JP2005020819A - 磁石埋込型ロータ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】磁石埋込型ロータ10に挿入する磁石セット20は、磁石21の両面に金属プレート22、22を配置し、磁石21と一方の金属プレート22との間に弾性体23を介在させた構成体である。
【効果】磁石及び弾性体を2枚の金属プレートで挟んでロータのスロットに挿入するので、挿入が容易である。また、弾性体を介在させるので、高速回転で遠心力が働いても、磁石と弾性体を挟んだ金属プレートとロータのスロットとの隙間は、弾性体が膨らむことにより抑制できる。この結果、磁石とロータのスロットとの衝突を回避でき、磁石の割れや破損を防止することができる。
【選択図】 図3
Description
【発明の属する技術分野】
本発明はロータに磁石を埋込んでなる磁石埋込型ロータの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の磁石埋込型ロータは、ロータ内の磁石を接着剤で固定するタイプのものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−324738公報(第2頁〜第3頁、図1、図2)
【0004】
図10は特許文献1の図1の再掲図であり、1はロータ、2は鉄心、3は回転軸、4は希土類磁石、5はエポキシ系接着剤である。
図11は特許文献1の図2の再掲図であり、4は希土類磁石(Nd−Fe−B)、5はエポキシ系接着剤である。
【0005】
図10及び図11において、最初に希土類磁石4にエポキシ系接着剤5を塗布して、次に、エポキシ系接着剤5を塗布した希土類磁石4を、鉄心2の長方形断面穴(符号無し)に挿入する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、接着剤を使用する場合、希土類磁石4と長方形断面穴との間の接着層部は、高速回転時の遠心力と磁石の吸引力で変形し、隙間を生じる。この結果、希土類磁石4と鉄心2とが衝突するため、希土類磁石4が割れる若しくは破損するという不具合が発生していた。
【0007】
また、ロータ1と希土類磁石4の組立てにおいて、エポキシ系接着剤5の塗布、希土類磁石4の固定化、加熱硬化などの煩雑な工程が重なる。
さらには、希土類磁石4を長方形断面穴に挿入している途中で接着が進むとそれ以上の挿入が困難になるなど、希土類磁石4の位置決めが困難であった。
【0008】
そこで、本発明の目的は、組付け工程が容易で、且つ磁石及びロータの破損を抑制して信頼性を向上させた磁石埋込型ロータを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1は、ロータに予め設けたスロット内に磁石を固定してなる磁石埋込型ロータにおいて、前記スロット内で前記磁石の両面に金属プレートが介在し、前記磁石と少なくとも一方の金属プレートとの間に弾性体が介在し、前記弾性体が前記磁石及び前記金属プレートを押圧していることを特徴とする。
【0010】
磁石及び弾性体を2枚の金属プレートで挟んでロータのスロットに挿入するので、弾性体が適度に変形して磁石及び金属プレートと密着するために挿入が容易である。また、弾性体を介在させるので、高速回転で遠心力が働いても、磁石と弾性体を挟んだ金属プレートとロータのスロットとの隙間は、弾性体が膨らむことにより抑制できる。この結果、磁石とロータのスロットとの衝突を回避でき、磁石の割れや破損を防止することができる。
【0011】
請求項2では、ロータに予め設けたスロット内に磁石を固定してなる磁石埋込型ロータにおいて、前記スロット内で前記磁石の両面に金属プレートが介在し、少なくとも一方の金属プレートはU断面のスプリングプレートとし、前記スプリングプレートが前記磁石を押圧していることを特徴とする。
【0012】
2枚の金属プレートの少なくとも1枚をU断面のスプリングプレートとすることにより、スプリングプレート側が弾性部となり、前記弾性体を削除することができる。この結果、磁石と弾性体と金属プレートからなる磁石セットのコストダウン化が図れる。
【0013】
請求項3では、磁石の両面に介在するそれぞれの金属プレートは、少なくともその一端部同士を連結するブリッジ部を備えたことを特徴とする。
【0014】
2枚の金属プレートの先端同士をブリッジ部で連結することにより、磁石セットが容易に一体化でき、また、ブリッジ部を先頭にすれば、前記磁石セットはロータのスロットに簡単に挿入することでき、組立工数の削減が図れる。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係る磁石埋込型ロータの斜視図であり、磁石埋込型ロータ10は、ロータ本体11を構成する積層鋼板12と、回転軸13と、積層鋼板12に開けたスロット14に挿入した磁石セット20とからなる。
【0016】
図2は図1の2ー2線断面図であり、回転軸13と一定の間隔を保ち、且つ回転軸13と平行な位置関係にスロット14・・・(・・・は複数個を示す。以下同じ。)を開け、これらのスロット14・・・の各々に磁石セット20・・・を挿入したことを示す。
【0017】
実施例では、スロット14に埋込んだ磁石セット20・・・の数は4個であり、各々の磁石セット20・・・は互いに交わることが無く、且つ垂直位置関係であることを基本とする。したがって、磁石セット20・・・は、回転軸13を挟んで2個ずつで対称位置関係にある。磁石セット20の構造は次図で説明する。
【0018】
図3は本発明に係る磁石セットの断面図であり、磁石セット20は、磁石21の両面に金属プレート22、22を配置し、磁石21と一方の金属プレート22との間に弾性体23を介在させた構成体である。
【0019】
次に、以上の構造からなる磁石セット20を積層鋼板に挿入する手順を次に説明する。
図4(a)〜(c)は本発明での磁石セットの挿入要領図である。
(a)において、磁石セット20を厚さ方向に圧縮し、弾性体23を縮めながらスロット14に嵌める。そして、磁石セット20をスロット14に圧入する。
【0020】
(b)は挿入途中の状態図であり、弾性体23は、磁石21と金属プレート22、22で圧迫され、上方へはみ出す。
【0021】
(c)は挿入終了状態を示し、弾性体23はさらに伸びて上方へはみ出す。
【0022】
以上において、スロット14の側面15、15は積層鋼板12・・・の切り口が集合するため、ヤスリのような粗面となる。仮に接着剤を採用すれば、接着剤が側面15の粗面で削られ、奥まで到達しないことが考えられる。その点、本発明では粗い側面15上を平滑な金属プレート22が摺接するため、磁石セット20の挿入は円滑に実施できると共に、挿入時の磁石21への損傷を防ぐことができる。
【0023】
図5(a)、(b)はロータの静止及び回転時での弾性体の作用図である。
(a)はロータの静止状態を示し、磁石埋込型ロータ10の積層鋼板12のスロット14に挿入する磁石セット20では、弾性体23は厚さt1の状態で一定である。
【0024】
一方、(b)はロータの回転状態を示し、回転軸13が矢印▲1▼のように反時計回りに回転すると、磁石埋込型ロータ10とスロット14に嵌め込まれた磁石セット20が反時計回りに回転する。この時、回転軸13から外側に向けて遠心力が働き、弾性体23の幅が矢印▲2▼の方向に増大し、その増大分は金属プレート外面26、26とスロット14の間の隙間分(図示できないほど微少な隙間)だけである。すなわち、この時、弾性体23の幅t2はt1より大きくなる。
【0025】
この結果、高速回転で遠心力が働いても、磁石21と弾性体23を挟んだ金属プレート22、22とロータのスロット14との隙間は、弾性体23が膨らむことにより解消でき、磁石21とロータのスロット14との衝突を回避でき、磁石21の割れや破損を防止することができる。
【0026】
図6は図3の別実施例図であり、磁石セット20は、磁石21を2枚の金属プレート22、22で挟み、これらの金属プレートのうち少なくとも1枚はU断面のスプリングプレート24とし、このスプリングプレート24を弾性部とした構成体である。
【0027】
図7は図3の改良実施例図であり、磁石セット20は、磁石21の両面に金属プレート22、22を配置し、磁石21と一方の金属プレート22との間に弾性体23を介在させ、合わせて、2枚の金属プレート22、22の先端同士をブリッジ部25で連結し、このブリッジ部25を先頭にしてスロットに挿入できるようにした構成体である。
【0028】
図8(a)〜(c)は図7で説明した磁石セットの挿入要領図である。
(a)において、磁石セット20のブリッジ部25を下方に向けて磁石セット20を厚さ方向に圧縮し、弾性体23を縮めながらスロット14に嵌める。そして、磁石セット20をスロット14に圧入する。
【0029】
(b)は挿入途中の状態図であり、弾性体23は、磁石21と金属プレート22、22で圧迫され、上方へはみ出す。
【0030】
(c)は挿入終了状態を示し、弾性体23はさらに伸びて上方へはみ出す。また、ブリッジ部25は挿入時の圧力により、挿入終了時にはスロット下端部16と密着する。
【0031】
以上において、スロット14の側面15、15は積層鋼板12・・・の切り口が集合するため、ヤスリのような粗面となる。仮に接着剤を採用すれば、接着剤が側面15の粗面で削られ、奥まで到達しないことが考えられる。その点、本発明では粗い側面15上を平滑な金属プレート22が摺接するため、磁石セット20の挿入は円滑に実施できると共に、挿入時の磁石21への損傷を防ぐことができる。また、ブリッジ部25は挿入終了時にはスロット下端部16と密着するため、回転時においてのガタつきを防止できる。
【0032】
図9は図6の改良実施例図であり、磁石セット20は、磁石21の両面に金属プレート22、22を配置し、これらの金属プレートのうち少なくとも1枚はU断面のスプリングプレート24とし、このスプリングプレート24を弾性部とし、さらに、金属プレート22とスプリングプレート24の先端同士をブリッジ部25で連結し、このブリッジ部25を先頭にしてスロットに挿入できるようにした構成体である。
【0033】
以上の構造より、結果として、図7や図9のように2枚の金属プレート22、22あるいは金属プレート22とスプリングプレート24の先端同士をブリッジ部25で連結した磁石セット20は、磁石21や磁石21と弾性体23の当接した構成体を3辺で挟んでいるので、スロットへの挿入は円滑にできる。
【0034】
尚、磁石は板状あるいは直方体であれば良く、細かい寸法は問わない。また、弾性体の種類はゴム類あるいはそれに準ずるものを基本とするが、細かい種類は問わない。
また、金属プレートの材質は、オーステナイト系ステンレス鋼などの非磁性金属やアルミニウム、銅、チタン、黄銅などの非鉄系金属を使用する。
【0035】
さらに、弾性体及び弾性部は磁石の両面に介在しても良い。一方、弾性体及び弾性部は磁石の片面のみに介在する場合では、ロータの中心に向く磁石の面にある方が好ましい(図2、5参照)。
【0036】
【実施例】
本発明に係る実施例を以下に示す。
【0037】
【表1】
【0038】
表の第1行に記載したゴムの厚さは、圧縮させる前のシリコーンゴムの厚さを示す。
同コアスロットクリアランスは、コアスロットから金属プレート(2枚)の厚さと磁石の厚さとを差し引いた値であり、詳細は後述する。
同挿入に必要な力は、ロードセルで測定した。
同ゴム圧縮応力は、ヤング率と圧縮代とに基づいて計算により求めた。
【0039】
コアスロットの寸法から金属プレート(厚さ0.05mm)と磁石の厚さを差し引いたコアスロットクリアランスが最大で0.4mm、最小で0.2mmのクリアランス公差+0.2mmなるロータ本体を用いて磁石セットの挿入テストを実施した。クリアランス公差とは磁石セットとコアの公差により生じる公差である。
【0040】
前記ロータ本体に、厚さ0.3mm、0.4mm、0.5mmのシリコーンゴムを用いて磁石セットを挿入し、固定した。厚さ0.5mm及び0.4mmのゴムにおいては、コアスロットクリアランス0.2mmと0.4mmのいずれの場合でもロータ本体に固定でき、ロータを破壊することも無かった。しかし、挿入に必要な力とゴム圧縮応力から、厚さ0.5mmのゴムの方が好ましい結果となった。
【0041】
一方、厚さ0.3mmのゴムでは、0.2mmのコアスロットクリアランスの場合には磁石を固定できるが、比較例1のように0.4mmのコアスロットクリアランスの場合には磁石が重力で落下し、磁石をロータ本体に固定することができなかった。したがって、厚さ0.3mmのゴムは、コアスロットクリアランスが最大で0.4mm、最小で0.2mmのクリアランス公差+0.2mmなるロータ本体には適用できない結果となった。
【0042】
本挿入テスト結果より、樹脂による接着が必要無いため、煩雑な組付け工程を行うことがなくなり、且つ、磁石の破損に対する信頼性が著しく向上した。
【0043】
【発明の効果】
本発明は上記構成により次の効果を発揮する。
請求項1によれば、磁石及び弾性体を2枚の金属プレートで挟んでロータのスロットに挿入するので、弾性体が適度に変形して磁石及び金属プレートと密着するために挿入が容易である。また、弾性体を介在させるので、高速回転で遠心力が働いても、磁石と弾性体を挟んだ金属プレートとロータのスロットとの隙間は、弾性体が膨らむことにより抑制できる。この結果、磁石とロータのスロットとの衝突を回避でき、磁石の割れや破損を防止することができる。
【0044】
請求項2では、2枚の金属プレートの少なくとも1枚をU断面のスプリングプレートとすることにより、スプリングプレート側が弾性部となり、前記弾性体を削除することができる。この結果、磁石と弾性体と金属プレートからなる磁石セットのコストダウン化が図れる。
【0045】
請求項3では、2枚の金属プレートの先端同士をブリッジ部で連結することにより、磁石セットが容易に一体化でき、また、ブリッジ部を先頭にすれば、前記磁石セットはロータのスロットに簡単に挿入することでき、組立工数の削減が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る磁石埋込型ロータの斜視図
【図2】図1の2−2線断面図
【図3】本発明に係る磁石セットの断面図
【図4】本発明での磁石セットの挿入要領図
【図5】ロータの静止及び回転時での弾性体の作用図
【図6】図3の別実施例図
【図7】図3の改良実施例図
【図8】図7で説明した磁石セットの挿入要領図
【図9】図6の改良実施例図
【図10】特許文献1の図1の再掲図
【図11】特許文献1の図2の再掲図
【符号の説明】
10…磁石埋込型ロータ、11…ロータ本体、12…積層鋼板、13…回転軸、14…スロット、20…磁石セット、21…磁石、22…金属プレート、23…弾性体、24…スプリングプレート、25…ブリッジ部。
Claims (3)
- ロータに予め設けたスロット内に磁石を固定してなる磁石埋込型ロータにおいて、前記スロット内で前記磁石の両面に金属プレートが介在し、前記磁石と少なくとも一方の金属プレートとの間に弾性体が介在し、前記弾性体が前記磁石及び前記金属プレートを押圧していることを特徴とする磁石埋込型ロータ。
- ロータに予め設けたスロット内に磁石を固定してなる磁石埋込型ロータにおいて、前記スロット内で前記磁石の両面に金属プレートが介在し、少なくとも一方の金属プレートはU断面のスプリングプレートとし、前記スプリングプレートが前記磁石を押圧していることを特徴とする磁石埋込型ロータ。
- 磁石の両面に介在するそれぞれの金属プレートは、少なくともその一端部同士を連結するブリッジ部を備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の磁石埋込型ロータ。
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