JP2005020669A - 災害対策支援ロボット、災害対策支援システムおよび災害対策支援システム構築方法 - Google Patents

災害対策支援ロボット、災害対策支援システムおよび災害対策支援システム構築方法 Download PDF

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Abstract

【課題】被災後に直ちに被災地で通信ネットワークを構築し、通信ネットワークの確保・災害についての情報収集を実現するための災害対策支援ロボット、災害対策支援システム、および、災害対策支援システム構築方法を提供する。
【解決手段】災害対策支援ロボット100を複数箇所に配置して通信ネットワークを構築する災害対策支援システムであって、1の災害対策支援ロボット100が存在通知コマンドを無線装置により送信し、存在通知コマンドを受信した他の災害対策支援ロボット100が存在を認識し、以下同様に他の災害対策支援ロボット100が存在通知コマンドを送受信して多数の災害対策支援ロボット100間でリンクを確立し、全ての災害対策支援ロボット100が存在通知コマンドを送信した後で通信ネットワークを確立することを特徴とする災害対策支援システムとした。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、災害発生後直ちに通信ネットワークを確保して、各種情報の収集・緊急連絡網の整備を可能とする災害対策支援ロボット、災害対策支援システムおよび災害対策システム構築方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
日本は世界的にも有数の地震多発国である。そこで、地震対策については世界的な技術水準を有している。例えば、建築物は厳しい耐震基準をクリアして建築され、地震が発生しても建築物の倒壊は極力防止される。この耐震基準は起きた地震に対処するものであるが、これ以外にも、地震発生前の予防処置について、また、地震発生後の二次災害防止対策についても研究・開発が鋭意行われている。
現在進められている研究・開発例として、例えば、予防処置としては気象庁等におる地震予知が、また、二次災害防止対策例として地震発生時に迅速に新幹線を停止させる“ゆれだす”などが、鋭意研究開発されている。
このようにあらゆる視点からアプローチが行われている。
【0003】
さて、地震などの発生規模・地域・時間を正確に予測することは難しい。
地震のような災害はいかに予防措置を講じても現在の技術では災害を「ゼロ」にすることは不可能である。
近年では「東海沖地震」「東南海地震」「南海地震」の発生予想が地震研究の専門家などによって発表され、当該地区の自治体や住民は大きな不安を抱えている。不幸にして災害に見舞われた場合にいかに被災後の二次災害を防止するか、またいかに復興を早くするかが重要な課題になっている。
【0004】
仮に予想を超えるような地震が発生した場合、災害は広範囲にわたって被害規模が大きくなることがある。この原因の一つとして、ガス・電気に起因する火災が挙げられる。
被災地において、ガス漏れによりガス爆発や火災が発生した場合、また、一部で漏電により火災が発生した場合、さらに被害が拡大する二次災害となる。このような二次災害が発生した場合、いわゆるライフラインの停止により復興作業が長期化し、支障を来すこととなる。
【0005】
このため、当然のことながら災害時には直ちにガスや電気の供給を停止して二次災害の発生を防止し、生活の要であって供給再開が一刻も早く望まれるガス・電気の復興に向けて全力で作業に当たることとなる。
【0006】
そこで二次災害を予防する仕組みが必要であるが、このような仕組みは現状では全く存在しなかった。例えば、メタルケーブルや光ファイバーケーブルなどの専用線を用いて定点監視し、情報の収集を行うシステムを電話会社や電力会社が運用しているが、電話回線や電力系統設置箇所という特定地域に限定されたものであり、どこで発生するかわからない災害に対する災害後の二次災害の防止や早期復興を支援するシステムの研究開発は行われていないのが現状である。
【0007】
このように被災後の二次災害発生防止を目的とする先行技術は見あたらないが、災害に対処する先行技術の一例としては、災害予知に係るものが特許文献1に開示されている。
特許文献1に記載された先行技術では、地滑り、土石流、雪崩などの災害危険地域に物理量を計測するセンサ、および、無線による通信ネットワークを含むシステムを予め構築し、物理量に基づいて災害を予知するというものである。
【0008】
【特許文献1】
特開2003−6778号公報(段落番号0005〜0015,図1〜図3)
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
上記したが、従来技術や特許文献1に記載したシステムは予め災害の発生が予想されている特定地域や特定設備に前もって構築するシステムであり、このようなシステムが構築されていない地域や設備に災害が発生した場合には対処できないという問題があった。
【0010】
また、いつどこで発生するかわからない災害に対してある特定地域・特定設備に限っての監視は効率的でなく、これを日本全国くまなく行き渡らせることは設備費用を考えても現実的でないという問題があった。
【0011】
さらにまた、予め構築されたシステムの場合、災害により、例えば中継器が破損したような場合、システムの復旧に手間取り、情報の収集が困難になるというおそれもあった。適切な情報が収集できない場合、適切な対策が取れず初動対策が遅れて二次災害を防止できない事態が発生するという問題があった。
【0012】
そこで、上記した問題を解決するため、本発明の目的は、被災後に直ちに被災地で通信ネットワークを構築し、通信ネットワークの確保・災害についての情報収集を実現するための災害対策支援ロボット、災害対策支援システム、および、災害対策支援システム構築方法を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明の災害対策支援ロボットは
送受信アンテナと、
送受信アンテナに接続される無線装置と、
無線装置に接続される信号処理部と、
を備える災害対策支援ロボットであって、
信号処理部は、
無線装置による通信処理を行う通信処理エンジンと、
通信ネットワークの構築処理を行うネットワーク構築エンジンと、
を有し、ネットワーク構築エンジンは無線送信範囲内にある他の災害対策支援ロボットとリンクし、通信処理エンジンが他のリンク済みの災害対策支援ロボットとルーティングしつつデータを送受信することを特徴とするものである。
【0014】
さらに、上記の災害対策支援ロボットは、
外界の状況を検知するセンサを備え、
信号処理部のセンサデータ処理エンジンがセンサデータを処理し、通信処理エンジンがセンサデータを所定形式に変換して送信することを特徴とするものである。
【0015】
さらに、上記の災害対策支援ロボットは、
GPS(Global Positioning System)データを受信するGPSアンテナを備え、
信号処理部のGPSデータ処理エンジンがGPSデータを処理し、通信処理エンジンがGPSデータを所定形式に変換して送信することを特徴とする。
【0016】
さらに、上記の災害対策支援ロボットは、
太陽光を受光するソーラパネルと、
ソーラパネルが発電した電力を受電し、充電用に調整した電力を出力する充電回路と、
充電回路から出力される電力により充電する電池と、
を備えることを特徴とする。
【0017】
また、本発明の災害対策支援システムは、
上記の災害対策支援ロボットを複数箇所に配置して通信ネットワークを構築する災害対策支援システムであって、
1の災害対策支援ロボットが存在通知コマンドを無線装置により送信し、
存在通知コマンドを受信した他の災害対策支援ロボットが存在を認識し、
以下同様に他の災害対策支援ロボットが存在通知コマンドを送受信して多数の災害対策支援ロボット間でリンクを確立し、
全ての災害対策支援ロボットが存在通知コマンドを送信した後で通信ネットワークを確立することを特徴とする。
【0018】
さらに、上記の災害対策支援システムは、
確立された通信ネットワークに対し、新たに他の通信装置が存在通知コマンドを送信した場合、存在通知コマンドを受信した他の災害対策支援ロボットが存在確認コマンドを送信し、他の通信装置と通信可能となるように通信ネットワークが更新されることを特徴とする。
【0019】
さらに、上記の災害対策支援システムは、
前記通信装置は、据置型のコンピュータ、携帯型のデータ伝送装置、四足歩行型の探索犬ロボット、自走式の無人探索車であることを特徴とする。
【0020】
また、本発明の災害対策支援システム構築方法は、
災害発生箇所にて多数の災害対策支援ロボットを地上に配置することで、または、空中から投下散布することで多数箇所に分散配置し、災害対策支援ロボットが自律的に通信範囲内の他の災害対策支援ロボットとリンクを確立してネットワークを構築することを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態について図を参照しつつ説明する。
図1は本形態の災害対策支援ロボットの説明図、図2は本形態の災害対策支援ロボットの回路ブロック図である。
この災害対策支援ロボット100は、外観上では略球体に形成され、図1で示すように、多数(図1では六面とした)の入出力部10を備えている。これは送受信範囲を広げるためである。
この災害対策支援ロボット100は、図2で示すような回路ブロック構成を有し、多数(本形態では6個としたが数は限定されない)の入出力部10と、充電装置20と、電池30と、無線装置40と、信号処理部50とを備えている。
【0022】
入出力部10は、詳しくはソーラパネル11と、送受信アンテナ12と、センサ13と、GPSアンテナ14と、が設けられている。
信号処理部50は、具体的にはCPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)であり、内部処理プログラムとしてセンサデータ処理エンジン51と、GPSデータ処理エンジン52と、ネットワーク構築エンジン53と、通信処理エンジン54とを備えている。
【0023】
続いて、各部の機能について説明する。
ソーラパネル11は、入出力部10内に設けられ、太陽光を受光して発電し、電力を出力する。
充電装置20は、発電電力を受電し、充電用に電圧・電流を調整して出力する。充電装置20は、電圧・電流の変動を吸収して一定電圧・電流とした電気を出力する、いわばレギュレータとして機能したり、また、過充電防止のため充電終了後に電力の供給を停止させるように機能する。このような充電装置20の出力電力により電池30が充電される。電池30は、無線装置40、信号処理部50へ安定して電力を供給する。
なお、電池30は各種形態が可能であり、例えば、本形態のソーラ電源以外に、長期間使用可能な電池による電源、コンデンサによる電源としても良い。また、これら複数の電源を組み合わせたハイブリッド型電源としてもよい。
【0024】
送受信アンテナ12は、入出力部10内に設けられたアンテナであって、無線装置40と接続されている。無線装置40はデータの送受信に用いられる。信号処理部50の通信処理エンジン54から無線装置40へデータが伝送された場合、データを変調し、所定電力に増幅して無線信号に変換し、送受信アンテナ12から送信する。また、送受信アンテナ12が受信した無線信号は無線装置40に入力され、無線信号を復調してデータに変換し、信号処理部50へ伝送し、通信処理エンジン54がデータを処理する。無線信号は、例えば、430MHz帯特定小電力無線信号などが使用される。
【0025】
センサ13は、入出力部10内に設けられて信号処理部50と接続されている。このセンサ13は、外界の状況を検知する機能を有し、例えば、被災地での二次災害の発生が検知できるような各種のセンサである。
例えば、温度センサ、熱センサ、炎センサなどを用いて火災の発生を検知するようにしてもよい。
また、ガス臭気センサとしてガス漏れを発見するようにしても良い。
さらにまた、CCD(Charge Coupled Device)等の画像センサとして画像により二次災害の発生を視覚的に検知するようにしても良い。
さらにまた、マイク等の音声センサにより二次災害の発生を聴覚的に検知するようにしても良い。
【0026】
センサ13からの出力が温度・熱・炎・映像・音声等の物理量を表すアナログ波形のセンサ信号の場合、図示しないA/D変換部を介してデジタル波形のセンサデータに変換され、信号処理部50のセンサデータ処理エンジン51がセンサデータを処理して、例えば数値等で表されたセンサデータを生成する。
なお、センサはこれ以外にも各種のセンサを搭載することができ、あらゆる種類のセンサを搭載して汎用型としたり、またはセンサを適宜変更する用途限定型としても良い。
【0027】
GPSアンテナ14は、入出力部10内に設けられて信号処理部50と接続されている。GPSアンテナ14は、GPSデータを検出する機能を有しており、信号処理部50のGPSデータ処理エンジン52がGPSデータを処理し、位置を表す位置データを生成する。
【0028】
信号処理部50は、センサデータ処理エンジン51が生成したセンサデータ、および、GPSデータ処理エンジン52が生成した位置データを、通信処理エンジン54が受け取り、通信に適したデータに変換(例えば、パケットデータ分割等)した上で、無線装置40へ送信する。
さらに後述するが、ネットワーク構築エンジン53は無線送信範囲内にある他の災害対策支援ロボット100とリンクする。
また、通信処理エンジン54はリンクした他の災害対策支援ロボット100とルーティングしつつデータを送受信・転送する通信制御も行う。
【0029】
なお、災害対策支援ロボット100はランダムに散布、配置されるため、筐体は完全分解型または部分分解型の材料、例えば、生分解性プラスチックなどを使用することで分解消滅する構成を採用しても良い。これにより、回収しないでも土に還るため、地球環境に負荷を与えることはない。
また、災害対策支援ロボット100の筐体は金属・樹脂で構成してもよい。このような場合でもGPSにより災害対策支援ロボット100の位置がわかるため回収が可能であり、地球環境に負荷をかけるような事態を回避する。
【0030】
続いてこのような災害対策支援ロボットを用いる災害対策支援システム、および、災害対策支援システム構築方法について図を参照しつつ説明する。図3,図4は災害対策支援システム構築方法の具体例を説明する説明図である。
災害対策支援ロボット100は持ち運びを容易にするため、小型・軽量に構成されている。このため、多数の災害対策支援ロボット100を取り扱う場合でも、総容積・総重量は大きくならないように配慮されている。
【0031】
このような多数の災害対策支援ロボット100を配置する場合、例えば、図3で示すようにヘリコプター200により上空から散布して被災地の地上に配置しても良い。このため、災害対策支援ロボット100は空中から落下しても壊れないように耐衝撃性を向上させて構成されている。
または、複数の人間が災害対策支援ロボット100を歩きながら手置きで、または車から散布するなどして地上に適正間隔で配置するようにしても良い。この場合、配置間隔等を厳密に考慮する必要はなく、おおよその配置間隔で良い。このようにして配置された災害対策支援ロボット100は、図4で示すように地表面に適正間隔を保ちつつ、ランダムに分布配置される。図4ではA〜Nの地点に分布している。以下、単にロボットA〜ロボットNとして説明する。
【0032】
続いて、通信ネットワーク構築について図を参照しつつ説明する。図5〜図11は、ネットワーク構築を説明する説明図である。このようなネットワーク構築処理はネットワーク構築エンジン53により行われる。ここに述べるネットワーク構築は一例であり、他のネットワーク構築法を採用しても良いことはいうまでもない。なお、説明の簡略化のためロボットA〜ロボットFのみに限定して説明する。
ロボットの散布・配布後しばらくして、ロボットA〜ロボットFが起動し、ネットワーク構築エンジン53が動作する。この起動であるが、例えば、散布時の衝撃を検知してスイッチを入れたり、または、配布時に作業員がスイッチを入れるなどして、各ロボットA〜Fはランダムな期間を経て動作を開始する。
【0033】
まず、図5で示すように、最初にロボットAが起動したとし、ロボットAが送信元Aであるというデータを含む存在通知コマンドを無線で送信する(以下、マルチキャストするという)。マルチキャスト可能な範囲にあるロボットB,Cはそれぞれ存在通知コマンドを読み込む。
ロボットB,Cは、ロボットAの存在通知コマンドを受信してロボットAが存在して通信可能であることを認識し、その旨を登録する。
【0034】
以下、時間を異ならせて他のロボットB〜Fが起動し、存在通知コマンドを送信していく。
続いて図6で示すように、ロボットBが起動したとし、ロボットBが送信元Bであるというデータを含む存在通知コマンドをマルチキャストする。マルチキャスト可能な範囲にあるロボットA,C,Eはそれぞれ存在通知コマンドを読み込む。
ロボットA,Eは、ロボットBの存在通知コマンドを受けてロボットBが存在して通信可能であることを認識し、その旨を登録する。
ロボットCは、ロボットBの存在通知コマンドを受けて先のロボットAに続いてロボットBが存在して通信可能であることを認識し、その旨を登録する。
【0035】
続いて図7で示すように、ロボットCが起動したとし、ロボットCが送信元Cであるというデータを含む存在通知コマンドをマルチキャストする。マルチキャスト可能な範囲にあるロボットA,B,D,Fはそれぞれ存在通知コマンドを読み込む。
ロボットD,Fは、ロボットCの存在通知コマンドを受けてロボットCが存在して通信可能であることを認識し、その旨を登録する。
ロボットAは、存在通知コマンドを受けて先のロボットBに続きロボットCが存在して通信可能であることを認識し、その旨を登録する。
ロボットBは、存在通知コマンドを受けて先のロボットAに続きロボットCが存在して通信可能であることを認識し、その旨を登録する。
【0036】
続いて図8で示すように、ロボットEが起動したとし、ロボットEが送信元Eであるというデータを含む存在通知コマンドをマルチキャストする。マルチキャスト可能な範囲にあるロボットBは存在通知コマンドを読み込む。
ロボットBは、存在通知コマンドを受けて先のロボットA,Cに続きロボットEが存在して通信可能であることを認識し、その旨を登録する。
【0037】
続いて図9で示すように、ロボットFが起動したとし、ロボットFが送信元Fであるというデータを含む存在通知コマンドをマルチキャストする。マルチキャスト可能な範囲にあるCは存在通知コマンドを読み込む。
ロボットCは存在通知コマンドを受けて先のロボットA,Bに続きロボットFが存在して通信可能であることを認識し、その旨を登録する。
【0038】
続いて図10で示すように、ロボットDが起動したとし、ロボットDが送信元Dであるというデータを含む存在通知コマンドをマルチキャストする。マルチキャスト可能な範囲にあるロボットCは存在通知コマンドを読み込む。
ロボットCは存在通知コマンドを受けて先のロボットA,B,Fに続きロボットDが存在して通信可能であることを認識し、その旨を登録する。
【0039】
結果、図11で示すような通信ネットワークが構築されるものとする。
ロボットAは、ロボットB,Cとリンクする。
ロボットBは、ロボットA,C,Eとリンクする。
ロボットCは、ロボットA,B,D,Fとリンクする。
ロボットDは、ロボットCとリンクする。
ロボットEは、ロボットBとリンクする。
ロボットFは、ロボットCとリンクする。
【0040】
続いて、このようにして構築された通信ネットワークに新たに他の通信装置を接続する場合について説明する。図12,図13は確立された通信ネットワークへの通信装置の追加接続を説明する説明図である。このような追加接続処理はネットワーク構築エンジン53により行われる。
確立された通信ネットワークに対し、新たに他の通信装置(災害対策支援ロボットに加え、後述する各種装置を含む)が存在通知コマンドを送信した場合、存在通知コマンドを受信した災害対策支援ロボットが存在確認コマンドを送信し、他の通信装置と通信可能となるように通信ネットワークが更新される。
【0041】
例えば、災害対策センター側に監視用のコンピュータ300(以下ロボットOとして説明する)を設置し、このロボットOが接続を確立する。
ロボットOが送信元Oであるというデータを含む存在通知コマンドをマルチキャストする。マルチキャスト可能な範囲にあるロボットAは存在通知コマンドを読み込む。
ロボットAは存在通知コマンドを受けて先のロボットB,Cに加えてロボットOが存在して通信可能であることを認識し、その旨を登録する。さらに、ロボットAが送信元Aであるというデータを含む存在確認コマンドをマルチキャストする。
ロボットOは存在確認コマンドを受けてロボットAが存在して通信可能であることを認識し、その旨を登録する。
なお、ロボットB,Cは存在確認コマンドを受けてもロボットAの存在は登録済みであり、そのまま存在確認コマンドを無視する。
【0042】
続いて、ロボットOが各ロボットへデータ通信する最適経路の発見を行う方式について説明する。この処理はネットワーク構築エンジン53により行われる。まず、ロボットOは、ロボットOが起点である経路データを含む経路探索コマンドをマルチキャストする。
ロボットAは経路探索コマンドを受信し、O→Aという経路を通過したことを示す経路データを生成付加し、経路探索コマンドをマルチキャストする。
以下同様に各ロボットはマルチキャストされた経路探索コマンドを受信したとき、自らの経路を経たことを示す経路データを付加して経路探索コマンドをマルチキャストする。
【0043】
ロボットBが経路探索コマンドを受信する。
ロボットBは、O→A→Bという経路を通過したことを示す経路データを生成付加し、経路探索コマンドをマルチキャストする。
ロボットEが経路探索コマンドを受信する。
ロボットEは、O→A→B→Eという経路を通過したことを示す経路データを生成付加する。なお、ロボットEは、ロボットB以外にはリンクされていないことが登録されているため、経路探索コマンドの発信を行わない。
【0044】
この場合、多数の経路選択が可能であり、ロボットEは多数の経路データを取得する。
例えば、ロボットOからロボットEまでの経路O→A→B→Eは最短経路であるが、例えば、O→A→C→B→Eという経路を経てロボットEに到達したり、または、O→A→B→C→A→B→EというようにA,B,C間を巡回するような経路も取りうる。そこで、最も通過ロボットが少ない経路を最短経路とし、他を参考経路として登録する。なお、経路探索は所定期間経過後に終了し、あまりに長い経路を除去する。また、一個のロボットが発信する情報がどこまでリレーされていくかはフィルタ値によって予め制御することも可能であり、これによっても長い経路を除去することが可能である。
【0045】
このようにして各ロボットでは、(1)接続ロボット情報(2)最短経路情報(3)参考経路情報を取得し、これら(1)〜(3)のデータを含む通知データを生成する。
各ノードのロボットは、このような通知データをロボットO(監視用のコンピュータ300)へ送信する。具体的には、最短経路と反対の経路(例えばロボットEからロボットOまでならばE→B→A→Oである。)を経るように通知データをマルチキャストする。各ロボットは経路データを見て、自らの情報が含まれていない場合には受信しても応答しないように設定する。最終的に、ロボットO(監視用のコンピュータ300)は図13で示すような(1)接続ロボット情報(2)最短経路情報(3)参考経路情報を登録する。
これにより、無駄な電力消費や他の経路へ転送されることなく、監視用のコンピュータ300が各ロボットからの通知データを取得し、以後の通信ネットワークを用いる通信に利用することとなる。
このようにして通信ネットワークである災害対策支援システムが確立される。
【0046】
続いて、このような災害対策支援システムを用いる災害対策支援について説明する。
図14は災害対策支援システムを用いる災害対策支援を説明する説明図である。
例えば、監視用のコンピュータ300からセンサ駆動コマンドを送信し、先に説明したセンサ13が検知しているデータを出力させる。
例えば、ガスセンサならば有毒ガスの有無・酸素不足等が検出され、これらデータに基づいて人体に悪影響がない環境であるか否かが判定される。
【0047】
そして、このようなセンサ13による検出の結果、人体に悪影響がない環境であると判明した場合は、作業員がデータ伝送装置400を携帯しつつ、被災地を探索することとなる。データ伝送装置400は各種データの送受信が可能であり、例えば、音声データ、映像データ、文字データ、センサが検出したセンサデータ、等を送受信できる。そして、データ伝送装置400は何れかのロボットと接続して送受信を行うこととなる。
【0048】
例えばデータ伝送装置400がロボットEに近いような場合、データ伝送装置400はロボットEを介して監視用のコンピュータ300とデータを送受信することとなるが、ロボットEからロボットOまでの最短経路がすでにロボットO,Eに登録されているため、転送先としてロボットOを指定すれば、最短経路を経てロボットOへ送受信することが可能となる。また、作業員が移動して他のロボットへ接続が変更されたとしても同様に最短経路を読み出してコンピュータ300と送受信できる。この場合の各ロボットはルータのようにも機能する。
【0049】
一方、センサによる検出の結果、人体に悪影響を及ぼす環境であると判明した場合は、例えば、探索犬ロボット500が放たれる。探索犬ロボット500は四足歩行により、障害等を乗り越えて、自在に動き回ることができる。例えば、探索犬ロボット500は、図示しないがマイク、撮像装置、センサ等を内蔵している。探索犬ロボット500は、各種データの送受信が可能であり、例えば、監視用のコンピュータ300から送信される各種のコマンドに応じて音声データ、映像データ、文字データ、センサが検出したセンサデータ、等を送受信できる。そして、探索犬ロボット500は何れかのロボットと接続して送受信を行うこととなる。
例えば探索犬ロボット500がロボットFに近いような場合、ロボットFを介してデータを送受信することとなるが、ロボットFからロボットO(コンピュータ300)までの最短経路がすでに登録されているため、転送先としてロボットOを指定すれば、最短経路を経てロボットO(コンピュータ300)へ送信する。この場合も、各ロボットはルータのように機能する。
【0050】
さらに、人体に悪影響を及ぼす環境下では、例えば、無人探索車600が出動する。無人探索車600はキャタピラーにより、障害等を乗り越えて、自在に動き回ることができ、図示しないがマイク、撮像装置、センサ等を内蔵している。無人探索車600は、各種データの送受信が可能であり、例えば、コンピュータ300から送信される各種のコマンドやデータを受信し、音声データ、映像データ、文字データ、センサが検出したセンサデータ、等を送信できる。そして、無人探索車600は何れかのロボットと接続して送受信を行うこととなる。
【0051】
この場合、例えば無人探索車600がロボットCに近いような場合、ロボットCを介してデータを送受信することとなるが、ロボットCからロボットO(コンピュータ300)までの最短経路がすでに登録されているため、転送先としてロボットOを指定すれば、最短経路を経てロボットO(コンピュータ300)へ送信する。なお、ロボットDへも送信されるが、ロボットCで送信を破棄するようにして、不要なデータ送信を抑制し輻輳の発生を抑えるようにしても良い。
【0052】
このような災害対策支援システムは多数のロボットによりその場でできるアドホックなネットワークであり、ロボットが何らかの原因で移動・消滅した場合や、追加的にロボットを配置してネットワークを拡大したような場合にも対応でき、ダイナミック(動的)であって自己組織化を実現可能なネットワークとすることができる。
また、多数ロボットを経由するマルチホップ通信が可能である。
さらにまた、災害対策支援システムは100マルチホップ程度接続可能として10キロのネットワークが構築可能であるが、インターネット接続可能として更に広域なネットワークとなるようなシステムとしてもよい。この場合、TCP/IPやBluetoothというように汎用の通信プロトコルを採用して、インターネット等既存の回線に容易に接続できるようにしてもよい。
さらにまた、IP電話などを採用して緊急連絡網となる電話線を構築することも可能であり、110番・119番など緊急通報システムの通信インフラとして補間追加しても良い。
【0053】
以上説明した災害対策支援システムは、
(1)地震・雷害・水害等の自然災害・人災に拘わらず適用可能であり、ガスや電力の供給を再開したときに起きるガス漏れ・漏電などを発見し、二次災害の防止・早期復興の支援に寄与する。
(2)また、人がいなくても二次災害の発生を検知し、位置情報と検出情報を緊急情報として送信し、ピンポイント探索による迅速な対応が可能となる。これに加えて、作業員が出向いてガス配管システムや電力系統システムに直接センサを配置して情報をセンサにより収集しても良い。
(3)さらにまた、小型・軽量として散布可能なロボットとし、ソーラ電力の利用により長期間動作が可能である。また、保管に場所を取らず、各県市町村のような地方公共団体、または、担当省庁が管理可能である。
【0054】
【発明の効果】
以上のような本発明によれば、被災後に直ちに被災地で通信ネットワークを構築し、通信ネットワークの確保・災害についての情報収集を実現するための災害対策支援ロボット、災害対策支援システム、および、災害対策支援システム構築方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本形態の災害対策支援ロボットの説明図である。
【図2】本形態の災害対策支援ロボットの回路ブロック図である。
【図3】災害対策支援システム構築方法の具体例を説明する説明図である。
【図4】災害対策支援システム構築方法の具体例を説明する説明図である。
【図5】通信ネットワーク構築を説明する説明図である。
【図6】通信ネットワーク構築を説明する説明図である。
【図7】通信ネットワーク構築を説明する説明図である。
【図8】通信ネットワーク構築を説明する説明図である。
【図9】通信ネットワーク構築を説明する説明図である。
【図10】通信ネットワーク構築を説明する説明図である。
【図11】通信ネットワーク構築を説明する説明図である。
【図12】確立された通信ネットワークへの通信装置の追加接続を説明する説明図である。
【図13】確立された通信ネットワークへの通信装置の追加接続を説明する説明図である。
【図14】災害対策支援システムを用いる災害対策支援を説明する説明図である。
【符号の説明】
100:災害対策支援ロボット
10:入出力部
11:ソーラパネル
12:送受信アンテナ
13:センサ
14:GPSアンテナ
20:充電装置
30:電池
40:無線装置
50:信号処理部
51:センサデータ処理エンジン
52:GPSデータ処理エンジン
53:ネットワーク構築エンジン
54:通信処理エンジン
200:ヘリコプター
300:コンピュータ
400:データ伝送装置
500:探索犬ロボット
600:無人探索車

Claims (11)

  1. 送受信アンテナと、
    送受信アンテナに接続される無線装置と、
    無線装置に接続される信号処理部と、
    を備える災害対策支援ロボットであって、
    信号処理部は、
    無線装置による通信処理を行う通信処理エンジンと、
    通信ネットワークの構築処理を行うネットワーク構築エンジンと、
    を有し、ネットワーク構築エンジンは無線送受信範囲内にある他の災害対策支援ロボットとリンクする処理を行い、通信処理エンジンが他のリンク済みの災害対策支援ロボットとルーティングしつつデータを送受信することを特徴とする災害対策支援ロボット。
  2. 請求項1に記載の災害対策支援ロボットにおいて、
    外界の状況を検知するセンサを備え、
    信号処理部のセンサデータ処理エンジンがセンサデータを処理し、通信処理エンジンがセンサデータを所定形式に変換して送信することを特徴とする災害対策支援ロボット。
  3. 請求項1または請求項2に記載の災害対策支援ロボットにおいて、
    GPSデータを受信するGPSアンテナを備え、
    信号処理部のGPSデータ処理エンジンがGPSデータを処理し、通信処理エンジンがGPSデータを所定形式に変換して送信することを特徴とする災害対策支援ロボット。
  4. 請求項1〜請求項3の何れか一項に記載の災害対策支援ロボットにおいて、
    太陽光を受光するソーラパネルと、
    ソーラパネルが発電した電力を受電し、充電用に調整した電力を出力する充電回路と、
    充電回路から出力される電力により充電する電池と、
    を備えることを特徴とする災害対策支援ロボット。
  5. 請求項1〜請求項4の何れか一項に記載の災害対策支援ロボットを複数箇所に配置して通信ネットワークを構築する災害対策支援システムであって、
    1の災害対策支援ロボットが存在通知コマンドを無線装置により送信し、
    存在通知コマンドを受信した他の災害対策支援ロボットが存在を認識し、
    以下同様に他の災害対策支援ロボットが存在通知コマンドを送受信して多数の災害対策支援ロボット間でリンクを確立し、
    全ての災害対策支援ロボットが存在通知コマンドを送信した後で通信ネットワークを確立することを特徴とする災害対策支援システム。
  6. 請求項5に記載の災害対策支援システムにおいて、
    確立された通信ネットワークに対し、新たに他の通信装置が存在通知コマンドを送信した場合、存在通知コマンドを受信した災害対策支援ロボットが存在確認コマンドを送信し、他の通信装置と通信可能となるように通信ネットワークが更新されることを特徴とする災害対策支援システム。
  7. 請求項6に記載の災害対策支援システムにおいて、
    前記通信装置は、据置型のコンピュータであることを特徴とする災害対策支援システム。
  8. 請求項6または請求項7に記載の災害対策支援システムにおいて、
    前記通信装置は、携帯型のデータ伝送装置であることを特徴とする災害対策支援システム。
  9. 請求項6〜請求項8の何れか一項に記載の災害対策支援システムにおいて、
    前記通信装置は、四足歩行型の探索犬ロボットであることを特徴とする災害対策支援システム。
  10. 請求項6〜請求項9の何れか一項に記載の災害対策支援システムにおいて、
    前記通信装置は、自走式の無人探索車であることを特徴とする災害対策支援システム。
  11. 請求項5に記載の災害対策支援システムを構築するための災害対策支援システム構築方法であって、
    災害発生箇所にて多数の災害対策支援ロボットを地上に配置することで、または、空中から投下散布することで多数箇所に分散配置し、災害対策支援ロボットが自律的に通信範囲内の他の災害対策支援ロボットとリンクを確立してネットワークを構築することを特徴とする災害対策支援システム構築方法。
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