JP2005011033A - 送迎サービス支援装置及びこれを用いた送迎支援システム - Google Patents
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Abstract
【課題】サービス事業者側への負担を大幅に軽減しながら、送迎サービスを受ける各利用者の自宅付近に送迎車が到着する時刻をある程度正確に各利用者の保護者に通知できるようにする。
【解決手段】送迎サービスを受ける各利用者の個人情報、送迎サービスを行うサービス事業者に関する事業者情報、送迎サービスの予約に関する予約情報をデータベース3a,3b,3cにそれぞれ格納しておく。情報処理サーバ2は、これら各データベース3a,3b,3cに格納された情報を利用して、送迎ルート決定部12にて送迎ルートを決定し、到着予定時刻算出部13にて送迎車が各利用者の自宅付近に到着する予定時刻を算出する。そして、到着予定時刻通知部14が、算出された到着予定時刻を各利用者の保護者が所有する保護者端末に電子メールにて通知する。
【選択図】 図2
【解決手段】送迎サービスを受ける各利用者の個人情報、送迎サービスを行うサービス事業者に関する事業者情報、送迎サービスの予約に関する予約情報をデータベース3a,3b,3cにそれぞれ格納しておく。情報処理サーバ2は、これら各データベース3a,3b,3cに格納された情報を利用して、送迎ルート決定部12にて送迎ルートを決定し、到着予定時刻算出部13にて送迎車が各利用者の自宅付近に到着する予定時刻を算出する。そして、到着予定時刻通知部14が、算出された到着予定時刻を各利用者の保護者が所有する保護者端末に電子メールにて通知する。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、送迎車による送迎サービスを支援する送迎サービス支援装置、特に、保護者が必要なサービス利用者を自宅まで送迎する送迎サービスに有用なサービス支援装置及びこれを用いた送迎支援システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、高齢者人口の増加に伴って介護を必要とする高齢者の数が年々増加しており、従来の老人福祉制度では充実した介護サービスの提供が困難な状況となってきている。そこで、老人介護についての制度的な見直しが図られ、高齢者社会に適した制度として介護保険制度が施行されて、現在、この介護保険制度に基づく介護サービスを効率良く実施するための検討が様々な観点からなされている。
【0003】
介護保険制度に基づく介護サービスの種類としては、介護サービスを提供するサービス事業者のスタッフが被介護者の自宅に出向いてサービスを行う訪問介護や、被介護者が介護施設に通ってサービスを受けるデイケア等の通所による介護サービスがある。このうち、デイケア等の通所による介護サービスでは、通常、介護サービスの一環として、サービス事業者が送迎車を用いて被介護者の送迎を行うようにしている(例えば、特許文献1参照。)。
【0004】
このような送迎サービスは、特許文献1に記載されているように、予め定められた送迎ルート中の適所に送迎車を停車させる送迎場所を設定して、この送迎場所で被介護者を乗降させるようにしているのが一般的であるが、被介護者が送迎場所まで出向く負担を軽減させるべく、送迎予約の状況に応じて、送迎車が各被介護者の自宅付近を巡るような送迎ルートをその都度設定して、各被介護者をそれぞれの自宅付近まで送り迎えする送迎サービスも提案されている。
【0005】
以上のような送迎サービスを行う場合、これまでは、サービス事業者のスタッフが、1台の送迎車で送迎する各被介護者の自宅位置をそれぞれ確認して、各被介護者の自宅を中継地とした一連の送迎ルートを設定するようにしていた。そして、送迎車が被介護者の自宅付近に到着したときに被介護者の保護者が確実に在宅しているように、サービス事業者のスタッフは、設定した送迎ルートに基づいて、各被介護者の自宅付近へのおおよその到着時刻を予測して、その到着予定時刻を各被介護者の保護者に通知するようにしていた。
【0006】
【特許文献1】
特開2002−312896号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、以上のようにサービス事業者のスタッフが送迎サービスを行う度に送迎ルートを設定したり、被介護者の保護者におおよその到着予定時刻の通知を行ったりする方法では、サービス事業者のスタッフにかかる負担が過大となるばかりか、各被介護者の保護者も正確な送迎車の到着予定時刻を把握することができないため、ある程度の幅を持って自宅で待機していなければならず、被介護者の保護者にとっても不満が残るものとなる。
【0008】
本発明は、以上のような従来の実情に鑑みて創案されたものであって、サービス事業者側への負担を大幅に軽減しながら、送迎サービスを受ける各利用者の自宅付近に送迎車が到着する時刻をある程度正確に各利用者の保護者に通知できる送迎サービス支援装置及びこれを用いた送迎支援システムを提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る送迎サービス支援装置は、送迎サービスを行うサービス事業者の端末と、送迎サービスを受ける各利用者の保護者が所有する端末と、送迎車に搭載された車載機端末との間で、それぞれ通信ネットワークを利用した情報の送受信を行って、送迎サービスを支援するものであり、少なくとも、各利用者の自宅位置の情報及び各利用者の保護者が所有する端末の電子メールアドレスを含む個人情報と、サービス事業者による送迎サービスの予約状況を示す送迎サービス予約情報とが格納されるデータベースと、前記データベースに格納された送迎サービス予約情報に基づいて、送迎車の送迎ルートを決定する送迎ルート決定手段と、前記送迎車の出発予定時刻と、前記送迎ルート決定手段により決定された送迎ルートと、前記データベースに個人情報として格納された各利用者の自宅位置の情報とに基づいて、前記送迎車が各利用者の自宅付近に到着する予定時刻を各々算出する到着予定時刻算出手段と、前記到着予定時刻算出手段により算出された到着予定時刻を、各利用者の保護者が所有する端末に電子メールで通知する到着予定時刻通知手段とを備えることを特徴としている。
【0010】
また、本発明に係る送迎支援システムは、送迎サービス支援装置が、送迎サービスを行うサービス事業者の端末と、送迎サービスを受ける各利用者の保護者が所有する端末と、送迎車に搭載された車載機端末との間で、それぞれ通信ネットワークを利用した情報の送受信を行って、送迎サービスを支援するものであり、前記送迎サービス支援装置が、少なくとも、各利用者の自宅位置の情報及び各利用者の保護者が所有する端末の電子メールアドレスを含む個人情報と、サービス事業者による送迎サービスの予約状況を示す送迎サービス予約情報とが格納されるデータベースと、前記データベースに格納されたサービス予約情報に基づいて、送迎車の送迎ルートを決定する送迎ルート決定手段と、前記送迎車の出発予定時刻と、前記送迎ルート決定手段により決定された送迎ルートと、前記データベースに個人情報として格納された各利用者の自宅位置の情報とに基づいて、前記送迎車が各利用者の自宅付近に到着する予定時刻を各々算出する到着予定時刻算出手段と、前記到着予定時刻算出手段により算出された到着予定時刻を、各利用者の保護者が所有する端末に電子メールで通知する到着予定時刻通知手段とを備えることを特徴としている。
