JP2005025876A - カード型光ディスク用アダプター - Google Patents
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Abstract
【解決手段】弾性を有する素材から作製され、直径12cmの真円輪郭形状を有する肉厚1.6mmのアダプター本体1にカード型CDが載置されるディスク受け凹部2が設けられている。ディスク受け凹部2の中央部にチャッキング用中心孔3が設けられている。ディスク受け凹部2の底壁厚さと該凹部2に載置されるディスクの厚さとの和が1.2mmに設定されている。前記一対の対向内縁の前記チャッキング用中心孔3を挟む対向位置に、該対向内縁を出入り口としてディスクの対応側縁部が潜り込む一対の空所8、8が設けられ、ディスクの対応側縁部が該空所8に潜り込むことにより、ディスクのチャッキング用中心孔D0と凹部のチャッキング用中心孔3とが重ね合わされるものとなされている。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、カード型光ディスクのアダプター、特に通常の1.2mm厚のCDやDVDより薄いカード型光ディスクを通常のディスクプレーヤにおいて読み取りあるいは書き込み可能にするカード型光ディスク用アダプターに関する。
【0002】
なお、ここに言う「ディスクプレーヤ」とは、光ディスクの記録情報を読み取る装置はもとより、CD−R、DVD−Rへの情報書き込み装置、さらには情報をコピーするコピー機をも含む意味で用いるものとする。
【0003】
【従来の技術】
近時、規格サイズの直径12cmあるいは直径8cmの真円形CDとは異なり、長辺85mm前後、短辺54mm前後、厚さ1.2mmのカード型CDが情報記録媒体として用いられるようになってきている。このサイズであれば、本来はクレジットカードのように定期入れに入れて携帯しやすいが、厚さ1.2mmはクレジットカードよりもかなり厚めであるから、財布等のクレジットカード収納部に入り切らないことがあるし、定期入れ等に複数枚を重ねて収納する場合には、いかにも嵩張ってしまうことになる。
【0004】
もとより、クレジットカードと同じ厚さのカード型CDを作製することは技術的に何の困難性もないが、通常のディスクプレイヤーでは該CDの記録情報を読み取ることができない。光学的ピックアップの焦点が合わないからである。
【0005】
そこで、特開2002−269840号において提案されているアダプターを参考にして、直径12cmからなる真円形の本体の中央部にカード型CDを強制的に嵌め込む凹部を設け、その凹部底面の厚さと前記CDの厚さとの和を1.2mmとするアダプターを作製し、該アダプターを用いることにより通常のディスクプレイヤーでも記録情報を読み取ることができるようになった。
【0006】
【特許文献1】
特開2002−269840号公報(第3頁、図4)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記アダプターはCDが凹部に強制的に嵌め込まれているだけであるので、ディスクプレーヤー内で移送用トレーの走行中にあるいはチャッキング時にCDがアダプターから外れてしまうことがある。そして、CDがアダプターから外れても、プレー後のチャッキングの解除時に、CDが凹部内に再び嵌り込んでくることになれば何の問題がないが、そうでない場合、嵌り込まないCDがアダプターの上に乗っかってしまうと、CD及びアダプターをプレーヤーから取り出せなくなってしまうような事態が発生するおそれもある。
【0008】
この発明は、このような事情に鑑みてなされてもので、規格より薄いカード型光ディスクの記録情報を一般のディスクプレイヤーにおいて読み取らせると共に、ディスクが不本意に脱落することなく、プレイヤーから取り出せなくなるような事態を防止することができるアダプターを提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために第1の発明は、弾性を有する素材から作製され、ディスクプレーヤー内において中心位置決めされる輪郭形状を有するアダプターであって、アダプター本体に、上層に情報記録層を有する厚さ0.1mm〜1.1mmのカード型光ディスクが載置される透明のディスク受け凹部が設けられ、該ディスク受け凹部は、ディスクの一対の対向辺に対する1対の対向内縁を有すると共にチャッキング用中心孔を有し、該ディスク受け凹部の底面厚さと該凹部に載置される光ディスクの厚さとの和が1.2mmに設定され、前記一対の対向内縁の前記チャッキング用中心孔を挟む対向位置に、該対向内縁を出入り口として光ディスクの対応側縁部が潜り込む一対の空所が設けられ、光ディスクの対応側縁部が該空所に潜り込むことにより、ディスクのチャッキング用中心孔と凹部のチャッキング用中心孔とが重ね合わされるものとなされていることを特徴とするカード型光ディスク用アダプター、を要旨とする。
【0010】
この発明によれば、光ディスクの縁部が空所に潜り込むことにより、ディスクのチャッキング用中心孔と凹部のチャッキング用中心孔とが重ね合わされるものとなされているので、光ディスクとアダプターとがディスクプレーヤーのチャッキング部材により確実にチャッキングされる。
【0011】
