JP2005010223A - 画素回路、表示装置、および画素回路の駆動方法 - Google Patents

画素回路、表示装置、および画素回路の駆動方法 Download PDF

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Abstract

【課題】データ線の配線容量の影響を抑止でき、画素内部の能動素子のしきい値のバラツキや移動度のバラツキの影響を受けることなく、ユニフォーミティの高い画質を得ることができる画素回路、表示装置、および画素回路の駆動方法を提供する。
【解決手段】電流駆動型アクティブマトリックス有機ELディスプレイにおいて、入力信号電流を書き込む前に、画素回路101のドライブトランジスタ(TFT)111のゲート−ドレイン間に接続したTFT113を導通させてTFT111をカットオフさせ、さらに、信号電流を書き込む前に、データ線の電位を1H毎に基準電圧Vrefに設定して、この後に入力信号電流を書き込む。これにより、大画面パネルにおける黒信号(低電流信号)の書き込み不足によるばらつきを抑制することができる。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、有機EL(Electroluminescence )ディスプレイなどの、電流値によって輝度が制御される電気光学素子を有する画素回路、およびこの画素回路がマトリクス状に配列された画像表示装置のうち、特に各画素回路内部に設けられた絶縁ゲート型電界効果トランジスタによって電気光学素子に流れる電流値が制御される、いわゆるアクティブマトリクス型画像表示装置、並びに画素回路の駆動方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
画像表示装置、たとえば液晶ディスプレイなどでは、多数の画素をマトリクス状に並べ、表示すべき画像情報に応じて画素毎に光強度を制御することによって画像を表示する。
これは有機ELディスプレイなどにおいても同様であるが、有機ELディスプレイは各画素回路に発光素子を有する、いわゆる自発光型のディスプレイであり、液晶ディスプレイに比べて画像の視認性が高い、バックライトが不要、応答速度が速い、等の利点を有する。
また、各発光素子の輝度はそれに流れる電流値によって制御することによって発色の階調を得る、すなわち発光素子が電流制御型であるという点で液晶ディスプレイなどとは大きく異なる。
【0003】
有機ELディスプレイにおいては、液晶ディスプレイと同様、その駆動方式として単純マトリクス方式とアクティブマトリクス方式とが可能であるが、前者は構造が単純であるものの、大型かつ高精細のディスプレイの実現が難しいなどの問題がある。
そのため、各画素回路内部の発光素子に流れる電流を、画素回路内部に設けた能動素子、一般にはTFT(Thin Film Transistor、薄膜トランジスタ)によって制御する、アクティブマトリクス方式の開発が盛んに行われている。
【0004】
図7は、一般的な有機EL表示装置の構成を示すブロック図である。
この表示装置1は、図7に示すように、画素回路(PXLC)2aがm×nのマトリクス状に配列された画素アレイ部2、水平セレクタ(HSEL)3、ライトスキャナ(WSCN)4、水平セレクタ3により選択され輝度情報に応じたデータ信号が供給されるデータ線DTL1〜DTLn、およびライトスキャナ4により選択駆動される走査線WSL1〜WSLmを有する。
【0005】
図8は、図7の画素回路2aの一構成例を示す回路図である(たとえば特許文献1、2参照)。
図8の画素回路は、多数提案されている回路のうちで最も単純な回路構成であり、いわゆる2トランジスタ駆動方式の回路である。
【0006】
図8の画素回路2aは、pチャネル薄膜電界効果トランジスタ(以下、TFTという)11およびTFT12、キャパシタC11、発光素子である有機EL素子(OLED)13を有する。また、図8において、DTLはデータ線を、WSLは走査線をそれぞれ示している。
有機EL素子は多くの場合整流性があるため、OLED(Organic Light Emitting Diode)と呼ばれることがあり、図8その他では発光素子としてダイオードの記号を用いているが、以下の説明においてOLEDには必ずしも整流性を要求するものではない。
図8ではTFT11のソースが電源電位VCCに接続され、発光素子13のカソード(陰極)は接地電位GNDに接続されている。図8の画素回路2aの動作は以下の通りである。
【0007】
ステップST1
走査線WSLを選択状態(ここでは低レベル)とし、データ線DTLに書き込み電位Vdataを印加すると、TFT12が導通してキャパシタC11が充電または放電され、TFT11のゲート電位はVdataとなる。
【0008】
ステップST2
走査線WSLを非選択状態(ここでは高レベル)とすると、データ線DTLとTFT11とは電気的に切り離されるが、TFT11のゲート電位はキャパシタC11によって安定に保持される。
【0009】
ステップST3
TFT11および発光素子13に流れる電流は、TFT11のゲート・ソース間電圧Vgsに応じた値となり、発光素子13はその電流値に応じた輝度で発光し続ける。
上記ステップST1のように、走査線WSLを選択してデータ線に与えられた輝度情報を画素内部に伝える操作を、以下「書き込み」と呼ぶ。
上述のように、図8の画素回路2aでは、一度Vdataの書き込みを行えば、次に書き換えられるまでの間、発光素子13は一定の輝度で発光を継続する。
【0010】
上述したように、画素回路2aでは、駆動(ドライブ)トランジスタであるFET11のゲート印加電圧を変化させることで、EL発光素子13に流れる電流値を制御している。
このとき、pチャネルのドライブトランジスタのソースは電源電位VCCに接続されており、このTFT11は常に飽和領域で動作している。よって、下記の式1に示した値を持つ定電流源となっている。
【0011】
【数1】
Ids=1/2・μ(W/L)Cox(Vgs−|Vth|) …(1)
【0012】
ここで、μはキャリアの移動度を、Coxは単位面積当たりのゲート容量を、Wはゲート幅を、Lはゲート長を、VgsはTFT11のゲート・ソース間電圧を、VthはTFT11のしきい値Vthをそれぞれ示している。
【0013】
