JP2005021652A - バカラゲーム装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 バカラの変形版のプレーをすることができるバカラゲーム装置を提供する。
【解決手段】 コンピュータプロセッサ130と、ディスプレー120と、少なくとも1つのユーザが操作できる選択器140を含む入力装置とを備えるバカラゲーム装置100において、コンピュータプロセッサ130を、バカラのルールに則ってプレーヤーの手とバンカーの手をつくり出すようにし、これらの手のうち一方をユーザの選択に基づいてユーザの手に指定する。コンピュータプロセッサ130は、プレーヤーの手とバンカーの手に最初から表にされたカードを含ませ、ユーザが、どちらの手を自分の手とするか選択しやすいようにする。
【選択図】 図8

Description

本出願は、2002年1月15日に出願され、現在係属中の米国特許出願第10/047,909号の一部継続出願に基づくものである。この米国特許出願第10/047,909号は、2001年2月27日に出願され、現在係属中の米国特許出願第09/794,307号の一部継続出願である。この米国特許出願第09/794,307号は、2001年1月16日に出願され、2003年6月24日に米国特許第6,582,302号になった米国特許出願第09/760,697号の一部継続出願である。この米国特許出願第09/760,697号は、2000年4月10日に出願され、2003年7月1日に米国特許第6,585,586号になった米国特許出願第09/546,365号の一部継続出願である。さらに、この米国特許出願第09/546,365号は、1999年11月3日に出願され、2001年9月25日に米国特許第6,293,864号になった米国特許出願第09/433,307号の一部継続出願である。上記出願は、すべて本出願において、参考となるものである。
本発明は、カードゲームであるバカラの変形版、およびゲームの結果に対してより多くのユーザが関与でき、従来のバカラでは、最高の手である勝ちの9、または2回ないしそれ以上手の合計が9になったときに、カジノサイドにもメリットを保ちながら、参加者またはユーザに、ゲームの魅力を高めるよう、参加者またはユーザにボーナスを支払うようになっているゲーム装置に関する。
「バカラ」の語は、ゼロを意味するイタリア語の“baccarat”から来ている。伝統的なバカラでは、絵札と10のカードを0とする。ヨーロッパでは、バカラおよびこれと類似のゲームまたは伝統的なバカラの変形版は、「シュマン・ド・フェール(chemin de fer:鉄道)」と呼ばれており、最も人気のあるカジノゲームである。
バカラが米国ネバダ州のカジノに導入されて以来、このゲームは特別な魅力をもつものとされ、多くのカジノにおいて、バカラは、指定の場所、もしくは少なくとも一部が隔離された場所で行われている。その訳は、品がよくて大金を賭けるプレーヤー、すなわち「ハイ・ローラー(high roller)」を引きつけるためである。
しかし、人気の「スパイ映画」に数多く登場することによって、バカラに対する好奇心やその神秘性が大いにそそられてはいるものの、バカラは、本来非常に単純なゲームである。必ずしも常にではないが、通常、プレーヤーには、決定権または選択権はない。一般的にいって、いくら賭けるかの問題を除いて、プレーヤーにもディーラーにも、特別な才能は要求されない。
ほとんどのカジノでは、プレーヤーは、テーブルの開いた座席に掛ける。座席の位置は、いかなる場合においても、プレーには影響しない。伝統的なカジノで行われるバカラでは、プレーヤーの数は、1人ないし15人である。当然のことながら、カジノで行われるすべてのゲームには「ハウス・ルール」があり、同時に参加できるプレーヤーの数は、カジノによって決められ、伝統的な15人より少ない場合も、多い場合もある。
プレーの最中は、各プレーヤーは、典型的には、合計で6〜8個のカードの組(デッキ)を含み、表を下にするカードの扱いを容易にする構造の「シュー(shoe)」を操作する番を順に与えられる。プレーヤーがシューの番にあるとき、そのプレーヤーはバンカーに指名される。しかし、どのプレーヤーでも、シューを辞退し、典型的には、プレーヤーの列に沿って自分の右隣にいるプレーヤーにパスすることができる。
シューの番を受けるのは、カードを扱う上で有利になったり不利になったりすることはないが、品のよいプレーヤーは、カードの配布を積極的に楽しむという意味で、一般には、ゲームの雰囲気に貢献する儀礼とみなされている。
カジノの代表者であるディーラーは、通常は、カードをシューから引き出さず、バンカーまたはプレーヤーからカードを受け取る。ディーラーは、テーブルのプレーヤー用およびバンカー用と指定された適当なボックスまたはセクションにカードを置く。複数のプレーヤーの一人一人は、自分の手の届くプレーヤーエリアの指定された場所にチップを置く。
バンカーに指名されたプレーヤーを除き、各プレーヤーは、プレーヤーサイド、バンカーサイドまたはその両方のいずれかに賭けることができる。バンカーは、必ずバンカーサイドに賭けなければならず、賭けに勝った場合は、賭け金と同額のチップが支払いわれる。カジノで行われるゲームのほとんどでは、賭け金の単位は、最低20ドルから最高で2000ドルである。
ディーラーによって勝者が告げられると、テーブルに2人以上のディーラーがいる場合は、他のディーラーが敗者から賭け金を集め、勝者に賭け金を支払う。バンカーサイドが勝った場合は、バンカーサイドに賭けたプレーヤーは、コミッション、典型的には賭け金の約5%を支払いわなければならない。したがって、プレーヤーが100ドルをバンカーサイドに賭けて勝った場合、5ドルはカジノのものになる。
ゲームが終わるたびに「手数料」を集めるのではなく、各プレーヤーの記録が、1ドル又はそれ以上ごとに、テーブルの指定の場所に保持される。プレーヤーは、1つのシューが終わったら、カジノのものになる金額の累計を支払う。
シューの中のカードが尽きる度に、新たなカードを徹底的にシャッフルしてシューに詰め替える。さらに、いくつかの変形版においては、勝ちとなるような手になったときに、賭け金を即座に積み増したり撤収したりできるバンカーの権限に制限が加えられることがある。特に、一旦最初の賭け金が賭けられると、ハウス・ルールによっては、最初の手が勝ちとなるようなものである場合、2回目の手は、それ以上の賭け金で行わなければならないことがある。それ以降は、バンカーは賭け金のすべてまたは一部を撤収することができる。賭け金の積み増しは、一般にいつでも可能である。
バカラの各ゲームにおいて、プレーヤーが誰もシューを引き受けないときは、バンカーまたはプレーヤーとなる参加者またはカジノによってカードの配布が行われる。カード配布の前に、バンカーサイドまたはプレーヤーサイドへの賭け金が、テーブルの指定領域に置かれる。さらに、カジノによっては、引分けに賭けることも許される。もし引分けの場合は、賭け金はすべて返還される。
一旦賭け金が置かれたら、ほとんどのカジノにおいては、プレーヤーは、ゲームの運営に対する決定権はない。より詳しくいうと、バンカーとプレーヤーは、固定されたルールに従って、それぞれ2枚または3枚の最終の手になるまでゲームを続行する。
手の数は、各カードの数を加えたものになる。10のカードと絵札は、0としてカウントされ、他のカードは、その数通りとなる。手の合計の下1桁の数だけが手の数となる。したがって、バカラの手は、0から9までとなる。例えば、手に6と7のカードがあるときは、上述のように、どのような手であっても、下1桁の数だけが手の合計としてカウントされるため、通常は合計13のうち3だけがカウントされる。
バカラの伝統的なゲーム形式によれば、最初プレーヤーとバンカーに2枚のカードが、通常は交互に配られる。最初の手が8または9になったときは、「ナチュラル」と呼ばれる。もしどちらかの手がナチュラルであるときは、手の持ち主は、その手を見せてゲームは終了する。手がナチュラルでないときは、ゲームは、最初にプレーヤー、ついでバンカーの順で、各カジノのルールに従って継続される。
プレーヤーの手に関するルールは次の通りである。プレーヤーの最初の2枚の合計が6以上であるときは、プレーヤーは、3枚目のカードを引くことなく、スタンドしなければならない。プレーヤーの最初の2枚の合計が5以下であるときは、プレーヤーはさらにもう1枚だけカードを引かなければならない。
バンカーの手に関するルールは次の通りである。バンカーの最初の2枚の合計が7以上であるときは、バンカーは、3枚目のカードを引くことなく、スタンドしなければならない。バンカーの最初の2枚の合計が0,1または2であるときは、バンカーは、もう1枚カードを引かなければならない。バンカーの最初の2枚の合計が3,4,5または6であるときは、バンカーがもう1枚カードを引くか否かは、プレーヤーがさらに1枚カードを引くか否かによって決まる。プレーヤーがカードを引く場合は、その引いた3枚目のカードの数によって、スタンドするか、もう一枚引くかが決まる。
