JP2005013681A - 薬剤容器及びその製造方法並びに薬剤混合装置 - Google Patents

薬剤容器及びその製造方法並びに薬剤混合装置 Download PDF

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豊 松澤
Koji Kawahara
幸司 川原
Takashi Morimura
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Tatsuo Suzuki
龍夫 鈴木
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Abstract

【課題】薬剤混合装置を簡単な構造としつつ、耐熱性に劣る薬剤を希釈液等と確実に無菌的に混合し得るようにし、また、製造が容易で安価に製造し得る薬剤混合装置を提供する。
【解決手段】薬剤混合装置50は、薬剤容器本体2内に薬剤が収容された薬剤容器1と、液剤容器本体52内に液剤が収容された液剤容器51とを有している。薬剤容器1は、薬剤容器本体2の形成と同時に薬剤容器本体2内に薬剤が充填され、薬剤の充填直後に薬剤容器本体2の開口部に第1の接続手段10を配設するとともに、熱可塑性樹脂の一部を第1の接続手段10に溶着して開口部を密閉してなり、また、液剤容器51は、第1の接続手段10と接続された第2の接続手段20を有している。第1の接続手段10は、薬剤容器本体2を密閉する蓋体と、第2の接続手段20を構成する接続ポート23が液密に嵌合する接続体12と、一端側に蓋体と接続体12とが収容される。
【選択図】図7

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、薬液と溶解液あるいは希釈液等の液剤を使用直前に混合するための薬剤混合装置並びにこの薬剤混合装置を構成する薬剤容器として好適な薬剤容器及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
点滴注射に用いられている薬剤混合装置としては、薬剤を収容する薬剤容器と溶解液あるいは希釈液等を収容する液剤容器とを有し、点滴使用の直前に液剤容器内に設けられた連通針が薬剤容器の栓体を破ることにより、連通針を介して液剤と薬剤とを混合させるようにした薬剤混合装置が開発されている。
この薬剤混合装置の一例として、薬剤容器としてのバイアルと、液剤容器としての可撓性容器とが接続部材により予め接続されており、可撓性容器に設けられた連通針をバイアル側に移動させることによって点滴使用直前にバイアルの栓体を破るようにした薬剤混合装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開平6−254136号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の薬剤混合装置においては、薬剤容器としてのバイアルと液剤容器としての可撓性容器とを接続する際に、可撓性容器に設けられた接続ポートと液密に嵌合する接続パッキンなどの接続部材の一部を薬剤容器へ別途組み付けが必要になるという欠点があった。
【0005】
また、薬剤容器に充填する薬剤がオートクレーブ滅菌できない耐熱性のない薬液である場合、薬剤容器に無菌充填する際に薬剤容器を予め滅菌しなければならず、薬剤容器がガラス製のバイアルであれば従来行われている無菌充填ライン上で乾熱滅菌すればよいが、薬剤容器が樹脂製のバイアルの場合、耐熱性がないので乾熱滅菌できず、予め別の方法で滅菌されたバイアルを準備しなければならなかった。
【0006】
このように、薬剤容器に充填する薬剤が耐熱性のない薬液である場合、ガラス製のバイアルを用いれば、従来の無菌充填装置を用いることができるので比較的低コストでの製品化が可能であるが、ガラス製のバイアルとその他のプラスチック部材を分離して分別廃棄しなければならず、一方、分別廃棄の煩雑性を回避するために樹脂製のバイアルを用いた場合は、上述の理由により従来の無菌充填装置を用いることができず無菌充填が非常に困難になるため、コストアップを招くという欠点があった。
【0007】
