JP2005025335A - 情報表示装置及びその制御方法、並びにプログラム及び記憶媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】外部出力非対応のアプリケーションに対しても外部ディスプレイに表示を行うことができる情報表示装置及びその制御方法、並びにプログラム及び記憶媒体を提供する。
【解決手段】情報表示装置1は、外部出力コントローラ6と、外部出力キー12とを備え、外部出力キー12が押下されたときは、外部出力コントローラ6は、カレントアプリケーションに外部出力開始のメッセージを送信し、一定時間後にイベントを発生させるタイマー1を起動し、カレントアプリケーションが外部出力に対応しており、カレントアプリケーションから外部出力了解のメッセージが返信されたときは、タイマー1を停止し、カレントアプリケーションが外部出力に対応しておらず、タイマー1によるイベントが発生したときは、タイマー1を停止した後、アプリケーションマネージャ10は、ローカル画面をそのまま外部出力するデフォルトの外部出力を行う。
【選択図】 図3
【解決手段】情報表示装置1は、外部出力コントローラ6と、外部出力キー12とを備え、外部出力キー12が押下されたときは、外部出力コントローラ6は、カレントアプリケーションに外部出力開始のメッセージを送信し、一定時間後にイベントを発生させるタイマー1を起動し、カレントアプリケーションが外部出力に対応しており、カレントアプリケーションから外部出力了解のメッセージが返信されたときは、タイマー1を停止し、カレントアプリケーションが外部出力に対応しておらず、タイマー1によるイベントが発生したときは、タイマー1を停止した後、アプリケーションマネージャ10は、ローカル画面をそのまま外部出力するデフォルトの外部出力を行う。
【選択図】 図3
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報表示装置及びその制御方法、並びにプログラム及び記憶媒体に関し、特に、複数のディスプレイに各々情報を表示できる情報表示装置及びその制御方法、並びにプログラム及び記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
液晶ディスプレイが組み込まれたノート型パーソナルコンピュータ(以下「ノートパソコン」という)やいわゆるPDA(Personal Digital Assistance)等の機器において、外部出力端子を介して外部ディスプレイを使用できるものが提案されている。例えば、ノートパソコンの場合、OSの外部出力装置切替え手段により、液晶ディスプレイの表示内容をRGB出力端子を介して外部ディスプレイに表示することができる機種が一般的である。また、米国Microsoft社の提唱するPocketPCというPDAでは、米国Colographic社のVoyager VGA for Compact FlashやIOデータ社のCFXGA等のカードデバイスと組み合わせることにより、やはり外部ディスプレイに表示を行うことができる(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特願平10−283084号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記機器は、基本的に液晶ディスプレイの表示内容をそのまま外部ディスプレイに表示するため、例えば、外部ディスプレイを用いてプレゼンテーションを行う場合、ノートパソコンやいわゆるPDA等において別のデータを探すといった操作を行うと、液晶ディスプレイに表示された操作画面がそのまま外部ディスプレイにも表示される。
【0005】
PDAにおいては、上記カードデバイスと米国 WESTTEK社のClearVue Presentationを組み合わせれば、プレゼンテーションのスライドを液晶ディスプレイの全画面で表示した場合にのみ外部出力を行うことにより、操作画面は外部ディスプレイに表示されないが、操作している間は外部出力を行うことができない。
【0006】
また、ノートパソコンは外部出力をシステムソフトウエアで行うため、どのようなアプリケーションソフトウエアでも外部ディスプレイに表示可能であるが、PDAは外部出力を各アプリケーションソフトウエアで行うため、外部出力非対応のアプリケーションソフトウエアでは外部ディスプレイに表示することができない。上記のVoyager VGA for Compact Flash付属のVoyager Shadowというソフトウエアを使用すれば、ノートパソコンと同様に外部出力非対応のアプリケーションでも外部出力可能になるが、上記ClearVue Presentationのようなプレゼンテーションソフトウエアを使用する場合にはVoyager Shadowを終了させなければならない。
【0007】
本発明の目的は、外部出力非対応のアプリケーションに対しても外部ディスプレイに表示を行うことができる情報表示装置及びその制御方法、並びにプログラム及び記憶媒体を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために、請求項1記載の情報表示装置は、データを表示する表示手段と、前記表示手段及び外部の情報表示装置にデータを表示する機能を有する第1のプログラム、及び前記外部の情報表示装置にデータを表示する機能を有さない第2のプログラムを実行するプログラム実行手段と、実行するプログラムを1つ選択するプログラム選択手段と、前記選択された1つのプログラムに対して前記外部の情報表示装置への表示を要求する外部表示要求手段と、前記選択された1つのプログラムが前記第1のプログラムか前記第2のプログラムかを判別するプログラム判別手段と、前記選択された1つのプログラムが前記第2のプログラムであるときは、前記第2のプログラムに代わって前記外部の情報表示装置への表示を行う代理表示制御手段とを備えることを特徴とする。
【0009】
請求項2記載の情報表示装置は、請求項1記載の情報表示装置において、前記外部の情報表示装置は、前記情報表示装置に着脱自在であることを特徴とする。
【0010】
請求項3記載の情報表示装置は、請求項1又は2記載の情報表示装置において、前記代理表示手段は、前記表示手段に表示されたデータを前記外部の情報表示装置に表示することを特徴とする。
【0011】
請求項4記載の情報表示装置は、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報表示装置において、前記外部の情報表示装置に表示されたデータを前記表示手段に表示する表示制御手段を備えることを特徴とする。
【0012】
上述の目的を達成するために、請求項5記載の情報表示装置の制御方法は、表示手段及び外部の情報表示装置にデータの表示を行う第1のプログラム、及び前記外部の情報表示装置にデータ表示する機能を有さない第2のプログラムを実行するプログラム実行ステップと、実行するプログラムを1つのプログラムを選択するプログラム選択ステップと、前記選択された1つのプログラムに対して前記外部の情報表示装置への表示を要求する外部表示要求ステップと、前記選択された1つのプログラムが前記第1のプログラムか前記第2のプログラムかを判別するプログラム判別ステップと、前記選択された1つのプログラムが前記第2のプログラムであるときは、前記第2のプログラムに代わって前記外部の情報表示装置への表示を行う代理表示制御ステップとを備えることを特徴とする。
【0013】
請求項6記載の情報表示装置の制御方法は、請求項5記載の情報表示装置の制御方法において、前記代理表示ステップは、前記表示手段に表示されたデータを前記外部の情報表示装置に表示することを特徴とする。
【0014】
請求項7記載の情報表示装置の制御方法は、請求項乃至5又は6記載の情報表示装置の制御方法において、前記外部の情報表示装置に表示されたデータを前記表示手段に表示する表示制御ステップを備えることを特徴とする。