また、ディスク受け凹部の底面厚さと該凹部に載置される光ディスクの厚さとの和が1.2mmに設定されているので、通常のCDより薄いカード型CD( )の記録情報を通常のディスクプレーヤーで読み取ることが可能となる。また、光ディスクの対応側縁部が潜り込む一対の空所の上下壁の間隔を約0.6mmである場合は、厚さ約0.6mmのカード型DVDをその情報記録層側を下にして凹部に載置し、反転させるとDVDプレーヤーでの読み取りが可能となる。
【0012】
光ディスクの縁部が前記空所上下両壁間に挟み込まれるものとなされていることが好ましい。光ディスクが、アダプターに保持され、不本意にアダプターから脱落することがないので、アダプターからの脱落により生じるおそれのあるトラブルを防止できるからである。。
【0013】
空所の上壁下面又は底壁上面にディスクの回転方向に突出高さが漸増する態様に形成されたディスク圧接用突部が設けられていることが好ましい。ディスクがより一層確実にアダプターに保持されることになるからである。
【0014】
前記空所上壁は、その上面がアダプター本体上面より突出されるように形成されることもあり得るが、その上面はアダプター本体上面と面一であることが好ましい。アダプター本体に突出部が存在すると、ディスクプレーヤー内における高速回転時に不快音が発生するおそれがあるからである。
【0015】
前記アダプター本体は、一対の重量軽減用部を有することが好ましい。アダプター本体の肉厚を厚くした場合、直径12cmの真円形ディスクより全体の重量が増加し、デイスクプレーヤーの駆動モーターに過負荷を与えてしまうが、重量軽減用部を設けることにより、アダプターの重量と光ディスクの重量との和を、直径12cmの真円形ディスクの重量と等しくなるように調節できるからである。この重量軽減用部は、アダプター本体の上面又は下面に設けられた凹部であっても良いが、密封された空洞部であることが好ましい。アダプター本体表面に凹部が存在すると、ディスクプレーヤー内における高速回転時に不快音が発生するおそれがあるからである。
【0016】
第2の発明は、弾性を有する素材から作製され、ディスクプレーヤー内において中心位置決めされる輪郭形状を有するアダプターであって、アダプター本体に、上層に情報記録層を有する厚さ0.1mm〜0.5mmのカード型光ディスクが載置される透明のディスク受け凹部が設けられ、該ディスク受け凹部は、ディスクの一対の対向辺に対する1対の対向内縁を有すると共にチャッキング用中心孔を有し、該ディスク受け凹部の底壁厚さと該凹部に載置される光ディスクの厚さとの和が0.6mmに設定され、前記一対の対向内縁の前記チャッキング用中心孔を挟む対向位置に、該対向内縁を出入り口として光ディスクの対応側縁部が潜り込む一対の空所が設けられ、光ディスクの対応側縁部が該空所に潜り込むことにより、ディスクのチャッキング用中心孔と凹部のチャッキング用中心孔とが重ね合わされるものとなされていることを特徴とするカード型光ディスク用アダプターを特徴とする。
【0017】
この発明によれば、光ディスクの縁部が空所に潜り込むことにより、ディスクのチャッキング用中心孔と凹部のチャッキング用中心孔とが重ね合わされるものとなされているので、光ディスクとアダプターとがディスクプレーヤーのチャッキング部材により確実にチャッキングされる。
【0018】
また、ディスク受け凹部の底面厚さと該凹部に載置される光ディスクの厚さとの和が0.6mmに設定されているので、通常のDVDより薄いカード型DVDCDの記録情報を通常のディスクプレーヤーで読み取ることが可能となる。
【0019】
前記ディスク対応側縁部は、前記空所の上下両壁により挟み込まれるものとなされていることが好ましいことは、第1の発明と同様の理由による。
【0020】
空所の上壁下面又は底壁上面にディスクの回転方向に突出高さが漸増する態様に形成されたディスク圧接用突部が設けられていることが好ましいことも、第1の発明と同様の理由による。
【0021】
前記空所上壁の上面は、アダプター本体上面と面一であることが好ましいことも、第1の発明と同様の理由による。
【0022】
前記アダプター本体は、一対の重量軽減用部を有することが好ましいことも、第1の発明と同様の理由による。
【0023】
この重量軽減用部は、密封された空洞部であることが好ましいことも、第1の発明と同様の理由による。
【0024】
第3の発明は、弾性を有する素材から作製され、ディスクプレーヤー内において中心位置決めされる輪郭形状を有する円板状に形成されてなるアダプターであって、透明合成樹脂基層下面から0.6mm又は1.2mmの高さ位置に情報記録層を有するカード型光ディスクが載置されるディスク受け凹部を備え、該ディスク受け凹部は、ディスクの一対の対向辺に対する1対の対向内縁を有すると共にディスクプレイヤーのチャッキング部材がディスクを直接チャッキングできるものとするチャッキング部材挿通孔を有し、前記一対の対向内縁の前記チャッキング用孔を挟む対向位置に光ディスクの対応側縁部が潜り込む一対の空所が設けられ、光ディスクの対応側縁部が該空所に潜り込むことにより、ディスクのチャッキング用中心孔が前記チャッキング部材を受け入れる位置に位置合わせされるものとなされていることを特徴とするカード型光ディスク用アダプター、を要旨とする。
【0025】