【0011】
以上のような送迎サービス支援装置では、送迎サービスの予約が行われてその情報が送迎サービス予約情報としてデータベースに格納されると、送迎ルート決定手段が、データベースに格納された送迎サービス予約情報に基づき、例えば既知の経路探索技術等を用いて送迎車が各利用者の自宅付近を効率的に辿るような一連の送迎ルートを決定する。そして、送迎ルート決定手段により送迎ルートが決定されて、送迎車の出発予定時刻が指定されると、到着予定時刻算出手段が、送迎車の出発予定時刻や、決定された送迎ルート、データベースに個人情報として格納された利用者の自宅位置の情報に基づいて、送迎車が各利用者の自宅付近に到着する予定時刻を各々算出し、到着予定時刻通知手段が、算出された到着予定時刻を各利用者の保護者が所有する端末に電子メールで通知する。
【0012】
【発明の効果】
本発明によれば、送迎サービスの予約が行われてその情報がデータベースに格納されると、効率的な送迎車の送迎ルートが自動的に決定されると共に、送迎車が各利用者の自宅付近に到着する予定時刻が自動的に算出されて、各利用者の保護者が所有する端末に電子メールで通知されるので、送迎サービスを行うサービス事業者側で以上のような作業を行う必要がなく、サービス事業者側の負担が大幅に軽減されることになる。また、各利用者の保護者に通知される到着予定時刻は、送迎車の出発予定時刻や、決定された送迎ルート、データベースに格納された利用者の自宅位置の情報に基づいて算出されるので、サービス事業者のスタッフが到着予定時刻を予測して通知する場合に比べて、より正確な到着予定時刻を各利用者の保護者に伝えることができ、保護者にとっても利便性の高い送迎サービスを実現できる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、ここでは介護保険制度に基づく介護サービスの一環として行われる送迎サービスを支援する送迎支援システムを例に挙げて具体的に説明するが、本発明は、ここで挙げる例に限らず、保護者による保護が必要とされるサービス利用者を、送迎車を用いて自宅付近まで送迎する送迎サービスを行う場合に広く適用可能である。
【0014】
本発明を適用した送迎支援システムの概略的なシステム構成を図1に示す。この送迎支援システムは、ASP(アプリケーション・サービス・プロバイダ)型のシステムとして構築されるものであり、通信ネットワークであるインターネット1に情報処理サーバ2が接続され、この情報処理サーバ2に個人情報データベース3a、事業者情報データベース3b、予約情報データベース3cがそれぞれ接続されている。これら情報処理サーバ2及び各データベース3a,3b,3cは、本発明に特徴的な送迎サービス支援装置として機能するものである。
【0015】
この送迎支援システムでは、送迎サービスを行うサービス事業者の端末(以下、事業者端末4という。)や、送迎サービスを受ける被介護者の保護者が所有する端末(以下、保護者端末5という。)、送迎サービスに用いられる送迎車に搭載された車載機端末6がそれぞれインターネット1に接続可能とされており、これら事業者端末4、保護者端末5、車載機端末6と情報処理サーバ2との間で、インターネット1を利用した情報の送受信が行えるようになっている。ここで、事業者端末4としては、インターネット1経由で情報処理サーバ2との間で情報の送受信を行うための通信機能を備えたあらゆる端末が適用可能である。また、保護者端末5としては、インターネット1経由で情報処理サーバ2との間で情報の送受信を行うための通信機能を備え、特に電子メールの送受信機能を備えたあらゆる端末が適用可能であるが、保護者が情報処理サーバ2からの電子メールをいつでも確認できるように、保護者端末5としては携帯電話機等の携帯端末を用いることが望ましい。また、車載機端末6としては、GPS(Global Positioning System)のような現在位置情報を取得し得る機能と、インターネット1経由で情報処理サーバ2との間で情報の送受信を行うための通信機能とを備えたものが適用可能である。
【0016】
個人情報データベース3aは、本システムの利用者として登録された被介護者に関する個人情報を更新可能に保持するものである。ここで、個人情報としては、各被介護者の要介護度の階級や身体的な状態、必要な介護の種類、自宅位置を示す位置情報、被介護者の保護者が所有する保護者端末5の電子メールアドレスといった情報が挙げられ、これらの個人情報が各被介護者に割り当てられたユーザIDに対応付けられて個人情報データベース3aに格納されている。この個人情報データベース3aに格納された個人情報は、各被介護者の保護者が所有する保護者端末5からの入力に応じて、適宜変更されるようになっている。
【0017】
事業者情報データベース3bは、送迎サービスを含む介護サービスを行うサービス事業者に関する情報(事業者情報)を更新可能に保持するものである。ここで、事業者情報としては、例えば、各サービス事業者が提供している介護サービスの種類や各施設の設備、各施設の位置を示す位置情報、介護スタッフの人数や勤怠状況、送迎車の台数といった情報が挙げられ、これらの事業者情報が各サービス業者に割り当てられたユーザIDに対応付けられて事業者情報データベース3bに格納されている。この事業者情報データベース3bに格納された事業者情報は、各事業者端末4からの入力に応じて、適宜更新されるようになっている。
【0018】
予約情報データベース3cは、各サービス事業者による送迎サービスの予約状況を示す情報(送迎サービス予約情報)を更新可能に保持するものである。この送迎サービス予約情報は、後述する情報処理サーバ2の予約処理部11によって送迎サービスの予約処理が行われる度に、予約情報データベース3cに格納されるようになっている。
【0019】
なお、ここでは、本発明の特徴を分かり易く説明するために、以上の各データベース3a,3b,3cを分けて説明しているが、これらはハード的に一体に構成されていてもよく、また、情報処理サーバ2の内部に組み込まれていてもよい。
【0020】
情報処理サーバ2は、マイクロコンピュータで各種アプリケーションプログラムを実行することにより様々な機能を実現するものであり、特に、本発明を適用した送迎支援システムにおいては、図2に示すように、情報処理サーバ2にて、予約処理部11、送迎ルート決定部12、到着予定時刻算出部13、到着予定時刻通知部14、動態把握部15の各機能が実現されるようになっている。
【0021】
