JP2005012441A - 移動体情報送信方法および装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】カーナビゲーションシステム20等の移動体側で、走行ログ取得部27が取得した走行ログを走行ログ蓄積部28に蓄積し、蓄積された走行ログを走行ログ加工部29が加工した加工ログを加工ログ蓄積部30に蓄積し、送信ログ選択部31が、状況、例えば、通信経路の速度等に応じて、走行ログ蓄積部28に蓄積されている走行ログと加工ログ蓄積部30に蓄積されている加工ログのいずれか一方、若しくは、両方を走行ログ収集センタに送信する。
【選択図】 図3
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、移動情報送信装置及び移動情報送信方法に関し、特に、移動体の移動位置や移動時間等の移動情報を効率よく送信する移動情報送信装置及び移動情報送信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、自動車等の増大に伴って、交通渋滞が社会問題となっている。交通渋滞は、道路の拡張や新設等のインフラの整備によりある程度の回避は可能である。
しかしながら、インフラの整備だけでは、交通渋滞を解消することは困難であり、最近では、渋滞情報を提供し、各車両による渋滞箇所の迂回を促す等の施策も講じられている。
【0003】
一般に、渋滞情報は、道路近傍に設置された測定器により、道路上の車両を定点観測することで得られた交通量に基づいて生成されることが多いが、最近では、道路上を移動する各車両から、その走行状況を取得し、取得した各車両の走行状況に基づいて、渋滞情報を生成することも提案されている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−251698号公報
【特許文献2】
特開2002−319098号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、道路上を移動する各車両から、その位置情報を取得する場合、取得した位置情報は、渋滞情報を生成する以外にも、道路交通統計に利用する等、様々な用途に利用することができる。
【0006】
車両の位置情報を様々な用途に利用する場合、各用途毎に、必要とする位置情報の量に違いがあったり、即時性が求められる場合がある等の相違がある。また、車両から位置情報を収集する方法、例えば、位置情報を送信する通信経路においても複数の経路が存在し、そのそれぞれが異なる特性を有している。
【0007】
したがって、車両の位置情報等をこれらを収集するセンタ等へ送信する場合、その送信方法等を画一的にしてしまうと、様々な弊害が生じてしまうことが考えられる。
【0008】
そこで、この発明は、車両等の移動体から、その位置情報等の移動体情報を状況に応じた適切な方法で送信することのできる移動体情報送信方法および装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上述した目的を達成するため、請求項1の発明は、移動体の位置を認識し、該認識した位置を示す位置情報を該認識した時刻を示す時刻情報と対応付けて順次蓄積し、該蓄積した位置情報群から前記移動体が所定の2点間を移動するのに要した時間を算出し、該算出した時間を特定しうる移動時間特定情報と前記所定の2点の位置を特定しうる移動位置特定情報とを対応付けた特定情報を生成し、前記位置情報群と前記特定情報との少なくとも一方を外部装置に送信することを特徴とする。
【0010】
また、請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記外部装置との通信経路の通信速度に応じて、前記位置情報群と前記特定情報とのいずれかを選択して、前記外部装置に送信することを特徴とする。
【0011】
また、請求項3の発明は、請求項1の発明において、前記外部装置からの要求に応じて、前記位置情報群と前記特定情報とのいずれかを選択して、前記外部装置に送信することを特徴とする。
【0012】
また、請求項4の発明は、請求項1の発明において、前記移動体の位置が前記外部装置から要求された範囲内にある場合に、前記位置情報群を前記外部装置に送信し、前記移動体の位置が前記外部装置から要求された範囲外にある場合に、前記特定情報を前記外部装置に送信することを特徴とする。
【0013】
また、請求項5の発明は、請求項1の発明において、前記位置情報群と前記特定情報とを同時に前記外部装置に送信することを特徴とする。
【0014】
また、請求項6の発明は、請求項1の発明において、前記特定情報を前記外部装置に送信した後に、前記位置情報群を前記外部装置に送信することを特徴とする。
【0015】