単純マトリクス型画像表示装置では、各発光素子は、選択された瞬間にのみ発光するのに対し、アクティブマトリクスでは、上述したように、書き込み終了後も発光素子が発光を継続するため、単純マトリクスに比べて発光素子のピーク輝度、ピーク電流を下げられるなどの点で、とりわけ大型・高精細のディスプレイでは有利となる。
【0014】
しかしながら、TFTは一般的にVthや移動度μのバラツキが大きい。そのため、同じ入力電圧が異なるドライブトランジスタのゲートに印加されても、そのオン電流はバラツイてしまい、その結果、画質のユニフォーミティが劣化してしまう。
【0015】
この問題を改善するため多数の画素回路が提案されているが、代表例を図9に示す(たとえば特許文献3、または特許文献4参照)。
【0016】
図9の画素回路2bは、pチャネルTFT21〜TFT24、キャパシタC21、発光素子である有機EL発光素子(OLED)25を有する。また、図9において、DTLはデータ線を、WSLは走査線を、DSLは駆動線をそれぞれ示している。
【0017】
この画素回路2bの動作について説明する。
この場合、データ線DTLに供給される入力信号SIは電流信号である。
入力信号SIの書込み時は、TFT22をオフした状態でTFT24とTFT23とをオンする。これにより、信号電流がドライブトランジスタであるTFT21を流れる。
このとき、TFT21のゲートとドレインは接続されており、飽和領域にて駆動している。よって上記式1に示される式に基づいて、入力電流に相当するゲート電圧が書き込まれ、画素容量素子であるキャパシタC21に保持される。
その後、TFT24をオフしTFT22をオンすることで、入力信号電流の相当する電流がTFT21とEL発光素子25に流れる。
【0018】
【特許文献1】
USP5,684,365
【特許文献2】
特開平8−234683号公報
【特許文献3】
USP6,229,506
【特許文献4】
特表2002−514320号公報のFIG.3
【0019】
【発明が解決しようとする課題】
上述した図9の画素回路では、画素毎のVthバラツキや移動度μの補正(キャンセル)することが可能である。
しかしながら、大画面パネルにおいて、この図9の画素回路では以下に示すような不利益がある。
【0020】
大画面パネルではそのパネルサイズが増大するために、データ線(信号線)DTLの配線容量Csigが増加してしまう。この課題について、図10および図11に関連付けて説明する。
【0021】
図10は、データ線の配線容量が大きいときの回路図を示す図であり、図11(A)〜(E)は図11の回路の要部の電位変化を示す図である。
図11は、同一のデータ線DTLに、図9の画素回路と同様の2つの画素回路2b−1,2b−2が接続した例である。
図11(A)は第1行目の画素回路2b−1のTFT24−1のゲートに接続された走査線WSL1に印加される走査信号ws〔1〕を、図11(B)は第1行目の画素回路2b−2のTFT24−2のゲートに接続された走査線WSL2に印加される走査信号ws〔2〕を、図11(C)は第1行目の画素回路2b−1のキャパシタC21−1の電位VC211を、図11(D)は第2行目の画素回路2b−2のキャパシタC21−2の電位VC212を、図11(D)はデータ線DTLの配線容量Csigの電位VCsigをそれぞれ示している。
【0022】
たとえば、第2行目の画素回路2b−2に黒信号を書き込むとする。まず、TF24−2がオンする前には、配線容量Csigには前段の画素回路2b−1のTFT21−1のゲート電位が保持されている。
次に、TFT24−2がオンする。このとき、画素容量としてのキャパシタC21−2に対して配線容量Csigは大きいので(たとえば、画素容量は500fF、配線容量Csigはは200pF)、TFT24−2がオンすると、図11(C),(E)に示すように、キャパシタC21−2の電位VC212は配線容量Csigの電位VCsigと等しくなる。
つまり、キャパシタC21−2には前段画素回路2b−1のゲート電圧が書き込まれる。ここで、黒信号に相当する電位をたとえば10Vであるとすると、キャパシタC21−2は前段のゲート電位から、自段のゲート電位10Vまで書き込まなくてはならない。
このとき、黒信号では電流値が0μAに近く、この書き込みに時間がかかる。特に、大画面パネルにてデータ線DTLの配線容量Csigが大きい(重い)場合には、この書き込み時間はさらに必要とする。
しかしながら、一般的に各画素回路への入力信号の書き込み時間は、高々1水平走査期間(1H)である。よって、大画面パネルにて黒信号を書き込む時には1H期間内に書き込むことができなくなる。これにより、前段や自段のしきい値Vtfや移動度μのばらつきがゲート電圧に影響してしまい、ユニフォーミティの悪い画質となってしまう。特に上述のように、電流値の低い黒信号を書き込む時に、この減少は顕著に生じる。
【0023】
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、データ線の配線容量の影響を抑止でき、画素内部の能動素子のしきい値のバラツキや移動度のバラツキの影響を受けることなく、ユニフォーミティの高い画質を得ることができる画素回路、表示装置、および画素回路の駆動方法を提供することにある。
【0024】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の第1の観点は、流れる電流によって輝度が変化する電気光学素子を駆動する画素回路であって、輝度情報に応じた電流レベルの電流信号が供給されるデータ線と、第1、第2、および第3のノードと、第1および第2の基準電位と、上記第1のノードに接続された第1端子と第2端子間で電流供給ラインを形成し、上記第2のノードに接続された制御端子の電位に応じて上記電流供給ラインを流れる電流を制御する駆動トランジスタと、上記第1のノードに接続された第1のスイッチと、上記第1のノードと上記第2のノードとの間に接続された第2のスイッチと、上記データ線と上記第3のノードとの間に接続された第3のスイッチと、上記第2のノードと第3のノードとを電気的に結合するための電気的結合手段と、を有し、上記第1の基準電位と第2の基準電位との間に、上記駆動トランジスタの電流供給ライン、上記第1のノード、上記第1のスイッチ、および上記電気光学素子が直列に接続され、上記データ線には、上記第3のスイッチを導通させてデータ線の信号電流を上記第3のノードに入力させる前に、所定の基準電圧が書き込まれる。
【0025】
本発明の第2の観点に係る表示装置は、マトリクス状に複数配列された画素回路と、上記画素回路のマトリクス配列に対して列毎に配線され、輝度情報に応じた電流レベルの信号電流が供給されるデータ線と、第1および第2の基準電位と、上記データ線に所定のタイミングで基準電圧を供給する基準電圧供給手段と、を有し、上記画素回路は、流れる電流によって輝度が変化する電気光学素子と、第1、第2、および第3のノードと、第1および第2の基準電位と、上記第1のノードに接続された第1端子と第2端子間で電流供給ラインを形成し、上記第2のノードに接続された制御端子の電位に応じて上記電流供給ラインを流れる電流を制御する駆動トランジスタと、上記第1のノードに接続された第1のスイッチと、上記第1のノードと上記第2のノードとの間に接続された第2のスイッチと、上記データ線と上記第3のノードとの間に接続された第3のスイッチと、上記第2のノードと第3のノードとを電気的に結合するための電気的結合手段と、を有し、上記第1の基準電位と第2の基準電位との間に、上記駆動トランジスタの電流供給ライン、上記第1のノード、上記第1のスイッチ、および上記電気光学素子が直列に接続され、上記第3のスイッチが導通されてデータ線の信号電流が上記第3のノードに入力される前に、上記基準電圧供給手段は、上記データ線に、所定の基準電圧を供給する。
【0026】
好適には、上記電気的結合手段は、上記第2のノードと上記第3のノードとの間を直接接続した配線を含む。
【0027】
好適には、上記電気的結合手段は、上記第4のノードと、上記第2のノードと上記第4のノードとの間に接続された第4のスイッチと、上記第3のノードに供給された信号電流を電圧レベルの信号として上記第4のノードに現出させる変換部と、を含む。
【0028】
好適には、上記変換部は、ゲートが上記第3のノードに接続され、ドレインが上記第4のノードに接続され、かつドレインとゲート同士が接続され、ソースが所定電位に接続されたトランジスタを含む。
【0029】
好適には、上記電気光学素子を駆動する場合、第1ステージとして、上記第2のスイッチを所定時間導通させて上記第1のノードと上記第2のノードとを電気的に接続させ、第2ステージとして、所定時間経過後に上記第2のスイッチを非導通状態に保持させ、第3ステージとして、上記データ線に基準電圧を書き込ませ、第4ステージとして上記第1のスイッチを導通させて、上記データ線を伝播させた信号電流を上記第3のノードに書き込ませた後、上記第3のスイッチを非導通状態に保持し、上記電気光学素子に信号電流に応じた電流を供給する。
【0030】
好適には、上記基準電圧の値は、黒表示時の駆動トランジスタのしきい値ばらつきによるゲート電圧の中間値である。
【0031】
また、上記基準電圧供給手段は、基準電圧源と、上記基準電圧源を、上記データ線に対して選択的に接続するスイッチ回路と、をさらに有する。
【0032】
本発明の第3の観点は、流れる電流によって輝度が変化する電気光学素子と、輝度情報に応じた電流レベルの電流信号が供給されるデータ線と、第1、第2、および第3のノードと、第1および第2の基準電位と、上記第1のノードに接続された第1端子と第2端子間で電流供給ラインを形成し、上記第2のノードに接続された制御端子の電位に応じて上記電流供給ラインを流れる電流を制御する駆動トランジスタと、上記第1のノードに接続された第1のスイッチと、上記第1のノードと上記第2のノードとの間に接続された第2のスイッチと、上記データ線と上記第3のノードとの間に接続された第3のスイッチと、上記第2のノードと上記第3のノードとを電気的に結合するための電気的結合手段と、を有し、上記第1の基準電位と第2の基準電位との間に、上記駆動トランジスタの電流供給ライン、上記第1のノード、上記第1のスイッチ、および上記電気光学素子が直列に接続されている画素回路の駆動方法であって、上記第2のスイッチを所定時間導通させて上記第1のノードと上記第2のノードとを電気的に接続し、所定時間経過後に上記第2のスイッチを非導通状態に保持し、上記データ線に基準電圧を書き込み、上記第1のスイッチを導通させて、上記データ線を伝播させた信号電流を上記第3のノードに書き込んだ後、上記第3のスイッチを非導通状態に保持し、上記電気光学素子に信号電流に応じた電流を供給する。
【0033】
本発明によれば、たとえば、第1のスイッチを非導通状態に保持して、第2のスイッチを導通状態とする。
第2のスイッチが導通状態になったことに伴い、第1のノードと第2のノード、すなわち駆動トランジスタのソースとゲートが接続されるために、駆動トランジスタのゲート電位はカットオフするまで上昇する。カットオフ点では電流は殆ど流れないので、駆動トランジスタのゲート電位はカットオフ点にて保持される。これにより、しきい値や移動度μがばらついている全ての画素に対しての補正(オートゼロ動作)が実行される。
また、データ線の配線容量には、たとえば1Hに一度基準電圧Vrefが書き込まれる。基準電圧は電圧信号なので、データ線の配線容量が大きくても短時間で書き込むことができる。
次に、第2のスイッチを非導通状態としてオートゼロ動作(Vth補正動作)を終了させる。
そして、第3のスイッチを導通状態として、データ線に伝搬されたデータ信号(信号電流)を画素回路に入力させる。これにより、入力信号に対して最適なゲート電圧まで書き込まれる。白を表示する画素では、入力の信号電流値が大きいために、データ線の配線容量と画素容量を必要なゲート電圧まで書き込むことは1H内にて可能となる。
そして、第3のスイッチを非導通状態とした後、第1のスイッチを導通状態とする。これにより、電気光学素子に電流が流れ、電気光学素子が発光する。
【0034】
黒信号を書き込む場合、黒信号を書き込んだ時の最適なゲート電位はカットオフの電位と殆ど等しいので、基準電圧Vrefと殆ど等しくなる。
画素のドライブトランジスタのしきい値Vthがばらついている場合に限り、Vthばらつき分の電圧差が生じ、それを書き込む必要があるが、大きい値でない。つまり、黒信号表示時では、元々データ線の配線容量、画素容量ともに必要なゲート電位が保持されているので、データ線の電流値が小さく書き込むのに時間がかかっても、ユニフォーミティに問題は表れない。
以上より、映像信号を書き込む前に各画素回路の第3のスイッチをカットオフしておき、データ線は所定タイミングで基準電圧を書き込むことでき、大画面パネルにおける黒信号(低電流信号)の書き込み不足によるばらつきを抑制することができる。
よって、しきい値Vthや移動度μのばらつきのない高ユニフォーミティの画質を得ることができる。
【0035】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を添付図面に関連付けて説明する。
【0036】
第1実施形態
図1は、本第1の実施形態に係る画素回路を採用した有機EL表示装置の構成を示すブロック図である。
図2は、図1の有機EL表示装置において本第1の実施形態に係る画素回路の具体的な構成を示す回路図である。
【0037】
この表示装置100は、図1および図2に示すように、画素回路(PXLC)101がm×nのマトリクス状に配列された画素アレイ部102、水平セレクタ(HSEL)103、ライトスキャナ(WSCN)104、ドライブスキャナ(DSCN)105、オートゼロ回路(AZRD)106、基準電圧供給回路(RVS)107、水平セレクタ103により選択され輝度情報に応じたデータ信号(信号電流)が供給され、所定のタイミングで基準電圧が供給されるデータ線DTL101〜DTL10n、ライトスキャナ104により選択駆動される走査線WSL101〜WSL10m、ドライブスキャナ105により選択駆動される駆動線DSL101〜DSL10m、オートゼロ回路106により選択駆動されるオートゼロ線ALZ101〜AZL10mを有する。
【0038】
なお、画素アレイ部102において、画素回路101はm×nのマトリクス状に配列されるが、図1においては図面の簡単化のために2(=m)×3(=n)のマトリクス状に配列した例を示している。
また、図2においても、図面の簡単化のために一つの画素回路の具体的な構成を示している。
【0039】
本第1の実施形態に係る画素回路101は、図2に示すように、pチャネルTFT111〜TFT114、キャパシタC111、有機EL素子(OLED:電気光学素子)からなる発光素子115、第1のノードND111、第2のノードND112、および第3のノードND113を有する。
また、図2において、DTL101はデータ線を、WSL101は走査線を、DSL101は駆動線、AZL101はオートゼロ線をそれぞれ示している。
これらの構成要素のうち、TFT111が本発明に係るドライブ(駆動)トランジスタを構成し、TFT112が第1のスイッチを構成し、TFT113が第2のスイッチを構成し、TFT114が第3のスイッチを構成している。また、第2のノードND112と第3のノードND113が電気的結合手段としての配線ICNTにより直接接続されている。
また、電源電圧VCCの供給ライン(電源電位)が第1の基準電位に相当し、接地電位GNDが第2の基準電位に相当している。
【0040】
画素回路101において、電源電位VCCと接地電位GNDとの間にTFT111、第1のノードND111、TFT112、および発光素子115が直列に接続されている。
具体的には、ドライブトランジスタとしてのTFT111のソースが電源電圧VCCの供給ラインに接続され、ドレインが第1のノードND111に接続されている。第1のスイッチとしてのTFT112のソースが第1のノードND111に接続され、ドレインが発光素子115のアノードに接続され、発光素子115のカソードが接地電位GNDに接続されている。そして、TFT111のゲートが第2のノードND112に接続され、TFT112の駆動線DSL101に接続されている。
第1のノードND111と第2のノードND112とに、第2のスイッチとしてのTFT113ソース・ドレインが接続され、TFT113のゲートがオートゼロ線AZL101に接続されている。
第2のノードND112と第3のノードND113とが配線ICNTにより直接接続されている。また、キャパシタC111の第1電極が第3のノードND113に接続され、第2電極が電源電位VCCに接続されている。
データ線DTL101と第3のノードND113とに第3のスイッチとしてのTFT114のソース・ドレインが接続され、TFT114のゲートが走査線101に接続されている。
【0041】
基準電圧供給回路(RVS)107は、図2に示すように、基準電圧源V107と、基準電圧源V107を、データ線DTL101(〜10n)に対して選択的に接続するスイッチ回路SW107とを有する。
スイッチ回路SW107は、たとえばpチャネルTFTにより構成され、駆動パルスDPULHにより導通制御される。たとえば1Hに一度(たとえば水平ブランキング期間内に一度)オンするように、駆動パルスDPULHがスイッチ回路SW107を構成するpチャネルTFTに印加される。
この基準電圧源V107による基準電圧Vrefの値は、全画素回路101のドライブトランジスタであるTFT111のしきい値Vthのばらつきを含めたカットオフ時のゲート電圧の中心値(中間値)に設定される。
【0042】
次に、上記構成の動作を、画素回路の動作を中心に、図3(A)〜(H)に関連付けて説明する。
図3(A)は画素配列の第1行目の走査線WSL101に印加される走査信号ws〔1〕を、図3(B)は画素配列の第2行目の走査線WSL102に印加される走査信号ws〔2〕を、図3(C)は画素配列の第1行目のオートゼロ線AZL101に印加されるオートゼロ信号az〔1〕を、図3(D)は画素配列の第2行目のオートゼロ線AZL102に印加されるオートゼロ信号az〔2〕を、図3(E)は画素配列の第1行目の駆動線DSL101に印加される駆動信号ds〔1〕を、図3(F)は画素配列の第2行目の駆動線DSL102に印加される駆動信号ds〔2〕を、図3(G)は基準電圧供給回路107のスイッチ回路SW107のゲートに印加される駆動パルスDPUL を、図3(H)はTFT111のゲート電位Vgをそれぞれ示している。
なお、以下では、第1行目の画素回路の動作について説明する。
【0043】
図3(C),(E)に示すように、駆動線DSL101への駆動信号ds〔1〕が高レベルの状態(TFT112が非導通状態)で、オートゼロ線AZL101へのオートゼロ信号az〔1〕を低レベルとし、TFT113を導通状態とする。
【0044】
このとき、TFT113がオンし、第1のノードND111と第2のノードND112、すなわちドライブトランジスタとしてのTFT111のソースとゲートが接続されるための、図3(H)に示すように、TFT111のゲート電位VgはTFT111がカットオフするまで上昇する。カットオフ点では電流は殆ど流れないので、TFT111のゲート電位Vgはカットオフ点にて保持される。
