JP2005011833A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

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Masaki Koide
優樹 小出
Hiroshi Fukuoka
寛 福岡
Masatoshi Sato
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Abstract

【課題】ヒューズの隣爆防止用の保護膜の消失を防止し、半導体装置の特性や歩留まりを向上させる。
【解決手段】ヒューズF上の絶縁膜をエッチングすることにより、ヒューズF上の絶縁膜の厚さを低減した際に、酸化シリコン膜5から露出した隣爆防止膜(例えばTi/TiN/W膜)7の表面上に酸化シリコン膜15を堆積し、ポリイミド膜17、バリアシード層(例えばTiN/Ti膜)19aおよびシード層(例えばCu膜)19bを形成した後、配線溝を有するレジスト膜を形成し、配線溝の内部に電解メッキ法でCu膜19cおよびNi膜19dを形成する。その結果、この後Ni膜19d等をマスクにシード層19bおよびバリアシード層19aをエッチングし、再配線を形成する際、隣爆防止膜7の表面が酸化シリコン膜15で覆われているため、隣爆防止膜7が浸食されない。
【選択図】 図15

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体装置およびその製造技術に関し、特に、ヒューズを有する半導体装置に適用して有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、DRAM(Dynamic Random Access Memory)、SRAM(Static Random Access Memory)や電気的書き込みおよび消去が可能な不揮発性メモリ(EEPROM:Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)等のメモリLSIは、製造工程で生じた欠陥を救済するための冗長機能を備えることによって、製造歩留まりの向上を図っている。
【0003】
これは、半導体装置(半導体集積回路装置)内にあらかじめ冗長救済用のメモリセル列やメモリセル行を用意しておき、メモリアレイ内に欠陥メモリセル列(行)が生じた場合には、かかる欠陥メモリセル列(行)に入るアドレス信号を、冗長救済用のメモリセル列(行)に入力することによって所望のメモリ動作を行わせるという不良救済機能である。
【0004】
前記欠陥メモリセル列(行)と冗長救済用のメモリセル列(行)との切り換えは、アドレス切り換え回路に接続されたヒューズを切断することによって行なわれる。このヒューズの切断には、レーザ溶断方式などが採用されている。
【0005】
例えば、特許文献1には、レーザービームでヒューズ素子を切断する際に隣接ヒューズ素子上の絶縁膜を破壊せず隣接ヒューズ素子上の絶縁膜を平坦に保つようにした半導体装置が開示されている。
【0006】
【特許文献1】
特開平8−172134号公報(図2)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明者らは、半導体装置の研究・開発に従事しており、例えばSRAMの冗長救済のためにヒューズを用いている。このヒューズは前述したように、レーザ溶断方式により切断されるが、この際、隣のヒューズにレーザエネルギーが影響しないようヒューズ間に隣爆防止用の保護膜を形成している(図3および図4参照)。
【0008】
しかしながら、隣爆防止用の保護膜が消失するという不具合が生じた。この原因について本発明者らが検討した結果、いわゆるWPP(ウエハプロセスパッケージ)工程で上記保護膜が消失することが判明した。
【0009】
このWPPとは、IC(Integrated Circuit)チップの表面のボンディングパッド部と実装基板の外部端子とを金線などで電気的に接続するのではなく、ボンディングパッドと電気的に接続されるバンプ電極を半導体装置の表面にエリア配置し、このバンプ電極を実装基板の外部端子と接続するものである。
【0010】
この場合、ボンディングパッドを所定の位置のバンプ電極と接続するために再配線が用いられる。この再配線の形成時に隣爆防止用の保護膜が消失することが判明した。なお、この消失工程については図19および図20を参照しながら追って詳細に説明する。
