ解除壁359をほぼ中間地点まで横切った位置で停止する。この方法は、下方つめ取付用部材320と、上方つめ取付用部材324と、ケーブル連結板355とが、直ちに反時計回りに移動して、中間速度位置にまで達するのを防ぐために非常に有益である。
他方では、図11B及び図11Cに示すように、補助位置保持用補助つめ462の可動部材係合部分464が、今やクランクアーム128の当接部292Aまたは292Bの1つと接触する位置にある。可動部材係合部分464は、傾斜面を有しているので、補助位置保持用補助つめ462は、当接部292Aまたは292Bによって半径方向外向きに押され、その結果、補助位置保持用補助つめ462の中間位置保持部分463が、アウターカバー112上の中間位置保持当接部509から解放される。それによって、今度は下方つめ取付用部材320及び上方つめ取付用部材324、したがって補助位置保持用補助つめ462及び主位置保持用補助つめ458が、図12に示された中間速度位置にまで時計回りに回転可能である。この運動は、出力ワイヤアセンブリ78が中間速度位置にあるように、ケーブル連結板355に伝えられる。
アウターカバー112上の中間位置保持当接部509と、補助位置保持用補助つめ462の中間位置保持部分463及び可動部材係合部分464とを使用することによって、補助装置14は、当接部292Aまたは292Bの一方が補助位置保持用補助つめ462の可動部材係合部分464に当接するまで、下方つめ取付用部材320と、上方つめ取付用部材324と、ケーブル連結板355との回転を遅らせることができる。これによって、シフト操作のタイミングを非常に正確に設定することができる。すなわち、シフト操作の効果を高めるために、チェーンシフト促進構造に対して、当接部292A及び292Bをある特定の角度に設定可能である。
乗り手がシフト制御装置84を使用して再びダウンシフトコマンドを与えると、モータ150は、再び解放制御つめ514を反時計回りの方向に回動させ、解放制御当接部517は、ハウジング100の孔515を貫通して延びる。図13に示すように、解放制御当接部517は、主要位置保持用補助つめ450の位置保持歯456に圧接して、位置保持歯456を位置決め当接部350から解放する。補助装置14は、前述と同じ方法で動作することで、当接部292Aまたは292Bの一方が補助位置保持用補助つめ454の可動部材係合部分453に当接するまで、下方つめ取付用部材320と、上方つめ取付用部材324と、ケーブル連結板355との回転を遅らせることができる。この状態が生じると、補助位置保持用補助つめ454は、当接部292Aまたは292Bによって半径方向外向きに押され、その結果、補助位置保持用補助つめ454及び主位置保持用補助つめ450は、時計回りに回転し、図14に示された低速位置にまで移動する。
図15に、補助装置14と、フロントディレイラ70との間の制御用ワイヤアセンブリ78を示す自転車10の側面図(この図では、補助装置14が除去されている)を示している。本実施形態では、補助装置14のケーブル連結板355と、フロントディレイラ70との間のワイヤーの行程を減らすのが望ましい場合がある。その場合には、第1ディレイラケーブル120は、補助装置14のケーブル連結板355から自転車の後方に向かって延びている。図15及び図16に示すように、第1ディレイラケーブル120は、左側シートステイ34と、チェーンステイ38との間の結合部に回転自在に取り付けられたローラ600としてのケーブル方向変換部材の周囲を通過する。その後、第1ディレイラケーブル120は、サドル39に向かって延びている。
図17に示すように、第1ディレイラケーブル120は、ベアリングアセンブリ614を介して、トップチューブ22と、シートチューブ30と、シートステイ34との間の結合部においてフレーム18に回転自在に取り付けられたカム612の巻上げ面608に沿ってカムを横切っている。第1ディレイラケーブル120の端部は、ケーブル取付金具616で終端される。カム612は、バイアスバネ624に選択的に連結可能な複数の付勢力調整孔620を備えている。カム612の初期位置を設定するためや、ディレイラ70に付勢力を加えるために、バイアスバネ624を使用してもよい。本実施形態によるバイアスバネ624は、シート39に連結される。カム612には、回動軸芯634を介して連結用フック630が回転自在に連結される。連結用フック630は、第2ディレイラケーブル124に連結され、第2ディレイラケーブル124は、フロントディレイラ70に固定される。この配置によって、ワイヤーストロークを約半分に減らすことができる。
別の実施形態によるディレイラケーブル出力補助装置14は、フロントディレイラ70に直接取り付けてもよく、カム、減速機構、その他を使用してディレイラを構築することによって、ワイヤーストロークを修正することも可能である。あるいは、ケーブル連結板355にあるケーブル連結孔356の半径方向の位置を変えてワイヤーストロークを調整してもよい。
さらに別の実施形態では、環状ケーブル連結板355を除くこともできる。この場合、図4Bに示すように、下方つめ取付用部材320を、カム700と共に構成し、出力制御用ワイヤアセンブリ78を、米国特許第 6,443,032 に開示された方法で、カム700と協調するレバー(図示せず)に装着してもよい。
ここでは、本発明による様々な実施形態を説明しているが、本発明の意図又は範囲から離れることなく、さらなる修正を加えることができる。例えば、駆動制御当接部512を動かすために、ここでは電気制御されたモータ150が使用されたが、機械的シフト制御装置が代わりに使用されてもよい。様々な部材が、回転部材と共に回転及び協調するように準備されているが、回転以外の運動を導入することもできる。様々な部品の大きさ、形状、位置、方向などを希望に応じて変更してもよい。1つの要素の機能を2つの要素で実行するか、又はその逆を行ってもよい。1つの実施形態の構造や機能が、別の実施形態に適用されてもよい。特定の実施形態によるすべての利点が同時に存在する必要もない。従来の技術とは異なる独特な機能は、単独又は他の機能との組合せのいずれであっても、そのような機能によって具体化された構造又は機能(あるいは両方)の概念を含め、すべて出願者による独自の発明と見なされるべきである。したがって、本発明の範囲は、開示された特定の構造、あるいは特別な構造又は機能に関する最初の焦点のみに限定されるものではない。
本発明の一実施形態による変速装置の変速操作を補助するための装置が装着された自転車の側面図。 シフト補助装置の拡大図。 シフト補助装置と共に使用されるペダルクランクアームの内側斜視図。 シフト補助装置の分解図。 シフト補助装置の分解図。 シフト補助装置のハウジングの内部を表す図。 シフト補助装置のアウターカバーの斜視図。 シフト補助装置が初期位置にあるときの位置保持機構の主位置保持補助つめを表す図。 シフト補助装置が初期位置における不活性状態にあるときの駆動力連結機構の補助つめを表す図。 シフト補助装置が初期位置における不活性状態にあるときの駆動力連結機構の補助つめの拡大図。 シフト補助装置が活性状態に移動するときの駆動力連結機構の補助つめの拡大図。 シフト補助装置が活性状態にあるときの駆動力連結機構の補助つめの全体図。 駆動力連結機構がペダルクランクアームから解放される直前のシフト補助装置を表す図。 駆動力連結機構がペダルクランクアームから解放されるときのシフト補助装置を表す図。 シフト補助装置が中間位置における不活性状態に戻るときの駆動力連結機構の補助つめを表す図。 シフト補助装置が中間位置にあるときの位置保持機構の主要位置保持補助つめを表す図。 シフト補助装置が初期位置における活性状態にあるときの駆動力連結機構の補助つめを表す図。 シフト補助装置が最終位置における不活性状態に戻るときの駆動力連結機構の補助つめを表す図。 シフト補助装置が最終位置にあるときの主要位置保持補助つめを表す図。 最左位置にある主位置保持補助つめが解放されて、駆動力連結機構が中間位置に向かって移動可能になったときの位置保持機構の主位置保持補助つめを表す図。 前の位置に戻る際の、位置保持機構の補助つめの初期動作を表す詳細図。 可動部材に係合する直前の、位置保持機構の補助つめの初期動作を表す詳細図。 可動部材に係合する直前の、位置保持機構の補助つめの初期動作を表す拡大図。 中間位置に戻った後の、位置保持機構の主要位置保持補助つめを表す図。 最右位置にある主位置保持補助つめが解放されて、駆動力連結機構が初期位置に向かって移動可能になったときの位置保持機構の補助つめを表す図。 初期位置に戻った後の、位置保持機構の主位置保持補助つめを表す図。 特定の実施形態による、シフト補助装置と、フロントディレイラとの間のケーブル配線を示す自転車の側面図。 特定の実施形態による、自転車の後方に取り付けられたケーブル方向変換部材の拡大図。 特定の実施形態による、自転車の上方部分に取り付けられたカム機構の拡大図。
符号の説明
14 補助装置
78 出力制御用ワイヤアセンブリ