そこで、本発明の目的は、薬剤容器としてのバイアルと可撓性容器等の液剤容器とを接続する際に、接続パッキンなどの接続部材の一部を薬剤容器へ別途組み付ける必要がなく、また、薬剤容器に充填する薬剤が耐熱性のない薬液であっても、コストアップをできる限り抑えつつ、溶解液や希釈液と無菌的に混合し得るようにした薬剤混合装置並びにこの薬剤混合装置用として好適な薬剤容器及びその製造方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に係る薬剤容器は、使用時に薬剤容器本体内に収容された薬剤を液剤と混合するための接続手段を有する薬剤容器において、熱可塑性樹脂の成形により前記薬剤容器本体が形成され、前記薬剤容器本体の形成直後に前記薬剤容器本体内に薬剤が充填され、前記薬剤の充填直後に前記薬剤容器本体の開口部に前記接続手段を配設するとともに、前記熱可塑性樹脂の一部を前記接続手段に溶着して前記薬剤容器本体の開口部を密閉したことを特徴とする。
【0009】
本発明の請求項2に係る薬剤容器は、請求項1に係る薬剤容器において、前記接続手段は、保管時に前記薬剤容器本体を密閉する蓋体と、液剤容器の接続ポートが液密に嵌合する接続体とを有することを特徴とする。
【0010】
本発明の請求項3に係る薬剤容器は、請求項2に係る薬剤容器において、前記蓋体と前記接続体とが同一部材からなることを特徴とする。
【0011】
本発明の請求項4に係る薬剤容器は、請求項2又は3に係る薬剤容器において、前記接続手段は、一端側に前記蓋体と前記接続体が収容され、他端側に前記接続ポートが挿入される接続筒を有することを特徴とする。
【0012】
本発明の請求項5に係る薬剤容器は、請求項4に係る薬剤容器において、前記蓋体、前記接続体及び前記接続筒とが予め一体化されており、前記熱可塑性樹脂の一部は前記接続筒に溶着していることを特徴とする。
【0013】
本発明の請求項6に係る薬剤容器は、請求項4又は5に係る薬剤容器において、前記接続ポートの先端部と前記接続体とが同軸的に嵌合し、前記接続ポートの基端部と前記接続筒とが同軸的に嵌合し、前記接続体の内径が前記接続筒の内径よりも小さいことを特徴とする。
【0014】
本発明の請求項7に係る薬剤容器は、請求項4乃至6のいずれか一に係る薬剤容器において、前記接続筒の内周面と前記接続ポートの基端部外周面とに相互に係合する係合手段を設けたことを特徴とする。
【0015】
本発明の請求項8に係る薬剤容器は、請求項7に係る薬剤容器において、前記係合手段は、一方が爪部で他方が孔部であることを特徴とする。
【0016】
本発明の請求項9に係る薬剤容器は、請求項1乃至8のいずれか一に係る薬剤容器において、前記薬剤容器本体の他端部に懸垂口部を設けたことを特徴とする。
【0017】
本発明の請求項10に係る薬剤容器の製造方法は、使用時に薬剤容器本体内に収容された薬剤を液剤と混合するための接続手段を有する薬剤容器の製造方法において、
熱可塑性樹脂をブロー成形又は真空成形して前記薬剤容器本体を形成する第1の工程と、
前記ブロー成形又は真空成形直後に前記薬剤容器本体内に薬剤を充填する第2の工程と、
前記薬液の充填直後に前記薬剤容器本体の開口部に前記接続手段を配設する第3の工程と、
前記熱可塑性樹脂の一部を前記接続手段に溶着して前記薬剤容器本体の開口部を密閉する第4の工程と、
を備えたことを特徴とする。
【0018】
本発明の請求項11に係る薬剤容器の製造方法は、請求項10に係る薬剤容器の製造方法において、前記接続手段は、前記薬剤容器本体を密閉する蓋体と、液剤容器の接続ポートが液密に嵌合する接続体と、前記接続ポートが挿入される接続筒とを有し、前記蓋体、前記接続体及び前記接続筒とが予め一体化されているとともに、前記熱可塑性樹脂の一部は前記接続筒に溶着していることを特徴とする。
【0019】
本発明の請求項12に係る薬剤混合装置は、熱可塑性樹脂の成形により形成される薬剤容器本体を有し、前記薬剤容器本体の形成直後に前記薬剤容器本体内に薬剤が充填され、前記薬剤の充填直後に前記薬剤容器本体の開口部に第1の接続手段を配設するとともに、前記熱可塑性樹脂の一部を前記第1の接続手段に溶着して前記薬剤容器本体の開口部を密閉してなる薬剤容器と、
前記第1の接続手段と接続された第2の接続手段を有し、液剤容器本体内に液剤が収容された液剤容器とを備え、
使用時に前記第1の接続手段と前記第2の接続手段とを介して前記薬剤容器本体内と前記液剤容器本体内とが連通可能となるように構成したことを特徴とする。
