JP2005028450A - 飽和可能リアクトルを備えた電気アーク溶接機の電源 - Google Patents

飽和可能リアクトルを備えた電気アーク溶接機の電源 Download PDF

Info

Publication number
JP2005028450A
JP2005028450A JP2004132736A JP2004132736A JP2005028450A JP 2005028450 A JP2005028450 A JP 2005028450A JP 2004132736 A JP2004132736 A JP 2004132736A JP 2004132736 A JP2004132736 A JP 2004132736A JP 2005028450 A JP2005028450 A JP 2005028450A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
saturable reactor
transformer
primary
circuit
primary winding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004132736A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4246106B2 (ja
Inventor
George D Blankenship
ディ ブランケンシップ ジョージ
Robert L Dodge
エル ドッジ ロバート
Ruo Rifuengu
ルオ リフェング
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lincoln Global Inc
Original Assignee
Lincoln Global Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Lincoln Global Inc filed Critical Lincoln Global Inc
Publication of JP2005028450A publication Critical patent/JP2005028450A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4246106B2 publication Critical patent/JP4246106B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47FSPECIAL FURNITURE, FITTINGS, OR ACCESSORIES FOR SHOPS, STOREHOUSES, BARS, RESTAURANTS OR THE LIKE; PAYING COUNTERS
    • A47F5/00Show stands, hangers, or shelves characterised by their constructional features
    • A47F5/10Adjustable or foldable or dismountable display stands
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K9/00Arc welding or cutting
    • B23K9/09Arrangements or circuits for arc welding with pulsed current or voltage
    • B23K9/091Arrangements or circuits for arc welding with pulsed current or voltage characterised by the circuits
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47FSPECIAL FURNITURE, FITTINGS, OR ACCESSORIES FOR SHOPS, STOREHOUSES, BARS, RESTAURANTS OR THE LIKE; PAYING COUNTERS
    • A47F5/00Show stands, hangers, or shelves characterised by their constructional features
    • A47F5/0043Show shelves
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47FSPECIAL FURNITURE, FITTINGS, OR ACCESSORIES FOR SHOPS, STOREHOUSES, BARS, RESTAURANTS OR THE LIKE; PAYING COUNTERS
    • A47F5/00Show stands, hangers, or shelves characterised by their constructional features
    • A47F5/0081Show stands or display racks with movable parts
    • A47F5/0093Show stands or display racks with movable parts movable in a substantially horizontal direction
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E06DOORS, WINDOWS, SHUTTERS, OR ROLLER BLINDS IN GENERAL; LADDERS
    • E06BFIXED OR MOVABLE CLOSURES FOR OPENINGS IN BUILDINGS, VEHICLES, FENCES OR LIKE ENCLOSURES IN GENERAL, e.g. DOORS, WINDOWS, BLINDS, GATES
    • E06B3/00Window sashes, door leaves, or like elements for closing wall or like openings; Layout of fixed or moving closures, e.g. windows in wall or like openings; Features of rigidly-mounted outer frames relating to the mounting of wing frames
    • E06B3/32Arrangements of wings characterised by the manner of movement; Arrangements of movable wings in openings; Features of wings or frames relating solely to the manner of movement of the wing
    • E06B3/34Arrangements of wings characterised by the manner of movement; Arrangements of movable wings in openings; Features of wings or frames relating solely to the manner of movement of the wing with only one kind of movement
    • E06B3/36Arrangements of wings characterised by the manner of movement; Arrangements of movable wings in openings; Features of wings or frames relating solely to the manner of movement of the wing with only one kind of movement with a single vertical axis of rotation at one side of the opening, or swinging through the opening
    • E06B3/367Arrangements of wings characterised by the manner of movement; Arrangements of movable wings in openings; Features of wings or frames relating solely to the manner of movement of the wing with only one kind of movement with a single vertical axis of rotation at one side of the opening, or swinging through the opening specially adapted for furniture
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60BVEHICLE WHEELS; CASTORS; AXLES FOR WHEELS OR CASTORS; INCREASING WHEEL ADHESION
    • B60B2200/00Type of product being used or applied
    • B60B2200/20Furniture or medical appliances

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Arc Welding Control (AREA)
  • Generation Of Surge Voltage And Current (AREA)
  • Dc-Dc Converters (AREA)
  • Silicon Compounds (AREA)