上述の目的を達成するために、請求項8記載のプログラムは、表示手段及び外部の情報表示装置にデータの表示をする機能を有する第1のプログラム、及び前記外部の情報表示装置にデータを表示する機能を有さない第2のプログラムを実行するプログラム実行モジュールと、実行するプログラムを1つ選択するプログラム選択モジュールと、前記選択された1つのプログラムに対して前記外部の情報表示装置への表示を要求する外部表示要求モジュールと、前記選択された1つのプログラムが前記第1のプログラムか前記第2のプログラムかを判別するプログラム判別モジュールと、前記選択された1つのプログラムが前記第2のプログラムであるときは、前記第2のプログラムに代わって前記外部の情報表示装置への表示を行う代理表示制御モジュールとを備えることを特徴とする。
【0015】
上述の目的を達成するために、請求項9記載の記憶媒体は、請求項8記載のプログラムを格納することを特徴とするコンピュータ読取り可能な記憶媒体。
【0016】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の実施の形態に係る情報表示装置の内部構成を示すブロック図である。
【0017】
図1において、本発明の実施の形態に係る情報表示装置1は、液晶ディスプレイ2(表示手段)と、液晶ディスプレイ2を制御する液晶ディスプレイコントローラ3と、大型モニタや液晶プロジェクタ等の外部ディスプレイ4(外部の情報表示装置)に接続される外部出力端子5と、外部出力端子5を介して外部ディスプレイ4への外部出力を制御する外部出力コントローラ6とを備え、これらのハード構成要素は、バスを介して不図示のCPU(プログラム実行手段)やメモリデバイス等に接続されている。
【0018】
また、情報表示装置1は、メモリデバイス等に、外部出力非対応アプリケーション7と、外部出力対応アプリケーション8及び9と、各アプリケーションを管理し、ユーザからの入力を各アプリケーションに伝えるアプリケーションマネージャ10とを有し、これらはCPU上で実行されるソフトウェア要素である。外部出力対応アプリケーション8及び9は、液晶ディスプレイコントローラ3を介して、情報を液晶ディスプレイ2に表示すると共に、外部出力コントローラ6を介して、情報を外部ディスプレイ4にも表示する。外部出力非対応アプリケーション7は、液晶ディスプレイコントローラ3を介して、情報を液晶ディスプレイ2に表示する。アプリケーションマネージャ10から各アプリケーションに向かう矢印のうち、外部出力対応アプリケーション9への矢印が実線になっているものは、外部出力対応アプリケーション9がユーザからの入力と表示装置への表示を占有するカレントアプリケーションであることを示す。
【0019】
図2は、図1の情報表示装置1の操作面を示す図である。
【0020】
図2において、情報表示装置1は、液晶ディスプレイ2と、上下左右及び中心部から構成される十字キー11と、外部出力キー12と、外部出力チェックキー13と、ローカル画面出力キー14と、設定キー15とを備える。また、液晶ディスプレイ2は、ポインティングデバイスとしてユーザからの入力を受付ける不図示のデジタイザを有する。
【0021】
図3は、図1の情報表示装置1によって実行される外部出力処理のフローチャートである。
【0022】
図3の処理は、情報表示装置1のCPUによって実行される。
【0023】
図3において、まず、外部出力フラグ及びローカルフラグをOFFにし(ステップS301)、外部出力キー12が押下されたか否か(ステップS302)、カレントアプリケーションから外部出力了解のメッセージが返信されたか否か(ステップS303)(プログラム判別手段)、タイマーによるイベントが発生したか否か(ステップS304)、十字キー11の中心部が一定時間以上押下(長押し)されたか否か(ステップS305)、その他のキーが押下されたか否か(ステップS306)を夫々判別する。
【0024】
ステップS302の判別の結果、外部出力キー12が押下されたときは、外部出力フラグがONであるか否かを判別し(ステップS307)、最初は外部出力フラグがOFFである(ONでない)ので(ステップS307でNO)、外部出力コントローラ6は、外部出力フラグをONにし(ステップS308)、カレントアプリケーションに外部出力開始のメッセージを送信する(ステップS309)(外部表示要求手段)。カレントアプリケーションが外部出力に対応している場合は、カレントアプリケーションから外部出力了解のメッセージが返信され、対応していない場合は外部出力了解のメッセージは返信されない。
【0025】
次いで、一定時間後にイベントを発生させるタイマー1を起動し(ステップS310)、次のイベントがなければ(ステップS324でNO)、本処理を終了し、一方、次のイベントがあれば(ステップS324でYES)、ステップS302以降の処理を繰り返す。タイマー1は、カレントアプリケーションからの外部出力了解のメッセージの返信を一定時間待つためのものである。
【0026】
ステップS303の判別の結果、カレントアプリケーションが外部出力に対応しており、カレントアプリケーションから外部出力了解のメッセージが返信されたときは、外部出力コントローラ6は、ステップS310で起動したタイマー1を停止し(ステップS311)、ステップS324以降の処理を繰り返す。
【0027】
ステップS304の判別の結果、カレントアプリケーションが外部出力に対応しておらず、タイマーによるイベントが発生したときは、タイマーの種類がタイマー1かタイマー2かを判別する(ステップS312)。
【0028】
ステップS312の判別の結果、タイマーの種類がタイマー1のときは、ローカルフラグをONにし(ステップS313)、次いで、ステップS310で起動したタイマー1を停止し(ステップS314)、液晶ディスプレイ2の表示内容(ローカル画面)を外部出力するためのタイマー2を起動した(ステップS315)後、アプリケーションマネージャ10は、例えば、後述する図13のローカル画面をそのまま外部出力するデフォルトの外部出力を行い(ステップS316)(代理表示手段)、ステップS324以降の処理を繰り返す。
【0029】
図13は、図3のステップS316における表示内容を説明する図であり、(a)は液晶ディスプレイ2の場合を示し、(b)は外部ディスプレイ4の場合を示す。
【0030】
図13において、カレントアプリケーションは外部出力非対応アプリケーションとしてのメモ帳アプリケーションである。メモ帳アプリケーションは外部出力を行わないが、外部出力キー12を押すことにより、アプリケーションマネージャ10は、図13(a)の液晶ディスプレイ2の表示内容(ローカル画面)を図13(b)の外部ディスプレイ4にそのまま表示する。
【0031】
ステップS312の判別の結果、タイマーの種類がタイマー2のときは、デフォルトの外部出力を行い(ステップS316)、ステップS324以降の処理を繰り返す。
【0032】
ステップS307の判別の結果、外部出力フラグがONであるときは、ローカルフラグがONであるか否かを判別し(ステップS317)、ローカルフラグがOFFである(ONでない)ときは、ステップS310で起動したタイマー1を停止する(ステップS318)。この時点で、タイマー1は既に停止している場合もある。次いで、カレントアプリケーションに外部出力終了メッセージを送信し、メッセージを受信したカレントアプリケーションは外部出力を停止し(ステップS319)、外部出力フラグをOFFにして(ステップS320)、ステップS324以降の処理を繰り返す。この時点で、カレントアプリケーションが、まだ外部出力を開始していない場合は、アプリケーションは外部出力を開始しない。また、カレントアプリケーションが外部出力に対応していない場合は、カレントアプリケーションはこのメッセージを無視する。
【0033】
ステップS317の判別の結果、ローカルフラグがONであるときは、ステップS315で起動したタイマー2を停止し(ステップS321)、デフォルトの外部出力を停止し(ステップS322)、外部出力フラグをOFFにして(ステップS321)、ステップS324以降の処理を繰り返す。
