JP2005023709A - 外壁目地止水材の取付け方法及び面状止水材 - Google Patents

外壁目地止水材の取付け方法及び面状止水材 Download PDF

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Abstract

【課題】目地の延びる方向の外方にスペースがなくとも面状止水材の取付けを行うことができ、しかも、その取付けを容易に行うことができる外壁目地止水材の取付け方法等を提供する。
【解決手段】外壁目地10内の対向面部のそれぞれに、目地内に開口して目地方向に延びるスリット2,2を備えさせ、断面「く」の字状の可撓性を有する面状止水材3を用い、該面状止水材3を、その屈曲部3bの外周側から、両翼3a,3aを内向きに撓ませるようにして屋外側から目地内に押し込んで両翼3aを各スリット2と係合させたのち、両翼3aを、外向きに撓ませ開いていくようにして各スリット2内の奥方に差し込んでいき、スリット2内の粘着材8に粘着させて取り付ける。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、外壁目地止水材の取付け方法及び面状止水材に関する。
【0002】
【関連する技術】
住宅等の建物において、例えば、外壁縦目地内の対向面部のそれぞれに、目地内に開口する上下方向に延びる対のスリットを設け、面状止水材の両側部を各スリット内の奥方に差込み状態にして外壁目地を止水する構造において、そのような面状止水材の取付け方法として、面状止水材の下端両側部を両スリットの上端部に差し込み、その状態で面状止水材を下方にスライドさせていく方法が考えられる。
【0003】
また、面状止水材が、外壁目地の奥方両側に備えられた背面側に面する面部にわたすように取り付けられることで外壁目地を止水する構造においても、そのような面状止水材の取付け方法として、面状止水材の下端両側部を外壁目地部の上端部に差し込み、その状態で面状止水材を下方にスライドさせていく方法が考えられる。
【0004】
しかしながら、上記のようなスライド式取付け方法では、外壁の上部に面状止水材を差し込むためのスペースを必要とし、そのようなスペースを確保することができない場合は面状止水材を取り付けることができないという問題があり、また、スライドさせる長さも大きいのが普通であるので、面状止水材の取付けが厄介であるという問題もある。
【0005】
本発明は、上記のような問題点に鑑み、目地の延びる方向の外方にスペースがなくとも面状止水材の取付けを行うことができ、しかも、その取付けを容易に行うことができる外壁目地止水材の取付け方法等を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の課題は、外壁目地内の対向面部のそれぞれに、目地内に開口して目地方向に延びるスリットを備えさせ、
可撓性を有する面状止水材を用い、
該面状止水材を、屋外側又は屋内側から目地内に撓ませて押し込んだ後、両側部を各スリット内の奥方に差込み状態にして拡げた状態にすることを特徴とする外壁目地止水材の取付け方法によって解決される。
【0007】
この取付け方法では、面状止水材の取付けを、屋外側又は屋内側から目地内に押し込むことによって行うものであるから、目地の延びる方向の外方にスペースがなくとも面状止水材の取付けを行うことができ、しかも、その取付けを容易に行うことができる。
【0008】
加えて、面状止水材を押込みによって撓ませた後、両側部を各スリット内の奥方に差し込んで拡げた状態にして取り付けるものであるから、面状止水材は、その両側部が各スリット内に差込み状態となって取り付けられ、その限りにおいてスライド式取付け方法と変わらない止水状態を得ることができる。
【0009】
この場合の「拡げた状態」とは、押込みによって撓まされた面状止水材が復元することによって拡げられた状態のほか、例えば、面状止水材が断面「く」の字状をしている場合などにおいて、屈曲部を挟む両翼を復元を越えて外向きに撓ませた状態にして拡げられた状態などをも含むものである。後者のような場合には、拡げられた状態を保持する手段として、スリット内に粘着材を備えさせ、この粘着材に面状止水材の両側部を粘着させるようにしてもよいし、あるいは、面状止水材の両側部をスリット内に摩擦等により係合保持させるようにしてもよいし、その他の保持手段が採用されてもよい。
