JP2005020165A - ユーザ辞書を用いたテロップ監視システム - Google Patents
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Abstract
【課題】予め監視するキーワードを登録する機能を有することで、入力された映像にテロップが含まれ、さらにそのテロップに登録したキーワードが含まれていた時に、そのテロップを検出することができるユーザ辞書を用いたテロップ監視システムを提供する。
【解決手段】テロップ認識サーバ2は、入力された映像にテロップが含まれているかを認識し、テロップが含まれている場合は、さらにテロップに警報キーワード辞書に登録されているキーワードが含まれているかを確認する。キーワードが含まれている場合、LAN10を介して、警報を通知し、PC4では、警報一覧表示処理52により、警報一覧を表示する。
【選択図】 図1
【解決手段】テロップ認識サーバ2は、入力された映像にテロップが含まれているかを認識し、テロップが含まれている場合は、さらにテロップに警報キーワード辞書に登録されているキーワードが含まれているかを確認する。キーワードが含まれている場合、LAN10を介して、警報を通知し、PC4では、警報一覧表示処理52により、警報一覧を表示する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、映像に含まれるテロップを監視するシステムに関し、特に、映像を蓄積し、映像中に表示されるテロップを認識する機能を有するテロップ監視システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
テレビなどの映像には、画面上に速報や字幕といった文字情報(テロップ)が表示される。従来、このテロップは人間が目視で確認しなければならず、常に映像を監視し続けることは困難であった。そのため、テロップをコンピュータによって自動認識する技術が開発されている。このテロップ自動認識技術によって、テロップが表示された日時や内容を自動的に検出することができる。
【0003】
また、先行技術として以下に示す従来技術がある。
一定周期でテロップ文字認識処理を行うことによる無駄なインデックスファイルの生成を抑制し、蓄積媒体へ書き込まれるテロップ文字表時刻の遅れを改善する(特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開平11−167583号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、速報などの緊急情報を監視する目的で使用する場合には、テロップ自動認識技術で検出した内容が緊急情報かどうかを判断するためには、結局人間が内容を見て確認しなければならないことである。
【0006】
本発明は、係る問題に鑑みてなされたものであり、予め監視するキーワードを登録する機能を有することで、入力された映像にテロップが含まれ、さらにそのテロップに登録したキーワードが含まれていた時に、そのテロップを検出することができるユーザ辞書を用いたテロップ監視システムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1記載のユーザ辞書を用いたテロップ監視システムは、テロップ認識サーバとPCとデータベースサーバがLANによってネットワークを構築し、テロップ認識サーバに入力された映像にテロップが含まれているかを認識するシステムであって、テロップ認識サーバは入力された映像にテロップが含まれているかを監視するテロップ監視手段を有し、データベースサーバは、予め設定したキーワードを蓄積するキーワード蓄積手段を有し、パーソナルコンピュータは、テロップ監視手段によって、映像に含まれていたテロップにキーワードが含まれていた場合には警報を発するテロップ警報処理手段と有することを特徴とする。
【0008】
請求項2記載の発明は、請求項1記載のユーザ辞書を用いたテロップ監視システムであって、テロップ監視処理手段は、入力された映像にテロップが含まれ、テロップにキーワード蓄積手段によって蓄積されているキーワードが含まれているかを確認するキーワード確認手段を有することを特徴とする。
【0009】
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載のユーザ辞書を用いたテロップ監視システムであって、テロップ監視処理手段は、キーワード確認手段によって、テロップにキーワードが含まれていると確認された場合に、LANを介してパーソナルコンピュータが有するテロップ警報処理手段へ通知するテロップ警報通知手段を有することを特徴とする。
【0010】
請求項4記載の発明は、請求項3記載のユーザ辞書を用いたテロップ監視システムであって、テロップ警報処理手段は、テロップ警報通知手段からの通知を受信する通知受信手段と、通知受信手段によって通知された情報を表示する表示手段を有することを特徴とする。
【0011】
請求項5記載の発明は、請求項4記載のユーザ辞書を用いたテロップ監視システムであって、表示手段は、テロップ認識サーバが受信したキーワードを含むテロップの受信日時、映像チャンネル、キーワード及び内容を表示することを特徴とする。
【0012】
請求項6記載の発明は、請求項5記載のユーザ辞書を用いたテロップ監視システムであって、パーソナルコンピュータは、表示手段によって表示された情報の映像を再生することができる再生手段を有することを特徴とする。
【0013】
請求項7記載の発明は、請求項1記載のユーザ辞書を用いたテロップ監視システムであって、パーソナルコンピュータは、キーワード蓄積手段に蓄積されているキーワードの編集処理を行うことができるキーワード編集手段を有することを特徴とする。
【0014】
請求項8記載の発明は、請求項1記載のユーザ辞書を用いたテロップ監視システムであって、テロップ認識サーバは、1つの映像チャンネルに対して1つ用いることを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】
次に添付された図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
図1は、テロップ監視システムの構成を示した図である。図2は、テロップ監視システムの処理動作を示したフローチャートである。図3は、テロップを監視する映像の例を示した図である。図4は、警報一覧を表示した表を示した図である。図5は、複数のPCを有するテロップ監視システムの構成を示した図である。図6は、テロップDB処理手順とPCが追加されたテロップ監視システムの構成を示した図である。
【0016】
図1に示すテロップ監視システムの構成を説明する。
図1に示すテロップ監視システムは、映像録画装置1とテロップ認識サーバ2、ローカルエリアネットワーク10(以下LAN10とする)、パーソナルコンピュータ4(以下PC4とする)、DBサーバ8から構成され、テロップ認識サーバ2とPC4、DBサーバ8はLAN10によってネットワークを構築している。映像録画装置1およびテロップ認識サーバ2は、映像1チャンネルに対して1台準備し、映像ごとに処理をする。
【0017】
テロップ認識サーバ2は、テロップ監視処理手順3により映像を処理する。テロップ監視処理手順3は、テロップ自動認識処理31、警報キーワード確認処理32、テロップ警報通知処理33から成り立つ。
また、PC4は、テロップ警報処理手順5と映像再生ソフトウェア6、キーワード管理手順7から構成され、テロップ警報処理手順5は、テロップ警報受信処理51と警報一覧表示処理52から成り立つ。キーワード管理手順7は、警報キーワード編集処理71から成り立つ。DBサーバ8は、警報キーワード辞書9から構成され、警報キーワード辞書9は、警報キーワード編集処理71によって編集可能である。
【0018】
次に本発明のテロップ監視システムの処理動作を説明する。
テロップ認識サーバ2は、警報キーワード辞書9に登録されているキーワードをテロップに発見すると、警報をLAN10を介してPC4に通知する。PC4は、警報を受信するとすぐにテロップ警報一覧に追加し、警報音を鳴らす。また、警報キーワード辞書9は、PC4から編集することができ、エンドユーザが監視したいキーワードを自由に登録できる。
【0019】
図1と図2を参照してテロップ監視システムの処理動作を詳細に説明する。
映像1が映像録画装置に録画されると共に、テロップ認識サーバ2では映像1を受信し(ステップS100)、テロップ監視処理手順3におけるテロップ自動認識処理31により映像1にテロップが含まれているかを判断する(ステップS101)。映像1にテロップが含まれていない場合には(ステップS101/NO)、さらに映像1を受信し(ステップS100)、映像1にテロップが含まれているか判断する(ステップS101)。また、映像1にテロップが含まれている場合には(ステップS101/YES)、次に警報キーワード確認処理32によって、映像1に含まれているテロップに、警報キーワード辞書9に登録されているキーワードが含まれているかを判断する(ステップS102)。
【0020】
映像1に含まれているテロップに警報キーワード辞書9に登録されているキーワードが含まれていない場合は(ステップS102/NO)、さらに映像1を受信し(ステップS100)、次に映像1にテロップが含まれているかを判断する(ステップS101)。また、映像1に含まれているテロップに警報キーワード辞書9に登録されているキーワードが含まれている場合は(ステップS102/YES)、テロップ警報通知処理33により、LAN10を介してPC4内のテロップ警報処理手順5内のテロップ警報受信処理51に通知される(ステップS103)。テロップ警報受信処理51が警報を受信すると警報一覧表示処理52によってテロップの情報が一覧表示され(図4に示す)、警報音を発する(ステップS104)。さらに、次に映像を処理するために、映像を受信し(ステップS100)、映像にテロップが含まれているかを判断する(ステップS101)。
【0021】
次に図3を参照して具体例を示す。
図3に示す映像をテロップ認識サーバ2が受信した場合に、テロップ自動認識処理31では、“10:30”、“気象情報”、“晴れのちくもり”を認識する。この時、警報キーワード辞書に“気象”というキーワードが登録されていた場合は、警報キーワード確認処理32が“気象情報”というテロップを警報対象として検出し、テロップ警報通知処理33がLAN10を介してPC4に警報を通知し、PC4内のテロップ警報受信処理が警報を受信すると、次に警報一覧表示処理52によりテロップ情報が一覧表示され、警報音が発せられる。
【0022】
また、PC4内の警報一覧表示処理52によって、テロップの情報を一覧表示する。この一覧表示を図4に示す。図4では、警報キーワードを検出した日時、映像チャンネル、警報キーワード、テロップの内容が表示される。さらに、テロップ情報の一覧から任意に情報を選択することにより、映像再生ソフトウェア6が起動され、テロップが表示された映像が映像録画装置1から検索されて再生される。
【0023】
図5は、複数のPCを有するテロップ監視システムの構成を示した図である。
テロップ警報通知処理33は、LAN10にブロードキャストもしくはマルチキャストで通知する。図5では、複数台のPC4でテロップ警報受信処理51を起動し、LAN10にブロードキャストもしくはマルチキャストで通知された警報を受信して、それぞれ警報一覧を表示する。
また、警報キーワード編集処理71も複数起動されるため、排他制御によって警報キーワード辞書9の編集が実施される。
【0024】
図5に示すシステムは、複数の箇所でテロップ監視を実施する場合、LAN10に接続された複数のPC4で警報を発することができる。
【0025】
図6は、図1で示す構成に警報キーワード辞書9とさらにテロップ警報DB処理121とテロップ警報DBを有するDB8とテロップ警報検索処理141と映像再生ソフトウェア6を有するPC13が追加された構成となっている。
テロップ警報通知処理33は、LAN10にブロードキャストもしくはマルチキャストで通知する。テロップ警報DB処理121が警報を受信し、テロップ警報DB122に登録する。PC4では、テロップ警報検索処理141により、全文検索によってテロップ警報を検索し、その結果を表示する。
PC13は、LAN10に複数台存在してもよい。図6では、リアルタイムでテロップ警報を監視するPC4とは別に、過去のテロップ警報を検索して確認できる。
【0026】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明のユーザ辞書を用いたテロップ監視システムは、人間が映像を常時監視することなく、目的に応じたテロップのみを自動的に検出することができる。特に、映像チャンネルが複数になれば、その効果は顕著である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態におけるテロップ監視システムの構成を示した図である。
【図2】本発明の実施形態におけるテロップ監視システムの処理動作を示したフローチャートである。
【図3】本発明の実施形態におけるテロップ監視する映像の例を示した図である。
【図4】本発明の実施形態における警報一覧を表示した表を示した図である。
【図5】本発明の実施形態における複数のPCを有するテロップ監視システムの構成を示した図である。
【図6】本発明の実施形態におけるテロップDB処理手順とPCが追加されたテロップ監視システムの構成を示した図である。
【符号の説明】
1 映像録画装置
2 テロップ認識サーバ
3 テロップ監視処理手順
4 PC
5 テロップ警報処理手順
6 映像再生ソフトウェア
7 キーワード管理手順
8 DBサーバ
9 警報キーワード辞書
10 ローカルエリアネットワーク
31 テロップ自動認識処理
32 警報キーワード確認処理
33 テロップ警報通知処理
51 テロップ警報受信処理
52 警報一覧表示処理
71 警報キーワード編集処理
【発明の属する技術分野】
本発明は、映像に含まれるテロップを監視するシステムに関し、特に、映像を蓄積し、映像中に表示されるテロップを認識する機能を有するテロップ監視システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
テレビなどの映像には、画面上に速報や字幕といった文字情報(テロップ)が表示される。従来、このテロップは人間が目視で確認しなければならず、常に映像を監視し続けることは困難であった。そのため、テロップをコンピュータによって自動認識する技術が開発されている。このテロップ自動認識技術によって、テロップが表示された日時や内容を自動的に検出することができる。
【0003】
また、先行技術として以下に示す従来技術がある。
一定周期でテロップ文字認識処理を行うことによる無駄なインデックスファイルの生成を抑制し、蓄積媒体へ書き込まれるテロップ文字表時刻の遅れを改善する(特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開平11−167583号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、速報などの緊急情報を監視する目的で使用する場合には、テロップ自動認識技術で検出した内容が緊急情報かどうかを判断するためには、結局人間が内容を見て確認しなければならないことである。
【0006】
本発明は、係る問題に鑑みてなされたものであり、予め監視するキーワードを登録する機能を有することで、入力された映像にテロップが含まれ、さらにそのテロップに登録したキーワードが含まれていた時に、そのテロップを検出することができるユーザ辞書を用いたテロップ監視システムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1記載のユーザ辞書を用いたテロップ監視システムは、テロップ認識サーバとPCとデータベースサーバがLANによってネットワークを構築し、テロップ認識サーバに入力された映像にテロップが含まれているかを認識するシステムであって、テロップ認識サーバは入力された映像にテロップが含まれているかを監視するテロップ監視手段を有し、データベースサーバは、予め設定したキーワードを蓄積するキーワード蓄積手段を有し、パーソナルコンピュータは、テロップ監視手段によって、映像に含まれていたテロップにキーワードが含まれていた場合には警報を発するテロップ警報処理手段と有することを特徴とする。
【0008】
請求項2記載の発明は、請求項1記載のユーザ辞書を用いたテロップ監視システムであって、テロップ監視処理手段は、入力された映像にテロップが含まれ、テロップにキーワード蓄積手段によって蓄積されているキーワードが含まれているかを確認するキーワード確認手段を有することを特徴とする。
【0009】
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載のユーザ辞書を用いたテロップ監視システムであって、テロップ監視処理手段は、キーワード確認手段によって、テロップにキーワードが含まれていると確認された場合に、LANを介してパーソナルコンピュータが有するテロップ警報処理手段へ通知するテロップ警報通知手段を有することを特徴とする。
【0010】
請求項4記載の発明は、請求項3記載のユーザ辞書を用いたテロップ監視システムであって、テロップ警報処理手段は、テロップ警報通知手段からの通知を受信する通知受信手段と、通知受信手段によって通知された情報を表示する表示手段を有することを特徴とする。
【0011】
請求項5記載の発明は、請求項4記載のユーザ辞書を用いたテロップ監視システムであって、表示手段は、テロップ認識サーバが受信したキーワードを含むテロップの受信日時、映像チャンネル、キーワード及び内容を表示することを特徴とする。
【0012】
請求項6記載の発明は、請求項5記載のユーザ辞書を用いたテロップ監視システムであって、パーソナルコンピュータは、表示手段によって表示された情報の映像を再生することができる再生手段を有することを特徴とする。
【0013】
請求項7記載の発明は、請求項1記載のユーザ辞書を用いたテロップ監視システムであって、パーソナルコンピュータは、キーワード蓄積手段に蓄積されているキーワードの編集処理を行うことができるキーワード編集手段を有することを特徴とする。
【0014】
請求項8記載の発明は、請求項1記載のユーザ辞書を用いたテロップ監視システムであって、テロップ認識サーバは、1つの映像チャンネルに対して1つ用いることを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】
次に添付された図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
図1は、テロップ監視システムの構成を示した図である。図2は、テロップ監視システムの処理動作を示したフローチャートである。図3は、テロップを監視する映像の例を示した図である。図4は、警報一覧を表示した表を示した図である。図5は、複数のPCを有するテロップ監視システムの構成を示した図である。図6は、テロップDB処理手順とPCが追加されたテロップ監視システムの構成を示した図である。
【0016】
図1に示すテロップ監視システムの構成を説明する。
図1に示すテロップ監視システムは、映像録画装置1とテロップ認識サーバ2、ローカルエリアネットワーク10(以下LAN10とする)、パーソナルコンピュータ4(以下PC4とする)、DBサーバ8から構成され、テロップ認識サーバ2とPC4、DBサーバ8はLAN10によってネットワークを構築している。映像録画装置1およびテロップ認識サーバ2は、映像1チャンネルに対して1台準備し、映像ごとに処理をする。
【0017】
テロップ認識サーバ2は、テロップ監視処理手順3により映像を処理する。テロップ監視処理手順3は、テロップ自動認識処理31、警報キーワード確認処理32、テロップ警報通知処理33から成り立つ。
また、PC4は、テロップ警報処理手順5と映像再生ソフトウェア6、キーワード管理手順7から構成され、テロップ警報処理手順5は、テロップ警報受信処理51と警報一覧表示処理52から成り立つ。キーワード管理手順7は、警報キーワード編集処理71から成り立つ。DBサーバ8は、警報キーワード辞書9から構成され、警報キーワード辞書9は、警報キーワード編集処理71によって編集可能である。
【0018】
次に本発明のテロップ監視システムの処理動作を説明する。
テロップ認識サーバ2は、警報キーワード辞書9に登録されているキーワードをテロップに発見すると、警報をLAN10を介してPC4に通知する。PC4は、警報を受信するとすぐにテロップ警報一覧に追加し、警報音を鳴らす。また、警報キーワード辞書9は、PC4から編集することができ、エンドユーザが監視したいキーワードを自由に登録できる。
【0019】
図1と図2を参照してテロップ監視システムの処理動作を詳細に説明する。
映像1が映像録画装置に録画されると共に、テロップ認識サーバ2では映像1を受信し(ステップS100)、テロップ監視処理手順3におけるテロップ自動認識処理31により映像1にテロップが含まれているかを判断する(ステップS101)。映像1にテロップが含まれていない場合には(ステップS101/NO)、さらに映像1を受信し(ステップS100)、映像1にテロップが含まれているか判断する(ステップS101)。また、映像1にテロップが含まれている場合には(ステップS101/YES)、次に警報キーワード確認処理32によって、映像1に含まれているテロップに、警報キーワード辞書9に登録されているキーワードが含まれているかを判断する(ステップS102)。
【0020】
映像1に含まれているテロップに警報キーワード辞書9に登録されているキーワードが含まれていない場合は(ステップS102/NO)、さらに映像1を受信し(ステップS100)、次に映像1にテロップが含まれているかを判断する(ステップS101)。また、映像1に含まれているテロップに警報キーワード辞書9に登録されているキーワードが含まれている場合は(ステップS102/YES)、テロップ警報通知処理33により、LAN10を介してPC4内のテロップ警報処理手順5内のテロップ警報受信処理51に通知される(ステップS103)。テロップ警報受信処理51が警報を受信すると警報一覧表示処理52によってテロップの情報が一覧表示され(図4に示す)、警報音を発する(ステップS104)。さらに、次に映像を処理するために、映像を受信し(ステップS100)、映像にテロップが含まれているかを判断する(ステップS101)。
【0021】
次に図3を参照して具体例を示す。
図3に示す映像をテロップ認識サーバ2が受信した場合に、テロップ自動認識処理31では、“10:30”、“気象情報”、“晴れのちくもり”を認識する。この時、警報キーワード辞書に“気象”というキーワードが登録されていた場合は、警報キーワード確認処理32が“気象情報”というテロップを警報対象として検出し、テロップ警報通知処理33がLAN10を介してPC4に警報を通知し、PC4内のテロップ警報受信処理が警報を受信すると、次に警報一覧表示処理52によりテロップ情報が一覧表示され、警報音が発せられる。
【0022】
また、PC4内の警報一覧表示処理52によって、テロップの情報を一覧表示する。この一覧表示を図4に示す。図4では、警報キーワードを検出した日時、映像チャンネル、警報キーワード、テロップの内容が表示される。さらに、テロップ情報の一覧から任意に情報を選択することにより、映像再生ソフトウェア6が起動され、テロップが表示された映像が映像録画装置1から検索されて再生される。
【0023】
図5は、複数のPCを有するテロップ監視システムの構成を示した図である。
テロップ警報通知処理33は、LAN10にブロードキャストもしくはマルチキャストで通知する。図5では、複数台のPC4でテロップ警報受信処理51を起動し、LAN10にブロードキャストもしくはマルチキャストで通知された警報を受信して、それぞれ警報一覧を表示する。
また、警報キーワード編集処理71も複数起動されるため、排他制御によって警報キーワード辞書9の編集が実施される。
【0024】
図5に示すシステムは、複数の箇所でテロップ監視を実施する場合、LAN10に接続された複数のPC4で警報を発することができる。
【0025】
図6は、図1で示す構成に警報キーワード辞書9とさらにテロップ警報DB処理121とテロップ警報DBを有するDB8とテロップ警報検索処理141と映像再生ソフトウェア6を有するPC13が追加された構成となっている。
テロップ警報通知処理33は、LAN10にブロードキャストもしくはマルチキャストで通知する。テロップ警報DB処理121が警報を受信し、テロップ警報DB122に登録する。PC4では、テロップ警報検索処理141により、全文検索によってテロップ警報を検索し、その結果を表示する。
PC13は、LAN10に複数台存在してもよい。図6では、リアルタイムでテロップ警報を監視するPC4とは別に、過去のテロップ警報を検索して確認できる。
【0026】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明のユーザ辞書を用いたテロップ監視システムは、人間が映像を常時監視することなく、目的に応じたテロップのみを自動的に検出することができる。特に、映像チャンネルが複数になれば、その効果は顕著である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態におけるテロップ監視システムの構成を示した図である。
【図2】本発明の実施形態におけるテロップ監視システムの処理動作を示したフローチャートである。
【図3】本発明の実施形態におけるテロップ監視する映像の例を示した図である。
【図4】本発明の実施形態における警報一覧を表示した表を示した図である。
【図5】本発明の実施形態における複数のPCを有するテロップ監視システムの構成を示した図である。
【図6】本発明の実施形態におけるテロップDB処理手順とPCが追加されたテロップ監視システムの構成を示した図である。
【符号の説明】
1 映像録画装置
2 テロップ認識サーバ
3 テロップ監視処理手順
4 PC
5 テロップ警報処理手順
6 映像再生ソフトウェア
7 キーワード管理手順
8 DBサーバ
9 警報キーワード辞書
10 ローカルエリアネットワーク
31 テロップ自動認識処理
32 警報キーワード確認処理
33 テロップ警報通知処理
51 テロップ警報受信処理
52 警報一覧表示処理
71 警報キーワード編集処理
Claims (8)
- テロップ認識サーバとパーソナルコンピュータとデータベースサーバがLANによってネットワークを構築し、テロップ認識サーバに入力された映像にテロップが含まれているかを認識するシステムであって、
前記テロップ認識サーバは入力された映像にテロップが含まれているかを監視するテロップ監視手段を有し、
前記データベースサーバは、予め設定したキーワードを蓄積するキーワード蓄積手段を有し、
前記パーソナルコンピュータは、前記テロップ監視手段によって、映像に含まれていたテロップに前記キーワードが含まれていた場合には警報を発するテロップ警報処理手段と有することを特徴とするユーザ辞書を用いたテロップ監視システム。 - 前記テロップ監視処理手段は、前記入力された映像に前記テロップが含まれ、前記テロップに前記キーワード蓄積手段によって蓄積されているキーワードが含まれているかを確認するキーワード確認手段を有することを特徴とする請求項1記載のユーザ辞書を用いたテロップ監視システム。
- 前記テロップ監視処理手段は、前記キーワード確認手段によって、前記テロップに前記キーワードが含まれていると確認された場合に、前記LANを介して前記パーソナルコンピュータが有する前記テロップ警報処理手段へ通知するテロップ警報通知手段を有することを特徴とする請求項1または2記載のユーザ辞書を用いたテロップ監視システム。
- 前記テロップ警報処理手段は、前記テロップ警報通知手段からの通知を受信する通知受信手段と、
前記通知受信手段によって通知された情報を表示する表示手段を有することを特徴とする請求項3記載のユーザ辞書を用いたテロップ監視システム。 - 前記表示手段は、前記テロップ認識サーバが受信した前記キーワードを含むテロップの受信日時、映像チャンネル、前記キーワード及び内容を表示することを特徴とする請求項4記載のユーザ辞書を用いたテロップ監視システム。
- 前記パーソナルコンピュータは、前記表示手段によって表示された情報の映像を再生することができる再生手段を有することを特徴とする請求項5記載のユーザ辞書を用いたテロップ監視システム。
- 前記パーソナルコンピュータは、前記キーワード蓄積手段に蓄積されているキーワードの編集処理を行うことができるキーワード編集手段を有することを特徴とする請求項1記載のユーザ辞書を用いたテロップ監視システム。
- 前記テロップ認識サーバは、1つの映像チャンネルに対して1つ用いることを特徴とする請求項1記載のユーザ辞書を用いたテロップ監視システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003179543A JP2005020165A (ja) | 2003-06-24 | 2003-06-24 | ユーザ辞書を用いたテロップ監視システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003179543A JP2005020165A (ja) | 2003-06-24 | 2003-06-24 | ユーザ辞書を用いたテロップ監視システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005020165A true JP2005020165A (ja) | 2005-01-20 |
Family
ID=34180841
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003179543A Pending JP2005020165A (ja) | 2003-06-24 | 2003-06-24 | ユーザ辞書を用いたテロップ監視システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005020165A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006245652A (ja) * | 2005-02-28 | 2006-09-14 | Hitachi Kokusai Electric Inc | デジタル放送受信機及び地震速報システム |
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