【0011】
本発明の目的は、ヒューズの隣爆防止用の保護膜の消失を防止することにある。
【0012】
本発明の他の目的は、半導体位置の特性を向上させ、また、半導体装置の歩留まりを向上させることにある。
【0013】
本発明の前記目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次のとおりである。
【0015】
(1)本発明の半導体装置は、(a)第1導電性膜よりなる2以上のヒューズと、(b)前記ヒューズ間に形成された保護膜と、を有する半導体装置であって、(c)前記2以上のヒューズ上には第1絶縁膜が形成され、(d)前記保護膜は、前記第1絶縁膜中に埋め込まれ、その上部は前記第1絶縁膜表面から突出した突出部を有し、(e)前記突出部は、第2絶縁膜で覆われているものである。
【0016】
(2)本発明の半導体装置の製造方法は、(a)半導体基板の上方に第1導電性膜を形成し、パターニングすることにより第1配線と2以上のヒューズを形成する工程と、(b)前記第1配線および前記ヒューズ上に第1絶縁膜を堆積する工程と、(c)前記第1絶縁膜を選択的に除去し、導電性膜を埋め込むことにより、前記第1配線上に接続部を形成し、前記ヒューズ間に保護膜を形成する工程と、(d)前記ヒューズ上の前記第1絶縁膜を前記保護膜の表面が露出するまで後退させる工程と、(e)前記(d)工程の後、前記保護膜の表面を覆う第2絶縁膜を形成する工程と、を有するものである。
【0017】
(3)また、本発明の半導体装置の製造方法は、(a)半導体基板の上方に第1導電性膜を形成し、パターニングすることにより第1配線と2以上のヒューズを形成する工程と、(b)前記第1配線および前記ヒューズ上に第1絶縁膜を堆積する工程と、(c)前記第1絶縁膜を選択的に除去し、導電性膜を埋め込むことにより、前記第1配線上に接続部を形成し、前記ヒューズ間に保護膜を形成する工程と、(d)前記第1絶縁膜の上部に第2配線を形成する工程と、(e)前記第2配線上に第2絶縁膜を形成する工程と、(f)前記ヒューズ上の前記第1および第2絶縁膜を前記保護膜の表面が露出するまで後退させる工程と、(g)前記(f)工程の後、前記保護膜の表面を覆う第3絶縁膜を形成する工程と、(h)前記第2配線上の第2絶縁膜を選択的に除去することによりパッド部を露出させる工程と、(i)前記パッド部を含む前記第2絶縁膜の上部に第2導電性膜を形成する工程と、(j)前記第2導電性膜上に配線溝を有する第4絶縁膜を形成する工程と、(k)前記配線溝内にメッキ法により金属膜を形成する工程と、(l)前記第4絶縁膜を除去した後、前記金属膜をマスクに前記第2導電性膜を除去する工程と、を有するものである。
【0018】
(4)また、前記(g)工程を、前記(h)工程の後に行ってもよい。
【0019】
(5)また、本発明の半導体装置の製造方法は、(a)半導体基板の上方に第1導電性膜を形成し、パターニングすることにより第1配線と2以上のヒューズを形成する工程と、(b)前記第1配線および前記ヒューズ上に第1絶縁膜を堆積する工程と、(c)前記第1絶縁膜を選択的に除去し、導電性膜を埋め込むことにより、前記第1配線上に接続部を形成し、前記ヒューズ間に保護膜を形成する工程と、(d)前記第1絶縁膜の上部に第2配線を形成する工程と、(e)前記第2配線上に第2絶縁膜を形成する工程と、(f)前記第2配線上の第2絶縁膜を選択的に除去することによりパッド部を露出させる工程と、(g)前記パッド部を含む前記第2絶縁膜の上部に第2導電性膜を形成する工程と、(h)前記第2導電性膜上に配線溝を有する第4絶縁膜を形成する工程と、(i)前記配線溝内にメッキ法により金属膜を形成する工程と、(j)前記第4絶縁膜を除去した後、前記金属膜をマスクに前記第2導電性膜を除去する工程と、(k)前記(j)工程の後、前記ヒューズ上の前記第1および第2絶縁膜を前記保護膜の表面が露出するまで後退させる工程と、を有するものである。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において同一機能を有するものは同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
【0021】
(実施の形態1)