この発明によれば、光ディスクの縁部が空所に潜り込むことにより、ディスクのチャッキング用中心孔が前記チャッキング部材を受け入れる位置に位置合わせされるものとなされると共に、ディスク受け凹部にチャッキング部材がディスクを直接チャッキングできるものとするチャッキング部材挿通孔を有しているので、光ディスクがディスクプレーヤーのチャッキング部材により直接にチャッキングされ、光ディスクの記録情報をCD方式又はDVD方式のディスクプレーヤーで読み取ることが可能となる。
【0026】
前記ディスク対応側縁部は、前記空所の上下両壁により挟み込まれるものとなされていることが好ましいことは、第1の発明と同様の理由による。
【0027】
空所の上壁下面又は底壁上面にディスクの回転方向に突出高さが漸増する態様に形成されたディスク圧接用突部が設けられていることが好ましいことも、第1の発明と同様の理由による。
【0028】
前記空所上壁の上面は、アダプター本体上面と面一であることが好ましいことも、第1の発明と同様の理由による。
【0029】
前記アダプター本体は、一対の重量軽減用部を有することが好ましいことも、第1の発明と同様の理由による。
【0030】
この重量軽減用部は、密封された空洞部であることが好ましいことも、第1の発明と同様の理由による。
【0031】
【発明の実施の形態】
以下、本願の第1発明ないし第3発明を図示実施形態に基づいて説明する。
【0032】
図1〜7は、第1の発明の一実施形態のカード型光ディスク用アダプター(A1)を示すもので、弾性を有する透明の合成樹脂から作製されるアダプター本体(1)は、ディスクプレーヤー内において中心位置決めされる直径12cmの真円形輪郭形状を有し、その厚さが1.6mmに設定されると共に、中央部にカード型CD(D1)が嵌め込み載置されるディスク受け凹部(2)が設けられている。このアダプター(A1)は、図5に示すように中央部にチャッキング用中心孔(D0)を有するカード型CD(D1)に用いられるものである。このカード型CD(D1)は、厚さ0.8mmに設定され、上層に情報記録層が設けられている。
【0033】
前記ディスク受け凹部(2)は、図1及び図4等に示すように、その中央にアダプター本体(1)と同心円のチャッキング用中心孔(3)が設けられると共に、底面の厚さが0.4mmに設定されている。またディスク受け凹部(2)は、その底面上に載置されるディスク(D1)に単純に対応する内縁を有するものではなく、ディスク(D1)の一対の対向長辺に対しては、ディスク(D1)がディスク受け凹部(2)に最初に載置された際にディスク長辺と平行状となる第1内縁部(4)と、ディスク長辺と斜状となる第2内縁部(5)とを有する一方、ディスク(D1)の一対の対向短辺に対しても、同様に平行状となる第3内縁部(6)及び斜状となる第4内縁部(7)とを有している。第1〜第3内縁部( 4)(5)(6)は直線状に形成され、第4内縁部(7)は、直線状に形成された直線部(7a)と円弧状に形成された円弧状部(7b)とを有している。
【0034】
前記第1内縁部(4)には、該縁部を出入り口とする空所(8)が設けられ、時計方向回りに水平に回転されたディスク(D1)の対応縁部が潜り込むものとなされている。該空所(8)については後に詳細な説明が行われる。
【0035】
前記第1内縁部(4)と第2内縁部(5)とは、ディスク受け凹部(2)内においてディスク(D1)を時計回りに回転させる途上において、第1内縁部(4)がディスク長辺と離間する一方、第2内縁部(5)はディスク長辺と平行状となり、ディスク対応縁部が空所(8)に潜り込んだ際には、ディスク長辺と交差するようになる位置関係に置かれている。
【0036】
第3内縁部(6)と第4内縁部(7)との位置関係は、ディスク受け凹部(2)内においてディスク(D1)を時計回りに回転させる途上において、第3内縁部(6)がディスク長辺と離間する一方、第4内縁部(7)の直線部(7a)は、ディスク短辺に相対的に接近し、ディスク対応縁部が前記空所(8)に潜り込んだ際には、ディスク長辺と平行状となって当接するような位置関係に置かれている。第4内縁部(7)の円弧状部(7b)は、ディスク回転時にディスク(D1)のコーナー部が摺動することになる。また、この円弧状部(7b)の一つには、チャッキング用中心孔(3)に向かって突出するロック用突部(9)が突設され、ディスク(D1)のコーナー部が該ロック用突部(9)を越えることにより、所定位置に保持されたり、その保持が解除されたりすることになる。
【0037】
前記空所(8)は、前記第2内縁部(5)からアダプター本体内部をくり抜くようにして設けられているもので、内壁は操作回転時にディスクコーナー部が摺動する円弧状内壁部(8c)と、該空所(8)に潜り込んだディスク(D1)の長辺が当接する直線状内壁部(8d)とを有している。また、空所上壁(8a)の内面は、図2に示すようにディスクの操作回転方向に突出高さが漸増する態様に形成されたディスク圧接用突部(10)が設けられている。(8b)は空所底壁である。この空所底壁(8b)と上壁(8a)との間隔は0.8mmに設定され、その間隔よりも僅かに薄い約0.8mmの肉厚のカード型CD(D1)の一部が潜り込むことになるのである。
【0038】
