JP2005016625A - バルブコア - Google Patents

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Abstract

【課題】従来のバルブコアより部品点数を削減することが可能なバルブコアを提供する。
【解決手段】バルブコア10は、コア本体11が、コア装着孔52のステム側テーパー部56及び可動シャフト20とは硬度が異なる金属部材で構成されているので、コア本体11の外面の本体位置決当接部15が、コア装着孔52の内壁(ステム側テーパー部56)に当接して、コア本体11の外面とコア装着孔52の内壁(ステム側テーパー部56)との隙間にメタルシールが施されると共に、栓部55のテーパー面が、コア本体11の先端開口28の当接エッジ部19Cに当接して、栓部55と先端開口28との隙間にメタルシールが施される。これにより、従来のバルブコアに比べてシール部品の点数を削減することができる。
【選択図】図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、バルブコアに関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、図9に示された従来のバルブコア1は、コア本体2に挿通した可動シャフト3の一端側に円板状のゴム栓4を固定して備え、コア本体2内に収容した圧縮コイルバネ5にて可動シャフト3を一方側に付勢することで、常にはゴム栓4をコア本体2の先端開口8の縁部に押し付ける構造になっている。また、コア本体2の外周面には、図示しないコア装着孔の内壁との隙間を塞ぐためのシール材6が取り付けられている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−340206号公報(第6図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、バルブコアはコスト競争が進んでおり、上記した従来のバルブコア1より部品点数を削減して、低コストで製造可能なバルブコアの開発が求められていた。
【0005】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、従来のバルブコアより部品点数を削減することが可能なバルブコアの提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するためになされた請求項1の発明に係るバルブコア(10,70,71)は、コア装着孔(52)の内側に固定される筒形のコア本体(11)と、コア本体(11)を貫通して直動する可動シャフト(20)と、可動シャフト(20)の一端側に一体形成されて、コア本体(11)の先端開口(28)を開閉する栓部(24,55)と、栓部(24,55)により先端開口(28)が閉じられるように可動シャフト(20)を付勢する付勢手段(29)とを備えてなり、コア本体(11)は、コア装着孔(52)の内壁(56)及び可動シャフトと硬度が異なる金属部材で構成され、コア本体(11)の外面には、コア装着孔(52)の内壁(56)に当接して、コア本体(11)の外面とコア装着孔(52)の内壁(56)との隙間をメタルシールする本体位置決当接部(15)が形成され、栓部(24,55)には、コア本体(11)の奥側に向かうに従って先細り状に形成されかつ、コア本体(11)の先端開口(28)の内縁部(19C)に当接することで、栓部(24,55)と先端開口(28)との隙間をメタルシールする当接テーパー部(25)が形成されたところに特徴を有する。
【0007】
請求項2の発明は、請求項1に記載のバルブコア(70,71)において、コア本体(11)には、筒形シール部材(30)が着脱可能に嵌合装着され、筒形シール部材(30,39)には、コア本体(11)の外面に嵌合装着されて、コア本体(11)とコア装着孔(52)の内壁(56)とに挟まれて密着する外側シール部(31)と、コア本体(11)の先端開口(28)より前方又は内側に配されて、栓部(24)の外面に密着する内側シール部(34)とが一体形成されたところに特徴を有する。
【0008】
請求項3の発明は、請求項2に記載のバルブコア(10,70,71)において、内側シール部(34)は、外側シール部(31)に連続して、コア本体(11)の一端面より前方に突出したところに特徴を有する。
【0009】
請求項4の発明は、請求項2又は3に記載のバルブコア(10,70,71)において、内側シール部(34)は、円筒部(32)と、円筒部(32)の先端側内径を徐々に拡開した筒側テーパー部(33)とを備えてなり、栓部(24)は、円筒部(32)の内側に嵌合する円柱部(23)と、筒側テーパー部(33)に密着する軸側テーパー部(22)とを備えてなるところに特徴を有する。