以下、本実施の形態の半導体装置をその製造方法に従って説明する。図1、図2および図5〜図18は、本実施の形態の半導体装置の製造方法を示す基板の要部断面図である。図3および図4は、本実施の形態の半導体装置のヒューズ形成領域の要部平面図およびその断面図である。
【0022】
まず、半導体基板1上に、半導体素子を形成する。半導体素子は、種々の構成のものがあり、ここではその詳細な説明を省略するが、例えば、6つのMISFET(Metal Insulator Semiconductor Field Effect Transistor)よりなるSRAMメモリセルやMISFETよりなる種々の論理回路等が形成される。
【0023】
このような半導体素子は、図1に示す半導体基板1の主表面に形成される。さらに、半導体素子と電気的に接続されるビア(接続部、プラグ)や第1層配線が形成される。また、第1層配線上には絶縁膜が形成され、その絶縁膜中には、第2層配線M2との接続を図るビアが形成される。即ち、これらの素子、ビアおよび第1層配線等は、図1中の絶縁膜3中に形成されるが、その図示は省略してある。
【0024】
次いで、絶縁膜3上に、例えばTi(チタン)膜、TiN(窒化チタン)膜を順次積層し、バリア膜を形成する。次いで、Al(アルミニウム)膜を堆積し、さらに、その上部にTi膜/TiN膜よりなるバリア膜を堆積する。次いで、これらの積層膜をパターニングすることにより第2層配線M2およびヒューズFを形成する。従って、第2層配線M2とヒューズFは同層に形成される。また、第2層配線M2およびヒューズFは導電性膜よりなり、金属膜が用いられることが多い。
【0025】
なお、図1中には、1つのヒューズFの断面しか記載していないが、図3に示すように、ライン状のヒューズFが一定の間隔毎に複数形成される。このヒューズF間に隣爆防止用の保護膜が形成される。また、図示はしないが、各ヒューズFは、第1層配線や第3、第4層配線等を介して冗長救済回路に接続され、例えば、特定のヒューズを切断することにより、欠陥メモリセルを選択するアドレス信号を冗長救済用のメモリセルに対応するアドレス信号に変える。
【0026】
次いで、図2に示すように、第2層配線M2等の上部に、絶縁膜として例えば酸化シリコン膜5を堆積し、必要に応じてその表面をCMP(Chemical Mechanical Polishing)法により平坦化する。この酸化シリコン膜は、例えばテトラエトキシシラン(TEOS)を原料としたCVD(Chemical Vapor Deposition)法で形成することができ、例えばプラズマ雰囲気中で堆積したP−TEOS膜である。また、高密度のプラズマ雰囲気下で酸化シリコン膜を堆積したHDP膜としてもよい。
【0027】
次いで、酸化シリコン膜5を選択的に除去することによって第2層配線M2上にコンタクトホールを形成し、また、ヒューズFの両側に溝を形成する。次いで、コンタクトホールおよび溝内を含む酸化シリコン膜5上にTi膜/TiN膜よりなるバリア膜を堆積し、さらに、その上部に導電性膜としてW(タングステン)膜を堆積する。次いで、酸化シリコン膜5が露出するまでW膜等をCMP法で除去することによりビアMVIA2および隣爆防止膜(保護膜)7を形成する。従って、ビアMVIA2と隣爆防止膜7は同層に形成される。
【0028】
このように、隣爆防止膜7を固い金属膜(より好ましくは高融点金属膜)で構成することによりヒューズの隣爆を効果的に防止することができる。また、隣爆防止膜7を金属膜よりなるビアMVIA2と同じ工程で形成することにより工程の簡略化を図ることができる。
【0029】
また、この隣爆防止膜は、図3に示すように、ライン状のヒューズFの間にライン状に形成される。図3は、隣爆防止膜7の形成後のヒューズ形成領域の要部平面図である。また、図4は、図3のA−A断面図である。
【0030】
次いで、図5に示すように、ビアMVIA2上を含む酸化シリコン膜5上に第3層配線M3を形成する。この第3層配線M3は、第2層配線M2と同様に形成することができる。次いで、第3層配線M3上に酸化シリコン膜9を形成し、さらに、この膜中にビアMVIA3を形成する。この酸化シリコン膜9およびビアMVIA3は、酸化シリコン膜5およびビアMVIA2と同様に形成することができる。
【0031】
次いで、ビアMVIA3上を含む酸化シリコン膜9上に第4層配線M4を形成する。次いで、第4層配線M4上に絶縁膜として酸化シリコン膜11を堆積する。この酸化シリコン膜11を例えばHDP膜とすると、図5に示すように、第4層配線M4上には、三角形状もしくは台形状に膜が残存する。次いで、酸化シリコン膜11上に絶縁膜として窒化シリコン膜13を堆積する。
【0032】
次いで、図6に示すように、ヒューズ形成領域以外の領域にフォトレジスト膜(以下単に「レジスト膜」という)R1を形成する。次いで、レジスト膜R1をマスクに、ヒューズF上の絶縁膜(窒化シリコン膜13、酸化シリコン膜11、9および5)をエッチングすることにより、図7に示すように、ヒューズF上の絶縁膜の厚さを低減する。ここでは、第2層配線M2と第3層配線M3との間の酸化シリコン膜5の膜厚(ビアMVIA2の高さ)が800〜900nmであるのに対し、ヒューズF上の酸化シリコン膜5の厚さをそれ以下とする。その結果、隣爆防止膜7の表面が酸化シリコン膜5から露出し、また、その表面が酸化シリコン膜5から突出する。
【0033】
次いで、図8に示すように、窒化シリコン膜13およびヒューズF上の酸化シリコン膜5上に絶縁膜として酸化シリコン膜15を堆積する。その結果、酸化シリコン膜5から突出した隣爆防止膜7の表面および側面が酸化シリコン膜15で覆われる。また、酸化シリコン膜15の膜厚は、ヒューズF上に残存する絶縁膜の総和(ここでは、酸化シリコン膜5の残膜の厚さと酸化シリコン膜15の膜厚との和)が一定の膜厚(例えば200〜300nm程度)となるよう調整する。この膜厚は、ヒューズFの幅や間隔等を考慮し、所望のレーザエネルギーで溶断できる程度である。従って、本実施の形態によれば、酸化シリコン膜15の堆積膜厚を調整することで、ヒューズF上の絶縁膜を所定の厚さに調整することが可能である。例えば、酸化シリコン膜5がオーバーエッチングされた場合には、酸化シリコン膜15を厚く堆積することによりヒューズF上の絶縁膜を所定の厚さにすることができる。
【0034】
次いで、図9に示すように、酸化シリコン膜15上にレジスト膜R2を形成し、第4層配線M4の第1パッドP1上に開口部OA1を形成する。次いで、図10に示すように、レジスト膜R2をマスクに酸化シリコン膜15、窒化シリコン膜13および酸化シリコン膜11をエッチングすることにより第1パッドP1を露出させる。この第1パッドP1は、第4層配線M4の表面の一部である。
【0035】
次いで、図11に示すように、酸化シリコン膜15等の上部に絶縁膜としてポリイミド膜17を堆積し、少なくとも第1パッドP1が露出するよう加工する。また、この際、ヒューズ形成領域上のポリイミド膜17も除去する。
【0036】
次いで、図12に示すように、半導体基板1の全面に、バリアシード層19aとして例えばTiN膜/Ti膜をスパッタ法等で堆積し、さらに、その上部にシード層19bとして薄いCu(銅)膜をスパッタ法等で堆積する。
【0037】
次いで、図13に示すように、シード層19b上にレジスト膜R3を堆積し、第1パッドP1を含む領域を開口することにより配線溝を形成する。
【0038】
次いで、図14に示すように、配線溝の内部に電解メッキ法でCu膜19cを形成する。Cu膜19cを形成するには、半導体基板1をCu用のメッキ液に浸漬してシード層19bをマイナス(−)電極に固定し、レジスト膜R3で覆われていない配線溝の底部のシード層19bの表面にCu膜19cを析出させる。
【0039】
さらに、この後、配線溝の内部のCu膜19c上にNi(ニッケル)膜19dを電界メッキ法で形成する。Ni膜19dを形成するには、半導体基板1をNi用のメッキ液に浸漬してシード層19bをマイナス(−)電極に固定し、レジスト膜R3で覆われていない配線溝の底部のCu膜19cの表面にNi膜19dを析出させる。
【0040】
次いで、図15に示すように、レジスト膜R3を除去した後、図16に示すように、Cu膜19cおよびNi膜19dをマスクにしたウェットエッチングで不要となったシード層19bを除去し、さらに、バリアシード層19aを除去する(図17)。その結果、バリアシード層19a、シード層19b、Cu膜19cおよびNi膜19dよりなる再配線19が形成される。エッチング液としては、例えば酸・塩基・酸化剤混合水溶液を用いる。なお、このエッチングに際しては、Ni膜19dの若干の後退を伴う。
【0041】
ここで、バリアシード層19aは、導電性を有し、金属膜、中でも高融点金属膜(その化合物も含む)が用いられることが多い。また、シード層19bは、上層にメッキ成長させる膜と同じ膜が用いられることが多い。
【0042】
このように、バリアシード層19aおよびシード層19bは、金属もしくは金属化合物で構成されているため、ビアMVIA2と同じ材料で構成される隣爆防止膜7とのエッチング選択比が取り難い。特に、バリアシード層19aとビアMVIA2のバリア膜を同じTiN膜/Ti膜で構成した場合には、隣爆防止膜7がエッチングされやすい。しかしながら、本実施の形態によれば、隣爆防止膜7の表面が、絶縁膜15で覆われているため、上記エッチング工程によって隣爆防止膜7が浸食されることがない。
【0043】
これに対して、絶縁膜15の形成工程を省略した場合、図19に示す構成となり、シード層19bおよびバリアシード層19aのエッチングの際、隣爆防止膜7が浸食され、また、消失してしまう(図20)。図19および図20は、本実施の形態の効果を説明するための半導体装置の製造工程を示す基板の要部断面図である。
【0044】
図20に示すように、隣爆防止膜7が消失すると、ヒューズFをレーザにより溶断する際、その隣のヒューズFにまで影響を及ぼし、冗長救済ができない、また、半導体装置の歩留まりが低下する。
【0045】
逆に、本実施の形態によれば、隣爆防止膜7の浸食や消失を防止し、半導体装置の特性を向上させることができる。また、半導体装置の歩留まりを向上させることができる。
【0046】
次いで、図18に示すように、再配線19等の上部にポリイミド膜21を形成し、再配線19の第2パッドP2上に開口部OA2を形成する。この際、ヒューズ形成領域上のポリイミド膜21も除去する。
【0047】
次いで、再配線19の第2パッドP2上に例えばSn(錫)とPb(鉛)の合金半田で構成されたバンプ電極23を形成する。バンプ電極23は、例えば印刷法もしくはボール転写法で形成する。なお、図18においては、便宜上第1パッドP1上に第2パッドP2を記載してあるが、これらのパッドが異なる位置に配置されてもよい。
【0048】
次いで、ウエハ状態の半導体基板1の各チップ領域が所望の動作を行うかどうかの試験(検査)を行う。例えば、メモリセルに欠陥が見つかれば、当該メモリセルを有するメモリセル列(行)を冗長救済用のメモリセル列(行)に置き換えるよう、特定のヒューズFを切断する。
【0049】
この際、本実施の形態によれば、隣爆防止膜7の浸食や消失がないため、ヒューズFの切断を制御性良く行うことができる。
【0050】
その後、図示はしないがウエハ状態の半導体基板1をスクライブ領域に沿って、ダイシングし、複数個のチップに分割する。次いで、例えば、個々のチップを実装基板上にフェイスダウンボンディングし、バンプ電極23を加熱リフローした後、チップと実装基板との隙間にアンダフィル樹脂を充填することにより半導体装置が完成する。なお、これらの図示は省略する。
【0051】
(実施の形態2)
実施の形態1においては、酸化シリコン膜15を堆積した後、開口部OA1を形成し、第1パッドP1を露出させたが、開口部OA1を形成した後、酸化シリコン膜15を形成してもよい。なお、窒化シリコン膜13の形成工程までは、図1〜図5を参照しながら説明した実施の形態1の場合と同様であるためその説明を省略する。また、以降の工程についても実施の形態1と同様の工程(処理)については、その詳細な説明を省略する。
【0052】
以下、図21〜図24を参照しながら本実施の形態の半導体装置の製造方法について説明する。図21〜図24は、本実施の形態の半導体装置の製造工程を説明するための基板の要部断面図である。
【0053】
図21に示すように、第4層配線M4上の窒化シリコン膜13および酸化シリコン膜11を選択的に除去し、第1パッドP1を露出させる。この際、ヒューズF上の絶縁膜(窒化シリコン膜13、酸化シリコン膜11、9および5)をエッチングすることにより、ヒューズF上の絶縁膜の厚さを低減する。その結果、実施の形態1と同様に、隣爆防止膜7の表面が酸化シリコン膜5から突出する。
【0054】
次いで、図22に示すように、第1パッドP1上を含む窒化シリコン膜13上およびヒューズF上の酸化シリコン膜5上に絶縁膜として酸化シリコン膜15を堆積する。その結果、酸化シリコン膜5から突出した隣爆防止膜7の表面および側面が酸化シリコン膜15で覆われる。また、酸化シリコン膜15の膜厚は、実施の形態1と同様に、酸化シリコン膜5の残膜の厚さと酸化シリコン膜15の膜厚との和が例えば200〜300nm程度となるよう調整する。
【0055】
次いで、図23に示すように、第1パッドP1以外の領域にレジスト膜R4を形成し、この膜をマスクに酸化シリコン膜15をエッチングすることにより第1パッドP1上の酸化シリコン膜15を除去する。
【0056】
次いで、図24に示すように、レジスト膜R4を除去し、その後は実施の形態1において図11〜図18を参照しながら説明したように、ポリイミド膜17、再配線19、ポリイミド膜21およびバンプ電極23を順次形成する。この後、実施の形態1と同様の検査の後、ヒューズFを適宜切断することにより冗長救済し、その後、実装する。
【0057】
本実施の形態においても、実施の形態1の場合と同様に、再配線19を構成するシード層19bおよびバリアシード層19aのエッチングの際、隣爆防止膜7の表面が、絶縁膜15で覆われているため、このエッチング工程によって隣爆防止膜7が浸食されることがない。
【0058】
従って、実施の形態1と同様に、隣爆防止膜7の浸食や消失を防止し、半導体装置の特性を向上させることができる。また、半導体装置の歩留まりを向上させることができる。
【0059】
但し、本実施の形態においては、酸化シリコン膜15のエッチング工程が増加する。また、第1パッドP1に対し2回のマスク合わせを行う必要があり、マスクずれが大きくなる恐れがある。従って、実施の形態1の方が工程が簡略であり、また、微細加工に適する。
【0060】
(実施の形態3)
実施の形態1および2においては、酸化シリコン膜15により酸化シリコン膜5から突出した隣爆防止膜7の表面および側面を保護し、再配線19を構成するシード層19bおよびバリアシード層19aのエッチングの際の隣爆防止膜7の浸食や消失を防止したが、本実施の形態においては、ヒューズF上の絶縁膜のエッチングのタイミングを工夫することにより、隣爆防止膜7の浸食や消失を防止する。なお、窒化シリコン膜13の形成工程までは、図1〜図5を参照しながら説明した実施の形態1の場合と同様であるためその説明を省略する。また、以降の工程についても実施の形態1と同様の工程(処理)については、その詳細な説明を省略する。
【0061】
以下、図25〜図29を参照しながら本実施の形態の半導体装置の製造方法について説明する。図25〜図29は、本実施の形態の半導体装置の製造工程を説明するための基板の要部断面図である。
【0062】
図25に示すように、第4層配線M4上の窒化シリコン膜13および酸化シリコン膜11を選択的に除去し、第1パッドP1を露出させる。この際、ヒューズF上の絶縁膜(窒化シリコン膜13、酸化シリコン膜11および9)をエッチングすることにより、ヒューズF上の絶縁膜の厚さを低減するが、隣爆防止膜7の表面が露出しない程度のエッチング量とする。従って、隣爆防止膜7の上部には、酸化シリコン膜9が残存している。
【0063】
次いで、図26に示すように、ポリイミド膜17を形成した後、図27に示すように、バリアシード層(例えばTiN膜/Ti膜)19aおよびシード層(例えばCu膜)19bを形成する。ポリイミド膜17、バリアシード層19aおよびシード層19bは、それぞれ実施の形態1と同様に形成する。
【0064】
次いで、図27に示すように、実施の形態1と同様にレジスト膜R3を形成した後、配線溝の内部に電解メッキ法でCu膜19cおよびNi膜19dを形成する。
【0065】
次いで、図28に示すように、レジスト膜R3を除去した後、Cu膜19cおよびNi膜19dをマスクにしたウェットエッチングで不要となったシード層19bおよびバリアシード層19aを除去し、再配線19を形成する。
【0066】
本実施の形態においても、再配線19を構成するシード層19bおよびバリアシード層19aのエッチングの際、隣爆防止膜7の表面が、絶縁膜9で覆われているため、このエッチング工程によって隣爆防止膜7が浸食されることがない。従って、実施の形態1と同様に、半導体装置の特性を向上させることができる。また、半導体装置の歩留まりを向上させることができる。
【0067】
次いで、図29に示すように、ヒューズ形成領域以外の領域をレジスト膜R5で覆い、この膜をマスクにヒューズF上の絶縁膜(この場合酸化シリコン膜9および5)をエッチングし、ヒューズF上に残存する膜厚を200〜300nm程度とする。
【0068】
この後、レジスト膜R5を除去し、実施の形態1と同様にポリイミド膜21およびバンプ電極23を形成する。また、実施の形態1と同様の検査の後、ヒューズFを適宜切断することにより冗長救済し、その後、実装する。
