JP2005027438A - 薄型モータ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】可撓性を有する基板2の表面に環状のステータ3が印刷によって形成される。ステータ3は、鉄粉を混ぜたインクを原料として形成されている。基板2の中心にはロータマグネット4が回転自在に支持されており、前記ステータ3は、中心方向に向く凸状コア部3b1〜3b4を有している。印刷された凸状コア部3b1〜3b4は、その先端が撓み変形させられて駆動コイルC1〜C4の空芯部5に挿入可能となっている。駆動コイルC1,C3と駆動コイルC2,C4を交互に通電することによりロータマグネット4が回転動作させられる。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、駆動コイルが設けられたステータとマグネットが設けられた可動子で構成された薄型モータに関する。
【0002】
【従来の技術】
回転式のモータの一例として下記特許文献1に示すものがある。この特許文献1に記載のものは、いわゆるインナーロータ型のモータであり、内側にリング状のマグネットが設けられたロータマグネットが基板上に回転自在に支持されている。そして前記ロータマグネットの外側において前記ロータマグネットを囲むようにして前記ステータが固定されている。前記ステータには、前記ロータマグネットのマグネットに対向するように複数個のコイルが等間隔に配置されており、各コイルを順に通電することで、前記ロータマグネットが吸引または反発しながら回転させられる。
【0003】
【特許文献1】
特開平11−55915号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記した従来のモータでは、別個にステータを形成した後に、このステータを基板上に位置決めして固定しなければならず組立作業が煩雑であった。また、モータの薄型化を図るために、例えば基板をフィルム状のもので形成するが行われているが、基板をフィルム状のものにすると治具等で位置決めしにくくステータの位置決めに誤差が生じ易くなる。またロータマグネットから受ける力の影響によりステータに位置ずれが生じるおそれもある。このようにロータマグネットとステータとの位置決めに誤差が生じると、ロータマグネットの回転動作が不安定になるおそれもある。
【0005】
本発明は、上記従来の課題を解決するものであり、組立作業を簡略化することができ、しかも組立精度を高くできる薄型モータを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、基板と、前記基板上に設けられたステータと、前記ステータに設けられた駆動コイルと、前記ステータに対向して設けられて移動自在に支持されたロータマグネットを有し、
前記ステータが前記基板上に印刷で形成され、前記駆動コイルが通電されたときに前記ステータに生じる磁気力によって前記ロータマグネットが動作させられることを特徴とするものである。
【0007】
上記本発明では、ステータが印刷によって基板上に形成されているため、ステータを別個に形成してステータを位置決めして固定する必要がなくなり、製造工程を簡略化することができる。しかも印刷で予めステータを構成するため、基板とステータとの位置決め精度を高く設定でき、しかも位置ずれも生じ難い。
【0008】
例えば、前記ステータには、前記ロータマグネットに設けられたマグネット側に向く凸状コア部が設けられており、前記凸状コア部の周囲の前記基板が切り抜かれて、前記駆動コイルが、前記凸状コア部の周囲に設けられている。このように基板を切り抜いておくことで、予め形成した円筒状の駆動コイルを凸状コア部に挿入するだけで装着することができ、この点においても製造工程を簡略化できる。
【0009】
また、前記基板は、可撓性を有するフィルム状基板であり、前記凸状コア部の先端が、前記駆動コイルの内径よりも幅寸法の大きい対向コア部が形成されて、前記対向コア部が撓み変形させられながら前記駆動コイルの空芯部に挿入可能とされている構成にできる。これにより、ステータをフィルム状基板に印刷形成したとしても、対向コア部の幅寸法を長く設定することができる。その結果マグネットとの対向面積を大きくすることができ、駆動コイル側からマグネットに作用する磁気駆動力を高くすることができる。
【0010】