カジノで行う伝統的なバカラにおいては、カードの合計が9に近くなるように、2枚または3枚のカードを引く。ここでは、プレーヤーとバンカーの2つの手しかないことを記憶にとどめていただきたい。
上述のように、バカラはその魅力を高めるため、通常神秘的な雰囲気の下で行われる。多くのカジノは、小さくて人がぎっしりと集まるようなテーブルを用意し、この小さな、または「ミニ」テーブルをブラックジャックのテーブルの間に置く。
いわゆる「ミニバカラ」は、同じようなゲームであるが、シューのパスなどの儀礼がない。しかし、ミニバカラのテーブルの配置は、伝統的なバカラのテーブルに従うものの、プレーヤーの座席は少ない。さらに、賭け金の単位も、通常は、最低2〜5ドルから最高でも500ドルである。ミニバカラは、ゲームの進行は早いが、上述のように、伝統的なバカラと同様のルールが適用される。
バカラは、伝統的な形式によるものであれ、ミニバカラ形式によるものであれ、ゲームの進行は早いが、プレー用のカードなど、少なくとも装置については、いくつかの変形版がある。このような変形版は、プレーヤーにゲームの魅力を高めようとする目的で考案されてきた。
バカラは、その単純性ゆえに、プレー方法については、ブラックジャックまたはトウェンティ・ワンのような、他のカジノで行うカードゲームでは取り入れられている「非伝統的な」変形版がなかった。より詳しくいうと、カジノで行われる他の多様なカードゲームに見られる「ゲームの進行に合わせた支払い」は、伝統的なバカラでは行われてこなかった。
したがって、バカラは、特に米国およびヨーロッパの両方のカジノで行われているように、プレーヤーの人気を博してはいるが、プレー方法について変形も求められている。加えて、伝統的な形式あるいはその変形版のいずれであっても、プレーの早い進行と巨額の支払いができる仕組みを保つと同時に、ゲームの人気を高めるため、バカラ用に設計されたアセンブリまたは装置が求められている。
さらに、自動化されたゲーム、またはコンピュータによる変形版の人気が高まってきている。カジノは、例えば伝統的なスロットマシンに加え、多数のプレーヤーを呼び込み、カジノサイドにも多くの収益をもたらすコンピュータポーカーやコンピュータブラックジャックなど他の自動化ゲームを導入している。そこで、バカラも、このような自動化ゲームの発展に合わせることができるならば、大きな収益を生むことになると思われる。
さらに、カードがプレーヤーとバンカーのどちらかによって引かれる引かれないに関するバカラのルールの厳格さを考慮すれば、戦略の展開とゲームの結果に直接影響を与えるような決定をプレーヤーが行うことを促進する自動化ゲームを提供することの利点は大きいと考えられる。また、一定のプレー条件の下でプレーヤーに対する支払いを多くする仕組みを備えたゲームの変形版を提供すると、利点が得られる。
本発明は、バカラ変形版のプレーを容易にするバカラゲーム装置を提供することを目的とする。
本発明の一実施形態における、上記バカラの変形版は、複数の参加者またはユーザのうち少なくとも1人が、ボーナスの支払いに参加するオプションを得ることができるという意味で、「バカラ・プラス」と呼ぶのがふさわしい。このボーナスの支払いは、少なくとも2つの連続する手のそれぞれの合計数に基づいて、予め設定しておいたレートで、あるいはランダムに増加させることができる。
第1の実施形態においては、本発明は、バカラをより大衆にとって近づきやすいものにするため、好ましくは自動化されたバカラゲーム装置を提供する。このため、バカラゲーム装置は、少なくとも1つのコンピュータプロセッサ、これと関連づけられた少なくとも1つのディスプレー、およびユーザが作動することができる選択器を備えた入力装置を具備している。特に、ディスプレーは、伝統的なゲームを真似た方法で、ユーザが容易にゲームの進行を捉えられるようにする。ユーザは、選択器を使って必要な決定をすることができる。
コンピュータプロセッサは、バカラのルールに従って、プレーヤーの手とバンカーの手をつくる。しかも、コンピュータプロセッサは、カードを配布する前またはその後に、ユーザが自分の手をプレーヤーの手にするか、バンカーの手にするかを選択できるようにする。その結果、ユーザは、どちらの手で勝負するかを決定するため、勘を働かせることができる。
こうして、一旦どちらの手にするかが指定されたら、コンピュータプロセッサは、バカラの伝統的なルールに従って、プレーヤーの手とバンカーの手にカードを追加し、最後にどちらかの手を勝ちとする。当然のことながら、勝ちの手がユーザの手であるならば、そのユーザは勝者に指定され、対応する支払いを受ける。
しかし、プレーの経験を充実させるため、コンピュータプロセッサは、ユーザの連続する手の軌跡を記録し、予め定めた数9が、ユーザの少なくとも2つの連続する手に現れたときは、ユーザにボーナスを支払うよう指示するのが好ましい。
さらに、これに代えて、またはこれに加えて、ユーザの手が一度9になっただけでボーナスを支払うようにすることもできる。この場合は、9となる手が連続する場合に、ボーナスの支払いを増やすこともできる。
さらに、もう一つの実施形態においては、コンピュータプロセッサは、プレーヤーとバンカーの一方または双方の最初の手を、1枚は表にし、もう1枚は裏にして配布する。この場合、コンピュータプロセッサは、ユーザの入力に応答して、プレーヤーとバンカーの一方または双方の最初表にしてあるカードを取り替える。さらに、コンピュータプロセッサは、ユーザがプレーヤーとバンカーのどちらの手で勝負するかを選択する前またはその後に、ユーザの入力に応答できるようにプログラムを組まれる。
したがって、ユーザは、自分の手が勝つチャンスを最大にできるだけでなく、プレーヤーとバンカーの一方または双方において、9を得るチャンスも最大にできる。
上述のシステムにおいては、本発明は、完全に手で行うか、またはいくらか自動化された手段を使うバカラのプレー方法を提供することが注目される。伝統的なバカラにおけるように、プレーヤーとバンカーだけがカードを配布されるものの、複数の参加者は、それぞれ、バンカーに指名された参加者を除き、プレーヤーとバンカーの手のどちらかまたは両方に賭けるオプションを有する。
あるカジノにおけるルールによれば、複数の参加者は、プレーヤーとバンカーの引分けに賭けることができる。しかし、このような変形ルールは、以下に詳述する本発明の「バカラ・プラス」のプレー方法に大きな影響を与えるものではない。
これ以外にも、本発明は、バカラの各ゲームにおいて、以下に説明するように、プレーヤーの手とバンカーの手をつくるが、この伝統的なバカラのプレー方法を多くの点において含む、カードのプレー方法にも関する。
より詳しくいうと、プレーの開始時に、カジノがボーナスをアナウンスする。ボーナスの表示は、ドル表示でもよいし、2対1、3対1、4対1のようなオッズ形式でもよい。複数の参加者の間で、「バンカー」が選ばれる。「バンカーとなるプレーヤー」(以下では「バンカー」と呼ぶ)は、バンカーとは、プレーヤーの中でシューを引き受け、シューからカードを配布する係りをいうという意味で、伝統的な方法に従って決定される。
当然のことながら、どの参加者も、シューを引き受けてバンカーとなる参加者が見つかるまで、シューを自分の右に回すことにより、シューの番をパスすることができる。カードを配布する前に、バンカーおよびどの参加者も、通常の主たる賭け金に加えてボーナス賭け金を拠出するか、または主たる賭け金の一部をボーナス賭け金とする機会を与えられる。
主たる賭け金は、典型的には、バカラの次のゲームに参加するために拠出され、ボーナス賭け金は、参加者に、カジノによって決定され、ドル形式またはオッズ形式で表示されるボーナスの支払いを受けるチャンスを与えるためのものである。参加者がボーナス賭け金を拠出するよう要求されても要求されなくても、プレーは伝統的なバカラの形式に則って続けられる。
特に、プレーヤーの手とバンカーの手は、伝統的な形式に則って配布される。カードの配布が終わったら、ディーラーは、ライブ対自動ゲーム形式の場合はカジノの代表者となるであるが、プレーヤーとバンカーのどちらであっても、手の最初の2枚のカードで8または9となった場合、ディーラーは直ちにナチュラルであることをアナウンスする。
当然のことながら、望むならば、9ではない合計数を、上述の9と同じに扱うこともできる。もしナチュラルが出なかった場合、プレーヤーとバンカーが3枚目のカードを受けるか否かを決定するに当たっては伝統的なバカラに則って、プレーは続けられる。3枚目のカードを受けるか否かは、プレーヤー個人が決めるのではなく、カジノが定めたルールによることを強調しておく。
プレーヤーとバンカーのどちらの手が9に近いかによって、勝者が決定される。伝統的なバカラにおいては、合計数9が最高の手である。プレーヤーとバンカーのそれぞれの合計数が同じ場合は、勝ちでも負けでもなく、引分けとなる。また、バンカーに指名されてシューからカードを配布することとなった参加者は、ゲームで負けるまでバンカーの役を保つ。バンカーの手が勝つか引分けである限り(すなわち、プレーヤーの手より9に近いかまたはプレーヤーの手と同じである限り)、バンカーはバンカーの役にとどまり、シューを管理する。
