JP2005016280A - 引き戸錠用防犯カバー - Google Patents

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JP2005016280A
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lock
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Katsuji Okuda
勝司 奥田
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Okuda Manufacturing Co Ltd
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Okuda Manufacturing Co Ltd
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Abstract

【課題】部外者が屋外引き戸のガラスの錠対応部分を割ること自体を可及的に防止して引き戸の防犯機能を向上することができるとともに、結露が発生しても引き戸から早期に離脱することのない引き戸錠用防犯カバーを提供する。
【解決手段】本発明の引き戸錠用防犯カバー1は、屋内引き戸3の縦枠7に取り付け可能な取付プレート15と、その縦枠7の枠外側面に取り付けられた引き戸錠4を屋外側から見えないように隠すために前記取付プレート15の幅方向一端側に設けられたカバープレート15とを備えたものである。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、屋内引き戸の縦枠に取り付けることで防犯機能を向上できる引き戸錠用防犯カバーに関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、家屋の窓部やバルコニー等におけるアルミサッシよりなる引き戸装置には、部外者が屋内へ侵入するのを防止するための本締まり錠としてクレセント錠が広く採用されている。しかし、上記クレセント錠による施錠だけでは、屋外引き戸のガラスの錠対応部分だけを割って当該クレセント錠を解錠すれば、部外者が比較的容易に侵入できることが知られている。
そこで、本願出願人は、両引き戸の本締まり錠(クレセント錠)を屋外側から見えなくなるように覆うことができかつ屋外引き戸のガラスに貼り付け可能なプレート本体と、このプレート本体の裏面に設けられた接着層とを備えている防犯プレートを既に提案している(特許文献1参照)。
【0003】
この防犯プレートによれば、屋外引き戸のガラスにおける本締まり錠の対応部分にプレート本体を貼り付けることで、本締まり錠を解錠するのに必要なガラスを割る範囲が拡大することになる。このため、泥棒等の部外者が屋外引き戸のガラスの錠対応部分を割るのを諦めて退散する蓋然性が大きくなり、部外者が屋外引き戸のガラスの錠対応部分を割ること自体を可及的に防止できるので、引き戸の防犯機能を大幅に向上することができる。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−306173号(請求項1)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、プレート本体を屋外引き戸のガラスに直接貼り付けて使用する従来の防犯プレートでは、屋外引き戸のガラス面に発生した結露によってプレート本体の裏面に設けられた接着層の接着性能が低下することがあり、特に寒冷地等において当該防犯プレートが早期に剥がれてしまう恐れがある。
そこで、本発明の課題は、部外者が屋外引き戸のガラスの錠対応部分を割ること自体を可及的に防止して引き戸の防犯機能を向上することができるとともに、結露が発生しても引き戸から早期に離脱することのない引き戸錠用防犯カバーを提供する点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の引き戸錠用防犯カバーは、屋内引き戸の縦枠に取り付け可能な取付プレートと、その縦枠の枠外側面に取り付けられた引き戸錠を屋外側から見えないように隠すために前記取付プレートの幅方向一端側に設けられたカバープレートとを備えていることを特徴とする。
【0007】
かかる本発明の防犯カバーによれば、屋外引き戸の縦枠に取付プレートを取り付けることにより、その取付プレートの幅方向一端側に設けられたカバープレートによって引き戸錠が屋外側から見えないように隠され、このカバープレートよりも広い範囲で屋外引き戸のガラスを割らない限り引き戸錠を解錠できなくなる。このため、当該防犯カバーを取り付けていない場合に比べて、引き戸錠を解錠するのに必要なガラスを割る範囲が拡大することになり、泥棒等の部外者が屋外引き戸のガラスの錠対応部分を割るのを諦めて退散する蓋然性が大きくなる。