【0069】
このように、ヒューズF上の絶縁膜のエッチング工程を、シード層19bおよびバリアシード層19aのエッチング工程の後に行うことにより隣爆防止膜7の浸食を防止することができる。
【0070】
但し、本実施の形態においては、ポリイミド膜17や再配線19が形成された後に、これらの領域を覆うレジスト膜R5を形成するため、レジスト膜R5の膜厚が大きくなる。また、レジスト膜R5の表面とヒューズ形成領域(酸化シリコン膜9)との標高差が大きくなる。
【0071】
レジスト膜は、一般的に回転塗布により形成され、厚く形成することが困難である。また、材料等を工夫することにより厚膜化が可能であるとしても、段差の大きい肩部(例えば図29のa部)においては、レジスト膜が流れてしまい再配線19上を被覆性良く覆うことが困難である。
【0072】
従って、一般的なレジスト材料やその形成方法を用いる場合には、実施の形態1や2に示す方法を用いた方が好ましい。
【0073】
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0074】
特に、本実施の形態1等においては、隣爆防止膜をTi/TiN膜のバリア膜とW膜との積層膜で構成し、また、再配線バリアシード層をTiN/Ti膜、シード層をCu膜で構成したが、これらの膜に限定されるものではなく、隣爆防止膜および再配線に金属膜、特に、高融点金属膜を用いる場合に広く適用できる。
【0075】
また、本実施の形態1等においては、SRAMを例に説明したが、この他、DRAMや不揮発性メモリ等、メモリセルの冗長救済を行う半導体集積回路装置に広く適用可能である。なお、ヒューズは、メモリセルの冗長救済用のものに限られない。例えば、ヒューズは、昇圧回路の出力電位を調整するためのヒューズ等、種々の回路に用いられる。このような冗長救済以外の用途に用いられるヒューズを有する半導体装置にも広く適用可能である。
【0076】
また、実施の形態1等においては、ヒューズFを第2層配線M2と同じ層で構成したが、他の配線層やMISFETを構成するゲート電極等と同じ層で構成しても良い。
【0077】
【発明の効果】
本願によって開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、以下の通りである。
【0078】
ヒューズ間に形成され、第1絶縁膜中に埋め込まれ、その上部が第1絶縁膜表面から突出した突出部を有する保護膜の突出部を、第2絶縁膜で覆ったので、保護膜の浸食や消失を防止し、半導体装置の特性を向上させることができる。また、半導体装置の歩留まりを向上させることができる。
【0079】
また、保護膜が浸食し得る工程の後に、ヒューズ間に形成された保護膜が埋め込まれた第1絶縁膜を後退させ保護膜の表面を露出させたので、半導体装置の特性を向上させることができる。また、半導体装置の歩留まりを向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の半導体装置の製造方法を示す基板の要部断面図である。
【図2】本発明の実施の形態1の半導体装置の製造方法を示す基板の要部断面図である。
【図3】本発明の実施の形態1である半導体装置の製造工程におけるヒューズ形成領域の要部平面図である。
【図4】本発明の実施の形態1である半導体装置の製造工程におけるヒューズ形成領域の要部断面図であり、図3のA−A断面図である。
【図5】本発明の実施の形態1の半導体装置の製造方法を示す基板の要部断面図である。
【図6】本発明の実施の形態1の半導体装置の製造方法を示す基板の要部断面図である。
【図7】本発明の実施の形態1の半導体装置の製造方法を示す基板の要部断面図である。
【図8】本発明の実施の形態1の半導体装置の製造方法を示す基板の要部断面図である。
【図9】本発明の実施の形態1の半導体装置の製造方法を示す基板の要部断面図である。
【図10】本発明の実施の形態1の半導体装置の製造方法を示す基板の要部断面図である。
【図11】本発明の実施の形態1の半導体装置の製造方法を示す基板の要部断面図である。
【図12】本発明の実施の形態1の半導体装置の製造方法を示す基板の要部断面図である。
【図13】本発明の実施の形態1の半導体装置の製造方法を示す基板の要部断面図である。
【図14】本発明の実施の形態1の半導体装置の製造方法を示す基板の要部断面図である。
【図15】本発明の実施の形態1の半導体装置の製造方法を示す基板の要部断面図である。
【図16】本発明の実施の形態1の半導体装置の製造方法を示す基板の要部断面図である。
【図17】本発明の実施の形態1の半導体装置の製造方法を示す基板の要部断面図である。
【図18】本発明の実施の形態1の半導体装置の製造方法を示す基板の要部断面図である。
【図19】本発明の実施の形態1の効果を説明するための半導体装置の製造工程を示す基板の要部断面図である。
【図20】本発明の実施の形態1の効果を説明するための半導体装置の製造工程を示す基板の要部断面図である。
【図21】本発明の実施の形態2の半導体装置の製造工程を説明するための基板の要部断面図である。
【図22】本発明の実施の形態2の半導体装置の製造工程を説明するための基板の要部断面図である。
【図23】本発明の実施の形態2の半導体装置の製造工程を説明するための基板の要部断面図である。
【図24】本発明の実施の形態2の半導体装置の製造工程を説明するための基板の要部断面図である。
【図25】本発明の実施の形態3の半導体装置の製造工程を説明するための基板の要部断面図である。
【図26】本発明の実施の形態3の半導体装置の製造工程を説明するための基板の要部断面図である。
【図27】本発明の実施の形態3の半導体装置の製造工程を説明するための基板の要部断面図である。
【図28】本発明の実施の形態3の半導体装置の製造工程を説明するための基板の要部断面図である。
【図29】本発明の実施の形態3の半導体装置の製造工程を説明するための基板の要部断面図である。
【符号の説明】
1 半導体基板(基板)
3 絶縁膜
5 酸化シリコン膜
7 隣爆防止膜
9 酸化シリコン膜(絶縁膜)
11 酸化シリコン膜
13 窒化シリコン膜
15 酸化シリコン膜(絶縁膜)
17 ポリイミド膜
19 再配線
19a バリアシード層
19b シード層
19c Cu膜
19d Ni膜
21 ポリイミド膜
23 バンプ電極
F ヒューズ
M2 第2層配線
M3 第3層配線
M4 第4層配線
MVIA2 ビア
MVIA3 ビア
OA1 開口部
OA2 開口部
P1 第1パッド
P2 第2パッド
R1 レジスト膜
R2 レジスト膜
R3 レジスト膜
R4 レジスト膜
R5 レジスト膜

Claims (5)

  1. (a)第1導電性膜よりなる2以上のヒューズと、
    (b)前記ヒューズ間に形成された保護膜と、
    を有する半導体装置であって、
    (c)前記2以上のヒューズ上には第1絶縁膜が形成され、
    (d)前記保護膜は、前記第1絶縁膜中に埋め込まれ、その上部は前記第1絶縁膜表面から突出した突出部を有し、
    (e)前記突出部は、第2絶縁膜で覆われていることを特徴とする半導体装置。
  2. 前記半導体装置は、前記導電性膜よりなる配線と前記配線上に形成された接続部を有し、
    前記ヒューズは、前記配線と同じ層に位置し、
    前記保護膜は、前記接続部と同じ層に位置し、
    前記配線上の前記第1絶縁膜は、前記ヒューズ上の前記第1絶縁膜より厚いことを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  3. 前記半導体装置は、前記配線の上方に再配線を有し、
    前記再配線は、バリア膜とメッキ膜とを有することを特徴とする請求項2記載の半導体装置。
  4. 前記保護膜および前記接続部は、高融点金属を有することを特徴とする請求項2記載の半導体装置。
  5. (a)半導体基板の上方に第1導電性膜を形成し、パターニングすることにより第1配線と2以上のヒューズを形成する工程と、
    (b)前記第1配線および前記ヒューズ上に第1絶縁膜を堆積する工程と、
    (c)前記第1絶縁膜を選択的に除去し、導電性膜を埋め込むことにより、前記第1配線上に接続部を形成し、前記ヒューズ間に保護膜を形成する工程と、
    (d)前記ヒューズ上の前記第1絶縁膜を前記保護膜の表面が露出するまで後退させる工程と、
    (e)前記(d)工程の後、前記保護膜の表面を覆う第2絶縁膜を形成する工程と、
    を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
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