アダプター本体(1)は、図4に示すように、チャッキング用中心孔(3)を有する直径12cmの円板状の下半体(1b)と、直径12cmの真円形輪郭形状を有する上半体(1a)とが貼り合わされてなるものである。上半体(1a)の肉厚は1.2mm、下半体(1b)の肉厚は0.4mmに設定されている。
【0039】
上半体(1a)は、その中央部をくり抜くことによりディスク受け凹部(2)の第1〜第4内縁部(4)(5)(6)(7)が形成されると共に第2内縁部(5)の近傍を薄くすることにより空所(8)の上壁(8a)及び円弧状奧壁部(8c)及び直線状奧壁部(8d)とが形成されている。
【0040】
また、上半体(1a)のディスク受け凹部第1内縁部(4)及び第2内縁部(5)の外方部位に一対の重量軽減用凹部(13)(13)が点対称的に設けられている。この凹部(13)(13)は、下半体(1b)によって塞がれることにより重量軽減用空洞部(14)(14)を構成することになる。この重量軽減用空洞部(14)(14)を備えることにより、アダプター(A1)の重量とカード型CD(D1)の重量との和が、直径12cmの真円形CDのと重量と略々等しくなっている。
【0041】
このアダプター(A1)に、カード型CD(D1)を装着する手順について説明すると、先ず最初に、図4に示すようにカード型CD(D1)をディスク受け凹部(2)の底面上に載置する。その後、カード型CD(D1)を時計回り方向に回転させながら、空所(8)(8)に臨んでいるカード型CD(D1)の長辺部を空所(8)(8)内に潜り込ませ始める。その回転させる途上において、ロック用突部(9)が突設された前記第4内縁部円弧状部(7b)に対応するカード型CD(D1)のコーナー部(Dc)は当初はロック用突部(9)の抵抗を受けることになる。
【0042】
その抵抗に抗してカード型CD(D1)を更に時計方向回りに回転させると、図5に示すように、コーナ部(Dc)がロック用突部(9)を乗り越え、空所(8)(8)内に潜り込んだ長辺部の一部が空所(8)(8)の直線状奧壁部(8d)に当接し、かつディスク圧接用突部(10)を介して上壁(8a)と底壁(8b)との間に挟み込まれることになる。
【0043】
この状態が、カード型CD(D1)が アダプター(A1)に装着された状態である。
【0044】
而して、このカード型光ディスク用アダプター(A1)に装着されたカード型CD(D1)を、ディスクプレーヤ内においてチャッキングさせようとすると、図7に示すように、チャッキング部材(C)がアダプター(A1)のチャッキング用中心孔(3)及びカード型CD(D1)のチャッキング用中心孔(D0)を貫通する。そして、カード型CD(D1)及びアダプター(A1)のディスク受け凹部(2)底壁とが合一的にチャッキングされる。カード型CD(D1)の厚さとディスク受け凹部(2)底壁の厚さとの和が1.2mmに設定されているので、通常のCDより薄いカード型CD(D1)の記録情報を通常のディスクプレーヤーで読み取ることが可能となる。図7中、(83)はディスクターンテーブル、(84)はディスクチャック、(86)は係止爪、(88)は駆動用モータである。
【0045】
また、カード型CD(D1)は、その一対の長辺部の一部がアダプター(A1)の空所に挟み込まれており、アダプター(A1)から抜脱するおそれがないので、プレーヤ内での回転時はもとより、プレーヤーからの出し入れ時にもトラブルが生じることがない。
【0046】
さらに、このカード型光ディスク用アダプター(A1)は、重量軽減用密封空洞部(14)が設けられ、アダプター(A1)の重量とカード型CD(D1)の重量との和が、直径12cmの真円形CDのと重量と略々等しくなるものと設定されているので、ディスクプレーヤーの駆動モーターに過負荷が掛かることがない。
【0047】
図8ないし図14は、第1の発明の他の実施形態のカード型光ディスク用アダプター(A2)を示すものである。このアダプター(A2)は、図13に示すように、チャッキング用中心孔(D0)が中央部から偏位した位置に設けられているカード型CD(D2)用のアダプターである。このカード型CD(D2)は、ICカードを兼用するものであり、ICカードに特有のチップやバーコードが所定位置を専有しているので、それらを避けるために、必然的にチャッキング用中心孔(D0)が長方形の中央部から偏位した位置に設けられることになるのである。
【0048】
そのために、このアダプター(A2)のディスク受け凹部(22)は、前記カード型CD(D2)に対応して、アダプター本体(21)の中央より偏位した位置に設けられているのである。すなわち、アダプターとしてのチャッキング用中心孔(23)が、直径12cmの真円形の中央部に存在することは、先の実施形態のアダプター(A1)と同じであるが、ディスク受け凹部(22)全体が直径方向にアダプター外縁に近づくように偏位されているのである。
【0049】
アダプター本体(21)が、弾性を有する透明の合成樹脂から作製され、直径12cmの真円輪郭形状を有し、その厚さが1.6mmに設定されていることは先の実施形態のアダプター(A1)と同様である。
【0050】
前記ディスク受け凹部(22)は、図8及び図14等に示すように、ディスク受け凹部(22)の中央部からは偏位した位置ではあるが、アダプター本体(21)の中央部に位置するチャッキング用中心孔(23)が設けられると共に、底面の厚さが0.4mmに設定されている。
【0051】
