JP2005023535A - 屋根材 - Google Patents

屋根材 Download PDF

Info

Publication number
JP2005023535A
JP2005023535A JP2003187120A JP2003187120A JP2005023535A JP 2005023535 A JP2005023535 A JP 2005023535A JP 2003187120 A JP2003187120 A JP 2003187120A JP 2003187120 A JP2003187120 A JP 2003187120A JP 2005023535 A JP2005023535 A JP 2005023535A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piece
waterproof
water
tip
protruded
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003187120A
Other languages
English (en)
Inventor
Junji Sato
淳二 佐藤
Masahiko Suzuki
雅彦 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IG Technical Research Inc
Original Assignee
IG Technical Research Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by IG Technical Research Inc filed Critical IG Technical Research Inc
Priority to JP2003187120A priority Critical patent/JP2005023535A/ja
Publication of JP2005023535A publication Critical patent/JP2005023535A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Abstract

【目的】本発明は、屋根材として今までにない施工性を有し、かつ防水機能、断熱機能、結露防止機能、等を形成した屋根材に係るものである。
【構成】化粧面4の水上側の先端には上方に突出した防水片13と、防水片13の先端には水下側に突出した止水片14と水上側に突出した嵌合片14aを形成し、化粧面4の水下側の先端には下方に垂下した段差化粧面6と、化粧面4の先端近傍を下方に突出した最奥片8と、最奥片8の先端を水下側に突出した差込片9を形成すると共に、止水片14が連結時に常時化粧面4水下端近傍裏面に接触した状態になるように形成した屋根材Aである。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、屋根材として今までにない施工性を有し、かつ防水機能、断熱機能、結露防止機能、等を形成した屋根材に係るものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、金属製板材をロール成形、プレス成形等して加工した屋根材は数多く上市され、その形状は、所謂引っ掛け構造であった。(例えば、特許文献1、2参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−038658号公報
【特許文献2】
特開2002−155602号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1、2は引っ掛け構造であるために、勾配が急な屋根に使用した際に、連結した上段の屋根材が自重で落ちてくるので、上段の屋根材の固定部を固定具(釘)で固定するまで、屋根材が落ちないように手で押さえている必要があり、施工が大変であった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明はこのような欠点を解決するために化粧面の水上側の先端には上方に突出した防水片と、防水片の先端には水下側に突出した止水片と水上側に突出した嵌合片を形成し、化粧面の水下側の先端には下方に垂下した段差化粧面と、化粧面の先端近傍を下方に突出した最奥片と、最奥片の先端を水下側に突出した差込片を形成すると共に、止水片が連結時に常時化粧面水下端近傍裏面に接触した状態になるように形成した屋根材を提供するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下に図面を用いて本発明に係る屋根材について詳細に説明する。図1は金属製屋根材Bと裏打材Cよりなる屋根材Aの代表的一例を示す説明図、図2は取付具Dを示す断面図、図3(a)、(b)は屋根材Aの施工状態を示す説明図である。図中、αは下地、βは釘等の固定具を示している。
【0007】
下地αは、新築の際は図3(a)、(b)に示すように垂木1、野地板2、防水シート3(一点鎖線で示す)から構成した木造下地を示したものである。すなわち、垂木1上に野地板2を敷設し、野地板2上に防水シート3を配設した一般的な構造の下地αである。また、下地αとしてH形鋼、I形鋼、ミゾ形鋼、軽量ミゾ形鋼、リップ溝形鋼、等辺山形鋼、不等辺山形鋼、角形鋼(角パイプ)、円形鋼(円形パイプ)、等を使用した鉄骨下地でも良いものである。勿論、既存の屋根をそのまま改修する屋根の際には、これら下地α上に新生瓦や瓦棒等の既存屋根(図示せず)が形成された既存屋根構造が下地αとなるものである。勿論、防水シート3を形成しない下地αでも良いものである。
【0008】
金属製屋根材Bは、例えば金属板(カラー鋼板、銅板、アルミニウム板、チタン板、ステンレス板、サンドイッチ鋼板、クラッド鋼板等)等をロール成形、プレス成形、押出成形、等によって形成したものである。勿論、屋根材Aの表面材として、金属製屋根材Bの代わりに窯業系素材、もしくは合成樹脂材(プラスチック)、等で形成してもよいものである。
【0009】
さらに説明すると、金属製屋根材Bは長尺板状であり、図1に示すように、略水平面状の化粧面4と、裏面5と、化粧面4の先端を下方に垂下した段差化粧面6と、段差化粧面6と化粧面4に沿って内側方に突出した上片7と、上片7の先端を下方に突出した最奥片8と、最奥片8の先端を水下側に突出した差込片9と、上片7と最奥片8と差込片9とから略コ字状の係合溝10を形成し、段差化粧面6と差込片9間に挿入間隙11を形成して雄型連結部12としたものである。
【0010】
また、図1に示すように、化粧面4の水上側端部には化粧面4の先端を上側に屈曲して形成した防水片13と、防水片13の先端を水下側に突出した止水片14と、止水片14により形成した止水溝15と、防水片13の先端を水上側に突出した嵌合片14aと、止水片14の先端をハゼ状に屈曲した防水突起16とから雌型連結部17を形成したものである。
【0011】
挿入間隙11は、図3(a)に示すように挿入して屋根材A同士を連結する際に、段差化粧面6が挿入の邪魔にならないようにし、止水片14が係合溝10内に挿入できるように形成したものである。
【0012】
段差化粧面6は、段差を形成し屋根に重厚感を付与すると共に、内部に空間(挿入間隙11)を形成し、直接、風雨が屋根材Aの連結部に当たらないように形成すると共に、屋根材A同士の連結の際に形成される連結部の隙間、所為、段差化粧面6の先端部分と、止水片14の先端部分が上下に存在するような形状にすることにより、防水性を向上するものである。
【0013】
止水片14は、防水片13の先端を水下側へ突出することにより、断面コ字状の止水溝15を形成し、防水性の向上のために形成したものである。
【0014】
止水片14と防水突起16は図3(b)に示すように、屋根材A同士を連結した際に上片7にそのスプリングバックにより接触した状態で形成されるために、常時防水性・機密性の良い状態が継続されるものである。
【0015】
裏打材Cは断熱材、吸音材、緩衝材、防火材、結露防止材(防水材)、等として機能するものであり、不織布、合成樹脂製シート、合成樹脂製発泡シート(架橋化発泡ポリエチレンシート、等)、ロックウール、テックス(軟質繊維板)、ゴムシート、等、あるいはこれらに遮音材、耐火材等を含浸、含有、混合、積層(一層、あるいは複数層)、サンドイッチ、等したものを使用することもできる。勿論、素材自体に防水性の無いものには、樹脂材をコーティング、あるいは撥水剤、防水コーティング剤、等で防水機能を片面あるいは両面に付加したものである。
【0016】
屋根材Aの固定には、図2に示すような固定片18、係止片19、係止溝20、支持片21、嵌合溝22よりなる取付具Dを使用し、図3(a)、(b)に示すように施工するものである。なお、取付具Dは短尺(20mm〜60mm位)のものを使用するものである。勿論、長尺状でも可能である。
【0017】
さらに詳説すると、屋根材Aは図4に示すように、下段となる屋根材Aに上段の点線で示す屋根材Aを施工した際に、風雨が矢印のように吹き込んだ際に、止水片14が点線矢印アの方向に回転するように力が加わるが、反対に嵌合片14aが点線矢印イ方向に回転するように力が加わるために差込片9が下地α側に押さえ込まれ、上段の屋根材A剥がされることがないものである。
【0018】
以上説明したのは本発明に係る屋根材の一実施例にすぎず、図5に示すように形成することもできる。
【0019】
図5は防水片13を高く形成した屋根材Aを示すものである。
【0020】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る屋根材によれば、▲1▼屋根材を落とし込み構造としても、止水溝の形成により防水性を維持できる。▲2▼勾配が急な屋根に使用しても、連結した上段の屋根材が自重で落ちてくることがないために、屋根材が落ちないように手で押さえている必要が無く、施工が楽である。▲3▼段差化粧面の形成により段差を形成し、屋根に重厚感を付与すると共に、内部に空間を形成し、直接、風雨が屋根材の連結部に当たらない。▲4▼止水片の形成により、屋根材同士の連結部内で相対する力が相殺されるために、屋根材が破壊されたり、固定具が下地より抜け落ちない限り、屋根材が風により剥がされることはない。等の特徴、効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る屋根材の代表的一例を示す説明図である。
【図2】本発明に係る屋根材を固定するための取付具の代表的一例を示す説明図である。
【図3】本発明に係る屋根材の施工状態を示す説明図である。
【図4】本発明に係る屋根材の施工状態を拡大して示す説明図である。
【図5】本発明に係る屋根材のその他の実施例を示す説明図である。
【符号の説明】
α 下地
β 固定具
A 屋根材
B 金属製屋根材
C 裏打材
D 取付具
1 垂木
2 野地板
3 防水シート
4 化粧面
5 裏面
6 段差化粧面
7 上片
8 最奥片
9 差込片
10 係合溝
11 挿入間隙
12 雄型連結部
13 防水片
14 止水片
14a 嵌合片
15 止水溝
16 防水突起
17 雌型連結部
18 固定片
19 係止片
20 係止溝
21 支持片
22 嵌合溝

Claims (1)

  1. 化粧面の水上側の先端には上方に突出した防水片と、該防水片の先端には水下側に突出した止水片と水上側に突出した嵌合片を形成し、化粧面の水下側の先端には下方に垂下した段差化粧面と、化粧面の先端近傍を下方に突出した最奥片と、該最奥片の先端を水下側に突出した差込片を形成すると共に、止水片が連結時に常時化粧面水下端近傍裏面に接触した状態になるように形成したことを特徴とする屋根材。
JP2003187120A 2003-06-30 2003-06-30 屋根材 Pending JP2005023535A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003187120A JP2005023535A (ja) 2003-06-30 2003-06-30 屋根材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003187120A JP2005023535A (ja) 2003-06-30 2003-06-30 屋根材

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005023535A true JP2005023535A (ja) 2005-01-27

Family

ID=34186067

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003187120A Pending JP2005023535A (ja) 2003-06-30 2003-06-30 屋根材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005023535A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006219818A (ja) * 2005-02-08 2006-08-24 Ig Tech Res Inc 外装材
JP2006219849A (ja) * 2005-02-09 2006-08-24 Ig Tech Res Inc 外装材
JP2006219892A (ja) * 2005-02-10 2006-08-24 Ig Tech Res Inc 外装材
JP2006225866A (ja) * 2005-02-15 2006-08-31 Ig Tech Res Inc 外装材
JP2006257792A (ja) * 2005-03-18 2006-09-28 Ig Tech Res Inc 外壁材
JP2006257647A (ja) * 2005-03-15 2006-09-28 Ig Tech Res Inc 外壁材

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006219818A (ja) * 2005-02-08 2006-08-24 Ig Tech Res Inc 外装材
JP2006219849A (ja) * 2005-02-09 2006-08-24 Ig Tech Res Inc 外装材
JP2006219892A (ja) * 2005-02-10 2006-08-24 Ig Tech Res Inc 外装材
JP4625344B2 (ja) * 2005-02-10 2011-02-02 アイジー工業株式会社 外装材
JP2006225866A (ja) * 2005-02-15 2006-08-31 Ig Tech Res Inc 外装材
JP2006257647A (ja) * 2005-03-15 2006-09-28 Ig Tech Res Inc 外壁材
JP4588497B2 (ja) * 2005-03-15 2010-12-01 アイジー工業株式会社 外壁材
JP2006257792A (ja) * 2005-03-18 2006-09-28 Ig Tech Res Inc 外壁材

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4351868B2 (ja) 建築用パネル
JP2005023535A (ja) 屋根材
JP4374208B2 (ja) 屋根材
JP4180435B2 (ja) 屋根材
JP2005030140A (ja) 屋根材
JP2004316316A (ja) 屋根材
JP4090365B2 (ja) 屋根材
JP2004270362A (ja) 屋根材
JP4180436B2 (ja) 屋根材
JP4625344B2 (ja) 外装材
JP2006225866A (ja) 外装材
JP4090363B2 (ja) 屋根材
JP4746885B2 (ja) 外装材
JP4090364B2 (ja) 屋根材
JP4090366B2 (ja) 屋根材
JP2005068952A (ja) 屋根材
JP2006225963A (ja) 外装材
JP2005256337A (ja) 屋根材
JP2005068746A (ja) 屋根材
JP2005042479A (ja) 屋根材
JP2006169752A (ja) 外装材
JP2005048521A (ja) 屋根材
JP2004285794A (ja) 屋根材
JP2004324382A (ja) 屋根材
JP2006152694A (ja) 外装材