【0020】
本発明の請求項13に係る薬剤混合装置は、請求項12に係る薬剤混合装置において、前記第1の接続手段は、前記薬剤容器本体を密閉する蓋体と、前記第2の接続手段を構成する接続ポートが液密に嵌合する接続体と、一端側に前記蓋体と前記接続体とが収容され、他端側に前記接続ポートが挿入される接続筒とを有し、
前記第2の接続手段は、前記接続ポートと、前記接続ポートに設けられ、前記液剤容器本体内を外部と遮蔽する隔膜と、前記接続ポート内に配設され、内部に軸方向の液体流路が形成された連通針とを有し、
前記連通針は、保管時にその先端が前記隔膜と離間した位置に保持され、使用時にその先端が前記隔膜及び前記蓋体を穿通する位置まで移動可能とされ、前記連通針の前記液体流路を介して前記薬剤が前記液剤容器本体内に流入可能とされていることを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明の第1の実施の形態に係る薬剤容器の全体を示す平面図、図2は図1に示す薬剤容器の部分断面図、図3(a)乃至(e)は図1に示す薬剤容器の製造工程を示す部分断面図である。
図1及び図2に示すように、薬剤容器1は、薬剤容器本体2と、後述する第2の接続手段と液密に接続される第1の接続手段(以下、「接続口組立体」と称す。)10と、懸垂口部3から構成されている。
【0022】
薬剤容器本体2は、低密度ポリエチレン樹脂、直鎖状低密度ポリエチレン樹脂、高密度ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、軟質ポリエステル樹脂、塩素化ポリエチレン樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体などの可撓性に富んだ熱可塑性樹脂により形成されおり、その内部には抗生物質や抗菌剤や治療薬剤や反応しやすい成分を分離した輸液剤等の薬液が無菌状態で収容されている。
【0023】
薬剤容器本体2の開口端には接続口組立体10が液密に取付けられており、これにより薬剤容器本体2に収容された薬液を密封しており、接続口組立体10は、薬剤容器本体2の一端から延出した熱可塑性樹脂からなる固定部4の熱溶着により薬剤容器本体2と一体化されている。
【0024】
図2に示すように、接続口組立体10は、保管時に薬剤容器本体2を密閉する内キャップ11と、後述する第2の接続手段を構成する接続ポートの先端部と液密にかつ同軸的に嵌合する接続パッキン12と、前記接続ポートの基端部と同軸的に嵌合する小径部13aを有する接続筒13を備えて構成されており、内キャップ11と接続パッキン12は、接続筒13の大径部13bに嵌合又は接着等により固着され、内キャップ11、接続パッキン12及び接続筒13は、薬剤容器本体2の開口端への取付前に予め組み立てられて一体化されている。
【0025】
また、接続筒13の小径部13aの内周面には、後述する爪部と係合する孔部14が形成されており、また、接続パッキン12の内径は、接続筒13の小径部13aの内径よりも小さく形成されている。
尚、固定部4は、接続筒13の外周面に熱溶着されており、また、固定部4の先端部4aは、接続筒13の段部13cを覆う位置まで延出して接続口組立体10の取付けを確実なものとしている。
【0026】
次に、本実施の形態に係る薬剤容器1の製造方法を、図3に基づいて説明する。
薬剤容器1は薬液同時充填中空成形法にて製造される。
以下、これについて詳細に説明する。
まず、熱可塑性樹脂を加熱して溶融し、筒状のパリソンを形成する。そのパリソンを所定の形状を有する中空成形金型100で挟み込み、パリソンの上部開口部5からその内に二重管構造の供給ノズル101の外管から空気を送り込み、中空成形金型100内でパリソンを膨らまして、図3(a)に示すように、薬剤容器本体2と懸垂口部3を形成する。その後直ちに、薬剤容器本体2内に除菌フィルターによってろ過された所定量の薬液を供給ノズル101の内管から無菌充填する。尚、無菌充填とは、日本薬局方に定められた無菌操作法を用いて充填することをいう。
【0027】
薬液充填直後に、図3(b)と(c)に示すように、上部開口部5の所定位置に不図示の搬送手段を用いて接続口組立体10を配設する。このとき上部開口部5の熱可塑性樹脂は溶融している状態である。