予約処理部11は、被介護者の保護者からの要請に応じて、サービス事業者による送迎サービスの予約を行うものである。具体的には、この予約処理部11は、被介護者の保護者から保護者端末5を用いた送迎サービスの予約入力が行われたときに、該当するサービス事業者の事業者端末4宛にその旨を通知して、事業者端末4から予約を受け付ける旨の応答があったときに、そのサービス事業者の送迎サービスを被介護者が受けるものとして予約を確定させる。この予約処理部11の処理結果は予約情報データベース3cに反映されるようになっており、予約情報データベース3cに格納された送迎サービス予約情報を参照することで、各サービス事業者の送迎サービスに対してどの被介護者が予約しているかが把握できるようになっている。
【0022】
送迎ルート決定部12は、予約情報データベース3cに格納された送迎サービス予約情報に基づいて、サービス事業者が送迎サービスを行う際の送迎車の送迎ルートを決定するものである。具体的には、送迎ルート決定部12は、予約情報データベース3cから送迎サービス予約情報を読み出して、送迎サービスを受ける各被介護者の自宅位置を抽出し、例えば既知のダイクストラ法等の経路探索技術を用いて送迎車が各被介護者の自宅付近を効率的に辿るような一連の送迎ルートを作成する。
【0023】
この送迎ルート決定部12により作成された送迎ルートの情報は、送迎サービスを行うサービス事業者の事業者端末4に通知される。そして、事業者端末4から変更指示があった場合には、送迎ルート決定部12は、その変更指示に応じて送迎ルートを変更する。また、後述するように到着予定時刻の通知を受けた被介護者の保護者が保護者端末5を用いて変更指示を行った場合にも、送迎ルート決定部12は、その変更指示に応じて送迎ルートを変更する。そして、所定の変更締め切り時(例えば送迎開始予定時刻の1時間前)となった時点で送迎ルートが確定し、確定した送迎ルートの情報が送迎車に搭載された車載機端末6に通知される。これにより、例えば車載機端末6により送迎ルートの情報に基づく経路案内等が行われ、送迎車の送迎ルートに沿った走行が実施されることになる。
【0024】
到着予定時刻算出部13は、送迎車の出発予定時刻と、送迎ルート決定部12により決定された送迎ルートと、個人情報データベース3aに格納された送迎サービスを受ける被介護者の自宅位置を示す位置情報とに基づいて、送迎車が各被介護者の自宅付近に到着する予定時刻を各々算出するものである。すなわち、一連の経路上の各経由地への到着時刻は、出発地点から各経由地までの経路の距離及び送迎車の平均的な走行速度から各経由地までの所要時間を求め、これを出発予定時刻に加算することによってある程度正確に算出することができ、到着予定時刻算出部13は、このような方法で送迎車が各被介護者の自宅付近に到着する予定時刻を算出するようにしている。なお、送迎車の出発予定時刻については、サービス事業者に事業者端末4を用いてその都度入力させるようにしてもよいし、日毎の出発予定時刻に殆ど変更がない場合には、事業者情報として事業者情報データベース3bに格納しておくようにしてもよい。
【0025】
到着予定時刻通知部14は、到着予定時刻算出部13によって算出された到着予定時刻、すなわち、送迎車が各被介護者の自宅付近に到着する予定時刻を、各被介護者の保護者が所有する保護者端末5に電子メールで通知するものである。具体的には、到着予定時刻通知部14は、到着予定時刻算出部13によって送迎車が各被介護者の自宅付近に到着する予定時刻が算出されたときに、個人情報データベース3aから該当する被介護者の保護者が所有する保護者端末5の電子メールアドレスを読み出して電子メールの送付先を特定すると共に、所定の定型文に宛先及び到着予定時刻を加えたテキストデータを作成し、これを特定した送付先に電子メールとして送付する。これにより、送迎サービスを受ける各被介護者の保護者が所有する保護者端末5には、例えば図3に示すように、各被介護者毎にそれぞれの自宅付近への到着予定時刻を通知する内容の電子メールが送付されることになる。
【0026】
このとき、保護者端末5に送付される電子メールには、到着時刻の変更を受け付ける変更指示入力画面へのリンクが設けられており、被介護者の保護者が到着時刻の変更を希望する場合には、このリンクを指定して保護者端末5に図4に示すような変更指示入力画面を表示させ、この変更指示入力画面から、希望する到着時刻を入力できるようになっている。介護サービスの一環として行われる送迎サービスでは、被介護者を自宅に送迎する場合に、送迎車が到着したときに被介護者の保護者が確実に在宅しているようにして、サービス事業者のスタッフと被介護者の保護者との間で被介護者の受け渡しを行う必要があり、本発明を適用した送迎支援システムでは、このような観点から、被介護者の保護者による変更指示を受け付けて、被介護者の保護者が確実に在宅している時間に送迎車を被介護者の自宅付近に到着させるようにしている。
【0027】
なお、被介護者の保護者により到着時刻の変更指示があった場合には、上述したように、送迎ルート決定部12によって送迎車の送迎ルートが変更される。そして、必要な場合には、到着予定時刻算出部13によって各被介護者の自宅付近への到着予定時刻が再度算出され、新たに算出された到着予定時刻が到着予定時刻通知部14によって各被介護者の保護者が所有する保護者端末5に電子メールにて通知される。
【0028】
動態把握部15は、送迎車が出発して送迎を開始した後に、送迎車に搭載された車載機端末6から定期的に送られる送迎車の現在位置情報に基づいて、移動している送迎車の動態把握を行うものである。本発明を適用した送迎支援システムでは、情報処理サーバ2がこの動態把握部15の機能を有することで、送迎を行っている各送迎車がどのようなルートを通って現在どの位置にいるかを情報処理サーバ2にて常に把握できるようになっている。そして、情報処理サーバ2では、特に、動態把握部15によって送迎車が被介護者の自宅付近に近付いたと判断されたときに、到着予定時刻算出部13が送迎車の現在位置情報とこの被介護者の自宅位置の情報とに基づいて、送迎車がこの被介護者の自宅付近に到着するまでの残り時間を算出するようにしている。そして、到着予定時刻通知部14が、到着予定時刻算出部13によって算出された到着までの残り時間を、被介護者の保護者が所有する保護者端末5に、例えば図5に示すような内容の電子メールにて通知するようにしている。この場合にも、保護者端末5に送付される電子メールには、到着時刻の変更を受け付ける変更指示入力画面へのリンクが設けられており、被介護者の保護者が到着時刻の変更を希望する場合には、このリンクを指定して保護者端末5に図4に示したような変更指示入力画面を表示させ、この変更指示入力画面から、希望する到着時刻を入力できるようになっている。
【0029】
ここで、本発明を適用した送迎支援システムにおける処理の概要について、図6のタイムチャートを参照して簡単に説明する。
【0030】