また、前記対向コア部が垂直に折り曲げられて前記対向コア部の垂直面が前記マグネットの外面と対面させられている構成であってもよい。これにより、マグネットの厚み寸法が大きく形成されている場合に、マグネットとの対向面積をより広く設定することができ、マグネットに作用する磁気駆動力を高く設定することができる。
【0011】
例えば、中心に円板状の前記ロータマグネットが回転自在に支持されて、前記ロータマグネットの外側に、環状の前記ステータが印刷で形成され、前記ステータには1組または複数組の前記凸状コア部が互いに対向する位置において前記中心側を向いて形成されている。ただし、中心側において凸状コア部が外側に向くステータが設けられ、その外側にマグネットが設けられる構成であってもよい。
【0012】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の薄型モータを示す平面図、図2は薄型モータの組立前の状態を示す斜視図、図3はコイルのステータへの取り付け説明図、図4は回路図である。
【0013】
図1と図2に示すように、本実施の形態の薄型モータ1は、フィルム状の基板2で形成されている。この基板2は、例えばPET(ポリエチレンテレフタレート)、ポリイミドなどの合成樹脂などの撓み変形可能なもので形成されている。ただし、前記基板2としては、撓み変形しない剛性の高い薄板状のガラスエポキシ基板や紙フェノール基板などであってもよい。
【0014】
図2に示すように、前記基板2の表面にはステータ3が印刷によって形成されている。このステータ3は、例えば、鉄粉を混入したインクをスクリーン印刷することによって形成することができる。なおステータ3を印刷形成する際には、前記基板2に予め形成されている導電パターン(図示せず)を基準としてステータ3が位置決めされて形成される。
【0015】
前記ステータ3は、円環状に形成された大径の環状コア部3aと、前記環状コア部3aから中心方向へ延びる4つの凸状コア部3b1,3b2,3b3,3b4で構成されている。前記凸状コア部3b1,3b2,3b3,3b4は、90度間隔で配置されて、前記凸状コア部3b1と3b3、そして前記凸状コア部3b2と3b4が互いに対向する位置となるように設定されている。
【0016】
さらに、前記凸状コア部3b1,3b2,3b3,3b4は、その先端に対向コア部3c1,3c2,3c3,3c4が一体に形成されている。前記対向コア部3c1,3c2,3c3,3c4では、図1に示すように、その幅寸法w2が前記凸状コア部3b1,3b2,3b3,3b4の基端の幅寸法w1よりも長く形成されている。
【0017】
図2に示すように、前記基板2には、前記凸状コア部3b1,3b2,3b3,3b4の周囲が基端部から先端部にかけて切り欠かれた切抜き部2b1,2b2,2b3,2b4が形成されている。また前記基板2には、前記ステータ3の中心に円形の軸穴2aが形成されている。前記切抜き部2b1,2b2,2b3,2b4を形成することにより、前記凸状コア部3b1,3b2,3b3,3b4が基板2と一緒にそれぞれ撓み変形可能となっている。
【0018】
前記ステータ3の中心には、ロータマグネット4が回転自在に支持されている。このロータマグネット4は、薄板状の円板4aとその中心にZ1側及びZ2側に突出する軸4b(Z2側に突出する部分は図示していない)を有し、前記軸4bが前記軸穴2aに回転自在に挿入されて支持されている。そして、前記円板4aの下面(Z2側の面)には、周方向に沿うリング形状のマグネットMが固定されている。
【0019】
前記マグネットMは、永久磁石で形成され、例えばフェライト、またはサマリウムコバルトやネオジムなどの希土類で形成されている。例えば、前記マグネットMは、希土類からなる原料を所定のバインダに混ぜてスクリーン印刷によって形成することができる。このようにマグネットMを印刷形成することで、厚み寸法の非常に薄いマグネットを形成することが可能になる。
【0020】
図1に示すように、前記マグネットMは、半リング状のマグネットM1とM2が組み合わされてリング状に形成されたものであり、X1側のマグネットM1では、外周面側がS極、内周面側がN極に着磁されており、X2側のマグネットM2では、前記とは逆に外周面側がN極に、内周面側がS極に着磁されている。
【0021】