次に、図3(d)に示すように、上部開口部5の熱可塑性樹脂が溶融している間に金型102で更に挟みこみ、接続口組立体10に上部開口部5を熱溶着させる。その後金型100,102を開き、薬剤容器1を金型100,102から取り出し、上部開口部5の余分な樹脂6を切除し、図3(e)に示すように薬剤容器1が完成する。尚、中空成形金型100及び金型102は、無菌状態の空間内に配設されている。
【0028】
充填する薬剤が熱に弱くオートクレーブ滅菌できないものは、供給ノズル101を含む薬液充填通路を無菌にして無菌充填することが好ましい。充填する薬液が熱に対して安定でオートクレーブ滅菌できるものであれば、通常の充填を行い、充填後、薬剤容器1をオートクレーブつまり高圧蒸気滅菌処理装置により滅菌処理される。
尚、上述した薬剤容器1の製造方法においては、ブロー成形によるものを例示したが、薬剤容器1はブロー成形に限定されず、真空成形にて製造することもできる。
【0029】
このように第1の実施の形態に係る薬剤容器1及びその製造方法によれば、薬剤容器本体2の形成直後に薬剤容器本体2内に薬剤が充填されるため、薬剤容器1に薬剤を無菌充填する場合であっても、薬剤容器1を予め滅菌する必要がなく、また、薬剤の充填直後に薬剤容器本体2の上開口部5に接続口組立体10を配設し、上部開口部5の熱可塑性樹脂が溶融している間に金型102で更に挟みこみ、接続口組立体10に上部開口部5を熱溶着させるため、薬剤の無菌充填を容易に行うことが可能になるとともに、薬剤容器本体2への接続口組立体10の取付けも容易に、かつ、瞬時に行うことができる。また、薬剤容器1と後述する液剤容器とを接続する際に、接続パッキン12等の接続部材の一部を薬剤容器1へ別途組み付ける必要がない。
【0030】
次に、本発明の一実施の形態に係る薬剤混合装置を図面に基づいて詳細に説明する。図4は本発明の第1の実施の形態に係る薬剤容器を用いた薬剤混合装置の全体を示す平面図、図5は図4に示す薬剤混合装置を構成する可撓性液剤容器の全体を示す平面図、図6は図5に示す可撓性液剤容器の拡大部分断面図である。
図4に示すように、薬剤混合装置50は、内部に溶解液、希釈液または輸液等液剤が無菌状態で収容される可撓性液剤容器51と、上述した薬剤容器本体2の内部に薬液が無菌状態で収容され、上記の可撓性液剤容器51に接続される薬剤容器1で構成される。
【0031】
可撓性液剤容器51の詳細を図5に基づいて説明する。
可撓性液剤容器51は、低密度ポリエチレン樹脂、直鎖状低密度ポリエチレン樹脂、高密度ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、軟質ポリエステル樹脂、塩素化ポリエチレン樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体などの可撓性に富んだ材料からなる樹脂フィルムにより形成された液剤容器本体52を有し、この液剤容器本体52の図5における下端部には、内部に薬液吐出通路が貫通して形成された樹脂製の排出口部材53が設けられている。液剤容器本体52内に液剤を充填した後には排出口部材53にゴム栓体58を挿入することにより、薬液吐出通路は閉塞される。
【0032】
液剤容器本体52の図5における上端部には、第2の接続手段20を構成する樹脂製の連結口部材21が設けられており、この連結口部材21の内部には液剤容器本体52内に連通する連通路が形成され、先端には可撓性液剤容器51の外部との連通路を遮蔽するための隔膜22が設けられている。
また、図5及び図6に示すように、連結口部材21の接続ポート23は円筒状をなし、小径の先端部23aと、大径の基端部23bを有しており、基端部23bの外周面には上述した孔部14と係合する爪部23cが形成されている。
【0033】
連結口部材21の連通路内には合成樹脂製連通針24が軸方向に移動自在に設けられており、この合成樹脂製連通針24は尖った先端部と大径の後端部とを有する。合成樹脂製連通針24の中心部には連通孔24aが形成されており、連通孔24aは合成樹脂製連通針24の先端部の側面から後端部に貫通して形成されている。
【0034】
また、連結口部材21の後端側には合成樹脂製連通針24を支持する支持スリーブ25が固定されており、この支持スリーブ25には合成樹脂製連通針24の外周面に環状に形成された仮止め部26に係合する凸部27が設けられている。尚、仮止め部26が凸部27に係合している状態では、合成樹脂製連通針24の先端部は隔膜22から離れた位置に保持されるように設定される。