先ず、被介護者の保護者が保護者端末5を用いて情報処理サーバ2にアクセスして、送迎サービスの予約入力を行うと、情報処理サーバ2から送迎サービスを行うサービス事業者の事業者端末4にその旨が通知される。そして、事業者端末4から予約を受け付ける旨の応答が情報処理サーバ2に対してなされると、情報処理サーバ2の予約処理部11により予約が確定され、その情報が予約情報データベース3cに格納される。このような送迎サービスの予約は、例えば送迎サービスを行う前日といったように予め決められた予約締め切り時まで受け付けられる。
【0031】
予約締め切り時が経過すると、情報処理サーバ2の送迎ルート決定部12により予約情報データベース3cに格納された送迎サービス予約情報に基づいて最適な送迎ルートが作成され、到着予定時刻算出部13により各被介護者の自宅付近に送迎車が到着する予定時刻が各々算出される。そして、情報処理サーバ2からサービス事業者の事業者端末4に送迎ルートが通知され、また、情報処理サーバ2から各被介護者の保護者が所有する保護者端末5に到着予定時刻がそれぞれ電子メールで通知される。
【0032】
ここで、送迎ルートの通知を受けたサービス事業者の事業者端末4から情報処理サーバ2に対して送迎ルートの変更を指示する旨の応答があった場合や、到着予定時刻の通知を受けた被介護者の保護者が所有する保護者端末5から到着予定時刻の変更を指示する旨の応答があった場合には、その変更指示に応じて、送迎ルート決定部12により送迎ルートの編集が行われ、到着予定時刻算出部13により各被介護者の自宅付近への到着予定時刻が新たに算出される。そして、新たな送迎ルートが再度事業者端末5に通知されると共に、新たな到着予定時刻が各保護者端末5に再度通知される。このような送迎ルートの変更は、例えば送迎開始予定時刻の1時間前といったように予め決められた変更締め切り時まで受け付けられる。
【0033】
変更締め切り時が経過すると、送迎ルートが確定されて、確定された送迎ルートの情報が送迎サービスを行うサービス事業者の事業者端末4と、送迎車に搭載された車載機端末6とにそれぞれ通知される。そして、送迎開始予定時刻になると、送迎車が、情報処理サーバ2から通知された送迎ルートに従った送迎を開始させる。
【0034】
送迎車が送迎を開始すると、送迎車に搭載された車載機端末6により所定タイミング毎に送迎車の現在位置を示す位置情報が取得されて、情報処理サーバ2に送信される。情報処理サーバ2では、この車載機端末6から送信される現在位置情報に基づいて、動態把握部15により、移動している送迎車の動態把握が行われる。そして、この動態把握部15によって送迎車が被介護者の自宅付近に近付いたと判断されると、到着予定時刻算出部13により、現在位置情報と被介護者の自宅位置の情報とに基づいて到着までの残り時間が算出され、到着予定時刻通知部14により、被介護者の保護者が所有する保護者端末5に対して、到着までの残り時間が電子メールにて通知される。
【0035】
ここで、到着までの残り時間の通知を受けた被介護者の保護者が、その時間に在宅していないために到着時刻の変更を希望する場合には、保護者端末5から到着時刻の変更指示がなされる。情報処理サーバ2では、保護者端末5から変更指示があると、その変更指示に応じて、例えば変更指示があった被介護者の自宅を後で経由するような新たな送迎ルートが送迎ルート決定部12により作成され、新たな送迎ルートの情報が事業者端末5及び車載機端末6に通知される。その後、送迎車は、新たに通知された送迎ルートに従って送迎を継続し、全ての被介護者の自宅付近を経由して被介護者の乗降を行う。そして、全ての被介護者の乗降が行われた後に目的地に到着し、送迎が完了する。
【0036】
以上説明したように、本発明を適用した送迎支援システムでは、送迎サービスの予約から送迎ルートの設定、到着予定時刻の算出及びその連絡といった一連の処理が情報処理サーバ2において自動的に行われるので、送迎サービスを行うサービス事業者側の負担を大幅に軽減できる。また、送迎サービスを受ける各被介護者の保護者に通知される到着予定時刻は、送迎車の出発予定時刻や、決定された送迎ルート、個人情報データベース3aに格納された被介護者の自宅位置の情報に基づいて算出されるので、サービス事業者のスタッフが到着予定時刻を予測して通知する場合に比べて、より正確な到着予定時刻を各被介護者の保護者に伝えることができ、被介護者の保護者の拘束時間を短縮できる。
【0037】
また、本発明を適用した送迎支援システムでは、情報処理サーバ2の動態把握部15により送迎車の動態把握が行われ、送迎車が被介護者の自宅付近に近付いたときに、到着までの残り時間が被介護者の保護者が所有する保護者端末5に通知されるので、被介護者の保護者は、送迎車の到着時刻をより正確に把握することができ、到着時刻には確実に在宅して被介護者の受け渡しを確実に行うことができる。更に、本発明を適用した送迎支援システムでは、サービス事業者からの要請や被介護者の保護者からの要請に応じて、送迎ルート(被介護者の自宅付近への到着予定時刻)が適宜変更されるようになっているので、サービス事業者や被介護者の保護者の希望に沿った質の高い送迎サービスを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した送迎支援システムの全体構成を示す概略構成図である。
【図2】本発明を適用した送迎支援システムに用いられる情報処理サーバの構成を示すブロック図である。
【図3】保護者端末に表示される画面表示例を示す図であり、到着予定時刻を通知する電子メールの表示例を示す図である。
【図4】保護者端末に表示される画面表示例を示す図であり、到着予定時刻の変更指示を行うための入力画面例を示す図である。
【図5】保護者端末に表示される画面表示例を示す図であり、到着までの残り時間を通知する電子メールの表示例を示す図である。
【図6】本発明を適用した送迎支援システムにおける処理の概要を示すタイムチャートである。
【符号の説明】
1 インターネット
2 情報処理サーバ
3a 個人情報データベース
3b 事業者情報データベース
3c 予約情報データベース
4 事業者端末
5 保護者端末
6 車載機端末
11 予約処理部
12 送迎ルート決定部
13 到着予定時刻算出部
14 到着予定時刻通知部
15 導体把握部
【発明の属する技術分野】
本発明は、送迎車による送迎サービスを支援する送迎サービス支援装置、特に、保護者が必要なサービス利用者を自宅まで送迎する送迎サービスに有用なサービス支援装置及びこれを用いた送迎支援システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、高齢者人口の増加に伴って介護を必要とする高齢者の数が年々増加しており、従来の老人福祉制度では充実した介護サービスの提供が困難な状況となってきている。そこで、老人介護についての制度的な見直しが図られ、高齢者社会に適した制度として介護保険制度が施行されて、現在、この介護保険制度に基づく介護サービスを効率良く実施するための検討が様々な観点からなされている。
【0003】
