JP2005010243A - 光源ユニットの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】一対の電極12を有する発光管11をリフレクタ13の焦点に装着固定する光源ユニットの製造方法に関するものである。発光管のリフレクタへの位置合わせは、スクリーン14の前方に配置したCCDカメラ15でスクリーンの透過光を測定することにより得られる値を元に、光軸を合わせるXY軸方向の位置調整と、最大照度に合わせるZ軸方向の位置合わせを少なくとも1回ずつ行う。そしてスクリーンを透過した透過光の光量の演算値が最大のとき、発光管をリフレクタに固定するようにした光源ユニットの製造方法である。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は光源ユニットの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えばプロジェクタ用の光源ユニットの製造方法では、図2に示すように、例えば回転放物面鏡からなるリフレクタ2内に、一対の電極3を有する発光管1を配置して構成してある。そして点灯装置4によって点灯することにより、発光管1からの放射光はリフレクタ2によって反射され、反射光はスクリーン上の輝度むらを減少させるインテグレータレンズ10と、フィールドレンズ11を通り、さらにスクリーンに拡大投影するプロジェクションレンズ12を備えた光学系を介して、スクリーン面6に光を照射する。
【0003】
上記した図2に示す構成において、リフレクタ2内の最適位置に発光管1を配置固定するには、支持されたリフレクタ2の光軸中心部に発光管1を仮装着する。次に発光管1を点灯することにより、スクリーン6に照射された反射光をカメラ7で認識して、光量分布を解析する。(特許文献1)
次にカメラ7の仮想中心(事前に認識させておく)と反射光の光量分布における光量最大点が一致するように、マイクロメータ付き精密xyzステージ5(以下、xyzステージという。)に保持された発光管のみを上下、左右に動かして位置調整を行う。かかる後、スクリーン6に設けられた照度センサー8の照度値がバランスよく最大値となるように、発光管1のみをxyzステージ5によって前後に動かして位置調整し、発光管をリフレクタ2内に固定している。
【0004】
【特許文献1】特許第3307368
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、図2に示す光源ユニットの製造方法によると、インテグレータレンズ10の効果により、スクリーン上の照度が均一になる一方で、位置合わせを行う工程においては、発光管1の発光中心がリフレクタ2内の焦点位置からずれていても、スクリーン上に投影された照度の変化が小さく、はっきりと認識できないために、リフレクタ2内での発光管1の位置調整が困難であるという問題があった。またCCDカメラ7の位置は、スクリーン6に対して斜め方向に配置されるため、スクリーン6上の画像を斜めから認識することになり、正確な画像処理を行うことができない欠点がある。
【0006】
また実使用状態で発光管の位置調整を行うために、装置が大型化するという
問題があった。
【0007】
本発明は上記の点に鑑み発明したもので、リフレクタに対して発光管を最適な状況で位置合わせすることができ、また位置合わせのための装置を小型に構成することができ、さらに効率よくリフレクタに対して発光管を固定することができる光源ユニットの製造方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に記載の発明は、一対の電極を有する発光管を、リフレクタの焦点に装着固定する光源ユニットの製造方法に関するものである。
発光管のリフレクタへの位置合わせは、スクリーンの前方に配置したCCDカメラでスクリーンの透過光を測定することにより得られる値を元に、光軸を合わせるXY軸方向の位置調整と、最大照度に合わせるZ軸方向の位置合わせを、少なくとも1回ずつ行う。
そして、スクリーンを透過した透過光の光量の演算値が最大のとき、発光管をリフレクタに固定するようにした光源ユニットの製造方法である。
【0009】
請求項2に記載の発明は請求項1における発光管のリフレクタへの位置合わせは、照射パターンを合わせるXY軸方向の位置合わせを行った後、最大照度に合わせるZ軸方向の位置合わせを行うようにした光源ユニットの製造方法である。
【0010】
請求項3に記載の発明は請求項1における発光管のリフレクタへの位置合わせは、最大照度に合わせるZ軸方向の位置合わせを行った後、照射パターンを合わせるXY軸方向の位置合わせを行うようにした光源ユニットの製造方法である。
【0011】
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の発光管のリフレクタへの固定は、スクリーンの透過光を複数の区域に分割し、その区域における透過光量を数値化し、その演算値が最大となるとき、発光管をリフレクタに固定するように構成してある。
【0012】
上記した光源ユニットの製造方法によると、実使用状態で用いる光学系を介さないので、スクリーン上の照度変化をはっきりわかりやすくすることができるために、発光管の位置調整を容易にかつ正確におこなうことができ、また装置を小型化することができる。また回転放物面鏡または回転楕円面鏡の何れかを用いて実施することができ、さらにスクリーンとCCDカメラの温度上昇を抑えることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態を図1について説明する。図1において、11は一対の電極12を封着してなる石英ガラス製の発光管、13は光軸中心部に発光管11を固着してなるリフレクタであって、回転放物面鏡または回転楕円面鏡に構成してある。14はリフレクタ13の前方に配置してなる光透過性のスクリーンであって、リフレクタ13の光軸に対して垂直になるように設けられている。また同スクリーン14は、半透明の板材で、縦25cm,横26cmの大きさに構成してある。15はスクリーンの前方に配置したCCDカメラであって、スクリーン15を透過した透過光を測定する。
【0014】
20はリフレクタ13の前方に設けてなる熱線カットフィルタであって、例えばリフレクタ13と例えば14cm程度の間隔を有して配置してある。21は熱線カットフィルタ20の前方に設けてなるレンズであって、リフレクタとして回転放物面鏡を用いた構成では、平行光を集光するために凸レンズを用いて構成する。またリフレクタとして回転楕円面鏡を用いた構成では、集光光を平行光とするために凹レンズを用いて構成する。またリフレクタ13とは、例えば33cm程度の間隔を有して配置して構成ある。22はマイクロメータ付き精密xyzステージ(以下、xyzステージ)であって、治具によって保持されている。23は外部リード線に接続された点灯装置である。