【0035】
次いで、図6に示す可撓性液剤容器51と図2に示す薬剤容器1とからなる薬剤混合装置50を製造する手順について説明する。尚、可撓性液剤容器51は、液剤が収容されてオートクレーブ滅菌されている。
可撓性液剤容器51と薬剤容器1は無菌組立て装置内に搬送されて、可撓性液剤容器51の連結口部材21と薬剤容器1の接続筒13とが無菌状態で嵌合固定される。接続筒13の小径部13aには孔部14が形成されており、連結口部材21の爪部23cをこの孔部14に引っ掛けて接続筒13と連結口部材21は固定される。このため、接続筒13内は無菌状態を確実に維持することができ、また、薬剤容器1の懸垂口部3で薬剤混合装置50を吊下げる場合であっても、可撓性液剤容器51を確実に保持することができる。
【0036】
また、接続筒13と連結口部材21を同じ熱可塑性樹脂で成形すれば、爪部23cを加熱溶融させて爪部23cと接続筒13を溶着させることができる。この場合、更に強く接続筒13と連結口部材21が固定される。
【0037】
また、本実施の形態では、可撓性液剤容器51と薬剤容器1を確実に液密に接続できるように接続パッキン12を用いている。接続パッキン12はドーナツ状の平板であり、内側の空間には連結口部材21の接続ポート23の先端部23aが挿入される。接続パッキン12の内側の空間の内径は、接続ポート23の先端部23aの外径よりも小さくしてあるので、接続パッキン12と接続ポート23は液密に嵌合することができる。
【0038】
また、本実施の形態では、接続ポート23の基端部23bが接続筒13の小径部13aに嵌合するように構成されているため、可撓性液剤容器51と薬剤容器1との接続をより確実なものとしている。これにより、接続ポート23と接続筒13とが略一直線状に一体化するため、合成樹脂製連通針24を薬剤容器1の方向へスライドさせる際の作業性が向上する。
【0039】
嵌合固定を行う前に、薬剤容器1の接続筒13の内部と接続パッキン12の内部は嵌合直前に滅菌処理される。この滅菌処理方法としては過酸化水素水やオゾン水で滅菌処理を行い、その後熱風乾燥する方法が好ましい。また、可撓性液剤容器51の連結口部材21の接続ポート23には滅菌キャップ(図示せず)が液密に装着された状態でオートクレーブ滅菌されているので、薬剤容器1の接続筒13と嵌合する直前で滅菌キャップを取り除くまでは接続ポート23は無菌状態が保たれている。このようにして、可撓性液剤容器51と薬剤容器1は容易に無菌状態で嵌合固定される。
【0040】
次に、図7及び図8に基づいて、本発明の薬剤混合装置50が合成樹脂製連通針24により連通される状態を説明する。
図7は図4に示す薬剤混合装置の全体を示す部分断面図、図8は図4に示す薬剤混合装置の連通状態を示す部分断面図である。
まず、可撓性液剤容器51越しの操作により合成樹脂製連通針24のフランジ24bを連結口部材21側にスライドさせる。そうすると、合成樹脂製連通針24の先端は連結口部材の隔膜22を突き破る。さらに、フランジ24bを連結口部材21側にスライドさせると、合成樹脂製連通針24の先端は、薬剤容器1の内キャップ11を貫通し、薬剤容器1の薬剤容器本体2の内部と可撓性液剤容器51の液剤容器本体52の内部が合成樹脂製連通針24の連通孔24aを介して連通状態になる。
【0041】
このようにして、薬剤容器1の薬剤容器本体2の内部と可撓性液剤容器51の液剤容器本体52の内部が連通すると、薬剤容器1の薬剤容器本体2を外部から圧迫することにより薬液が合成樹脂製連通針24の連通孔24aを通って可撓性液剤容器51内に流入する。全ての薬液が可撓性液剤容器52内に流入した後、希釈液と混合される。そして、ゴム栓体58に輸液セットなどを接続して患者に混合薬剤が投与される。
【0042】
次に、本発明の第2の実施の形態に係る薬剤容器を図9に基づいて説明する。
図9は同薬剤容器の全体を示す平面図である。
この薬剤容器41は、薬剤容器本体2と接続口組立体30と懸垂口部3から構成されている。上述した第1の実施の形態と同様に、薬剤容器本体2の内部には抗生物質や抗菌剤や治療薬剤や反応しやすい成分を分離した輸液剤等の薬液が無菌状態で収容されている。
【0043】