Abstract

【課題】電気アーク溶接機において、スイッチの誘導時間が長く、2つの並列の一次回路のクランプ回路にとり適当な時間で適切にターンオンすることができ、コンデンサがバランスがとれる電気アーク溶接機の電源の提供。
【解決手段】インバータ(入力整流器のDCバスを横切って並列回路に接続する2つの一次回路を有し、コンデンサを含む該一次回路のそれぞれは一次巻線セクションと平行している)並びにスイッチ(該一次巻線セクションを横切ってコンデンサの電圧をかけ、それにより該一次回路は該一次巻線セクションに電圧パルスを交互に生成して該一次巻線に結合ししかも出力回路により接続された二次巻線を有する二次回路に電圧パルスを誘導する)を含む電気アーク溶接機の電源において、並列回路または出力回路の少なくとも1つにソフトフェライト飽和可能リアクトルを使用して一次巻線セクションにおいて電圧パルスを遅延させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、電気アーク溶接に使用されるタイプの電源に関し、さらに電源の操作を増強する新規な飽和可能リアクトルを利用する電源に関する。
本発明は、2つの一次スイッチイング回路が変圧器の二次ネットワークでパルスを生成するように、別々のコンデンサを横切る並列の2つのスイッチイング回路を含むタイプの電源に関する。本発明が関するタイプにほぼ類似している電源は、特許文献1に示されている。本発明が使用される環境は、また、二次ネットワークと溶接設備との間の出力回路を含み、その場合、間隔のあいた平行なスイッチは、AC、正のDCまたは負のDCのモードの何れかで電気アーク溶接機を操作するのに使用できる。そのような出力スイッチングネットワークは、特許文献2に示されている。これらの2つの特許文献は、本発明が特に関している電源に関する一般的な情報として、本明細書に参考として引用される。それらは、本発明そのものを示していない。しかし、本発明の背景技術であるので、本明細書では電源の操作の詳細として引用するが、本明細書においてそのものを繰り返し記述する必要はないと思われる。
高電圧電力本線を使用するインバータ電源を用いる電気アーク溶接機は、しばしば、高電圧を利用するために並列で接続された2つの一次スイッチング回路を用いる。この一般的な概念は、特許文献1に示されている。これらの2つの並列で接続されたスイッチング回路は、次に、溶接機の出力溶接回路に変圧器により結合する。システムは、電源に含まれ、並列で接続された一次回路をバランスさせて、2つの回路の電気部品を損なう電圧の不均衡を避ける。この並列の一次回路のバランスをとることは、通常、スイッチング操作中2つの並列で接続されたコンデンサにおいて等しい電圧を維持するために、並列で接続する一次回路のコンデンサに電荷を戻すダイオードクランプネットワークにより達成される。各並列回路は、通常、並列接続コンデンサの1つを横切る電圧により入力一次ネットワークの一次コイルの1つに電圧を加えるように伝導性にする並列で接続された2つの電源スイッチを含む。スイッチの第一のセットが伝導性であるとき、他の一次回路のスイッチの第二の組みは、伝導性ではない。しかし、第一の一次回路を横切る電圧は、第二の一次回路の一次巻線に、変圧器のコアを経て誘導的にカップリングされる。もし第二のコンデンサを横切る電圧が第一のコンデンサを横切る電圧より低いならば、電流が、第二の回路のクランプダイオードを経て流れて、一次回路の2つの並列接続の入力コンデンサを横切る電圧を等化する。次のスイッチングサイクル中、スイッチの第一の組みはターンオフされ、そしてスイッチの第二の組みにはターンオンされて、第二の入力のコンデンサを横切る電圧を使用して第二の並列回路の一次巻線に電圧を加える。この電圧は、同様に、第一の一次回路の一次巻線に、変圧器のコアを経て誘導的にカップリングされる。また、もし第一のコンデンサを横切る電圧が第二のコンデンサを横切る電圧より低いならば、電流は、第一の一次回路のダイオードを経て流れる。この方法を利用することにより、2つのコンデンサは、高速スイッチング操作中バランスされる。
米国特許5351175 米国特許6489592
しかし、このよく行われる方法は、スイッチの誘導時間があまりに短くて、2つの並列の一次回路のクランプ回路にとり適当な時間で適切にターンオンすることができない。この条件は、変圧器が低い電圧またはショート回路の負荷に電流を制御しているときに、生ずる。この状況では、コンデンサは、バランスがとれなくなる。この条件は、電気部品に損傷をあたえ、そのため、高価なソフトウエアプログラムが、しばしば、使用されて、入力コンデンサを横切る電圧を感知しそして2つのコンデンサのバランスを待つ一次巻線回路の1つを不活性にする。これは、高価であり、そして出力のための有効なコントロール装置を要する。スイッチの1つのセットのスキップ・ファイアリング(firing)が、電源に使用されてきているが、しかし、この装置は、溶接工程例えばTIGまたはパルスMIG溶接について低い電流を制御しているとき、実際上面倒な問題を生ずる。溶接回路の低電圧開始法(Reduced Voltage Starting)のような方法で低い電圧を制御するときにも、これは問題である。電気アーク溶接で使用される電源変圧器の活性ソフトウエアの補正は、高価であり、そして溶接にとり満足できるものではない。
本発明によれば、飽和可能リアクトルは、上述のように、電源の変圧器と並列で接続される。1つ以上の飽和可能リアクトルは、スイッチの組みの1つが伝導性にされた直後の時間中、電圧を抑止する。この遅延の作用が、それにより、インバータ電源の出力で変圧器の二次ネットワークに電力がカップリングされるのを防ぐ。従って、スイッチの組みは、より長い時間伝導性にされ、2つの一次回路の時間のダイオードクランプネットワークがコンデンサの電荷をバランスするのを可能にし、そのためコンデンサは、高速スイッチング操作中バランスされたままにされる。飽和可能リアクトルに関する時間遅延の設定は、約1.0msである。これは、2つのスイッチング回路のクランプネットワークについて、適当な時間が2つの並列接続の一次回路の入力コンデンサの電圧を適切に操作しバランスさせることを可能にする。
飽和可能なスイッチング特性は、IGBTのような電子スイッチよりソフトである。スイッチングが開始するとき、飽和可能リアクトルは、リアクトルが飽和するまで、適用される電圧をブロックする。その結果、電流は、飽和が生ずるまで、流れない。磁気コアが飽和しそしてこのターンオンの特性が、電子スイッチの早いスイッチングに比べて遅くかつソフトに生ずるとき、電流は発生する。従って、電気信号において寄生共鳴が少ないという利点が存在する。飽和可能リアクトルがスイッチングサイクルで遅延をもたらすため、飽和可能リアクトルが飽和するまで、一次回路から二次回路へ転送される電力は存在しない。その結果、コントロール回路のパルス幅は、たとえスイッチング操作が存在したとしても、零の出力電力が存在するように、飽和可能リアクトルの遅延時間より下に低下できる。飽和可能リアクトルの遅延より短い時間を有する短いパルスは、出力電力のないスイッチングを可能にする。これは、従来技術のスキップ・ファイアリングコントロール回路を使用することなく、零の電力出力から充分な電力出力への滑らかな制御を達成する新規な飽和可能リアクトルを使用する装置を提供する。低い電力または無電力の操作で、2つの並列のコンデンサは、各一次回路の通常のクランプネットワークを使用して、バランスがとれたままに維持される。従来のソフトウエアに基づくスキップ・ファイアリング技術を利用しても、コンデンサはバランスされるが、コンデンサをバランスするこの装置は、一般に、TIGまたはパルスMIG溶接には使用できない。
本発明によれば、入力整流器のDCバスを横切る並列の回路に接続された2つの一次回路を有するインバータを含む電気アーク溶接機用の電源の改良が提供される。並列の回路の一次回路のそれぞれは、一次巻線セクションを横切るコンデンサの電圧を適用するための1つ以上のスイッチ及び一次巻線セクションと平行するコンデンサからなる。この方法で、一次回路は、一次巻線セクションに電圧パルスを交互に生成させて、一次巻線に結合されしかも出力溶接回路に出力回路により接続された二次巻線変圧器を有する二次回路に電圧パルスを誘導する。このタイプの2段階の一次電源の改良は、並列回路または出力回路の少なくとも1つでソフトフェライト飽和可能リアクトルを使用して一次巻線セクションにおける電圧パルスを遅延させることである。飽和可能リアクトルは、通常のリングの形状を有し、そして一次回路の並列回路または出力回路の何れかからなるワイヤの回りに設けられる。本発明によれば、飽和可能リアクトルに使用されるソフトフェライトは、約0.40テスラより低い飽和フラックス密度を有する。これは、少なくとも0.5マイクロ秒の一次巻線における遅延を生ずるように大きさが決められる。飽和可能リアクトルは、操作及び表面の冷却を最適にするために、3.5cm/cmより大きい表面積対体積の比を有するリングである。出力回路は、通常、2つの入力リードを備えた整流器であり、その場合、飽和可能リアクトルは、本発明の二次回路から延在しているこれらのリードの両者を囲むリングである。