【0015】
次に上記した光源ユニットの製造方法において、発光管をリフレクタに固着する方法について説明する。
▲1▼先ず、リフレクタ13を支具(図示せず)に支持し、さらに発光管11をxyzステージ22に支持する。
▲2▼支持された発光管11を点灯することにより、発光管からの放射光はスクリーン14に照射される。
▲3▼次にスクリーン14に照射された透過光をスクリーンの前方中心に配置したCCDカメラで測定し、測定の結果得られる光量分布をもとに、リフレクタ13に対して発光管の位置調整を行う。具体的にはスクリーンの透過光を複数の区域に分割し、その区域における透過光量を数値化することにより行う。
このとき発光管11はxyzステージ22によって上下、左右に移動し調整する。さらに最大照度に合わせる前後方向の位置合わせを行う。xyzステージによる上下、左右の位置調整と、前後方向の位置合わせは、通常最適位置が見つかるまで数回行う。またxyzステージによる上下、左右の位置調整と、前後方向の位置合わせは繰り返し行うので、いずれの位置合わせを先に行ってもよい。
▲4▼かかる後、その演算値が最大となるとき、発光管をリフレクタに固定する。
透過光の光量の演算値が最大となるとき、発光管11を接着剤によってリフレクタ13に固定することにより光源ユニットの製造を終了する。
【0016】
上記したように、スクリーンを透過した光を、スクリーンの前方に配置したCCDカメラで測定すると、スクリーン上の画像が歪むことがなく、カメラの中心で正確に測定することができる。従って、図1に示す従来の照度スクリーン上の画像を斜めから認識する方法に較べて認識精度が格段に向上することとなる。
【0017】
【発明の効果】
上記した請求項1乃至請求項4に記載の本発明によると、従来の方法のように、実使用状態で用いる光学系を介することなく、スクリーンの透過光による照度変化をはっきり認識することができるため、発光管の位置調整を容易にかつ正確におこなうことができ、さらに装置を小型化することができる特別な効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光源ユニットの製造方法を示す正面図。
【図2】従来の光源ユニットの製造方法を示す正面図。
【符号の説明】
11 発光管
12 電極
13 リフレクタ
14 スクリーン
15 CCDカメラ
20 熱線カットフィルタ
21 レンズ
22 xyzステージ
23 点灯装置
Claims (4)
- 一対の電極を有する発光管を、リフレクタの焦点に装着固定する光源ユニットの製造方法において、発光管のリフレクタへの位置合わせは、スクリーンの前方に配置したCCDカメラでスクリーンの透過光を測定することにより得られる値を元に、光軸を合わせるXY軸方向の位置調整と、最大照度に合わせるZ軸方向の位置合わせを、少なくとも1回ずつ行い、スクリーンを透過した透過光の光量の演算値が最大のとき、発光管をリフレクタに固定するようにしたことを特徴とする光源ユニットの製造方法。
- 発光管のリフレクタへの位置合わせは、光軸を合わせるXY軸方向の位置合わせを行った後、最大照度に合わせるZ軸方向の位置合わせを行うようにしたことを特徴とする請求項1記載の光源ユニットの製造方法。
- 発光管のリフレクタへの位置合わせは、最大照度に合わせるZ軸方向の位置合わせを行った後、光軸を合わせるXY軸方向の位置合わせを行うようにしたことを特徴とする請求項1記載の光源ユニットの製造方法。
- 発光管のリフレクタへの固定は、スクリーンの透過光を複数の区域に分割し、その区域における透過光量を数値化し、その演算値が最大のとき、発光管をリフレクタに固定するようにしたことを特徴とする請求項1乃至請求項3記載の光源ユニットの製造方法。
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---|---|---|---|
JP2003171615A JP2005010243A (ja) | 2003-06-17 | 2003-06-17 | 光源ユニットの製造方法 |
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JP2003171615A JP2005010243A (ja) | 2003-06-17 | 2003-06-17 | 光源ユニットの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2005010243A5 JP2005010243A5 (ja) | 2005-09-29 |
Family
ID=34096013
Family Applications (1)
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JP2003171615A Pending JP2005010243A (ja) | 2003-06-17 | 2003-06-17 | 光源ユニットの製造方法 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2005010243A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015023062A (ja) * | 2013-07-16 | 2015-02-02 | 信越半導体株式会社 | 拡散ウェーハの製造方法 |
JP2016039169A (ja) * | 2014-08-05 | 2016-03-22 | 信越半導体株式会社 | 単結晶基板の抵抗率保証方法 |
DE102017110455A1 (de) * | 2017-05-15 | 2018-11-15 | HELLA GmbH & Co. KGaA | Verfahren zur Montage eines Lichtmoduls für eine Beleuchtungseinrichtung |
-
2003
- 2003-06-17 JP JP2003171615A patent/JP2005010243A/ja active Pending
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