【0010】
上記の取付け方法において、前記面状止水材が断面「く」の字状をしていると共に、前記対のスリット内に粘着材が備えられ、
面状止水材を、その屈曲部の外周側から、両翼を内向きに撓ませるようにして目地内に押し込んで両翼を各スリットと係合させたのち、両翼を外向きに撓ませ開いていくようにして各スリット内の奥方に差し込んでいき、両翼を前記粘着材に粘着させるようにするのもよい。
【0011】
この場合は、面状止水材が断面「く」の字状をしており、屈曲部の外周側から、両翼を内向きに撓ませるようにして目地内に押し込んでいくようにしているので、押込みを容易に行うことができる。しかも、面状止水材が断面「く」の字状をしているので、両翼を外向きに撓ませ開いていくことによって両翼を各スリット内の奥方深くに差し込んだ状態にすることができ、面状止水材による止水性能を高いものにすることができる。加えて、各スリット内の奥方に差し込まれた両翼は粘着材に粘着させるので、面状止水材を両翼を外向きに撓ませて開いた状態に保持することができる。
【0012】
また、上記の課題は、可撓性を有する面状止水材を用い、
該面状止水材を屋外側から目地内に撓ませて押し込んだ後、両側部を、外壁目地の奥方両側に備えられた背面側に面する面部に沿わせるように拡げ、該面部に粘着材で止水状態に粘着させることを特徴とする外壁目地止水材の取付け方法によっても解決される。
【0013】
この取付け方法では、面状止水材の取付けを、屋外側から目地内に押し込むことによって行うものであるから、目地の延びる方向の外方にスペースがなくとも面状止水材の取付けを行うことができ、しかも、その取付けを容易に行うことができる。
【0014】
加えて、面状止水材を押込みによって撓ませた後、両側部を各背面側に面する面部に沿うように拡げた状態にして粘着材で止水状態に粘着されるものであるから、面状止水材は、その両側部が粘着材で止水状態に取り付けられ、しっかりとした止水状態を得ることができる。
【0015】
この場合の「拡げ」とは、押込みによって撓まされた面状止水材が復元することによって拡げられた状態のほか、例えば、面状止水材が断面「く」の字状をしている場合などにおいて、屈曲部を挟む両翼を復元を越えて外向きに撓ませた状態にして拡げられた状態などをも含むものである。
【0016】
この取付け方法において、前記面状止水材が断面「く」の字状をしており、該面状止水材を、その屈曲部の外周側から、両翼を内向きに撓ませるようにして目地内に押し込んで両翼を背面側に面する各面部と係合させたのち、両翼を外向きに撓ませ開いていくようにして各面部に沿わせていき、両翼を該面部に粘着させるようにするのもよい。
【0017】
その場合は、面状止水材が断面「く」の字状をしており、屈曲部の外周側から、両翼を内向きに撓ませるようにして目地内に押し込んでいくようにしているので、押込みを容易に行っていくことができる。しかも、面状止水材が断面「く」の字状をしているので、両翼を外向きに撓ませ開いていくことによって両翼を各背面側に面する面部の広い範囲にわたって位置させることができて、面状止水材による止水性能を高いものにすることができる。加えて、各背面側に面する面部に沿わされた両翼は粘着材で粘着されるので、面状止水材を両翼を外向きに撓ませて開いた状態に保持することができる。
【0018】
断面「く」の字状の面状止水材を用いる上記各取付け方法において、面状止水材の両翼が外向きにカールしているとよい。その場合は、目地内への面状止水材の押込み後に、面状止水材の両翼が、各スリット内にスムーズに導き入れられ、しかも、導き入れられた両翼が各スリット内の奥方深くにスムーズに差し込まれていく。また、目地内への面状止水材の押込み後に、面状止水材の両翼が、各背面側に面する面部にスムーズに導かれ、しかも、導かれた両翼が各背面側に面する面部の広い範囲にスムーズに沿わされていく。
【0019】
断面「く」の字状の面状止水材を用いる上記各取付け方法において、面状止水材として、屈曲部の内周側に引込み用の取っ手が備えられたものを用い、