薬剤容器本体2の開口端には接続口組立体30が上述した第1の実施の形態と同様に液密に取付けられており、薬剤容器本体2の中に薬液を密封している。
この接続口組立体30は、接続筒13と栓体32から構成され、栓体32は、接続筒13の大径部13bに嵌合又は接着等により固着されており、接続筒13と栓体32は、薬剤容器本体2の開口端への取付前に予め組み立てられて一体化されている。
【0044】
また、栓体32は接続凹部32aを有しており、栓体32は、保管時に薬剤容器本体2を密閉するとともに、その接続凹部32aは、第2の接続手段20を構成する接続ポート23の先端部23aと液密にかつ同軸的に嵌合する接続パッキンとして機能する。尚、接続凹部32aの内径は、接続筒13の小径部13aの内径よりも小さく形成されている。
このように接続パッキンとして機能する接続凹部32aを栓体32と同一部材から構成することにより、接続口組立体30の組立てが容易となる。
【0045】
次に第2の実施の形態に係る薬剤容器41と上述した可撓性液剤容器51を用いた液薬剤混合装置50について図10に基づいて説明する。
図10は図9に示す薬剤容器を用いた薬剤混合装置の全体を示す部分断面図である。
第1の実施の形態に係る薬剤容器1を用いたときと同様に、可撓性液剤容器51と薬剤容器41は無菌組立て装置内に搬送されて、可撓性液剤容器51の連結口部材21と薬剤容器41の接続筒13とが無菌状態で嵌合固定される。接続筒13は、孔部14を有しており、連結口部材21の爪部23cをこの孔部14に引っ掛けて接続筒13と連結口部材21は固定される。栓体32は接続凹部32aを有する栓であり、接続凹部32aの内側の空間には連結口部材21の接続ポート23の先端部23aが挿入される。
接続凹部32aの内側の空間の内径は、接続ポート23の先端部23aの外径よりも小さくしてあるので、接続凹部32aと接続ポート23の先端部23aは液密に接続することができる。
【0046】
嵌合固定を行う前に、薬剤容器41の接続筒13の内部と栓体32の接続凹部32aの内部は嵌合直前に滅菌処理される。この滅菌処理方法としては過酸化水素水やオゾン水で滅菌処理を行い、その後熱風乾燥する方法が好ましい。また、可撓性液剤容器51の連結口部材21の接続ポート23には滅菌キャップ(図示せず)が液密に装着された状態でオートクレーブ滅菌されているので、薬剤容器41の接続筒13と嵌合する直前で滅菌キャップを取り除くまでは接続ポート23は無菌状態が保たれている。このようにして、可撓性液剤容器51と薬剤容器41は容易に無菌状態で嵌合固定される。
【0047】
次に、第2の実施の形態に係る薬剤容器41を用いた薬剤混合装置50の使用方法を説明する。第1の実施の形態に係る薬剤容器1を用いた薬剤混合装置50と同様に、まず可撓性液剤容器51越しの操作により合成樹脂製連通針24のフランジ24bを連結口部材21側にスライドさせる。そうすると、合成樹脂製連通針24の先端は連結口部材21の隔膜22を突き破る。さらに、フランジ24bを連結口部材21側にスライドさせると、合成樹脂製連通針24の先端は、薬剤容器41の栓体32を貫通し、薬剤容器41の薬剤容器本体2の内部と可撓性液剤容器51の液剤容器本体52の内部が合成樹脂製連通針24の連通孔24aを介して連通状態になる。
【0048】
このようにして、薬剤容器41の薬剤容器本体2の内部と可撓性液剤容器51の液剤容器本体52の内部が連通すると、薬剤容器41を外部から圧迫することにより薬液が合成樹脂製連通針24を通って可撓性液剤容器51の薬剤容器本体52内に流入する。全ての薬液が可撓性液剤容器51の液剤容器本体52内に移動したあと希釈液等の液剤と混合される。そして、ゴム栓体58に輸液セットなどを接続して患者に混合薬剤が投与される。
【0049】
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。たとえば、図1に示す薬剤容器は、その外形は円筒形状に限られず、四角柱形状、六角柱形状などの角形状、あるいは扁平な楕円形状としても良い。
【0050】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る薬剤容器やその製造方法によれば、薬剤容器本体の形成直後に薬剤容器本体内に薬剤が充填されるため、薬剤容器に薬剤を無菌充填する場合であっても、薬剤容器を予め滅菌する必要がなく、また、薬剤の充填直後に薬剤容器本体の開口部に接続手段を配設するとともに、薬剤容器本体を形成する熱可塑性樹脂の一部を接続手段に溶着して薬剤容器本体の開口部を密閉するため、薬剤の無菌充填を容易に行うことが可能となり、また、薬剤容器本体への接続手段の取付けも容易に行うことができる。
【0051】
また、接続手段としての接続ポートと接続体とが液密に嵌合するため、薬剤容器本体から液剤容器本体へ薬剤を流入させる際の薬剤の液漏れを防止することができる。
また、薬剤容器本体を密閉する蓋体と液剤容器の接続ポートが嵌合する接続体とを同一部材から構成することにより、接続手段の組立てが容易となる。
また、蓋体と接続体が収容された接続筒の他端側に接続ポートが挿入されるように構成することにより、薬剤容器と液剤容器との接続を容易に行うことができる。
【0052】
また、接続手段を構成する、蓋体、接続体及び接続筒とを予め組み立てて一体化しておき、さらに、薬剤容器本体を形成する熱可塑性樹脂の一部を接続筒に溶着して接続手段を取付けるようにしたため、薬剤容器本体への接続手段の取付けを極めて容易に、かつ、瞬時に行うことができる。
【0053】
また、接続ポートの先端部と接続体とが同軸的に嵌合し、接続ポートの基端部と接続筒とが同軸的に嵌合するようにしたため、薬剤容器と液剤容器との接続が確実なものになるとともに、接続ポートと接続筒とを略直線状に一体化することができる。
また、接続筒の内周面と接続ポートの基端部外周面とに相互に係合する係合手段を設けたため、接続筒と接続ポートとの接続を確実なものにすることができる。
また、薬剤容器本体の非開口部側に懸垂口部を設けたため、点滴等の薬剤投与の際に薬剤混合装置の吊下げが容易に可能となる。
【0054】
そして、本発明による薬剤が無菌充填された薬剤容器と例えばオートクレーブ滅菌により無菌状態が維持されている液剤容器とを無菌接続することができるので、従来の設備を応用することにより、製造が容易で、かつ、安価な薬剤混合装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る薬剤容器の全体を示す平面図である。
【図2】図1に示す薬剤容器の部分断面図である。
【図3】図1に示す薬剤容器の製造工程を示す部分断面図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態に係る薬剤容器を用いた薬剤混合装置の全体を示す平面図である。
【図5】図4に示す薬剤混合装置を構成する可撓性液剤容器の全体を示す平面図である。
【図6】図5に示す可撓性液剤容器の拡大部分断面図である。
【図7】図4に示す薬剤混合装置の全体を示す部分断面図である。
【図8】図4に示す薬剤混合装置の連通状態を示す部分断面図である。
【図9】本発明の第2の実施の形態に係る薬剤容器の全体を示す平面図である。
【図10】図9に示す薬剤容器を用いた薬剤混合装置の全体を示す部分断面図である。
【符号の説明】
1 薬剤容器
2 薬剤容器本体
3 懸垂口部
4 固定部
5 上部開口部
10 第1の接続手段(接続口組立体)
11 内キャップ(蓋体)
12 接続パッキン
13 絶縁筒
13a 小径部
13b 大径部
14 孔部(係合手段)
20 第2の接続手段
21 連結口部材
22 隔膜
23 接続ポート
23a 先端部
23b 基端部
23c 爪部(係合手段)
24 合成樹脂製連通針
24a 連通孔
24b フランジ
30 接続口組立体
32 栓体
32a 接続凹部
41 液剤容器
50 薬剤混合装置
51 可撓性液剤容器
52 液剤容器本体
100 中空成形金型
101 供給ノズル
102 金型

Claims (13)

  1. 使用時に薬剤容器本体内に収容された薬剤を液剤と混合するための接続手段を有する薬剤容器において、
    熱可塑性樹脂の成形により前記薬剤容器本体が形成され、前記薬剤容器本体の形成直後に前記薬剤容器本体内に薬剤が充填され、前記薬剤の充填直後に前記薬剤容器本体の開口部に前記接続手段を配設するとともに、前記熱可塑性樹脂の一部を前記接続手段に溶着して前記薬剤容器本体の開口部を密閉したことを特徴とする薬剤容器。
  2. 前記接続手段は、前記薬剤容器本体を密閉する蓋体と、液剤容器の接続ポートが液密に嵌合する接続体とを有することを特徴とする請求項1に記載の薬剤容器。