これにより、しきい値や移動度μがばらついている全ての画素に対しての補正(オートゼロ動作)が実行される。
【0045】
また、データ線DTL101は、スイッチ回路SW107を介して基準電圧源V107に接続されている。
そして、スイッチ回路SW107が、図3(G)に示すような駆動パルスDPULHにより、たとえば1Hに一度(たとえば水平ブランキング期間内に一度)オンするように、導通制御される。これにより、データ線DTL101の配線容量Csigには、基準電圧Vrefが書き込まれる。基準電圧Vrefは電圧信号なので、データ線の配線容量が大きくても短時間で書き込むことができる。
【0046】
次に、図3(C)に示すように、オートゼロ線AZL101へのオートゼロ信号az〔1〕を高レベルとしてTFT113を非導通状態としてオートゼロ動作(Vth補正動作)を終了させる。
そして、走査線WSL101への走査信号ws〔1〕を、図3(A)に示すように、低レベルとしてTFT114を導通状態として、データ線DTL101に伝搬されたデータ信号(信号電流)を第3のノードND113(第2のノードND112)を通して画素容量素子としてのキャパシタC111に書き込むことができる。このとき、入力信号に対して最適なゲート電圧まで書き込まれる。白を表示する画素では、入力の信号電流値が大きいために、データ線の配線容量と画素容量C112を必要なゲート電圧まで書き込むことは1H内にて可能となる。
【0047】
そして、図3(A)に示すように、走査線WSL101を高レベルとしてTFT114を非導通状態とした後、図3(E)に示すように、駆動線DSL1への駆動信号ds〔1〕を低レベルとし、TFT112を導通状態とする。
これにより、TFT111、EL発光素子115に電流が流れ、EL発光素子115が発光する。
【0048】
ここで、従来困難であった黒信号を書き込む場合を考える。黒信号では従来同様に電流値は殆ど0μAである。
しかしながら、本実施形態では、データ線の電位を1H毎に基準電圧Vrefに設定している。黒信号を書き込んだ時の最適なゲート電位はカットオフの電位と殆ど等しいので、基準電圧Vrefと殆ど等しくなる。
画素のドライブトランジスタのしきい値Vthがばらついている場合に限り、Vthばらつき分の電圧差が生じ、それを書き込む必要があるが、大きい値でない。
つまり、黒信号表示時では、元々データ線の配線容量、画素容量ともに必要なゲート電位が保持されているので、データ線の電流値が小さく書き込むのに時間がかかっても、ユニフォーミティに問題は表れない。
以上より、映像信号を書き込む前に各画素回路のTFT114をカットオフしておき、データ線DTL101は1H毎に基準電圧Vrefを書き込むことでき、従来問題であった大画面パネルにおける黒信号(低電流信号)の書き込み不足によるばらつきを抑制することができる。
よって、しきい値Vthや移動度μのばらつきのない高ユニフォーミティの画質を得ることができる。
【0049】
以上説明したように、本第1の実施形態によれば、電流駆動型アクティブマトリックス有機ELディスプレイにおいて、入力信号電流を書き込む前に、画素回路101のドライブトランジスタ(TFT)111のゲート−ドレイン間に接続したTFT113を導通させてTFT111をカットオフさせ、さらに、信号電流を書き込む前に、データ線の電位を1H毎に基準電圧Vrefに設定して、この後に入力信号電流を書き込むことで、大画面パネルにおける黒信号(低電流信号)の書き込み不足によるばらつきを抑制することができる。
【0050】
なお、本実施形態では、画素回路としてpチャネルのTFT111〜114を用いて構成した例を説明したが、nチャネルTFTを用いて構成することも可能である。ただし、電源電位VCCと接地電位GDNへの接続形態が逆となる。
また、pチャネルTFTとnチャネルTFTを混在させたCMOS型に構成することも可能である。
【0051】
第2実施形態
図4は、本第2の実施形態に係る画素回路を採用した有機EL表示装置の構成を示すブロック図である。
図5は、図4の有機EL表示装置において本第2の実施形態に係る画素回路の具体的な構成を示す回路図である。
【0052】
この表示装置200は、図4および図5に示すように、画素回路(PXLC)201がm×nのマトリクス状に配列された画素アレイ部202、水平セレクタ(HSEL)203、ライトスキャナ(WSCN)204、ドライブスキャナ(DSCN)205、オートゼロ回路(AZRD)206、基準電圧供給回路(RVS)207、水平セレクタ203により選択され輝度情報に応じたデータ信号(信号電流)が供給され、所定のタイミングで基準電圧が供給されるデータ線DTL201〜DTL20n、ライトスキャナ204により選択駆動される走査線WSL201〜WSL20m、ドライブスキャナ205により選択駆動される駆動線DSL201〜DSL20m、オートゼロ回路206により選択駆動されるオートゼロ線ALZ201〜AZL20mを有する。
【0053】
なお、画素アレイ部202において、画素回路201はm×nのマトリクス状に配列されるが、図4においては図面の簡単化のために2(=m)×3(=n)のマトリクス状に配列した例を示している。
また、図5においても、図面の簡単化のために一つの画素回路の具体的な構成を示している。
【0054】
本実施形態に係る画素回路201は、図5に示すように、pチャネルTFT211〜TFT216、画素容量素子としてのキャパシタC211、有機EL素子(OLED:電気光学素子)からなる発光素子217、第1のノードND211、第2のノードND212、第3のノードND213、および第4のノードND214を有する。
また、図2において、DTL201はデータ線を、WSL201は走査線を、DSL201は駆動線、AZL201はオートゼロ線をそれぞれ示している。
これらの構成要素のうち、TFT211が本発明に係るドライブ(駆動)トランジスタを構成し、TFT212が第1のスイッチを構成し、TFT213が第2のスイッチを構成し、TFT214が第3のスイッチを構成し、TFT215が第4のスイッチを構成している。TFT216が本発明に係る変換部を構成している。
そして、TFT215,216、第3のノードND213、および第4のノードND214により本発明に係る電気的結合手段が構成されている。
【0055】