取っ手を手前側に引いていくことにより、両翼を外向きに撓ませ開いていくとよい。その場合は、面状止水材の両翼をスリット内奥方に容易に差し込んでいくことができるし、また、面状止水材の両翼を各背面側に面する面部に容易に沿わせていくことができる。更に、前記面状止水材の両翼を粘着材に粘着させた後、取っ手を除去する場合は、取っ手が他の妨げとなるのを防ぐことができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0021】
図1乃至図5に示す第1実施形態は、隣り合う左右の外壁パネル間の縦目地の止水に適用した場合のもので、1,1は左右の外壁パネル、3は面状止水材である。
【0022】
各外壁パネル1は、図1(イ)に示すように、パネル間部分において、外壁面材5の背面側に上下方向に延びる下地材6が備えられると共に、下地材6の背面側にパネルフレーム7が備えられ、これらが例えば図示しないビスなどで一体化されたものからなっている。両外壁パネル1,1は、そのパネルフレーム7,7が建物躯体としての柱4を両側から挟むようにして建物躯体に取り付けられ、外壁面材5,5間、及び、下地材6,6間にわたる深さの縦目地10が形成されている。
【0023】
そして、本実施形態では、目地10内の対向面部に、図1(ロ)に示すように、目地10内に開口して目地方向、即ち上下方向に延びるスリット2,2が、外壁面材5と下地材6との境界部位置において、下地材6側に設けられた切欠き6aによって形成されている。そして、各スリット2内の奥方底部には、ブチル等による粘着材8が付けられ、粘着材8によって下地材6と外壁面材5との間が止水されている。
【0024】
一方、面状止水材3は、図1(ハ)に示すように、ポリプロピレンなどからなるシート状のもので、断面「く」の字状をして可撓性を有し、また、屈曲部3bを挟む両翼3a,3aは外向きにカールしている。その幅寸法は、目地10の幅よりも大きく設定されている。また、屈曲部3bの内周側には引込み用の取っ手3cが一体的ないしは一体に備えられている。取っ手3cは、面状止水材3から除去可能であり、除去を容易にするため、取っ手3cの付け根部分には、切欠き11,11が設けられ、取っ手3cはひねることによって面状止水材3から容易に除去することができるようになされている。
【0025】
上記の面状止水材3の取付けは、次のようにして行われる。即ち、図2(イ)(ロ)に示すように、面状止水材3をその屈曲部3bの外周側を目地10に向けて屋外側から取っ手3cを利用して目地10内に押し込んでいく。すると、面状止水材3は、その両翼3a,3aを内向きに撓ませるようにして目地10内に入っていき、更に押し込んでいくと、図3(ハ)に示すように、両翼3a,3aは、その先端部が各スリット2,2に位置した時点で外方に一部復元し、スリット2,2内に突出してスリット2,2と係合した状態となる。
【0026】
両翼3a,3aは上記のように外方にカールされているので、両翼3a,3aの先端部はスムーズにスリット2,2内に突出させることができる。また、スリット2,2は外壁面材5と下地材6との境界部に備えられ、スリット2,2の位置よりも奥方に下地材6,6に挟まれた空間部があり、面状止水材3の屈曲部3bをその空間部に突出させることができて、両翼3a,3aの先端部を支障無くスリット2,2内に突出させることができる。
【0027】
なお、面状止水材3をその両翼3a,3aの先端部がスリット2,2を越えるように目地10内に押し込んだのち、手前側に引いていく過程で、両翼3a,3aの先端部を各スリット2,2に突出させるようにしてもよい。
【0028】
しかる後、図3(ニ)に示すように、取っ手3cを利用して面状止水材3を屋外側に引き寄せていく。すると、面状止水材3の両翼3a,3aは、スリット2,2との係合作用によって外向きに撓んで開いていくと共に、スリット2,2内の奥方へと差し込まれていく。両翼3a,3aが外方にカールされていることで、スリット2,2内の奥方へ差込みもスムーズに行わる。そして、両翼3a,3aの先端部がスリット2,2内の粘着材8,8に粘着され、面状止水材3は、これら粘着材8,8により外向きに撓んで開いた状態に保持されると共に、面状止水材3の両側部が粘着材8,8で止水状態になる。面状止水材3には取っ手3cが備えられているので、以上の操作を容易に行っていくことができる。