また、ディスク受け凹部(22)は、ディスク(D2)の一対の対向長辺に対しては、ディスク(D2)がディスク受け凹部(22)に載置された際にディスク長辺と平行状となる第1内縁部(24)と、ディスク長辺と斜状となる第2内縁部(25)とを有する一方、ディスク(D2)の短辺に対しては、先の実施形態のアダプター(A1)のディスク受け凹部(2)とは異なり、ディスク(D2)がディスク受け凹部(22)に載置されるために、ディスク(D2)の一短辺が必ず潜り込まなければならない空所(32)を有し、該空所(32)は、円弧状内縁部(31)をその出入り口としている。この空所(32)は、ディスク(D2)の保持機能はもとより、上壁(32a)によるアダプター補強機能を求めて設けられたものである。すなわち、このアダプター(A2)においては、ディスク受け凹部(22)の一端がディスク本体(21)外縁に接近した位置にあり、その近傍が捻れや衝撃により破損しやすくなっているために、空所上壁(32a)が存在することにより実質的に補強されているのである。この空所(32)の奧壁は、ディスク(D2)の短辺部が前記空所(32)に潜り込まされた際に、平行状となる第1奧壁(32c)と斜状となる第2奧壁(32d)とを有し、該奧壁は、後述の第3内縁部(26)及び第4内縁部(27)と点対称的な位置関係にある。
【0052】
該円弧状内縁部(31)に対向して、最初にディスク(D2)の短辺部が前記空所(32)に潜り込まされた際に、ディスク(D2)の他方の短辺に対して、平行状となる第3内縁部(26)及び斜状となる第4内縁部(27)とを有している。第4内縁部(27)は、直線状に形成された直線部(27a)と円弧状に形成された円弧状部(27b)とを有している。
【0053】
前記第1内縁部(24)には、該縁部(24)を出入り口とし前記短辺がわ端部が潜り込む空所(32)と連通する空所(28)が設けられ、水平に回転されたディスク(D2)の対応縁部が潜り込むものとなされている。該空所(28)については、後に詳細な説明を行う。
【0054】
前記第1内縁部(24)と第2内縁部(25)とは、ディスク受け凹部(22)内においてディスク(D2)を時計回りに回転させる途上において、第1内縁部(24)がディスク長辺と離間する一方、第2内縁部(25)はディスク長辺と平行状となり、ディスク対応縁部が空所(28)に潜り込んだ際には、ディスク長辺と交差するようになる位置関係に置かれている。
【0055】
第3内縁部(26)と第4内縁部(27)との位置関係は、ディスク受け凹部(22)内においてディスク(D2)を時計回りに回転させる途上において、第3内縁部(26)がディスク長辺と離間する一方、第4内縁部(27)の直線部は、ディスク短辺に相対的に接近し、ディスク対応縁部が前記空所(32)に潜り込んだ際には、ディスク長辺と平行状となって当接するような位置関係に置かれている。第4内縁部(27)の円弧状部(27b)は、ディスク回転操作時にディスク(D2)のコーナー部が摺動することになる。
【0056】
前記空所(28)は、前記第2内縁部(25)からアダプター本体内部をくり抜くようにして設けられているもので、前記短辺がわの空所(32)に連通している。その内壁は回転操作時にディスクコーナー部が摺動する円弧状奧壁部(28c)と、該空所に潜り込んだディスク(D2)の長辺が当接する直線状奧壁部(28d)とを有している。
【0057】
また、空所上壁(28a)の内面は、図9に示すようにディスクの回転操作方向に突出高さが漸増する態様に形成されたディスク圧接用突部(30)が設けられている。(28b)は空所底壁である。この空所底壁(28b)と上壁(28a)との間隔は約0.9mmに設定され、その間隔よりも僅かに薄い0.9mmの肉厚のカード型CD(D2)の一部が潜り込むことになるのである。
【0058】
アダプター本体(21)は、図12に示すように、チャッキング用中心孔(D0)を有する直径12cmの円板状の下半体(21b)と、直径12cmの真円形輪郭形状を有する上半体(21a)とが貼り合わされてなるものである。上半体(21a)の肉厚は1.2mm、下半体(21b)の肉厚は0.4mmに設定されている。
【0059】
上半体(21a)は、その中央部をくり抜くことによりディスク受け凹部(2)の第1〜第4内縁部(24)(25)(26)(27)及び円弧状内縁部(31)が形成されると共に円弧状内縁部(31)の近傍を薄くすることにより空所(32)の上壁(32a)、前記奧壁(32c)及び(32d)が形成されている。
【0060】
また、上半体(21a)のディスク受け凹部第1〜第2内縁部(24)(25)の外方部位に一対の重量軽減用凹部(33)(33)が点対称的に設けられている。この凹部(33)は、下半体(21b)によって塞がれることにより重量軽減用空洞部(34)を構成することになる。この重量軽減用密封空洞部(34)を備えることにより、アダプター(A2)の重量とカード型CD(D2)の重量との和が、直径12cmの真円形CDのと重量と略々等しくなっている。
【0061】
このアダプター(A2)に、カード型CD(D2)を装着する手順について説明すると、先ず最初に、図13に示すようにカード型CD(D2)のチャッキング用孔(D0)より遠い方にある一短辺を円弧状内縁部(31)から空所(32)に潜り込ませるようにして、カード型CD(D2)をディスク受け凹部(22)の底面上に載置する。その後、先の実施形態のアダプター(A1)と同様に、カード型CD(D2)を時計回り方向に回転させながら、空所(28)(28)に臨んでいるカード型CD(D2)の長辺部を空所(28)(28)内に潜り込ませる。この潜り込みにより、長辺部の一部が、空所(28)(28)の直線状奧壁部(28d)に当接し、かつディスク圧接用突部(30)を介して上壁(28a)と底壁(28b)との間に挟み込まれることになる。
【0062】
而して、このカード型光ディスク用アダプター(A2)に装着されたカード型CD(D2)は、その記録情報が通常のディスクプレーヤーで読み取られることは、先の実施形態と同様の理由によるので、説明は省略する。
【0063】
ディスクプレーヤ内での回転時はもとより、プレーヤーからの出し入れ時にもトラブルが生じることがないこと、ディスクプレーヤーの駆動モーターに過負荷を掛けることがないことも同様の理由によるものである。
【0064】
上記実施形態においては、カード型CDを装着するものとして説明したが、規格厚さの1.2mmより薄い厚さ0.8mmであって透明合成樹脂基層下面から0.6mmの高さ位置に情報記録層を有するカード型DVDの装着も可能である。この場合、このようなカード型DVDは、その透明合成樹脂基層下面をディスク受け凹部に重ね合わせるように載置するのではなく、情報記録層側の面をディスク受け凹部に重ね合わせるようにして載置することになる。
【0065】
第2の発明は、上層に情報記録層を有する厚さ0.1mm〜0.5mmのカード型DVD用アダプターであって、上記第1発明の実施形態のアダプター(A1)(A2)におけるディスク受け凹部(2)(22)の肉厚及び空所(8)(28)の上下壁間の間隔を、厚さ0.1mm〜0.5mmのカード型DVDに対応するものと設計変更することにより実現されるものであるので、詳細な説明を省略する。
【0066】
図15〜図21は、第3の発明に係るカード型光ディスク用アダプターの実施形態を示すもので、このアダプター(A3)(A4)は、厚さ0.6mmのDVD形式の光ディスク(D3)(D4)のアダプターとして用いられるものである。このDVD形式の光ディスク(D3)(D4)は、透明合成樹脂基層の下面から約0.6mmの高さ位置、すなわち、上層に情報記録層が設けられているものである。
【0067】
図15〜図18に示されるアダプター(A3)は、第1の発明に係る最初の実施形態のカード型光ディスク用アダプター(A1)に対応し、図19〜図22に示されるアダプター(A4)は、第1の発明に係る他の実施形態のカード型光ディスク用アダプター(A2)に対応するもので、第1の発明に係るアダプター(A1)(A2)との相異は、ディスク受け凹部(2)(22)に、ディスクのチャッキング用中心孔より大きいチャッキング部材貫通孔(43)が設けられていること、空所の上壁(8a)(28a)下面と底壁(8b)(28b)上面との間隔が厚さ0.6mmのDVD形式の光ディスクを挟み込みうる間隔に設定されていることにある。その他の構成は、第1の発明に係る実施形態のカード型光ディスク用アダプター(A1)(A2)と機能的に同一であるので、各図において同じ部位には同じ符号が付されている。
【0068】
従って、このアダプター(A3)(A4)に所定の光ディスク(D3)(D4)を装着する操作も、第1の発明に係る実施形態のカード型光ディスク用アダプター(A1)(A2)に所定のディスク(D1)(D2)を装着する操作と同様であるので、その説明は省略する。
【0069】
而して、このアダプター(A3)(A4)に装着された光ディスク(D3)(D4)をディスクプレーヤ内においてチャッキングさせようとすると、図18に示すようにアダプター(A3)(A4)のチャッキング部材貫通孔(43)を貫通したチャッキング部材(C)は、ディスク(D3)(D4)のチャッキング用中心孔を貫通してディスク(D3)(D4)のみをチャッキングすることになる。このチャッキングにより、肉厚0.6mmのDVD形式の光ディスク(D3)(D4)の記録情報が通常のDVD形式のディスクプレーヤにおいて読み取り可能となるのである。
【0070】
また、ディスクプレーヤ内での回転時はもとより、ディスクプレーヤからの出し入れ時にもトラブルが生じることがないこと、ディスクプレーヤの駆動モーターに過負荷を掛けることがないことも第1の発明に係る実施形態のディスクプレーヤと同様である。
【0071】
上記実施形態においては、光ディスクをカード型DVDとして示したが、この第3の発明は、透明合成樹脂基層下面から1.2mmの高さ位置に情報記録層を備えたカード型CD用アダプターとすることもできる。すなわち、空所の上下壁間の間隔を厚さ1.2mmのカード型CDの端部が潜り込める間隔に設定することにより、厚さ1.2mmのカード型CD用アダプターとすることができる。情報記録層を含む領域の厚さが1.2mmであるが、その周縁の厚さが1.2mmより薄いカード型CDに対しては、空所の上下壁間の間隔を前記周縁厚さに対応するものとしておけば良い。
【0072】
【発明の効果】
上述の次第で、第1の発明は、光ディスクの縁部が空所に潜り込むことにより、ディスクのチャッキング用中心孔と凹部のチャッキング用中心孔とが重ね合わされるものとなされているので、光ディスクとアダプターとがディスクプレーヤーのチャッキング部材により確実にチャッキングされる。
【0073】
また、ディスク受け凹部の底面厚さと該凹部に載置される光ディスクの厚さとの和が1.2mmに設定されているので、通常のCDより薄いカード型CD( )の記録情報の通常のディスクプレーヤーでの読み取り、CD−Rへの書き込みが可能となる。
【0074】
光ディスクの縁部が前記空所上下両壁間に挟み込まれるものとなされている場合には、光ディスクが、アダプターに保持され、不本意にアダプターから脱落することがないので、アダプターからの脱落により生じるおそれのあるトラブルを防止できる。
【0075】
空所の上壁下面又は底壁上面にディスクの回転方向に突出高さが漸増する態様に形成されたディスク圧接用突部が設けられている場合には、ディスクがより一層確実にアダプターに保持されることになる。
【0076】
前記空所上壁の上面は、アダプター本体上面と面一である場合には、ディスクプレーヤー内における高速回転時に不快音が発生するおそれがあるからである。
【0077】
前記アダプター本体に一対の重量軽減用部が設けられている場合には、アダプターの重量と光ディスクの重量との和を、直径12cmの真円形ディスクの重量と等しくなるように調節でき、ディスクプレーヤーの駆動モーターに過負荷を与えることがない。
【0078】
第2の発明は、第1の発明と同様に、光ディスクとアダプターとがディスクプレーヤーのチャッキング部材により確実にチャッキングされることはもとより、ディスク受け凹部の底面厚さと該凹部に載置される光ディスクの厚さとの和が0.6mmに設定されているので、通常のDVDより薄いカード型DVDの記録情報の通常のディスクプレーヤーでの読み取り、DVD−R等への書き込みが可能となる。その他の効果も第1の発明とほぼ同様である。
【0079】
第3の発明は、光ディスクの縁部が空所に潜り込むことにより、ディスクのチャッキング用中心孔が前記チャッキング部材を受け入れる位置に位置合わせされるものとなされているので、光ディスクがディスクプレーヤーのチャッキング部材により確実にチャッキングされると共に、厚さ0.6mmの光ディスクの記録情報のDVD方式のディスクプレーヤーでの読み取り、同光ディスクへの情報書き込みが可能となる。
【0080】
光ディスクの縁部が前記空所上下両壁間に挟み込まれるものとなされている場合には、光ディスクが、アダプターに保持され、不本意にアダプターから脱落することがないので、アダプターからの脱落により生じるおそれのあるトラブルを防止できる。
【0081】
空所の上壁下面又は底壁上面にディスクの回転方向に突出高さが漸増する態様に形成されたディスク圧接用突部が設けられている場合には、ディスクがより一層確実にアダプターに保持されることになる。
【0082】
前記アダプター本体に一対の重量軽減用部が設けられている場合には、アダプターの重量と光ディスクの重量との和を、直径12cmの真円形ディスクの重量と等しくなるように調節でき、ディスクプレーヤーの駆動モーターに過負荷を与えることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明に係るカード型光ディスク用アダプターの一実施形態の平面図である。
【図2】図1のI−I線断面図である。
【図3】図2のII−II線断面図である。
【図4】同実施形態のカード型光ディスク用アダプターの分解状態の斜視図である。
【図5】同実施形態のカード型光ディスク用アダプターのディスク受け用凹部に所定のカード型CDを載置した状態の平面図である。
【図6】図5のカード型CDを回転させてアダプターに装着した状態の平面図である。
【図7】図6のアダプターに装着されたカード型CDのディスクプレーヤー内でのチャッキング時の要部拡大端面図である。
【図8】第1の発明に係るカード型光ディスク用アダプターの他の実施形態の平面図である。
【図9】図7のIII−III線断面図である。
【図10】図7のIV−IV線断面図である。
【図11】図7のV−V線断面図である。
【図12】同実施形態のカード型光ディスク用アダプターの分解状態の斜視図である。
【図13】同実施形態のカード型光ディスク用アダプターのディスク受け凹部に所定のカード型CDを載置した状態の平面図である。
【図14】図13のカード型CDを回転させてアダプターに装着した状態の平面図である。
【図15】第2の発明に係るカード型光ディスク用アダプターの一実施形態の平面図である。
【図16】図15のXI−XI線断面図である。
【図17】図15のXII−XII線断面図である。
【図18】図15のアダプターに装着されたカード型CDのディスクプレーヤー内でのチャッキング時の要部拡大端面図である。
【図19】第2の発明に係るカード型光ディスク用アダプターの他の実施形態の平面図である。
【図20】図19のXIII−XIII線断面図である。
【図21】図19のXIV−XIV線断面図である。
【図22】図19のXV−XV線断面図である。
【符号の説明】
A1、A2、A3、A4…カード型光ディスク用アダプター
D1、D2、D3、D4…カード型光ディスク
1…アダプター本体
2…ディスク受け凹部
3、23…チャッキング用中心孔
8、28…空所
10…ディスク圧接用突部
14…重量軽減用空洞部
Claims (18)