本発明の一実施形態においては、バンカーと限られた数のプレーヤーのみが、ボーナス賭け金を拠出する機会を与えられて、ボーナスの支払いを受けることができるため、同時に参加する複数の参加者の中からバンカーを決定するのは、重要である。
上述のように、伝統的なバカラにおいて可能な最高の手は、プレーヤーまたはバンカーの手の合計数が9になることである。したがって、大体の手では9にはならない。さらに、連続する手で合計数がいずれも9になるのは、通常起こらないため、もし起こったら、カジノが設定したボーナスの支払いを受けられるという意味で、少なくともバンカーには大きな見返りを与える「バカラ・プラス」または本発明に係る伝統的なバカラの変形版における一つの実施形態の基礎となる。
より詳しくいうと、ボーナス賭け金を拠出したか、他の形で、予め設定してあるかもしくは金額で合意したボーナスの支払いを受ける資格を有する参加者は、続けて行われるバカラのゲームで少なくとも2つの連続する手がともにカジノが定めておいた数と一致するならば、カジノが定めたボーナスを受けられる。
すでに強調しておいたように、最高の手は、合計数が9になることである。したがって、本発明の一実施形態においては、予め決めておく数は、9に等しい。9を予め決めておく数とした場合は、ナチュラルの9(10または絵札と9のカード)もしくはブロークンの9(7と2、6と3、または4と5)がこの要求に適う。当然のことながら、カジノは、どのような理由でもよいから、バンカーの手に連続的に起こったときに報酬を与える数として、これとは異なる数を決めておくことができる。
また、本発明の他の実施形態においては、カジノが複数の数を予め定めておき、そのどれかと一致すればよいとする。
本発明のさらに他の実施形態においては、プレーヤーとバンカーのどちらかの手、または参加者の、もしくは賭け金を積まれた手が9もしくは他の指定した数になると、追加の支払いがなされるか、または勝者への支払いが上積みされる形で、ボーナスの支払いが行われる。その結果、もし9で勝つならば、利益が増す。さらに、参加者の連続する手のすべてが合計で9となるのが好ましいが、それは合計で9になるような色々な手の組み合わせでもよいし、ナチュラルの9でもよい。連続する手がいずれも合計で9の場合には、ボーナスの額を増やすのが好ましい。
ボーナスの賭け金を拠出することが求められ、かつ参加者の手が負けになるかまたは9が出なかった場合、参加者は、自分の主要な賭け金とともにボーナス賭け金も失う。バンカーが、連続するゲームにおいて勝ちの手を続ける場合は、バンカーはもちろん、通常カジノへのコミッションがいくらか差し引かれた、自分の主たる賭け金を回収し、連続する手が9となった場合のボーナスの回収に参加する資格を継続する。バンカーが負けると、彼はもはやバンカーではなくなり、上述のようにシューの管理権とこのシューからカードを配布する権限を手放すことになる。
本発明の他の実施形態は、ボーナスの賭け金が主たる賭け金から差し引かれるオートマチックモードのプレーを含む。この場合、主たる賭け金は、ボーナス賭け金を差し引くことができるよう、十分な額でなければならない。ボーナス賭け金の控除は、参加者の手が勝ち、引分けまたは負けのいずれであっても、連続する各ゲームの終了時に行われる。さらに、参加者が多数の場合は、バンカーでもプレーヤーでもない参加者は、その実施形態により、通常の支払いかボーナスの支払いを受けられる資格をもつどちらかの手を選択しなければならない。
マニュアルモードのプレーの場合は、参加者は、まず主たる賭け金を拠出し、ついで別個独立にボーナス賭け金を拠出する。これらは、カジノの代表者としてのディーラーに直接手渡されるか、または伝統的なプレーエリア、もしくは本発明に係るゲーム装置の指定の場所に置かれる。
本発明のゲーム装置については、以下に詳細に説明する。本発明に係るランダムモードのプレーにおいては、参加者は、次のゲームに参加するため主たる賭け金を拠出し、これとは、独立のボーナス賭け金も拠出する。これらは、ディーラーまたは他のカジノの代表者に直接手渡すか、または上述のようにプレーエリアの指定の箇所に置く。しかし、ボーナスの増額は、プレーの中のボーナスの賭けに参加し、2回以上9の手を実現した勝者にさらに見返りを与えるために、カジノが定めた何らかのルールに従ってランダムに行われる。
当然のことながら、3回、4回、5回またはそれ以上連続して、予め決めた数または最高の手である9が実現するのはどんどん難しくなっていくため、だんだん大きくなるオッズに挑戦することになる。したがって、参加者は、もし2回以上連続して予め決めた数、通常は9と同じ数が得られたら、これに比例して増加していくボーナスを手にすることができる。この場合、実際にプレーヤーまたはバンカーとなっている1人の参加者のみが、9の連続によって増加したボーナスを得られるようにするのが好ましい。しかし、望むならば、ボーナスをこれより少なくし、またはボーナスをプールしておいたものを、全参加者で分け合うようにすることもできる。
ここで「バカラ・プラス」と呼ぶ、伝統的なバカラの変形版のプレー方法における他の特徴は、以下の通りである。
バンカーは、自分の手に対する賭け金をいつでも増やすことができ、また2回目の手が勝った後は、自分の賭け金の半分または半分より少ない額を撤収することができる。さらに、バンカーは、バカラの最初のゲームに参加しなかったときでも、いつでも、ボーナス賭け金の拠出とボーナスの支払いに参加することができる。また、バンカーは、最初の手が引分けのときは、主たる賭け金を全額払い戻してもらって、いつでも退くことができる。この場合、シューは、少なくとも上述のボーナス賭け金を控除した元のバンカーの主たる賭け金より多く賭ける意志をもつバンカーの右隣にいる次のプレーヤーに回される。
以下に詳細に説明するように、賭け金は、どのプレーヤーがプレーヤーとバンカーのどちらの手に賭けているかを明瞭に示すように、各プレーヤーが、チップをプレー場所の所定の箇所に置くことによって拠出する。チップは、指定された賭けの金額の一部のみが賭け金となっており、賭け金の全額は、シューの管理権を買う「オークション」に費やされる旨表示されることとなる一定のライン上に置かれる。プレー面が設けられるテーブルの傍に掛ける人は、カジノが用意するバカラの伝統的なゲームに参加することもしないこともできる。
カジノは、伝統的なバカラでも、上述のバカラの変形版でも、ゲームに関するすべてのルールを管理することも強調しておく。したがって、カジノが設定した条項の中に収まるような、ルールの重要でない変更は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、本発明のプレー方法によっても行うことができる。
ここで説明するバカラの変形に係るゲーム方法は、特別な設備や装置がなくても行うことができる。本発明に係るバカラの変形版とそのプレー方法は、「バカラ・プラス」とバカラを含む(しかしこれに限定されない)他のカードゲームのプレー用に構成した装置によれば容易に行うことができる。このような装置は、所定の数のプレーヤーの一人一人に好みの場所を提供する複数のプレーヤーエリアを含むプレー面を備える。プレー面はまた、賭け金を積むエリアを有する。各プレーヤーエリアは、特定のプレーヤーエリアに着いたプレーヤーがバンカーに示されたとき、2枚のカードを容易に見ることができるように、いずれ表にされる少なくとも2枚のカードを置くためのカード載置セクションを含む。
本発明のマニュアルモードの実施形態において用いる装置は、複数のプレーヤーエリアの一つ、特にそのカード載置セクションを視野に収める配置と構成を有する少なくとも1つ、好ましくは複数のカメラを有するカメラアセンブリを備えているのが好ましい。表示アセンブリは、1つまたはそれ以上のカメラを備えるか否かに拘らず、カード載置セクションを明瞭に映し出す構成とされ、カード載置セクションにある少なくとも1枚、好ましくは2枚の表を上にしたカードの合計数を読み取ることができる光学スキャナと共働するか、またはこれに電気的に接続される。少なくとも理論的にはプレー面の周りにいる各プレーヤーは、いずれはバンカーになるため、カメラアセンブリは、視野に捉えることができなければならない。また、光学スキャナとの連携により、プレーヤーの1人がバンカーに指名されたときは、そのプレーヤーの少なくとも最初の2枚のカードの合計数を、電子的に読み取ることができなければならない。
プレー装置はさらに、少なくともすべてのプレーヤー、および好ましくはこれにカジノを代表する1人またはそれ以上のディーラーのすべてを加えたものが、電子的に再現された表示を明瞭に見ることができる表示アセンブリをプレー面に隣接して備えている。
