JP2016205431A - センサ取付具 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来のセンサ取付具と比較して、部品点数を削減できるとともに、構成を簡素化することができるセンサ取付具を提供する。【解決手段】シリンダチューブ14の外周面15に位置センサ16を取り付けるためのセンサ取付具10Aは、位置センサ16を保持するためのセンサホルダ28と、センサホルダ28を支持し、シリンダチューブ14の外周面15を周方向に囲むことなく外周面15に固着された支持部(突出部30)とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、シリンダチューブの外周面にセンサを取り付けるためのセンサ取付具に関する。
従来、エアシリンダ等の流体圧シリンダの外周面には、シリンダチューブ内に配置されたピストンの位置を検出する位置センサが取り付けられている。この位置センサをシリンダチューブの外周面に取り付けるためのセンサ取付具として、例えば、下記特許文献1に開示されたものがある。
特許文献1に開示されたセンサ取付具は、シリンダチューブの外周面に沿って巻回された帯状バンドと、この帯状バンドにネジの締め付けによって固定されたセンサホルダとを備える。センサホルダに位置センサが装着される。帯状バンドにはバンド連結ネジが螺合しており、当該バンド連結ネジを締めることにより、帯状バンドによりシリンダチューブの外周面を締め付けるようになっている。
特開2004−125150号公報
ところで、従来のセンサ取付具では、シリンダチューブの外周面に巻回される帯状バンド、この帯状バンドを締め込むネジ、帯状バンドとセンサホルダとを連結するネジ等が必要であるため、部品点数が多く、構造が複雑である。
本発明はこのような課題を考慮してなされたものであり、従来のセンサ取付具と比較して、部品点数を削減できるとともに、構成を簡素化することができるセンサ取付具を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明は、シリンダチューブの外周面にセンサを取り付けるためのセンサ取付具であって、前記センサを保持するためのセンサホルダと、前記センサホルダを支持し、前記シリンダチューブの前記外周面を周方向に囲むことなく前記外周面に固着された支持部と、を備える、ことを特徴とする。
上記のように構成された本発明のセンサ取付具によれば、センサホルダを支持する支持部が、従来のようなシリンダチューブの外周面に巻回される帯状のバンドの形態を有するものではなく、シリンダチューブの外周面に直接固着されたものである。このため、このセンサ取付具では、バンドや、バンドを締め込むネジ等が不要である。従って、従来のセンサ取付具と比較して、部品点数を削減できるとともに、構成を簡素化することができる。
上記のセンサ取付具において、前記支持部は、溶接、ろう付け又は接着剤によって前記外周面に接合されていてもよい。
これにより、支持部をシリンダチューブの外周面に簡易な接合手段で強固に固着することができる。
上記のセンサ取付具において、前記シリンダチューブの外周面は、円弧状の面であり、前記支持部は、前記センサホルダの側部から前記シリンダチューブの前記外周面に沿って突出した突出部であってもよい。
この構成により、センサ取付具を一部品で構成することができる。また、センサホルダに突出部を設けることで、シリンダチューブの外周面にセンサ取付具を設置する作業工程において、センサ取付具がシリンダチューブの外周面の円弧に沿うため、傾いた状態で固定されることを防止することができる。
上記のセンサ取付具において、前記センサホルダは側壁を有し、前記側壁は、センサホルダの長手方向に沿って互いに離間した複数の壁要素に分割されており、前記突出部は、隣接する前記壁要素の間から突出していてもよい。
この構成により、側壁を部分的に切り欠いた部分を突出部として形成することができるため、センサホルダと支持部とを一体成形することができる。よって、センサ取付具を効率的に製造することができる。
上記のセンサ取付具において、前記突出部は、前記センサホルダの両側の側部に設けられていてもよい。
この構成により、シリンダチューブの外周面に対し、より強固にセンサ取付具を接合することができる。
上記のセンサ取付具において、前記支持部は、前記センサホルダとは別部品として構成された部材であって、前記シリンダチューブの外周面に固着されたベース部材であり、前記センサホルダは、前記ベース部材に取り付けられていてもよい。
この構成により、シリンダチューブの外周面にセンサ取付具を設置する作業工程において、ベース部材を外周面に固着した後に、ベース部材にセンサホルダを取り付けることができる。従って、シリンダチューブの外周面へのセンサ取付具の設置をしやすい。