【0029】
その後、図4(ホ)に示すように、取っ手3cをひねって除去し、最後に、図4(ヘ)に示すように、ガスケット12を外壁面材5,5間に嵌め込むと、図5に示すような、ガスケット12を1次止水材とし、面状止水材3を2次止水材とする外壁目地の止水構造が形成される。取っ手3cは除去するし、屈曲部3bは奥方側に突出しているので、取っ手3cや屈曲部3bがガスケット12の嵌込みの妨げになることはない。
【0030】
このように、上記の実施形態では、面状止水材3の取付けを、屋外側から目地10内に押し込むことによって行うものであるから、目地の延びる方向の外方にスペースがなくとも取付けを行うことができ、しかも、取付けを容易に行うことができる。また、面状止水材3は、押込みによる撓み後に両側部が各スリット2,2内の奥方に差し込まれて拡げられた状態となって取り付けられるので、その限りにおいてスライド式取付け方法と変わらない止水状態を得ることができる。
【0031】
更に、本実施形態では、面状止水材3が上記のように断面「く」の字状をしており、屈曲部3bの外周側から、両翼3a,3aを内向きに撓ませるようにして目地10内に押し込んでいくようにしているので、押込みを容易に行うことができる。しかも、面状止水材3がこのように断面「く」の字状をしているので、両翼3a,3aを外向きに撓ませ開いていくことによって両翼3a,3aを各スリット2,2内の奥方深くに差し込んだ状態にすることができ、面状止水材3による止水性能を高いものにすることができる。加えて、各スリット2,2内の奥方に差し込まれた両翼3a,3aは粘着材8,8に粘着されるので、面状止水材3を両翼を外向きに撓ませて開いた状態にしっかりと保持することができる。
【0032】
図6に示す第2実施形態の方法では、各外壁パネル1において、下地材6の目地10側の側縁部が、外壁面材5の目地10側の側縁部よりも後退して備えられ、そこに、背面側に面する面部13が形成され、下地材6と外壁面材5との目地側境界部には粘着材8が予め設けられ、下地材6と外壁面材5との間が止水されている。その他は、第1実施形態と略同じである。そして、第1実施形態におけるの同じ面状止水材3を用い、図2乃至図4に示すのと同じ要領で、該面状止水材3を、その屈曲部3bの外周側から、両翼3a,3aを内向きに撓ませるようにして屋外側から目地10内に押し込んで両翼3a,3aを背面側に面する各面部13,13と係合させることができるようにした後、引込み用の図示せぬ取っ手3cを屋外側に引いていくことで両翼3a,3aを外向きに撓ませ開いて各面部13,13に沿わせていき、そして、両翼3a,3aを粘着材8,8に粘着させて面状止水材3を外壁面材5,5の背面側に止水状態に取り付け、その後、取っ手3cをひねって除去し、最後に、ガスケット12を外壁面材5,5間に嵌め込んで、ガスケット12を1次止水材とし、面状止水材3を2次止水材とする外壁目地の止水構造を形成したものである。
【0033】
以上に、本発明の実施形態を示したが、本発明はこれに限られるものではなく、発明思想を逸脱しない範囲で各種の変更が可能である。例えば、上記の第1実施形態では、スリット2,2を外壁面材5と下地材6との境界部位置に備えさせた場合を示しているが、スリットの位置は、外壁パネルの構造、外壁の構造によって適宜決められればよい。その場合に、外壁パネルの構造、外壁の構造によっては、目地内への面状止水材の押込みを屋内側から行うようにしてもよい。また、面状止水材3の両側部は粘着材によらずにスリットに差し込まれるだけで開いた状態を保持しうるようになっていてもよい。
【0034】
また、上記の第2実施形態では、背面側に面する面部13,13を外壁面材5,5の背面部の位置に備えさせた場合を示しているが、背面側に面する面部の位置は、外壁パネルの構造、外壁の構造によって適宜決められればよい。また、第2実施形態における粘着材8,8は、外壁面材5と下地材6との間をも止水するように設けられているが、外壁面材5と面状止水材3との間のみを止水するように設けられていてもよいし、また、外壁の側に予め設けておくのではなく、面状止水材3の両翼3a,3aの内面側に予め設けておくようにしてもよい。