【0034】
ステップS305の判別の結果、十字キー11の中心部が一定時間押下(長押し)されたときは、後述する図12のポップアップメニュー26を液晶ディスプレイ2に表示して、カレントアプリケーションの切替えを行い(ステップS323)(プログラム選択手段)、ステップS324以降の処理を繰り返す。
【0035】
ステップS306の判別の結果、その他のキーが押下されたときは、押下されたキーによるイベントをカレントアプリケーションにそのまま渡して実行させ(ステップS324)、ステップS324以降の処理を繰り返す。
【0036】
図3の処理によれば、カレントアプリケーションに外部出力開始メッセージを送信し(ステップS309)、カレントアプリケーションが外部出力に対応していないときは(ステップS304でYES)、ローカル画面を外部出力する(ステップS316)ので、外部出力非対応のアプリケーションに対しても、外部ディスプレイに表示を行うことができる。
【0037】
図4は、図1の情報表示装置1によって実行される表示内容制御処理のフローチャートである。
【0038】
図4の処理は、情報表示装置1のCPUによって実行される。
【0039】
図4では、カレントアプリケーションは、プレゼンテーション用のスライドを外部ディスプレイ4に表示する外部出力対応アプリケーションとしてのプレゼンテーションアプリケーションである。また、以下の説明では、適宜図16及び図17を参照する。図16及び図17では、図4の処理におけるステップ番号を付記することにより、図4の処理との対応をとっている。
【0040】
図4において、まず、外部出力キー12が押下されたか否か(ステップS401)、ローカル画面出力キー14が押下されたか否か(ステップS407)、外部出力チェックキー13が押下されたか否か(ステップS410)、設定キー15が押下されたか否か(ステップS414)、十字キー11の中心部が押下されたか否か(ステップS418)、十字キー11の上下左右が押下されたか否か(ステップS422)、十字キー11の中心部が一定時間以上押下(長押し)されたか否か(ステップS424)を夫々判別する。
【0041】
ステップS401の判別の結果、外部出力キー12が押下されたときは、外部出力中であるか否かを判別し(ステップS402)、外部出力中であるときは、外部出力を停止し(ステップS403)(図17)、次のイベントがなければ(ステップS426でNO)、本処理を終了し、一方、次のイベントがあれば(ステップS426でYES)、ステップS401以降の処理を繰り返す。
【0042】
ステップS402の判別の結果、外部出力中でないときは、外部出力の設定の種類を判別し(ステップS404)、選択されたスライドを外部出力する設定のときは、図5に示すように選択スライドを外部ディスプレイ4に表示し(ステップS405)(図17)、液晶ディスプレイ2の表示内容(ローカル画面)を外部出力する設定のときは、図6に示すローカル画面を外部ディスプレイ4に表示し(ステップS406)(別の表示制御手段)(図17)、ステップS426以降の処理を繰り返す。
【0043】
図5(a)の液晶ディスプレイ2では、サムネイル22で示されるスライドが選択されており、図5(b)の外部ディスプレイ4は、選択スライドのみを表示する。図6(b)の外部ディスプレイ4には、ローカル画面がそのまま表示される。
【0044】
ステップS407の判別の結果、ローカル画面出力キー14が押下され(ステップS408でYES)、外部出力中のときは、ローカル画面出力中であるか否かが判別され(ステップS409)、ローカル画面出力中であるときは、選択されたスライドを外部ディスプレイ4に表示し(ステップS405)、ローカル画面出力中でないときは、ローカル画面を外部ディスプレイ4に表示してローカル画面出力を行い(ステップS406)、ステップS426以降の処理を繰り返す。
【0045】
ステップ410の判別の結果、外部出力チェックキー13が押下されたときは、外部出力チェック中であるか否かが判別され(ステップS411)、外部出力チェック中でないときは、図7に示すように外部ディスプレイ4の表示内容(外部出力画面)を液晶ディスプレイ2に表示して外部出力チェックを行い(ステップS412)(表示制御手段)、外部出力チェック中でないときは、液晶ディスプレイ2の表示内容を外部出力チェックを行う前の状態に戻して(ステップS413)(図16)、ステップS426以降の処理を繰り返す。
【0046】
図7(a)の液晶ディスプレイ2には、図7(b)の外部ディスプレイ4の表示内容(外部出力画面)が表示されている。これにより、外部ディスプレイ4が情報表示装置1に接続される前に、外部ディスプレイ4の表示内容を液晶ディスプレイ2で確認することができる。
【0047】
ステップS414の判別の結果、設定キー15が押下されたときは、液晶ディスプレイ2に図8に示す設定画面が表示され(ステップS415)(図16)、外部出力の設定が行われた(ステップS416)後、液晶ディスプレイ2の表示内容を設定キー15が押下される前の状態に戻して(ステップS417)(図16)、ステップS426以降の処理を繰り返す。
【0048】
図8(a)の液晶ディスプレイ2には、外部出力設定の選択肢36及び37が表示されており、選択肢36は選択スライドを外部出力する設定、選択肢37はローカル画面を外部出力する設定に対応している。選択肢36又は37をタップして設定を選択した後、OKボタン38をタップするとその設定が有効になり、キャンセルボタン39を押すと設定の変更はキャンセルされ、いずれの場合も液晶ディスプレイ2の表示内容を設定キー15を押下される前の状態に戻す。
【0049】
ステップS418の判別の結果、十字キー11の中心部が押下されたときは、液晶ディスプレイ2の表示方法が図9に示すサムネイル表示であるか否かを判別し(ステップS419)、サムネイル表示であるときは、図10に示す拡大表示に切替え(ステップS420)、一方、サムネイル表示でない(拡大表示の)ときは、サムネイル表示に切替えて(ステップS421)(図16)、ステップS426以降の処理を繰り返す。
【0050】
図9(a)の液晶ディスプレイ2は、プレゼンテーション用のスライドのサムネイル22,23,24,25を表示している。上記プレゼンテーションが4枚を越えるスライドから構成される場合は、縦スクロールバーが表示されて、5枚目以降のスライドを示すサムネイルも表示される。1つのスライドが必ず選択されており、選択スライドのサムネイル22は枠が太く表示されている。図10(a)の液晶ディスプレイ2には、選択スライドの拡大表示30が表示されている。選択スライドを変更するためのボタン31及び32をタップすると、前後のスライドが選択されて、液晶ディスプレイ2の表示内容が切替えられる。
【0051】
ステップS422の判別の結果、十字キー11の上下左右が押下されたときは、図11に示すように選択スライドを変更する(ステップS423)。
【0052】
図11(a)の液晶ディスプレイ2では、図9ではサムネイル22で示されるスライドが選択されていたのに対して、サムネイル24で示されるスライドが選択されている。
【0053】
ステップS424の判別の結果、十字キー11の中心部が一定時間押下(長押し)されたときは、図12に示すようにポップアップメニューが表示され、アプリケーションの切替を行う(ステップS425)。
【0054】
図12の液晶ディスプレイ2には、現在動いているアプリケーションのリストからなるポップアップメニュー26が表示されている。ここでは「プレゼンター」が反転しており、カレントアプリケーションがプレゼンテーションアプリケーションであることを示している。ここで、十字キー11の上下を押して反転しているアプリケーションを変更した後、十字キー11の中心部を押すと、その時に反転しているアプリケーションが新たにカレントアプリケーションとなり、液晶ディスプレイ2の前面に表示される。
【0055】
図4の処理によれば、選択スライドを外部出力する設定のときは、選択スライドを外部ディスプレイ4に表示し(ステップS405)、ローカル画面を出力する設定のときは、ローカル画面を外部ディスプレイ4に表示する(ステップS406)ので、液晶ディスプレイ2と外部ディスプレイ4の表示内容を夫々制御することができる。
【0056】
本実施の形態では、情報表示装置1に備えられた外部出力キー12により外部出力の入力を行っていたが、アプリケーションマネージャ10が後述する図14及び図15の液晶ディスプレイ2上に有する表示領域であるGUIを用いてもよい。
【0057】
図14において、カレントアプリケーションは外部出力非対応アプリケーションとしてのメモ帳アプリケーションであり、図15において、カレントアプリケーションは外部出力対応アプリケーションとしてのプレゼンテーションアプリケーションである。
【0058】
図14及び図15において、液晶ディスプレイ2は、アプリケーションマネージャ10の表示領域であるGUI51を表示しており、GUI51は、アプリケーションの起動を行うランチャボタン、画面をプリンタに出力するための印刷ボタン、時計、及び外部出力ボタン52を有する。外部出力ボタン52をタップすると、図2の外部出力キー12を押したときと同様の動作をする。
【0059】
本発明は、上述した実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラム(図3及び図4のフローチャート)をコンピュータ又はCPUに供給し、そのコンピュータ又はCPUが該供給されたプログラムを読出して実行することによって、達成することができる。
【0060】
この場合、上記プログラムは、該プログラムを記憶した記憶媒体から直接供給されるか、又はインターネット、商用ネットワーク、若しくはローカルエリアネットワーク等に接続される不図示の他のコンピュータやデータベース等からダウンロードすることにより供給される。
【0061】
上記プログラムの形態は、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラムコード、OS(オペレーティングシステム)に供給されるスクリプトデータ等の形態から成ってもよい。
【0062】
また、本発明は、上述した実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを記憶した記憶媒体をコンピュータ又はCPUに供給し、そのコンピュータ又はCPUが記憶媒体に記憶されたプログラムを読出して実行することによっても、達成することができる。
【0063】
この場合、格納媒体から読出されたプログラムコード自体が上述した各実施の形態の機能を実現すると共に、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成する。
【0064】
プログラムコードを記憶する記憶媒体としては、例えば、ROM、RAM、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク(登録商標)、光磁気ディスク、CD−ROM、MO、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード等がある。
【0065】
上述した実施の形態の機能は、コンピュータから読出されたプログラムコードを実行することによるばかりでなく、コンピュータ上で稼動するOS等がプログラムコードの指示に基づいて実際の処理の一部又は全部を行うことによっても実現することができる。
【0066】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、請求項1記載の情報表示装置、請求項5記載の制御方法、請求項8記載の制御プログラム、及び請求項9記載の記憶媒体によれば、表示手段及び外部の情報表示装置にデータを表示する機能を有する第1のプログラム、及び外部の情報表示装置にデータを表示する機能を有さない第2のプログラムの何れか1つのプログラムが実行するために選択され、選択された1つのプログラムが第2のプログラムであるときは、第2のプログラムに代わって外部の情報表示装置への表示を行うので、外部出力非対応のアプリケーションに対しても外部ディスプレイに表示を行うことができる。
【0067】
請求項3記載の情報表示装置及び請求項6記載の制御方法によれば、選択された1つのプログラムが第2のプログラムであるときは、表示手段に表示されたデータを外部の情報表示装置に表示するので、外部出力非対応のアプリケーションに対しても外部ディスプレイに表示を行うことができる。
【0068】
請求項4記載の情報表示装置及び請求項7記載の制御方法によれば、外部の情報表示装置に表示されたデータを表示手段に表示するので、表示手段と外部の情報表示装置の表示内容を夫々制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る情報表示装置の内部構成を示すブロック図である。
【図2】図1の情報表示装置1の操作面を示す図である。
【図3】図1の情報表示装置1によって実行される外部出力処理のフローチャートである。
【図4】図1の情報表示装置1によって実行される表示内容制御処理のフローチャートである。
【図5】図4のステップS405におけるディスプレイの表示内容を説明する図であり、(a)は液晶ディスプレイ2の場合を示し、(b)は外部ディスプレイ4の場合を示す。
【図6】図4のステップS406におけるディスプレイの表示内容を説明する図であり、(a)は液晶ディスプレイ2の場合を示し、(b)は外部ディスプレイ4の場合を示す。
【図7】図4のステップS412におけるディスプレイの表示内容を説明する図であり、(a)は液晶ディスプレイ2の場合を示し、(b)は外部ディスプレイ4の場合を示す。
【図8】図4のステップS415におけるディスプレイの表示内容を説明する図であり、(a)は液晶ディスプレイ2の場合を示し、(b)は外部ディスプレイ4の場合を示す。
【図9】図4のステップS419におけるディスプレイの表示内容を説明する図であり、(a)は液晶ディスプレイ2の場合を示し、(b)は外部ディスプレイ4の場合を示す。
【図10】図4のステップS420におけるディスプレイの表示内容を説明する図であり、(a)は液晶ディスプレイ2の場合を示し、(b)は外部ディスプレイ4の場合を示す。
【図11】図4のステップS423におけるディスプレイの表示内容を説明する図であり、(a)は液晶ディスプレイ2の場合を示し、(b)は外部ディスプレイ4の場合を示す。
【図12】図4のステップS425における液晶ディスプレイ2の表示内容を説明する図である。
【図13】図3のステップS316におけるディスプレイの表示内容を説明する図であり、(a)は液晶ディスプレイ2の場合を示し、(b)は外部ディスプレイ4の場合を示す。
【図14】図1における液晶ディスプレイ2の表示内容の変形例を説明する図である。
【図15】図1における液晶ディスプレイ2の表示内容の別の変形例を説明する図である。
【図16】図4の表示内容制御処理による液晶ディスプレイ2の表示内容の遷移を示す図である。
【図17】図4の表示内容制御処理による外部ディスプレイ4の表示内容の遷移を示す図である。
【符号の説明】
1 情報表示装置
2 液晶ディスプレイ
4 外部ディスプレイ
6 外部出力コントローラ
12 外部出力キー
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報表示装置及びその制御方法、並びにプログラム及び記憶媒体に関し、特に、複数のディスプレイに各々情報を表示できる情報表示装置及びその制御方法、並びにプログラム及び記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
液晶ディスプレイが組み込まれたノート型パーソナルコンピュータ(以下「ノートパソコン」という)やいわゆるPDA(Personal Digital Assistance)等の機器において、外部出力端子を介して外部ディスプレイを使用できるものが提案されている。例えば、ノートパソコンの場合、OSの外部出力装置切替え手段により、液晶ディスプレイの表示内容をRGB出力端子を介して外部ディスプレイに表示することができる機種が一般的である。また、米国Microsoft社の提唱するPocketPCというPDAでは、米国Colographic社のVoyager VGA for Compact FlashやIOデータ社のCFXGA等のカードデバイスと組み合わせることにより、やはり外部ディスプレイに表示を行うことができる(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特願平10−283084号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記機器は、基本的に液晶ディスプレイの表示内容をそのまま外部ディスプレイに表示するため、例えば、外部ディスプレイを用いてプレゼンテーションを行う場合、ノートパソコンやいわゆるPDA等において別のデータを探すといった操作を行うと、液晶ディスプレイに表示された操作画面がそのまま外部ディスプレイにも表示される。
【0005】
PDAにおいては、上記カードデバイスと米国 WESTTEK社のClearVue Presentationを組み合わせれば、プレゼンテーションのスライドを液晶ディスプレイの全画面で表示した場合にのみ外部出力を行うことにより、操作画面は外部ディスプレイに表示されないが、操作している間は外部出力を行うことができない。
【0006】
また、ノートパソコンは外部出力をシステムソフトウエアで行うため、どのようなアプリケーションソフトウエアでも外部ディスプレイに表示可能であるが、PDAは外部出力を各アプリケーションソフトウエアで行うため、外部出力非対応のアプリケーションソフトウエアでは外部ディスプレイに表示することができない。上記のVoyager VGA for Compact Flash付属のVoyager Shadowというソフトウエアを使用すれば、ノートパソコンと同様に外部出力非対応のアプリケーションでも外部出力可能になるが、上記ClearVue Presentationのようなプレゼンテーションソフトウエアを使用する場合にはVoyager Shadowを終了させなければならない。
【0007】
本発明の目的は、外部出力非対応のアプリケーションに対しても外部ディスプレイに表示を行うことができる情報表示装置及びその制御方法、並びにプログラム及び記憶媒体を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために、請求項1記載の情報表示装置は、データを表示する表示手段と、前記表示手段及び外部の情報表示装置にデータを表示する機能を有する第1のプログラム、及び前記外部の情報表示装置にデータを表示する機能を有さない第2のプログラムを実行するプログラム実行手段と、実行するプログラムを1つ選択するプログラム選択手段と、前記選択された1つのプログラムに対して前記外部の情報表示装置への表示を要求する外部表示要求手段と、前記選択された1つのプログラムが前記第1のプログラムか前記第2のプログラムかを判別するプログラム判別手段と、前記選択された1つのプログラムが前記第2のプログラムであるときは、前記第2のプログラムに代わって前記外部の情報表示装置への表示を行う代理表示制御手段とを備えることを特徴とする。
【0009】
請求項2記載の情報表示装置は、請求項1記載の情報表示装置において、前記外部の情報表示装置は、前記情報表示装置に着脱自在であることを特徴とする。
【0010】
請求項3記載の情報表示装置は、請求項1又は2記載の情報表示装置において、前記代理表示手段は、前記表示手段に表示されたデータを前記外部の情報表示装置に表示することを特徴とする。
【0011】
請求項4記載の情報表示装置は、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報表示装置において、前記外部の情報表示装置に表示されたデータを前記表示手段に表示する表示制御手段を備えることを特徴とする。
【0012】
上述の目的を達成するために、請求項5記載の情報表示装置の制御方法は、表示手段及び外部の情報表示装置にデータの表示を行う第1のプログラム、及び前記外部の情報表示装置にデータ表示する機能を有さない第2のプログラムを実行するプログラム実行ステップと、実行するプログラムを1つのプログラムを選択するプログラム選択ステップと、前記選択された1つのプログラムに対して前記外部の情報表示装置への表示を要求する外部表示要求ステップと、前記選択された1つのプログラムが前記第1のプログラムか前記第2のプログラムかを判別するプログラム判別ステップと、前記選択された1つのプログラムが前記第2のプログラムであるときは、前記第2のプログラムに代わって前記外部の情報表示装置への表示を行う代理表示制御ステップとを備えることを特徴とする。
【0013】
請求項6記載の情報表示装置の制御方法は、請求項5記載の情報表示装置の制御方法において、前記代理表示ステップは、前記表示手段に表示されたデータを前記外部の情報表示装置に表示することを特徴とする。
【0014】
請求項7記載の情報表示装置の制御方法は、請求項乃至5又は6記載の情報表示装置の制御方法において、前記外部の情報表示装置に表示されたデータを前記表示手段に表示する表示制御ステップを備えることを特徴とする。
上述の目的を達成するために、請求項8記載のプログラムは、表示手段及び外部の情報表示装置にデータの表示をする機能を有する第1のプログラム、及び前記外部の情報表示装置にデータを表示する機能を有さない第2のプログラムを実行するプログラム実行モジュールと、実行するプログラムを1つ選択するプログラム選択モジュールと、前記選択された1つのプログラムに対して前記外部の情報表示装置への表示を要求する外部表示要求モジュールと、前記選択された1つのプログラムが前記第1のプログラムか前記第2のプログラムかを判別するプログラム判別モジュールと、前記選択された1つのプログラムが前記第2のプログラムであるときは、前記第2のプログラムに代わって前記外部の情報表示装置への表示を行う代理表示制御モジュールとを備えることを特徴とする。
【0015】
上述の目的を達成するために、請求項9記載の記憶媒体は、請求項8記載のプログラムを格納することを特徴とするコンピュータ読取り可能な記憶媒体。
【0016】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の実施の形態に係る情報表示装置の内部構成を示すブロック図である。
【0017】
図1において、本発明の実施の形態に係る情報表示装置1は、液晶ディスプレイ2(表示手段)と、液晶ディスプレイ2を制御する液晶ディスプレイコントローラ3と、大型モニタや液晶プロジェクタ等の外部ディスプレイ4(外部の情報表示装置)に接続される外部出力端子5と、外部出力端子5を介して外部ディスプレイ4への外部出力を制御する外部出力コントローラ6とを備え、これらのハード構成要素は、バスを介して不図示のCPU(プログラム実行手段)やメモリデバイス等に接続されている。
【0018】
また、情報表示装置1は、メモリデバイス等に、外部出力非対応アプリケーション7と、外部出力対応アプリケーション8及び9と、各アプリケーションを管理し、ユーザからの入力を各アプリケーションに伝えるアプリケーションマネージャ10とを有し、これらはCPU上で実行されるソフトウェア要素である。外部出力対応アプリケーション8及び9は、液晶ディスプレイコントローラ3を介して、情報を液晶ディスプレイ2に表示すると共に、外部出力コントローラ6を介して、情報を外部ディスプレイ4にも表示する。外部出力非対応アプリケーション7は、液晶ディスプレイコントローラ3を介して、情報を液晶ディスプレイ2に表示する。アプリケーションマネージャ10から各アプリケーションに向かう矢印のうち、外部出力対応アプリケーション9への矢印が実線になっているものは、外部出力対応アプリケーション9がユーザからの入力と表示装置への表示を占有するカレントアプリケーションであることを示す。
【0019】
図2は、図1の情報表示装置1の操作面を示す図である。
【0020】
図2において、情報表示装置1は、液晶ディスプレイ2と、上下左右及び中心部から構成される十字キー11と、外部出力キー12と、外部出力チェックキー13と、ローカル画面出力キー14と、設定キー15とを備える。また、液晶ディスプレイ2は、ポインティングデバイスとしてユーザからの入力を受付ける不図示のデジタイザを有する。
【0021】
図3は、図1の情報表示装置1によって実行される外部出力処理のフローチャートである。
【0022】
図3の処理は、情報表示装置1のCPUによって実行される。
【0023】
図3において、まず、外部出力フラグ及びローカルフラグをOFFにし(ステップS301)、外部出力キー12が押下されたか否か(ステップS302)、カレントアプリケーションから外部出力了解のメッセージが返信されたか否か(ステップS303)(プログラム判別手段)、タイマーによるイベントが発生したか否か(ステップS304)、十字キー11の中心部が一定時間以上押下(長押し)されたか否か(ステップS305)、その他のキーが押下されたか否か(ステップS306)を夫々判別する。
【0024】
ステップS302の判別の結果、外部出力キー12が押下されたときは、外部出力フラグがONであるか否かを判別し(ステップS307)、最初は外部出力フラグがOFFである(ONでない)ので(ステップS307でNO)、外部出力コントローラ6は、外部出力フラグをONにし(ステップS308)、カレントアプリケーションに外部出力開始のメッセージを送信する(ステップS309)(外部表示要求手段)。カレントアプリケーションが外部出力に対応している場合は、カレントアプリケーションから外部出力了解のメッセージが返信され、対応していない場合は外部出力了解のメッセージは返信されない。
【0025】
次いで、一定時間後にイベントを発生させるタイマー1を起動し(ステップS310)、次のイベントがなければ(ステップS324でNO)、本処理を終了し、一方、次のイベントがあれば(ステップS324でYES)、ステップS302以降の処理を繰り返す。タイマー1は、カレントアプリケーションからの外部出力了解のメッセージの返信を一定時間待つためのものである。
【0026】
ステップS303の判別の結果、カレントアプリケーションが外部出力に対応しており、カレントアプリケーションから外部出力了解のメッセージが返信されたときは、外部出力コントローラ6は、ステップS310で起動したタイマー1を停止し(ステップS311)、ステップS324以降の処理を繰り返す。
【0027】
ステップS304の判別の結果、カレントアプリケーションが外部出力に対応しておらず、タイマーによるイベントが発生したときは、タイマーの種類がタイマー1かタイマー2かを判別する(ステップS312)。
【0028】
ステップS312の判別の結果、タイマーの種類がタイマー1のときは、ローカルフラグをONにし(ステップS313)、次いで、ステップS310で起動したタイマー1を停止し(ステップS314)、液晶ディスプレイ2の表示内容(ローカル画面)を外部出力するためのタイマー2を起動した(ステップS315)後、アプリケーションマネージャ10は、例えば、後述する図13のローカル画面をそのまま外部出力するデフォルトの外部出力を行い(ステップS316)(代理表示手段)、ステップS324以降の処理を繰り返す。
【0029】
図13は、図3のステップS316における表示内容を説明する図であり、(a)は液晶ディスプレイ2の場合を示し、(b)は外部ディスプレイ4の場合を示す。
【0030】
図13において、カレントアプリケーションは外部出力非対応アプリケーションとしてのメモ帳アプリケーションである。メモ帳アプリケーションは外部出力を行わないが、外部出力キー12を押すことにより、アプリケーションマネージャ10は、図13(a)の液晶ディスプレイ2の表示内容(ローカル画面)を図13(b)の外部ディスプレイ4にそのまま表示する。
【0031】
ステップS312の判別の結果、タイマーの種類がタイマー2のときは、デフォルトの外部出力を行い(ステップS316)、ステップS324以降の処理を繰り返す。
【0032】
ステップS307の判別の結果、外部出力フラグがONであるときは、ローカルフラグがONであるか否かを判別し(ステップS317)、ローカルフラグがOFFである(ONでない)ときは、ステップS310で起動したタイマー1を停止する(ステップS318)。この時点で、タイマー1は既に停止している場合もある。次いで、カレントアプリケーションに外部出力終了メッセージを送信し、メッセージを受信したカレントアプリケーションは外部出力を停止し(ステップS319)、外部出力フラグをOFFにして(ステップS320)、ステップS324以降の処理を繰り返す。この時点で、カレントアプリケーションが、まだ外部出力を開始していない場合は、アプリケーションは外部出力を開始しない。また、カレントアプリケーションが外部出力に対応していない場合は、カレントアプリケーションはこのメッセージを無視する。
【0033】
ステップS317の判別の結果、ローカルフラグがONであるときは、ステップS315で起動したタイマー2を停止し(ステップS321)、デフォルトの外部出力を停止し(ステップS322)、外部出力フラグをOFFにして(ステップS321)、ステップS324以降の処理を繰り返す。
【0034】
ステップS305の判別の結果、十字キー11の中心部が一定時間押下(長押し)されたときは、後述する図12のポップアップメニュー26を液晶ディスプレイ2に表示して、カレントアプリケーションの切替えを行い(ステップS323)(プログラム選択手段)、ステップS324以降の処理を繰り返す。
【0035】
ステップS306の判別の結果、その他のキーが押下されたときは、押下されたキーによるイベントをカレントアプリケーションにそのまま渡して実行させ(ステップS324)、ステップS324以降の処理を繰り返す。
【0036】
図3の処理によれば、カレントアプリケーションに外部出力開始メッセージを送信し(ステップS309)、カレントアプリケーションが外部出力に対応していないときは(ステップS304でYES)、ローカル画面を外部出力する(ステップS316)ので、外部出力非対応のアプリケーションに対しても、外部ディスプレイに表示を行うことができる。
【0037】
図4は、図1の情報表示装置1によって実行される表示内容制御処理のフローチャートである。
【0038】
図4の処理は、情報表示装置1のCPUによって実行される。
【0039】
図4では、カレントアプリケーションは、プレゼンテーション用のスライドを外部ディスプレイ4に表示する外部出力対応アプリケーションとしてのプレゼンテーションアプリケーションである。また、以下の説明では、適宜図16及び図17を参照する。図16及び図17では、図4の処理におけるステップ番号を付記することにより、図4の処理との対応をとっている。
【0040】
図4において、まず、外部出力キー12が押下されたか否か(ステップS401)、ローカル画面出力キー14が押下されたか否か(ステップS407)、外部出力チェックキー13が押下されたか否か(ステップS410)、設定キー15が押下されたか否か(ステップS414)、十字キー11の中心部が押下されたか否か(ステップS418)、十字キー11の上下左右が押下されたか否か(ステップS422)、十字キー11の中心部が一定時間以上押下(長押し)されたか否か(ステップS424)を夫々判別する。
【0041】
ステップS401の判別の結果、外部出力キー12が押下されたときは、外部出力中であるか否かを判別し(ステップS402)、外部出力中であるときは、外部出力を停止し(ステップS403)(図17)、次のイベントがなければ(ステップS426でNO)、本処理を終了し、一方、次のイベントがあれば(ステップS426でYES)、ステップS401以降の処理を繰り返す。
【0042】