また、電源電圧VCCの供給ライン(電源電位)が第1の基準電位に相当し、接地電位GNDが第2の基準電位に相当している。
【0056】
画素回路201において、電源電位VCCと接地電位GNDとの間にTFT211、第1のノードND211、TFT212、および発光素子217が直列に接続されている。
具体的には、ドライブトランジスタとしてのTFT211のソースが電源電圧VCCの供給ラインに接続され、ドレインが第1のノードND211に接続されている。第1のスイッチとしてのTFT212のソースが第1のノードND211に接続され、ドレインが発光素子217のアノードに接続され、発光素子217のカソードが接地電位GNDに接続されている。そして、TFT211のゲートが第2のノードND212に接続され、TFT212のゲートが駆動線DSL201に接続されている。
第1のノードND211と第2のノードND212とに、第2のスイッチとしてのTFT213ソース・ドレインが接続され、TFT213のゲートがオートゼロ線AZL201に接続されている。
また、キャパシタC211の第1電極が第2のノードND212に接続され、第2電極が電源電位VCCに接続されている。
データ線DTL201と第3のノードND213とに第3のスイッチとしてのTFT214のソース・ドレインが接続され、TFT214のゲートが走査線WSL201に接続されている。
【0057】
第2のノードND212と第4のノードND214とに、第4のスイッチとしてのTFT215のソース・ドレインが接続され、TFT215のゲートが走査線WSL201に接続されている。
さらに、TFT216のゲートが第4のノードND214に接続され、ドレインが第3のノードND213に接続され、ゲートとソース同士(第3のノードND213と第4のノードND214)が接続され、ソースが電源電位VCCに接続されている。
【0058】
基準電圧供給回路(RVS)207は、図5に示すように、基準電圧源V207と、基準電圧源V207を、データ線DTL201(〜10n)に対して選択的に接続するスイッチ回路SW207とを有する。
スイッチ回路SW207は、たとえばpチャネルTFTにより構成され、駆動パルスDPULHにより導通制御される。たとえば1Hに一度(たとえば水平ブランキング期間内に一度)オンするように、駆動パルスDPULHがスイッチ回路SW207を構成するpチャネルTFTに印加される。
この基準電圧源V207による基準電圧Vrefの値は、全画素回路201のドライブトランジスタであるTFT211のしきい値Vthのばらつきを含めたカットオフ時のゲート電圧の中心値(中間値)に設定される。
【0059】
次に、上記構成の動作を、画素回路の動作を中心に、図6(A)〜(H)に関連付けて説明する。
図6(A)は画素配列の第1行目の走査線WSL201に印加される走査信号ws〔1〕を、図6(B)は画素配列の第2行目の走査線WSL202に印加される走査信号ws〔2〕を、図6(C)は画素配列の第1行目のオートゼロ線AZL201に印加されるオートゼロ信号az〔1〕を、図6(D)は画素配列の第2行目のオートゼロ線AZL202に印加されるオートゼロ信号az〔2〕を、図6(E)は画素配列の第1行目の駆動線DSL201に印加される駆動信号ds〔1〕を、図6(F)は画素配列の第2行目の駆動線DSL202に印加される駆動信号ds〔2〕を、図6(G)は基準電圧供給回路207のスイッチ回路SW207のゲートに印加される駆動パルスDPUL を、図6(H)はTFT211のゲート電位Vgをそれぞれ示している。
なお、以下では、第1行目の画素回路の動作について説明する。
【0060】
図6(C),(E)に示すように、駆動線DSL201への駆動信号ds〔1〕が高レベルの状態(TFT212が非導通状態)で、オートゼロ線AZL201へのオートゼロ信号az〔1〕を低レベルとし、TFT213を導通状態とする。
【0061】
このとき、TFT213がオンし、第1のノードND211と第2のノードND212、すなわちドライブトランジスタとしてのTFT211のソースとゲートが接続されるための、図6(H)に示すように、TFT211のゲート電位VgはTFT211がカットオフするまで上昇する。カットオフ点では電流は殆ど流れないので、TFT211のゲート電位Vgはカットオフ点にて保持される。
これにより、しきい値や移動度μがばらついている全ての画素に対しての補正(オートゼロ動作)が実行される。
【0062】
また、データ線DTL201は、スイッチ回路SW207を介して基準電圧源V207に接続されている。
そして、スイッチ回路SW207が、図6(G)に示すような駆動パルスDPUL により、たとえば1Hに一度(たとえば水平ブランキング期間内に一度)オンするように、導通制御される。これにより、データ線DTL201の配線容量Csigには、基準電圧Vrefが書き込まれる。基準電圧Vrefは電圧信号なので、データ線の配線容量が大きくても短時間で書き込むことができる。
この場合、たとえば白表示時のようにデータ線DTL201の配線容量Csigが重いときは基準電電位Vrefからゲート電位まで書き込まなくてはならないが、画素回路201は、カレントミラー型回路であることから、データ線には大きな電流を流すことが可能となり、データ線の配線容量への書き込み時間を大幅に短縮することができる。
【0063】
次に、図6(C)に示すように、オートゼロ線AZL201へのオートゼロ信号az〔1〕を高レベルとしてTFT213を非導通状態としてオートゼロ動作(Vth補正動作)を終了させる。
そして、走査線WSL201への走査信号ws〔1〕を、図6(A)に示すように、低レベルとしてTFT214を導通状態とする。この場合、画素回路201は、いわゆる単純なカレントミラー型回路となる。そして、データ線DTL201に伝搬されたデータ信号(信号電流)が、TFT216のゲート電圧値を、TFT215を通して画素容量素子としてキャパシタC211に書き込むことができる。
このとき、入力信号に対して最適なゲート電圧まで書き込まれる。白を表示する画素では、入力の信号電流値が大きいために、データ線の配線容量と画素容量C212を必要なゲート電圧まで書き込むことは1H内にて可能となる。
【0064】
そして、図6(A)に示すように、走査線WSL201を高レベルとしてTFT214を非導通状態とした後、図6(E)に示すように、駆動線DSL1への駆動信号ds〔1〕を低レベルとし、TFT212を導通状態とする。