介護保険制度に基づく介護サービスの種類としては、介護サービスを提供するサービス事業者のスタッフが被介護者の自宅に出向いてサービスを行う訪問介護や、被介護者が介護施設に通ってサービスを受けるデイケア等の通所による介護サービスがある。このうち、デイケア等の通所による介護サービスでは、通常、介護サービスの一環として、サービス事業者が送迎車を用いて被介護者の送迎を行うようにしている(例えば、特許文献1参照。)。
【0004】
このような送迎サービスは、特許文献1に記載されているように、予め定められた送迎ルート中の適所に送迎車を停車させる送迎場所を設定して、この送迎場所で被介護者を乗降させるようにしているのが一般的であるが、被介護者が送迎場所まで出向く負担を軽減させるべく、送迎予約の状況に応じて、送迎車が各被介護者の自宅付近を巡るような送迎ルートをその都度設定して、各被介護者をそれぞれの自宅付近まで送り迎えする送迎サービスも提案されている。
【0005】
以上のような送迎サービスを行う場合、これまでは、サービス事業者のスタッフが、1台の送迎車で送迎する各被介護者の自宅位置をそれぞれ確認して、各被介護者の自宅を中継地とした一連の送迎ルートを設定するようにしていた。そして、送迎車が被介護者の自宅付近に到着したときに被介護者の保護者が確実に在宅しているように、サービス事業者のスタッフは、設定した送迎ルートに基づいて、各被介護者の自宅付近へのおおよその到着時刻を予測して、その到着予定時刻を各被介護者の保護者に通知するようにしていた。
【0006】
【特許文献1】
特開2002−312896号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、以上のようにサービス事業者のスタッフが送迎サービスを行う度に送迎ルートを設定したり、被介護者の保護者におおよその到着予定時刻の通知を行ったりする方法では、サービス事業者のスタッフにかかる負担が過大となるばかりか、各被介護者の保護者も正確な送迎車の到着予定時刻を把握することができないため、ある程度の幅を持って自宅で待機していなければならず、被介護者の保護者にとっても不満が残るものとなる。
【0008】
本発明は、以上のような従来の実情に鑑みて創案されたものであって、サービス事業者側への負担を大幅に軽減しながら、送迎サービスを受ける各利用者の自宅付近に送迎車が到着する時刻をある程度正確に各利用者の保護者に通知できる送迎サービス支援装置及びこれを用いた送迎支援システムを提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る送迎サービス支援装置は、送迎サービスを行うサービス事業者の端末と、送迎サービスを受ける各利用者の保護者が所有する端末と、送迎車に搭載された車載機端末との間で、それぞれ通信ネットワークを利用した情報の送受信を行って、送迎サービスを支援するものであり、少なくとも、各利用者の自宅位置の情報及び各利用者の保護者が所有する端末の電子メールアドレスを含む個人情報と、サービス事業者による送迎サービスの予約状況を示す送迎サービス予約情報とが格納されるデータベースと、前記データベースに格納された送迎サービス予約情報に基づいて、送迎車の送迎ルートを決定する送迎ルート決定手段と、前記送迎車の出発予定時刻と、前記送迎ルート決定手段により決定された送迎ルートと、前記データベースに個人情報として格納された各利用者の自宅位置の情報とに基づいて、前記送迎車が各利用者の自宅付近に到着する予定時刻を各々算出する到着予定時刻算出手段と、前記到着予定時刻算出手段により算出された到着予定時刻を、各利用者の保護者が所有する端末に電子メールで通知する到着予定時刻通知手段とを備えることを特徴としている。
【0010】
また、本発明に係る送迎支援システムは、送迎サービス支援装置が、送迎サービスを行うサービス事業者の端末と、送迎サービスを受ける各利用者の保護者が所有する端末と、送迎車に搭載された車載機端末との間で、それぞれ通信ネットワークを利用した情報の送受信を行って、送迎サービスを支援するものであり、前記送迎サービス支援装置が、少なくとも、各利用者の自宅位置の情報及び各利用者の保護者が所有する端末の電子メールアドレスを含む個人情報と、サービス事業者による送迎サービスの予約状況を示す送迎サービス予約情報とが格納されるデータベースと、前記データベースに格納されたサービス予約情報に基づいて、送迎車の送迎ルートを決定する送迎ルート決定手段と、前記送迎車の出発予定時刻と、前記送迎ルート決定手段により決定された送迎ルートと、前記データベースに個人情報として格納された各利用者の自宅位置の情報とに基づいて、前記送迎車が各利用者の自宅付近に到着する予定時刻を各々算出する到着予定時刻算出手段と、前記到着予定時刻算出手段により算出された到着予定時刻を、各利用者の保護者が所有する端末に電子メールで通知する到着予定時刻通知手段とを備えることを特徴としている。
【0011】
以上のような送迎サービス支援装置では、送迎サービスの予約が行われてその情報が送迎サービス予約情報としてデータベースに格納されると、送迎ルート決定手段が、データベースに格納された送迎サービス予約情報に基づき、例えば既知の経路探索技術等を用いて送迎車が各利用者の自宅付近を効率的に辿るような一連の送迎ルートを決定する。そして、送迎ルート決定手段により送迎ルートが決定されて、送迎車の出発予定時刻が指定されると、到着予定時刻算出手段が、送迎車の出発予定時刻や、決定された送迎ルート、データベースに個人情報として格納された利用者の自宅位置の情報に基づいて、送迎車が各利用者の自宅付近に到着する予定時刻を各々算出し、到着予定時刻通知手段が、算出された到着予定時刻を各利用者の保護者が所有する端末に電子メールで通知する。
【0012】
【発明の効果】
本発明によれば、送迎サービスの予約が行われてその情報がデータベースに格納されると、効率的な送迎車の送迎ルートが自動的に決定されると共に、送迎車が各利用者の自宅付近に到着する予定時刻が自動的に算出されて、各利用者の保護者が所有する端末に電子メールで通知されるので、送迎サービスを行うサービス事業者側で以上のような作業を行う必要がなく、サービス事業者側の負担が大幅に軽減されることになる。また、各利用者の保護者に通知される到着予定時刻は、送迎車の出発予定時刻や、決定された送迎ルート、データベースに格納された利用者の自宅位置の情報に基づいて算出されるので、サービス事業者のスタッフが到着予定時刻を予測して通知する場合に比べて、より正確な到着予定時刻を各利用者の保護者に伝えることができ、保護者にとっても利便性の高い送迎サービスを実現できる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、ここでは介護保険制度に基づく介護サービスの一環として行われる送迎サービスを支援する送迎支援システムを例に挙げて具体的に説明するが、本発明は、ここで挙げる例に限らず、保護者による保護が必要とされるサービス利用者を、送迎車を用いて自宅付近まで送迎する送迎サービスを行う場合に広く適用可能である。
【0014】