本発明の他の態様によれば、二次巻線回路を有する変圧器の一次巻線回路の電圧を遅延する飽和可能リアクトルリングが提供され、その場合、飽和可能リアクトルは0.40テスラより低い飽和フラックスを有する。この飽和可能リアクトルは、1つの態様では、外側の直径より長い長さを有する。他の態様では、リングの断面は、その高さより長い幅を有する矩形である。その上、熱シンク管は、本発明の他の特徴によれば、飽和可能リアクトルリングのまわりに配置される。
本発明の主な目的は、並列で接続された入力コンデンサの電圧をバランスさせるために一次電圧パルスに僅かな遅延をもたらす電気アーク溶接で使用されるインバータタイプの電源の変圧器と並列している飽和可能リアクトルの提供である。
本発明の他の目的は、飽和可能リアクトルが0.40テスラより低い飽和フラックス及び表面積対体積の大きな比を有するソフトフェライトを有する、上記の飽和可能リアクトルの提供である。
本発明の他の目的は、上記の飽和可能リアクトルを利用する電気アーク溶接機用の改良された電源の提供である。
本発明のさらに他の目的は、パルス変圧器が飽和可能リアクトルを使用して変圧器の入力回路を安定化することを目的として一次パルスを遅延する、インバータ作動溶接機の改良されたパルス変圧器の提供である。
これらの目的及び他の目的並びに利点は、図面とともに以下の記述から明らかになるだろう。
図1の配線図は、本発明の好ましい態様を示し、電源Aは、端末Gで接地している素材W及び電極Eを有する出力回路として概略的に画かれた溶接工程を行うためのインバータ電源である。電源は、リード14、16でDCバスを画定するためのフィルタインダクタ12を備えた三相入力を有する入力整流器10を含む。2つのバスの間、並列で接続されかつ出力変圧器の一次側用の出力パルスを生成するために交互に操作される2つの一次回路20、22が提供される。並列で接続されたコンデンサ30、32は、一次回路20、22の入力側にある。第一の回路20は、調整スイッチQ1、Q2及びクランプダイオードD1、D2を含み、一次巻線40を横切ってコンデンサ30の電圧を適用することによりパルスを生成する。回路22は、クランプダイオードD3及びD4を備えた調整スイッチQ3、Q4を含み、一次巻線42を横切ってコンデンサ32の電圧を適用する。巻線セクション40、42は、変圧器の結合を示す点線とともに、コア44により示される変圧器の一次巻線である。一次巻線40、42は、ダイオード54、56により形成される出力整流器に向かう出力リード64、66を有する二次巻線50、52のコア44を経てパルスを生成する。センタータップリード60は、ダイオードとともに、標準チョーク70を経て電極E及び素材Wの間に溶接電流を提供する。スイッチQ1、Q2は、ともにターンオンして、コンデンサ30を横切る電圧により一次巻線40にエネルギーを与える。パルスを生成するために、スイッチQ3、Q4は、スイッチQ1及びQ2がターンオンされると、ターンオフされる。巻線40を横切る電圧は、コア44を経て他の一次セクション42に誘導的にカップリングされる。もしコンデンサ32を横切る電圧がコンデンサ30を横切る電圧より低いならば、電流はクランプダイオードD3、D4を経て流れて、コンデンサを横切る電圧を等化する。次のスイッチングサイクル中、スイッチQ1及びQ2はターンオフされ、そしてスイッチQ3、Q4はターンオフされる。これにより、コンデンサ32を横切る電圧によって一次巻線42にエネルギーを与える。この電圧は、同様に、一次コイル40に誘導的にカップリングされる。もしコンデンサ30を横切る電圧がコンデンサ32を横切る電圧より低いならば、充電電流は、クランプダイオードD1及びD2に流れて、同様に電圧を等化する。この方法は、交互に行われて、回路20、22により一次パルスを生成し、電源用の出力変圧器の一次セクションを形成する。電圧がスイッチの低いデューティサイクルのために低いとき、高速スイッチング操作中コンデンサが等化する充分な時間が存在しない。スイッチング速度は、約20kHzであり、好ましくは40kHzである。このコンデンサの不均衡は、部品に損傷を与える。この不均衡を防ぐために、電源は、一般に、回路20、22の1つをスキップファイアリングしてコンデンサをバランスさせるソフトウエアを含む。しかし、本発明は、スキップ・ファイアリングする必要性がない。
図1に示された溶接機回路の変圧器Tは、巻線40、42のパルスにより、二次回路B(リード64、66によって整流器ダイオード54、56に接続された二次巻線50、52を含む)に電流パルスを生じさせる。整流器への入力は、センタータップリード60で電流と組み合わされて、チョーク70を経て溶接操作を作動する。実際には、特許文献2に画かれたスイッチングネットワークは、出力回路で使用されて、出力溶接操作を作動する。このタイプの出力回路では、2つのスイッチが、整流器の出力側に設けられる。出力は、リード62で正の電圧である。センタータップ60は、負の電圧である。これらのリードは、二次整流器の出力を形成する。特許文献2の出力スイッチを交互に操作することにより、AC溶接モードが達成される。特許文献2のスイッチの何れか1つは、ダウンチョッパとして操作されるか、または連続して正のDC溶接モードまたは負のDC溶接モードの何れかをもたらす。スイッチングネットワークについて、特許文献2は本明細書において参考として引用されるが、それは本発明の一部を形成するものではない。それは、そのネットワークがリード60、62と溶接操作との間の二次回路Bの出力側にあるからである。
本発明は、リード64、66の回りの磁気飽和可能リアクトルリングとして二次回路Bと並列でありしかもコア104により磁気的に結合された巻線100、102として表される飽和可能リアクトルカップルSRの付加に関する。飽和可能リアクトルは、ダイオード54、56からなる整流器に向かうリード64、66の回りのリングとして、従来技術とは全く異なってデザインされる。この飽和可能リアクトルは、一次巻線40、42に生ずるパルスを遅延させて、コンデンサ30、32によって、スイッチング操作間を等化またはバランスさせる。この遅延は、巻線40、42の短いパルスにより得られる低い電圧によるコンデンサの不均衡の問題を防ぐ。実際には、パルスの遅延は、少なくとも約0.5マイクロ秒である。飽和可能リアクトルは、スイッチングの組みが活性化された直後の時間中の電圧をブロックする。これは、二次巻線50、52へ電力がカップリングするのを防ぐ。スイッチの組みは、そのため、より長い時間ターンオンし、回路20、22のダイオードクランプネットワークをしてコンデンサ30、32の電荷をバランスする適当な時間を生じさせる。飽和可能リアクトルの遅延時間を約1.0マイクロ秒に設定することは、クランプネットワークを適切に操作するのに適当な時間を可能にし、そしてコンデンサの電圧をバランスさせる。しかし、0.5マイクロ秒の遅延でも有益な結果をもたらすことが分かった。実際には、遅延は、約2.0マイクロ秒である上限を有しなければならない。材料の構築及び飽和可能リアクトルSRのサイズは、標準の周知の飽和可能リアクトルの技術を使用することにより、この望ましい遅延を達成する。この飽和可能リアクトルは受動であり、そしてコントロール巻線を含まない。リアクトルは、リアクトルが飽和されるまで、電流の流れを防ぐことにより一次回路のパルスを遅延する。これは、電圧の遅延として低下する。それは、実際には、電圧パルスによる作用の遅延である。
本発明の態様では、飽和可能リアクトルは、変圧器の一次巻線または二次巻線の何れかと並列であり、インバータの出力で一次巻線にパルスを与えるのに使用されるコンデンサをバランスする目的でパルスの遅延を達成する。飽和可能リアクトルの他の別の用途は、図2に示される電気アーク溶接機用のマトリックス変圧器M(標準の技術に従ってスイッチQ1、Q2及びスイッチQ3及びQ4によりパルスを与えられる一次巻線122を有する電源120を含む)における使用である。このマトリックス装置では、マトリックス変圧器130、132及び134は、それぞれ個々の結合コア124、126及び128を含む。これらのコアは、パルスされる巻線122をいくつかの二次巻線(それらの3つが画かれている)に結合する。二次さらにその整流器のそれぞれが同じであるため、二次130及び整流器140のみが説明されるが、この説明は、マトリックス変圧器Mを構成している他の二次及び整流器に適用される。整流器140は、入力リード150、152、並びに正の端末である出力リード154を含む。二次巻線160、162へのパルスされた入力は、3つの二次からの3つのリード154の合計である正の端末をもたらす。負の端末は、センタータップ164である。前述したように、相対する極性の出力リード154、164は、好ましくは、特許文献2に示されたように、出力スイッチネットワークに接続される。従って、チョーク170を備えた素材W及び電極Eにより代表される溶接装置は、AC溶接モード、DC正溶接モードまたはDC負溶接モードで操作される。本発明の好ましい態様で使用されるこのスイッチングネットワークは、特許文献2から参考として引用されることができるため、本発明の好ましい態様では説明されていない。個々の二次回路は、それぞれ、それら自体の飽和可能リアクトルSR1、SR2及びSR3を含む。ときには、ただ1つの二次がリアクトルを有する。3つの画かれた飽和可能リアクトルのそれぞれは、整流器140の入力リード150、152を囲む管状の構造として画かれている、ソフトフェライトリングである。これらの飽和可能リアクトルのそれぞれは、入力巻線において電圧パルスを遅延して、図1に示されるコンデンサ30、32をバランスさせる。
本発明で使用される飽和可能リアクトルの操作は、図3及び4において概略的に画かれ、そして従来技術と比較される。スイッチの操作により生ずる電圧パルスは、スイッチQ1、Q2についてパルス200そしてスイッチQ3、Q4についてパルス202として画かれている。飽和可能リアクトルのない従来技術では、二次の電流は、グラフ204、206により指示される形を有する。二次において飽和可能リアクトルを使用することにより、電流は遅延して、回路20、22のコンデンサを横切って適用される実際の電圧を遅延させる。これは、結局、電圧パルスを遅延させる。電流は、204a、206aとして示され、そして遅延は210であり、その遅延は、飽和可能リアクトルのサイズ及び材料により決定される。これらの材料は、遅延が少なくとも0.5マイクロ秒そして好ましくは1.0マイクロ秒であるように選ばれる。3.0マイクロ秒の一般的な範囲にあると思われる遅延の上限が存在する。遅延の概念は、コンデンサ30、32をして反対の一次巻線の操作からコンデンサを横切って逆電圧が誘導される前に安定化させることである。磁気飽和可能リアクトルは、飽和可能リアクトルが飽和するまでどんな電力も一次から二次へ転送されないようにスイッチングサイクル中に遅延210をもたらす。この利点は、例えばパルスの幅200、202のようなコントロール回路のパルス幅が遅延値210より低く縮小されてスイッチングサイクルを中断することなく零の出力電力を生成することである。これは、電子スイッチQ1−Q4をスキップ・ファイアリングすることなく、零の出力から充分な出力に滑らかな制御を達成するメカニズムを提供する。前述のように、このスキップ・ファイアリングは、TIG溶接またはパルスMIG溶接のような方法について低い電流を制御するとき、問題を生ずる。遅延は、飽和可能リアクトルのボルト・秒の積に比例する。従来技術と飽和可能リアクトルの使用との間の差は、また図5及び6に示される。図5に画かれているように、非常にせまいパルス220が、低電力及び低電圧の出力を得るために形成される。この短いパルスは、パルス220を相対する並列回路20または22中に誘導する即時の出力電流222を生成する。コンデンサ30、32の電圧をバランスするクランプダイオードに充分な時間はない。変圧器の二次に飽和可能リアクトルを使用して、図6に示されるように、それぞれ交互の回路20、22からの小さい電圧パルス230及び232は、すべての電力が二次回路を経て転送される前に遅延210を生ずる。電力は、電流パルス230a、232aにより示される。低電圧で、遅延210は、コンデンサのバランスを可能にする。パルス230、232の後縁の間の期間は、240として示される。図6から分かるように、個々のパルスのデューティサイクルは、極めて小さく、低い出力電力及び電圧を生成する。従って、入力コンデンサを横切る電圧の遅延は、任意の補助回路なしにまたはスキップ・ファイアリングなしに、コンデンサをバランスできる。
飽和可能リアクトルSRのボルト・秒の積は、使用される磁気材料の断面積及びタイプに比例する。電気アーク溶接用のインバータを使用する電源の一次電圧は、典型的には、実際の溶接操作に必要な電圧よりはるかに高い。その結果、溶接機械の変圧器は、典型的に8:1−3:1の範囲内の巻数比を有する。二次回路に飽和可能リアクトルSRを配置することは、変圧器のより低い電圧側が二次回路130−134にあるために、好ましい。その結果、飽和可能リアクトルの磁気コア材料の最も効果的な使用は、二次ネットワーク中である。もちろん、飽和可能リアクトルは、一次巻線122へのリードのまわりに適用されることにより、変圧器の高電圧側で使用されることもできる。実際には、飽和可能リアクトルは、受動であるかまたはコントロールされる。本発明では、リアクトルは、変圧器の一次または二次のリードの上におかれる磁気リングコアからなる。本発明によれば、飽和可能リアクトルは、飽和及び不飽和が生ずるとき、時間に影響するコントロール巻線を含まない。飽和は、約0.4テルサより低いフラックス密度でであり、そして図2に示されるように、リード150、152のまわりの飽和可能リアクトルの材料及び寸法によって固定される。通常の実際では、スイッチングの概念の飽和可能リアクトルは、「方形ループ(square loop)材料」により選択される。これは、「ハードフェライト」と定義され、そして図7においてB−H曲線300により示される。この方形ループ材料は、約1.0テルサまたは10キロガウスであると指示される高い飽和フラックス密度を有する。このハードフェライト材料は、せまいB−H曲線300によってヒステリシス損が低いために、スイッチング飽和可能リアクトルで使用される。コアの損失は、低いように選ばれ、飽和可能リアクトルは、バランスされたスイッチ供給で経験される高いスイッチング周波数でのハードな飽和に耐えることができる。この高透過性磁気材料は、コントロール巻線がリアクトルに使用されるとき望ましい。それは、小さいコントロール電流がコアをその飽和状態に保持するからである。これらのハードフェライト材料は、またB−H曲線の方形の形状のために、はっきりしたスイッチング特性を有する。利用される種々の市販の材料は、曲線300を有するハードフェライト方形ループ材料を含む。しかし、本発明は、図7に示されるように、ソフトB−H曲線302を有するソフトフェライト材料を使用する。ソフトフェライト材料は、飽和を達成するために高い磁化電流を要する比較的低い透過性を有するようにデザインされる。本発明による飽和フラックス密度は、比較的低く、典型的に約0.3テルサである。
高い周波数で操作される飽和可能リアクトルで適用されるとき、本発明で使用されるソフトフェライトコアは、それらがスイッチング操作中実質的な損失を示すため、適切な冷却を行うようにデザインされねばならない。本発明は、電気アーク溶接機用の電源に関する。この電源は、曲線300を有する飽和可能リアクトルを使用できない。それは、この材料が非常に低い電流で飽和するためである。溶接機械は、数百アンペアの出力電流で操作される。溶接機械の操作中に無視可能な数アンペアの電流の小さい不均衡は、方形ループ飽和可能リアクトルを不適切な時に飽和させる。溶接操作で使用されるハードフェライト飽和可能リアクトルのこの工程の欠損を克服するために、飽和可能リアクトルはコントロール巻線を使用して、飽和及び不飽和が生ずる時間ウインドウを調節しなければならない。これは、入力並列回路20、22の電圧を遅延する飽和可能リアクトルとして魅力に欠け、そして時間を浪費し、高価である。従って、本発明は、ソフト曲線302を有するタイプのソフト材料を使用する。この材料は、非常に滑らかなスイッチング特性をもたらし、そして不適切な時の飽和の問題を生じない。低い透過性は、B−H曲線302を有する材料をして、たとえ高い溶接電流においても、常に遅延210を生成する。
飽和可能リアクトルを形成するコア内の熱の放散は、コアの体積、形状及びコアで使用される材料のタイプの関数である。本発明を実施するのに使用される典型的なソフトフェライト材料は、曲線302の最大フラックス密度に関連するコア損失を有する。しかし、磁気コア領域が最大のフラックス密度にデザインされて本発明の一定のボルト・秒のブロッキング特性を達成するならば、異なる材料間のコア損失値に最小の差が存在する。飽和可能リアクトルの冷却は、コアの体積とコアの表面積との両者の関数である。体積が大きければ大きいほど、失われるワットは大きくなり、そして放散されねばならない。表面積を拡大することは、熱を除く機会をさらに大きくする。図8は、本発明を実施するのに使用されるタイプの飽和可能リアクトルリングSRの概略的な寸法の図である。飽和可能リアクトルSRは、内径310及び外径312そして厚さTを有する。式314、316及び318は、飽和可能リアクトルの表面積、体積及び磁化面積を得る数学的関係である。一定の磁化面積及びコアの形状では、外径312は、内径310が大きくなるにつれ、大きくなる。内径が大きくなるにつれ、体積及び全損失は、固定したコアの形状及び磁気の断面について大きくなる。コスト及び全熱損失を最低にするために、コアの材料の最低の量を使用するのが望ましい。これらの寸法の点を決定するために、冷却と磁気の特性との間の関係は、曲線322、324として図9に示されるように、グラフ320でプロットされた。飽和可能リアクトルコア冷却のデータは、1.5平方センチの断面積及び2.0センチの内径310を有するコアについてである。曲線324は、厚さ0.5センチを有する飽和可能リアクトルと約8.0センチの外径との間で厚さTが増大するにつれ、外径の変化をプロットする。これは、図12及び13に示されるパンケーキ状の形状の飽和可能リアクトルである。他の極端な例で、3.0センチの厚さにより外径は約3センチである。これは、図10及び11に概略的に画かれているパイプの形状を有するコアを生ずる。これは、好ましい態様である。曲線322に示されているように、表面積対体積の比は、パンケーキの形状及びパイプの形状の極端な例の両者では高い。これらの極端な例の間では、断面が本質的に方形の形状であるとき、比は低下して最小約3.2になる。比がたかれば高いほど、冷却能率は高くなる。好ましい態様では、比は3.5より大きい。これは、その高さより大きい幅を有する方形の断面を有するリングによってもたらされる。これは、好ましい形状である。
グラフ320のデータを得るのに使用される飽和可能リアクトルは、2.0センチの固定した内径を有する。これは、飽和可能リアクトルの中心を経て延在する2つのリードを受け入れるためである。ユニットあたりの長さを基準にして、表面積対体積の比は、コアの形状が一定に保たれているならば、内径が大きくなるにつれ一定である。その結果、導体またはリードを単に受け入れるのに必要な大きさよりも大きく内径をする利点はない。従って、飽和可能リアクトルの評価は、固定した内径を有する。曲線324は、固定した内径について、厚さTが低下するにつれ、外径が大きくなることを立証している。極端な限界で、形状は、中間に孔を有する大きな直径の薄い円板となる。これは、図12及び13に示される形状である。逆に、厚さが厚くなるにつれ、外径は小さくなる。極端な限界で、形状は図10及び11に示されるようなパイプになる。これらの2つの極端な例は、曲線322に示されるように、表面積対コア体積の比を最大にする。最小の比は、コアの断面が方形であるときに生ずる。曲線322、324は、所定の磁気特性に関して冷却効果を最大にする飽和可能リアクトルの形状の選択の概念を画いている。このプロットされた情報を使用して、図10−11及び図12−13に画かれた2つの形状が好ましい。これらの形状の両者は、3.5cm/cmより大きい表面積対体積の比を有する。
グラフ322の曲線322は、本発明で使用される飽和可能リアクトルについて2つの最適な形状があることを示している。第一の形状は、図10−11で飽和可能リアクトルSRとして表示されたパイプの構造である。第二の形状は、図12−13で飽和可能リアクトルSRBとして示されたパンケーキ状の構造である。飽和可能リアクトルSRAは、内径350及び外径352そして長さまたは厚さ354を有する。もちろん、内径は、リード150、152を受け入れるために2.0センチである。飽和可能リアクトルは通常熱シンクなしで使用されるが、実際には、熱シンクスリーブ360がリアクトルSRAで使用される。このスリーブは、高伝導性材料例えばアルミニウムまたは銅から形成され、そして外側に延在するフィン364及び拡張可能なアセンブリギャップ366を備えた円筒状のベース362を有する。スリーブ360は、飽和可能リアクトルが溶接機中で使用される変圧器の二次回路に設けられる前に、飽和可能リアクトルSRAの上にはめ込まれる。飽和可能リアクトルSRBは、内径370、外径372及び厚さまたは幅374を有する。飽和可能リアクトルSRBは、孔384、386を有する熱シンク円板380、382により冷却され、それらの孔は、内径370より大きい。構造上の保全性に関する最良の形状は、図10−11に示される形状であることが分かった。それは、フェライトの形状がより強くそして熱シンクに関する管状の押し出しが全アセンブリを衝撃から防ぐからである。その上、この特定の形状は、特に変圧器が図2に示されるマトリックスであるとき、変圧器のアセンブリにさらに容易に受け入れられる。
実際には、飽和可能リアクトルの形状は、内径と外径との間の差である厚さより長い長さTを有する方形の断面を有する。断面は、(OD−ID)/2であるその高さより長い幅Tを有する方形である。この形状は、一般に、図9で点xで示される。
本発明の好ましい態様を画いた簡単な配線図である。 本発明をマトリックス変圧器に使用したときの概略的な配線図である。 本発明の改良を行っていない電源の使用により得られる電圧及び電流の曲線のパルスグラフである。 本発明を使用する利点を示す図3に類似したパルスグラフである。 本発明の改良なしに得られる電流及び電圧の単一の一次パルスを示す電流及び電圧のグラフである。 本発明の改良を利用する電源の操作を画いた図5に類似したグラフである。 本発明で使用される磁気材料及びスイッチングリアクトルで通常使用される磁気材料のB−Hグラフである。 本発明により構築された飽和可能リアクトルにおける寸法間の関係を画いた概略的な寸法の図である。 本発明の或る態様を画いた2つの曲線を有するグラフである。 外側の熱シンク管を含む管状の飽和可能リアクトルの側面図である。 図10の線11−11にほぼ沿ってとられた断面図である。 熱を放散するアルミニウム円板を備えたパンケーキの形状の飽和可能リアクトルである。 図12の線13−13にほぼ沿ってとられた断面図である。
符号の説明
A 電源
B 二次回路
D1 クランプダイオード
D2 クランプダイオード
E 電極
G 端末
M マトリックス変圧器
Q1 調整スイッチ
Q2 調整スイッチ
Q3 調整スイッチ
Q4 調整スイッチ
SR 飽和可能リアクトルカップル
SR1 飽和可能リアクトル
SR2 飽和可能リアクトル
SR3 飽和可能リアクトル
SRA 飽和可能リアクトル
SRB 飽和可能リアクトル
T 変圧器(厚さ、長さ、幅)
W 素材
10 入力整流器
12 フィルターインダクタ
14 リード
16 リード
20 一次回路
22 一次回路
30 コンデンサ
32 コンデンサ
40 一次巻線
42 一次巻線
44 コア
50 二次巻線
52 二次巻線
54 ダイオード
56 ダイオード
60 センタータップリード
64 出力リード
66 出力リード
70 標準チョーク
100 巻線
102 巻線
104 コア
120 電源
122 一次巻線
124 コア
126 コア
128 コア
130 マトリックス変圧器
132 マトリックス変圧器
134 マトリックス変圧器
140 整流器
150 リード
152 リード
154 出力リード
160 二次巻線
162 二次巻線
164 センタータップ
170 チョーク
200 パルス
202 パルス
204 グラフ
204a 電流
206 グラフ
206a 電流
210 遅延
220 パルス
222 出力電流
230 電圧パルス
230a 電流パルス
232 電圧パルス
232a 電流パルス
240 パルスの後縁間の期間
300 B−H曲線
302 B−H曲線
310 SRの内径
312 SRの外径
314 式
316 式
318 式
320 グラフ
322 曲線
324 曲線
350 内径
352 外径
354 長さまたは厚さ
360 熱シンクスリーブ
362 円筒状ベース
364 フィン
366 アセンブリギャップ
370 内径
372 外径
374 厚さまたは幅
380 熱シンク円板
382 熱シンク円板
384 孔
386 孔

Claims (16)

  1. 入力整流器のDCバスを横切る並列回路に接続する2つの一次回路を有し、コンデンサを含む該一次回路のそれぞれが一次巻線セクションと平行しているインバータ;該一次巻線セクションを横切って該コンデンサの電圧をかけ、それにより該一次回路は該一次巻線セクションに電圧パルスを交互に生成して、該一次巻線に結合ししかも出力溶接回路への出力回路により接続された二次巻線を有する二次回路に電圧パルスを誘導するスイッチを含む電気アーク溶接機の電源において、該一次巻線セクションの該電圧パルスを遅延するために該並列回路または該出力回路の少なくとも1つにソフトフェライト飽和可能リアクトルを含むことを特徴とする電気アーク溶接機の電源。
  2. 該飽和可能リアクトルが該出力回路にある請求項1の電源。
  3. 飽和可能リアクトルが0.50テスラより低い飽和フラックス密度を有する請求項1または2の電源。
  4. 該飽和可能リアクトルが、3.5cm/cmより大きい表面積対体積の比を有する請求項1−3の何れか1つの項の電源。
  5. 該出力回路が2つの入力リードを有する整流器であり、そして該飽和可能リアクトルが該リードの両者を囲むリングである請求項1の電源。
  6. 該リングがその外側の直径より長い長さを有する請求項5の電源。
  7. 該リングの断面が、その高さより長い幅を有する矩形である請求項5の電源。
  8. 該遅延が少なくとも0.5マイクロ秒である請求項1または2の電源。
  9. 二次巻線回路を有する変圧器の一次巻線回路の電圧を遅延する飽和可能リアクトルリングにおいて、該飽和可能リアクトルが0.50テスラより低い飽和フラックスを有することを特徴とする飽和可能リアクトルリング。
  10. 該リングがその外側の直径より長い長さを有する請求項9の飽和可能リアクトル。
  11. 該リングの断面が、その高さより長い幅を有する矩形である請求項9の飽和可能リアクトル。
  12. 該リングの回りに熱シンク管を含む請求項9−11の何れか1つの項の飽和可能リアクトル。
  13. 該変圧器がパルス化一次巻線ネットワーク及び二次巻線ネットワークを有するインバータ作動溶接機のパルス化変圧器において、該変圧器と並列の飽和可能リアクトルを含み、該飽和可能リアクトルが0.40テスラより低い飽和フラックスを有することを特徴とするパルス化変圧器。
  14. 該変圧器がパルス化一次巻線ネットワーク及び二次巻線ネットワークを有するインバータ作動溶接機のパルス化変圧器において、該変圧器と並列の飽和可能リアクトルを含み、該飽和可能リアクトルがその高さより長い幅を有する矩形としての断面を有するリングであることを特徴とするパルス化変圧器。
  15. 該変圧器がパルス化一次巻線ネットワーク及び二次巻線ネットワークを有するインバータ作動溶接機のパルス化変圧器において、該変圧器と並列の飽和可能リアクトルを含み、該飽和可能リアクトルが該リングの回りに熱シンク管を含むことを特徴とするパルス化変圧器。
  16. 該飽和可能リアクトルが、少なくとも0.5マイクロ秒で該一次巻線ネットワークのパルスを遅延する請求項13−15の何れか1つの項のパルス化変圧器。
JP2004132736A 2003-07-11 2004-04-28 飽和可能リアクトルを備えた電気アーク溶接機の電源 Expired - Fee Related JP4246106B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US10/617,120 US6995337B2 (en) 2003-07-11 2003-07-11 Power source with saturable reactor

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005028450A true JP2005028450A (ja) 2005-02-03
JP4246106B2 JP4246106B2 (ja) 2009-04-02

Family

ID=33452693

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004132736A Expired - Fee Related JP4246106B2 (ja) 2003-07-11 2004-04-28 飽和可能リアクトルを備えた電気アーク溶接機の電源

Country Status (10)

Country Link
US (1) US6995337B2 (ja)
EP (1) EP1495826B1 (ja)
JP (1) JP4246106B2 (ja)
KR (1) KR100639136B1 (ja)
AT (1) ATE519558T1 (ja)
AU (1) AU2004201338B2 (ja)
BR (1) BRPI0400937A (ja)
CA (1) CA2461590C (ja)
DK (1) DK1495826T3 (ja)
MX (1) MXPA04003990A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013127230A1 (zh) * 2012-02-27 2013-09-06 无锡联动太阳能科技有限公司 一种无桥逆变电路与太阳能无桥逆变器
JP2014509180A (ja) * 2011-08-23 2014-04-10 ▲広▼州金▲昇▼▲陽▼科技有限公司 自励プッシュプル式変換器
RU199253U1 (ru) * 2020-05-20 2020-08-24 Общество с ограниченной ответственностью "Газпром трансгаз Чайковский" Устройство для сварки намагниченных трубопроводов

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100983673B1 (ko) * 2007-09-27 2010-09-24 서울과학기술대학교산학협력단 승압형 dc-dc 컨버터
US9333584B2 (en) * 2009-03-19 2016-05-10 Lincoln Global, Inc. Modified phase shifted gate drive
US20110000900A1 (en) * 2009-07-01 2011-01-06 Lincoln Global, Inc. Inverter output rectifier circuit
US9751157B2 (en) * 2012-04-18 2017-09-05 Seibu Electric & Machinery Co., Ltd. Process for identifying existence of partially welded spots and retention of cut-out part in wire-cut electrical discharge machining
US9724775B2 (en) * 2012-06-13 2017-08-08 Seibu Electric & Machinery Co., Ltd. Method of making partially welded spots in wire-cut electrical discharge machining
US10855194B2 (en) * 2015-12-22 2020-12-01 Thermatool Corp. High frequency power supply system with closely regulated output for heating a workpiece
US10449615B2 (en) * 2016-10-31 2019-10-22 Illinois Tool Works Inc. Hybrid welding modules
EP3376659A1 (de) * 2017-03-17 2018-09-19 Fronius International GmbH Schweissstromquelle

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2594890A (en) * 1950-08-16 1952-04-29 Bell Telephone Labor Inc Contact protection arrangement
DE1171090B (de) * 1962-12-10 1964-05-27 Impulsphysik Dr Ing Frank Frue Einrichtung zum Zuenden einer nur zwei Elektroden enthaltenden Funkenstrecke zur Ausloesung der Entladung eines Speicherkondensators ueber die Funkenstrecke
GB1310361A (en) 1969-07-04 1973-03-21 Plessey Co Ltd Transformers and circuit arrangements incorporating the same
US3678341A (en) * 1970-08-05 1972-07-18 Del Electronics Surge voltage protection system
US3999034A (en) 1975-06-02 1976-12-21 Hobart Brothers Company Square wave welding system
US4418265A (en) * 1981-03-03 1983-11-29 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Device with high frequency contactless type arc generating mechanism
FR2592749B1 (fr) 1986-01-09 1988-05-06 Celduc Circuit calmeur pour interrupteur statique commande
US4694387A (en) * 1987-01-08 1987-09-15 Honeywell, Inc. Inductive devices
US4970464A (en) 1989-09-14 1990-11-13 Jack Williams Linear position-displacement magnetostrictive transducer having multiple cylindrical electromagnets for generating flux, each electromagnet having a centered passageway for relative travel along the same magnetostrictive waveguide
JPH04165610A (ja) 1990-10-30 1992-06-11 Toshiba Corp 可飽和リアクトル
US6578253B1 (en) 1991-10-04 2003-06-17 Fmtt, Inc. Transformer and inductor modules having directly bonded terminals and heat-sink fins
US5349157A (en) 1993-01-04 1994-09-20 The Lincoln Electric Company Inverter power supply for welding
US5351175A (en) 1993-02-05 1994-09-27 The Lincoln Electric Company Inverter power supply for welding
US6207929B1 (en) 1999-06-21 2001-03-27 Lincoln Global, Inc. Tandem electrode welder and method of welding with two electrodes
JP4482782B2 (ja) * 1999-12-16 2010-06-16 株式会社デンソー 車両用交流発電機の制御装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014509180A (ja) * 2011-08-23 2014-04-10 ▲広▼州金▲昇▼▲陽▼科技有限公司 自励プッシュプル式変換器
WO2013127230A1 (zh) * 2012-02-27 2013-09-06 无锡联动太阳能科技有限公司 一种无桥逆变电路与太阳能无桥逆变器
RU199253U1 (ru) * 2020-05-20 2020-08-24 Общество с ограниченной ответственностью "Газпром трансгаз Чайковский" Устройство для сварки намагниченных трубопроводов

Also Published As

Publication number Publication date
JP4246106B2 (ja) 2009-04-02
US6995337B2 (en) 2006-02-07
KR100639136B1 (ko) 2006-10-30
US20050006364A1 (en) 2005-01-13
EP1495826B1 (en) 2011-08-10
ATE519558T1 (de) 2011-08-15
EP1495826A1 (en) 2005-01-12
MXPA04003990A (es) 2005-01-18
AU2004201338A1 (en) 2005-03-24
BRPI0400937A (pt) 2005-05-24
CA2461590C (en) 2007-09-11
CA2461590A1 (en) 2005-01-11
AU2004201338B2 (en) 2006-02-23
DK1495826T3 (da) 2011-11-21
KR20050007111A (ko) 2005-01-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2597951B2 (ja) 高周波電源
CA1170316A (en) Welder
JP4246106B2 (ja) 飽和可能リアクトルを備えた電気アーク溶接機の電源
JP2005522858A (ja) 制御可能な変圧器
CA1115793A (en) Magnetic core with magnetic ribbon in gap thereof
CA1170728A (en) Welding power supply
JPWO2015016146A1 (ja) ゲート電源装置及びこれを用いた半導体遮断器
US4366520A (en) Differential transformer core for pulse currents
US4737974A (en) Inverter type switching power supply with transformer and short circuit arrangement therefor
US5672963A (en) Variable induction control led transformer
US4652771A (en) Oscillating flux transformer
JP3582721B2 (ja) Dc−dcコンバータ
JP2000306744A (ja) 電源トランス
JP4241976B2 (ja) 電源トランス
JPH0332282A (ja) 誘導性負荷を駆動する回路および方法
JP3042777B1 (ja) エックス線管装置
JPH0583939A (ja) Dc−dcコンバータ
JP2554963B2 (ja) 電力制御装置
Okanuma et al. A new variable-voltage parametric transformer using bridge-connected magnetic circuit
RU2141888C1 (ru) Источник питания для дуговой сварки
JP2720826B2 (ja) イオンレーザ装置
JPS637872B2 (ja)
JPH0740465B2 (ja) マグネトロン用インバータ回路のトランス
JPH10149935A (ja) 電源トランス
JPH08126318A (ja) 電源トランス装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20061220

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070109

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070406

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080422

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080722

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20081209

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090107

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120116

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130116

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees