JP2005024053A - 二段変速機 - Google Patents

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芳史 杉田
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Abstract

【課題】 駆動源の低回転時の補機の電力不足および高回転時の補機の焼付きや騒音、摩耗の問題を回避できるのは勿論のこと、耐久性に優れるとともに、低騒音化、低コスト化および省スペース化を図る。
【解決手段】 外輪3の一方向のみの回転力を第1の摩擦ローラ群R1および第2の摩擦ローラ群R2を介して中心ローラ1に摩擦伝動して該中心ローラ1を出力軸とするとともに、第1の摩擦ローラ群R1側と第2の摩擦ローラ群R2側とで変速比を異ならせ、且つ第1の摩擦ローラ群R1および第2の摩擦ローラ群R2の内の少なくとも出力回転速度が高い側の摩擦ローラ群R1による外輪3と中心ローラ1との間の摩擦伝動および解除を切替可能とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば車両のオルタネータやエアコン用コンプレッサ等の補機に組み込んで、エンジン等の駆動源の回転駆動力を減速あるいは増速しつつ被駆動部に伝達する二段変速機に関する。
自動車のオルタネータやエアコン用コンプレッサ等のエンジン補機は、プーリとベルトによって駆動されるものが大部分であり、補機の回転速度は、エンジン側のクランクシャフトの回転速度とプーリ比によって決定される。そのため、補機の回転速度はエンジンの回転速度に依存し、自動車の運転条件によって変化する。
しかし、補機にはそれぞれ最適な回転速度が存在するため、エンジンの低回転時や高回転時には効率が低下し、特に、オルタネータにおいてはアイドリング時等低回転時には十分な電力を発生させることができない。
また、近年、自動車の快適性の向上のため電装品が増加する傾向にあり、消費電力が増加している。このように消費電力が増加した場合、低回転時には電力不足が懸念される。
この場合、オルタネータで低回転域においても十分な出力を得るためにプーリ径を小さくすれば、オルタネータの回転速度が上がり、エンジンの低回転時にも十分な電力を得ることができるが、エンジンが高回転時にはオルタネータの回転速度が過剰に上がり、オルタネータの焼付きや騒音、摩耗といった問題が生じる。
そこで、エンジンの低回転時の補機の電力不足および高回転時の補機の焼付きや騒音、摩耗の問題を解決すべく、プーリと補機との間に変速機を配設してエンジンの高回転時では低変速比、低回転時では高変速比となるように変速比を切り替えるようにしたものがある。
このような変速機としては、例えば遠心クラッチ式の二段変速プーリ装置(例えば特許文献1参照)、無段変速機構を備えた補機駆動装置(例えば特許文献2参照)、オルタネータ若しくはその周辺に電磁クラッチを搭載したプーリ装置(例えば特許文献3参照)等が提案されている。
特許第2883908号公報 特開平10−288045号公報 特開2000−9210号公報
特許文献1に記載の二段変速プーリ装置においては、図7に示すように、変速比の切替タイミングが一箇所に固定されるため、エンジンがほぼ一定速度の運転でその時のエンジンの回転速度が切替時の回転速度であると、変速が繰り返され、変速機の耐久性低下が予想される。また、遊星歯車を使った機構であることから、騒音が問題となる。
また、特許文献2に記載の無段変速機構を備えた補機駆動装置では、構造が複雑なためコスト高や強度不足が予想され、特許文献3に記載のプーリ装置では、オルタネータもしくはその周辺に電磁クラッチを搭載するスペースを設けなければならない。
本発明は、前述した問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、駆動源の低回転時の補機の電力不足および高回転時の補機の焼付きや騒音、摩耗の問題を回避することができるのは勿論のこと、耐久性に優れるとともに、低騒音化、低コスト化および省スペース化を図ることができる二段変速機を提供することである。
前述した目的を達成するために、本発明は、駆動源からベルトおよびプーリを介して伝達された回転駆動力を変速する二段変速機であって、中心ローラと、該中心ローラの外周側にその回転軸線を前記中心ローラの回転軸線に対して偏心させた状態で配置されるとともに前記プーリの回転力が入力される外輪と、前記外輪と前記中心ローラとの間に形成された周方向の幅寸法が異なる第1の環状空間と、該第1の環状空間に配置された第1の摩擦ローラ群と、前記外輪と前記中心ローラとの間に前記第1の環状空間から軸方向に離間して形成された周方向の幅寸法が異なる第2の環状空間と、該第2の環状空間に配置された第2の摩擦ローラ群とを備え、前記外輪の一方向のみの回転力を前記第1の摩擦ローラ群および前記第2の摩擦ローラ群を介して前記中心ローラに摩擦伝動して該中心ローラを出力軸とするとともに、前記第1の摩擦ローラ群側と前記第2の摩擦ローラ群側とで変速比を異ならせ、且つ前記第1の摩擦ローラ群および前記第2の摩擦ローラ群の内の少なくとも出力回転速度が高い側の摩擦ローラ群による前記外輪と前記中心ローラとの間の摩擦伝動および解除を切替可能としたことを特徴としている。
このように構成された二段変速機においては、駆動源の低回転時には、出力回転速度が高い側の摩擦ローラ群による前記外輪と前記中心ローラとの間の摩擦伝動により中心ローラに回転力が伝達される。このとき、出力回転速度が低い側の摩擦ローラ群は中心ローラの方が回転速度が高いため、相対的に見ると中心ローラに対して逆回転して空転する。
一方、駆動源の高回転時には、出力回転速度が高い側の摩擦ローラ群による前記外輪と前記中心ローラとの間の摩擦伝動を解除し、出力回転速度が低い側の摩擦ローラ群による前記外輪と前記中心ローラとの間の摩擦伝動により中心ローラに回転力が伝達される。
これにより、駆動源の低回転時の補機の回転速度の不足時には変速比を上げることにより補機を適切な回転速度で回転させることができ、また、駆動源の高速回転時には変速比を下げて補機の回転速度を抑制し、焼付きや摩耗、騒音等の問題を回避できる。
また、変速比の切替タイミングが一箇所に固定されないため、駆動源がほぼ一定速度の運転でその時のエンジンの回転速度が切替時の回転速度であっても変速が繰り返されることがなく、変速機の耐久性の向上を図ることができ、また、摩擦ローラ群を用いた機構であることから低騒音化を図ることができる。
さらに、摩擦ローラ群を用いた機構であることから、構造が簡単で低コスト化および高強度化が図られ、しかもオルタネータもしくはその周辺に電磁クラッチを搭載するスペースを設ける必要がないため省スペース化を図ることができる。
以上、説明したように、本発明によれば、駆動源の低回転時の補機の電力不足および高回転時の補機の焼付きや騒音、摩耗の問題を回避することができるのは勿論のこと、耐久性に優れるとともに、低騒音化、低コスト化および省スペース化を図ることができる二段変速機を提供することができる。
以下、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係る第1実施形態である二段変速機を示す断面図、図2は第1の摩擦ローラ群と第2の摩擦ローラ群との配置を説明するための斜視図、図3および図4は変速比の切替例を示すグラフ図、図5は本発明に係る第2実施形態である二段変速機を示す断面図である。
図1および図2に示すように、本発明に係る第1実施形態である二段変速機は、自動車用オルタネータ等の補機2の駆動軸2aに同心に連結された中心ローラ1と、該中心ローラ1の外周側にその回転軸線を前記中心ローラ1の回転軸線に対して所定寸法偏心させた状態でプーリPに内嵌された外輪3とを備えており、プーリPにはベルト(図示せず)を介して駆動源としてのエンジン(図示せず)から駆動力が伝達されるようになっている。
外輪3の両端部にはそれぞれ結合板4a,4bが設けられており、図1中の右端側の結合板4bには転がり軸受10を介して補機の駆動軸2aが外輪3に対して相対回転可能に支持されている。
また、外輪3の内径面は、図1中の左端側が大径孔部3a、右端側が小径孔部3bとされ、中心ローラ1は、図1中の左端側が小径部1a、右端側が大径部1bとされている。
外輪3の大径孔部3aと中心ローラ1の小径部1aとの間には周方向の幅寸法が異なる第1の環状空間5aが形成されており、該第1の環状空間5aには第1の摩擦ローラ群R1が配置されている。
一方、外輪3の小径孔部3bと中心ローラ1の大径部1bとの間には周方向の幅寸法が異なる第2の環状空間5bが形成されており、該第2の環状空間5bには第2の摩擦ローラ群R2が配置されている。
第1の摩擦ローラ群R1および第2の摩擦ローラ群R2はともに外輪3の一方向のみの回転力を中心ローラ1に摩擦伝動するためのもので、第1の摩擦ローラ群R1が高変速比側とされ、第2の摩擦ローラ群R2が低変速比側とされて互いに変速比が異なっている。
ここでは、2つの変速比を次のように呼称する。同じ入力回転数に対し、出力回転数の高い側を高変速比、出力回転数の低い側を低変速比とする。言い換えると高変速比は、増速比が高い、または減速比が低い。低変速比は、増速比が低い、または減速比が高い。