ステップS402の判別の結果、外部出力中でないときは、外部出力の設定の種類を判別し(ステップS404)、選択されたスライドを外部出力する設定のときは、図5に示すように選択スライドを外部ディスプレイ4に表示し(ステップS405)(図17)、液晶ディスプレイ2の表示内容(ローカル画面)を外部出力する設定のときは、図6に示すローカル画面を外部ディスプレイ4に表示し(ステップS406)(別の表示制御手段)(図17)、ステップS426以降の処理を繰り返す。
【0043】
図5(a)の液晶ディスプレイ2では、サムネイル22で示されるスライドが選択されており、図5(b)の外部ディスプレイ4は、選択スライドのみを表示する。図6(b)の外部ディスプレイ4には、ローカル画面がそのまま表示される。
【0044】
ステップS407の判別の結果、ローカル画面出力キー14が押下され(ステップS408でYES)、外部出力中のときは、ローカル画面出力中であるか否かが判別され(ステップS409)、ローカル画面出力中であるときは、選択されたスライドを外部ディスプレイ4に表示し(ステップS405)、ローカル画面出力中でないときは、ローカル画面を外部ディスプレイ4に表示してローカル画面出力を行い(ステップS406)、ステップS426以降の処理を繰り返す。
【0045】
ステップ410の判別の結果、外部出力チェックキー13が押下されたときは、外部出力チェック中であるか否かが判別され(ステップS411)、外部出力チェック中でないときは、図7に示すように外部ディスプレイ4の表示内容(外部出力画面)を液晶ディスプレイ2に表示して外部出力チェックを行い(ステップS412)(表示制御手段)、外部出力チェック中でないときは、液晶ディスプレイ2の表示内容を外部出力チェックを行う前の状態に戻して(ステップS413)(図16)、ステップS426以降の処理を繰り返す。
【0046】
図7(a)の液晶ディスプレイ2には、図7(b)の外部ディスプレイ4の表示内容(外部出力画面)が表示されている。これにより、外部ディスプレイ4が情報表示装置1に接続される前に、外部ディスプレイ4の表示内容を液晶ディスプレイ2で確認することができる。
【0047】
ステップS414の判別の結果、設定キー15が押下されたときは、液晶ディスプレイ2に図8に示す設定画面が表示され(ステップS415)(図16)、外部出力の設定が行われた(ステップS416)後、液晶ディスプレイ2の表示内容を設定キー15が押下される前の状態に戻して(ステップS417)(図16)、ステップS426以降の処理を繰り返す。
【0048】
図8(a)の液晶ディスプレイ2には、外部出力設定の選択肢36及び37が表示されており、選択肢36は選択スライドを外部出力する設定、選択肢37はローカル画面を外部出力する設定に対応している。選択肢36又は37をタップして設定を選択した後、OKボタン38をタップするとその設定が有効になり、キャンセルボタン39を押すと設定の変更はキャンセルされ、いずれの場合も液晶ディスプレイ2の表示内容を設定キー15を押下される前の状態に戻す。
【0049】
ステップS418の判別の結果、十字キー11の中心部が押下されたときは、液晶ディスプレイ2の表示方法が図9に示すサムネイル表示であるか否かを判別し(ステップS419)、サムネイル表示であるときは、図10に示す拡大表示に切替え(ステップS420)、一方、サムネイル表示でない(拡大表示の)ときは、サムネイル表示に切替えて(ステップS421)(図16)、ステップS426以降の処理を繰り返す。
【0050】
図9(a)の液晶ディスプレイ2は、プレゼンテーション用のスライドのサムネイル22,23,24,25を表示している。上記プレゼンテーションが4枚を越えるスライドから構成される場合は、縦スクロールバーが表示されて、5枚目以降のスライドを示すサムネイルも表示される。1つのスライドが必ず選択されており、選択スライドのサムネイル22は枠が太く表示されている。図10(a)の液晶ディスプレイ2には、選択スライドの拡大表示30が表示されている。選択スライドを変更するためのボタン31及び32をタップすると、前後のスライドが選択されて、液晶ディスプレイ2の表示内容が切替えられる。
【0051】
ステップS422の判別の結果、十字キー11の上下左右が押下されたときは、図11に示すように選択スライドを変更する(ステップS423)。
【0052】
図11(a)の液晶ディスプレイ2では、図9ではサムネイル22で示されるスライドが選択されていたのに対して、サムネイル24で示されるスライドが選択されている。
【0053】
ステップS424の判別の結果、十字キー11の中心部が一定時間押下(長押し)されたときは、図12に示すようにポップアップメニューが表示され、アプリケーションの切替を行う(ステップS425)。
【0054】
図12の液晶ディスプレイ2には、現在動いているアプリケーションのリストからなるポップアップメニュー26が表示されている。ここでは「プレゼンター」が反転しており、カレントアプリケーションがプレゼンテーションアプリケーションであることを示している。ここで、十字キー11の上下を押して反転しているアプリケーションを変更した後、十字キー11の中心部を押すと、その時に反転しているアプリケーションが新たにカレントアプリケーションとなり、液晶ディスプレイ2の前面に表示される。
【0055】
図4の処理によれば、選択スライドを外部出力する設定のときは、選択スライドを外部ディスプレイ4に表示し(ステップS405)、ローカル画面を出力する設定のときは、ローカル画面を外部ディスプレイ4に表示する(ステップS406)ので、液晶ディスプレイ2と外部ディスプレイ4の表示内容を夫々制御することができる。
【0056】
本実施の形態では、情報表示装置1に備えられた外部出力キー12により外部出力の入力を行っていたが、アプリケーションマネージャ10が後述する図14及び図15の液晶ディスプレイ2上に有する表示領域であるGUIを用いてもよい。
【0057】
図14において、カレントアプリケーションは外部出力非対応アプリケーションとしてのメモ帳アプリケーションであり、図15において、カレントアプリケーションは外部出力対応アプリケーションとしてのプレゼンテーションアプリケーションである。
【0058】
図14及び図15において、液晶ディスプレイ2は、アプリケーションマネージャ10の表示領域であるGUI51を表示しており、GUI51は、アプリケーションの起動を行うランチャボタン、画面をプリンタに出力するための印刷ボタン、時計、及び外部出力ボタン52を有する。外部出力ボタン52をタップすると、図2の外部出力キー12を押したときと同様の動作をする。
【0059】
本発明は、上述した実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラム(図3及び図4のフローチャート)をコンピュータ又はCPUに供給し、そのコンピュータ又はCPUが該供給されたプログラムを読出して実行することによって、達成することができる。
【0060】
この場合、上記プログラムは、該プログラムを記憶した記憶媒体から直接供給されるか、又はインターネット、商用ネットワーク、若しくはローカルエリアネットワーク等に接続される不図示の他のコンピュータやデータベース等からダウンロードすることにより供給される。
【0061】
上記プログラムの形態は、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラムコード、OS(オペレーティングシステム)に供給されるスクリプトデータ等の形態から成ってもよい。
【0062】
また、本発明は、上述した実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを記憶した記憶媒体をコンピュータ又はCPUに供給し、そのコンピュータ又はCPUが記憶媒体に記憶されたプログラムを読出して実行することによっても、達成することができる。
【0063】
この場合、格納媒体から読出されたプログラムコード自体が上述した各実施の形態の機能を実現すると共に、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成する。