【0008】
また、本発明の防犯カバーによれば、その取付プレートを屋内引き戸の縦枠に取り付けるようにしているので、屋外引き戸のガラスに結露が発生しても、その結露で取付プレートの縦枠に対する取り付け力が低下することがない。このため、屋外引き戸に発生した結露が原因で防犯カバーが屋内引き戸から早期に離脱することがなくなり、当該防犯カバーの強固な取付状態を長期間維持することができる。
【0009】
本発明において、屋内引き戸の縦枠に対する取付プレートの取付手段は、接着剤やねじ止め等の一般的な手法を採用することができるが、取付プレートをねじ止めによって取り付ける場合には、当該取付プレートは、引き戸錠の取付台を屋内引き戸の縦枠に取り付けるための取付ねじを挿通可能な幅寸法を有しかつ当該取付プレートの縁部に開口する逃げ溝部を備えていることが好ましい。
【0010】
このような逃げ溝部を取付プレートに形成した場合には、かかる取付プレートを屋内引き戸の縦枠と引き戸錠の取付台の間で挟み込んだ状態で、当該取付プレートを屋内引き戸の縦枠に取り付けることができる。このため、屋内引き戸の縦枠に新たにねじ孔を形成しなくても取付プレートのねじ止めが可能となるので、屋内引き戸の縦枠をまったく傷つ付けないで取付プレートを強固に固定できるようになる。
【0011】
また、本発明において、引き戸錠を側方から見えないように隠すために室内側に延びる立ち上がり片をカバープレートの先端部に形成することが好ましい。かかる立ち上がり片をカバープレートの先端部に形成しておけば、屋外引き戸の真正面からだけでなく、真正面からやや斜めにずれた方向からも引き戸錠が見えなくなるので、当該防犯カバーによる防犯機能をより向上することができる。
【0012】
【実施例】
以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明する。
図1〜図3は、本発明の一実施形態に係る防犯カバー1を示しており、この実施形態では、家屋の窓部やバルコニー等に設置されるアルミサッシよりなる引き戸装置に防犯カバー1を使用した場合を示している。
【0013】
この場合の引き戸装置は、図外のサッシ枠に互いに引き違い状となるように走行自在に嵌め込まれた屋外引き戸2及び屋内引き戸3と、これらの両引き戸2,3を本締めするためのクレセント錠(本締まり錠としての引き戸錠)4とを備えており、両引き戸2,3の枠内には矩形板状の透明又は半透明のガラス5が嵌め込まれている。上記クレセント錠4は、屋外引き戸2の縦枠6の枠内端面に固定された被掛止爪8と、屋内引き戸3の縦枠7の枠外端面に固定された錠本体9と、を備えている。
【0014】
このうち、錠本体9は、上記縦枠7の枠外端面に固定されたほぼ台形状の取付台10と、この取付台10に横軸回りに回転自在に枢着された円弧状のロックプレート11と、このロックプレート11に固定された操作レバー12とを備えており、この操作レバー12を上方へ回してロックプレート11を前記被掛止爪8に引っ掛けることにより、屋内外方向に重なる縦枠6,7同士を互いに連結し、これによって両引き戸2,3を本施錠できるようになっている。
【0015】
図1に示すように、本実施形態の防犯カバー1は、ステンレス製の板材を断面ほぼコの字状に屈曲形成することによって構成されており、屋内引き戸3の縦枠7に取り付け可能な取付プレート15と、前記クレセント錠4を屋外側から見えないように隠すために取付プレート15の幅方向一端側に設けられたカバープレート16とを一体に備えている。
【0016】
本実施形態の防犯カバー1を構成する上記両プレート15,16のうち、取付プレート15は、屋内引き戸3の縦枠7とほぼ同幅でかつ前記取付台10より大きい上下方向長さを有するほぼ長方形状の板部材よりなり、この取付プレート15には、その下端縁に向かって開口する逃げ溝部17が形成されている。この逃げ溝部17は、前記クレセント錠4の取付台10を屋内引き戸3の縦枠7に取り付けるための取付ねじ18を挿通可能な幅寸法を有し、取付プレート15の上端よりの部分から下端縁に向かって真っ直ぐに延びた状態で切り込み形成されている。
【0017】
他方、カバープレート16は、屋外引き戸2のガラス5と相対向するように取付プレート15の屋外側端から引き戸2,3の走行方向に沿って延設された対向片19と、この対向片19の先端から屋内側に延設された立ち上がり片20とからなる。従って、図2に示すように、防犯カバー1の取り付け状態においては、引き戸錠4(ただし、被係止爪8は除く。)は、カバープレート16の対向片19によって正面側から見えないように隠され、かつ、同プレート16の立ち上がり片20によって側方(真正面からやや斜めにずれた方向)から見えないように隠されることになる。
【0018】
