JP2005016276A - 人の接近あるいは接触を検知する手摺 - Google Patents
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Abstract
【課題】手摺又はフェンス等そのものを人体検知センサーとして使用する。
【解決手段】金属製又はその他の導電体製の手摺又はフェンス等に人の持つ静電容量を検知する装置を接続することにより、手摺又はフェンス等をそのものをセンサーとして使用する。
【選択図】 図1
【解決手段】金属製又はその他の導電体製の手摺又はフェンス等に人の持つ静電容量を検知する装置を接続することにより、手摺又はフェンス等をそのものをセンサーとして使用する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、公共施設、戸建住宅、集合住宅等の手摺又はフェンス等、
あるいは危険地帯の表示等のために設置された手摺又はフェンス等に、
人の持つ静電容量を検出する装置を接続又は組み込むことにより、
手摺又はフェンス等そのものを、センサーとして使用する為の方策で、
防犯あるいは人体の危険に対応しようとする為の発明である。
金属製、又はその他の導電体製の手摺、フェンス,柵、垣、など、
人の侵入を規制するために設けられる設備に適用するもので、
電気的に結合された設備であれば全体を一つのセンサーとすることが可能である。
【0002】
【従来の技術】
従来、人の接近又は侵入を感知する為には、手摺又はフェンス等に接して、
又は近傍に人を感知する為の光電式センサー、焦電センサー、
TVカメラ等のセンサーを配置していた。
つまり、手摺、フェンスは、手摺、フェンスとして、センサーはセンサーとしての役割をはたしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従ってこれらの方式を防犯の目的に活用した場合、侵入者がセンサーの存在を知ろうとすれば比較的簡単に発見され、手摺又はフェンスとセンサーを逐次無力化することにより回避することが可能である。
なおセンサーはその検知範囲が光軸などの直線あるいは扇形の範囲であり、
手摺又はフェンス等が折れ曲がって設置されている場合には、
折れ曲がった角ごとにセンサーを配置する必要がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、手摺又はフェンス等そのものをセンサーとして使用する為に、
手摺又はフェンス等に人の持つ静電容量を検知する回路を接続
又は組み込む事により、手摺又はフェンス等そのものをセンサー化しようとするものである。
静電容量を検知する回路を手摺の表面に組み付け又は内部に組み込むことにより、あるいは手摺又はフェンス等の内側で離れた場所に設置し接続することで、
手摺又はフェンス等に接近あるいは接触すればセンサー化した手摺又はフェンス等により検知され、静電容量を検知する回路を簡単に取り外したり無力化すことが困難になる。
なお電気的に結合されていれば、手摺又はフェンス等が折れ曲がって設置されていても全体がセンサーとして作動し、
検知範囲は手摺又はフェンス等が設置されている全体である。
【0005】
【発明の実施の形態】
〔第1の実施の形態〕本発明を図面によって説明すれば
図1手摺又はフェンス1に静電容量検知回路2及び電源回路3を組み込む充分な空間のある場合は、電磁的にシールドされた容量検知回路2及び電源回路3を(1a)の様に内部に組み込む形態が良く、防犯上最強となる。
また(1b)の様に静電容量検知回路2及び電源回路3を、手摺又はフェンス1に螺子止め等で取り付ける場合は既設の設備に対して簡単に設置することが可能である。
なお(1c)の様に装置の取り付けが出来ない場合には離れた場所に
静電容量検知回路2及び電源回路3を設置しシールド線等で結合する事ができる。
この場合は防犯上簡単に察知されない施工が必要である。
4は手摺又はフェンス1を人の静電容量検知センサーとする為の、
静電容量検知装置と手摺又はフェンス1を電気的に結合する点である。
5はコンセントより商用電源を電源回路3に給電する。
6はアース線であり場合によっては省略が可能である。
7はセンサー検出出力であり警報装置、表示装置等に接続する。
静電容量検知回路2は一般的に高感度タッチセンサーと称される物あるいは、
楽器にみられるテルミン等、身体の接近又は接触を検知して電気信号を出力できる装置のことである。
図2はシステムの回路図である。
〔第2の実施の形態〕図3の図面について説明すれば
静電容量検知回路2に加え太陽光発電装置と蓄電池を組み合わせた電源回路3に変更すること、及びセンサー検出出力7を電波あるいは光電式の
通信装置8によって警報装置9に信号を伝達することにより、有線による給電及び信号伝達の困難な地点にも設置が可能になる。
【0006】
【発明の効果】
本発明の装置を設置すれば、進入者は、進入地点とするベランダ、
エントランスあるいはガラス張りのサッシに達する以前に検知され、
警報又はその他の対策をこうずる事ができる。
装置は受動的であり小電力で作動するためランニングコストも能動的な装置を設置するより節約できる。
【0007】
【図面の簡単な説明】
【図1】(1a)〜(1c)は静電容量検出装置の手摺又はフェンスえの取り付け図である。
【図2】システムの回路図である。
【図3】本発明第2の実施の形態におけるシステムの回路図である。
【0008】
【符号の説明】
1 手摺又はフェンス
2 静電容量検知回路
3 電源回路
4 静電容量検知装置と手摺又はフェンスを電気的に結合する点
5 コンセントより商用電源を電源回路に給電する
6 アース線
7 センサー検出出力
8 電波あるいは光電式の通信装置
9 警報装置
【発明の属する技術分野】
この発明は、公共施設、戸建住宅、集合住宅等の手摺又はフェンス等、
あるいは危険地帯の表示等のために設置された手摺又はフェンス等に、
人の持つ静電容量を検出する装置を接続又は組み込むことにより、
手摺又はフェンス等そのものを、センサーとして使用する為の方策で、
防犯あるいは人体の危険に対応しようとする為の発明である。
金属製、又はその他の導電体製の手摺、フェンス,柵、垣、など、
人の侵入を規制するために設けられる設備に適用するもので、
電気的に結合された設備であれば全体を一つのセンサーとすることが可能である。
【0002】
【従来の技術】
従来、人の接近又は侵入を感知する為には、手摺又はフェンス等に接して、
又は近傍に人を感知する為の光電式センサー、焦電センサー、
TVカメラ等のセンサーを配置していた。