カメラアセンブリと表示アセンブリは、上述の光学スキャナがバンカーの手の合計数がボーナスを受けられる所定の数と等しいことを認識したとき、表示が例えばナチュラルの9もしくはブロークンの9が実現したこと、バンカーに指名されたプレーヤーの位置、所定の数と等しくなったバンカーの手が連続した数などを表示できるように、光学スキャナと電気的に接続されるか、または回路で互いに接続される。光学スキャナは、表示アセンブリが、所定の合計数となった手が連続しなかったことを示すことができるように、中央処理装置と連携して、所定の数と等しい0〜9のどの数でも認識できるように、また所定の数と等しくないプレーヤーまたはバンカーの手の合計数を認識できるように、プログラムを組まれる。
プレー装置は、各プレーヤーがゲームの局面について独立に情報を得たり、電子的にまたは所望ならば口頭でなされるアナウンスによって、プレーヤー全員がその情報を得ることができるように、プレー面にある1つまたはそれ以上のスピーカのような、他の特徴も備えている。
本発明の上述の特徴および他の特徴は、以下の詳細な説明および添付の図面から、より明瞭になると思う。
本発明によれば、バカラ変形版のプレーを容易にするバカラゲーム装置が提供される。
本発明の本質を十分に理解できるよう、添付の図面を参照して、以下に詳細に説明する。各図において、類似の構成要素には同一の符号を付してある。
図面に示すように、本発明は、バカラ変形版のプレー方法とプレー装置に関する。本発明の特徴の一つは、プレーヤーもしくはバンカーに指名された参加者またはその他のゲーム参加者が、手の数の合計について一定の事象が生じたときのボーナスの支払いに関与できるよう、その才能を発揮できるようにしたこと、およびバカラを、多くのプレーヤーが参加できて、楽しみの多いものにするとともに、ボーナスの支払いを行うことができる自動ゲーム装置を実現したことである。
本発明に係る自動ゲーム装置の好ましい態様を見る前に、まずバカラ変形版(ここでは「バカラ・プラス」と呼ぶ)のプレー方法のいくつかを詳しく説明する。
このゲームは、種々の場所で行うことができ、1つまたはそれ以上のゲーム機で行うことができる自動化されたゲームとして、図1〜図8に示す実施形態に関連づけて以下に説明する。伝統的なカードゲームのプレー方法に則りながら、「バカラ・プラス」のプレーを容易にするため、図1A〜図4は、「バカラ・プラス」のプレー用に設計された、プレー面12を備えた装置10を示す。この装置10は、以下に明らかになるように、他のカードゲームにおいても用いることができる。
プレー面12は、連続的に配置された複数のプレーヤーエリア14を含む。プレーヤーエリア14の数は、ハウス・ルールに従って定められる。各プレーヤーエリア14には、賭け金載置面16の少なくとも一部を取り囲むようにして、1から9までの連続番号が付されている。賭け金載置面16は、プレーヤーエリア14のいずれからもアクセスでき、プレーヤーに賭けるチップを載せることができるよう設計された、好ましくは長手で、いくらか湾曲したU字形の賭け領域18を備えている。賭け金載置面16には、プレーヤーエリア14と同様に、符号20で示すように、複数の連続番号が付されている。
賭け金載置面の一部20は、バカラのゲームにおいて、バンカーの手が勝つ方に賭けたいと思う各プレーヤーからチップを受け取ることができるように、その場所が確保され、設計されている。プレー面12には切欠き22が設けられることがあるが、これは、プレー進行の最中、またはその前後に特別な義務を負っている、カジノの代表者であるディーラーの位置を定めるものである。
図2において、各プレーヤーエリア14は、カード載置セクション26を有する。このカード載置セクション26は、いずれは表が上にされる2枚のカードを置けるように設計されたセグメントを含む。さらに、プレーヤーエリア14は、シュー30を置く指定領域28を有する。シュー30は、伝統的なバカラにおいては、複数のカードデッキ、一般には、6〜8個のデッキを収めることができるように設計されている。さらに、シュー30は、プレーヤーとバンカーに1枚ずつカードを配ることができる構造を有する。伝統的なバカラにおいては、上述のように、各ゲームは、プレーヤー1人の手とバンカー1人の手によって決まる。
再び図1A〜図3に示すように、本発明の装置は、好ましくはカメラの形態をとるセンサアセンブリ32を備えている。ドーム形状をとることもあるカメラアセンブリ32は、各プレーヤーエリア14、および特にカード載置セクション26を監視できるような配置と構成を有する少なくとも1つ、好ましくは複数のカメラを備えている。カメラアセンブリ32は、種々の位置に設置することができるが、連続的に並べられたプレーヤーエリア14にいる各プレーヤーが、いずれはバンカーに指名されることを考慮して、各プレーヤーエリア14を個別に監視することができるように配置されなければならない。さらに、カードの配布を交互に監視する交互センサアセンブリが設置されることもある。
他方、テーブルに埋め込んだスキャナのような他のカメラアセンブリの場合、カードには、センサアセンブリで監視できるように、何らかの「マーク」が付いていなければならない。ゲーム産業においては、一般に何らかの「マーク」を付けることは望ましくない。もちろん、カードの表に組み込まれ、センサアセンブリによって認識できるような構成を有する他の指示手段を用いることもできる。
上述のカメラは、カードの表のマークを識別できるビジュアルセンサを備えているが、本発明の目的を考えると、このセンサは、カードの表を読み取ることができるカメラアセンブリと見ることもできる。
伝統的なバカラにおけるように、シュー30の番に当たり、このシュー30からカードを配布する役割を受け持つプレーヤーまたは参加者は、バンカーに指名される。図1A、図3および図4に最もよく示されているように、本発明のプレー装置は、プレー面12の上方に表示部42が位置する長手の旗40のような、プレー面12に隣接して取付けられる表示アセンブリ38をさらに備えている。表示部42は、少なくとも、各プレーヤーエリア14にいるすべてのプレーヤー、および好ましくは、少なくともディーラーの位置22にいる1人またはそれ以上のディーラーに明瞭に見える位置になければならない。
図3に示すように、表示部42は、プレーヤーエリア14のうち、符号46で示す数に当たる、バンカーに指名されたプレーヤーのプレーヤーエリアの位置を表示することができる。同様に、ロゴ47の図形も、表示部42に表示される。プラス指定エリア48は、複数の数字、一般には1〜5を表示する。この数字とバンカーの手が同じであるとき、より詳しくは、プレーヤーまたはバンカーの手がカジノの指定する所定の数と同じときについては、以下に詳細に説明する。
カメラアセンブリ32と表示アセンブリ38は、互いに電気的に接続されており、図4に模式的に示す光学スキャナ52にも電気的に接続されている。上述のように、光学スキャナ52は、カメラアセンブリ32と表示アセンブリ38の両方に接続され、特にプロセッサ54が備えられていると、光学的にスキャンをし、少なくとも1枚のカードの数、好ましくはバンカーとなった特定のプレーヤーエリア14のカード載置セクション26にあるカードの合計の数を電子的に読み取る構造を有するか、またはそのようなプログラムを組んである。
光学スキャナ52は、カード載置セクション26にあるカードを監視するカメラアセンブリ32の1つまたはそれ以上のカメラに接続してあるため、電子的な読み取りまたは光学的なスキャンを行うことができる。一旦光学スキャナ52が少なくとも1枚、好ましくはバンカーの2枚の手の合計の数が所定の数と等しいことを読み取ると、表示部42は、引き続いてその手の数を登録し、表示する。
手が打ち切りになると、光学スキャナは、直ちにその打ち切りを判断し、ボーナスの支払いが行われる旨を表示した後、指定された数字48はプログラムに従って0に戻るか、またはその表示が消される。
さらに、ゲーム装置10は、各プレーヤーエリア14に好ましくは複数のスイッチ56を備えるスイッチアセンブリを具備している。各スイッチ56は、システムを始動させるために、カメラアセンブリ32、光学スキャナ52および表示アセンブリ38と相互に接続されている。以下に詳しく説明するように、システムの始動は、バンカーの手が、カジノが設定した所定の数と等しい数になっているかを監視するという意味で、バンカーが「ボーナス賭け金」を拠出と決定した場合にのみ行われる。この決定は、「ボーナスの支払い」を回収する可能性に賭けようとするバンカーの意図を示している。
「ボーナス賭け金」は、複数のバカラゲームのそれぞれに参加するバンカーによる主たる賭け金の一部として、あるいはこれに追加する形で行われる。
図1A〜図3に示す装置は、各プレーヤーがその位置にかかわらず、カジノあるいはディーラーから口頭でまたは電子的になされるアナウンスを容易に聴くことができるように、プレー面の回りのいろいろな箇所に設置することができる複数のスピーカ58を備えている。
上述の構成は、ブラックジャックのような他の種々のカジノゲームにも用いられることは理解されると思う。この場合、センサアセンブリと表示アセンブリは、通常の支払いまたは、1人もしくはそれ以上のプレーヤーに追加の支払いをする、1回またはそれ以上のブラックジャックの手が生じたことを識別する。