なお、カバープレート16の対向片19の上下方向ほぼ中央部には、前記被係止爪8との干渉を避けるための逃げ開口部21が形成されている。また、取付プレート15とカバープレート16とのコーナー部分と、対向片19と立ち上がり片20とのコーナー部分には、屋外引き戸2の縦枠6との干渉を避けるための逃げ凹条22が形成されている。更に、カバープレート16の立ち上がり片20には、取付台10の取付ねじ18を回動操作するためのドライバー等の回動工具(図示せず。)を挿通することができる、上下方向に長い操作窓23が形成されている。
【0019】
次に、図1と図2を参照して、本実施形態の防犯カバー1の使用方法とその作用を説明する。
まず、上記防犯カバー1を引き戸装置に設置するには、ドライバー等の回動工具を用いて取付台10の取付ねじ18を緩め、その取付台10と縦枠7の間に若干の隙間を設ける。次に、図1に示すように、上記隙間内に防犯カバー1の取付プレート15を上から差し込み、取付台10の取付ねじ18を逃げ溝部17に挿通させるようにして、取付プレート15を取付台10の裏側にセットする。
【0020】
すると、図2に示すように、クレセント錠4全体が防犯カバー1で囲まれた状態となるので、この状態で、操作窓23から挿通した回動工具によって取付ねじ18を締め付け直し、取付プレート15を取付台10と縦枠7の間で挟み付けることにより、防犯カバー1の設置が完了する。
図3は、上記のようにして防犯カバー1を設置した後の引き戸装置を屋外側から見た正面図であり、同図に示すように、クレセント錠4はカバープレート16の対向片19によって屋外側から見えないように覆われている。
【0021】
このように、本実施形態の防犯カバー1によれば、クレセント錠4がカバープレート16の対向片19で屋外側から見えないように隠され、この対向片19よりも広い範囲で屋外引き戸2のガラス5を割らない限りクレセント錠4を解錠できなくなる。このため、当該防犯カバー1を取り付けていない場合に比べて、クレセント錠4を解錠するのに必要なガラス5を割る範囲が拡大することになり、泥棒等の部外者が屋外引き戸2のガラス5の錠対応部分を割るのを諦めて退散する蓋然性が大きくなる。
【0022】
また、本実施形態の防犯カバー1によれば、その取付プレート15を屋内引き戸3の縦枠7に取り付けているので、屋外引き戸2のガラス5に結露が発生しても、その結露で取付プレート15の縦枠7に対する取り付け力が低下することがない。更に、本実施形態の防犯カバー1では、カバープレート16の先端部に形成した立ち上がり片20により、屋外引き戸2の真正面からだけでなく、真正面からやや斜めにずれた方向からもクレセント錠4が見えなくなるので、当該防犯カバー1による防犯機能がより向上するという利点もある。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。
【0023】
【発明の効果】
本発明によれば、部外者が屋外引き戸のガラスの錠対応部分を割ること自体を可及的に防止できるので、引き戸の防犯機能を向上することができるとともに、結露が発生しても防犯カバーが引き戸から早期に離脱することがないので、当該防犯カバーの強固な取付状態を長期間維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の防犯カバーを引き戸装置に取り付ける際の斜視図である。
【図2】本発明の防犯カバーを引き戸装置に取り付けた後の状態を示す斜視図である。
【図3】本発明の防犯カバーを取り付けた引き戸装置を屋外側から見た正面図である。
【符号の説明】
1 防犯カバー
2 屋外引き戸
3 屋内引き戸
4 クレセント錠(引き戸錠)
5 ガラス
6 縦枠(屋外側)
7 縦枠(屋内側)
10 取付台
15 取付プレート
16 カバープレート
17 逃げ溝部
18 取付ねじ
19 対向片
20 立ち上がり片

Claims (3)

  1. 屋内引き戸の縦枠に取り付け可能な取付プレートと、その縦枠の枠外側面に取り付けられた引き戸錠を屋外側から見えないように隠すために前記取付プレートの幅方向一端側に設けられたカバープレートとを備えていることを特徴とする引き戸錠用防犯カバー。
  2. 取付プレートは、引き戸錠の取付台を屋内引き戸の縦枠に取り付けるための取付ねじを挿通可能な幅寸法を有しかつ当該取付プレートの縁部に開口する逃げ溝部を備えていることを特徴とする請求項1に記載の引き戸錠用防犯カバー。
  3. 引き戸錠を側方から見えないように隠すために室内側に延びる立ち上がり片がカバープレートの先端部に形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の引き戸錠用防犯カバー。
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