JP2005023926A - 複合式ファン - Google Patents

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Wen-Hsi Huang
文喜 黄
Kokusei Rin
國正 林
Masahiro Hayashi
政宏 林
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祖亮 林
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Abstract

【課題】 ファンモジュールおよび整流構造部を分解したり交換したりすることが容易にできる複合式ファンを提供する。
【解決手段】 個別に独立しており、互いに組み合わまたは分離可能なファンモジュール102および整流構造部120を備えている。ファンモジュール102はハブ104、複数個のファン翼106およびモータモジュール108を有しており、ファン翼106はハブ周縁に設けられる。整流構造部120は、ファンモジュール102の空気流を導く構造体部である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複合式ファン(hybrid fan)に関し、特に、ファンモジュールおよび整流構造部を分解したり交換したりすることが容易にできる複合式ファンに関する。
現在の発熱システムにおいて、最も広く使われている放熱装置はファンである。従来のファン構造部は、ハウジング、ハブ、ファン翼およびモータ部からなり、ネジ孔がハウジングの四隅に設けられる。
従来技術のファンは、ファンの機能および効果がハウジング構造部により決定されたため、それにより達成される機能および効果は、形成した後変更することができなかった。装置に特定効果が必要なとき、特定型式のファンを使用する必要があり、この装置に必要な効果が変更されたときには、もう一つの型式のファンへ完全に交換する必要があった。そのため、ファンを製造するメーカは、各種状況に合わせて各種ファンを設計或いは生産する必要があった。ある型式のファンに対するニーズが低いとき、多くの成形コストが必要となるため、製造コストは高くなった。
ファンおよびシステムの組立てには多くのネジを使用する必要があり、従来のファン構造部において、ハウジング部分の成形費用および材料コストもファンの製造コスト中において大きい比率を占めるため、システムおよびファンの組立てにおいて、そのコストをさらに下げることはできなかった。
本発明の第1の目的は、使用環境のニーズに合わせて整流構造部を随時交換して、好適な環境適応効果を有し、使用の利便性を大幅に高める複合式ファンを提供することにある。
本発明の第2の目的は、ネジなど他の接合部品の使用量を大幅に減らして、組立てのコストおよび時間を大幅に下げる複合式ファンを提供することにある。
本発明の第3の目的は、ファンの材料使用量を大幅に減らして、製造のコストおよび時間を大幅に下げる複合式ファンを提供することにある。
本発明の第4の目的は、空気抵抗を下げて、ファン運転時の騒音レベルを下げる複合式ファンを提供することにある。
本発明の第5の目的は、ファンの作動効率を大幅に高める複合式ファンを提供することにある。
ここで、本発明の複合式ファンは、それぞれ独立して組立および分離できるファンモジュールおよび整流構造部を有する。ファンモジュールは少なくともハブ、複数個のファン翼およびモータモジュールを有し、ファン翼はハブ周縁に設けられる。整流構造部は、ファンモジュールの空気流を導く構造体部である。
本発明の複合式ファン構造部は、一つのファンモジュールと一つの整流構造部との組合せ、複数個のファンモジュールと一つの整流構造部との組合せ、複数個の整流壁部と一つのファンモジュールとの組合せ、または複数個の整流壁と複数個のファンモジュールとの組合せでもよい。
本発明の複合式ファン構造部において、ファンモジュールと整流構造部との間には固定具を形成して、ファンモジュールと整流構造部とを接続してもよい。ファンモジュール、固定具、整流構造部との間の結合方式は、引掛固定、締結または粘着などの方式である。