上記のセンサ取付具において、前記シリンダチューブの外周面は、円弧状の面であり、前記ベース部材の前記外周面側の面には、前記外周面の一部が入り込む凹部が設けられていてもよい。
この構成により、シリンダチューブの外周面にベース部材を固着する作業工程において、ベース部材がシリンダチューブの外周面の円弧に沿うため、傾いた状態で固着されることを防止することができる。従って、シリンダチューブの円弧状の外周面にベース部材を固着しやすい。
上記のセンサ取付具において、前記ベース部材は、前記シリンダチューブの軸方向に沿って延在するとともに前記シリンダチューブの周方向に離間した一対の固定用リブを有し、前記固定用リブと前記センサホルダの一方には、オス係合部が設けられ、前記固定用リブと前記センサホルダの他方には、前記オス係合部と係合するメス係合部が設けられていてもよい。
この構成により、ベース部材に対してセンサホルダを簡易構造で確実に固定することができる。
本発明のセンサ取付具によれば、従来のセンサ取付具と比較して、部品点数を削減できるとともに、構成を簡素化することができる。
本発明の第1実施形態に係るセンサ取付具が固定された流体圧シリンダの斜視図である。 図2Aは図1に示すセンサ取付具の斜視図であり、図2Bは図1に示すセンサ取付具の正面図である。 センサホルダに対する位置センサの固定構造の説明図である。 第1実施形態の変形例に係るセンサ取付具の斜視図である。 本発明の第2実施形態に係るセンサ取付具が固定された流体圧シリンダの斜視図である。 図5に示すセンサ取付具の分解斜視図である。 図5に示すセンサ取付具の正面図である。
以下、本発明に係るセンサ取付具について好適な第1及び第2実施形態を挙げ、添付の図面を参照しながら説明する。なお、第2実施形態において、第1実施形態にと同一又は同様な機能及び効果を奏する要素には同一の参照符号を付し、詳細な説明を省略する。
[第1実施形態]
図1に示すように、本発明の第1実施形態に係るセンサ取付具10Aは、流体圧シリンダ12(例えば、エアシリンダ)のシリンダチューブ14の外周面15に装着されて、位置センサ16を上記外周面15に取り付けるために使用される。
流体圧シリンダ12は、シリンダ孔を内部に有する円筒形をしたシリンダチューブ14と、該シリンダチューブ14内にその中心軸線aに沿って摺動自在に収容されたピストンと、ピストンに連結されて外部に延出するピストンロッド20とを備える。
上記シリンダチューブ14の一方端に設けられているロッドカバー22のポート23と、他方端のヘッド部24に設けられたポート25とを通じて、上記ピストンの両側の圧力室に圧力流体(例えば、圧縮エア)を交互に給排することにより、該ピストンが前進あるいは後退する。ピストンの外周にはリング状の永久磁石が取り付けられ、位置センサ16はこの永久磁石の磁気を検出することにより、上記ピストンの動作位置の検出信号を出力するようになっている。
センサ取付具10Aは、位置センサ16を保持するためセンサホルダ28と、センサホルダ28を支持し且つシリンダチューブ14の外周面15に固着された支持部としての突出部30とを備える。センサ取付具10Aは、流体圧シリンダ12の軸方向(ストローク方向)に沿って配置されている。
図2A及び図2Bに示すように、センサホルダ28は、長方形状の底壁34と、底壁34の両側の長辺から立設されて互いに対向する側壁36a、36bと、底壁34の一端側の短辺から立設された端壁38とを有する。底壁34及び側壁36a、36bにより、位置センサ16を位置調整可能に収容保持するためのセンサ挿入溝40が形成されている。
側壁36a、36bにおける底壁34とは反対側の端縁には、センサホルダ28の内側に向かって突出した張り出し部42が設けられている。各側壁36a、36bは、センサホルダ28の長手方向(流体圧シリンダ12の軸方向)に沿って互いに離間した複数(図示例では、3つ)の壁要素37に分割されている。従って、隣接する壁要素37の間には、切欠部39が形成されている。
上記のように構成されるセンサホルダ28は、例えばステンレス鋼等の金属製であり、金属板をプレス加工及び折り曲げ加工することにより形成することができる。
位置センサ16は、このように構成されるセンサホルダ28内に挿入されて固定されるようになっている。図3に示すように、センサホルダ28に装着された位置センサ16の一端部にはナット44が挿入され、そのナット44に止めネジ46が螺合されている。そして、その止めネジ46を締め付けることにより、ナット44がセンサホルダ28の開口縁からセンサホルダ28の内側に向けて突設されている張り出し部42に押さえ付けられることで、位置センサ16がセンサホルダ28に対して固定される。反対に、止めネジ46を緩めることにより、センサ挿入溝40に沿って位置センサ16の移動が許容され、流体圧シリンダ12の軸方向(ストローク方向)に微調整することが可能となっている。
