JP2005023463A - 芯鞘複合型導電性繊維 - Google Patents
芯鞘複合型導電性繊維 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005023463A JP2005023463A JP2003189214A JP2003189214A JP2005023463A JP 2005023463 A JP2005023463 A JP 2005023463A JP 2003189214 A JP2003189214 A JP 2003189214A JP 2003189214 A JP2003189214 A JP 2003189214A JP 2005023463 A JP2005023463 A JP 2005023463A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheath
- core
- brush
- titanium oxide
- nylon
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Combination Of More Than One Step In Electrophotography (AREA)
- Cleaning In Electrography (AREA)
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
- Multicomponent Fibers (AREA)
- Conductive Materials (AREA)
Abstract
【解決手段】鞘成分が粒径0.15〜0.55μmのルチル型酸化チタンを1〜30wt%及び導電性カーボンブラックを10〜45wt%含有したポリアミドで、芯成分がポリアミドからなり、電気抵抗値が104〜1016Ω/cmであることを特徴とする芯鞘複合型導電性繊維る。
【選択図】なし
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像形成装置のブラシ毛材に使用する芯鞘複合型導電性繊維に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
複写機や、プリンターの画像形成は、感光体等に形成された静電潜像を現像剤を用いて現像し、感光体上のトナー画像を紙、シート等の転写体に転写した後、熱、圧力、溶剤等を利用して定着し、永久画像を得るものであり、その際に感光体上に残留したトナーはクリーニング装置により感光体上から除去される。
【0003】
これら各工程の中で、従来クリーニング工程で感光体上に多量に残留したトナー、用紙の繊維、充填剤等を完全に取り除き感光体上をきれいにした上に帯電工程にて感光体を均一帯電させている。
【0004】
この方法であると、クリーニング工程、帯電工程と、複数の工程を必要とし近年課題となっている画像形成装置の小型化、対応が困難である。
小型化対応として特許文献1には、クリーニング手段を無くしたプロセスカートリッジを実現する画像形成装置が提案されている。
本画像形成装置は、クリーニングブレードを使用しない装置であるが、クリーニングブレードのかわりに回収ローラを使用しており、複数の工程を必要としている。
【0005】
【特許文献1】
特開平9−190147号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、クリーニングブラシ、クリーニングブレード等のクリーニング装置を使用せず帯電ブラシのみでクリーニング不良による画質低下を解消する、低コスト、省スペースの小型画像形成装置に適した、ブラシを可能にする導電糸を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本目的を達成する為に、本発明者らは、画像形成装置内蔵ブラシの毛材について鋭意研究を重ねた結果、本発明を完成するに至った。すなわち本発明は鞘成分が粒径0.15〜0.55μmのルチル型酸化チタンを1〜30wt%及び導電性カーボンブラックを10〜45wt%含有したポリアミドで、芯成分がポリアミドからなり、電気抵抗値が104〜1016Ω/cmであることを特徴とする芯鞘複合型導電性繊維である。
【0008】
【発明の実施の形態】
鞘成分のルチル型酸化チタン及び導電性カーボンブラックを含有するポリアミドは公知の繊維形成能を有するポリアミドであり、例えばナイロン6、ナイロン66、ナイロン11、ナイロン12、およびこれらを主成分とする共重合ポリアミドがよく知られている。
【0009】
鞘成分を形成する繊維形成能を有する樹脂がポリアミド以外、たとえば、ポリエステル、レーヨンであると、繊維が硬く感光体を傷つけ、画質の低下につながる。
鞘成分に含有するルチル型酸化チタンは、その粒径が0.15〜0.55μm好ましくは0.2〜0.5μmの範囲のルチル型酸化チタンである。
【0010】
酸化チタンがルチル型酸化チタンでなく、アナターゼ型酸化チタンであると、その結晶形態、硬度の違いにより感光体上に残留したトナー、活性剤等の残留物が充分に除去されない。
【0011】
ルチル型酸化チタンの粒径が0.15μm未満であると、感光体上に残留したトナー、活性剤等の残留物が充分に除去されない。またルチル型酸化チタンの粒径が0.55μmを超えると、感光体上に残留したトナー、活性剤等の残留物は除去されるが、感光体に傷をつける。
【0012】
鞘成分に含有するルチル型酸化チタンの含有量は1〜30wt%、好ましくは1.5〜20wt%更に好ましくは2〜15wt%である。
ルチル型酸化チタンの含有量が1wt%未満であると、感光体上に残留したトナー、活性剤等の残留物が充分に除去されず、クリーニング不良となる。ルチル型酸化チタンの含有量が30wt%を超えると感光体上に残留したトナー、活性剤等の残留物は除去されるが、、感光体を傷つけて画質の低下につながる。
【0013】
鞘成分に含有する導電性カーボンブラックの含有量は、10〜45wt%、好ましくは20〜40wt%である。導電性カーボンブラックの含有量が45wt%を超えると、紡糸性が悪く、糸にならない。10wt%未満であると、電気抵抗が高く、帯電ブラシの要求性能を満足しない。
【0014】
ルチル型酸化チタン及び導電性カーボンブラックと鞘成分ポリアミドとの混合は、公知の方法、例えば2軸混練押し出し機などで加熱下に混練することにより得ることができる。
【0015】
芯成分のポリアミドは公知の繊維形成能を有するポリアミドであり、例えばナイロン6、ナイロン66、ナイロン11、ナイロン12、およびこれらを主成分とする共重合ポリアミドがよく知られている。
本発明の芯成分に用いるポリマーがポリアミド以外、例えば、ポリエステル、レーヨンであると、繊維が硬く感光体を傷つけ、画質の低下につながる。
【0016】
本発明の芯鞘複合型導電繊維は電気抵抗値が104〜1015Ω/cm、好ましくは104〜1012Ω/cmであることを特徴とする。
電気抵抗値が104Ω/cm未満であると、異常放電を起こし、感光体にピンホールを起こす。抵抗値が1015Ω/cmを超えると導電性能が発現せずブラシとして使用出来ない。
【0017】
本発明の芯鞘複合型導電性繊維の芯鞘複合比率は、繊維製造時に芯鞘形状が確立し、ブラシにしたときの電気の導通がある比率であれば特に特定はしないが、好ましくは芯成分:鞘成分の面積比率で20:1〜1:20である。
【0018】
本発明の導電性複合繊維は該ルチル型酸化チタン及び導電性カーボンブラックを含有したポリアミドと、ルチル型酸化チタン及び導電性カーボンブラックを含有しないポリアミドを公知の複合溶融紡糸方法で紡糸することにより得られる。例えば加熱下の押し出し機で別に溶融して、該ルチル型酸化チタン及び導電性カーボンブラックを含有したポリアミドを鞘、ポリアミドを芯となるように複合紡糸口金より吐出して冷却風により冷却する。冷却した糸に油剤を付与し、公知の巻き取り機にて巻き取り芯鞘丸断面の未延伸糸を得る。さらに巻き取った糸を加熱型延伸機により、熱を掛けながら延伸することにより本発明の芯鞘型複合導電性繊維を得ることが出来る。
【0019】
ブラシの製造方法は公知の方法でよい。例えば、該導電糸を使用してパイル織の生地を得、該生地を支柱に螺旋状に巻きつけてブラシ形状とする。その後立毛処理、シャーリング処理を行い、画像形成装置用ブラシとする。
【0020】
本画像形成装置用ブラシはクリーニング機能と帯電ブラシ機能を兼ね備えており、感光体を帯電すると同時に、感光体に残留しているトナー及び活性剤を除去する。ブラシ上に残留物があると、帯電ブラシ機能が低下し、画質低下につながるが、ブラシに残留物除去ローラーを接触させ、残留物を取り除いたり、吸引することにより取り除くことにより、ブラシ上の残留物は除去され画質低下は起こらない。このブラシからのトナー、活性剤等の残留物の除去方法は、前記の2方法に限定されない。トナー、活性剤等がブラシから除去されれば、その方法を問わない。
【0021】
【実施例】
以下、実施例によって本発明を詳細に説明する。なお、実施例における抵抗測定は、導電性繊維全フィラメントを10cm採取してその両端1cmに導電ペーストを塗布しアルミ箔を電極として測定した。抵抗測定機は、ヒューレットパッカード製ハイレジスタンスメーター4329Aを使用した。
【0022】
コピー画像の画質状況は、ブラシを作製して画像形成装置に組み込み、1万枚コピーした後目視で評価した。残留物が除去は、除去されれば○除去されなければ×とする。感光体傷は、傷つかなければ○、傷がつけば×とする。ピンホールは発生しなければ○、発生する場合×とした。
【0023】
実施例1
粒径0.2〜0.25μmであるルチル型酸化チタンを4wt%及び導電性カーボンブラックを30wt%含有したナイロン12を鞘成分、ナイロン12を芯成分とし、芯鞘の面積比率を5:1の比率になるように複合して、270℃、孔径0.25mmのオリフィスから紡出し、オイリングしながら700m/minの速度で巻き取り、芯鞘型丸断面の24フィラメントの未延伸糸を得た。
更に100℃の延伸ローラー上で延伸し、150℃の熱プレート上で熱処理して巻取り、158dtex/24フィラメントの延伸糸を得た。この延伸糸の抵抗値を測定すると、1×108Ω/cmであった。
【0024】
本延伸糸を使用してブラシを製作し、画像形成装置に組み込んで評価した。評価結果を表1の実施例1に示す。
【0025】
実施例2
粒径0.2〜0.25μmであるルチル型酸化チタンを2wt%及び導電性カーボンブラックを30wt%含有した含有したナイロン12を鞘成分、ナイロン12を芯成分とし、芯鞘の面積比率を5:1の比率になるように複合して、270℃、孔径0.25mmのオリフィスから紡出し、オイリングしながら700m/minの速度で巻き取り、芯鞘型丸断面の24フィラメントの未延伸糸を得た。更に100℃の延伸ローラー上で延伸し、150℃の熱プレート上で熱処理して巻取り、158dtex/24フィラメントの延伸糸を得た。この延伸糸の抵抗値を測定すると、6×108Ω/cmであった。
【0026】
本延伸糸を使用してブラシを作製し、画像形成装置に組み込んで評価した。評価結果を表1の実施例2に示す。
【0027】
実施例3
粒径0.2〜0.25μmであるルチル型酸化チタンを4wt%及び導電性カーボンブラックを35wt%含有したナイロン6を鞘成分、ナイロン6を芯成分とし、芯鞘の面積比率を5:1の比率になるように複合して、270℃、孔径0.25mmのオリフィスから紡出し、オイリングしながら700m/minの速度で巻き取り、芯鞘型丸断面の24フィラメントの未延伸糸を得た。更に100℃の延伸ローラー上で延伸し、150℃の熱プレート上で熱処理して巻取り、158dtex/24フィラメントの延伸糸を得た。この延伸糸の抵抗値を測定すると、9×107Ω/cmであった。
【0028】
本延伸糸を使用してブラシを作製し、画像形成装置に組み込んで評価した。評価結果を表1の実施例3に示す。
【0029】
比較例1
粒径0.15〜0.16μmであるアナターゼ型酸化チタンを4wt%及び導電性カーボンブラックを35wt%含有したナイロン12を鞘成分、ナイロン12を芯成分とし、芯鞘の面積比率を5:1の比率になるように複合して、270℃、孔径0.25mmのオリフィスから紡出し、オイリングしながら700m/minの速度で巻き取り、芯鞘型丸断面の24フィラメントの未延伸糸を得た。更に100℃の延伸ローラー上で延伸し、150℃の熱プレート上で熱処理して巻取り、158dtex/24フィラメントの延伸糸を得た。この延伸糸の抵抗値を測定すると、5×107Ω/cmであった。
【0030】
本延伸糸を使用してブラシを作製し、画像形成装置に組み込んで評価した。評価結果を表1の比較例1に示す。
【0031】
比較例2
粒径0.2〜0.25μmであるルチル型酸化チタンを2wt%及び導電性カーボンブラックを25wt%含有したPETを鞘成分、PETを芯成分とし、芯鞘の面積比率を5:1の比率になるように複合して、290℃、孔径0.25mmのオリフィスから紡出し、オイリングしながら1000m/minの速度で巻き取り、芯鞘型丸断面の24フィラメントの未延伸糸を得た。更に100℃の延伸ローラー上で延伸し、150℃の熱プレート上で熱処理して巻取り、158dtex/24フィラメントの延伸糸を得た。この延伸糸の抵抗値を測定すると、7×109Ω/cmであった。
【0032】
本延伸糸を使用してブラシを作製し、画像形成装置に組み込んで評価した。評価結果を表1の比較例2に示す。
【0033】
比較例3
粒径0.6〜0.7μmであるルチル型酸化チタンを4wt%導電性カーボンブラックを30wt%含有したナイロン12を鞘成分、ナイロン12を芯成分とし、芯鞘の面積比率を5:1の比率になるように複合して、270℃、孔径0.25mmのオリフィスから紡出し、オイリングしながら700m/minの速度で巻き取り、芯鞘型丸断面の24フィラメントの未延伸糸を得た。更に100℃の延伸ローラー上で延伸し、150℃の熱プレート上で熱処理して巻取り、158dtex/24フィラメントの延伸糸を得た。この延伸糸の抵抗値を測定すると、8×108Ω/cmであった。
【0034】
本延伸糸を使用してブラシを製作し、画像形成装置に組み込んで評価した。評価結果を表1の比較例3に示す。
【0035】
比較例4
粒径0.1〜0.14μmであるルチル型酸化チタンを4wt%及び導電性カーボンブラックを35wt%含有したナイロン12を鞘成分、ナイロン12を芯成分とし、芯鞘の面積比率を5:1の比率になるように複合して、270℃、孔径0.25mmのオリフィスから紡出し、オイリングしながら700m/minの速度で巻き取り、芯鞘型丸断面の24フィラメントの未延伸糸を得た
。更に100℃の延伸ローラー上で延伸し、150℃の熱プレート上で熱処理して巻取り、158dtex/24フィラメントの延伸糸を得た。この延伸糸の抵抗値を測定すると、1×108Ω/cmであった。
【0036】
本延伸糸を使用してブラシを製作し、画像形成装置に組み込んで評価した。評価結果を表1の比較例4に示す。
【0037】
比較例5
粒径0.2〜0.25μmであるルチル型酸化チタンを0.5wt%及び導電性カーボンブラックを35wt%含有したナイロン12を鞘成分、ナイロン12を芯成分とし、芯鞘の面積比率を5:1の比率になるように複合して、270℃、孔径0.25mmのオリフィスから紡出し、オイリングしながら700m/minの速度で巻き取り、芯鞘型丸断面の24フィラメントの未延伸糸を得た。更に100℃の延伸ローラー上で延伸し、150℃の熱プレート上で熱処理して巻取り、158dtex/24フィラメントの延伸糸を得た。この延伸糸の抵抗値を測定すると、5×108Ω/cmであった。
【0038】
本延伸糸を使用してブラシを製作し、画像形成装置に組み込んで評価した。評価結果を表1の比較例5に示す。
【0039】
比較例6
粒径0.2〜0.25μmであるルチル型酸化チタンを35wt%及び導電性カーボンブラックを25wt%含有したナイロン12を鞘成分、ナイロン12を芯成分とし、芯鞘の面積比率を5:1の比率になるように複合して、270℃、孔径0.25mmのオリフィスから紡出し、オイリングしながら700m/minの速度で巻き取り、芯鞘型丸断面の24フィラメントの未延伸糸を得た。更に100℃の延伸ローラー上で延伸し、150℃の熱プレート上で熱処理して巻取り、158dtex/24フィラメントの延伸糸を得た。この延伸糸の抵抗値を測定すると、8×109Ω/cmであった。
【0040】
本延伸糸を使用してブラシを製作し、画像形成装置に組み込んで評価した。評価結果を表1の比較例6に示す。
【0041】
比較例7
粒径0.2〜0.25μmであるルチル型酸化チタンを2wt%導電性カーボンブラックを50wt%含有したナイロン12を鞘成分、ナイロン12を芯成分とし、、孔径0.25mmのオリフィスから紡出したが、芯鞘形成出来ず、芯鞘型丸断面の24フィラメントの未延伸糸を得ることが出来ず、ブラシとしての評価までいたらなかった。
【0042】
比較例8
粒径0.2〜0.25μmであるルチル型酸化チタンを4wt%及び導電性カーボンブラックを5wt%含有したナイロン12を鞘成分、ナイロン12を芯成分とし、芯鞘の面積比率を5:1の比率になるように複合して、270℃、孔径0.25mmのオリフィスから紡出し、オイリングしながら700m/minの速度で巻き取り、芯鞘型丸断面の24フィラメントの未延伸糸を得た。更に80℃の延伸ローラー上で延伸し、150℃の熱プレート上で熱処理して巻取り、158dtex/24フィラメントの延伸糸を得た。この延伸糸の抵抗値を測定すると、8×1017Ω/cmであった。
【0043】
本延伸糸を使用してブラシを製作し、画像形成装置に組み込んで評価した結果を表1の比較例8に示す。
【0044】
比較例9
粒径0.2〜0.25μmであるルチル型酸化チタンを2wt%及び導電性カーボンブラックを35wt%含有したナイロン12を鞘成分、ナイロン12を芯成分とし、芯鞘の面積比率を5:1の比率になるように複合して、270℃、孔径0.25mmのオリフィスから紡出し、オイリングしながら700m/minの速度で巻き取り、芯鞘型丸断面の24フィラメントの未延伸糸を得た。更に100℃の延伸ローラー上で延伸し、150℃の熱プレート上で熱処理して巻取り、158dtex/24フィラメントの延伸糸を得た。この延伸糸の抵抗値を測定すると、8×103Ω/cmであった。
【0045】
本延伸糸を使用してブラシを製作し、画像形成装置に組み込んで評価した結果を表1の比較例9に示す。
【0046】
【表1】
【0047】
【発明の効果】
本発明の導電性複合繊維は、クリーニング機能も兼ね備えた帯電ブラシのみでクリーニング不良による画質低下を解消する、低コスト、省スペースの小型画像形成装置に適したブラシを可能にする。
Claims (2)
- 鞘成分が粒径0.15〜0.55μmのルチル型酸化チタンを1〜30wt%及び導電性カーボンブラックを10〜45wt%含有したポリアミドで、芯成分がポリアミドからなり、電気抵抗値が104〜1015Ω/cmであることを特徴とする芯鞘複合型導電性繊維。
- 芯鞘の複合比率が、芯成分と鞘成分の面積比率で20:1〜1:20であることを特徴とする請求項1記載の芯鞘複合型導電性繊維。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003189214A JP4128494B2 (ja) | 2003-07-01 | 2003-07-01 | 芯鞘複合型導電性繊維 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003189214A JP4128494B2 (ja) | 2003-07-01 | 2003-07-01 | 芯鞘複合型導電性繊維 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005023463A true JP2005023463A (ja) | 2005-01-27 |
JP4128494B2 JP4128494B2 (ja) | 2008-07-30 |
Family
ID=34187485
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003189214A Expired - Fee Related JP4128494B2 (ja) | 2003-07-01 | 2003-07-01 | 芯鞘複合型導電性繊維 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4128494B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009244471A (ja) * | 2008-03-31 | 2009-10-22 | Toray Ind Inc | 導電性フロック |
US8153342B2 (en) | 2006-09-19 | 2012-04-10 | Ricoh Company, Ltd. | Developer, and image forming apparatus and image forming method using the developer |
JP2012139488A (ja) * | 2010-12-14 | 2012-07-26 | Toei Sangyo Kk | ブラシ、ブラシの製造方法、クリーニングシステム、化学物質処理システムおよび電子写真装置 |
-
2003