高変速比側である第1の摩擦ローラ群R1は、二つの固定ガイドローラ6と一つの可動ローラ7とを備えており、各ローラ6,7は外輪3および中心ローラ1の各回転軸線と平行な回転軸線を中心に回転可能に支持されている。
前記二つの固定ガイドローラ6は、第1の環状空間5aの幅寸法の広い領域において、その外周面を中心ローラ1の小径部1aの外周面および外輪3の大径孔部3aの内周面に当接させた状態で互いに周方向に離間して配置されている。
一方、可動ローラ7は、第1の環状空間5aの幅寸法の狭い領域に向けてばね等(図示せず)の押圧手段によって押圧付勢された状態で周方向に変位可能に配置されており、その外周面は中心ローラ1の小径部1aの外周面および外輪3の大径孔部3aの内周面に押圧接触している。
また、可動ローラ7は、支持軸7aをソレノイドやエアシリンダ等のアクチュエータ(図示せず)によって第1の環状空間5aの周方向に強制的に変位させることにより、中心ローラ1の小径部1aの外周面および外輪3の大径孔部3aの内周面への接触と該内周面からの離間、即ち、第1の摩擦ローラ群R1による外輪3と中心ローラ1との間の摩擦伝動および解除が切替可能になっている。
低変速比側である第2の摩擦ローラ群R2は、二つの固定ガイドローラ8と一つの可動ローラ9とを備えており、各ローラ8,9は外輪3および中心ローラ1の各回転軸線と平行な回転軸線を中心に回転可能に支持されている。
前記二つの固定ガイドローラ8は、第2の環状空間5bの幅寸法の広い領域において、その外周面を中心ローラ1の大径部1bの外周面および外輪3の小径孔部3bの内周面に当接させた状態で互いに周方向に離間して配置されている。
一方、可動ローラ9は第2の環状空間5bの幅寸法の狭い領域に向けてばね等(図示せず)の押圧手段によって押圧付勢された状態で周方向に変位可能に配置されており、その外周面は中心ローラ1の大径部1bの外周面および外輪3の小径孔部3bの内周面に押圧接触している。
なお、図1中の符号11は第1の摩擦ローラ群R1の図1中の左側に配置されて各ローラ6,7の支持軸を支持する前端側連結板、12は第1の摩擦ローラ群R1と第2の摩擦ローラ群R2との間に配置されて各ローラ6,7,8,9の支持軸を支持する中間連結板、13は第2の摩擦ローラ群R2の図1中の右側に配置されて各ローラ8,9の支持軸を支持する後端側連結板である。
上記構成の二段変速機によれば、エンジンの回転駆動力がベルトおよびプーリPを介して外輪3に入力されると、第1および第2の摩擦ローラ群R1,R2の可動ローラ7,9がばね等の付勢力、外輪3の回転力および中心ローラ1からの反力によってそれぞれ第1および第2の環状空間5a,5bの幅寸法の狭い領域に向けて微小変位して中心ローラ1の外周面と外輪3の内周面との間に食い込み、これにより、該外輪3の回転駆動力が可動ローラ7,9および固定ガイドローラ6,8を介して中心ローラ1に効率よく伝達され、該中心ローラ1に同心に連結された補機2の駆動軸2aが変速回転される。なお、外輪3を逆方向に回転させた場合は、可動ローラ7,9は食い込み方向から外れる方向に移動して動力は伝達されないようになっている。
そして、エンジンの低回転時には、出力回転速度が高い高変速比側の第1の側の摩擦ローラ群R1による外輪3と中心ローラ1との間の摩擦伝動により中心ローラ1、ひいては補機2の駆動軸2aに回転力が伝達される。
このとき、出力回転速度が低い低変速比側の第2の摩擦ローラ群R2は中心ローラ1の方が回転速度が高いため、相対的に見ると中心ローラ1に対して逆回転して空転する。
一方、エンジンの高回転時には、第1の摩擦ローラ群R1の可動ローラ7の支持軸7aをソレノイドやエアシリンダ等のアクチュエータによって中心ローラ1の小径部1aの外周面および外輪3の大径孔部3aの内周面から離間移動させて高変速比側である第1の摩擦ローラ群R1による外輪3と中心ローラ1との間の摩擦伝動を解除し、出力回転速度が低い低変速比側の第2の摩擦ローラ群R2による外輪3と中心ローラ1との間の摩擦伝動により中心ローラ1、ひいては補機2の駆動軸2aに回転力が伝達される。
なお、ソレノイドやエアシリンダ等のアクチュエータによる変速比の切換タイミングについては、図3および図4に示すように、一箇所に固定することなく、履歴を持たせることによって変速の回数を減らし変速機の寿命向上を図るようにしている。
また、ある一定の入力回転速度の条件で、低変速比側の第2の摩擦ローラ群R2で変速した場合の中心ローラ1の出力回転速度と高変速比側の第1の摩擦ローラ群R1で変速した場合の中心ローラ1の出力回転速度の比は1対1.5〜2.5程度とする。