また、上述の複合式ファン構造部中、固定具は弾性アームおよび突状係止構造部を有し、弾性アームは特定方向で往復移動することができ、突状係止構造部は弾性アームから延伸突出し、突状係止構造部は、接続構造部の凹み部に対応して位置する。また、上述のファン固定具は弾性アームおよび凹み部を有することもでき、弾性アームは特定方向を往復移動することができ、凹み部は弾性アーム表面から内側へ凹み、凹み部は接続構造部から延伸突出した突状係止構造部に対応する。
また、上述した複合式ファン構造部中、引掛固定構造部は延伸突出した固定具でもよく、延伸突出した突状係止構造部を有し、接続構造部は弾性アームを有し、弾性アームの表面から内側へ凹んだ凹み部を有し、突状構造部は凹み部に対応する。
また、本発明の複合式ファンおよびその他の装置(またはシステム)を結合したとき、ファンモジュールと整流構造部は装置(またはシステム)上へそれぞれ固接することができ、引掛固定または締結の方式により、ファンモジュール、整流構造部を同時に装置(またはシステム)上へ結合する。ファンモジュール、整流構造部、装置(またはシステム)の間の結合は、引掛固定、締結または粘着などの方式である。
また、本発明の整流構造部の型式は、軸流式フレームまたは送風式フレーム、更には第1開口、第2開口および第3開口を有し、第1開口および第3開口が、第2開口よりも大きい構造体部か、第1開口および第2開口を有し、第1開口および第2開口の寸法が同一または異なる構造体部でもよい。整流構造部の材料は、ガラス繊維30%を含むポリブチレンテレフタレート(Polybutyleneterephthalate:PBT)または金、銀、銅、鉄、アルミニウム、チタンまたはその合金などの金属である。
本発明の複合式ファン構造部のファン翼は、送風式ファン翼または軸流式ファン翼でもよい。
本発明の複合式ファンは、ファンモジュールおよび整流構造部がそれぞれ独立した構造体部であるため、使用環境の必要性に応じて整流構造部を随時変更し、環境に適する効果を有し、使用の利便性を大幅に高めることができる。
また、本発明の複合式ファンは、直接に引掛固定または少しのネジ締結などの方式によりその他の装置上へ固定することができるため、ネジなどその他の接合部品の使用量を減らして、組立てのコストおよび時間を大幅に減らすことができる。
また、本発明の複合式ファンは、制御スイッチ状態を調整することにより、容易にそのファンモジュールおよび整流構造部(またはその他の装置)の結合および分離をおこなうため、ファンモジュールおよび整流構造部(またはその他の装置)を分解する利便性を高め、ファンモジュールおよび整流構造部(またはその他の装置)の分解時間を短縮することができる。
また、本発明の複合式ファンは、その他の締結部品を使用せずにその他の装置上へ固定するため、従来のファンがその他の装置と固接するために使用していた部分が必要なくなり、ファンの材料使用量が大幅に減り、製造のコストおよび時間を大幅に減少することができる。
また、本発明の複合式ファンのファンモジュールと整流構造部は、それぞれ独立するため、本発明の複合式ファンは、実際の必要性により風圧、風量、更には風抵抗を容易に下げて複合式ファンが運転する時の騒音音量を下げることができる。
また、本発明のファンモジュールと整流構造部を個別にその他の装置上へ設けるとき、整流構造部は空気流を導くのに使用する構造体部だけを備えるだけで、ファンモジュールは前述の装置に対して最大の放熱効果を発揮し、ファンの作動効率を大幅に高めることができる。
(第一実施例)
図1は、本発明の好適な第一実施例を示す複合式ファン100の分解斜視図である。図1に示すように、複合式ファン100は、ファンモジュール102、固定具110、整流構造部120からなる。整流構造部120とファンモジュール102とは、それぞれ独立しており、互いに組合わせたり分離したりすることができる。前述の組合せ方式は、例えば固定具110の引掛固定構造部116によりファンモジュール102を整流構造部120上に固定するか、または固定具110および整流構造部120を結合することにより、ファンモジュール102を整流構造部120上に固定する方式である。
ファンモジュール102はハブ104、複数個のファン翼106およびモータモジュール108からなる。ハブ104は中央軸受(図示せず)を有し、この中央軸受はハブ104の内面から突出しており、ハブ104が回転するときの回転軸受にする。また、ハブ104内面上にはハブ104の内周縁を囲む磁性材料層があり、この磁性材料層は、モータモジュール108上の磁極相に感応してハブ104を誘発し、ハブ104を回転させる複数個の磁極を有する。