- 2003-07-01 JP JP2003189214A patent/JP4128494B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8153342B2 (en) | 2006-09-19 | 2012-04-10 | Ricoh Company, Ltd. | Developer, and image forming apparatus and image forming method using the developer |
JP2009244471A (ja) * | 2008-03-31 | 2009-10-22 | Toray Ind Inc | 導電性フロック |
JP2012139488A (ja) * | 2010-12-14 | 2012-07-26 | Toei Sangyo Kk | ブラシ、ブラシの製造方法、クリーニングシステム、化学物質処理システムおよび電子写真装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4128494B2 (ja) | 2008-07-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP2031454B1 (en) | Process for production of cleaning web, cleaning web, image forming apparatus and fixing apparatus | |
GB2037232A (en) | Cleaning device for use in a copying machine | |
JP4452859B2 (ja) | 導電性多葉断面繊維及び同繊維を用いた電子写真装置用ブラシ | |
JP5609638B2 (ja) | 導電性フロックおよび導電ブラシ | |
JP4128494B2 (ja) | 芯鞘複合型導電性繊維 | |
JP4128475B2 (ja) | 芯鞘複合型導電性繊維 | |
JP4636983B2 (ja) | 導電性複合繊維及びそれからなるクリーニングブラシ | |
JP2013122582A (ja) | 帯電部材、電子写真画像形成装置および電子写真画像形成方法 | |
JP2002146629A6 (ja) | ポリエステル又はポリアミド系導電糸及びブラシ | |
JP2009155066A (ja) | レボルビング式糸条巻取方法および装置 | |
JP2006336141A (ja) | 導電捲縮糸及びその製造方法 | |
JP4651492B2 (ja) | 導電性複合繊維 | |
JP4436725B2 (ja) | 導電マルチフィラメント糸 | |
JP2003020523A (ja) | 芯鞘複合型導電糸 | |
JP4633300B2 (ja) | 導電糸 | |
JP5254532B2 (ja) | 導電性ポリエステル繊維 | |
JP2002363826A (ja) | 導電糸 | |
JP2003105634A (ja) | 導電糸 | |
JP2021055214A (ja) | 芯鞘型複合繊維 | |
JPH03137212A (ja) | クリーニングブラシ用原繊 | |
JP3279965B2 (ja) | 導電性複合繊維及びそれからなる接触帯電ブラシ | |
JP4447807B2 (ja) | 導電マルチフィラメント糸及びその製造方法 | |
JP5110890B2 (ja) | ポリアミド系導電糸及び電子写真装置用ブラシ | |
JP4214939B2 (ja) | 導電性ブラシ用起毛布の製造方法およびこの起毛布を有してなる導電性ブラシ | |
JP2007247095A (ja) | 導電性ポリエステル繊維 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20051202 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20051220 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20051202 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080214 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080219 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080421 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080509 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080514 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110523 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120523 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120523 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130523 Year of fee payment: 5 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |