JP2005009606A - 取付具及び付帯部材の取付構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】エアシリンダに対して付帯部材を強固に取り付けること。
【解決手段】エアシリンダの外周面には、締結部材28,29を締め付けることにより固定される取付具21が設けられている。取付具21の取付具本体22の一端部には、位置検出センサ19の一端面に当接する位置ずれ防止部25が設けられ、他端部には位置検出センサ19の他端面に当接する締結部材28,29が設けられている。
【選択図】 図2
【解決手段】エアシリンダの外周面には、締結部材28,29を締め付けることにより固定される取付具21が設けられている。取付具21の取付具本体22の一端部には、位置検出センサ19の一端面に当接する位置ずれ防止部25が設けられ、他端部には位置検出センサ19の他端面に当接する締結部材28,29が設けられている。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、取付具及びその取付具を用いた付帯部材の取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば、アクチュエータチューブであるエアシリンダ等のシリンダチューブ内にはピストンが移動可能に収容されており、そのピストンの移動位置は位置検出センサによって検出される。この位置検出センサをエアシリンダに取り付ける構成としては、従来から図16に示すもの(特許文献1参照)が知られている。すなわち、同図に示すように、位置検出センサ71は、エアシリンダ72の外周面に形成された収容溝73内に配置される。そして、位置検出センサ71に螺合された固定ネジ74を螺合することにより、位置検出センサ71を収容溝73の底部から浮き上がらせ、位置検出センサ71の上端を収容溝73の開口縁から内側に張り出された突条部73aに押し付けている。この押し付け力により位置検出センサ71が収容溝73に固定されるようになっている。
【0003】
【特許文献1】
特開平09−303326号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来技術において、エアシリンダ72が種々の組立作業を自動的に行う設備に用いられる場合には、エアシリンダ72に周囲の機器からの振動が加わると、位置検出センサ71を締め付けている固定ネジ74が緩み、位置検出センサ71の取付位置がずれるおそれがある。そこで、固定ネジ74の径を大きくして締め付けトルクを大きくすることも考えられる。しかしながら、固定ネジ74は位置検出センサ71に挿通されていることから、固定ネジ74のサイズアップを図れば、位置検出センサ71に形成されているネジ孔の径が大きくなるため、位置検出センサ71の強度が弱くなり、強いトルクで締め付ければ、位置検出センサ71の破損を招く。従って、エアシリンダ72に位置検出センサ71を強固に取り付けることができない。
【0005】
本発明は、このような従来の技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的は、アクチュエータに対し付帯部材を強固に取り付けることができる取付具及び付帯部材の取付構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明では、アクチュエータの外周面に設けられた収容溝に収容される付帯部材を取り付けるための取付具において、取付具本体の一端部には、前記付帯部材の一端面に対し当接される位置ずれ防止部が設けられ、前記取付具本体の他端部には、付帯部材の他端面に対し当接した状態で同取付具本体を前記アクチュエータに対し固定する締結部材が設けられていることを要旨とする。
【0007】
この構成によれば、締結部材を締め付けると、アクチュエータに取付具本体が固定され、付帯部材は、その一端面が位置ずれ防止部に当接されるとともに、他端面が締結部材によって当接される。このことから、締結部材と位置ずれ防止部との間で付帯部材が位置ずれすることはない。締結部材は、付帯部材に設けられていないため、締結部材のサイズアップを図ることができ、その締め付け力を大きくすることができる。この結果、アクチュエータに対して付帯部材を強固に取り付けることができる。
【0008】
請求項2に記載の発明では、前記取付具本体は、前記締結部材が設けられている付近に付帯部材から同取付具本体が離間するように配置される段差部を有していることを要旨とする。
【0009】
この構成によれば、締結部材による締め付け力が付帯部材に加わりにくくなるため、付帯部材が損傷するのを防止することができる。
請求項3に記載の発明では、前記位置ずれ防止部は、付帯部材の一部が嵌め込まれる嵌込み口を有するとともに、反嵌込み口側から嵌込み口側に向かうほど幅が狭くなるような凹状に形成されていることを要旨とする。
【0010】
位置ずれ防止部に付帯部材の一部が嵌め込まれると、付帯部材の一部が位置ずれ防止部によって挟持され、取付具本体を付帯部材の一部に仮止めすることができるため、締結部材の締め付け作業を容易に行うことが可能になる。
【0011】
請求項4に記載の発明では、前記取付具本体は、収容溝の開口部を介して外部に露出されている付帯部材の露出面を覆うように、アクチュエータの外周面に配置されていることを要旨とする。
【0012】
この構成にすれば、付帯部材の露出面が取付具本体によってカバーされているため、付帯部材を保護することが可能になる。
請求項5に記載の発明では、前記付帯部材は、アクチュエータの作動態様を検出するものであるとともに、その検出状態を知らせる発光部を有し、前記取付具本体には、前記発光部の少なくとも一部を露出するための確認窓が設けられていることを要旨とする。
【0013】
この構成にすれば、確認窓を介して発光部の点灯状態を目視することができるため、アクチュエータの作動態様を確認することができる。
請求項6に記載の発明では、アクチュエータの外周面に設けられた収容溝に付帯部材を収容し、この付帯部材を請求項1〜5のいずれかに記載の取付具によって取り付けたことを要旨とする。
【0014】
この構成にすれば、アクチュエータに付帯部材を強固に取り付けることが可能になる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化した一実施形態について、図面を参照して説明する。
図1に示すように、アクチュエータとしてのエアシリンダ11はシリンダチューブ12を備え、その内部には移動体としてのピストン13が摺動可能に収容されている。シリンダチューブ12の内部はピストンの存在によって図示しない2つの圧力作用室に区画されている。シリンダチューブ12の外周面には、一方の圧力作用室に通じる第1給排用ポート15と、他方の圧力作用室に通じる第2給排用ポート16とが形成されている。そして、第1給排用ポート15から流体としてのエアが供給されることにより、ピストン13に一体的に取り付けられたピストンロッド17がシリンダチューブ12内に没入する。又、第2給排用ポート16からエアが供給されることにより、ピストンロッド17がシリンダチューブ12から突出する。
【0016】
図2,図3に示すように、シリンダチューブ12の外周面には、図1で説明したピストン13の移動方向に沿って延びる収容溝18が形成されており、この収容溝18内には付帯部材としての位置検出センサ19が設けられている。位置検出センサ19は、それとは別体なる取付具21によって収容溝18の任意の位置に固定される。位置検出センサ19は、エアシリンダ11の作動態様を検出するものであって、具体的にはピストン13の移動位置を検出するものである。
【0017】
取付具21は、金属(リン青銅)からなるプレート素材をプレスすることで形成される。取付具21はその大部分を占める板状の取付具本体22を備え、この取付具本体22によって収容溝18の開口部18aから外部に露出されている位置検出センサ19の上面(露出面)が覆われている。位置検出センサ19の上面を覆うようにしたのは、例えばエアシリンダ11が溶接作業を自動的に行う設備に用いられる場合には、溶接部位から飛び出すスパッタから位置検出センサ19を保護するためである。なお、取付具21をリン青銅以外の材料として例えばステンレス等に変更することも可能である。
【0018】
位置検出センサ19の上面には、同位置検出センサ19によるピストン13の検出状態を知らせる発光部19aが設けられており、取付具本体22において発光部19aと対峙する位置には確認窓23が形成されている。この確認窓23を介して位置検出センサ19にある発光部19aの点灯状態を目視できるようになっている。取付具本体22による位置検出センサ19の保護性を高めるために、確認窓23を省略したり、確認窓23の面積を針穴程度に小さくすることも可能である。このようにすれば、位置検出センサ19の保護効果が高い取付具21を得ることができる。
【0019】
図3,図4に示すように、取付具本体22の一端部(図3における右端部)には、凹状の位置ずれ防止部25が一体的に形成され、位置ずれ防止部25には、その先端部に形成された嵌込み口25aを介して、位置検出センサ19の一端面から引き出されている電線26が嵌め込まれている。位置ずれ防止部25に電線26が嵌め込まれた状態において、同位置ずれ防止部25の端縁は、位置検出センサ19の一端面に対して当接されている。
【0020】
位置ずれ防止部25の幅は、その反嵌込み口側(基端側)から、嵌込み口側(先端側)付近に向かうほど狭くなっている。位置ずれ防止部25に電線26が嵌め込まれた状態では、電線26は位置ずれ防止部25によって弾性的に挟持されており、電線26に対して取付具21が位置ずれしにくくなっている。なお、位置ずれ防止部25の嵌込み口25aは外側に広がっており、位置ずれ防止部25の嵌込み口25aに電線26が嵌め込まれやすくなっている。
【0021】
図2,図3に示すように、取付具21において取付具本体22の他端部(図3における左端部)には、ネジ装着部としてのネジ通し孔27が形成され、このネジ通し孔27に挿通される固定ネジ28には、収容溝18内に収容されたナット29に螺合されている。固定ネジ28を締め付けることにより、ナット29は図5に示される収容溝18の開口部18aの縁部から内向きに突設された係止突部18bに押し付けられ、取付具21はシリンダチューブ12の外周面に固定される。ナット29は、四角形状を有していることから固定ネジ28を回して締め付けるときに、ナット29が固定ネジ28と一緒に共回りすることがない。以上のように、位置検出センサ19の一端面に対して取付具21の位置ずれ防止部25が当接され、他端面に対してナット29が当接していることにより、固定ネジ28の締め付けにより取付具21及びナット29が固定されると、位置検出センサ19は位置ずれすることが防止される。従って、本実施形態では、固定ネジ28とナット29とから締結部材が構成されている。
【0022】
取付具本体22において固定ネジ28の近傍に位置する箇所には段差部31が形成されている。この段差部31があることにより、固定ネジ28の近傍における取付具本体22の一部は、位置検出センサ19の上面から離間するように配置されている。つまり、固定ネジ28付近における取付具本体22は、位置検出センサ19の上面に対して非接触であることから、固定ネジ28の締め付け力が位置検出センサ19に加わることがなく、位置検出センサ19に悪影響が及ぶことがない。なお、段差部31を省略し、平坦な形状をなす取付具本体22に変更することも可能である。
【0023】
次に、上記のように構成された取付具21を用いてエアシリンダ11の収容溝18に対して位置検出センサ19を固定するには以下のように行う。すなわち、収容溝18に収容した位置検出センサ19の上面を覆うように取付具21の取付具本体22が配置され、位置ずれ防止部25に位置検出センサ19の電線26が嵌め込まれる。このとき、電線26は位置ずれ防止部25が自身の弾性力に抗して外側に開かれつつ嵌め込まれる。そして、取付具21のネジ通し孔27に固定ネジ28を挿通し、収容溝18内に収容されているナット29に螺合すると、取付具21が固定される。このとき、位置検出センサ19の一端面に対して取付具21の位置ずれ防止部25が当接され、他端面に対してナット29が当接されることで、位置検出センサ19の位置ずれが防止される。
【0024】
本実施形態によれば以下のような効果を得ることができる。
(1)固定ネジ28を位置検出センサ19に挿通させずに位置検出センサ19を固定することができるため、固定ネジ28のサイズアップを図ることができ、大きな締め付けトルクを得ることができる。そのため、位置検出センサ19を強固に固定することができ、エアシリンダ11に振動が加わることがあっても、位置検出センサ19が位置ずれするのを防止できる。
【0025】
(2)取付具21は位置検出センサ19と別体であることから、既存の位置検出センサ19にも取り付けることができる。更に、取付具21の取付具本体22及び位置ずれ防止部25は、プレート素材をプレスしたものであるため、低コストで製作することができる。
【0026】
(3)取付具本体22において固定ネジ28が締め付けられる付近には段差部31が形成されているため、位置検出センサ19に取付具本体22が接しないようになっている。そのため、固定ネジ28を強く締め付けても、その締め付け力が位置検出センサ19にほとんど加わることがなく、位置検出センサ19が損傷するのを防止することができる。
【0027】
(4)位置ずれ防止部25に位置検出センサ19の電線26が嵌め込まれた状態では、電線26は位置ずれ防止部25によって挟持される。そのため、固定ネジ28の締め付けを行う前において、電線26に取付具21を仮止めすることができ、固定ネジ28の締め付け作業がしやすくなる。
【0028】
(5)収容溝18の開口部18aを介して露出されている位置検出センサ19の上面が、取付具21の取付具本体22によって覆われている。そのため、例えばエアシリンダ11が車両の車体組立現場等のように溶接作業を自動的に行う設備等に用いられる場合には、溶接部位から飛び出すスパッタ等から位置検出センサ19を保護することができる。しかも、取付具21はリン青銅からなるため、その表面にスパッタが付きにくい。
【0029】
(7)取付具本体22に形成されている確認窓23を介して位置検出センサ19の発光部19aを目視することができるため、エアシリンダ11の作動態様を確認することができる。
【0030】
(第2実施形態)
第2実施形態を、前記実施形態と異なる部分を中心に説明する。
図6,図7,図8に示すように、エアシリンダ11の収容溝18内には、その開口部18aから突出された位置検出センサ41が収容されている。この位置検出センサ41の端部(図7の左側)には取付ネジ42がワッシャ43を介して係入され、この取付ネジ42は、位置検出センサ41の端部に形成した切欠き部44に収容されているナット45に螺合されている。そして、取付ネジ42を締め付けることにより、位置検出センサ41は、その端部が収容溝18の係止突部18bに押し付けられて固定される。本実施形態では、取付ネジ42とナット45とから締結部材が構成されている。なお、図7において、ナット45は位置検出センサ41に当接されていないが、当接させてもよい。
【0031】
位置検出センサ41には、収容溝18から突出されている部分の位置検出センサ41を覆うようにカバー49が着脱可能に装着され、このカバー49によって位置検出センサ41の保護が図られている。カバー49は、金属(リン青銅)からなるプレートをプレスすることで形成される。カバー49は断面逆凹状をなすカバー本体50を備えており、このカバー本体50によって収容溝18から突出している部分における位置検出センサ41の上面と両側面とが覆われている。カバー本体50の上面には開口孔50aが形成され、この開口孔50aから挿入される工具によって前記取付ネジ42が進退可能となっている。
【0032】
図6,図7,図9に示すように、カバー本体50の一端部(図7における右端部)には、凹状のホルダ51が一体的に形成されており、ホルダ51には、先端部に開口された嵌込み部51aを介して、位置検出センサ41の端面から引き出されている電線52が嵌め込まれている。
【0033】
ホルダ51の幅は、その反嵌込み部側(基端側)から、嵌込み部51a側(先端側)付近に向かうほど狭くなっている。ホルダ51の嵌込み部51aから電線52が嵌め込まれると、電線52を弾性的に挟持可能となっており、電線52に対してカバー49が位置ずれしにくくなっている。なお、ホルダ51の嵌込み部51aは外側に広がっており、ホルダ51の嵌込み部51aに電線52が嵌め込まれやすくなっている。
【0034】
カバー本体50の他端部(図7における左端部)は外側に向けてL字状に折曲されており、その折曲部分には位置検出センサ41を固定するための取付ネジ42の頭部と対応して透孔54が形成されている。透孔54には、取付ネジ42を着脱するための工具が挿通されるようになっている。なお、透孔54を省略することも可能である。
【0035】
カバー本体50の他端部と前記ホルダ51との間の距離は、位置検出センサ41の長手方向上部と同じ長さ(図7に示すL1)に設定されており、位置検出センサ41にカバー49が装着されている状態では、カバー本体50の他端部とホルダ51とが位置検出センサ41の長手方向の端面にそれぞれ当接される。この当接により、カバー49のがたつきが防止される。
【0036】
カバー本体50の上面には、位置検出センサ41の上面に設けられた発光体41aの点灯状態を目視するための視認窓55が形成されている。この視認窓55の面積は前記実施形態よりも小さくなっているが、このようにしたのは、位置検出センサ41の保護効果をよりいっそう高めるためである。
【0037】
本実施形態によれば以下のような効果を得ることができる。
(8)収容溝18から突出されている部分の位置検出センサ41を覆うカバー49が設けられている。そのため、例えばエアシリンダ11が車両の車体組立現場等のように溶接作業を自動的に行う設備等に用いられる場合に、溶接部位から飛び出すスパッタ等から位置検出センサ41を保護することができる。又、カバー49は、ネジやナットなどの締め付け部材を用いることなく、ホルダ51に電線52が嵌め込まれることによって保持される。そのため、位置検出センサ41に対するカバー49の取り付け作業或いは取り外し作業が容易になる。しかも、カバー49はリン青銅からなるため、その表面にスパッタが付きにくい。
【0038】
(9)位置検出センサ41にカバー49が装着されているとき、カバー49の一端部に設けられたホルダ51が電線52に係止されている。エアシリンダ11に振動が加わるようなことがあっても、位置検出センサ41からカバー49が外れるのを防止することができる。
【0039】
(10)カバー49の他端部には透孔54が設けられているため、位置検出センサ41にカバー49を装着した状態のまま、取付ネジ42を締めたり、緩めたりすることができる。従って、シリンダチューブ12の収容溝18に対して位置検出センサ41を着脱する作業が容易になる。
【0040】
(第3実施形態)
第3実施形態を、前記実施形態と異なる部分を中心に説明する。
図10,図11に示すように、カバー本体50は、位置検出センサ41の長手方向全体に亘って凹状に形成されている。カバー本体50の他端部は位置検出センサ41の端面を覆うように直線的に延びている。カバー本体50によって、収容溝18から突出されている位置検出センサ41の上面、両側面及び他端面が覆われている。
【0041】
カバー本体50の他端部と前記ホルダ51との間の距離は、位置検出センサ41の長手方向の長さ(図11に示すL2)と同じに設定されており、位置検出センサ41にカバー49が装着されている状態では、カバー本体50の他端部とホルダ51とが位置検出センサ41の長手方向の端面に当接される。この当接により、カバー49のがたつきが防止される。
【0042】
カバー本体50の他端部下縁には、内側へ直角に折曲された係入部53が形成されており、係入部53はシリンダチューブ12の外周面とワッシャ43との間に係入されている。そして、取付ネジ42が締め付けられることに伴い、カバー本体50の係入部53はワッシャ43とシリンダチューブ12との間に挟み込まれる。
【0043】
本実施形態においては、第2実施形態に記載した効果と同様の効果を奏する。更に、位置検出センサ41にカバー49が装着されているとき、カバー49の一端部に設けられたホルダ51が電線52に係止されていることに加え、他端部に設けられた係入部53がワッシャ43とシリンダチューブ12との間に係止されている。従って、エアシリンダ11に振動が加わるようなことがあっても、位置検出センサ41からカバー49が外れるのを防止する効果が高い。
【0044】
(別の実施形態)
本発明の実施形態は以下のように変更してもよい。
・前記第1実施形態では、取付具21の位置ずれ防止部25に位置検出センサ19の電線26を嵌め込んで、同位置ずれ防止部25の端縁を位置検出センサ19の一端面に当接するようにした。これ以外に、取付具本体22の一端には電線26を避けるようにして位置ずれ防止部25を直角に折曲し、位置検出センサ19に位置ずれ防止部25を当接してもよい。
【0045】
・前記第1実施形態において、段差部31は取付具本体22の他端部のみに設けられているが、図12に示すように、取付具本体22の両端部に形成してもよい。この構成とすれば、位置検出センサ19の長手方向全体に亘って取付具本体22が接しなくなり、固定ネジ28の締め付け力が位置検出センサ19に加わることがない。
【0046】
・前記第1及び第2実施形態において、付帯部材として、ピストン13の移動位置を検出する位置検出センサ19,41に具体化したが、これ以外にスイッチ類等任意に変更することが可能である。
【0047】
・アクチュエータとしてエアシリンダ11以外に、電動シリンダ、ロッドレスシリンダ、チャック装置等に具体化することも可能である。
・第1実施形態では、位置検出センサ19に、それ自体を固定するためのネジ(従来技術で説明した固定ネジ74に相当)を設け、このネジと固定ネジ28とを合わせた締め付け力でもって位置検出センサ19を固定してもよい。この構成とすれば、位置検出センサ19を固定するために取付具21を補助的に用いることで、よりいっそう強固に位置検出センサ19を固定することができる。
【0048】
・第1実施形態の変形例として、図13及び図14に示すように、位置ずれ防止部25に電線26を嵌め込まないようにしてもよい。この場合には、位置ずれ防止部25の先端部を外側へ開くように形成し、同位置ずれ防止部25の先端部がシリンダチューブ12に設けた収容溝18の開口部18aに係止されるようにする。
【0049】
第2実施形態の変形例として、図15に示すように、取付ネジ42の頭部をカバー本体50の他端部に着座させるとともに、取付ネジ42のネジ部を位置検出センサ41の端部に設けたカラー56に挿通させ、同ネジ部の先端部にナット45を螺合してもよい。この構成にすれば、カバー49によって位置検出センサ41を保護することができるとともに、取付ネジ42の締め付けによって位置検出センサ41にカバー49を固定することができる。
【0050】
次に、特許請求の範囲に記載された技術的思想のほかに、前述した実施形態によって把握される技術的思想を以下に示す。なお、以下に示す(A)〜(D)の技術的思想は第2実施形態及び第3実施形態に対応し、(E)及び(F)の技術的思想は第1実施形態に対応する。
【0051】
(A) アクチュエータ(11)の外周面に設けられた収容溝(18)に収容される付帯部材(41)が締結部材(42,45)によって取り付けられ、その付帯部材に同付帯部材(41)を覆うカバー本体(50)を設けた付帯部材用カバーにおいて、カバー本体(50)の端部には付帯部材(41)に対して着脱可能なホルダ(51)が設けられている付帯部材用カバー。この構成によれば、ネジやナット等の取付具を用いることなく、付帯部材に対するカバー本体を容易に着脱することができる。
【0052】
(B) 前記技術的思想(A)において、前記締結部材(42,45)は、付帯部材(41)に係入されるとともに先端部が前記収容溝(18)に配置される取付ネジ(42)と、前記収容溝(18)の開口部(18a)に係止されるとともに、前記取付ネジ(42)に螺合されるナット(45)とから構成され、前記ホルダ(51)とは反対側に位置するカバー本体(50)の端部には、前記取付ネジ(42)を進退させるための工具が挿通される透孔(54)が形成されている付帯部材用カバー。この構成によれば、付帯部材からカバー本体を取り外すことなく、収容溝に対して付帯部材を取り付けたり、取り外したりすることができる。
【0053】
(C) 前記技術的思想(A)において、前記締結部材(42,45)は、付帯部材(41)に係入されるとともに先端部が前記収容溝(18)に配置される取付ネジ(42)と、前記収容溝(18)の開口部(18a)に係止されるとともに、前記取付ネジ(42)に螺合されるナット(45)とから構成され、前記ホルダ(51)とは反対側に位置するカバー本体(50)の端部には、前記取付ネジ(42)の締め付けに伴って前記付帯部材(41)とアクチュエータ(11)との間に挟持される係入部(53)が形成されている付帯部材用カバー。この構成によれば、アクチュエータからカバーがよりいっそう外れにくくなる。
【0054】
(D) アクチュエータ(11)の外周面に設けられた収容溝(18)に付帯部材(41)を収容し、この付帯部材(41)を前記技術的思想(A)〜(C)のいずれかに記載の付帯部材用カバーによって保護されていることを特徴とする付帯部材の保護構造。この構成によれば、ネジやナット等の取付具を用いることなく、付帯部材に対するカバー本体を容易に着脱することができる。
【0055】
(E) エアシリンダ(11)の外周面に凹設された収容溝(18)に、移動可能に収容された移動体(13)の位置を検出する位置検出部材(19)を収容し、この位置検出部材(19)を請求項1〜5のいずれに記載の取付具(21)によって取り付けたことを特徴とする位置検出部材の取付構造。この構成によれば、エアシリンダに位置検出部材を強固に取り付けることができる。
【0056】
(F) エアシリンダ(11)の外周面に凹設された収容溝(18)に、移動可能に収容された移動体(13)の位置を検出する位置検出部材(19)を取り付けるための取付具において、取付具本体(22)の一端部には、前記位置検出部材(19)の電線(26)が嵌め込まれるととともに同位置検出部材(19)の一端面に対し当接される位置ずれ防止部(25)が設けられ、前記取付具本体(22)の他端部には、ネジ装着部(27)を介して先端部が前記収容溝(18)に配置される固定ネジ(28)が設けられ、前記収容溝(18)内には、その開口部(18a)の両端から互いに対峙するように突設された係止突部(18b)に係止されるとともに、位置検出部材(19)の他端面に対し当接した状態で同前記固定ネジ(28)に螺合されるナット(29)が設けられていることを特徴とする取付具。この構成によれば、エアシリンダに対して付帯部材を強固に取り付けることができる。
【0057】
【発明の効果】
本発明によれば、アクチュエータに対して付帯部材を強固に取り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態におけるエアシリンダの斜視図。
【図2】位置検出センサから取付具を取り外した状態の斜視図。
【図3】位置検出センサに取付具を取り付けた状態の断面図。
【図4】図3の4−4断面図。
【図5】図3の5−5断面図。
【図6】第2実施形態において、位置検出センサからカバーを取り外した状態の斜視図。
【図7】位置検出センサにカバーを取り付けた状態の断面図。
【図8】図7の8−8断面図。
【図9】図7の9−9断面図。
【図10】第3実施形態において、位置検出センサからカバーを取り外した状態の斜視図。
【図11】位置検出センサにカバーを取り付けた状態の断面図。
【図12】別の実施形態を示し、位置検出センサにカバーを取り付けた状態の断面図。
【図13】別の実施形態において位置ずれ防止部の形状を異ならせた取付具の断面図。
【図14】図13の14A−14A断面図。
【図15】別の実施形態におけるカバー等の断面図。
【図16】従来技術における位置検出センサの取付構造を示す図。
【符号の説明】
11…エアシリンダ(アクチュエータ)、18…収容溝、18a…開口部、19…位置検出センサ(付帯部材)、19a…発光部、21…取付具、22…取付具本体、23…確認窓、25…位置ずれ防止部、25a…嵌込み口、28…固定ネジ(締結部材)、29…ナット(締結部材)、31…段差部。
【発明の属する技術分野】
本発明は、取付具及びその取付具を用いた付帯部材の取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば、アクチュエータチューブであるエアシリンダ等のシリンダチューブ内にはピストンが移動可能に収容されており、そのピストンの移動位置は位置検出センサによって検出される。この位置検出センサをエアシリンダに取り付ける構成としては、従来から図16に示すもの(特許文献1参照)が知られている。すなわち、同図に示すように、位置検出センサ71は、エアシリンダ72の外周面に形成された収容溝73内に配置される。そして、位置検出センサ71に螺合された固定ネジ74を螺合することにより、位置検出センサ71を収容溝73の底部から浮き上がらせ、位置検出センサ71の上端を収容溝73の開口縁から内側に張り出された突条部73aに押し付けている。この押し付け力により位置検出センサ71が収容溝73に固定されるようになっている。
【0003】
【特許文献1】
特開平09−303326号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来技術において、エアシリンダ72が種々の組立作業を自動的に行う設備に用いられる場合には、エアシリンダ72に周囲の機器からの振動が加わると、位置検出センサ71を締め付けている固定ネジ74が緩み、位置検出センサ71の取付位置がずれるおそれがある。そこで、固定ネジ74の径を大きくして締め付けトルクを大きくすることも考えられる。しかしながら、固定ネジ74は位置検出センサ71に挿通されていることから、固定ネジ74のサイズアップを図れば、位置検出センサ71に形成されているネジ孔の径が大きくなるため、位置検出センサ71の強度が弱くなり、強いトルクで締め付ければ、位置検出センサ71の破損を招く。従って、エアシリンダ72に位置検出センサ71を強固に取り付けることができない。
【0005】
本発明は、このような従来の技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的は、アクチュエータに対し付帯部材を強固に取り付けることができる取付具及び付帯部材の取付構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明では、アクチュエータの外周面に設けられた収容溝に収容される付帯部材を取り付けるための取付具において、取付具本体の一端部には、前記付帯部材の一端面に対し当接される位置ずれ防止部が設けられ、前記取付具本体の他端部には、付帯部材の他端面に対し当接した状態で同取付具本体を前記アクチュエータに対し固定する締結部材が設けられていることを要旨とする。
【0007】
この構成によれば、締結部材を締め付けると、アクチュエータに取付具本体が固定され、付帯部材は、その一端面が位置ずれ防止部に当接されるとともに、他端面が締結部材によって当接される。このことから、締結部材と位置ずれ防止部との間で付帯部材が位置ずれすることはない。締結部材は、付帯部材に設けられていないため、締結部材のサイズアップを図ることができ、その締め付け力を大きくすることができる。この結果、アクチュエータに対して付帯部材を強固に取り付けることができる。
【0008】
請求項2に記載の発明では、前記取付具本体は、前記締結部材が設けられている付近に付帯部材から同取付具本体が離間するように配置される段差部を有していることを要旨とする。
【0009】
この構成によれば、締結部材による締め付け力が付帯部材に加わりにくくなるため、付帯部材が損傷するのを防止することができる。
請求項3に記載の発明では、前記位置ずれ防止部は、付帯部材の一部が嵌め込まれる嵌込み口を有するとともに、反嵌込み口側から嵌込み口側に向かうほど幅が狭くなるような凹状に形成されていることを要旨とする。
【0010】
位置ずれ防止部に付帯部材の一部が嵌め込まれると、付帯部材の一部が位置ずれ防止部によって挟持され、取付具本体を付帯部材の一部に仮止めすることができるため、締結部材の締め付け作業を容易に行うことが可能になる。
【0011】
請求項4に記載の発明では、前記取付具本体は、収容溝の開口部を介して外部に露出されている付帯部材の露出面を覆うように、アクチュエータの外周面に配置されていることを要旨とする。
【0012】
この構成にすれば、付帯部材の露出面が取付具本体によってカバーされているため、付帯部材を保護することが可能になる。
請求項5に記載の発明では、前記付帯部材は、アクチュエータの作動態様を検出するものであるとともに、その検出状態を知らせる発光部を有し、前記取付具本体には、前記発光部の少なくとも一部を露出するための確認窓が設けられていることを要旨とする。
【0013】
この構成にすれば、確認窓を介して発光部の点灯状態を目視することができるため、アクチュエータの作動態様を確認することができる。
請求項6に記載の発明では、アクチュエータの外周面に設けられた収容溝に付帯部材を収容し、この付帯部材を請求項1〜5のいずれかに記載の取付具によって取り付けたことを要旨とする。
【0014】
この構成にすれば、アクチュエータに付帯部材を強固に取り付けることが可能になる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化した一実施形態について、図面を参照して説明する。
図1に示すように、アクチュエータとしてのエアシリンダ11はシリンダチューブ12を備え、その内部には移動体としてのピストン13が摺動可能に収容されている。シリンダチューブ12の内部はピストンの存在によって図示しない2つの圧力作用室に区画されている。シリンダチューブ12の外周面には、一方の圧力作用室に通じる第1給排用ポート15と、他方の圧力作用室に通じる第2給排用ポート16とが形成されている。そして、第1給排用ポート15から流体としてのエアが供給されることにより、ピストン13に一体的に取り付けられたピストンロッド17がシリンダチューブ12内に没入する。又、第2給排用ポート16からエアが供給されることにより、ピストンロッド17がシリンダチューブ12から突出する。
【0016】
図2,図3に示すように、シリンダチューブ12の外周面には、図1で説明したピストン13の移動方向に沿って延びる収容溝18が形成されており、この収容溝18内には付帯部材としての位置検出センサ19が設けられている。位置検出センサ19は、それとは別体なる取付具21によって収容溝18の任意の位置に固定される。位置検出センサ19は、エアシリンダ11の作動態様を検出するものであって、具体的にはピストン13の移動位置を検出するものである。
【0017】
取付具21は、金属(リン青銅)からなるプレート素材をプレスすることで形成される。取付具21はその大部分を占める板状の取付具本体22を備え、この取付具本体22によって収容溝18の開口部18aから外部に露出されている位置検出センサ19の上面(露出面)が覆われている。位置検出センサ19の上面を覆うようにしたのは、例えばエアシリンダ11が溶接作業を自動的に行う設備に用いられる場合には、溶接部位から飛び出すスパッタから位置検出センサ19を保護するためである。なお、取付具21をリン青銅以外の材料として例えばステンレス等に変更することも可能である。
【0018】
位置検出センサ19の上面には、同位置検出センサ19によるピストン13の検出状態を知らせる発光部19aが設けられており、取付具本体22において発光部19aと対峙する位置には確認窓23が形成されている。この確認窓23を介して位置検出センサ19にある発光部19aの点灯状態を目視できるようになっている。取付具本体22による位置検出センサ19の保護性を高めるために、確認窓23を省略したり、確認窓23の面積を針穴程度に小さくすることも可能である。このようにすれば、位置検出センサ19の保護効果が高い取付具21を得ることができる。
【0019】
図3,図4に示すように、取付具本体22の一端部(図3における右端部)には、凹状の位置ずれ防止部25が一体的に形成され、位置ずれ防止部25には、その先端部に形成された嵌込み口25aを介して、位置検出センサ19の一端面から引き出されている電線26が嵌め込まれている。位置ずれ防止部25に電線26が嵌め込まれた状態において、同位置ずれ防止部25の端縁は、位置検出センサ19の一端面に対して当接されている。
【0020】
位置ずれ防止部25の幅は、その反嵌込み口側(基端側)から、嵌込み口側(先端側)付近に向かうほど狭くなっている。位置ずれ防止部25に電線26が嵌め込まれた状態では、電線26は位置ずれ防止部25によって弾性的に挟持されており、電線26に対して取付具21が位置ずれしにくくなっている。なお、位置ずれ防止部25の嵌込み口25aは外側に広がっており、位置ずれ防止部25の嵌込み口25aに電線26が嵌め込まれやすくなっている。
【0021】
図2,図3に示すように、取付具21において取付具本体22の他端部(図3における左端部)には、ネジ装着部としてのネジ通し孔27が形成され、このネジ通し孔27に挿通される固定ネジ28には、収容溝18内に収容されたナット29に螺合されている。固定ネジ28を締め付けることにより、ナット29は図5に示される収容溝18の開口部18aの縁部から内向きに突設された係止突部18bに押し付けられ、取付具21はシリンダチューブ12の外周面に固定される。ナット29は、四角形状を有していることから固定ネジ28を回して締め付けるときに、ナット29が固定ネジ28と一緒に共回りすることがない。以上のように、位置検出センサ19の一端面に対して取付具21の位置ずれ防止部25が当接され、他端面に対してナット29が当接していることにより、固定ネジ28の締め付けにより取付具21及びナット29が固定されると、位置検出センサ19は位置ずれすることが防止される。従って、本実施形態では、固定ネジ28とナット29とから締結部材が構成されている。
【0022】
取付具本体22において固定ネジ28の近傍に位置する箇所には段差部31が形成されている。この段差部31があることにより、固定ネジ28の近傍における取付具本体22の一部は、位置検出センサ19の上面から離間するように配置されている。つまり、固定ネジ28付近における取付具本体22は、位置検出センサ19の上面に対して非接触であることから、固定ネジ28の締め付け力が位置検出センサ19に加わることがなく、位置検出センサ19に悪影響が及ぶことがない。なお、段差部31を省略し、平坦な形状をなす取付具本体22に変更することも可能である。
【0023】
次に、上記のように構成された取付具21を用いてエアシリンダ11の収容溝18に対して位置検出センサ19を固定するには以下のように行う。すなわち、収容溝18に収容した位置検出センサ19の上面を覆うように取付具21の取付具本体22が配置され、位置ずれ防止部25に位置検出センサ19の電線26が嵌め込まれる。このとき、電線26は位置ずれ防止部25が自身の弾性力に抗して外側に開かれつつ嵌め込まれる。そして、取付具21のネジ通し孔27に固定ネジ28を挿通し、収容溝18内に収容されているナット29に螺合すると、取付具21が固定される。このとき、位置検出センサ19の一端面に対して取付具21の位置ずれ防止部25が当接され、他端面に対してナット29が当接されることで、位置検出センサ19の位置ずれが防止される。
【0024】
本実施形態によれば以下のような効果を得ることができる。
(1)固定ネジ28を位置検出センサ19に挿通させずに位置検出センサ19を固定することができるため、固定ネジ28のサイズアップを図ることができ、大きな締め付けトルクを得ることができる。そのため、位置検出センサ19を強固に固定することができ、エアシリンダ11に振動が加わることがあっても、位置検出センサ19が位置ずれするのを防止できる。
【0025】
(2)取付具21は位置検出センサ19と別体であることから、既存の位置検出センサ19にも取り付けることができる。更に、取付具21の取付具本体22及び位置ずれ防止部25は、プレート素材をプレスしたものであるため、低コストで製作することができる。
【0026】
(3)取付具本体22において固定ネジ28が締め付けられる付近には段差部31が形成されているため、位置検出センサ19に取付具本体22が接しないようになっている。そのため、固定ネジ28を強く締め付けても、その締め付け力が位置検出センサ19にほとんど加わることがなく、位置検出センサ19が損傷するのを防止することができる。
【0027】
(4)位置ずれ防止部25に位置検出センサ19の電線26が嵌め込まれた状態では、電線26は位置ずれ防止部25によって挟持される。そのため、固定ネジ28の締め付けを行う前において、電線26に取付具21を仮止めすることができ、固定ネジ28の締め付け作業がしやすくなる。
【0028】
(5)収容溝18の開口部18aを介して露出されている位置検出センサ19の上面が、取付具21の取付具本体22によって覆われている。そのため、例えばエアシリンダ11が車両の車体組立現場等のように溶接作業を自動的に行う設備等に用いられる場合には、溶接部位から飛び出すスパッタ等から位置検出センサ19を保護することができる。しかも、取付具21はリン青銅からなるため、その表面にスパッタが付きにくい。
【0029】
(7)取付具本体22に形成されている確認窓23を介して位置検出センサ19の発光部19aを目視することができるため、エアシリンダ11の作動態様を確認することができる。
【0030】
(第2実施形態)
第2実施形態を、前記実施形態と異なる部分を中心に説明する。
図6,図7,図8に示すように、エアシリンダ11の収容溝18内には、その開口部18aから突出された位置検出センサ41が収容されている。この位置検出センサ41の端部(図7の左側)には取付ネジ42がワッシャ43を介して係入され、この取付ネジ42は、位置検出センサ41の端部に形成した切欠き部44に収容されているナット45に螺合されている。そして、取付ネジ42を締め付けることにより、位置検出センサ41は、その端部が収容溝18の係止突部18bに押し付けられて固定される。本実施形態では、取付ネジ42とナット45とから締結部材が構成されている。なお、図7において、ナット45は位置検出センサ41に当接されていないが、当接させてもよい。
【0031】
位置検出センサ41には、収容溝18から突出されている部分の位置検出センサ41を覆うようにカバー49が着脱可能に装着され、このカバー49によって位置検出センサ41の保護が図られている。カバー49は、金属(リン青銅)からなるプレートをプレスすることで形成される。カバー49は断面逆凹状をなすカバー本体50を備えており、このカバー本体50によって収容溝18から突出している部分における位置検出センサ41の上面と両側面とが覆われている。カバー本体50の上面には開口孔50aが形成され、この開口孔50aから挿入される工具によって前記取付ネジ42が進退可能となっている。
【0032】
図6,図7,図9に示すように、カバー本体50の一端部(図7における右端部)には、凹状のホルダ51が一体的に形成されており、ホルダ51には、先端部に開口された嵌込み部51aを介して、位置検出センサ41の端面から引き出されている電線52が嵌め込まれている。
【0033】
ホルダ51の幅は、その反嵌込み部側(基端側)から、嵌込み部51a側(先端側)付近に向かうほど狭くなっている。ホルダ51の嵌込み部51aから電線52が嵌め込まれると、電線52を弾性的に挟持可能となっており、電線52に対してカバー49が位置ずれしにくくなっている。なお、ホルダ51の嵌込み部51aは外側に広がっており、ホルダ51の嵌込み部51aに電線52が嵌め込まれやすくなっている。
【0034】
カバー本体50の他端部(図7における左端部)は外側に向けてL字状に折曲されており、その折曲部分には位置検出センサ41を固定するための取付ネジ42の頭部と対応して透孔54が形成されている。透孔54には、取付ネジ42を着脱するための工具が挿通されるようになっている。なお、透孔54を省略することも可能である。
【0035】
カバー本体50の他端部と前記ホルダ51との間の距離は、位置検出センサ41の長手方向上部と同じ長さ(図7に示すL1)に設定されており、位置検出センサ41にカバー49が装着されている状態では、カバー本体50の他端部とホルダ51とが位置検出センサ41の長手方向の端面にそれぞれ当接される。この当接により、カバー49のがたつきが防止される。
【0036】
カバー本体50の上面には、位置検出センサ41の上面に設けられた発光体41aの点灯状態を目視するための視認窓55が形成されている。この視認窓55の面積は前記実施形態よりも小さくなっているが、このようにしたのは、位置検出センサ41の保護効果をよりいっそう高めるためである。
【0037】
本実施形態によれば以下のような効果を得ることができる。
(8)収容溝18から突出されている部分の位置検出センサ41を覆うカバー49が設けられている。そのため、例えばエアシリンダ11が車両の車体組立現場等のように溶接作業を自動的に行う設備等に用いられる場合に、溶接部位から飛び出すスパッタ等から位置検出センサ41を保護することができる。又、カバー49は、ネジやナットなどの締め付け部材を用いることなく、ホルダ51に電線52が嵌め込まれることによって保持される。そのため、位置検出センサ41に対するカバー49の取り付け作業或いは取り外し作業が容易になる。しかも、カバー49はリン青銅からなるため、その表面にスパッタが付きにくい。
【0038】
(9)位置検出センサ41にカバー49が装着されているとき、カバー49の一端部に設けられたホルダ51が電線52に係止されている。エアシリンダ11に振動が加わるようなことがあっても、位置検出センサ41からカバー49が外れるのを防止することができる。
【0039】
(10)カバー49の他端部には透孔54が設けられているため、位置検出センサ41にカバー49を装着した状態のまま、取付ネジ42を締めたり、緩めたりすることができる。従って、シリンダチューブ12の収容溝18に対して位置検出センサ41を着脱する作業が容易になる。
【0040】
(第3実施形態)
第3実施形態を、前記実施形態と異なる部分を中心に説明する。
図10,図11に示すように、カバー本体50は、位置検出センサ41の長手方向全体に亘って凹状に形成されている。カバー本体50の他端部は位置検出センサ41の端面を覆うように直線的に延びている。カバー本体50によって、収容溝18から突出されている位置検出センサ41の上面、両側面及び他端面が覆われている。
【0041】
カバー本体50の他端部と前記ホルダ51との間の距離は、位置検出センサ41の長手方向の長さ(図11に示すL2)と同じに設定されており、位置検出センサ41にカバー49が装着されている状態では、カバー本体50の他端部とホルダ51とが位置検出センサ41の長手方向の端面に当接される。この当接により、カバー49のがたつきが防止される。
【0042】
カバー本体50の他端部下縁には、内側へ直角に折曲された係入部53が形成されており、係入部53はシリンダチューブ12の外周面とワッシャ43との間に係入されている。そして、取付ネジ42が締め付けられることに伴い、カバー本体50の係入部53はワッシャ43とシリンダチューブ12との間に挟み込まれる。
【0043】
本実施形態においては、第2実施形態に記載した効果と同様の効果を奏する。更に、位置検出センサ41にカバー49が装着されているとき、カバー49の一端部に設けられたホルダ51が電線52に係止されていることに加え、他端部に設けられた係入部53がワッシャ43とシリンダチューブ12との間に係止されている。従って、エアシリンダ11に振動が加わるようなことがあっても、位置検出センサ41からカバー49が外れるのを防止する効果が高い。
【0044】
(別の実施形態)
本発明の実施形態は以下のように変更してもよい。
・前記第1実施形態では、取付具21の位置ずれ防止部25に位置検出センサ19の電線26を嵌め込んで、同位置ずれ防止部25の端縁を位置検出センサ19の一端面に当接するようにした。これ以外に、取付具本体22の一端には電線26を避けるようにして位置ずれ防止部25を直角に折曲し、位置検出センサ19に位置ずれ防止部25を当接してもよい。
【0045】
・前記第1実施形態において、段差部31は取付具本体22の他端部のみに設けられているが、図12に示すように、取付具本体22の両端部に形成してもよい。この構成とすれば、位置検出センサ19の長手方向全体に亘って取付具本体22が接しなくなり、固定ネジ28の締め付け力が位置検出センサ19に加わることがない。
【0046】
・前記第1及び第2実施形態において、付帯部材として、ピストン13の移動位置を検出する位置検出センサ19,41に具体化したが、これ以外にスイッチ類等任意に変更することが可能である。
【0047】
・アクチュエータとしてエアシリンダ11以外に、電動シリンダ、ロッドレスシリンダ、チャック装置等に具体化することも可能である。
・第1実施形態では、位置検出センサ19に、それ自体を固定するためのネジ(従来技術で説明した固定ネジ74に相当)を設け、このネジと固定ネジ28とを合わせた締め付け力でもって位置検出センサ19を固定してもよい。この構成とすれば、位置検出センサ19を固定するために取付具21を補助的に用いることで、よりいっそう強固に位置検出センサ19を固定することができる。
【0048】
・第1実施形態の変形例として、図13及び図14に示すように、位置ずれ防止部25に電線26を嵌め込まないようにしてもよい。この場合には、位置ずれ防止部25の先端部を外側へ開くように形成し、同位置ずれ防止部25の先端部がシリンダチューブ12に設けた収容溝18の開口部18aに係止されるようにする。
【0049】
第2実施形態の変形例として、図15に示すように、取付ネジ42の頭部をカバー本体50の他端部に着座させるとともに、取付ネジ42のネジ部を位置検出センサ41の端部に設けたカラー56に挿通させ、同ネジ部の先端部にナット45を螺合してもよい。この構成にすれば、カバー49によって位置検出センサ41を保護することができるとともに、取付ネジ42の締め付けによって位置検出センサ41にカバー49を固定することができる。
【0050】
次に、特許請求の範囲に記載された技術的思想のほかに、前述した実施形態によって把握される技術的思想を以下に示す。なお、以下に示す(A)〜(D)の技術的思想は第2実施形態及び第3実施形態に対応し、(E)及び(F)の技術的思想は第1実施形態に対応する。
【0051】
(A) アクチュエータ(11)の外周面に設けられた収容溝(18)に収容される付帯部材(41)が締結部材(42,45)によって取り付けられ、その付帯部材に同付帯部材(41)を覆うカバー本体(50)を設けた付帯部材用カバーにおいて、カバー本体(50)の端部には付帯部材(41)に対して着脱可能なホルダ(51)が設けられている付帯部材用カバー。この構成によれば、ネジやナット等の取付具を用いることなく、付帯部材に対するカバー本体を容易に着脱することができる。
【0052】
(B) 前記技術的思想(A)において、前記締結部材(42,45)は、付帯部材(41)に係入されるとともに先端部が前記収容溝(18)に配置される取付ネジ(42)と、前記収容溝(18)の開口部(18a)に係止されるとともに、前記取付ネジ(42)に螺合されるナット(45)とから構成され、前記ホルダ(51)とは反対側に位置するカバー本体(50)の端部には、前記取付ネジ(42)を進退させるための工具が挿通される透孔(54)が形成されている付帯部材用カバー。この構成によれば、付帯部材からカバー本体を取り外すことなく、収容溝に対して付帯部材を取り付けたり、取り外したりすることができる。
【0053】
(C) 前記技術的思想(A)において、前記締結部材(42,45)は、付帯部材(41)に係入されるとともに先端部が前記収容溝(18)に配置される取付ネジ(42)と、前記収容溝(18)の開口部(18a)に係止されるとともに、前記取付ネジ(42)に螺合されるナット(45)とから構成され、前記ホルダ(51)とは反対側に位置するカバー本体(50)の端部には、前記取付ネジ(42)の締め付けに伴って前記付帯部材(41)とアクチュエータ(11)との間に挟持される係入部(53)が形成されている付帯部材用カバー。この構成によれば、アクチュエータからカバーがよりいっそう外れにくくなる。
【0054】
(D) アクチュエータ(11)の外周面に設けられた収容溝(18)に付帯部材(41)を収容し、この付帯部材(41)を前記技術的思想(A)〜(C)のいずれかに記載の付帯部材用カバーによって保護されていることを特徴とする付帯部材の保護構造。この構成によれば、ネジやナット等の取付具を用いることなく、付帯部材に対するカバー本体を容易に着脱することができる。
【0055】
(E) エアシリンダ(11)の外周面に凹設された収容溝(18)に、移動可能に収容された移動体(13)の位置を検出する位置検出部材(19)を収容し、この位置検出部材(19)を請求項1〜5のいずれに記載の取付具(21)によって取り付けたことを特徴とする位置検出部材の取付構造。この構成によれば、エアシリンダに位置検出部材を強固に取り付けることができる。
【0056】
(F) エアシリンダ(11)の外周面に凹設された収容溝(18)に、移動可能に収容された移動体(13)の位置を検出する位置検出部材(19)を取り付けるための取付具において、取付具本体(22)の一端部には、前記位置検出部材(19)の電線(26)が嵌め込まれるととともに同位置検出部材(19)の一端面に対し当接される位置ずれ防止部(25)が設けられ、前記取付具本体(22)の他端部には、ネジ装着部(27)を介して先端部が前記収容溝(18)に配置される固定ネジ(28)が設けられ、前記収容溝(18)内には、その開口部(18a)の両端から互いに対峙するように突設された係止突部(18b)に係止されるとともに、位置検出部材(19)の他端面に対し当接した状態で同前記固定ネジ(28)に螺合されるナット(29)が設けられていることを特徴とする取付具。この構成によれば、エアシリンダに対して付帯部材を強固に取り付けることができる。
【0057】
【発明の効果】
本発明によれば、アクチュエータに対して付帯部材を強固に取り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態におけるエアシリンダの斜視図。
【図2】位置検出センサから取付具を取り外した状態の斜視図。
【図3】位置検出センサに取付具を取り付けた状態の断面図。
【図4】図3の4−4断面図。
【図5】図3の5−5断面図。
【図6】第2実施形態において、位置検出センサからカバーを取り外した状態の斜視図。
【図7】位置検出センサにカバーを取り付けた状態の断面図。
【図8】図7の8−8断面図。
【図9】図7の9−9断面図。
【図10】第3実施形態において、位置検出センサからカバーを取り外した状態の斜視図。
【図11】位置検出センサにカバーを取り付けた状態の断面図。
【図12】別の実施形態を示し、位置検出センサにカバーを取り付けた状態の断面図。
【図13】別の実施形態において位置ずれ防止部の形状を異ならせた取付具の断面図。
【図14】図13の14A−14A断面図。
【図15】別の実施形態におけるカバー等の断面図。
【図16】従来技術における位置検出センサの取付構造を示す図。
【符号の説明】
11…エアシリンダ(アクチュエータ)、18…収容溝、18a…開口部、19…位置検出センサ(付帯部材)、19a…発光部、21…取付具、22…取付具本体、23…確認窓、25…位置ずれ防止部、25a…嵌込み口、28…固定ネジ(締結部材)、29…ナット(締結部材)、31…段差部。
Claims (6)
- アクチュエータの外周面に設けられた収容溝に収容される付帯部材を取り付けるための取付具において、
取付具本体の一端部には、前記付帯部材の一端面に対し当接される位置ずれ防止部が設けられ、前記取付具本体の他端部には、付帯部材の他端面に対し当接した状態で同取付具本体を前記アクチュエータに対し固定する締結部材が設けられていることを特徴とする取付具。 - 前記取付具本体は、前記締結部材が設けられている付近に付帯部材から同取付具本体が離間するように配置される段差部を有していることを特徴とする請求項1に記載の取付具。
- 前記位置ずれ防止部は、付帯部材の一部が嵌め込まれる嵌込み口を有するとともに、反嵌込み口側から嵌込み口側に向かうほど幅が狭くなるような凹状に形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の取付具。
- 前記取付具本体は、収容溝の開口部を介して外部に露出されている付帯部材の露出面を覆うように、アクチュエータの外周面に配置されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の取付具。
- 前記付帯部材は、アクチュエータの作動態様を検出するものであるとともに、その検出状態を知らせる発光部を有し、前記取付具本体には、前記発光部の少なくとも一部を露出するための確認窓が設けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の取付具。
- アクチュエータの外周面に設けられた収容溝に付帯部材を収容し、この付帯部材を請求項1〜5のいずれかに記載の取付具によって取り付けたことを特徴とする付帯部材の取付構造。
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