ファン翼106は、ハブ104の外周縁に固接される。ファン翼106の数量および形状は、実際の必要性により適当に調整される。ファン翼106の型式は、例えば軸流式ファン翼、送風(Blower)式ファン翼などである。図3は、本実施例による複合式ファンのファン翼を示す斜視図である。図3に示すように、ファンモジュール102aはハブ104、ハブ104を囲むリブ部136、リブ部136上に位置する複数個のファン翼106aおよびモータモジュール108(図1を参照)からなる送風式ファンである。
モータモジュール108は、ファンモジュール102を駆動する駆動回路および磁極を有する。その磁極は、例えば固定子構造部中のN−S磁極であり、その磁極数は前述の磁性材料層の磁極数に対応する。
固定具110は、ファンモジュール102と整流構造部120との間に位置し、固定具本体部114、固定部118、引掛固定構造部116および制御スイッチ112を備える。ファンモジュール102と固定具110との結合方式は、例えばハブ104の中央軸受をモータモジュール108の軸心部へ通して固定部118上へ連結する方式である。固定具110の材料は、金属材料、紙材、弾性ファイバー、プラスチック材などである。前述の金属材料は金、銀、銅、鉄、アルミニウム、チタンおよびその合金である。
固定部118は固定具本体部114の表面上に位置し、ファンモジュール102との接合に使用する。固定部118は、本体部114から延伸突出した突出構造部である。
引掛固定構造部116は、弾性アームおよび弾性アームから延伸突出した突状係止構造部からなり、固定具110を整流構造部120上に固定するのに使用し、引掛固定構造部116は、制御スイッチ112の切換えにより固定具110および整流構造部120を容易に接合または分離することができる切換機能を有する。弾性アームは、特定の方向を往復移動することができ、例えば弾性アームは、横向移動することができる。突状係止構造部の型式は、後述する接続構造部124上の凹み部に対応した型式である。
また、前述の引掛固定構造部116の突状係止構造部も前述の弾性アーム表面から内側へ凹んだ凹み部へ変更することができ、この際、接続構造部124上の凹み部も対応して延伸突出した突状係止構造部へ変更することができる。さらに詳しく述べると、前述の突状係止構造部の型式は、矢型、逆鈎状係止型、柱型、不規則バンプ型、爪型などであり、凹み部は、空洞、開口、孔などである。
前述の引掛固定構造部116は、弾性アームを有するものを例にして説明したが、これだけに限定されるわけではなく、本体部114から直接に延伸突出した突出構造部でもよい。この突出構造部は、この突出構造部から延伸突出した突状係止構造部か、或いは突出構造部表面から内側に向かって凹んだ凹み部を有する。この際、引掛固定構造部に対応した接続構造部は弾性の構造体部、および弾性体表面から内側に向かって凹んだ凹み部またはこの弾性体から延伸突出した突状係止構造部を有し、接続構造部は、引掛固定構造部と容易に接合または分離をおこなうことができる。
他に、制御スイッチ112は、例えば縁に複数個の溝があるカムなどである。それは引掛固定位置の違いにより、引掛固定構造部116を外側へ突出させて接続構造部124中に固定するか、または引掛固定構造部116を内側へはねかえしして接続構造部124と分離する。このように、制御スイッチ112を回転させることにより引掛固定構造部116と接続構造部124との結合または分離を容易に制御し、固定具110とベース(または装置)の結合または分離を制御する。
整流構造部120は、一体成形されたベース122および構造体部126を有し、その機能はファンモジュール102の空気流を導くことである。ベース122は、接続構造部124および固定具110を接続することにより、ファンモジュール102を整流構造部120上へ固接する。接続構造部124の形状は、固定具110の引掛固定構造部116の形状と対応し、例えば接続構造部124と引掛固定構造部116とは互いに対応したバックル係止組合である。接続構造部124は、整流構造部120上に一体成形され、整流構造部120にフィルム製作する際に直接成形することができ、板金冶金の方式を利用して成形する。接続構造部124と引掛固定構造部116との接合および分離は、固定具110と整流構造部120との接合および分離により制御することができる。