【0010】
請求項5の発明は、請求項2乃至4の何れかに記載のバルブコア(10,70,71)において、筒形シール部材(30,39)は、コア本体(11)に回転可能に嵌合装着されたところに特徴を有する。
【0011】
請求項6の発明は、請求項2乃至5の何れかに記載のバルブコア(10,70,71)において、コア本体(11)の外面のうち筒形シール部材(30,39)が嵌合される部分(19)と、本体位置決用当接部(15)との間の段差部(17)に、筒形シール部材(30,39)を突き合わせたところに特徴を有する。
【0012】
請求項7の発明は、請求項2乃至6の何れかに記載のバルブコア(10,70,71)において、筒形シール部材(30)の内側には、大径部(35)と小径部(36)とが軸方向に並べて設けられ、大径部(35)の内側にコア本体(11)を嵌合すると共に、大径部(35)と小径部(36)との間の段差部(35A)にコア本体(11)の端面を突き合わせたところに特徴を有する。
【0013】
請求項8の発明は、請求項1乃至9の何れかに記載のバルブコア(10,70)において、付勢手段(29)は、可動シャフト(20)のうちコア本体(11)から外側に突出した部分に挿入されて、その可動シャフト(20)の端部に一体形成されたバネ係止部(21)と、コア本体(11)の端面との間で圧縮される圧縮コイルバネ(29)で構成されたところに特徴を有する。
【0014】
請求項9の発明は、請求項1に記載のバルブコア(10,70)において、コア本体(11)と、可動シャフト(20)と、付勢手段(29)としての弾性部材との3部品からなるところに特徴を有する。
【0015】
請求項10の発明に係るバルブコア(10)は、コア装着孔(52)の内側に固定される筒形のコア本体(11)と、コア本体(11)を貫通して直動する可動シャフト(20)と、可動シャフト(20)の一端側に一体形成されて、コア本体(11)の先端開口(28)を開閉する栓部(24,55)と、栓部(24)により先端開口(28)が閉じられるように可動シャフト(20)を付勢する付勢手段(29)とを備えてなり、コア本体(11)の外面には、コア装着孔(52)の内壁(56)に当接して、コア本体(11)の外面とコア装着孔(52)の内壁(56)との隙間を塞ぐ本体位置決当接部(15)が形成され、栓部(24,55)には、コア本体(11)の奥側に向かうに従って先細り状に形成されかつ、コア本体(11)の先端開口(28)の内縁部(19C)に当接することで、栓部(24,55)と先端開口(28)との隙間を塞ぐ当接テーパー部(25)が形成され、コア本体(11)には、少なくとも本体位置決当接部(15)及び先端開口(28)の内縁部(19C)に、シール用の樹脂がコーティングされたところに特徴を有する。
【0016】
【発明の作用及び効果】
<請求項1の発明>
請求項1のバルブコア(10,70,71)では、コア本体(11)が、コア装着孔(52)の内壁(56)及び可動シャフト(20)とは硬度が異なる金属部材で構成されているので、コア本体(11)の外面の本体位置決当接部(15)が、コア装着孔(52)の内壁(56)に当接して、コア本体(11)の外面とコア装着孔(52)の内壁(56)との隙間にメタルシールが施されると共に、栓部(24,55)に設けた当接テーパー部(25)が、コア本体(11)の先端開口(28)の内縁部(19C)に当接して、栓部(24,55)と先端開口(28)との隙間にメタルシールが施される。これにより、従来のバルブコアに比べてシール部品の点数を削減することができる。そして、請求項9のバルブコア(10,70)のように、コア本体(11)と、可動シャフト(20)と、付勢手段(29)としての弾性部材との3部品から構成することができる。
【0017】
<請求項2の発明>
請求項2のバルブコア(70,71)では、コア本体(11,62)の先端開口(28)と栓部(24)との隙間をシールする内側シール部(34,38)と、コア本体(11,62)の外面とコア装着孔(52)の内壁(56)との隙間をシールする外側シール部(31)とが、筒形シール部材(30,39)に一体形成されているので、従来のバルブコアに比べてシール部品の点数を削減することができる。しかも、筒形シール部材(30,39)は、コア本体(11,62)側に嵌合装着されているので、従来の可動シャフトにゴム栓(4)を設けたものに比べて、可動シャフト(20,63)の構造の簡素化及び部品点数の削減が図られる。
【0018】
また、コア本体(11)の先端開口(28)の内縁部(19C)と、栓部(24)の当接テーパー部(25)との当接により、内側シール部(34)が栓部(24)に過度に押し付けられることが規制され、シール性が安定する。
【0019】
さらに、コア装着孔(52)の内壁(56)と、本体位置決当接部(15)との当接により、外側シール部(31)がコア装着孔(52)の内壁(56)に過度に押し付けられることが規制され、シール性が安定する。
【0020】
<請求項3の発明>
請求項3のバルブコア(10,70,71)では、内側シール部(34)は、コア本体(11,62)の一端面より前方に突出しているので、コア装着孔(52)のうちバルブコア(10,60)より奥側に充填された圧縮流体の圧力を受けて栓部(24)側に押し付けられ、シール性の向上が図られる。
【0021】
<請求項4の発明>
請求項4のバルブコア(10,70,71)では、栓部(24)における円柱部(23)が、内側シール部(34)における円筒部(32)に嵌合してこの円筒部(32)を塞ぐと共に、栓部(24)における軸側テーパー部(22)が、内側シール部(34)における筒側テーパー部(33)に密着して、筒形シール部材(30)の開放口をシールする。
【0022】
なお、円柱部(23)と円筒部(32)とは、密着嵌合する構成であってもよいし、隙間嵌合する構成であってもよい。
【0023】
<請求項5の発明>
請求項5のバルブコア(10,70,71)において、筒形シール部材(30,39)をコア本体(11,62)に回転可能に嵌合装着したので、バルブコア(10,60)をコア装着孔(52)にねじ込んだときに、筒形シール部材(30,39)がコア本体(11,62)に対して回転し、コア装着孔(52)の内面との摺接磨耗を抑えることができる。
【0024】
<請求項6,7の発明>
請求項6バルブコア(10,70,71)において、コア装着孔(52)に挿入する際に、筒形シール部材(30,39)が軸方向に押されても、筒形シール部材(30,39)がコア本体(11,62)の段差部(17)に当接し、正規の位置からずれることを防止することができる。
【0025】
また、請求項7のバルブコア(10,70,71)でも、筒形シール部材(30)が軸方向に押されても、筒形シール部材(30)の内側に設けた大径部(35)と小径部(36)との段差部(35A)に、コア本体(11,62)の端面が突き当り、筒形シール部材(30)が正規の位置からずれることを防止することができる。
【0026】
<請求項8の発明>
請求項8のバルブコア(10,70)では、付勢手段(29)としての圧縮コイルバネ(29)が、コア本体(11)の外側に配置されたので、圧縮コイルバネをコア本体(11)の内部に設けた場合に比べて、部品点数の削減が図られる。
【0027】
<請求項10の発明>
請求項10のバルブコア(10)では、コア本体(11)にはシール用の樹脂がコーティングされているので、コア本体(11)の外面の本体位置決当接部(15)が、コア装着孔(52)の内壁(56)に当接して、コア本体(11)の外面とコア装着孔(52)の内壁(56)との隙間にシールが施されると共に、栓部(24,55)に設けた当接テーパー部(25)が、コア本体(11)の先端開口(28)の内縁部(19C)に当接して、栓部(24,55)と先端開口(28)との隙間にシールが施される。これにより、従来のバルブコアに比べてシール部品の点数を削減することができる。
【0028】
【発明の実施の形態】
<第1実施形態>
以下、本発明の第1実施形態を図1〜図5に基づいて説明する。
図1において符合50は、バルブステムであって、同図の上下方向に延びた管状をなし、このバルブステム50の内側に備えたコア装着孔52は、例えば図示しないタイヤの内部空間に連通している。そして、コア装着孔52のうち同図の上方側に向かって開放したチャージ口53からタイヤ内に圧縮空気がチャージされる。
【0029】
コア装着孔52のうちチャージ口53寄り位置には雌螺子部57が形成され、その雌螺子部57より奥側には、雌螺子部57より内径が小さい縮径部54が形成されている。また、雌螺子部57と縮径部54との間には、縮径部54に向かうに従って徐々に内径が小さくなったステム側テーパー部56が形成されている。そして、本発明に係るバルブコア10が、チャージ口53からコア装着孔52内に挿入されて、雌螺子部57に螺合固定されている。
【0030】
バルブコア10は、図3に拡大して示されており、コア本体11と可動シャフト20と圧縮コイルバネ29との3部品からなる。
【0031】
コア本体11は、例えば、バルブステム50とは硬度が異なる金属で構成され、コア装着孔52への挿入方向の先端側が先細りになった筒状をなし、内側に軸心孔13を備える。コア本体11の基端部には、軸心孔13の基端開口27を跨ぐようにしてブリッジ部14が形成されている。このブリッジ部14の幅は、図4に示すように軸心孔13の基端開口27の内径より狭いので、基端開口27の一部は上方に向かって開放している。また、基端開口27のうちブリッジ部14に覆われた部分は、ブリッジ部14の下方空間を通してコア装着孔52に開放している。
【0032】
コア本体11の筒形部分の基端部とブリッジ部14とには、雄螺子部12が形成されている。そして、この雄螺子部12がバルブステム50の雌螺子部57に螺合する。
【0033】
コア本体11の先端部には、コア本体11の全体より外径が小さい先端筒19が形成され、先端筒19の先端には、軸心孔13が先端開口28となって開放している。この先端筒19の先端部には、先端から後方に向かうに従って徐々に外側に迫り出した矢尻部19Bが形成されている。また、先端筒19の先端面19Aは、コア本体11の軸方向と直交しており、この先端面19Aと軸心孔13の内周面とが直角に交わって、本発明に係る当接エッジ部19Cが形成されている。さらに、コア本体11のうち先端筒19より基端側には、先端筒19に対して外径が段付き状に大きくなった本体位置決用当接部15が形成されている。
【0034】
前記したブリッジ部14のうち軸心孔13の中心線と交差する部分には、図3に示すようにシャフト支持孔14Aが貫通形成されており、このシャフト支持孔14A及び軸心孔13を可動シャフト20が貫通している。可動シャフト20は、例えばコア本体11と硬度が異なる金属で構成されており、棒体26の一端部(図3における下端部)に栓部55を一体形成して備え、棒体26の他端部にバネ係止部21を一体形成して備える。詳細には、可動シャフト20は、例えば、棒体26に栓部55を備えた構造に鍛造形成されたものを、コア本体11に挿入し、その棒体26のうちブリッジ部14から突出した部分に圧縮コイルバネ29が挿通されている。そして、棒体26の端部にバネ係止部21がかしめ形成され、そのバネ係止部21とブリッジ部14との間で圧縮コイルバネ29が突っ張り状態になって、可動シャフト20がブリッジ部14側に付勢されている。
【0035】
栓部55は、棒体26から離れる方向に向かうに従って徐々に径が大きくなるテーパー構造になっている。栓部55が、圧縮コイルバネ29にてコア本体11の先端開口28に向けて付勢されると、図3に示すように栓部55のテーパー面がコア本体11の当接エッジ部19Cに当接する。ここで、コア本体11と可動シャフト20とは硬度が異なる金属同士であるので、可動シャフト20の栓部55とコア本体11に備えた当接エッジ部19Cとの当接により、メタルシールが施される。
【0036】
次に、上記構成からなる本実施形態に係るバルブコア10の作用・効果について以下説明する。バルブコア10をコア装着孔52内に固定するには、バルブコア10を先端開口28側からコア装着孔52内に挿入し、コア装着孔52の雌螺子部57と、バルブコア10の雄螺子部12とを螺合する。これら雌雄の螺子部57,12同士の螺合を深めていくと、図1に示すように、コア本体11の本体位置決用当接部15の外縁エッジ部16がステム側テーパー部56に当接する。ここで、バルブステム50とコア本体11とが硬度が異なる金属で構成されいるので、メタルシールが施される。以上により、バルブコア10のコア装着孔52への装着が完了する。
【0037】
図1に示すように、バルブコア10は、常には、圧縮コイルバネ29の弾発力によって、可動シャフト20の栓部55がコア本体11の先端開口28に宛がわれて、閉じた状態になっている。ここで、コア装着孔52を通して図示しないタイヤ内に圧縮空気をチャージするには以下のようである。即ち、バルブステム50におけるチャージ口53に、例えばチャージポンプを連結し、コア装着孔52内に圧縮空気を送り込む。すると、図2に示すように、チャージされた圧縮空気の圧力により、可動シャフト20が圧縮コイルバネ29に抗して直動し、栓部55と先端開口28との間に隙間が生じ、チャージ口53側からコア装着孔52の奥側に圧縮空気が流れ込む。
【0038】
圧縮空気がコア装着孔52の奥側に充填されたところで、チャージポンプをチャージ口53から取り外すと、圧縮コイルバネ29の弾発力とコア装着孔52の奥側の圧力とにより、可動シャフト20がチャージ口53側に移動し、栓部55がコア本体11の先端開口28を閉塞した状態に戻る。そして、栓部55のテーパー面が、コア本体11の当接エッジ部19Cに当接する。ここで、コア本体11と可動シャフト20とは、硬度が異なる金属で構成されているので、当接テーパー部25と当接エッジ部19Cとの間でメタルシールが施される。
【0039】
上記したように本実施形態のバルブコア10では、コア本体11が、コア装着孔52のステム側テーパー部56及び可動シャフト20とは硬度が異なる金属部材で構成されているので、コア本体11の外面の本体位置決当接部15が、コア装着孔52の内壁(ステム側テーパー部56)に当接して、コア本体11の外面とコア装着孔52の内壁(ステム側テーパー部56)との隙間にメタルシールが施されると共に、栓部55に設けた当接テーパー部25が、コア本体11の先端開口28の当接エッジ部19Cに当接して、栓部55と先端開口28との隙間にメタルシールが施される。これにより、従来のバルブコアに比べてシール部品の点数を削減することができる。そして、本実施形態のバルブコア10のように、コア本体11と、可動シャフト20と、圧縮コイルバネ29との3部品から構成することができる。
【0040】
なお、本実施形態では、コア本体11を、コア装着孔52の内壁(ステム側テーパー部56)及び可動シャフト20と硬度が異なる金属部材で構成したが、コア本体11のうち少なくとも本体位置決当接部15及び先端開口28の内縁部(当接エッジ部19C)に、シール用の樹脂がコーティングしても同様の作用効果を奏する。
【0041】
<第2実施形態>
本実施形態のバルブコア70は、図5〜図8に示されており、前記第1実施形態とは栓部24の構造が異なると共に、コア本体11に筒形シール部材30を着脱可能に装着した構造になっている。以下、前記第1実施形態と異なる構成に関してのみ説明し、第1実施形態と共通した構成については、同一符号を付して重複した説明は省略する。
【0042】
本実施形態の可動シャフト20に備えた栓部24は、当接テーパー部25と円柱部23と軸側テーパー部22を軸方向に並べて備える。円柱部23は、軸心孔13の内径より大きな径の円柱状をなっている。当接テーパー部25は、その円柱部23から棒体26に向かうに従って徐々に径が小さくなるテーパー構造になっている。一方、軸側テーパー部22は、円柱部23のうち棒体26と反対側に離れるに従って徐々に径が大きくなるテーパー構造になっている。そして、栓部24が圧縮コイルバネ29にてコア本体11の先端開口28に向けて付勢されると、図3に示すように当接テーパー部25の途中部分がコア本体11の当接エッジ部19Cに当接する。ここで、コア本体11と可動シャフト20とは硬度が異なる金属同士であるので、可動シャフト20に備えた当接テーパー部25とコア本体11に備えた当接エッジ部19Cとの当接によって、メタルシールが施される。
【0043】
図5及び図6に対比して示してように、コア本体11の先端筒19には、筒形シール部材30が着脱可能に嵌合装着される。筒形シール部材30は、その自然状態の断面構造が図7に示されている。同図に示すように、筒形シール部材30の内側には、大径部35と小径部36とが軸方向に並べて形成されている。そして、図3に示すように、大径部35の内側にコア本体11における先端筒19が嵌合されている。また、大径部35と小径部36との間の段差部35A(図7参照)に先端筒19の先端面19A(図5参照)が突き合わされると共に、筒形シール部材30における大径部35側の端面が、コア本体11における本体位置決用当接部15と先端筒19との間の段差部17に突き合わされている。これにより、筒形シール部材30の軸方向に位置が決められている。
【0044】
図7に示すように、筒形シール部材30の基端部は、他の部分より外径が大きな外側シール部31になっている。また、筒形シール部材30のうちコア本体11の先端面19Aより突出した部分は、可動シャフト20の栓部24に密着する内側シール部34になっている。さらに、内側シール部34は、前述した小径部36を内側に備えた円筒部32と、円筒部32の開放縁を開放口に向かうに従って徐々に拡げた筒側テーパー部33とからなる。
【0045】
次に、上記構成からなる本実施形態に係るバルブコア70の作用・効果について以下説明する。
バルブコア70をコア装着孔52内に挿入して、コア装着孔52の雌螺子部57と、バルブコア70の雄螺子部12とを螺合すると、筒形シール部材30の内側シール部34が縮径部54内に進入すると共に、筒形シール部材30の外側シール部31がコア装着孔52の内壁(ステム側テーパー部56)に密着し、コア本体11とコア装着孔52の内面の隙間がシールされる。
【0046】
ここで、筒形シール部材30はコア本体11に対して回転可能に嵌合装着されているので、筒形シール部材30がバルブステム50に回転摺接することが防がれ、磨耗が抑えられる。また、筒形シール部材30が、ステム側テーパー部56との摩擦により軸方向に力を受けても、筒形シール部材30の端部が本体位置決用当接部15の段差部17に突き当たりかつ、筒形シール部材30の内側に設けた大径部35と小径部36との段差部35Aに、コア本体11の端面が突き当たって、軸方向の位置ずれが防止される。
【0047】
雌雄の螺子部57,12の螺合を深めていくと、図8に示すように、コア本体11の本体位置決用当接部15の外縁エッジ部16がステム側テーパー部56に当接し、メタルシールが施される。これにより、メタルシールと、外側シール部31とによるシールとの二重のシールにより、コア本体11の外面とコア装着孔52の内面との間の隙間が塞がれる。
【0048】
また、外縁エッジ部16とステム側テーパー部56との当接によって、コア本体11をそれ以上ねじ込むことが防止され、筒形シール部材30における外側シール部31が、コア装着孔52の内壁(ステム側テーパー部56)に過度に押し付けられることがなくなり、筒形シール部材30のシール性が安定する。以上により、バルブコア70のコア装着孔52への装着が完了する。
【0049】
図8に示すように、バルブコア70が閉じた状態では、圧縮コイルバネ29の弾発力とコア装着孔52の奥側の圧力とにより、可動シャフト20がチャージ口53側に移動し、栓部24がコア本体11の先端開口28を閉塞した状態に保持される。詳細には、栓部24がコア本体11の先端開口28側に押されることで、図3に示すように栓部24の軸側テーパー部22が筒形シール部材30の内側シール部34における筒側テーパー部33に密着し、コア本体11の先端開口28と栓部24との隙間がシールされる。また、内側シール部34における円筒部32内には、栓部24の円柱部23が嵌合されているので、コア装着孔52の奥側の圧力によって円筒部32が円柱部23に密着するように変形し、ここでもシールが施される。
【0050】
栓部24の軸側テーパー部22及び円柱部23が筒形シール部材30に密着した状態で、栓部24の当接テーパー部25は、コア本体11の当接エッジ部19Cに当接する。これにより、筒形シール部材30の筒側テーパー部33が、栓部24の軸側テーパー部22によって過度に押されなくなり、シール性が安定する。ここで、コア本体11と可動シャフト20とは、硬度が異なる金属で構成されているので、当接テーパー部25と当接エッジ部19Cとの間でメタルシールが施される。即ち、筒形シール部材30によるシールとメタルシールの二重シール構造によって、コア本体11の先端開口28と栓部24との隙間がシールされる。
【0051】
なお、バルブステム50におけるチャージ口53に、例えばチャージポンプを連結し、コア装着孔52内に圧縮空気を送り込むと、チャージされた圧縮空気の圧力により、可動シャフト20が圧縮コイルバネ29に抗して直動し、栓部24と先端開口28との間に隙間が生じ、チャージ口53側からコア装着孔52の奥側に圧縮空気が流れ込む。
【0052】
上記したように本実施形態のバルブコア70では、コア本体11の先端開口28と栓部24との隙間をシールする内側シール部34と、コア本体11の外面とコア装着孔52の内壁(ステム側テーパー部56)との隙間をシールする外側シール部31が、筒形シール部材30に一体形成されているので、従来のバルブコアに比べてシール部品の点数を削減することができる。しかも、コア本体11側に筒形シール部材30を嵌合装着したので、可動シャフト20からシール押さえ用の部品をなくすことができ、可動シャフト20の構造の簡素化及び部品点数の削減が図られる。また、圧縮コイルバネ29は、コア本体11の外側に配置されたので、圧縮コイルバネ29をコア本体11の内部に設けた場合に比べて、部品点数の削減が図られる。これらにより、バルブコア70を、コア本体11と、可動シャフト20と、筒形シール部材30と、圧縮コイルバネ29の4部品で構成することが可能になる。
【0053】
<第3実施形態>
本実施形態のバルブコア71は、図9に示されており、コア本体62の内部に圧縮コイルバネ61を収容した点が前記第2実施形態と異なる。以下、前記第1実施形態と異なる構成に関してのみ説明し、第1実施形態と共通した構成については、同一符号を付して重複した説明は省略する。
【0054】
本実施形態のコア本体62は、軸方向の途中部分で本体第1構成部40と本体第2構成部41とに分割可能となっている。コア本体62の基端側を構成する本体第1構成部40には、前記第1実施形態で説明した雄螺子部12とブリッジ部14とが備えられている。また、本体第1構成部40のうちブリッジ部14と反対側の端面からは、薄肉円筒体43が突出している。
【0055】
コア本体62の先端側を構成する本体第2構成部41には、本体第1構成部40側の端部から側方に係止フランジ44が張り出されている。そして、係止フランジ44を薄肉円筒体43の内側に挿入して薄肉円筒体43の奥面に当接させた状態で、薄肉円筒体43の先端を係止フランジ44の裏面側に折り曲げて、本体第1構成部40と本体第2構成部41とが連結されている。
【0056】
本体第2構成部41の先端開口28の内縁部からは、バネ係止壁45が内側に向かって張り出している。本実施形態の可動シャフト63には、軸方向の途中部分から側方にバネ係止突部46が突出している。また、本実施形態の圧縮コイルバネ61は、いわゆる円錐コイルバネ構造をなし巻回径が一端から他端に向かって徐々に大きくなっている。そして、可動シャフト63を本体第2構成部41の先端開口28側から挿入した状態で、本体第2構成部41内に圧縮コイルバネ61を収容してその大径側端部をバネ係止壁45に係止し、棒体26の途中部分にバネ係止突部46をかしめ形成する。次いで、本体第2構成部41に本体第1構成部40を連結し、可動シャフト63の先端にバネ係止部21をかしめ形成する。これにより、可動シャフト63が図9における上方に付勢された状態になり、栓部24がコア本体62の先端開口28を閉塞する。
【0057】
本実施形態のバルブコア71の構成は以上のようであり、この構成によっても前記第2実施形態と同様の作用効果を奏する。また、本実施形態のバルブコア71によれば、本体第1構成部40が本体第2構成部41に対して回転可能とすることで、筒形シール部材30とコア装着孔52との磨耗を抑えて、シール性を安定させることができる。
【0058】
<他の実施形態>
本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)前記第1及び第2の実施形態のバルブコア10,70では、コア本体11と可動シャフト20とが硬度が異なる金属部材を構成してメタルシールを施す構成としていたが、可動シャフトとコア本体とが当接して位置を決めるだけで、メタルシールが施されない構成にしてもよい。
【0059】
(2)前記第1〜3の各実施形態では、バルブコア10,70に備えた雄螺子部12がコア装着孔52内の雌螺子部57に螺合して抜け止めされる構成であったが、バルブコアとは別の螺合部品を設けて、コア装着孔にバルブコアを挿入してからその螺合部品で抜け止めする構成にしてもよい。
【0060】
(3)また、螺合以外の例えば、接着剤、圧入等その他の係止手段によって、バルブコアをコア装着孔内に固定してもよい。
【0061】
(4)前記第2実施形態の筒形シール部材30の内側シール部34は、コア本体11から前方に突出していたが、図8に示した筒形シール部材39のように、内側シール部38をコア本体11における先端開口28の内側に敷設した構成にして、その内側シール部39に栓部24を密着させる構成にしてもよい。
【0062】
(5)前記第1〜3の各実施形態では、圧縮空気の流路を開閉するために本発明に係るバルブコアが用いられていたが、圧縮空気の流路に用いられるものに限定されず、どのような流体を流す流路に用いてもよく、例えば、窒素、酸素、又は、エアコン用冷媒等の流路に用いてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るバルブコアをコア装着孔に装着した状態の側断面図
【図2】バルブコアが開いた状態の側断面図
【図3】バルブコアの側断面図
【図4】バルブコアの平面図
【図5】第2実施形態のバルブコアの側断面図
【図6】そのバルブコアの筒形シール部材を装着した状態の側断面図
【図7】筒形シール部材の側断面図
【図8】バルブコアをコア装着孔に装着した状態の側断面図
【図9】第3実施形態のバルブコアの側断面図
【図10】従来のバルブコアの断面図
【符号の説明】
10,70,71…バルブコア
11,62…コア本体
15…本体位置決用当接部
17…段差部
16…外縁エッジ部
17…段差部
19…シール部材嵌合部
19A…先端面
19C…当接エッジ部(当接位置決部)
20,63…可動シャフト
21…バネ係止部
22…軸側テーパー部
23…円柱部
24…栓部
25…当接テーパー部(当接位置決部)
28…先端開口
29,61…圧縮コイルバネ(付勢手段)
30,39…筒形シール部材
31…外側シール部
32…円筒部
33…筒側テーパー部
34,38…内側シール部
35…大径部
35A…段差部
36…小径部
52…コア装着孔
56…ステム側テーパー部(内壁)

Claims (10)

  1. コア装着孔(52)の内側に固定される筒形のコア本体(11)と、
    前記コア本体(11)を貫通して直動する可動シャフト(20)と、
    前記可動シャフト(20)の一端側に一体形成されて、前記コア本体(11)の先端開口(28)を開閉する栓部(24,55)と、
    前記栓部(24,55)により前記先端開口(28)が閉じられるように前記可動シャフト(20)を付勢する付勢手段(29)とを備えてなり、
    前記コア本体(11)は、前記コア装着孔(52)の内壁(56)及び前記可動シャフトと硬度が異なる金属部材で構成され、
    前記コア本体(11)の外面には、前記コア装着孔(52)の内壁(56)に当接して、前記コア本体(11)の外面と前記コア装着孔(52)の内壁(56)との隙間をメタルシールする本体位置決当接部(15)が形成され、
    前記栓部(24,55)には、前記コア本体(11)の奥側に向かうに従って先細り状に形成されかつ、前記コア本体(11)の先端開口(28)の内縁部(19C)に当接することで、前記栓部(24,55)と前記先端開口(28)との隙間をメタルシールする当接テーパー部(25)が形成されたことを特徴とするバルブコア(10,70,71)。
  2. 前記コア本体(11)には、筒形シール部材(30)が着脱可能に嵌合装着され、
    前記筒形シール部材(30,39)には、前記コア本体(11)の外面に嵌合装着されて、前記コア本体(11)と前記コア装着孔(52)の内壁(56)とに挟まれて密着する外側シール部(31)と、前記コア本体(11)の前記先端開口(28)より前方又は内側に配されて、前記栓部(24)の外面に密着する内側シール部(34)とが一体形成されたことを特徴とする請求項1に記載のバルブコア(70,71)。
  3. 前記内側シール部(34)は、前記外側シール部(31)に連続して、前記コア本体(11)の一端面より前方に突出したことを特徴とする請求項2に記載のバルブコア(10,70,71)。
  4. 前記内側シール部(34)は、円筒部(32)と、前記円筒部(32)の先端側内径を徐々に拡開した筒側テーパー部(33)とを備えてなり、
    前記栓部(24)は、前記円筒部(32)の内側に嵌合する円柱部(23)と、前記筒側テーパー部(33)に密着する軸側テーパー部(22)とを備えてなることを特徴とする請求項2又は3に記載のバルブコア(10,70,71)。
  5. 前記筒形シール部材(30,39)は、前記コア本体(11)に回転可能に嵌合装着されたことを特徴とする請求項2乃至4の何れかに記載のバルブコア(10,70,71)。
  6. 前記コア本体(11)の外面のうち前記筒形シール部材(30,39)が嵌合される部分(19)と、前記本体位置決用当接部(15)との間の段差部(17)に、前記筒形シール部材(30,39)を突き合わせたことを特徴とする請求項2乃至5の何れかに記載のバルブコア(10,70,71)。
  7. 前記筒形シール部材(30)の内側には、大径部(35)と小径部(36)とが軸方向に並べて設けられ、前記大径部(35)の内側に前記コア本体(11)を嵌合すると共に、前記大径部(35)と前記小径部(36)との間の段差部(35A)に前記コア本体(11)の端面を突き合わせたことを特徴とする請求項2乃至6の何れかに記載のバルブコア(10,70,71)。
  8. 前記付勢手段(29)は、前記可動シャフト(20)のうち前記コア本体(11)から外側に突出した部分に挿入されて、その可動シャフト(20)の端部に一体形成されたバネ係止部(21)と、前記コア本体(11)の端面との間で圧縮される圧縮コイルバネ(29)で構成されたことを特徴とする請求項1乃至9の何れかに記載のバルブコア(10,70)。
  9. 前記コア本体(11)と、前記可動シャフト(20)と、前記付勢手段(29)としての弾性部材との3部品からなることを特徴とする請求項1に記載のバルブコア(10,70)。
  10. コア装着孔(52)の内側に固定される筒形のコア本体(11)と、
    前記コア本体(11)を貫通して直動する可動シャフト(20)と、
    前記可動シャフト(20)の一端側に一体形成されて、前記コア本体(11)の先端開口(28)を開閉する栓部(24,55)と、
    前記栓部(24,55)により前記先端開口(28)が閉じられるように前記可動シャフト(20)を付勢する付勢手段(29)とを備えてなり、
    前記コア本体(11)の外面には、前記コア装着孔(52)の内壁(56)に当接して、前記コア本体(11)の外面と前記コア装着孔(52)の内壁(56)との隙間を塞ぐ本体位置決当接部(15)が形成され、
    前記栓部(24,55)には、前記コア本体(11)の奥側に向かうに従って先細り状に形成されかつ、前記コア本体(11)の先端開口(28)の内縁部(19C)に当接することで、前記栓部(24,55)と前記先端開口(28)との隙間を塞ぐ当接テーパー部(25)が形成され、
    前記コア本体(11)には、少なくとも前記本体位置決当接部(15)及び前記先端開口(28)の内縁部(19C)に、シール用の樹脂がコーティングされたことを特徴とするバルブコア(10)。
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