前記マグネットMの外周縁部は、ステータ3の前記対向コア部3c1,3c2,3c3,3c4と上下に重ならない寸法で且つ前記外周縁部と前記対向コア部3c1,3c2,3c3,3c4の先端と微小な隙間が形成されるように設定されている。なお、前記対向コア部3c1,3c2,3c3,3c4の先端面3d1,3d2,3d3,3d4は、前記マグネットMの外周面の曲率に沿うように湾曲して形成されている。ただし前記先端面3d1,3d2,3d3,3d4が直線状に形成されていてもよい。
【0022】
図1に示すように、前記各凸状コア部3b1,3b2,3b3,3b4には、駆動コイルC1,C2,C3,C4が設けられる。前記駆動コイルC1,C2,C3,C4は、予め円筒状に形成されて、基板2上に印刷形成されたステータ3に取り付けられる。その取り付け方法としては、図3に示すように、凸状コア部3b1,3b2,3b3,3b4の先端の対向コア部3c1,3c2,3c3,3c4の両端部が、駆動コイルC1,C2,C3,C4の内径寸法Rよりも小さい寸法となるように矢印方向へ湾曲させられて、その湾曲状態のままで駆動コイルC1,C2,C3,C4の空芯部5内に挿入される。そして、対向コア部3c1,3c2,3c3,3c4が駆動コイルC1,C2,C3,C4を通り抜けたところで元の形状に復帰させられる。そして、駆動コイルC1,C2,C3,C4が接着剤などで凸状コア部3b1,3b2,3b3,3b4に固定される。なお、このとき駆動コイルC1,C2,C3,C4をZ方向の高さ寸法が小さくなるように扁平な形状に変形させるようにしてもよい。
【0023】
本実施の形態では、基板2を可撓性を有するフィルム状の素材のもので形成して、その表面にステータ3を印刷によって形成することにより、凸状コア部3b1,3b2,3b3,3b4を撓み変形させることが可能になる。その結果、対向コア部3c1,3c2,3c3,3c4の幅寸法w2を大きく設定したとしても空芯部5を有する駆動コイルを後付けで固定することができ、凸状コア部3b1,3b2,3b3,3b4と前記マグネットMとの対向面積を大きく設定できる。
【0024】
図4に示すように、前記薄型モータ1では、駆動コイルC1とC3、駆動コイルC2とC4がそれぞれ1本の導線で直列に接続され、駆動コイルC1,C3と駆動コイルC2,C4が互いに並列に接続され、その両端がそれぞれ制御部6に接続されている。制御部6では、通電方向をI1方向とI2方向に制御できるようになっている。また、並列に接続されたコイルの一端にはスイッチSWが設けられ、スイッチSWを駆動コイルC1,C3側に導通させる接点S1と、駆動コイルC2,C4側に導通させる接点S2が設けられている。さらに制御部6には、前記スイッチSWを接点S1またはS2側に切り替えるための切り替え手段7が設けられている。
【0025】
本実施の形態の薄型モータの動作について図1と図4を参照して説明する。
例えば、ステータ3とロータマグネット4との位置関係が図1に示す状態では、前記スイッチSWが接点S2側に切り替えられて、制御部6の制御によって駆動コイルC2とC4に対してI1方向に通電されている。そしてこのとき対向コア部3c2側がN極に磁化されて、対向コア部3c4側がS極に磁化されているとする。このときマグネットM1の外周側がS極に磁化されていることで、凸状コア部3b2に発生した磁気力によって前記マグネットM1を吸引する方向である図1に示す時計回り方向へと回転させる駆動力が発生させられる。また、マグネットM2の外周側がN極に磁化されていることで、凸状コア部3b4に発生した磁気力によって前記マグネットM2を吸引する方向である時計回り方向へ回転させる駆動力が発生させられる。
【0026】
前記ロータマグネット4が図1に示す位置から時計回り方向へ90度回転させられたときに、前記スイッチSWが切り替え手段7によって接点S2から接点S1へと切り替わるように制御部6で制御される。このとき駆動コイルC1とC3が通電されて、対向コア部3c1側がS極に磁化されてマグネットM2が吸引され、対向コア部3c3側がN極に磁化されてマグネットM1が吸引されて、ロータマグネットMが時計回り方向へと回転し続ける。
【0027】
さらにロータマグネット4が90度回転すると、切り替え手段7によってスイッチSWが再び接点S2側に切り替えられ、さらに通電方向が前記とは逆のI2方向に切り替えられる。これにより、前記とは逆に対向コア部3c2がS極に、対向コア部3c4がN極に磁化されて、凸状コア部3b2に発生した磁気力によってマグネットM2が吸引され続けて時計回り方向へ回転させられる。また凸状コア部3b4に発生した磁気力によってマグネットM1が吸引されて、同様に時計回り方向へ回転させられる。