- 弾性を有する素材から作製され、ディスクプレーヤー内において中心位置決めされる輪郭形状を有するアダプターであって、
アダプター本体に、上層に情報記録層を有する厚さ0.1mm〜1.1mmのカード型光ディスクが載置される透明のディスク受け凹部が設けられ、
該ディスク受け凹部は、ディスクの一対の対向辺に対する1対の対向内縁を有すると共にチャッキング用中心孔を有し、
該ディスク受け凹部の底壁厚さと該凹部に載置される光ディスクの厚さとの和が1.2mmに設定され、
前記一対の対向内縁の前記チャッキング用中心孔を挟む対向位置に、該対向内縁を出入り口として光ディスクの対応側縁部が潜り込む一対の空所が設けられ、光ディスクの対応側縁部が該空所に潜り込むことにより、ディスクのチャッキング用中心孔と凹部のチャッキング用中心孔とが重ね合わされるものとなされていることを特徴とするカード型光ディスク用アダプター。 - 光ディスクの縁部が前記空所上下両壁間に挟み込まれるものとなされている請求項1に記載のカード型光ディスク用アダプター。
- 前記空所上壁下面又は下壁上面にディスクの回転方向に突出高さが漸増する態様に形成されたディスク圧接用突部が設けられている請求項1又は請求項2のいずれかに記載のカード型光ディスク用アダプター。
- 前記空所上壁は、その上面がアダプター本体上面と面一である請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のカード型光ディスク用アダプター。
- 前記アダプター本体は、一対の重量軽減用部を有する請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のカード型光ディスク用アダプター。
- 前記重量用軽減部は、密封された空洞部である請求項5に記載のカード型光ディスク用アダプター。
- 弾性を有する素材から作製され、ディスクプレーヤー内において中心位置決めされる輪郭形状を有するアダプターであって、
アダプター本体に、上層に情報記録層を有する厚さ0.1〜0.5mmのカード型光ディスクが載置される透明のディスク受け凹部が設けられ、
該ディスク受け凹部は、ディスクの一対の対向辺に対する1対の対向内縁を有すると共にチャッキング用中心孔を有し、
該ディスク受け凹部の底壁厚さと該凹部に載置される光ディスクの厚さとの和が0.6mmに設定され、
前記一対の対向内縁の前記チャッキング用中心孔を挟む対向位置に、該対向内縁を出入り口として光ディスクの対応側縁部が潜り込む一対の空所が設けられ、光ディスクの対応側縁部が該空所に潜り込むことにより、ディスクのチャッキング用中心孔と凹部のチャッキング用中心孔とが重ね合わされるものとなされていることを特徴とするカード型光ディスク用アダプター。 - 光ディスクの縁部が前記空所上下両壁間に挟み込まれるものとなされている請求項7に記載のカード型光ディスク用アダプター。
- 前記空所上壁下面又は下壁上面にディスクの回転方向に突出高さが漸増する態様に形成されたディスク圧接用突部が設けられている請求項7又は請求項8のいずれかに記載のカード型光ディスク用アダプター。
- 前記空所上壁は、その上面がアダプター本体上面と面一である請求項7ないし請求項9のいずれかに記載のカード型光ディスク用アダプター。
- 前記アダプター本体は、一対の重量軽減用部を有する請求項7ないし請求項10のいずれかに記載のカード型光ディスク用アダプター。
- 前記重量用軽減部は、密封された空洞部である請求項11に記載のカード型光ディスク用アダプター。
- 弾性を有する素材から作製され、ディスクプレーヤー内において中心位置決めされる輪郭形状を有する円板状に形成されてなるアダプターであって、
透明合成樹脂基層下面から0.6mm又は1.2mmの高さ位置に情報記録層を有するカード型光ディスクが載置されるディスク受け凹部を備え、
該ディスク受け凹部は、ディスクの一対の対向辺に対する1対の対向内縁を有すると共にディスクプレイヤーのチャッキング部材がディスクを直接チャッキングできるものとするチャッキング部材挿通孔を有し、
前記一対の対向内縁の前記チャッキング用孔を挟む対向位置に光ディスクの対応側縁部が潜り込む一対の空所が設けられ、光ディスクの対応側縁部が該空所に潜り込むことにより、ディスクのチャッキング用中心孔が前記チャッキング部材を受け入れる位置に位置合わせされるものとなされていることを特徴とするカード型光ディスク用アダプター。 - 光ディスクの縁部が前記空所上下両壁間に挟み込まれるものとなされている請求項13に記載のカード型光ディスク用アダプター。
- 空所上壁下面又は下壁上面にディスクの回転方向に突出高さが漸増する態様に形成されたディスク圧接用突部が設けられている請求項13又は請求項14に記載のカード型光ディスク用アダプター。
- 前記空所上壁は、その上面がアダプター本体上面と面一である請求項13ないし請求項15のいずれかに記載のカード型光ディスク用アダプター。
- 前記アダプター本体は、一対の重量軽減用部を有する請求項13ないし請求項16のいずれかに記載のカード型光ディスク用アダプター。
- 前記重量用軽減部は、密封された空洞部である請求項17に記載のカード型光ディスク用アダプター。
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