図1〜図2Bに示すように、突出部30は、センサホルダ28の一方及び他方の側部からシリンダチューブ14の外周面15に沿って突出している。突出部30は、センサホルダ28を外周面15に対して固定するためのものであるが、従来のセンサ取付具における帯状のバンドと異なり、シリンダチューブ14の外周面15を周方向に囲んでいない(外周面15に巻回されていない)。突出部30は、溶接、ろう付け又は接着剤によってシリンダチューブ14の外周面15に接合されている。
図2Bに示すように、突出部30は、底壁34と平行ではなく、底壁34に対してセンサ挿入溝40の開口方向とは反対方向に若干だけ傾斜している。突出部30は、隣接する壁要素37の間(すなわち切欠部39が設けられた箇所)から突出している。
本実施形態において、センサホルダ28と突出部30とは一体成形されている。なお、突出部30は、センサホルダ28に対して溶接等の接合手段により接合された部材であってもよい。
次に、上記のように構成されるセンサ取付具10Aの作用及び効果について説明する。
センサ取付具10Aによれば、センサホルダ28を支持する支持部(突出部30)が、従来のようなシリンダチューブ14の外周面15に巻回される帯状のバンドの形態を有するものではなく、外周面15に直接固着されたものである。このため、このセンサ取付具10Aでは、バンドや、バンドを締め込むネジ等が不要である。従って、センサ取付具10Aによれば、従来のセンサ取付具と比較して、部品点数を削減できるとともに、構成を簡素化することができる。
また、突出部30は、溶接、ろう付け又は接着剤によってシリンダチューブ14の外周面15に接合されている。これにより、突出部30をシリンダチューブ14の外周面15に簡易な接合手段で強固に固着することができる。
本実施形態の場合、センサホルダ28を支持する支持部は、センサホルダ28の側部からシリンダチューブ14の外周面15に沿って突出した突出部30であるため、センサ取付具10Aを一部品で構成することができる。特に、突出部30は、センサホルダ28の両側の側部に設けられているため、シリンダチューブ14の外周面15に対し、より強固にセンサ取付具10Aを接合することができる。
本実施形態と異なり、突出部30が設けられていないセンサホルダをシリンダチューブ14の外周面15に溶接等で直接固定しようとすると、当該センサホルダがシリンダチューブ14に傾いた状態で固定されてしまう恐れがある。これに対し、センサホルダ28に突出部30を設けたセンサ取付具10Aでは、シリンダチューブ14の外周面15にセンサ取付具10Aを設置する作業工程において、センサ取付具10Aがシリンダチューブ14の外周面15の円弧に沿うため、傾いた状態で固定されることを防止することができる。
また、本実施形態の場合、側壁36a、36bは、センサホルダ28の長手方向に沿って互いに離間した複数の壁要素37に分割されており、突出部30は、隣接する壁要素37の間から突出している。この構成により、側壁36a、36bを部分的に切り欠いた部分を突出部30として形成することができるため、センサホルダ28と突出部30とを一体成形することができる。よって、センサ取付具10Aを効率的に製造することができる。
なお、上述したセンサ取付具10Aに対しては種々の改変が可能であり、例えば、シリンダチューブ14の外周面15に固着される突出部30の位置や数は、任意に設定してよい。従って、例えば、図4に示す第1実施形態の変形例に係るセンサ取付具48のように、センサホルダ28における端壁38が設けられた側とは反対側の端部に、突出部50が設けられてもよい。この突出部50は、センサホルダ28の底壁34と平行に設けられている。図1等に示したセンサ取付具10Aと異なり、センサ取付具48のセンサホルダ28の各側壁36a、36bは、センサホルダ28の長手方向に沿って互いに離間した2つの壁要素37に分割されており、各側壁36a、36bにおいて、2つの壁要素37の間の箇所から突出部30が1つ突出している。
[第2実施形態]
図5に示すように、本発明の第2実施形態に係るセンサ取付具10Bは、流体圧シリンダ12(例えば、エアシリンダ)のシリンダチューブ14の外周面15に装着されて、位置センサ16を上記外周面15に取り付けるために使用される。
センサ取付具10Bは、位置センサ16を保持するためのセンサホルダ56と、シリンダチューブ14の外周面15に固着されセンサホルダ56を支持する支持部としてのベース部材58とを備える。センサ取付具10Bは、流体圧シリンダ12の軸方向(ストローク方向)に沿って配置されている。