図5と図5Aは、「バカラ・プラス」のプレー方法の1つの形態を示す。工程60でゲームが開始されると、その前、これと同時またはその後に、工程62で、カジノが「ボーナス支払い」の額を宣言する。各プレーヤーは、工程63で、開いているプレーヤーエリア14のうちから着きたいと思うものを選ぶ。工程64においては、プレーヤーのうち、シュー30を扱い、好ましくはシューの中身が尽きるまで連続的に行われるバカラの各ゲームにおいてプレーヤーとバンカーの手となるカードを配布する責任を引き受けたいずれかのプレーヤーが、バンカーに指名される。
バンカーに指名されたプレーヤーは、そのゲームに参加するため、工程66で最初の賭け金を決定する。ついで、工程68において、バンカーは、「バカラ・プラス」に参加するか否かを決定し、ついで、できればカジノが工程62で宣言したボーナス支払い用のボーナス賭け金を回収する。バンカーが「バカラ・プラス」に参加することを望まない場合は、通常のバカラのルールの下に、工程69と工程70で次のゲームが継続される。
しかし、バンカーが「バカラ・プラス」に参加することを望む場合は、バンカーは、工程68においてボーナス賭け金を拠出することを決定し、工程71において実際にボーナス賭け金を拠出する。その直後、一つの実施形態においては、バンカーは、工程72において、自分のプレーヤーエリア14にあるスイッチ56の1つを投入することによりスイッチアセンブリを作動させる。
この形態の場合は、各スイッチは、システムを逆に作動させるのを防止するため、バンカーが「バカラ・プラス」に参加すると決定したときは、バンカーに与えられるターンキー(シリンダーキー)を使って操作される。当然のことながら、ディーラーが、バンカーが「バカラ・プラス」への参加を決めたことを知らせたり、システムを作動させることも可能である。スイッチ56を投入すると、カメラアセンブリ32と表示アセンブリ38の両方が上述のように作動し、さらに光学スキャナ52も作動して、バンカーがいるプレーヤーエリア14にある各カード載置セクション26を電子的に読み取るか、または光学的に走査する。
このようなバンカーに指名されたプレーヤーのプレーヤーエリアは、上述のように、符号46が示す適当な数字により表示部42に表わされる。したがって、図5に戻って、カメラアセンブリ32は、工程74において、光学スキャナ52の助けを借りて、好ましくはカードの監視を開始する。上述のように、表示部42は、工程76において、バンカーに指名された者と賭け金のタイプを表示する。
バンカーは、工程78において、プレーヤーの手とバンカーの手をつくるため、伝統的な方式に従ってカードを交互に配布する。より詳しくいうと、バンカーは、工程79において、自分の手の最初のカードをカード載置セクション26に置く。その後直ちにバンカーは、工程80において、プレーヤーの第2のカードを配布する。工程82に示すように、バンカーは、自分にとって第2のカードとなるカードを配布する。図5Aに進むと、工程84において、ディーラーはプレーヤーの手にあるカードを表にする。バンカーは工程86において、自分の手にあるカードを表にする。カメラアセンブリ32は、工程88において、図2に示したカード載置セクション26にあるバンカーの手のカードを読み取る。
ついで工程90において、どちらの手が勝っているかが決定される。バンカーの手が勝ちでないときは、工程92においてバンカーは自分の当初の賭け金とボーナス賭け金を失う。さらに、バンカーまたはディーラーは、工程94において、対応するスイッチ56からキーまたは他の装置を引き抜くことによって、システムの作動を停止する。しかし、工程96の前、それと同時またはその後に、バンカーの手が勝ちの場合は、ボーナスの支払いを得るためには、カジノが設定した数字がバンカーの手によって達成されなければならないため、バンカーの手が、ゲームの目的のためにカジノによって設定された所定の数であるナチュラルの9であるかどうかが決定される。
上述のように、カジノは、9の代わりに、または9に加えて、他の数字を指定することもできる。しかし、プレーを続行するには、バンカーの手が勝ちまたは引分けとならねばならないため、数字の9がバカラにおいては、最高の手であるという事実に鑑み、予め決定しておく数字としてはこれ以上に適した数字はないであろう。
工程98でバンカーの手が9(ナチュラルの9あるいはブロークンの9のいずれでもよい)であると分かったら、伝統的な方式ではバンカーの手が勝ち、上述のように同じ方式で次のバカラのゲームが開始される。もしナチュラルの9でない場合は、ボーナス賭け金は直ちに没収される旨表示される。
他の実施形態においては、バンカーが勝ちかバンカーの手が合計で所定の数9(ナチュラルでもそうでなくてもよい)と等しい場合は、ボーナスの支払いを回収する資格を継続するためにボーナス賭け金を積む必要はなく、上述のように、勝ちとなった手で得る金額を増加させる形でボーナスの支払いが行われる。バンカーは、工程102において、さらに1枚を引いてプレーをする。
好ましい実施形態においては、最初のプレーヤーの手がナチュラルの9であり、工程104において、次のバンカーの手もナチュラルの9である場合、バンカーが勝ちとなり、合計数9に対する最小限のボーナスを手にする。バンカーは、手が次も同じ9となることを期待してゲームを続ける。しかし、合計で9となるような少なくとも2枚のカードからなる手、好ましい態様においてはバンカーの手、をつくり上げることが、勝者となり、最小限のボーナスを受けるバンカーのような参加者を指名することにつながる。
カジノのルールによって、ナチュラルの9または合計で9となるような手をもつ者が、ボーナスの支払いを受ける資格を有する。
もし工程104において、バンカーの手またはプレーヤーが賭けた手がナチュラルの9でない場合、またはカジノが予め設定した数と等しくない場合は、工程106において、バンカーはゲームに勝つかプレーヤーと引き分けている限り、プレーを続ける。バンカーは、工程108において、シューからカードを配り、依然としてバンカーに指名される。プレーヤーは、再度、工程84以下に示されたプレー方法に従って賭けを続ける。
バンカーが、工程110において、2回ないしそれ以上9と同じ数の手を実現した後、バンカーの役を終えることを決めた場合は、スイッチの1つから自分のスイッチキーを取外してシステムの作動を停止する。こうすると、工程112において、カメラアセンブリ32は作動を停止する。このとき表示部42における最終的な表示は、バンカーの合計の数である。
ディーラーまたはカジノは、各プレーヤーに種々のスピーカ58を通じて、工程116においてバンカーによって集められるべきボーナスの支払い額を知らせる。工程118において、バンカーは誰でもなれる状態になり、工程120において、今までバンカーだったプレーヤー以外のプレーヤーがバンカーに指名されようと試みる。もしシューを引き受けるバンカーがいない場合は、工程122においてカジノがシューを引き受け、ゲームは工程123の終了に至るまで続けられる。
バンカーが一旦指定された合計数(上述の実施形態ではナチュラルの9)を実現した場合は、そのままバンカーを続けるか、あるいは後に負けるかに拘らず、ボーナスの支払いをバンカーに保証するのが好ましい。このようにした場合は、もしバンカーを続けるならば、ボーナスの支払いを、誰のためにでもなく、または新しいボーナス賭け金のために引き延ばすことができ、全額が新しいボーナスの支払い用となるか、または最低保証額を増加させるため、勝ちとなったときの額が、将来より大きな数の手が出たときに引き上げられるような、最低額となるようにすることができる。
上記「バカラ・プラス」のプレー方法の実施形態は、「マニュアルモード」と呼ばれ、図5と図5Aに示されている。図6と図6Aには、これとは幾分異なる実施形態が示されており、これは「オートマチックモード」と呼ばれる。
オートマチックモードは、マニュアルモードとは、バンカーが「バカラ・プラス」に参加し、工程62でアナウンスされた「ボーナスの支払い」を得るチャンスを望むときには、工程66において自分のボーナス賭け金を示すが、カジノサイドにその賭け金を別個に支払うわけではない点で、少なくとも異なる。
反対に、バンカーが賭け金として示した額は、図6の工程66における主たる賭け金の中に含まれる。したがって、ゲームが進行すると、工程90において、バンカーの手が勝ちでないと決定された場合、ディーラーは、図5と図5Aの実施形態におけるような独立のボーナス賭け金を集めるのではなく、図6Aの工程93において、そのボーナス賭け金として示された金額を、図6の工程66に示す主たる賭け金から差し引く。
バンカーが負け、ボーナス賭け金が差し引かれた場合は、バンカーまたはディーラーは、工程94においてスイッチキーを操作して、システムの作動を停止する。バカラの連続する複数のゲームは、工程90において、バンカーの手が勝ちまたは引分けであるならば、同じバンカーによって続けられる。バンカーが負けた場合には、図6Aの残りの工程に示されるように、カジノは、新しいバンカーを指名する。
図7と図7Aに示す実施形態に係る「バカラ・プラス」のプレー方法においては、バンカーの手が、3,4,5など、2より大きくて、かつ最終的に9となった場合に、工程62において、最初にカジノからアナウンスされたボーナスの支払いを増やすため、ランダムなシステムが作動される。
したがって、図7と図7Aにおいて、バンカーが工程71で自分のボーナス賭け金を決めた後、バンカーは、工程72においてスイッチ56の一つについて、スイッチキーを操作するか、従来からある他の方法によって、システムを作動させる。スイッチを投入すると、まず工程75において、バンカーの手が2を超え、かつ最終的に9となった場合のためのランダム報酬システムが作動する。
「バカラ・プラス」のプレーは、バンカーに2を超える手ができるまで、図5と図5Aの実施形態について説明した通りに進行する。この時点で、ボーナスの支払いは、多くの手を実現する難しさのために、図6の工程62で、最初にアナウンスされたものより増えている。ボーナスの増額は、工程105においてランダムに行われる。このようなボーナスのランダムな増額は、カジノが定めるランダムな事象を起こす設備によって決せられ、電子的に、またはさいころのような伝統的な手段によって行われる。
バンカーが合計9となる2枚のカードを得た後、工程62においてアナウンスされたボーナスの支払いが増額されると、図5、5A、図6および図6Aの実施形態で述べた方法に従ってプレーは続行される。しかし、これらの実施形態において、カジノは、バンカーの手が2枚より多いときに、増額されたボーナスを受け取る権利が得られるようにするであろう。このようなボーナスの支払いは、ゲームの開始前にバンカーとプレーヤーに知らされる予め設定しておいた基準に従って増加される。
本発明の方法に係る上述の種々の実施形態は、本発明の装置が行うより自動化された方法で行うプレーでも可能であるが、単にディーラーがボーナス賭け金をそれと認定して集め、自分で手の数を決定し、その軌跡を決定するマニュアル式のシステムでも可能である。
さらに、すでに述べたように、実際にカードでプレーする人だけでなく、ゲームの参加者すべてに、ボーナスを受け取る資格を与えるため、これ以外の変形版も考えられる。例えば、参加者は、単に勝つか負けるか、ボーナスの支払いを受けるかについて、プレーヤーまたはバンカーへの賭け金を選択することができるようにする。この場合、参加者は、最初の2枚のカードが配布される前または後に賭けるか、または合計で9となるカードをためる連続するゲームにおいて、同じサイド(すなわちプレーヤーサイドまたはバンカーサイド)に立ち続けなければ、ボーナスの支払いを受けられない。しかし、参加者がサイドを替えて、合計9となる手を待つ変形版も可能である。
さらに、ボーナスの支払いは、手の合計が予め設定してある数になった場合にのみ行われる。また、一部だけの少額のボーナスの支払いは、9での勝ち、ナチュラルの9での勝ち、または9でかつすべてのカードが同じ数である勝ちの場合にのみ行われる。下記の表1〜3に示すボーナス支払い表は、このようなゲームの変形版のためのものである。
Figure 2005021652
Figure 2005021652
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今度は図1と図8の第1の好ましい態様を参照されたい。本発明は、さらにバカラゲーム装置100を提供するものである。くわしく説明すると、ゲーム装置100は、好ましくは自動の、コンピュータタイプのゲームを行うもので、ディーラーは不要であり、プレーヤーが1人でも多数いてもゲームを楽しむことができる。そのため、標準的なコンピュータを使って家庭での使用を目指しているが、ゲーム装置100は、それ単独で設置されるのが好ましい。そこで、この装置はハウジング110を具備している。ハウジング110は、スロットマシンやビデオポーカーマシンと形状および大きさが似ているため、多数の装置100を互いに整列させて配置することができる。
さらに、図1に示すように、多数のユーザが「リンク」を形成し、プレーの興奮を高めるために、互いに同時にプレーすることができる、マルチユーザ用の配置を構成することもできる。
バカラゲーム装置100はまた、少なくとも1つのディスプレー120を備えているのが好ましい。図に示すように、標準的なビデオ用のディスプレーまたは、外観がよく、効果的にかつ生き生きとゲームの進行をユーザに見せることができる他のタイプのディスプレーを用いることができる。
さらに、図1の実施形態におけるような一連のディスプレーを用いることもでき、またいろいろな場所でリンクさせたプレーを楽しみたい場合には、1個もしくはそれ以上の中央ディスプレー120を用いることもできる。例えば、多数のプレーヤーステーションを互いの近くに設置したり、または会場内において、もしくはいろいろな場所の会場に跨って、離隔して設置することもできる。したがって、各ユーザが効果的にゲームを監視できるように、1個またはそれ以上のディスプレー120を設置するのが好ましい。
さらに、本発明のゲーム装置100は、ユーザが作動させる選択器140の形態をとる少なくとも1つの入力装置を備えているのが好ましい。ユーザが作動させる選択器140は、ボタン、タッチスクリーン、ジョイスティック(操縦桿)、音声作動セレクタ等、1つまたはそれ以上のセレクタを具備しているのが好ましい。このような入力装置を備える目的は、ユーザが賭け金の額をどうするか、カードを取り替えるか否か、ボーナス賭け金を積むか否か、などの決定を行えるようにすることである。
さらに、マルチプレーヤー用の場合は、各ユーザは、自分に可能な選択を個々に行うことができるように、自分の入力装置を備える。例えば、一つの実施形態においては、各プレーヤーステーションは、ディスプレーおよび、タッチスクリーンなどの入力装置を備える。さらに、通常ゲームは賭け金を伴うため、コイン、トークン、クレジット(点数)、紙幣、カードなどの形態の金を受け取る1つまたはそれ以上のスロット150のような、支払い受け取り装置を、中央に、または各プレーヤーもしくはマルチプレーヤーステーションをつないで、設けるのが好ましい。
さらに、バカラゲーム装置100は、少なくとも1つのコンピュータプロセッサ130を備えている。コンピュータプロセッサ130は、ユーザに応答し、バカラのルールに従ってプレーヤーとバンカーの手をつくる。このため、コンピュータプロセッサ130は、プレーヤーとバンカーの手をつくるカードを配るデッキを区画する。例えば、伝統的なバカラにおいては、マルチデッキシューを用いることができるが、コンピュータプロセッサは、カジノが、ときにはユーザが所望する1つ、またはそれ以上のカードデッキを含むことができる。
さらに、コンピュータプロセッサ130は、デッキ内の残りカードが所定の最小カード数以下となるまで、デッキから出てくるカードで、プレーヤーとバンカーの新しい手をつくり続けることができる。例えば、従来のシューによれば、デッキ内の残りのカードが少なくなると、カジノが指示するように、あるいはユーザがカットを入れて、新しいデッキをつくらなければならない。
さらに、コンピュータプロセッサは、その後のゲーム装置100のユーザが望むならば、前のユーザのデッキを使い続けるようにすることができる。特に、多くの場合、ユーザは、デッキ内の残りカードの数あるいは与えられたデッキの「運」に基づいて、手の結果を判断するよう試みることができる。ユーザが同じデッキを使い続けることを望まない場合は、他のユーザの同意を得て、あるいはもし許されるならば一旦退場し、新しいユーザとして、再スタートすることにより、そのユーザは新しいデッキを要求することができる。
さらに、他のユーザが、もし今まで見てきたことに基づいて、または前のユーザを信じて有利であると判断する場合は、前のデッキで続けることを選択することもできる。このように、デッキに残るカードの数をディスプレー120に生き生きと写し出したり、ディスプレー120上で図解するのが好ましい。このような表示をすれば、正確なカウントができるが、ユーザにデッキサイズの軌跡を判断したり、記録することを求めるような図解をするのが好ましい。
このような図解はまた、ユーザがデッキにカットを入れられるようにするのにも用いることもできる。マルチプレーヤーのゲームでは、新しいデッキに変えるタイミングに関するユーザの才能や、デッキのランダムカットまたはローテーションカットに対する制限も課される。
いつカードを引いてよいか、または引いてはいけないかに関するバカラの伝統的なルールは、通常きわめて厳格であるため、人間という重要な要素をゲームから取り除く結果になっている。
本発明の実施形態においては、ゲームをより楽しく、ユーザにとって魅力あるものにするため、1つまたはそれ以上の変形例が可能となるよう、コンピュータプロセッサを構成している。例えば、ある実施形態によれば、コンピュータプロセッサ130は、ユーザが、プレーヤーの手またはバンカーの手のどちらで勝負したいかを選択できるようにしている。手のカードが伝統的なルールに従って配布される場合でも、ユーザは、最終的な合計の数に基づく勝ちの手が、そのユーザのものであるとして指定される場合には、勝者として指名されることにより、結果の決定に一部参加することができる。