また、請求項7の発明は、自装置が搭載された移動体の位置を認識する認識手段と、前記認識手段により認識された位置を示す位置情報を該位置を認識した時刻を示す時刻情報と対応付けて複数蓄積する蓄積手段と、前記蓄積手段に蓄積された位置情報群から、所定の2点間を結ぶ移動位置を移動体が移動するのに要した時間を算出する算出手段と、前記算出手段により算出された時間を特定しうる移動時間特定情報と前記所定の2点の位置を特定しうる移動位置特定情報とを対応付けた特定情報を生成する特定情報生成手段と、前記蓄積手段に蓄積された位置情報群と前記特定情報生成手段により生成された特定情報との少なくとも一方を外部装置に送信する送信手段とを具備することを特徴とする。
【0016】
また、請求項8の発明は、請求項7の発明において、前記送信手段は、前記外部装置との通信経路の通信速度に応じて、前記位置情報群と前記特定情報とのいずれかを選択して、前記外部装置に送信することを特徴とする。
【0017】
また、請求項9の発明は、請求項7の発明において、前記外部装置からの要求を受信する受信手段をさらに具備し、前記送信手段は、前記受信手段が受信した要求に応じて、前記位置情報群と前記特定情報とのいずれかを選択して、前記外部装置に送信することを特徴とする。
【0018】
また、請求項10の発明は、請求項7の発明において、前記外部装置からの要求を受信する受信手段をさらに具備し、前記送信手段は、前記受信手段が受信した要求に基づいて、前記移動体の位置が前記外部装置から要求された範囲内にある場合に、前記位置情報群を前記外部装置に送信し、前記移動体の位置が前記外部装置から要求された範囲外にある場合に、前記特定情報を前記外部装置に送信することを特徴とする。
【0019】
また、請求項11の発明は、請求項7の発明において、前記送信手段は、前記位置情報群と前記特定情報とを同時に前記外部装置に送信することを特徴とする。
【0020】
また、請求項12の発明は、請求項7の発明において、前記送信手段は、前記特定情報を前記外部装置に送信した後に、前記位置情報群を前記外部装置に送信することを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、この発明に係る移動体情報送信方法および装置の一実施の形態について、添付図面を参照して、詳細に説明する。
【0022】
図1は、この発明を適用したカーナビゲーションシステムを利用した走行データ処理システムの概要を示した図である。同図に示すように、走行データ処理システムでは、走行ログ収集センタ10で走行軌跡データ(以下、走行ログと称する)の収集1と収集した走行ログに基づくコンテンツ事業2を行う。
【0023】
走行ログ収集1は、カーナビゲーションシステム(以下、カーナビと略称する場合もある)を利用しているカーナビユーザ3の協力の下に行い、カーナビユーザ3には、対価等の利益供与を行う。
【0024】
コンテンツ事業2は、収集した走行ログに基づいて様々な情報を生成し、生成した情報を提供する。
【0025】
例えば、走行ログに基づいて渋滞予測を加味したルート探索を行うための情報(ただし、事故渋滞を除く)をカーナビメーカー4に提供する。カーナビメーカー4は、当該情報をカーナビユーザ3への提供等に利用する。また、カーナビメーカー4に提供する情報は、別途、インターネットを利用して経路検索を行うためのWebサービス5としての提供や、情報自体を販売するデータベース販売6として提供、渋滞を予測した渋滞予報の配信7として提供できる。
【0026】
また、走行ログからは、各道路の交通量等を推測することが可能であるため、これを道路交通統計8や店舗出店計画9に利用することができる。
【0027】
図2は、図1に示した走行データ処理システムにおける走行ログの収集を行うための構成例を示した図である。同図に示すように、走行ログ収集センタ10は、カーナビを搭載したカーナビ搭載車11−1〜11−nからインターネット12を介して走行ログを収集する。
【0028】
ここで、この発明を適用したカーナビゲーションシステムについて説明する。
図3は、この発明を適用したカーナビゲーションシステムの機能的な構成例を示すブロック図である。なお、同図に示すカーナビゲーションシステム20は、図2に示したカーナビ搭載車11−1〜11−n等に搭載されて利用される。
【0029】
図3に示すように、カーナビゲーションシステム20は、車両位置測定部21と車両位置決定部22、表示部23、ルート探索部24、地図情報格納部25、日時管理部26、走行ログ取得部27、走行ログ蓄積部28、走行ログ加工部29、加工ログ蓄積部30、送信ログ選択部31、入力部32、通信部33を具備して構成される。
【0030】
車両位置測定部21は、GPS(Global Positioning System)やジャイロにより、車両位置の緯度および経度を測定する。車両位置決定部22は、車両位置測定部21が測定した緯度および経度に基づいて、カーナビゲーションシステム20が搭載された車両(以下、自車と称する)の位置を決定する。
【0031】
表示部23は、車両位置決定部22が決定した自車の位置やルート探索部24が探索した経路を地図情報格納部25に格納されている地図画像と重ね合わせて表示する。
【0032】
ルート探索部24は、入力部32より入力された目的地までの推奨経路を地図情報格納部25に格納されている地図情報を参照して探索する。このとき、必要に応じて通信部33を介して渋滞情報等を取得するようにしてもよい。地図情報格納部25は、カーナビゲーションシステム20を利用する地域の地図情報や地図画像を格納している。
【0033】
日時管理部26は、現在日時を管理する。管理している時刻は、車両位置測定部21が受信するGPSの電波等に基づいて修正を行う。走行ログ取得部27は、車両位置決定部22が決定した自車の位置を所定の間隔で取得し、日時管理部26が管理する日時と対応付けて走行ログを生成する。走行ログ蓄積部28は、走行ログ取得部27が生成した走行ログを蓄積する。
【0034】
走行ログ加工部29は、走行ログ蓄積部28に蓄積されている走行ログを容量の小さい加工ログに加工する。なお、加工ログについての詳細は、後述する。加工ログ蓄積部30は、走行ログ加工部29が走行ログを加工して生成した加工ログを蓄積する。
【0035】
送信ログ選択部31は、走行ログ収集センタ10へ送信するデータとして、走行ログ蓄積部28に蓄積されている走行ログまたは加工ログ蓄積部30に蓄積されている加工ログを選択する。走行ログと加工ログのいずれかを選択するかについての詳細は、後述する。
【0036】
入力部32は、カーナビゲーションシステム40のユーザからのルート探索指示や走行ログ収集センタ10へ送信するデータの選択指示等を受け付ける。
【0037】
通信部33は、送信ログ選択部31が選択した走行ログ若しくは加工ログの走行ログ収集センタ10への送信等を行うための通信処理を行う。なお、通信部33による通信処理の詳細については、後述する。
【0038】
次に、カーナビゲーションシステム40と走行ログ収集センタ10の間の通信処理を通信部33における通信処理の詳細と併せて説明する。図4は、カーナビゲーションシステム40とインターネット12の間の通信形態を説明するための図である。
【0039】
図4(a)に示す構成では、カーナビ20−1は、携帯電話13と接続され、カーナビ20−1とインターネット12の間の通信は、携帯電話13を介して行われる。この場合、携帯電話13は、パケット交換方式で通信を行って良く、回線交換形式で通信を行っても良い。この構成の場合には、通信部33は、携帯電話13との接続および通信を制御する。
【0040】
また、図4(b)に示す構成では、カーナビ20−2は、蓄積した走行ログ若しくは加工ログをメモリカード14等の記憶媒体に記憶する。メモリカード14に記憶された走行ログは、提供者(カーナビの所有者)の自宅またはオフィス等に設置されたPC15で読み込まれ、インターネット12を介して走行ログ収集センタ10に送信される。この構成の場合には、通信部33は、メモリカード14のアダプタとなるインタフェイスを具備することとなる。
【0041】
また、図4(c)に示す構成では、カーナビ20−3は、無線LANに対応するLANアダプタ16と接続されている。そして、LANアダプタ16が提供者の自宅またはオフィス等に設置された宅内アクセスポイント17に接続した際に、カーナビ20−3は、インターネット12を介して走行ログ収集センタと通信を行う。この構成の場合には、通信部33は、LANアダプタ16との接続および通信を制御する。
【0042】
さらに、図4(d)に示す構成では、図4(c)に示した構成と同様にカーナビ20−3は、無線LANに対応するLANアダプタ16と接続されている。そして、LANアダプタ16がコンビニエンスストアやガソリンスタンド、電柱、信号機等に設置された街頭アクセスポイント18に接続した際に、カーナビ40−3は、インターネット12を介して走行ログ収集センタ10と通信を行う。この構成の場合も、図4(c)に示した例と同様に、LANアダプタ16との接続および通信を制御する。
【0043】
次に、カーナビゲーションシステム20の動作の概要について説明する。なお、ここでは、カーナビゲーションシステム20による走行ログ等の収集と送信の処理についてのみ説明する。
【0044】
図5は、カーナビゲーションシステム20の動作の流れを示すフローチャートである。
【0045】
カーナビゲーションシステム20は、電源が投入されて動作を開始すると、まず、後述する走行ログの送信方法等の初期設定を実行する(ステップ101)。その後、走行ログ取得部27による走行ログの取得(ステップ102)、後述するログ処理(ステップ103)、後述するログの送信処理(ステップ104)を、電源が遮断されて動作が停止するまで繰り返す(ステップ105でNO)。そして、電源が遮断されると(ステップ105でYES)、動作を終了する。