図6に示すように、センサホルダ56は、長方形状の底壁34と、底壁34の両側の長辺から立設されて互いに対向する2つの側壁60a、60bと、底壁34の一端側の短辺から立設された端壁38とを有するレール状のホルダである。底壁34、側壁60a、60bにより、位置センサ16を位置調整可能に収容保持するためのセンサ挿入溝40が形成されている。各側壁60a、60bにおける底壁34とは反対側の端縁には、センサホルダ56の内側に向かって突出した張り出し部42が設けられている。
センサホルダ56をベース部材58に装着し、固定するために、各側壁60a、60bの外面には、係合突起62(オス係合部)が設けられている。本実施形態の場合、各側壁60a、60bにおいて、センサホルダ56の長手方向に離間して複数(図示例では2つ)の係合突起62が設けられている。なお、各側壁60a、60bにおいて、係合突起62は1つだけ設けられてもよい。
このようなセンサホルダ56は、例えばステンレス鋼等の金属製であり、金属板をプレス加工及び折り曲げ加工することにより形成することができる。なお、位置センサ16のセンサホルダ56に対する固定方法は、上述した第1実施形態と同様である。
ベース部材58は、センサホルダ56とは別部品として構成されており、シリンダチューブ14の外周面15に固着された部材である。ベース部材58は、センサホルダ56を外周面15に対して固定するためのものであるが、従来のセンサ取付具における帯状のバンドと異なり、シリンダチューブ14の外周面15を周方向に囲んでいない(外周面15に巻回されていない)。
ベース部材58は、溶接、ろう付け又は接着剤によってシリンダチューブ14の外周面15に接合されている。ベース部材58の構成材料は、例えば、ステンレス鋼等の金属が好適である。
本実施形態において、ベース部材58は、平面視で略長方形状の板状のベースフレーム64と、ベースフレーム64の上面64a(シリンダチューブ14の外周面15とは反対側の面)から突出した一対の固定用リブ66とを有し、ベースフレーム64が外周面15に固着されている。ベースフレーム64は、その長手方向を流体圧シリンダ12の軸方向と平行に配置されている。
ベースフレーム64は、短手方向(シリンダチューブ14の周方向)の両端縁からシリンダチューブ14の外周面15側に屈曲した脚部70を有する。これにより、ベースフレーム64の外周面15側の面64bには、外周面15の一部が入り込む凹部72が形成されている。なお、ベースフレーム64は、シリンダチューブ14の外周面15に沿う円弧状に形成され、円弧状のベースフレーム64の内周側の面に上記凹部72が形成されてもよい。
一対の固定用リブ66は、ベースフレーム64の長手方向(流体圧シリンダ12の軸方向)に沿って互いに平行に延在するとともに、ベースフレーム64の短手方向(シリンダチューブ14の周方向)に離間している。センサホルダ56をベース部材58に装着し、固定するために、各固定用リブ66の内面には、係合溝74(メス係合部)が設けられている。係合溝74は、固定用リブ66の厚さ方向に貫通する孔でもよく、固定用リブ66の内面から外面に向かって凹む有底の窪みであってもよい。
本実施形態の場合、各固定用リブ66には、ベースフレーム64の長手方向に離間して複数(図示例では2つ)の係合溝74が設けられている。なお、各固定用リブ66において、係合溝74は1つだけ設けられてもよい。
図7に示すように、センサホルダ56は、上記のように構成されたベース部材58における1対の固定用リブ66の間に配置されている。センサホルダ56に設けられた係合突起62と、ベース部材58に設けられた係合溝74との係合により、センサホルダ56がベース部材58に固定されている。
センサ取付具10Bをシリンダチューブ14の外周面15上に設置する作業工程においては、まず、ベース部材58をシリンダチューブ14の外周面15に溶接等により固着し、その後に、センサホルダ56をベース部材58に装着し固定する。
なお、変形例として、センサホルダ56に係合溝74が設けられ、ベース部材58に係合突起62が設けられてもよい。センサホルダ56をベース部材58に固定する手段は、上述した係合突起62と係合溝74による係合構造に限られず、例えば、ネジによる締結や、溶接、接着剤、ろう付け等による接合であってもよい。
次に、上記のように構成されるセンサ取付具10Bの作用及び効果について説明する。
センサ取付具10Bによれば、センサホルダ56を支持する支持部(ベース部材58)が、従来のようなシリンダチューブ14の外周面15に巻回される帯状のバンドの形態を有するものではなく、外周面15に直接固着されたものである。このため、このセンサ取付具10Bでは、バンドや、バンドを締め込むネジ等が不要である。従って、センサ取付具10Bによれば、従来のセンサ取付具10Bと比較して、部品点数を削減できるとともに、構成を簡素化することができる。
また、本実施形態の場合、センサホルダ56を支持する支持部は、センサホルダ56とは別部品として構成された部材であってシリンダチューブ14の外周面15に固着されたベース部材58であり、センサホルダ56はベース部材58に取り付けられている。この構成により、シリンダチューブ14の外周面15にセンサ取付具10Bを設置する作業工程において、ベース部材58を外周面15に固着した後に、ベース部材58にセンサホルダ56を取り付けることができる。従って、シリンダチューブ14の外周面15へのセンサ取付具10Bの設置をしやすい。
特に、ベース部材58の外周面15側の面には、外周面15の一部が入り込む凹部72が設けられている。この構成により、シリンダチューブ14の外周面15にベース部材58を固着する作業工程において、ベース部材58がシリンダチューブ14の外周面15の円弧に沿うため、ベース部材58が傾いた状態で固着されることを防止することができる。
さらに、本実施形態の場合、ベース部材58は、シリンダチューブ14の軸方向に沿って延在するとともにシリンダチューブ14の周方向に離間した一対の固定用リブ66を有し、固定用リブ66とセンサホルダ56の一方には、オス係合部(係合突起62)が設けられ、固定用リブ66とセンサホルダ56の他方には、オス係合部と係合するメス係合部(係合溝74)が設けられている。この構成により、ベース部材58に対してセンサホルダ56を簡易構造で確実に固定することができる。
なお、第2実施形態において、第1実施形態と共通する部分については第1実施形態と同一又は同様の作用及び効果が得られる。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の改変が可能である。
10A、10B、48…センサ取付具 14…シリンダチューブ
15…外周面 28、56…センサホルダ
30、50…突出部 58…ベース部材

Claims (8)

  1. シリンダチューブの外周面にセンサを取り付けるためのセンサ取付具であって、
    前記センサを保持するためのセンサホルダと、
    前記センサホルダを支持し、前記シリンダチューブの前記外周面を周方向に囲むことなく前記外周面に固着された支持部と、を備える、
    ことを特徴とするセンサ取付具。
  2. 請求項1記載のセンサ取付具において、
    前記支持部は、溶接、ろう付け又は接着剤によって前記外周面に接合されている、
    ことを特徴とするセンサ取付具。
  3. 請求項1又は2記載のセンサ取付具において、
    前記シリンダチューブの外周面は、円弧状の面であり、
    前記支持部は、前記センサホルダの側部から前記シリンダチューブの前記外周面に沿って突出した突出部である、
    ことを特徴とするセンサ取付具。
  4. 請求項3記載のセンサ取付具において、
    前記センサホルダは側壁を有し、
    前記側壁は、センサホルダの長手方向に沿って互いに離間した複数の壁要素に分割されており、
    前記突出部は、隣接する前記壁要素の間から突出している、
    ことを特徴とするセンサ取付具。
  5. 請求項3又は4記載のセンサ取付具において、
    前記突出部は、前記センサホルダの両側の側部に設けられている、
    ことを特徴とするセンサ取付具。
  6. 請求項1記載のセンサ取付具において、
    前記支持部は、前記センサホルダとは別部品として構成された部材であって、前記シリンダチューブの外周面に固着されたベース部材であり、
    前記センサホルダは、前記ベース部材に取り付けられている、
    ことを特徴とするセンサ取付具。
  7. 請求項6記載のセンサ取付具において、
    前記シリンダチューブの外周面は、円弧状の面であり、
    前記ベース部材の前記外周面側の面には、前記外周面の一部が入り込む凹部が設けられている、
    ことを特徴とするセンサ取付具。
  8. 請求項6又は7記載のセンサ取付具において、
    前記ベース部材は、前記シリンダチューブの軸方向に沿って延在するとともに前記シリンダチューブの周方向に離間した一対の固定用リブを有し、
    前記固定用リブと前記センサホルダの一方には、オス係合部が設けられ、
    前記固定用リブと前記センサホルダの他方には、前記オス係合部と係合するメス係合部が設けられている、
    ことを特徴とするセンサ取付具。
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