さらに他の実施形態によれば、コンピュータプロセッサ130は、プレーヤーとバンカーのどちらの手でも、表にして出されるカードは取り扱うことができ、ユーザは、一方または双方から出される表にしたカードを受け入れるか拒絶するかを決定することができる。ユーザは、プレーヤー側に立つかバンカー側に立つかを選択する前または後に、双方の手にあるカードのうち1枚を見ることができる。表にしたカードが望みのものである場合は、ユーザは、そのカードを手元においてプレーを続ける。
しかし、ユーザが一方または双方から表にして出されたカードを望まない場合は、ユーザは、その一方のカードまたは双方のカードを捨てることを選択でき、新しいカードがコンピュータプロセッサから配布される。この点において、ユーザは、どちらの手で勝負するのか、どちらの手が自分にとって勝ちで、コンピュータプロセッサにとって負けとなってほしいのかに基づいて、表にしたカードを手元に置くかまたは拒絶することを選択することができる。したがって、コンピュータプロセッサのプログラムは、ユーザが、自分が勝負すると選んだ方もしくは自分が選んでいない方の手から表にして出された1枚のカード、またはどちらか一方もしくは双方の手から表にした1枚のカードを捨てることだけができるように組まれる。また、上述のように、このカードの取替えのプロセスは、ユーザがどちらの手で勝負するかを選択する前または後に行われる。
他の変形例においては、取り替えられたカードは、その場で示されるか、またはユーザがどちらの手で勝負するかを選択するまで保留される。例えば、ユーザは、どちらか一方または両方のカードを捨てることを選択でき、そのカードが取り除かれても、ユーザがプレーヤーとバンカーのどちらで勝負するかを選択するまでは、新しいカードはユーザに示されない。カードが表にされ、ユーザがカードを捨てることなしにどちらかの手で勝負するだけを選択する変形例の外に、カードを捨てるという選択肢をマルチプレーヤーゲームに可能にすることもできる。しかし、このようなマルチプレーヤーゲームでは、1人のユーザだけが、すべてのユーザに共通の手のために、カードを捨てることを選択できるようにするのが好ましい。
あるいは、すべてのユーザが選択をし、過半数の選択またはランダムに選んだ選択により、どのカードを捨てて取り替えるかを決定するような、投票システムを採用することもできる。
上述の変形例に加えて、またはこれの代わりに、コンピュータプロセッサ130のプログラムを、ユーザの手にある最初の2枚のカードの合計が5であるときに、ユーザがカードを引くか、スタンドするかを選択できるようにすることもできる。バカラの伝統的なルールによれば、通常どの数のときにカードを引かなければならず、どの数のときにカードを引いてはならないかが指定されている。しかし、ユーザにカードを引くか引かないかのオプションを与えることにより、少なくとも幾通りかの手の結果がどうなるかに参加することができる。
しかし、コンピュータプロセッサがユーザにそのようなオプションを与える実施形態においては、そのオプションは、ユーザの手がプレーヤーの手であるときにのみ行えるようにするのが好ましい。
前述の本発明に係るボーナスの支払い方法についてであるが、このシステムは、単独で、または好ましくはすでに述べたコンピュータプロセッサを用いる1つまたはそれ以上の変形例と関連づけて、バカラゲーム装置100に組み込むこともできる。このような実施形態においては、コンピュータプロセッサは、ユーザの手の少なくともいくつか、またはすべてについて、特に最終的な合計の数を記録にとどめる。
特に、ユーザの手、または他の変形例においては、プレーヤーもしくはバンカーの手、の少なくとも2枚からなる最終的な合計の数が、所定の数、好ましくは9またはナチュラルの9、と同じである場合は、コンピュータプロセッサは、ユーザにボーナスの支払いを指示する。さらに、コンピュータプロセッサ130は、継続して行われる手の監視を続ける。
ボーナスの増額は、2枚を超える手が予め指定してある数と同じときに行われ、ユーザまたはそれ以外の一連の手の中に予め指定してある数と同じものがないときは、ボーナスの増額を終結するのが好ましい。
すでに述べた実施形態にあるように、コンピュータプロセッサ130は、少なくとも2つの連続する手が所定の数と一致するか否かに拘らず、ボーナスを支払うことができる。また、ユーザがそれ以降の手にボーナスの支払いを「載せた」場合にボーナスの支払いをすることもできる。この実施形態においては、コンピュータプロセッサは、ボーナスの支払いを実行するか、また実行することを求められた場合に支払いを一括して行うのかについて、ユーザの決定に応答するのが好ましい。
一つの態様においては、コンピュータプロセッサ130は、連続するユーザの手が、バンカーの手またはプレーヤーの手と一致する場合にのみ、ボーナスの支払いを累積しておくように構成される。この場合、ユーザは、プレーヤーとバンカーの間で乗り換えることはできず、それ以前の手に基づいてボーナスの支払いを受ける資格を有しつづける。当然のことながら、ユーザがどちらの側で勝負するかを替えられる変形例も可能である。
さらに、いくつかの実施形態では、ボーナスの支払いは、9または他の所定の数がユーザの手、または所望の場合には、プレーヤーもしくはバンカーの手によって実現される限り、ユーザが特定の手で勝つか負けるかに拘らず行われる。この実施形態においては、どちらの手も所定の数と同じになった場合は、コンピュータプロセッサが、ボーナス支払いのために、手のカウントをするように構成される。実際のところ、この実施形態においては、ゲームの結果自体は、重要な要因ではない。ユーザは、例えば、少なくとも1つの手で所定の数を得るチャンスを最大にするため、これによって、ボーナスのためのプレーを続け、好ましくはボーナスの額を次の手で増加させるため、表にされたカードを捨て、ボーナスのためにのみプレーすることができる。
また、上述の実施形態におけるように、バカラゲーム装置100、およびとりわけコンピュータプロセッサ130は、ユーザがボーナスの支払いを受ける資格を得るよう、ボーナス賭け金を要求するようなものにすることができる。上述の実施形態におけるように、このボーナス賭け金は、主たる賭け金の一部とすることもできるし、これに追加されるものとすることもできる。
また、スロットに関して、ボーナス賭け金は、ボーナスのための勝負を行う資格を得るには、手に最高の金額を賭けなければならないということを必要な条件とすることができる。この実施形態の場合は、コンピュータプロセッサ130は、手の最終的な数が、9など所定の数と一致しない場合、あるいは最初の手が所定の数と一致したが、その後の手が一致しない場合には、恒久的にボーナス賭け金を差し引くように構成することができる。もしこのような恒久的なボーナス賭け金の控除が行われる場合は、コンピュータプロセッサ130は、他のボーナス賭け金を受け取り、ユーザがもう一度ボーナスの支払いを受けられるようにすることができる。
しかし、バカラゲーム装置100によるプレーが魅力を発揮するためには、プレーヤーの最初の賭け金が、そのプレーヤーがボーナスを受け取る資格を得られるものであるか、またはボーナス賭け金が、必要な唯一の賭けでなければならない。
好ましい実施形態をみると、ボーナスは、合計が9となる手の数だけでなく、クレジット(点数)の数や、すでに説明したボーナス支払い表におけるような勝ちの手の実際のタイプに基づいて支払われる。例えば、下記の表4は、クレジットの点数によって変わる、9の連続を含む、勝ちの手に対するボーナスの支払いを説明するものである。
Figure 2005021652
上記表4から分かるように、プレーヤーはどのような勝ちでも、ボーナスの支払いが受けられる。しかし、合計数9が連続することによる勝ちを含む、あるタイプの勝ちの場合はより大きな支払いが受けられる。このような支払いのスキームは、カジノサイドに十分な利益を保ちながら、プレーヤーにプレーを継続しようというインセンティブあるいは各プレーに対して、より多くの金額を賭けようというインセンティブを与える。
さらに、前述の支払い表についていうと、ボーナスは、ユーザの手が9ないしナチュラルの9である場合にのみ支払われる。どのような手でも勝てば一定の金額が支払われるが、もしユーザが9で勝てば、その額が増加されるか、またはボーナスが支払われ、もしプレーヤーがナチュラルの9で勝てば、さらに増額されたボーナスが支払われる。このような支払額の増加は、合計数9の手が連続した場合、ボーナスの支払いとは別に、またはボーナスの支払いと合わせて行われる。同様に、クレジットの点数も支払いには影響する。
本発明に係るゲーム装置100の他の実施形態においては、コンピュータプロセッサ130は、勝ちのユーザに、「引分け」または「2倍もしくはゼロ」のオプションを許す。例えば、「2倍もしくはゼロ」のオプションの場合、ユーザが特定の手で勝つと、新しい手で続けるか、または自分の勝ちに2倍で賭けるか、もしくは何も賭けないかの選択権が与えられる。もし、ユーザが自分の勝ちに2倍もしくはゼロの賭けを選択する場合は、さらに賭けが続く。
一つの実施形態においては、賭けは、表にした1枚のカードと、裏にした1枚、好ましくは複数のカードの表示を含む。ユーザは、ついで裏にしたカードのどちらを自分のものにするかを選択する。もし、裏にしたカードの数が表にしたカードの数よりも大きければ、ユーザが勝ちで2倍の金を手にする。逆に、もしユーザが選んだカードの数が元々表にしてあるカードの数よりも小さければ、ユーザが前の手による勝ちを失う。もちろん、この「2倍もしくはゼロ」のスキームの変形も可能であることは理解されると思う。
上述の本発明の好ましい態様については、多くの変更が可能であるため、これまでの説明および添付の図面にある全ての事項は例示的なもので、これに限る趣旨ではない。したがって、本発明の範囲は、添付の特許請求の範囲およびその均等物によって決せられるべきである。
以上で本発明の説明を終わる。
本発明の一実施形態に係るバカラゲーム装置の模式図である。 本発明の方法に係るバカラ変形版のプレーを容易にするために設計された装置の斜視図である。 図1Aに示した実施形態に係る装置におけるプレー面の一部の詳細な斜視図である。 図1Aに示した実施形態に係る装置における表示装置の画面を詳細に示した図である。 図1A〜図3に示した実施形態に係る装置における構成要素の一部のブロック図である。 本発明に係るバカラ変形版のプレー方法における工程を示す流れ図の一部である。 図5の流れ図の続きである。 本発明に係るバカラ変形版の他のプレー方法における工程を示す流れ図の一部である。 図6の流れ図の続きである。 本発明に係るバカラ変形版のさらに他のプレー方法における工程を示す流れ図の一部である。 図7の流れ図の続きである。 本発明の一実施形態に係る自動バカラゲーム装置の斜視図である。
符号の説明
10 バカラゲーム装置
12 プレー面
14 プレーヤーエリア
16 賭け金載置面
18 賭け領域
22 切欠き
26 カード載置セクション
28 シューを置く指定領域
30 シュー
32 カメラアセンブリ
38 表示アセンブリ
40 旗
42 表示部
47 ロゴ
54 プロセッサ
56 スイッチ
58 光学スキャナ
100 ゲーム装置
110 ハウジング
120 ディスプレー
130 コンピュータプロセッサ
140 選択器
150 スロット

Claims (22)

  1. コンピュータプロセッサと、ディスプレーと、入力装置とを備えるバカラゲーム装置であって、
    前記入力装置は、少なくとも1人のユーザが操作できる選択器を含み、前記コンピュータプロセッサは、バカラのルールに則ってプレーヤーの手とバンカーの手をつくり出し、前記プレーヤーの手とバンカーの手の少なくとも一方は、最初から表にされたカードと最初は裏にされたカードを含み、前記コンピュータプロセッサは、さらに、ユーザの選択に応答し、前記手のうち一方をユーザの手、もう一方をカジノの手として指定し、かつ前記コンピュータプロセッサは、前記ユーザの入力に応答して、前記ユーザが前記最初から表にされたカードを選択により捨て、手を完成させるために新しいカードを発行させることができるようにし、さらに前記コンピュータプロセッサは、バカラの伝統的なルールに則って、前記プレーヤーの手とバンカーの手にカードを選択的に追加し、前記コンピュータプロセッサは、前記両者の手のうち一方の最終的な合計数が他方の手の最終的な合計数より大きいときには、これに応答して、前記プレーヤーの手またはバンカーの手を勝ちの手として指定し、前記コンピュータプロセッサは、前記ユーザの手も前記勝ちの手と同じであるときは、このユーザを勝者に指定するようになっているバカラゲーム装置。
  2. 前記コンピュータプロセッサは、前記両方の手を、最初から表にされたカードと、最初は裏にされたカードによってつくり出すようになっている請求項1記載のバカラゲーム装置。
  3. 前記コンピュータプロセッサは、前記ユーザの入力に応答して、前記両方の手のうちいずれか一方から、前記最初から表にされたカードを捨てるようになっている請求項2記載のバカラゲーム装置。
  4. 前記コンピュータプロセッサは、前記ユーザの入力に応答して、前記両方の手のうち一方だけから、前記最初から表にされたカードを捨てるようになっている請求項2記載のバカラゲーム装置。
  5. 前記コンピュータプロセッサは、前記ユーザの入力に応答して、前記両方の手から前記最初から表にされたカードを捨てるようになっている請求項2記載のバカラゲーム装置。
  6. 前記コンピュータプロセッサは、前記最初から表にされたカードを捨てる選択をする前記ユーザの入力に応答して、前記新しいカードを発行する前に、前記ユーザの選択に応答して、前記両方の手のうち一方をユーザの手、他方をカジノの手として指定するようになっている請求項1記載のバカラゲーム装置。
  7. 前記コンピュータプロセッサは、前記ユーザに前記最初から表にされたカードを捨てる選択をさせて、前記新しいカードを発行した後に、前記ユーザの選択に応答して、前記両方の手のうち一方をユーザの手、他方をカジノの手として指定するようになっている請求項1記載のバカラゲーム装置。
  8. 前記コンピュータプロセッサは、前記ユーザが行った前記バンカーの手またはプレーヤーの手の選択を識別する前に、前記最初から表にされたカードを表示するようになっている請求項1記載のバカラゲーム装置。
  9. 前記コンピュータプロセッサは、前記ユーザが行った前記バンカーの手またはプレーヤーの手の選択を識別した後に、前記最初から表にされたカードを表示するようになっている請求項1記載のバカラゲーム装置。
  10. 前記コンピュータプロセッサは、各ゲームにおいて、前記9と等しい最終的な合計数をもつ手の軌跡を記録しておくようになっている請求項1記載のバカラゲーム装置。
  11. 前記コンピュータプロセッサは、前記最終的な合計数である9に等しい少なくとも2つの連続する手に対して、前記ユーザにボーナスの支払いを指定するようになっている請求項10記載のバカラゲーム装置。
  12. 前記コンピュータプロセッサは、前記最終的な合計数である9に等しい手の連続が、前記ユーザの手または前記カジノの手の連続を含むときは、ボーナスの支払いを指定するようになっている請求項11記載のバカラゲーム装置。
  13. 前記ユーザが置いた賭け金を受け取る賭け金貯蓄器をさらに備える請求項11記載のバカラゲーム装置。
  14. 前記賭け金貯蓄器は、前記コンピュータプロセッサと関連づけて操作することができるようになっている請求項13記載のバカラゲーム装置。
  15. 前記コンピュータプロセッサは、ユーザがボーナスの支払いを受けられるように、そのユーザが前記賭け金貯蓄器に拠出するボーナス賭け金を識別することができるようになっている請求項14記載のバカラゲーム装置。
  16. 前記コンピュータプロセッサは、前記最終的な合計数である9に等しいバンカーの手またはプレーヤーの手の少なくとも一方について、前記ボーナス賭け金を以降のゲームに持ち越すことができるようになっている請求項15記載のバカラゲーム装置。
  17. 多数のユーザが同時にプレーすることができるように、前記コンピュータプロセッサに関連づけて操作することができる複数の入力装置をさらに備えている請求項1記載のバカラゲーム装置。
  18. 前記コンピュータプロセッサは、前記最初から表にされたカードを捨てることを選択する複数のユーザのうちのただ1人の入力に応答することができるようになっている請求項17記載のバカラゲーム装置。
  19. 前記ディスプレーを複数個含む請求項17記載のバカラゲーム装置。
  20. 前記入力装置は、タッチスクリーンである請求項1記載のバカラゲーム装置。
  21. 前記入力装置は、前記ユーザの選択器を区画する少なくとも1つの作動ボタンを含む請求項1記載のバカラゲーム装置。
  22. コンピュータプロセッサと、ディスプレーと、入力装置とを備えるバカラゲーム装置であって、
    前記入力装置は、少なくとも1人のユーザが操作できる選択器を含み、前記コンピュータプロセッサは、バカラのルールに則ってプレーヤーの手とバンカーの手をつくり出し、前記コンピュータプロセッサは、前記プレーヤーの手とバンカーの手を、最初から表にされたカードと、最初は裏にされたカードでつくり出し、かつ前記コンピュータプロセッサは、ユーザの選択に応答し、前記手のうち一方をユーザの手、もう一方をカジノの手として指定し、さらに前記コンピュータプロセッサは、前記手のうち一方の最終的な合計数が他方の手の最終的な合計数より大きいときには、これに応答して、前記プレーヤーの手またはバンカーの手を勝ちの手として指定し、前記コンピュータプロセッサは、前記ユーザの手も前記勝ちの手と同じであるときは、このユーザを勝者に指定するようになっているバカラゲーム装置。
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