つまり、手摺、フェンスは、手摺、フェンスとして、センサーはセンサーとしての役割をはたしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従ってこれらの方式を防犯の目的に活用した場合、侵入者がセンサーの存在を知ろうとすれば比較的簡単に発見され、手摺又はフェンスとセンサーを逐次無力化することにより回避することが可能である。
なおセンサーはその検知範囲が光軸などの直線あるいは扇形の範囲であり、
手摺又はフェンス等が折れ曲がって設置されている場合には、
折れ曲がった角ごとにセンサーを配置する必要がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、手摺又はフェンス等そのものをセンサーとして使用する為に、
手摺又はフェンス等に人の持つ静電容量を検知する回路を接続
又は組み込む事により、手摺又はフェンス等そのものをセンサー化しようとするものである。
静電容量を検知する回路を手摺の表面に組み付け又は内部に組み込むことにより、あるいは手摺又はフェンス等の内側で離れた場所に設置し接続することで、
手摺又はフェンス等に接近あるいは接触すればセンサー化した手摺又はフェンス等により検知され、静電容量を検知する回路を簡単に取り外したり無力化すことが困難になる。
なお電気的に結合されていれば、手摺又はフェンス等が折れ曲がって設置されていても全体がセンサーとして作動し、
検知範囲は手摺又はフェンス等が設置されている全体である。
【0005】
【発明の実施の形態】
〔第1の実施の形態〕本発明を図面によって説明すれば
図1手摺又はフェンス1に静電容量検知回路2及び電源回路3を組み込む充分な空間のある場合は、電磁的にシールドされた容量検知回路2及び電源回路3を(1a)の様に内部に組み込む形態が良く、防犯上最強となる。
また(1b)の様に静電容量検知回路2及び電源回路3を、手摺又はフェンス1に螺子止め等で取り付ける場合は既設の設備に対して簡単に設置することが可能である。
なお(1c)の様に装置の取り付けが出来ない場合には離れた場所に
静電容量検知回路2及び電源回路3を設置しシールド線等で結合する事ができる。
この場合は防犯上簡単に察知されない施工が必要である。
4は手摺又はフェンス1を人の静電容量検知センサーとする為の、
静電容量検知装置と手摺又はフェンス1を電気的に結合する点である。
5はコンセントより商用電源を電源回路3に給電する。
6はアース線であり場合によっては省略が可能である。
7はセンサー検出出力であり警報装置、表示装置等に接続する。
静電容量検知回路2は一般的に高感度タッチセンサーと称される物あるいは、
楽器にみられるテルミン等、身体の接近又は接触を検知して電気信号を出力できる装置のことである。
図2はシステムの回路図である。
〔第2の実施の形態〕図3の図面について説明すれば
静電容量検知回路2に加え太陽光発電装置と蓄電池を組み合わせた電源回路3に変更すること、及びセンサー検出出力7を電波あるいは光電式の
通信装置8によって警報装置9に信号を伝達することにより、有線による給電及び信号伝達の困難な地点にも設置が可能になる。
【0006】
【発明の効果】
本発明の装置を設置すれば、進入者は、進入地点とするベランダ、
エントランスあるいはガラス張りのサッシに達する以前に検知され、
警報又はその他の対策をこうずる事ができる。
装置は受動的であり小電力で作動するためランニングコストも能動的な装置を設置するより節約できる。
【0007】
【図面の簡単な説明】
【図1】(1a)〜(1c)は静電容量検出装置の手摺又はフェンスえの取り付け図である。
【図2】システムの回路図である。
【図3】本発明第2の実施の形態におけるシステムの回路図である。
【0008】
【符号の説明】
1 手摺又はフェンス
2 静電容量検知回路
3 電源回路
4 静電容量検知装置と手摺又はフェンスを電気的に結合する点
5 コンセントより商用電源を電源回路に給電する
6 アース線
7 センサー検出出力
8 電波あるいは光電式の通信装置
9 警報装置
Claims (1)
- 金属製又はその他の導電体製で人の接近あるいは接触を検知するセンサーとして使用できる手摺。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003205085A JP2005016276A (ja) | 2003-06-26 | 2003-06-26 | 人の接近あるいは接触を検知する手摺 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003205085A JP2005016276A (ja) | 2003-06-26 | 2003-06-26 | 人の接近あるいは接触を検知する手摺 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005016276A true JP2005016276A (ja) | 2005-01-20 |
Family
ID=34189915
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003205085A Pending JP2005016276A (ja) | 2003-06-26 | 2003-06-26 | 人の接近あるいは接触を検知する手摺 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005016276A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009512121A (ja) * | 2005-07-22 | 2009-03-19 | イリノイ トゥール ワークス インコーポレイティド | 音波式タッチバー・システムおよび使用方法 |
-
2003
- 2003-06-26 JP JP2003205085A patent/JP2005016276A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009512121A (ja) * | 2005-07-22 | 2009-03-19 | イリノイ トゥール ワークス インコーポレイティド | 音波式タッチバー・システムおよび使用方法 |
JP4929439B2 (ja) * | 2005-07-22 | 2012-05-09 | テクスゼック,インコーポレイティド | 音波式タッチバー・システムおよび使用方法 |
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