320 下方つめ取付用部材
324 上方つめ取付用部材
332 弧状バネ
340 弧状つめ制御部材
349 位置決め用斜面
344,357,358,359 つめ解除壁
348 つめ解放ノッチ
360,364,368,372 駆動用補助つめ
380,404 可動部材係合部分
384,388,408,412 つめ制御部分
389,420,474,490 バネ
450,458 主位置保持用補助つめ
454,462 補助位置保持用補助つめ
452,463 中間位置保持部分
453,464 可動部材係合部分
456,466 位置保持歯

Claims (36)

  1. 移動部材からの動力を利用して自転車用変速装置の操作を補助する補助装置であって、
    前記変速装置をアップシフトするように第1及び第2方向のうち一方の方向に移動するとともに、前記変速装置をダウンシフトするように前記両方向のうち他方の方向に移動する動力伝達機構と、
    前記動力伝達機構を前記両方向のうちの一方の方向に移動させるために前記動力伝達機構が前記移動部材に連結するように前記移動部材に向かって移動する駆動力連結機構と、
    前記動力伝達機構が前記両方向のうちの他方の方向に移動するのを規制する位置保持機構と、
    を備えた補助装置。
  2. 前記駆動力連結機構は、第1移動部材係合位置と第1移動部材解放位置との間で移動する第1移動部材用係合部材を備えている、請求項1に記載の補助装置。
  3. 前記駆動力連結機構は、前記第1移動部材用係合部材を第1移動部材解放位置に保持する移動部材用係合部材保持機構をさらに備えている、請求項2に記載の補助装置。
  4. 前記移動部材用係合部材保持機構は、移動可能な移動部材用係合部材保持部を備えている、請求項3に記載の補助装置。
  5. 前記移動部材用係合部材保持機構は、固定された移動部材用係合部材保持部を備えている、請求項3に記載の補助装置。
  6. 前記駆動力連結機構は、前記第1移動部材用係合部材が第1移動部材解放位置から第1移動部材係合位置に向かって移動するのを可能にする、移動部材用係合部材解放機構をさらに備えている、請求項3に記載の補助装置。
  7. 前記駆動力連結機構は、前記第1移動部材用係合部材を第1移動部材解放位置に再設置する移動部材用係合部材リセット機構をさらに備えている、請求項6に記載の補助装置。
  8. 前記移動部材用係合部材保持機構は、
    移動可能な移動部材用係合部材保持部と、
    固定された移動部材用係合部材保持部とを備え、
    前記第1移動部材用係合部材は、第1移動部材解放位置にあるときに、前記移動可能な移動部材用係合部材保持部及び前記固定された移動部材用係合部材保持部の一方と係合する、請求項6に記載の補助装置。
  9. 前記駆動力連結機構は、第2移動部材係合位置と第2移動部材解放位置との間を移動する第2移動部材用係合部材を備えている、請求項8に記載の補助装置。
  10. 前記第1移動部材用係合部材は、第1移動部材解放位置にあるときに、前記移動可能な移動部材用係合部材保持部及び前記固定された移動部材用係合部材保持部の一方と係合し、前記第2移動部材用係合部材は、第2移動部材解放位置にあるときに、前記移動可能な移動部材用係合部材保持部及び前記固定された移動部材用係合部材保持部の他方と係合する、請求項9に記載の補助装置。
  11. 前記移動可能な移動部材用係合部材保持部の移動によって、前記移動可能な移動部材用係合部材保持部に係合する、前記第1移動部材用係合部材または前記第2移動部材用係合部材が、第1移動部材係合位置及び第2移動部材係合位置のうち対応する方の位置に向かって移動可能になる、請求項10に記載の補助装置。
  12. 前記位置保持機構は、第1位置保持位置と第1位置解放位置との間を移動する第1位置保持部材を備えている、請求項1に記載の補助装置。
  13. 前記第1位置保持部材は、前記第1位置保持部材が前記動力伝達機構の移動を規制する第1位置保持位置にあるとき、固定部材に係合する、請求項12に記載の補助装置。
  14. 前記動力伝達機構が移動可能になるように前記第1位置保持部材を前記固定部材から解放する位置解放機構をさらに備えている、請求項13に記載の補助装置。
  15. 前記位置解放機構は、前記第1位置保持部材が前記固定部材から解放されるときに、前記第1位置保持部材を中間位置に保持する中間位置保持機構をさらに備えている、請求項14に記載の補助装置。
  16. 前記中間位置保持機構は、
    前記第1位置保持部材に対して支持された中間位置保持部材と、
    前記中間位置保持部材と係合して前記動力伝達機構の移動を規制する中間位置保持当接部とを備えている、
    請求項15に記載の補助装置。
  17. 前記位置解放機構は、前記移動部材と係合するように構成された移動部材解放用係合部材をさらに備え、前記中間位置保持部材は、前記移動部材解放用係合部材が前記移動部材と係合するときに前記中間位置保持当接部から解放される、請求項16に記載の補助装置。
  18. 前記動力伝達機構は動力伝達軸を中心に回転し、前記駆動力連結機構は前記動力伝達軸を中心に回転するように前記動力伝達機構に連結され、前記位置保持機構は前記動力伝達軸を中心に回転するように前記動力伝達機構に連結されている、請求項1に記載の補助装置。
  19. 自転車フレームに対して固定される固定部材をさらに備えている、請求項18に記載の補助装置。
  20. 前記駆動力連結機構は前記動力伝達機構の半径方向内側の位置で前記移動部材と係合し、前記位置保持機構は前記動力伝達機構の半径方向外側の位置で前記固定部材と係合する、請求項19に記載の補助装置。
  21. 回転部材からの動力を利用して自転車用変速装置の操作を補助する補助装置であって、
    前記変速装置をアップシフトするように時計回り方向及び反時計回り方向のうち一方の方向に移動するとともに、前記変速装置をダウンシフトするように前記両方向のうち他方の方向に移動する動力伝達機構と、
    前記動力伝達機構を前記両方向のうち一方の方向に移動するように前記動力伝達機構を前記回転部材に連結する駆動力連結機構と、
    前記動力伝達機構が前記両方向のうち他方の方向に移動するのを規制する位置保持機構と、
    第1位置保持部材を固定部材から解放して前記動力伝達機構を回転可能にする位置保持部材解放機構とを備え、
    前記駆動力連結機構は、
    第1移動部材係合位置及び第1移動部材解放位置の間を移動する第1移動部材用係合部材と、
    前記第1移動部材用係合部材を第1移動部材解放位置に保持する移動部材用係合部材保持機構と、
    前記第1移動部材用係合部材が第1移動部材解放位置から第1移動部材係合位置に向かって移動するのを可能にする、移動部材用係合部材解放機構と、
    前記第1移動部材用係合部材を第1移動部材解放位置に再設置する移動部材用係合部材リセット機構とを備え、
    前記位置保持機構は、第1位置保持位置及び第1位置解放位置の間を移動する第1位置保持部材を備え、前記第1位置保持部材は、前記第1位置保持部材が前記動力伝達機構の回転を規制する第1位置保持位置にあるとき、固定された部材に係合する、
    補助装置。
  22. 前記駆動力連結機構は、第2移動部材係合位置及び第2移動部材解放位置の間を移動する第2移動部材用係合部材を備え、前記移動部材用係合部材保持機構は、前記第2移動部材用係合部材を第2移動部材解放位置に保持し、前記移動部材用係合部材解放機構は、前記第2移動部材用係合部材が第2移動部材係合位置に向かって移動するのを可能にする、請求項21に記載の補助装置。
  23. 前記移動部材用係合部材保持機構は、
    移動可能な移動部材用係合部材保持部と、
    固定された移動部材用係合部材保持部とを備え、
    前記第1移動部材用係合部材は、第1移動部材解放位置にあるときに、前記移動可能な移動部材用係合部材保持部及び前記固定された移動部材用係合部材保持部の一方と係合し、
    前記第2移動部材用係合部材は、第2移動部材解放位置にあるときに、前記移動可能な移動部材用係合部材保持部及び固定された移動部材用係合部材保持部の他方と係合する、請求項22に記載の補助装置。
  24. 前記移動部材用係合部材解放機構は移動可能な移動部材用係合部材保持部を備え、前記移動可能な移動部材用係合部材保持部の移動によって、前記移動可能な移動部材用係合部材保持部に係合する前記第1移動部材用係合部材または前記第2移動部材用係合部材が、第1移動部材係合位置及び第2移動部材係合位置のうち対応する方の位置に向かって移動可能になる、請求項23に記載の補助装置。
  25. 前記移動可能な移動部材用係合部材保持部は、前記移動部材用係合部材保持部が係合する前記第1移動部材用係合部材及び前記第2移動部材用係合部材の一方を、対応する移動部材解放位置に保持する保持当接部を備えている、請求項24に記載の補助装置。