これにより、TFT211、EL発光素子215に電流が流れ、EL発光素子215が発光する。
【0065】
黒信号を書き込む場合、第1の実施形態と同様に、データ線の電位を1H毎に基準電圧Vrefに設定している。黒信号を書き込んだ時の最適なゲート電位はカットオフの電位と殆ど等しいので、基準電圧Vrefと殆ど等しくなる。
画素のドライブトランジスタのしきい値Vthがばらついている場合に限り、Vthばらつき分の電圧差が生じ、それを書き込む必要があるが、大きい値でない。
つまり、黒信号表示時では、元々データ線の配線容量、画素容量ともに必要なゲート電位が保持されているので、データ線の電流値が小さく書き込むのに時間がかかっても、ユニフォーミティに問題は表れない。
以上より、映像信号を書き込む前に各画素回路のTFT214をカットオフしておき、データ線DTL201は1H毎に基準電圧Vrefを書き込むことで、従来問題であった大画面パネルにおける黒信号(低電流信号)の書き込み不足によるばらつきを抑制することができる。
よって、しきい値Vthや移動度μのばらつきのない高ユニフォーミティの画質を得ることができる。
【0066】
以上説明したように、本第2の実施形態によれば、電流駆動型アクティブマトリックス有機ELディスプレイにおいて、画素回路201をカレントミラー型回路により構成し、入力信号電流を書き込む前に、画素回路101のドライブトランジスタ(TFT)111のゲート−ドレイン間に接続したTFT113を導通させてTFT111をカットオフさせ、さらに、信号電流を書き込む前に、データ線の電位を1H毎に基準電圧Vrefに設定して、この後に入力信号電流を書き込むことで、大画面パネルにおける黒信号(低電流信号)の書き込み不足によるばらつきを抑制することができ、また、画素回路201は、カレントミラー型回路であることから、データ線には大きな電流を流すことが可能となり、データ線の配線容量への書き込み時間を大幅に短縮することができる。
【0067】
なお、本実施形態では、画素回路としてpチャネルのTFT211〜216を用いて構成した例を説明したが、nチャネルTFTを用いて構成することも可能である。ただし、電源電位VCCと接地電位GDNへの接続形態が逆となる。
また、pチャネルTFTとnチャネルTFTを混在させたCMOS型に構成することも可能である。
【0068】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、大画面パネルにおいても低電流側の映像信号の書き込みばらつきを抑制することができる。
本発明により、大画面パネルにおいて電流駆動が可能となり、駆動トランジスタによるしきい値や移動度のばらつきを補正し、高ユニフォーミティの画質を得ることができる。
また、本発明により、基準電圧を調整することで、パネル内のしきい値のばらつきに対して最適の基準電圧を設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態に係る画素回路を採用した有機EL表示装置の構成を示すブロック図である。
【図2】図1の有機EL表示装置において本第1の実施形態に係る画素回路の具体的な構成を示す回路図である。
【図3】本第1の実施形態の動作を説明するためのタイミングチャートである。
【図4】第2の実施形態に係る画素回路を採用した有機EL表示装置の構成を示すブロック図である。
【図5】図4の有機EL表示装置において本第2の実施形態に係る画素回路の具体的な構成を示す回路図である。
【図6】本第2の実施形態の動作を説明するためのタイミングチャートである。
【図7】一般的な有機EL表示装置の構成を示すブロック図である。
【図8】図7の画素回路の一構成例を示す回路図である。
【図9】画素回路の他の構成例を示す回路図である。
【図10】図9の画素回路がデータ線に複数接続されている場合の動作を説明するための回路図である。
【図11】図10の画素回路の動作および課題を説明するための図である。
【符号の説明】
100,200…表示装置、101,201…画素回路(PXLC)、102,202…画素アレイ部、103,203…水平セレクタ(HSEL)、104,204…ライトスキャナ(WSCN)、105,205…ドライブスキャナ(DSCN)、106,206…オートゼロ回路(AZRD)、107,207…基準電圧供給回路(RVS)、111,211…駆動トランジスタとしてのTFT、112,212…第1のスイッチとしてのTFT、113,213…第2のスイッチとしてのTFT、114,214…第3のスイッチとしてTFT、115,215…第4のスイッチとしてのTFT、TFT115,126…第5のスイッチとしてのTFT、216…変換部を構成するTFT、115,217…EL発光素子、C111,C211…キャパシタ、DTL101〜DTL10n,DTL201〜DTL20n…データ線、WSL101〜WSL10m,WSL201〜WSL20m…走査線、DSL101〜DSL10m,DSL201〜DSL20m…駆動線、AZL101〜AZL10m,AZL201〜AZL20m…オートゼロ線、ICNT…配線。

Claims (14)

  1. 流れる電流によって輝度が変化する電気光学素子を駆動する画素回路であって、
    輝度情報に応じた電流レベルの電流信号が供給されるデータ線と、
    第1、第2、および第3のノードと、
    第1および第2の基準電位と、
    上記第1のノードに接続された第1端子と第2端子間で電流供給ラインを形成し、上記第2のノードに接続された制御端子の電位に応じて上記電流供給ラインを流れる電流を制御する駆動トランジスタと、
    上記第1のノードに接続された第1のスイッチと、
    上記第1のノードと上記第2のノードとの間に接続された第2のスイッチと、
    上記データ線と上記第2のノードとの間に接続された第3のスイッチと、
    上記第2のノードと第3のノードとを電気的に結合するための電気的結合手段と、を有し、
    上記第1の基準電位と第2の基準電位との間に、上記駆動トランジスタの電流供給ライン、上記第1のノード、上記第1のスイッチ、および上記電気光学素子が直列に接続され、
    上記データ線には、上記第3のスイッチを導通させてデータ線の信号電流を上記第3のノードに入力させる前に、所定の基準電圧が書き込まれる
    画素回路。