また、整流構造部の材料は、例えば金属材料、紙材、弾性繊維、プラスチック材などである。具体的に述べると、金属材料は金、銀、銅、鉄、アルミニウム、チタンまたはその合金である。プラスチック材料は、例えばガラス繊維30%を含むポリブチレンテレフタレート(Polybutyleneterephthalate:PBT)プラスチック材料である。構造体部126上には接合ホール128が形成され、整流構造部120とその他の装置との間を接合するのに使用してもよい。
本実施例の複合式ファン100において、ファンモジュール102と整流構造部120とは、例えば引掛固定、締結、粘着などの方式により直接に結合または分離される。また、ファンモジュール102と整流構造部120とは、先ずファンモジュール102を固定具110上へ固定してから、固定具110の引掛固定構造部116を引掛固定、締結、粘着などの方式により、これと整流構造部120の接続構造部124とを接続または分離する。なお、第1実施例では、引掛固定構造部116と接続構造部124とを互いに結合したものを例にして説明した。しかし、これだけに限定されるものではなく、引掛固定構造部116および接続構造部124の型式も結合方式により随時変化させ、例えば直接に固定具110の底面および整流構造部120のベース122を固定部にしてから、ネジまたは粘着剤などにより構造部へ接続し、固定具110と整流構造部120とを締結または粘着する構成としてもよい。
(第二実施例)
図2は、本発明の好適な第二実施例による複合式ファン100aの分解斜視図である。複合式ファン100aと複合式ファン100との違いは、複合式ファン100の型式が軸流式ファン型式であるのに対して、複合式ファン100aの型式が、送風式ファン(blower)型式であることである。
図2に示すように、整流構造部130はベース122、構造体部132、壁部134および上カバー(図示せず)を備える。ベース122上には固定具110に固接するのに用いる接続構造部124が形成され、構造体部132辺縁上に壁部134を形成する。ファンモジュール102を整流構造部130上へ設けて、上カバーと構造体部132とを接合した後、構造体部132、壁部134および上カバーは風圧を大幅に高めるフローチャネルを構成し、この複合式ファン100aを運転するとき、高い風圧の空気流が出力される。
また、第二実施例において、ファンモジュール102aのファン翼106aの型式は、図3に示すような型式に変更することもできる。この型式のファンモジュール102aを使用する場合、複合式ファン100aは風圧および風量をさらに向上することができる。
図4Aから図4Gは、本発明の上述の実施例による複合式ファンに適用される整流構造部の各種例を示す。なお、整流構造部は図に示す実施例だけに限定されるわけではなく、実際の状況に合わせて空気流を導く機能を有するその他の構造体部へ変更してもよい。
図4Aに示すように、整流構造部120は開口140a、140b、140cを有する構造体部126であり、開口140a、140cは開口140bよりも大きい。構造体部126は、開口140bから開口140a、140cへ向かって拡張した斜面を有する。開口140a〜140cの形状は、例えば円形であり、構造体部126の横断面形状は、正方形などである。この整流構造部120は、風圧および風量を増大させる効果を有する。また、この整流構造部120も構造体部126上に複数個の接合ホール128を形成し、ネジまたはその他の引掛固定装置により、接合ホール128に通してその他の装置上へ固接する。また、この整流構造部120は粘着方式により装置上へ固接することもでき、この際、前述の接合ホール128は形成しなくともよい。
図4Bに示すように、整流構造部120aの型式は整流構造部120と類似しており、両者の違いは整流構造部120aの構造体部126aが、構造体部126の約半分だけであることである。それは上下二個の開口140b、140cを有し、開口140bおよび開口140cの寸法は異なるか同じでもよい。整流構造部120aの吸入量は、整流構造部120の吸入量よりも大きい。
図4Cに示すように、整流構造部120bの型式は整流構造部120と類似しており、両者の違いは整流構造部120bにある構造体部126bの横断面が矩形であることと、開口140a〜140cの形状が円形または楕円形であることである。整流構造部120bの接合面積は、整流構造部120の接合面積よりも大きいため、大きな接合力を得ることができる。
図4Dに示すように、整流構造部120cの型式は整流構造部120と類似しており、両者の違いは整流構造部120cの構造体部126cの外形が円弧状であることであり、接合ホール128は直接に構造体部126cの円弧部上へ形成される。整流構造部120cの材料使用量とそれが占める空間は整流構造部120よりも小さいため、コストおよび使用空間をさらに節減することができる。
図4Eに示すように、整流構造部120dの型式は整流構造部120と類似しており、両者の違いは整流構造部120dの開口形状が均一であることである。つまり、開口140aの寸法形状が開口140cと同じであるということである。整流構造部120dは他の形状加工工程を行う必要が無いため、整流構造部120dの製造時間は整流構造部120よりも短く、製造時間はさらに節減することができる。
図4Fに示すように、整流構造部120eと整流構造部120との違いは、整流構造部120が軸流式の整流構造体部であり、整流構造部120eは送風式の整流構造体部であることである。整流構造部120eは、空気吸込口146、空気吹出口144、壁部142およびカバー体(図示せず)を有する構造体部126eである。空気吹出口144は、整流構造部120eの側面上に位置し、壁部142、構造体部126e、カバー体および整流構造部120e内に位置するファン翼間は圧力増大のフローチャネルを形成する。整流構造部120eの風圧は、整流構造部120の風圧よりも遥かに大きいため、高風圧を使用しなければならない装置に適合する。
図4Gに示すように、整流構造部120fと整流構造部120との違いは、整流構造部120fの構造体部126f上には他の接合孔が形成されていないことである。整流構造部120fとその他の装置を接続する方式は、ベース122およびその他の部位上において、引掛固定、締結、粘着などの方式により整流構造部120fをその他の装置上に接続する方式である。また整流構造部は、固定具110およびその他の装置により固定する方式により、その他の装置上へ設けることができる。このように整流構造部の材料使用量および工程数を減らして、生産のコストおよび時間を大幅に少なくすることができる。
上述の複数の実施例では、ファンモジュール102および整流構造部120を接合して複合式ファン100へ組み合わせたものを例にして説明したが、これだけに限定されるわけではなく、ファンモジュール102および整流構造部120を、それぞれその他の装置(またはシステム)へ固接する方式により、複合式ファンを装置(またはシステム)上へ設けて組合わせてもよい。この時、前述の整流構造部120〜120eは、ベース122およびその接続構造部124を形成する必要がなく、その型式は図5A〜図5Fに示される。また、ファンモジュールおよび整流構造部を装置(またはシステム)へ接合する方式は、例えば引掛固定、締結、粘着などの方式である。
また、ファンモジュール、整流構造部を装置(またはシステム)へそれぞれ接合するとき、個別に組立てることができ、引掛固定または締結の方式により同時にファンモジュール、整流構造部を装置(またはシステム)上へ固定することもできる。また、この装置は、例えば発熱装置、更には電子装置でもよく、具体的に述べると、この装置は電源供給装置、コンピュータ、サーバ、プロジェクター、プロジェクションテレビ、吸入器、送風器などといった放熱または通風が必要な装置でもある。
また、本発明の複合式ファンは、一つのファン中へ同時に複数組のファンモジュールを有してもよい。ここでは送風式の複合式ファンを例に説明する。
図6は、本発明による複合式ファンに適用される整流構造部のベース122a部分を示す拡大図である。