前述した二段変速機によれば、エンジンの低回転時の補機2の回転速度の不足時には高変速比側の第1の摩擦ローラ群R1により変速比を上げて中心ローラ1の出力回転速度を高くすることにより、補機2を適切な回転速度で回転させることができ、また、エンジンの高速回転時には低変速比側の第2の摩擦ローラ群R2により変速比を下げて補機2の回転速度を抑制しているので、補機2の焼付きや摩耗、騒音等の問題を回避することができる。
また、変速比の切替タイミングが一箇所に固定されないため、エンジンがほぼ一定速度の運転でその時のエンジンの回転速度が切替時の回転速度であっても変速が繰り返されることがなく、変速機の耐久性の向上を図ることができ、また、摩擦ローラ群R1,R2を用いた機構であることから低騒音化を図ることができる。
さらに、摩擦ローラ群R1,R2を用いた機構であることから、構造が簡単で低コスト化および高強度化が図られ、しかもオルタネータもしくはその周辺に電磁クラッチを搭載するスペースを設ける必要がないため省スペース化を図ることができる。
なお、本発明の二段変速機は、前述した第1実施形態に限定されるものではなく、適宜な変形、改良が可能である。
例えば、前述した第1実施形態では、二段変速機をプーリPに内嵌した場合を例に採ったが、これに代えて、図5に示す第2実施形態ように、二段変速機を補機2に組み付ける用にしてもよい。
この場合、二段変速機はハウジングH内に収容され、外輪3の左端側の結合板4aに同心に突設された軸20の先端にプーリPが取り付けられるとともに、軸20が転がり軸受21を介してハウジングHに回転可能に支持されている。
また、外輪3の右端側の結合板4bは省略される代わりに後端側連結板13がハウジングHの右端側に蓋部として嵌め込まれて、中心ローラ1および駆動軸2aが転がり軸受22を介して後端側連結板13に回転可能に支持されている。
また、図6に示す第3実施形態のように、二段変速機をプーリPに内嵌した減速機として用いてもよい。
この場合、高変速比側の摩擦ローラ群R1は可動ローラ7を備えており、増速機と同様に変速(減速)して補機2を駆動可能である。
なお、本発明の二段変速機を補機2に組み付けた場合にも、減速機として用いることも可能である。
その他、前述した各実施形態において例示したプーリ、中心ローラ、外輪、第1の環状空間、第1の摩擦ローラ群、第2の環状空間、第2の摩擦ローラ群等の材質、形状、寸法、形態、数、配置箇所等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
また、ここでは、エンジンの動力をベルトを介して伝達したが、クランク軸の回転を直接入力するダイレクトドライブも可能である。
本発明に係る第1実施形態である二段変速機を示す断面図である。 第1の摩擦ローラ群と第2の摩擦ローラ群との配置を説明するための斜視図である。 変速比の切替例を示すグラフ図である。 変速比の切替例を示すグラフ図である。 本発明に係る第2実施形態である二段変速機を示す断面図である。 本発明に係る第3実施形態である二段変速機を示す断面図である。 従来の変速比の切替例を示すグラフ図である。
符号の説明
1 中心ローラ
3 外輪
5a 第1の環状空間
5b 第2の環状空間
R1 第1の摩擦ローラ群
R2 第2の摩擦ローラ群
P プーリ

Claims (1)

  1. 駆動源からベルトおよびプーリを介して伝達された回転駆動力を変速する二段変速機であって、
    中心ローラと、該中心ローラの外周側にその回転軸線を前記中心ローラの回転軸線に対して偏心させた状態で配置されるとともに前記プーリの回転力が入力される外輪と、前記外輪と前記中心ローラとの間に形成された周方向の幅寸法が異なる第1の環状空間と、該第1の環状空間に配置された第1の摩擦ローラ群と、前記外輪と前記中心ローラとの間に前記第1の環状空間から軸方向に離間して形成された周方向の幅寸法が異なる第2の環状空間と、該第2の環状空間に配置された第2の摩擦ローラ群とを備え、
    前記外輪の一方向のみの回転力を前記第1の摩擦ローラ群および前記第2の摩擦ローラ群を介して前記中心ローラに摩擦伝動して該中心ローラを出力軸とするとともに、前記第1の摩擦ローラ群側と前記第2の摩擦ローラ群側とで変速比を異ならせ、且つ前記第1の摩擦ローラ群および前記第2の摩擦ローラ群の内の少なくとも出力回転速度が高い側の摩擦ローラ群による前記外輪と前記中心ローラとの間の摩擦伝動および解除を切替可能としたことを特徴とする二段変速機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008208897A (ja) * 2007-02-26 2008-09-11 Jtekt Corp プーリユニット

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