  26. 前記移動可能な移動部材用係合部材保持部の移動によって、前記第1移動部材用係合部材または前記第2移動部材用係合部材から前記当接部の係合が解放される、請求項25に記載の補助装置。
  27. 移動部材からの動力を利用して自転車用変速装置の操作を補助する補助装置であって、
    前記変速装置をアップシフトするように第1及び第2方向のうち一方の方向に移動するとともに、前記変速装置をダウンシフトするように前記両方向のうち他方の方向に移動する動力伝達機構と、
    前記動力伝達機構を前記両方向のうち一方の方向に移動させるために前記動力伝達機構が前記移動部材に連結するように前記移動部材に向かって移動する駆動力連結機構と、
    前記動力伝達機構が前記両方向のうち他方の方向に移動するのを規制する位置保持機構と、
    前記位置保持機構が、前記動力伝達機構の移動を規制するように固定部材に係合する位置に対して、それに対応する前記動力伝達機構の位置を、前記動力伝達機構が一時的に越えて移動するのを可能にするオーバーシフト機構と、
    第1位置保持部材を前記固定部材から解放して前記動力伝達機構を回転可能にする位置保持部材解放機構とを備え、
    前記駆動力連結機構は、
    第1移動部材係合位置及び第1移動部材解放位置の間を移動する第1移動部材用係合部材と、
    前記第1移動部材用係合部材を第1移動部材解放位置に保持する移動部材用係合部材保持機構と、
    前記第1移動部材用係合部材が第1移動部材解放位置から第1移動部材係合位置に向かって移動するのを可能にする移動部材用係合部材解放機構と、
    前記第1移動部材用係合部材を第1移動部材解放位置に再設置する移動部材用係合部材リセット機構とを備え、
    前記位置保持機構は、第1位置保持位置及び第1位置解放位置の間を移動する第1位置保持部材を備え、前記第1位置保持部材は、前記第1位置保持部材が前記動力伝達機構の回転を防ぐ第1位置保持位置にあるときに前記固定部材に係合する、
    補助装置。
  28. 前記オーバーシフト機構は弾性部材を備えている、請求項27に記載の補助装置。
  29. 前記オーバーシフト機構は前記移動部材用係合部材リセット機構の一部を構成する、請求項27に記載の補助装置。
  30. 前記移動部材用係合部材リセット機構は、
    前記第1移動部材用係合部材を第1移動部材解放位置に移動させる結合解放斜面と、
    前記第1移動部材用係合部材を第1移動部材解放位置に保持する結合解放壁とを備えている、
    請求項29に記載の補助装置。
  31. 前記結合解放斜面は弾性部材を備えている、請求項30に記載の補助装置。
  32. 前記結合解放斜面は板バネを備えている、請求項31に記載の補助装置。
  33. 前記結合解放斜面の一面は前記結合解放壁の第1面に面している、請求項30に記載の補助装置。
  34. 前記第1移動部材用係合部材は、前記結合解放斜面と前記結合解放壁の第1面との間で移動し、前記結合解放壁の第1面とは反対側の前記結合解放壁の第2面で第1移動部材解放位置に保持される、請求項33に記載の補助装置。
  35. 前記結合解放斜面は板バネを備えている、請求項34に記載の補助装置。
  36. 移動部材からの動力を利用して自転車用変速装置の操作を補助する補助装置であって、
    前記変速装置をアップシフトするように第1及び第2方向のうち一方の方向に移動するとともに、前記変速装置をダウンシフトするように前記両方向のうち他方の方向に移動する動力伝達機構と、
    前記動力伝達機構を前記両方向のうち一方の方向に移動させるために前記動力伝達機構が前記移動部材に連結するように前記移動部材に向かって移動する駆動力連結機構と、
    前記動力伝達機構が前記両方向のうち他方の方向に移動するのを規制する位置保持機構とを備え、
    前記駆動力連結機構及び前記位置保持機構は、
    取付部材と、
    前記取付部材に連結されて、第1移動部材係合位置と第1移動部材解放位置との間を移動する移動部材用係合部材と、
    前記取付部材に連結されて、第1位置保持位置と第1位置解放位置との間を移動する位置保持部材とを備え、
    前記取付部材、前記移動部材用係合部材及び前記位置保持部材が補助装置から一体で除去可能なように、前記取付部材、前記移動部材用係合部材及び前記位置保持部材は互いに連結されている、
    補助装置。
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