ベース122a上に複数組の接続構造部124a、124bを形成してから、複数個のファンモジュールをそれぞれ接続構造部124a、124b上へ設け、ベース122a上へ複数組のファンモジュールを接続してから、適当な整流構造部を組合わせて、互いに干渉しない複数のファンモジュールを有する複合式ファンを得る。また、前述の実施例では、複数個のファンモジュールを平行に設置して説明したが、これだけに限定されるわけではなく、その他適当な方向へ個々のファンモジュールの位置へ配列してもよい。また、前述の実施例では送風式の複合式ファンを例に説明したが、これだけに限定されるわけではなく、同時に複数個のファンモジュールを有する軸流式の複合式ファンへ適用してもよい。
また、本発明の複合式ファンは、その他の装置上へ直接に接合することができ、先ず本発明のファンを少なくとも一つの固定固定物上へ接続してから、この特定固定物により装置と接続してもよい。ファンおよび装置、ファンおよび特定固定物、または特定固定物および装置の間の接続方式は、例えば引掛固定、粘着、締結などの方式である。
本発明の複合式ファンの整流構造部は、一体成形の形式を例に説明したが、これだけに限定されるわけではなく、整流構造部は複数個の整流壁の組み合わせでもよく、このように、ファン運転時の騒音量を大幅に下げることができる。
上記をまとめると、本発明の複合式ファンは、ファンモジュールおよび整流構造部がそれぞれ独立した構造体部であるため、本発明の複合式ファンは、使用環境の要求に応じて整流構造部を随時変更し、環境に適する効果を具え、使用の利便性を大幅に高めることができる。
また、本発明の複合式ファンは、直接に引掛固定または少量のネジ締結などの方式により、その他の装置上へ固定することができるため、ネジなどその他の接合部品の使用量を減らして、組立のコストおよび時間を大幅に減らすことができる。
また、本発明の複合式ファンは、制御スイッチ状態を調整することにより、容易にそのファンモジュールおよび整流構造部(またはその他の装置)の結合および分離をおこなうため、ファンモジュールおよび整流構造部(またはその他の装置)を分解する利便性を高め、ファンモジュールおよび整流構造部(またはその他の装置)の分解時間を短縮することができる。
本発明の複合式ファンは、その他の締結部品を使用せずにその他の装置上へ固定できるため、従来のファンにおいてその他の装置と固接するのに使用していた部分が必要なくなり、ファンの材料使用量が大幅に減り、製造のコストおよび時間が大幅に減る。
本発明の複合式ファンのファンモジュールと整流構造部とは、それぞれ独立しているため、本発明の複合式ファンは、実際の必要性により風圧、風量、更には風抵抗を容易に下げて複合式ファンを運転する時の騒音音量を下げることができる。
本発明のファンモジュールと整流構造部とを個別にその他の装置上へ設けるとき、整流構造部は空気流を導くのに使用する構造体部(図5A〜図5Fに示す)だけを備えるだけで、ファンモジュールは前述の装置に対して最大の放熱効果を発揮し、ファンの作動効率を大幅に高めることができる。
本発明では好適な実施形態を前述の通り開示したが、これらは決して本発明を限定するものではなく、当該技術を熟知するものなら誰でも、本発明の主旨と領域を脱しない範囲内で各種の変動や潤色を加えることができる。従って本発明の保護の範囲は、特許請求の範囲で指定した内容を基準とする。
本発明の第一実施例による複合式ファンを示す分解斜視図である。 本発明の第二実施例による複合式ファンを示す分解斜視図である。 本発明の変形例による複合式ファンのファン翼を示す斜視図である。 本発明の複合式ファンに適用される整流構造部を示す斜視図である。 本発明の複合式ファンに適用される整流構造部を示す斜視図である。 本発明の複合式ファンに適用される整流構造部を示す斜視図である。 本発明の複合式ファンに適用される整流構造部を示す斜視図である。 本発明の複合式ファンに適用される整流構造部を示す斜視図である。 本発明の複合式ファンに適用される整流構造部を示す斜視図である。 本発明の複合式ファンに適用される整流構造部を示す斜視図である。 本発明の複合式ファンに適用される整流構造部を示す斜視図である。 本発明の複合式ファンに適用される整流構造部を示す斜視図である。 本発明の複合式ファンに適用される整流構造部を示す斜視図である。 本発明の複合式ファンに適用される整流構造部を示す斜視図である。 本発明の複合式ファンに適用される整流構造部を示す斜視図である。 本発明の複合式ファンに適用される整流構造部を示す斜視図である。 本発明の複合式ファンに適用される整流構造部を示す斜視図である。