本発明を適用した送迎支援システムの概略的なシステム構成を図1に示す。この送迎支援システムは、ASP(アプリケーション・サービス・プロバイダ)型のシステムとして構築されるものであり、通信ネットワークであるインターネット1に情報処理サーバ2が接続され、この情報処理サーバ2に個人情報データベース3a、事業者情報データベース3b、予約情報データベース3cがそれぞれ接続されている。これら情報処理サーバ2及び各データベース3a,3b,3cは、本発明に特徴的な送迎サービス支援装置として機能するものである。
【0015】
この送迎支援システムでは、送迎サービスを行うサービス事業者の端末(以下、事業者端末4という。)や、送迎サービスを受ける被介護者の保護者が所有する端末(以下、保護者端末5という。)、送迎サービスに用いられる送迎車に搭載された車載機端末6がそれぞれインターネット1に接続可能とされており、これら事業者端末4、保護者端末5、車載機端末6と情報処理サーバ2との間で、インターネット1を利用した情報の送受信が行えるようになっている。ここで、事業者端末4としては、インターネット1経由で情報処理サーバ2との間で情報の送受信を行うための通信機能を備えたあらゆる端末が適用可能である。また、保護者端末5としては、インターネット1経由で情報処理サーバ2との間で情報の送受信を行うための通信機能を備え、特に電子メールの送受信機能を備えたあらゆる端末が適用可能であるが、保護者が情報処理サーバ2からの電子メールをいつでも確認できるように、保護者端末5としては携帯電話機等の携帯端末を用いることが望ましい。また、車載機端末6としては、GPS(Global Positioning System)のような現在位置情報を取得し得る機能と、インターネット1経由で情報処理サーバ2との間で情報の送受信を行うための通信機能とを備えたものが適用可能である。
【0016】
個人情報データベース3aは、本システムの利用者として登録された被介護者に関する個人情報を更新可能に保持するものである。ここで、個人情報としては、各被介護者の要介護度の階級や身体的な状態、必要な介護の種類、自宅位置を示す位置情報、被介護者の保護者が所有する保護者端末5の電子メールアドレスといった情報が挙げられ、これらの個人情報が各被介護者に割り当てられたユーザIDに対応付けられて個人情報データベース3aに格納されている。この個人情報データベース3aに格納された個人情報は、各被介護者の保護者が所有する保護者端末5からの入力に応じて、適宜変更されるようになっている。
【0017】
事業者情報データベース3bは、送迎サービスを含む介護サービスを行うサービス事業者に関する情報(事業者情報)を更新可能に保持するものである。ここで、事業者情報としては、例えば、各サービス事業者が提供している介護サービスの種類や各施設の設備、各施設の位置を示す位置情報、介護スタッフの人数や勤怠状況、送迎車の台数といった情報が挙げられ、これらの事業者情報が各サービス業者に割り当てられたユーザIDに対応付けられて事業者情報データベース3bに格納されている。この事業者情報データベース3bに格納された事業者情報は、各事業者端末4からの入力に応じて、適宜更新されるようになっている。
【0018】
予約情報データベース3cは、各サービス事業者による送迎サービスの予約状況を示す情報(送迎サービス予約情報)を更新可能に保持するものである。この送迎サービス予約情報は、後述する情報処理サーバ2の予約処理部11によって送迎サービスの予約処理が行われる度に、予約情報データベース3cに格納されるようになっている。
【0019】
なお、ここでは、本発明の特徴を分かり易く説明するために、以上の各データベース3a,3b,3cを分けて説明しているが、これらはハード的に一体に構成されていてもよく、また、情報処理サーバ2の内部に組み込まれていてもよい。
【0020】
情報処理サーバ2は、マイクロコンピュータで各種アプリケーションプログラムを実行することにより様々な機能を実現するものであり、特に、本発明を適用した送迎支援システムにおいては、図2に示すように、情報処理サーバ2にて、予約処理部11、送迎ルート決定部12、到着予定時刻算出部13、到着予定時刻通知部14、動態把握部15の各機能が実現されるようになっている。
【0021】
予約処理部11は、被介護者の保護者からの要請に応じて、サービス事業者による送迎サービスの予約を行うものである。具体的には、この予約処理部11は、被介護者の保護者から保護者端末5を用いた送迎サービスの予約入力が行われたときに、該当するサービス事業者の事業者端末4宛にその旨を通知して、事業者端末4から予約を受け付ける旨の応答があったときに、そのサービス事業者の送迎サービスを被介護者が受けるものとして予約を確定させる。この予約処理部11の処理結果は予約情報データベース3cに反映されるようになっており、予約情報データベース3cに格納された送迎サービス予約情報を参照することで、各サービス事業者の送迎サービスに対してどの被介護者が予約しているかが把握できるようになっている。
【0022】
送迎ルート決定部12は、予約情報データベース3cに格納された送迎サービス予約情報に基づいて、サービス事業者が送迎サービスを行う際の送迎車の送迎ルートを決定するものである。具体的には、送迎ルート決定部12は、予約情報データベース3cから送迎サービス予約情報を読み出して、送迎サービスを受ける各被介護者の自宅位置を抽出し、例えば既知のダイクストラ法等の経路探索技術を用いて送迎車が各被介護者の自宅付近を効率的に辿るような一連の送迎ルートを作成する。
【0023】
この送迎ルート決定部12により作成された送迎ルートの情報は、送迎サービスを行うサービス事業者の事業者端末4に通知される。そして、事業者端末4から変更指示があった場合には、送迎ルート決定部12は、その変更指示に応じて送迎ルートを変更する。また、後述するように到着予定時刻の通知を受けた被介護者の保護者が保護者端末5を用いて変更指示を行った場合にも、送迎ルート決定部12は、その変更指示に応じて送迎ルートを変更する。そして、所定の変更締め切り時(例えば送迎開始予定時刻の1時間前)となった時点で送迎ルートが確定し、確定した送迎ルートの情報が送迎車に搭載された車載機端末6に通知される。これにより、例えば車載機端末6により送迎ルートの情報に基づく経路案内等が行われ、送迎車の送迎ルートに沿った走行が実施されることになる。
【0024】
到着予定時刻算出部13は、送迎車の出発予定時刻と、送迎ルート決定部12により決定された送迎ルートと、個人情報データベース3aに格納された送迎サービスを受ける被介護者の自宅位置を示す位置情報とに基づいて、送迎車が各被介護者の自宅付近に到着する予定時刻を各々算出するものである。すなわち、一連の経路上の各経由地への到着時刻は、出発地点から各経由地までの経路の距離及び送迎車の平均的な走行速度から各経由地までの所要時間を求め、これを出発予定時刻に加算することによってある程度正確に算出することができ、到着予定時刻算出部13は、このような方法で送迎車が各被介護者の自宅付近に到着する予定時刻を算出するようにしている。なお、送迎車の出発予定時刻については、サービス事業者に事業者端末4を用いてその都度入力させるようにしてもよいし、日毎の出発予定時刻に殆ど変更がない場合には、事業者情報として事業者情報データベース3bに格納しておくようにしてもよい。