【0035】
更に、上記の各実施形態では、縦目地の止水について示しているが、横目地の止水の場合に用いることも可能である。更に、一次止水は、ガスケット以外の、例えば湿式シーリングによって行われたものであってもよいし、ガスケットなどを省略し、スリット差込み式の面状止水材で一次止水を行う止水構造に本発明方法を用いることも可能である。
【0036】
【発明の効果】
本発明は、以上のとおりのものであるから、目地の延びる方向の外方にスペースがなくとも面状止水材の取付けを行うことができ、しかも、その取付けを容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態方法を示すもので、図(イ)は面状止水材嵌込み前の外壁パネル間部分を示す平面断面図、図(ロ)は図(イ)の要部拡大図、図(ハ)は面状止水材の斜視図である。
【図2】図(イ)及び図(ロ)は、図3及び図4とともに、面状止水材の取付け方法を順次に示す平面断面図である。
【図3】図(ハ)及び図(ニ)は、図2及び図4とともに、面状止水材の取付け方法を順次に示す平面断面図である。
【図4】図(ホ)及び図(ヘ)は、図2及び図3とともに、面状止水材の取付け方法を順次に示す平面断面図である。
【図5】図(イ)は得られる外壁目地の止水構造を示す平面断面図、図(ロ)はその要部平面断面図である。
【図6】第2実施形態方法を示すもので、その方法により得られる外壁目地の止水構造を示す平面断面図、図(ロ)はその要部平面断面図である。
【符号の説明】
2…スリット
3…面状止水材
3a…翼
3b…屈曲部
3c…取っ手
8…粘着材
10…目地
13…背面側に面する面部

Claims (8)

  1. 外壁目地内の対向面部のそれぞれに、目地内に開口して目地方向に延びるスリットを備えさせ、
    可撓性を有する面状止水材を用い、
    該面状止水材を、屋外側又は屋内側から目地内に撓ませて押し込んだ後、両側部を各スリット内の奥方に差込み状態にして拡げた状態にすることを特徴とする外壁目地止水材の取付け方法。
  2. 前記面状止水材が断面「く」の字状をしていると共に、前記対のスリット内に粘着材が備えられ、
    面状止水材を、その屈曲部の外周側から、両翼を内向きに撓ませるようにして目地内に押し込んで両翼を各スリットと係合させたのち、両翼を外向きに撓ませ開いていくようにして各スリット内の奥方に差し込んでいき、両翼を前記粘着材に粘着させる請求項1に記載の外壁目地止水材の取付け方法。
  3. 可撓性を有する面状止水材を用い、
    該面状止水材を屋外側から目地内に撓ませて押し込んだ後、両側部を、外壁目地の奥方両側に備えられた背面側に面する面部に沿わせるように拡げ、該面部に粘着材で止水状態に粘着させることを特徴とする外壁目地止水材の取付け方法。
  4. 前記面状止水材が断面「く」の字状をしており、該面状止水材を、その屈曲部の外周側から、両翼を内向きに撓ませるようにして目地内に押し込んで両翼を背面側に面する各面部と係合させたのち、両翼を外向きに撓ませ開いていくようにして各面部に沿わせていき、両翼を該面部に粘着させる請求項3に記載の外壁目地止水材の取付け方法。
  5. 前記面状止水材として、屈曲部の内周側に引込み用の取っ手が備えられたものを用い、
    取っ手を手前側に引いていくことにより、両翼を外向きに撓ませ開いていく請求項2又は4に記載の外壁目地止水材の取付け方法。
  6. 前記面状止水材の両翼を粘着材に粘着させた後、取っ手を除去する請求項5に記載の外壁目地止水材の取付け方法。
  7. 断面「く」の字状をしていると共に、可撓性を有し、かつ、屈曲部内周側に引込み用の取っ手が備えられていることを特徴とする面状止水材。
  8. 前記面状止水材として、両翼が外向きにカールしている請求項7に記載の面状止水材。
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