符号の説明
100、100a 複合式ファン、102、102a ファンモジュール、104 ハブ、106、106a ファン翼、108 モータモジュール、110 固定具、112 制御スイッチ、114 固定具本体部、116 引掛固定構造部、118 固定部、120、120a、120b、120c、120d、120e、120f、130 整流構造部、122、122a ベース、124、124a、124b 接続構造部、126、126a、126b、126c、126d、126e、126f、132 構造体部、128 接合ホール、134、142 壁部、136 リブ部、140a、140b、140c 開口、144 空気吹出口、146 空気吸込口

Claims (10)

  1. 少なくとも一つのハブ、複数のファン翼およびモータモジュールを有し、前記ファン翼が前記ハブの周縁に設けられる少なくとも一つのファンモジュールと、
    前記ファンモジュール中の空気流を導く整流構造部とを備える複合式ファンであって、
    前記整流構造部および前記ファンモジュールは、個別に独立し、互いに組合わせまたは分離可能であることを特徴とする複合式ファン。
  2. 前記ファンモジュールと前記整流構造部との間に位置する固定具を備えることを特徴とする請求項1記載の複合式ファン。
  3. 前記固定具は前記ファンモジュールに接続され少なくとも一つの引掛固定構造部を有し、前記整流構造部は前記引掛固定構造部に対応する少なくとも一つの接続構造部を有し、
    前記ファンモジュールは、前記固定具の前記引掛固定構造部を前記接続構造部へ固定することにより前記整流構造部に固定することを特徴とする請求項2記載の複合式ファン。
  4. 前記引掛固定構造部は弾性アームおよび前記弾性アームから延伸突出した突状係止構造部を有し、前記接続構造部は前記接続構造部の表面から内側に凹んだ凹み部を有し、
    前記引掛固定構造部は弾性アームおよび前記弾性アームの表面から内側に凹んだ凹み部を有し、前記接続構造部は延伸突出した突状係止構造部を有し、
    前記引掛固定構造部は前記固定具から延伸突出しそこから延伸突出した突状係止構造部を有し、前記接続構造部は弾性アームおよび前記弾性アームの表面から内側に凹んだ凹み部を有し、
    前記引掛固定構造部は前記固定具から延伸突出し前記引掛固定構造部の表面から内側に凹んだ凹み部を有し、前記接続構造部は弾性アームおよび前記弾性アームから延伸突出した突状係止構造部を有し、
    前記突状係止構造部は前記凹み部に対応することを特徴とする請求項3記載の複合式ファン。
  5. 前記固定具と前記整流構造部とは、粘着または締結により接続されていることを特徴とする請求項2記載の複合式ファン。
  6. 前記固定具または前記整流構造部の材料は、金属材料、紙材、弾性ファイバーグラスおよびプラスチック材からなるグループから一つ選ばれることを特徴とする請求項2記載の複合式ファン。
  7. 前記ファンモジュールおよび前記整流構造部は、それぞれ固接する装置を備えることを特徴とする請求項1記載の複合式ファン。
  8. 前記固接する装置と前記ファンモジュールまたは前記整流構造部の少なくともいずれか一方とは、引掛固定、締結および粘着のいずれかにより接続され、
    前記固接する装置を前記ファンモジュールおよび前記整流構造部へ接続するとき、引掛固定または締結により前記ファンモジュール、前記整流構造部および前記固接する装置を固接することを特徴とする請求項7記載の複合式ファン。
  9. 前記整流構造部は、第1開口、第2開口および第3開口を有し前記第1開口および前記第3開口が前記第2開口よりも大きい構造体部、第4開口および第5開口を有し前記第4開口および前記第5開口の寸法が同一または異なる構造体部、少なくとも一つの整流壁を有し前記整流壁と前記固接する装置とが特定角度を形成する構造体部、軸流式、または離心式のいずれかであることを特徴とする請求項7記載の複合式ファン。
  10. 前記固接する装置は、発熱装置であることを特徴とする請求項7記載の複合式ファン。
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