  2. 上記電気的結合手段は、上記第2のノードと上記第3のノードとを直接接続した配線を含む
    請求項1記載の画素回路。
  3. 上記電気的結合手段は、上記第4のノードと、
    上記第2のノードと上記第4のノードとの間に接続された第4のスイッチと、
    上記第3のノードに供給された信号電流を電圧レベルの信号として上記第4のノードに現出させる変換部と、を含む
    請求項1記載の画素回路。
  4. 上記変換部は、ゲートが上記第3のノードに接続され、ドレインが上記第4のノードに接続され、かつドレインとゲート同士が接続され、ソースが所定電位に接続されたトランジスタを含む
    請求項3記載の画素回路。
  5. 上記電気光学素子を駆動する場合、
    第1ステージとして、上記第2のスイッチが所定時間導通させられ上記第1のノードと上記第2のノードとが電気的に接続され、
    第2ステージとして、所定時間経過後に上記第2のスイッチが非導通状態に保持され、
    第3ステージとして、上記データ線に基準電圧が書き込まれ、
    第4ステージとして上記第1のスイッチが導通させられて、上記データ線を信号電流が上記第3のノードに書き込まれた後、上記第3のスイッチが非導通状態に保持され、上記電気光学素子に信号電流に応じた電流を供給する
    請求項1記載の画素回路。
  6. 上記基準電圧の値は、黒表示時の駆動トランジスタのしきい値ばらつきによるゲート電圧の中間値である
    請求項1記載の画素回路。
  7. マトリクス状に複数配列された画素回路と、
    上記画素回路のマトリクス配列に対して列毎に配線され、輝度情報に応じた電流レベルの信号電流が供給されるデータ線と、
    第1および第2の基準電位と、
    上記データ線に所定のタイミングで基準電圧を供給する基準電圧供給手段と、を有し、
    上記画素回路は、
    流れる電流によって輝度が変化する電気光学素子と、
    第1、第2、および第3のノードと、
    第1および第2の基準電位と、
    上記第1のノードに接続された第1端子と第2端子間で電流供給ラインを形成し、上記第2のノードに接続された制御端子の電位に応じて上記電流供給ラインを流れる電流を制御する駆動トランジスタと、
    上記第1のノードに接続された第1のスイッチと、
    上記第1のノードと上記第2のノードとの間に接続された第2のスイッチと、
    上記データ線と上記第3のノードとの間に接続された第3のスイッチと、
    上記第2のノードと第3のノードとを電気的に結合するための電気的結合手段と、を有し、
    上記第1の基準電位と第2の基準電位との間に、上記駆動トランジスタの電流供給ライン、上記第1のノード、上記第1のスイッチ、および上記電気光学素子が直列に接続され、
    上記第3のスイッチが導通されてデータ線の信号電流が上記第3のノードに入力される前に、上記基準電圧供給手段は、上記データ線に、所定の基準電圧を供給する
    表示装置。
  8. 上記電気的結合手段は、上記第2のノードと上記第3のノードとを直接接続した配線を含む
    請求項7記載の表示装置。
  9. 上記電気的結合手段は、上記第4のノードと、
    上記第2のノードと上記第4のノードとの間に接続された第4のスイッチと、
    上記第3のノードに供給された信号電流を電圧レベルの信号として上記第4のノードに現出させる変換部と、を含む
    請求項7記載の表示装置。
  10. 上記変換部は、ゲートが上記第3のノードに接続され、ドレインが上記第4のノードに接続され、かつドレインとゲート同士が接続され、ソースが所定電位に接続されたトランジスタを含む
    請求項9記載の表示装置。
  11. 上記電気光学素子を駆動する場合、
    第1ステージとして、上記第2のスイッチを所定時間導通させて上記第1のノードと上記第2のノードとを電気的に接続させ、
    第2ステージとして、所定時間経過後に上記第2のスイッチを非導通状態に保持させ、
    第3ステージとして、上記データ線に基準電圧を書き込ませ、
    第4ステージとして上記第1のスイッチを導通させて、上記データ線を伝播させた信号電流を上記第3のノードに書き込ませた後、上記第3のスイッチを非導通状態に保持し、上記電気光学素子に信号電流に応じた電流を供給する
    請求項7記載の表示装置。
  12. 上記基準電圧の値は、黒表示時の駆動トランジスタのしきい値ばらつきによるゲート電圧の中間値である
    請求項7記載の表示装置。
  13. 上記基準電圧供給手段は、基準電圧源と、
    上記基準電圧源を、上記データ線に対して選択的に接続するスイッチ回路と、をさらに有する
    請求項7記載の表示装置。
  14. 流れる電流によって輝度が変化する電気光学素子と、
    輝度情報に応じた電流レベルの電流信号が供給されるデータ線と、
    第1、第2、および第3のノードと、
    第1および第2の基準電位と、
    上記第1のノードに接続された第1端子と第2端子間で電流供給ラインを形成し、上記第2のノードに接続された制御端子の電位に応じて上記電流供給ラインを流れる電流を制御する駆動トランジスタと、
    上記第1のノードに接続された第1のスイッチと、
    上記第1のノードと上記第2のノードとの間に接続された第2のスイッチと、
    上記データ線と上記第3のノードとの間に接続された第3のスイッチと、
    上記第2のノードと上記第3のノードとを電気的に結合するための電気的結合手段と、を有し、
    上記第1の基準電位と第2の基準電位との間に、上記駆動トランジスタの電流供給ライン、上記第1のノード、上記第1のスイッチ、および上記電気光学素子が直列に接続されている画素回路の駆動方法であって、
    上記第2のスイッチを所定時間導通させて上記第1のノードと上記第2のノードとを電気的に接続し、
    所定時間経過後に上記第2のスイッチを非導通状態に保持し、
    上記データ線に基準電圧を書き込み、
    上記第1のスイッチを導通させて、上記データ線を伝播させた信号電流を上記第3のノードに書き込んだ後、上記第3のスイッチを非導通状態に保持し、上記電気光学素子に信号電流に応じた電流を供給する
    画素回路の駆動方法。
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