【0025】
到着予定時刻通知部14は、到着予定時刻算出部13によって算出された到着予定時刻、すなわち、送迎車が各被介護者の自宅付近に到着する予定時刻を、各被介護者の保護者が所有する保護者端末5に電子メールで通知するものである。具体的には、到着予定時刻通知部14は、到着予定時刻算出部13によって送迎車が各被介護者の自宅付近に到着する予定時刻が算出されたときに、個人情報データベース3aから該当する被介護者の保護者が所有する保護者端末5の電子メールアドレスを読み出して電子メールの送付先を特定すると共に、所定の定型文に宛先及び到着予定時刻を加えたテキストデータを作成し、これを特定した送付先に電子メールとして送付する。これにより、送迎サービスを受ける各被介護者の保護者が所有する保護者端末5には、例えば図3に示すように、各被介護者毎にそれぞれの自宅付近への到着予定時刻を通知する内容の電子メールが送付されることになる。
【0026】
このとき、保護者端末5に送付される電子メールには、到着時刻の変更を受け付ける変更指示入力画面へのリンクが設けられており、被介護者の保護者が到着時刻の変更を希望する場合には、このリンクを指定して保護者端末5に図4に示すような変更指示入力画面を表示させ、この変更指示入力画面から、希望する到着時刻を入力できるようになっている。介護サービスの一環として行われる送迎サービスでは、被介護者を自宅に送迎する場合に、送迎車が到着したときに被介護者の保護者が確実に在宅しているようにして、サービス事業者のスタッフと被介護者の保護者との間で被介護者の受け渡しを行う必要があり、本発明を適用した送迎支援システムでは、このような観点から、被介護者の保護者による変更指示を受け付けて、被介護者の保護者が確実に在宅している時間に送迎車を被介護者の自宅付近に到着させるようにしている。
【0027】
なお、被介護者の保護者により到着時刻の変更指示があった場合には、上述したように、送迎ルート決定部12によって送迎車の送迎ルートが変更される。そして、必要な場合には、到着予定時刻算出部13によって各被介護者の自宅付近への到着予定時刻が再度算出され、新たに算出された到着予定時刻が到着予定時刻通知部14によって各被介護者の保護者が所有する保護者端末5に電子メールにて通知される。
【0028】
動態把握部15は、送迎車が出発して送迎を開始した後に、送迎車に搭載された車載機端末6から定期的に送られる送迎車の現在位置情報に基づいて、移動している送迎車の動態把握を行うものである。本発明を適用した送迎支援システムでは、情報処理サーバ2がこの動態把握部15の機能を有することで、送迎を行っている各送迎車がどのようなルートを通って現在どの位置にいるかを情報処理サーバ2にて常に把握できるようになっている。そして、情報処理サーバ2では、特に、動態把握部15によって送迎車が被介護者の自宅付近に近付いたと判断されたときに、到着予定時刻算出部13が送迎車の現在位置情報とこの被介護者の自宅位置の情報とに基づいて、送迎車がこの被介護者の自宅付近に到着するまでの残り時間を算出するようにしている。そして、到着予定時刻通知部14が、到着予定時刻算出部13によって算出された到着までの残り時間を、被介護者の保護者が所有する保護者端末5に、例えば図5に示すような内容の電子メールにて通知するようにしている。この場合にも、保護者端末5に送付される電子メールには、到着時刻の変更を受け付ける変更指示入力画面へのリンクが設けられており、被介護者の保護者が到着時刻の変更を希望する場合には、このリンクを指定して保護者端末5に図4に示したような変更指示入力画面を表示させ、この変更指示入力画面から、希望する到着時刻を入力できるようになっている。
【0029】
ここで、本発明を適用した送迎支援システムにおける処理の概要について、図6のタイムチャートを参照して簡単に説明する。
【0030】
先ず、被介護者の保護者が保護者端末5を用いて情報処理サーバ2にアクセスして、送迎サービスの予約入力を行うと、情報処理サーバ2から送迎サービスを行うサービス事業者の事業者端末4にその旨が通知される。そして、事業者端末4から予約を受け付ける旨の応答が情報処理サーバ2に対してなされると、情報処理サーバ2の予約処理部11により予約が確定され、その情報が予約情報データベース3cに格納される。このような送迎サービスの予約は、例えば送迎サービスを行う前日といったように予め決められた予約締め切り時まで受け付けられる。
【0031】
予約締め切り時が経過すると、情報処理サーバ2の送迎ルート決定部12により予約情報データベース3cに格納された送迎サービス予約情報に基づいて最適な送迎ルートが作成され、到着予定時刻算出部13により各被介護者の自宅付近に送迎車が到着する予定時刻が各々算出される。そして、情報処理サーバ2からサービス事業者の事業者端末4に送迎ルートが通知され、また、情報処理サーバ2から各被介護者の保護者が所有する保護者端末5に到着予定時刻がそれぞれ電子メールで通知される。
【0032】
ここで、送迎ルートの通知を受けたサービス事業者の事業者端末4から情報処理サーバ2に対して送迎ルートの変更を指示する旨の応答があった場合や、到着予定時刻の通知を受けた被介護者の保護者が所有する保護者端末5から到着予定時刻の変更を指示する旨の応答があった場合には、その変更指示に応じて、送迎ルート決定部12により送迎ルートの編集が行われ、到着予定時刻算出部13により各被介護者の自宅付近への到着予定時刻が新たに算出される。そして、新たな送迎ルートが再度事業者端末5に通知されると共に、新たな到着予定時刻が各保護者端末5に再度通知される。このような送迎ルートの変更は、例えば送迎開始予定時刻の1時間前といったように予め決められた変更締め切り時まで受け付けられる。
【0033】
変更締め切り時が経過すると、送迎ルートが確定されて、確定された送迎ルートの情報が送迎サービスを行うサービス事業者の事業者端末4と、送迎車に搭載された車載機端末6とにそれぞれ通知される。そして、送迎開始予定時刻になると、送迎車が、情報処理サーバ2から通知された送迎ルートに従った送迎を開始させる。
【0034】
送迎車が送迎を開始すると、送迎車に搭載された車載機端末6により所定タイミング毎に送迎車の現在位置を示す位置情報が取得されて、情報処理サーバ2に送信される。情報処理サーバ2では、この車載機端末6から送信される現在位置情報に基づいて、動態把握部15により、移動している送迎車の動態把握が行われる。そして、この動態把握部15によって送迎車が被介護者の自宅付近に近付いたと判断されると、到着予定時刻算出部13により、現在位置情報と被介護者の自宅位置の情報とに基づいて到着までの残り時間が算出され、到着予定時刻通知部14により、被介護者の保護者が所有する保護者端末5に対して、到着までの残り時間が電子メールにて通知される。