  3. 前記蓋体と前記接続体とが同一部材からなることを特徴とする請求項2に記載の薬剤容器。
  4. 前記接続手段は、一端側に前記蓋体と前記接続体が収容され、他端側に前記接続ポートが挿入される接続筒を有することを特徴とする請求項2又は3に記載の薬剤容器。
  5. 前記蓋体、前記接続体及び前記接続筒とが予め一体化されており、前記熱可塑性樹脂の一部は前記接続筒に溶着していることを特徴とする請求項4に記載の薬剤容器。
  6. 前記接続ポートの先端部と前記接続体とが同軸的に嵌合し、前記接続ポートの基端部と前記接続筒とが同軸的に嵌合し、前記接続体の内径が前記接続筒の内径よりも小さいことを特徴とする請求項4又は5に記載の薬剤容器。
  7. 前記接続筒の内周面と前記接続ポートの基端部外周面とに相互に係合する係合手段を設けたことを特徴とする請求項4乃至6のいずれか一に記載の薬剤容器。
  8. 前記係合手段は、一方が爪部で他方が孔部であることを特徴とする請求項7に記載の薬剤容器。
  9. 前記薬剤容器本体の非開口部に懸垂口部を設けたことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一に記載の薬剤容器。
  10. 使用時に薬剤容器本体内に収容された薬剤を液剤と混合するための接続手段を有する薬剤容器の製造方法において、
    熱可塑性樹脂をブロー成形又は真空成形して前記薬剤容器本体を形成する第1の工程と、
    前記ブロー成形又は真空成形直後に前記薬剤容器本体内に薬剤を充填する第2の工程と、
    前記薬剤の充填直後に前記薬剤容器本体の開口部に前記接続手段を配設する第3の工程と、
    前記熱可塑性樹脂の一部を前記接続手段に溶着して前記薬剤容器本体の開口部を密閉する第4の工程と、
    を備えたことを特徴とする薬剤容器の製造方法。
  11. 前記接続手段は、前記薬剤容器本体を密閉する蓋体と、液剤容器の接続ポートが液密に嵌合する接続体と、前記接続ポートが挿入される接続筒とを有し、前記蓋体、前記接続体及び前記接続筒とが予め一体化されているとともに、前記熱可塑性樹脂の一部は前記接続筒に溶着していることを特徴とする請求項10に記載の薬剤容器の製造方法。
  12. 熱可塑性樹脂の成形により形成される薬剤容器本体を有し、前記薬剤容器本体の形成直後に前記薬剤容器本体内に薬剤が充填され、前記薬剤の充填直後に前記薬剤容器本体の開口部に第1の接続手段を配設するとともに、前記熱可塑性樹脂の一部を前記第1の接続手段に溶着して前記薬剤容器本体の開口部を密閉してなる薬剤容器と、
    前記第1の接続手段と接続される第2の接続手段を有し、液剤容器本体内に液剤が収容された液剤容器とを備え、
    使用時に前記第1の接続手段と前記第2の接続手段とを介して前記薬剤容器本体内と前記液剤容器本体内とが連通可能となるように構成したことを特徴とする薬剤混合装置。
  13. 前記第1の接続手段は、前記薬剤容器本体を密閉する蓋体と、前記第2の接続手段を構成する接続ポートが液密に嵌合する接続体と、一端側に前記蓋体と前記接続体とが収容され、他端側に前記接続ポートが挿入される接続筒とを有し、
    前記第2の接続手段は、前記接続ポートと、前記接続ポートに設けられ、前記液剤容器本体内を外部と遮蔽する隔膜と、前記接続ポート内に配設され、内部に軸方向の液体流路が形成された連通針とを有し、
    前記連通針は、保管時にその先端が前記隔膜と離間した位置に保持され、使用時にその先端が前記隔膜及び前記蓋体を穿通する位置まで移動可能とされ、前記連通針の前記液体流路を介して前記薬剤が前記液剤容器本体内に流入可能とされていることを特徴とする請求項12に記載の薬剤混合装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN105232157A (zh) * 2015-10-10 2016-01-13 苏州贝尔一峰医疗器械有限公司 一种无菌医用设备专用容器
CN110282265A (zh) * 2019-06-26 2019-09-27 兴肇新材料技术(赤壁)有限公司 一种改性膜布的包装装置及使用方法

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