【0028】
そして、さらにロータマグネット4が90度回転したときに、通電方向はI2方向のままで、切り替え手段7によってスイッチSWが接点S1側に切り替えられる。その結果、対向コア部3c1,3c3がそれぞれN極,S極に磁化されて、ロータマグネット4が時計回り方向へ回転させられる。
【0029】
このように、スイッチSWによって4分の1周期毎に通電される駆動コイルが切り替えられ、さらに2分の1周期毎に通電方向が切り替えられることで、ロータマグネット4を所定の方向へ回転させ続けることができる。
【0030】
なお、ロータマグネット4を基板2に搭載する際に、ロータマグネット4が基板2上で円滑に回転できるように、マグネットMの下面が接触する基板2の表面上にフッ素樹脂などの摩擦係数の低い樹脂層を形成したり前記樹脂を塗布してもよい。あるいは、マグネットMの下面が基板2の表面と微小な隙間が形成されるように、基板2の表面上に摩擦係数の低い樹脂板を設置するようにしてもよい。
【0031】
図5は、上記した薄型モータの変形例を示す分解斜視図である。
この薄型モータ10は、前記薄型モータ1と同様に、基板2に環状のステータ3が印刷によって形成されたものである。ステータ3に用いる印刷の材料や印刷方法などは前記と同様にして形成される。前記薄型モータ10では、前記駆動コイルC1,C2,C3,C4が前記凸状コア部3b1,3b2,3b3,3b4に取り付けられた後に、対向コア部3c1,3c2,3c3,3c4がZ1方向へ垂直に折り曲げられる。このときの対向コア部3c1,3c2,3c3,3c4が本実施の形態の垂直面となっている。
【0032】
前記薄型モータ10では、ステータ3の中心にロータマグネット14が搭載されるが、ロータマグネット14には図1と同様にリング状に形成されたマグネットMaが円板4aの下面に固定されている。このとき、マグネットMaの厚み寸法をHmとし、折り曲げた前記対向コア部3c1,3c2,3c3,3c4の高さ寸法をhとしたときに、厚み寸法Hmと高さ寸法hとが同じかほぼ同じになるように設定されている。
【0033】
前記基板2の中心には軸受け11が設けられている。前記軸受け11は金属または合成樹脂により中心に貫通孔11aが形成された円筒形状である。前記貫通孔11aは、その径寸法が前記軸穴2aの径寸法と同じに形成され、前記貫通孔11aと前記軸穴2aとが連通している。この軸受け11を設置することで、前記ロータマグネット14を基板2上に設置したときに、軸受け11の上面に円板4aの下面が当接して、マグネットMaの下面が基板2の表面から微小距離だけ離れた状態で支持される。またこのように設置されたときにマグネットMaの外周面の高さ位置と対向コア部3c1,3c2,3c3,3c4の高さ位置とが互いに一致するように設定されている。
【0034】
なお、前記軸受け11を、前記薄型モータ1に搭載してもよい。
前記薄型モータ10では、前記薄型モータ1に設けられたマグネットMと同様にしてマグネットMaが2分割されて、一方の外周面がN極、もう一方の外周面がS極に着磁されるように設定されている。また薄型モータ10の回転動作については、図4で説明したように同様の回路が構成されて、駆動コイルC1〜C4への通電が制御部6によって制御されて、ロータマグネット14が所定の方向へ回転動作させられる。
【0035】
なお、図5に示す実施の形態では、対向コア部3c1〜3c4を垂直に折り曲げたときにその印刷面が外側を向くが、ステータ3を基板の裏面(Z2側の面)に印刷形成して、形成された対向コア部3c1〜3c4をZ1側に垂直に折り曲げて、対向コア部3c1〜3c4の印刷面がそれぞれ内側(中心側)を向くようにしてもよい。
【0036】
本発明では、一対の凸状コア部を2組形成したが、これに限られるものではなく、それ以上であってもよく1組だけであってもよい。また凸状コア部の個数に応じて、ロータマグネット4に設けられるマグネットMの着磁を適宜変更することができる。
【0037】
また、上記した各実施の形態では、マグネットM,Maの外周面側が着磁されて、前記外周面と凸状コア部3b1,3b2,3b3,3b4とが対向するように構成されているが、マグネットMの着磁を基板2の表面と対向する側に設定し、マグネットMの周面部が対向コア部3c1,3c2,3c3,3c4とZ方向において重なるようにしてもよい。
【0038】