【0046】
ここで、走行ログと加工ログについて説明する。図6は、走行ログの一例を示した図である。
【0047】
走行ログは、カーナビゲーションシステム20において、走行ログ取得部27が、車両の位置を日時とともに、一定時間間隔で記録したものである。図6に示した走行ログでは、車両の位置を経度(東経)と緯度(北緯)で表し、日時を年月日(西暦下2桁+月+日)と時刻(時(24進法表記)+分+秒)で表し、これらをカンマ区切り文字列として記録している。
【0048】
また、走行ログには、車両位置の他に、車両に発生した事象、例えば、エンジンの始動、停止等が記録される。図6に示した走行ログでは、車両に発生した事象としてエンジンの始動(Power on)とエンジンの停止(Power off)が記録されている。なお、カーナビゲーションシステム20は、通常、エンジンが停止している間は電源が遮断されているため、その動作は停止している。カーナビゲーションシステム20は、動作が停止していれば、走行ログの記録を行うことができないため、一定時間以上の記録の中断をエンジンの始動、停止とみなすことで、その記録を省略することもできる。
【0049】
加工ログは、走行ログの情報量を小さくするように加工したもので、単純な例としては、走行ログの情報を間引いたものが加工ログに相当する。しかしながら、走行ログの情報を単に間引いた場合には、走行ログ収集センタ10で渋滞情報等を生成する際に、その精度が低下してしまうことが考えられる。したがって、走行ログ加工部29では、走行ログから渋滞情報を生成する過程と同様の処理を行って、走行ログの情報量を小さくした加工ログを生成する。
【0050】
走行ログ加工部29における加工ログの生成は、まず、走行ログから交差点を通過した時点の情報を抽出する。交差点を通過した時点の情報の抽出は、地図情報格納部25に格納されている地図情報を参照して行う。例えば、図7に示すような走行ログから交差点を通過した時点の情報を抽出する場合、地図情報格納部25から図8(a)に示すような地図情報を取得して参照する。図8(a)に示す地図情報は、各交差点に一意に付された交差点IDと、その交差点の経度、緯度を組にした情報である。走行ログ加工部29は、この地図情報に基づいて、図7に示す走行ログから交差点を通過した時点の情報を抽出し(図7中に下線を付した情報)、抽出した情報に基づいて、図8(b)に示すような、交差点通過日時情報を生成する。図8(b)に示す交差点通過日時情報は、交差点IDと、その通過年月日、通過時刻を組にした情報である。
【0051】
また、走行ログ中の位置情報は、誤差等により、必ずしも地図情報中の位置情報と一致するとは限らないため、実際には、図9に示すように、交差点との距離が一定以内で最も近い位置を通過した時刻を交差点通過時刻とする。
【0052】
走行ログ加工部29は、図8(b)に示すような、交差点通過日時情報を加工ログとして加工ログ蓄積部30に蓄積するようにしてもよいが、ここでは、交差点通過日時情報をさらに結合道路毎の通過時間に加工する場合を説明する。
【0053】
図10は、結合道路を説明するための図である。結合道路は、第1位置としての交差点と第2位置としての交差点の2つの交差点を結ぶ1つの道路であり、原則として結合道路中には交差点は存在しない。例えば、図10に示した道路では、交差点Aと交差点Bを結ぶ道路が結合道路であり、交差点Bと交差点Cを結ぶ道路が別の結合道路である。
【0054】
したがって、ある結合道路へ進入した車両は、当該結合道路の他端の交差点から退出することとなる。ただし、結合道路沿いの駐車場等に駐車を行った場合等で、車両が方向を転換した場合には、この限りではない。
【0055】
走行ログ加工部29は、結合道路毎の通過時間の算出を地図情報格納部25に格納されている地図情報を参照して行う。例えば、図8(b)に示すような交差点通過日時情報から結合道路の通過時間を算出する場合、地図情報格納部25から図11(a)に示すような地図情報を取得して参照する。図11(a)に示す地図情報は、結合道路に一意に付された結合道路IDと、その結合道路の両端となる交差点の交差点IDを組にした情報である。走行ログ加工部29は、この地図情報に基づいて、図8(b)に示すような交差点通過日時情報から図11(b)に示すような、結合道路所要時間情報を生成する。図11(b)に示す結合道路所要時間情報は、結合道路IDと、その通過年月日、通過時刻(時のみ)、所要時間を組にした情報である。走行ログ加工部29は、この結合道路所要時間情報を加工ログとして加工ログ蓄積部30に蓄積する。なお、結合道路所要時間情報では、結合道路に方向別のIDが付されていない場合には、所要時間に正若しくは負の符号を付すことで、進行方向を区別することができる。
【0056】
このように、加工ログは、走行ログに比べて、同様(全く同一ではない)の内容を表すための情報量が大幅に小さくなる。例えば、500mの結合道路を平均時速40kmで通過した場合、走行ログは、
500[m] / 11.1[m/s] × 1[データ数/s]
から45個のデータ数となり、各データが32桁で表されるため、1440桁のデータとなる。これに対して、加工ログは、1つの結合道路の通過時間を22桁で表せるため、およそ65分の1の情報量となる。
【0057】
ところで、走行ログ加工部29による走行ログの加工処理では、走行ログが一定量、例えば、数分間分蓄積される毎に加工を行う場合と、走行ログ取得部27が走行ログを取得するのと並行して加工を行う場合がある。ここでは、両者の場合のそれぞれの処理の流れを説明する。
【0058】
図12は、走行ログが一定量蓄積された後に、当該走行ログを加工する場合の処理の流れを示したフローチャートである。
【0059】
走行ログ加工部29は、処理を開始すると、まず、走行ログ蓄積部28から一定量の走行ログを取得する(ステップ201)。続いて、走行ログ取得部29は、地図情報格納部25に格納されている地図情報を参照し(ステップ202)、取得した走行ログから交差点通過日時を抽出する(ステップ203)。
【0060】
そして、この交差点抽出日時の抽出処理を走行ログに含まれる全ての交差点通過日時に対して行うまで繰り返し(ステップ204でNO)、走行ログに含まれる全ての交差点通過日時を抽出すると(ステップ204でYES)、走行ログ加工部29は、再び地図情報格納部25に格納されている地図情報を参照して(ステップ205)、結合道路を特定する(ステップ206)。続いて、走行ログ加工部29は、特定した結合道路を通過する際の所要時間を算出する(ステップ207)。
【0061】
走行ログ加工部29は、この結合道路通過時間の算出を特定できる全ての結合道路に対して行うまで繰り返し(ステップ208でNO)、特定できる全ての結合道路を通過する際の所要時間を算出すると(ステップ208YES)、算出した結合道路通過時間を加工ログとして加工ログ蓄積部30に蓄積し(ステップ209)、処理を終了する。
【0062】
図13は、走行ログの取得と並行して、当該走行ログを加工する場合の処理の流れを示したフローチャートである。
【0063】
走行ログ加工部29は、処理を開始すると、まず、走行ログ蓄積部28から未処理の走行ログを取得する(ステップ251)。このとき、未処理の走行ログが走行ログ蓄積部28に蓄積されていなければ、未処理の走行ログが蓄積されるのを待って、これを取得する。続いて、走行ログ取得部29は、地図情報格納部25に格納されている地図情報を参照し(ステップ252)、取得した走行ログから交差点通過時のものであるか否かを判定する。取得した走行ログが交差点通過時のものでなければ(ステップ253でNO)、ステップ251に戻り、次の走行ログを取得する。
【0064】
一方、取得した走行ログが交差点通過時のものであれば(ステップ253でYES)、走行ログ加工部29は、当該走行ログに含まれる交差点通過日時とその交差点ID等を記憶し(ステップ254)、走行ログ蓄積部28から未処理の走行ログを取得する(ステップ255)。このとき、未処理の走行ログが走行ログ蓄積部28に蓄積されていなければ、未処理の走行ログが蓄積されるのを待って、これを取得する。続いて、走行ログ取得部29は、地図情報格納部25に格納されている地図情報を参照し(ステップ256)、取得した走行ログから交差点通過時のものであるか否かを判定する。取得した走行ログが交差点通過時のものでなければ(ステップ257でNO)、ステップ255に戻り、次の走行ログを取得する。
【0065】
また、取得した走行ログが交差点通過時のものであれば(ステップ257でYES)、走行ログ加工部29は、当該走行ログに含まれる交差点通過日時とその交差点ID等と、ステップ254で記憶した交差点通過日時とその交差点ID等を基に、地図情報格納部25に格納されている地図情報を参照して(ステップ258)、通過した結合道路を特定し(ステップ259)、特定した結合道路の通過時間を算出する(ステップ260)。そして、走行ログ加工部29は、算出した結合道路通過時間を加工ログとして加工ログ蓄積部30に格納し(ステップ261)、ステップ251に戻り、同様の処理を繰り返す。
【0066】
次に、カーナビゲーションシステム20から走行ログ収集センタ10への走行ログ、加工ログの送信について説明する。
【0067】
上述したように、カーナビゲーションシステム20は、走行ログ収集センタ10へ走行ログと加工ログの少なくとも一方を送信する。加工ログは、上述したように、走行ログと比較してその情報量が少ないため、比較的低速の通信経路を用いても容易に送信することができる。このため、走行ログを取得後、直ちにこれを送信したい場合には、走行ログを加工ログに加工してから送信することとなる。また、加工ログは、走行ログから渋滞情報を生成する過程にける情報の形態であるため、走行ログ収集センタ10側でも、加工ログを受信した場合の方が、渋滞情報を生成するための処理が軽減される。
【0068】
一方、走行ログは、その情報量は多いものの、加工ログには含まれない情報をも含むため、渋滞情報の生成以外の用途で必要とされることもある。
【0069】
このため、カーナビゲーションシステム20では、その状況に応じて、
1)何も送信しない
2)加工ログのみ送信する
3)走行ログのみ送信する
4)加工ログと送信ログの両者を送信する
のいずれかの動作を実行する。また、4)の加工ログと送信ログの両者を送信する場合には、両者を同時に送信する場合と、両者を異なるタイミングで送信する場合とがある。
【0070】
例えば、カーナビゲーションシステム20を搭載した車両が走行している場合には、携帯電話等を用いた比較的低速の通信経路を介して、加工ログのみを送信し、車両がアクセスポイント近傍に停車した場合等の比較的高速の通信経路の利用が可能な場合に、走行ログを送信するといった送信方法を選択することができる。
【0071】
カーナビゲーションシステム20におけるログの送信方法の選択は、大別して、手動設定やデフォルトの設定に従う場合と、走行ログ収集センタ10からの指示に従う場合とに分けられる。なお、ここでは、手動設定やデフォルトの設定に従って送信方法を選択する場合の説明は、省略する。
【0072】
ここで、カーナビゲーション20が走行ログ収集センタ10からの指示に従って、送信方法を選択する場合の例を説明する。
【0073】
図14は、送信方法選択処理の流れを示すフローチャートである。カーナビゲーションシステム20は、通信部33が、例えば、携帯電話等を介して、走行ログ収集センタ10からの要求を受信すると(ステップ301でYES)、送信ログ選択部31が、その要求情報を取得する(ステップ302)。そして、その要求情報が地域情報であれば(ステップ303でYES)、加工ログ(若しくは送信ログで指定されたもの)を送信すべき地域を設定する(ステップ304)。走行ログ収集センタ10は、地域情報として交差点IDや結合道路IDを指定してもよく、経度と緯度により地域を指定してもよい。例えば、図15(a)に示すように、基準点Dの緯度および経度と、範囲Eを指定したり、図15(b)に示すように基準点Dのみを指定し、その範囲は、予め決定されている大きさとしてもよい。また、図15(c)に示すように、基準点Gの緯度および経度と、範囲Hを指定したり、図15(d)に示すように基準点Iのみを指定し、その範囲は、予め決定されている大きさとしてもよい。
【0074】
また、送信ログ選択部31は、要求情報が時間帯情報であれば(ステップ305でYES)、加工ログ(若しくは送信ログで指定されたもの)を送信すべき時間帯を設定する(ステップ306)。
【0075】
そして、送信ログ選択部31は、設定に応じて加工ログ若しくは送信ログ、その両者を送信し(ステップ307)、これを設定が変更されるまで繰り返す。
【0076】
ここで、ステップ307における送信処理の流れを説明する。図16は、送信ログ選択部31によるログの送信処理の流れを示すフローチャートである。
【0077】
送信ログ選択部31は、設定された条件を確認し(ステップ371)、当該設定により走行ログの送信が指定され(ステップ372でYES)、かつ、その送信条件が満たされ送信可能な状態であれば(ステップ373でYES)、走行ログ蓄積部28に蓄積されている走行ログを送信する(ステップ374)。送信が可能な状態とは、例えば、アクセスポイントと接続が可能である等、送信方法として設定されている条件を満たしている場合である。
【0078】
走行ログ選択部31は、走行ログを送信すると、走行ログ蓄積部28に不要な走行ログが蓄積されていれば(ステップ375でYES)、当該走行ログを削除し(ステップ376)、以下、同様の処理を繰り返す。
【0079】
また、送信ログ選択部31は、加工ログに対しても同様の処理で送信を行うが、この処理は、図16を参照して説明した処理において、「走行ログ」を「加工ログ」と読み替え、「走行ログ蓄積部28」を「加工ログ蓄積部30」と読み替えた場合と同様なので、その説明は、省略する。
【0080】
次に、カーナビゲーション20が走行ログ収集センタ10からの指示に従って、送信方法を選択する場合の別例を説明する。図17は、送信方法選択処理の流れの別例を示すフローチャートである。
【0081】
カーナビゲーションシステム20は、電源が投入されて起動すると、まず、車両位置測定部21と車両位置決定部22により、現在の位置情報を取得する(ステップ501)。続いて、この位置情報を送信ログ選択部31が通信部33を介して走行ログ収集センタ10に送信する(ステップ502)。
【0082】
一方、走行ログ収集センタ10では、カーナビゲーションシステム20から位置情報を受信すると(ステップ551)、当該位置情報や現在時刻等に基づいて、当該カーナビゲーションシステム20からのログ送信の要否を判定する(ステップ552)。このログ送信の要否は、走行ログと加工ログのそれぞれについて判定する。そして、走行ログ収集センタ10は、判定結果をカーナビゲーションシステム20に通知する(ステップ553)。
【0083】
カーナビゲーションシステム20では、走行ログ収集センタ10から判定結果の通知を受けると(ステップ503)、送信ログ選択部31が、その内容を判断し、ログ送信が必要であると指示されていれば(ステップ504でYES)、ログ送信を要として設定し(ステップ505)、ログ送信が不要であると指示されていれば(ステップ504でNO)、ログ送信を不要として設定して(ステップ506)、処理を終了する。
【0084】
なお、カーナビゲーションシステム20は、位置情報の送信に代えて、ルート探索部24でルート探索を実行した場合に、そのルートや目的地等を走行ログ収集センタ10に送信し、走行ログ収集センタ10でログ送信の要否を判定してもらうようにしてもよい。
【0085】
ところで、走行ログ収集センタ10では、走行ログの送信は不要であると判断している場合であっても、事故が発生した場合等には、その走行ログの送信を必要とする場合がある。しかしながら、事故が発生した場合には、その旨が直ちに走行ログ収集センタ10に通知されるとは限らないため、このような場合には、カーナビゲーション20側で、ログ送信を不要から要に変更することが望まれる。この変更は、カーナビゲーションシステム20のユーザにより手動で行うこともできるが、カーナビゲーション20に自動で行わせることもできる。
【0086】
図18は、カーナビゲーション20がログ送信を不要から要に変更する場合の処理の流れを示すフローチャートである。
【0087】
カーナビゲーションシステム20では、まず、送信ログ選択部31が、通信部33を介して渋滞予想を取得する(ステップ601)。続いて、送信ログ選択部31は、加工ログ蓄積部30から加工ログを取得し(ステップ602)、その両者から通過した結合道路の所要時間の差分を算出する(ステップ603)。
【0088】
そして、算出した所要時間の差分が一定割合以上であった場合には(ステップ604でYES)、ログ送信を不要から要に変更する(ステップ605)。
【0089】
この処理は、実際の結合道路通過時間が、渋滞予想から大きく離れたものであった場合には、その原因を事故の発生として判断しているが、仮に、事故が発生していない場合でも、渋滞予想が外れた場合には、新たな走行ログや加工ログを必要とする可能性が高いため、何ら問題は無い。仮に、走行ログ収集センタ10でログを不要としていた場合には、当該ログを廃棄するばよいだけである。
【0090】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、カーナビゲーションシステム等の移動体側で、取得した走行ログと、当該走行ログを加工した加工ログの両者を準備し、状況、例えば、通信経路の速度等に応じて、走行ログと加工ログのいずれか一方、若しくは、両方を送信するように構成したので、ログの収集や処理等を効率よく行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を適用したカーナビゲーションシステムを利用した走行データ処理システムの概要を示した図である。
【図2】図1に示した走行データ処理システムにおける走行ログの収集を行うための構成例を示した図である。
【図3】この発明を適用したカーナビゲーションシステムの機能的な構成例を示すブロック図である。
【図4】カーナビゲーションシステム40とインターネット12の間の通信形態を説明するための図である。
【図5】カーナビゲーションシステム20の動作の流れを示すフローチャートである。
【図6】走行ログの一例を示した図である。
【図7】走行ログの加工方法を説明するための図(1)である。
【図8】走行ログの加工方法を説明するための図(2)である。
【図9】走行ログの加工方法を説明するための図(3)である。
【図10】結合道路を説明するための図である。
【図11】走行ログの加工方法を説明するための図(4)である。
【図12】走行ログが一定量蓄積された後に、当該走行ログを加工する場合の処理の流れを示したフローチャートである。
【図13】走行ログの取得と並行して、当該走行ログを加工する場合の処理の流れを示したフローチャートである。
【図14】送信方法選択処理の流れを示すフローチャートである。
【図15】地域情報の指定方法を説明するための図である。
【図16】送信ログ選択部31によるログの送信処理の流れを示すフローチャートである。
【図17】送信方法選択処理の流れの別例を示すフローチャートである。
【図18】カーナビゲーション20がログ送信を不要から要に変更する場合の処理の流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 走行ログ収集
2 コンテンツ事業
3 カーナビユーザ
4 カーナビメーカ
5 Webサービス
6 データベース販売
7 渋滞予報配信
8 道路交通統計
9 店舗出店計画
10 走行ログ収集センタ
11−1〜11−n カーナビ搭載車
12 インターンネット
13 携帯電話
14 メモリカード
15 PC
16 LANアダプタ
17 宅内アクセスポイント
18 街頭アクセスポイント
20、20−1〜20−3 カーナビゲーションシステム
21 車両位置測定部
22 車両位置決定部
23 表示部
24 ルート探索部
25 地図情報格納部
26 日時管理部
27 走行ログ取得部
28 走行ログ蓄積部
29 走行ログ加工部
30 加工ログ蓄積部
31 送信ログ選択部
32 入力部
33 通信部
A 交差点
B 交差点
C 交差点
D 基準点
E 範囲
F 基準点
G 基準点
H 範囲
I 基準点
Claims (12)
- 移動体の位置を認識し、該認識した位置を示す位置情報を該認識した時刻を示す時刻情報と対応付けて順次蓄積し、該蓄積した位置情報群から前記移動体が所定の2点間を移動するのに要した時間を算出し、該算出した時間を特定しうる移動時間特定情報と前記所定の2点の位置を特定しうる移動位置特定情報とを対応付けた特定情報を生成し、前記位置情報群と前記特定情報との少なくとも一方を外部装置に送信することを特徴とする移動体情報送信方法。
- 前記外部装置との通信経路の通信速度に応じて、前記位置情報群と前記特定情報とのいずれかを選択して、前記外部装置に送信することを特徴とする請求項1記載の移動体情報送信方法。
- 前記外部装置からの要求に応じて、前記位置情報群と前記特定情報とのいずれかを選択して、前記外部装置に送信することを特徴とする請求項1記載の移動体情報送信方法。
- 前記移動体の位置が前記外部装置から要求された範囲内にある場合に、前記位置情報群を前記外部装置に送信し、前記移動体の位置が前記外部装置から要求された範囲外にある場合に、前記特定情報を前記外部装置に送信することを特徴とする請求項1記載の移動体情報送信方法。
- 前記位置情報群と前記特定情報とを同時に前記外部装置に送信することを特徴とする請求項1記載の移動体情報送信方法。
- 前記特定情報を前記外部装置に送信した後に、前記位置情報群を前記外部装置に送信することを特徴とする請求項1記載の移動体情報送信方法。
- 自装置が搭載された移動体の位置を認識する認識手段と、
前記認識手段により認識された位置を示す位置情報を該位置を認識した時刻を示す時刻情報と対応付けて複数蓄積する蓄積手段と、
前記蓄積手段に蓄積された位置情報群から、所定の2点間を結ぶ移動位置を移動体が移動するのに要した時間を算出する算出手段と、
前記算出手段により算出された時間を特定しうる移動時間特定情報と前記所定の2点の位置を特定しうる移動位置特定情報とを対応付けた特定情報を生成する特定情報生成手段と、
前記蓄積手段に蓄積された位置情報群と前記特定情報生成手段により生成された特定情報との少なくとも一方を外部装置に送信する送信手段とを具備することを特徴とする移動情報送信装置。 - 前記送信手段は、
前記外部装置との通信経路の通信速度に応じて、前記位置情報群と前記特定情報とのいずれかを選択して、前記外部装置に送信することを特徴とする請求項7記載の移動体情報送信装置。 - 前記外部装置からの要求を受信する受信手段をさらに具備し、
前記送信手段は、前記受信手段が受信した要求に応じて、前記位置情報群と前記特定情報とのいずれかを選択して、前記外部装置に送信する
ことを特徴とする請求項7記載の移動体情報送信装置。 - 前記外部装置からの要求を受信する受信手段をさらに具備し、
前記送信手段は、前記受信手段が受信した要求に基づいて、前記移動体の位置が前記外部装置から要求された範囲内にある場合に、前記位置情報群を前記外部装置に送信し、前記移動体の位置が前記外部装置から要求された範囲外にある場合に、前記特定情報を前記外部装置に送信することを特徴とする請求項7記載の移動体情報送信装置。 - 前記送信手段は、
前記位置情報群と前記特定情報とを同時に前記外部装置に送信することを特徴とする請求項7記載の移動体情報送信装置。 - 前記送信手段は、
前記特定情報を前記外部装置に送信した後に、前記位置情報群を前記外部装置に送信することを特徴とする請求項7記載の移動体情報送信装置。
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