【0064】
プログラムコードを記憶する記憶媒体としては、例えば、ROM、RAM、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク(登録商標)、光磁気ディスク、CD−ROM、MO、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード等がある。
【0065】
上述した実施の形態の機能は、コンピュータから読出されたプログラムコードを実行することによるばかりでなく、コンピュータ上で稼動するOS等がプログラムコードの指示に基づいて実際の処理の一部又は全部を行うことによっても実現することができる。
【0066】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、請求項1記載の情報表示装置、請求項5記載の制御方法、請求項8記載の制御プログラム、及び請求項9記載の記憶媒体によれば、表示手段及び外部の情報表示装置にデータを表示する機能を有する第1のプログラム、及び外部の情報表示装置にデータを表示する機能を有さない第2のプログラムの何れか1つのプログラムが実行するために選択され、選択された1つのプログラムが第2のプログラムであるときは、第2のプログラムに代わって外部の情報表示装置への表示を行うので、外部出力非対応のアプリケーションに対しても外部ディスプレイに表示を行うことができる。
【0067】
請求項3記載の情報表示装置及び請求項6記載の制御方法によれば、選択された1つのプログラムが第2のプログラムであるときは、表示手段に表示されたデータを外部の情報表示装置に表示するので、外部出力非対応のアプリケーションに対しても外部ディスプレイに表示を行うことができる。
【0068】
請求項4記載の情報表示装置及び請求項7記載の制御方法によれば、外部の情報表示装置に表示されたデータを表示手段に表示するので、表示手段と外部の情報表示装置の表示内容を夫々制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る情報表示装置の内部構成を示すブロック図である。
【図2】図1の情報表示装置1の操作面を示す図である。
【図3】図1の情報表示装置1によって実行される外部出力処理のフローチャートである。
【図4】図1の情報表示装置1によって実行される表示内容制御処理のフローチャートである。
【図5】図4のステップS405におけるディスプレイの表示内容を説明する図であり、(a)は液晶ディスプレイ2の場合を示し、(b)は外部ディスプレイ4の場合を示す。
【図6】図4のステップS406におけるディスプレイの表示内容を説明する図であり、(a)は液晶ディスプレイ2の場合を示し、(b)は外部ディスプレイ4の場合を示す。
【図7】図4のステップS412におけるディスプレイの表示内容を説明する図であり、(a)は液晶ディスプレイ2の場合を示し、(b)は外部ディスプレイ4の場合を示す。
【図8】図4のステップS415におけるディスプレイの表示内容を説明する図であり、(a)は液晶ディスプレイ2の場合を示し、(b)は外部ディスプレイ4の場合を示す。
【図9】図4のステップS419におけるディスプレイの表示内容を説明する図であり、(a)は液晶ディスプレイ2の場合を示し、(b)は外部ディスプレイ4の場合を示す。
【図10】図4のステップS420におけるディスプレイの表示内容を説明する図であり、(a)は液晶ディスプレイ2の場合を示し、(b)は外部ディスプレイ4の場合を示す。
【図11】図4のステップS423におけるディスプレイの表示内容を説明する図であり、(a)は液晶ディスプレイ2の場合を示し、(b)は外部ディスプレイ4の場合を示す。
【図12】図4のステップS425における液晶ディスプレイ2の表示内容を説明する図である。
【図13】図3のステップS316におけるディスプレイの表示内容を説明する図であり、(a)は液晶ディスプレイ2の場合を示し、(b)は外部ディスプレイ4の場合を示す。
【図14】図1における液晶ディスプレイ2の表示内容の変形例を説明する図である。
【図15】図1における液晶ディスプレイ2の表示内容の別の変形例を説明する図である。
【図16】図4の表示内容制御処理による液晶ディスプレイ2の表示内容の遷移を示す図である。
【図17】図4の表示内容制御処理による外部ディスプレイ4の表示内容の遷移を示す図である。
【符号の説明】
1 情報表示装置
2 液晶ディスプレイ
4 外部ディスプレイ
6 外部出力コントローラ
12 外部出力キー
Claims (9)
- データを表示する表示手段と、
前記表示手段及び外部の情報表示装置にデータを表示する機能を有する第1のプログラム、及び前記外部の情報表示装置にデータを表示する機能を有さない第2のプログラムを実行するプログラム実行手段と、
実行するプログラムを1つ選択するプログラム選択手段と、
前記選択された1つのプログラムに対して前記外部の情報表示装置への表示を要求する外部表示要求手段と、
前記選択された1つのプログラムが前記第1のプログラムか前記第2のプログラムかを判別するプログラム判別手段と、
前記選択された1つのプログラムが前記第2のプログラムであるときは、前記第2のプログラムに代わって前記外部の情報表示装置への表示を行う代理表示制御手段とを備えることを特徴とする情報表示装置。 - 前記外部の情報表示装置は、前記情報表示装置に着脱自在であることを特徴とする請求項1記載の情報表示装置。
- 前記代理表示手段は、前記表示手段に表示されているデータを前記外部の情報表示装置に表示することを特徴とする請求項1又は2記載の情報表示装置。
- 前記外部の情報表示装置に表示されているデータを前記表示手段に表示する表示制御手段を備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報表示装置。
- 表示手段及び外部の情報表示装置にデータを表示する機能を有する第1のプログラム、及び前記外部の情報表示装置にデータを表示する機能を有さない第2のプログラムを実行するプログラム実行ステップと、
実行するプログラムを1つ選択するプログラム選択ステップと、
前記選択された1つのプログラムに対して前記外部の情報表示装置への表示を要求する外部表示要求ステップと、
前記選択された1つのプログラムが前記第1のプログラムか前記第2のプログラムかを判別するプログラム判別ステップと、
前記選択された1つのプログラムが前記第2のプログラムであるときは、前記第2のプログラムに代わって前記外部の情報表示装置への表示を行う代理表示制御ステップとを備えることを特徴とする情報表示装置の制御方法。 - 前記代理表示ステップは、前記表示手段に表示されているデータを前記外部の情報表示装置に表示することを特徴とする請求項5記載の情報表示装置の制御方法。
- 前記外部の情報表示装置に表示されているデータを前記表示手段に表示する表示制御ステップを備えることを特徴とする請求項乃至5又は6記載の情報表示装置の制御方法。
- 表示手段及び外部の情報表示装置にデータの表示を行う第1のプログラム、及び前記外部の情報表示装置にデータを表示する機能を有さない第2のプログラムを実行するプログラム実行モジュールと、
実行するプログラムを1つ選択するプログラム選択モジュールと、
前記選択された1つのプログラムに対して前記外部の情報表示装置への表示を要求する外部表示要求モジュールと、
前記選択された1つのプログラムが前記第1のプログラムか前記第2のプログラムかを判別するプログラム判別モジュールと、
前記選択された1つのプログラムが前記第2のプログラムであるときは、前記第2のプログラムに代わって前記外部の情報表示装置への表示を行う代理表示制御モジュールとをコンピュータに実行させることを特徴とする情報表示装置の制御プログラム。 - 請求項8記載のプログラムを格納することを特徴とするコンピュータ読取り可能な記憶媒体。
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