また、図5に示すように対向コア部3c1〜3c4を垂直に折り曲げるものではなく、ステータ3を印刷する際の厚み寸法が大きくなるように形成してもよい。
【0039】
【発明の効果】
以上説明した本発明は、基板にステータを印刷で形成しているため製造工程を簡略化することができ、しかも、基板が可撓性を有するフィルム状のもので形成されたとしても精度よく位置決めできる。
また基板をフィルム状にすることで、ステータを印刷後に円筒状に形成された駆動コイルを簡単に搭載することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の薄型モータを示す平面図、
【図2】本発明の薄型モータの駆動コイル装着前の分解斜視図、
【図3】ステータに駆動コイルを搭載するときの説明図、
【図4】薄型モータの内部を示す回路図、
【図5】薄型モータの変形例を示す分解斜視図、
【符号の説明】
C1〜C4 駆動コイル
M,Ma マグネット
1,10 薄型モータ
2 基板
2a 軸穴
2b1〜2b4 切抜き部
3 ステータ
3a 環状コア部
3b1〜3b4 凸状コア部
3c1〜3c4 対向コア部
4,14 ロータマグネット
4b 軸
5 空芯部
6 制御部
7 切り替え手段
Claims (5)
- 基板と、前記基板上に設けられたステータと、前記ステータに設けられた駆動コイルと、前記ステータに対向して設けられて移動自在に支持されたロータマグネットを有し、
前記ステータが前記基板上に印刷で形成され、前記駆動コイルが通電されたときに前記ステータに生じる磁気力によって前記ロータマグネットが動作させられることを特徴とする薄型モータ。 - 前記ステータには、前記ロータマグネットに設けられたマグネット側に向く凸状コア部が設けられており、前記凸状コア部の周囲の前記基板が切り抜かれて、前記駆動コイルが、前記凸状コア部の周囲に設けられている請求項1記載の薄型モータ。
- 前記基板は、可撓性を有するフィルム状基板であり、前記凸状コア部の先端が、前記駆動コイルの内径よりも幅寸法の大きい対向コア部が形成されて、前記対向コア部が撓み変形させられながら前記駆動コイルの空芯部に挿入可能とされている請求項2記載の薄型モータ。
- 前記対向コア部が垂直に折り曲げられて、前記対向コア部の垂直面が前記マグネットの外面と対面させられている請求項3記載の薄型モータ。
- 中心に円板状の前記ロータマグネットが回転自在に支持されて、前記ロータマグネットの外側に、環状の前記ステータが印刷で形成され、前記ステータには1組または複数組の前記凸状コア部が互いに対向する位置において前記中心側を向いて形成されている請求項2ないし4のいずれかに記載の薄型モータ。
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---|---|---|---|
JP2003190858A JP2005027438A (ja) | 2003-07-03 | 2003-07-03 | 薄型モータ |
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Cited By (2)
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JP2013074787A (ja) * | 2011-09-28 | 2013-04-22 | Samsung Electro-Mechanics Co Ltd | 積層コア及びその製造方法 |
JP2013135602A (ja) * | 2011-12-22 | 2013-07-08 | Samsung Electro-Mechanics Co Ltd | 積層コア及びその製造方法 |
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2003
- 2003-07-03 JP JP2003190858A patent/JP2005027438A/ja not_active Ceased
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2013074787A (ja) * | 2011-09-28 | 2013-04-22 | Samsung Electro-Mechanics Co Ltd | 積層コア及びその製造方法 |
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