【0035】
ここで、到着までの残り時間の通知を受けた被介護者の保護者が、その時間に在宅していないために到着時刻の変更を希望する場合には、保護者端末5から到着時刻の変更指示がなされる。情報処理サーバ2では、保護者端末5から変更指示があると、その変更指示に応じて、例えば変更指示があった被介護者の自宅を後で経由するような新たな送迎ルートが送迎ルート決定部12により作成され、新たな送迎ルートの情報が事業者端末5及び車載機端末6に通知される。その後、送迎車は、新たに通知された送迎ルートに従って送迎を継続し、全ての被介護者の自宅付近を経由して被介護者の乗降を行う。そして、全ての被介護者の乗降が行われた後に目的地に到着し、送迎が完了する。
【0036】
以上説明したように、本発明を適用した送迎支援システムでは、送迎サービスの予約から送迎ルートの設定、到着予定時刻の算出及びその連絡といった一連の処理が情報処理サーバ2において自動的に行われるので、送迎サービスを行うサービス事業者側の負担を大幅に軽減できる。また、送迎サービスを受ける各被介護者の保護者に通知される到着予定時刻は、送迎車の出発予定時刻や、決定された送迎ルート、個人情報データベース3aに格納された被介護者の自宅位置の情報に基づいて算出されるので、サービス事業者のスタッフが到着予定時刻を予測して通知する場合に比べて、より正確な到着予定時刻を各被介護者の保護者に伝えることができ、被介護者の保護者の拘束時間を短縮できる。
【0037】
また、本発明を適用した送迎支援システムでは、情報処理サーバ2の動態把握部15により送迎車の動態把握が行われ、送迎車が被介護者の自宅付近に近付いたときに、到着までの残り時間が被介護者の保護者が所有する保護者端末5に通知されるので、被介護者の保護者は、送迎車の到着時刻をより正確に把握することができ、到着時刻には確実に在宅して被介護者の受け渡しを確実に行うことができる。更に、本発明を適用した送迎支援システムでは、サービス事業者からの要請や被介護者の保護者からの要請に応じて、送迎ルート(被介護者の自宅付近への到着予定時刻)が適宜変更されるようになっているので、サービス事業者や被介護者の保護者の希望に沿った質の高い送迎サービスを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した送迎支援システムの全体構成を示す概略構成図である。
【図2】本発明を適用した送迎支援システムに用いられる情報処理サーバの構成を示すブロック図である。
【図3】保護者端末に表示される画面表示例を示す図であり、到着予定時刻を通知する電子メールの表示例を示す図である。
【図4】保護者端末に表示される画面表示例を示す図であり、到着予定時刻の変更指示を行うための入力画面例を示す図である。
【図5】保護者端末に表示される画面表示例を示す図であり、到着までの残り時間を通知する電子メールの表示例を示す図である。
【図6】本発明を適用した送迎支援システムにおける処理の概要を示すタイムチャートである。
【符号の説明】
1 インターネット
2 情報処理サーバ
3a 個人情報データベース
3b 事業者情報データベース
3c 予約情報データベース
4 事業者端末
5 保護者端末
6 車載機端末
11 予約処理部
12 送迎ルート決定部
13 到着予定時刻算出部
14 到着予定時刻通知部
15 導体把握部
Claims (4)
- 送迎サービスを行うサービス事業者の端末と、送迎サービスを受ける各利用者の保護者が所有する端末と、送迎車に搭載された車載機端末との間で、それぞれ通信ネットワークを利用した情報の送受信を行って、送迎サービスを支援する送迎サービス支援装置であって、
少なくとも、各利用者の自宅位置の情報及び各利用者の保護者が所有する端末の電子メールアドレスを含む個人情報と、サービス事業者による送迎サービスの予約状況を示す送迎サービス予約情報とが格納されるデータベースと、
前記データベースに格納された送迎サービス予約情報に基づいて、送迎車の送迎ルートを決定する送迎ルート決定手段と、
前記送迎車の出発予定時刻と、前記送迎ルート決定手段により決定された送迎ルートと、前記データベースに個人情報として格納された利用者の自宅位置の情報とに基づいて、前記送迎車が各利用者の自宅付近に到着する予定時刻を各々算出する到着予定時刻算出手段と、
前記到着予定時刻算出手段により算出された到着予定時刻を、各利用者の保護者が所有する端末に電子メールで通知する到着予定時刻通知手段とを備えることを特徴とする送迎サービス支援装置。 - 前記車載機端末から送られる送迎車の現在位置情報に基づいて送迎車の動態把握を行う動態把握手段を更に備え、
前記到着予定時刻算出手段は、前記動態把握手段によって送迎車が利用者の自宅付近に近付いたと判断されたときに、送迎車の現在位置情報と当該利用者の自宅位置の情報とに基づいて、送迎車が当該利用者の自宅付近に到着するまでの残り時間を算出し、
前記到着予定時刻通知手段は、前記到着予定時刻算出手段によって算出された残り時間を、当該利用者の保護者が所有する端末に電子メールで通知することを特徴とする請求項1に記載の送迎サービス支援装置。 - 前記送迎ルート決定手段は、サービス事業者の端末、或いは各利用者の保護者が所有する端末からの変更指示に応じて、前記送迎車の送迎ルートを変更する機能を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の送迎サービス支援装置。
- 送迎サービス支援装置が、送迎サービスを行うサービス事業者の端末と、送迎サービスを受ける各利用者の保護者が所有する端末と、送迎車に搭載された車載機端末との間で、それぞれ通信ネットワークを利用した情報の送受信を行って、送迎サービスを支援する送迎支援システムであって、
前記送迎サービス支援装置が、
少なくとも、各利用者の自宅位置の情報及び各利用者の保護者が所有する端末の電子メールアドレスを含む個人情報と、サービス事業者による送迎サービスの予約状況を示す送迎サービス予約情報とが格納されるデータベースと、
前記データベースに格納された送迎サービス予約情報に基づいて、送迎車の送迎ルートを決定する送迎ルート決定手段と、
前記送迎車の出発予定時刻と、前記送迎ルート決定手段により決定された送迎ルートと、前記データベースに個人情報として格納された利用者の自宅位置の情報とに基づいて、前記送迎車が各利用者の自宅付近に到着する予定時刻を各々算出する到着予定時刻算出手段と、
前記到着予定時刻算出手段により算出された到着予定時刻を、各利用者の保護者が所有する端末に電子メールで通知する到着予定時刻通知手段とを備えることを特徴とする送迎支援システム。
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- 2003-06-18 JP JP2003173871A patent/JP2005011033A/ja active Pending
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