JP2005006332A - 境界面における少なくとも1つの境界点を使用する補間 - Google Patents
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Abstract
【課題】暗い着色剤を暗い領域に制約して画像の粒状性を低減するような色空間変換および補間を提供すること。
【解決手段】第1の色空間(200)において目標点の指示(800)を受け取る(1910)。第2の色空間において前記目標点の値を補間する、前記第1の色空間における補間点のセット(870〜873)を識別する(1920)。前記補間点のセットは、着色剤境界によって画定される境界面(1020)における少なくとも1つの境界点(872)を含む。
【選択図】図19
【解決手段】第1の色空間(200)において目標点の指示(800)を受け取る(1910)。第2の色空間において前記目標点の値を補間する、前記第1の色空間における補間点のセット(870〜873)を識別する(1920)。前記補間点のセットは、着色剤境界によって画定される境界面(1020)における少なくとも1つの境界点(872)を含む。
【選択図】図19
Description
本発明は、色空間変換および補間に関し、特に境界面における少なくとも1つの境界点を使用する補間に関する。
本発明は、以下の出願に関連する。すなわち、Jay S. Gondek、Matthew A. Shepard、Morgan T. SchrammおよびJohn F. Meyerにより2003年6月13日に出願され、「Printer System and Printing Method」と題する、米国特許出願第10/460,848号、ならびにJay S. Gondek、Matthew A. Shepard、Morgan T. SchrammおよびJohn F. Meyerにより2003年6月13日に出願され、「Printer Cartridge」と題する、米国特許出願第10/461,951号である。
色は、光波長によって定義される。光の波長の特定のセットは、1つのトゥルーカラーに対応する。しかしながら、画像を光波長の集まりとして表すことは、画像処理に不都合であることが多い。したがって、画像の格納、表示、および別な方法での操作に関してより好都合なデータフォーマットで画像を表すための種々の体系が開発されてきた。これらの体系の各々を、色空間と呼ぶことができる。装置が異なると、使用する色空間もたいてい異なる。色空間変換は、画像を1つの色空間から別の色空間に変換するプロセスである。
色空間は極めて大きくなる可能性がある。たとえば、コンピュータモニタ、テレビおよびプロジェクタ等の表示装置は、赤(R)、緑(G)および青(B)の色成分、すなわち「原色」の混合物を使用することが多い。画面に表示される各画素の色は、これらのRGB原色の何らかの組合せとして定義され得る。RGB色空間におけるそれぞれの色が、たとえば原色または「チャネル」ごとに8ビットを使用して表される場合、画像の各画素は3バイトの色情報からなることができる。その場合、この8ビット/チャネルRGB色空間は、理論的には、224、すなわち約1677万の異なる色を表示することができる。
1600万を超えるデータ点を1つの色空間から別の色空間にマッピングすることは、時間を浪費し、資源集約的である可能性がある。したがって、多くの色変換技術は、補間に依存する。データ点を補間するためには、まず、複数の数学的または実験的手法のうちのいずれかを使用して、特定の数のデータ点を1つの色空間から別の色空間にマッピングする。これらのデータ点は、双方の色空間に所定値を有する「制御点」のセットを含む。そして、まだマッピングされていないデータ点が生じると、第2の色空間におけるそのデータ点の値は、第1の色空間における制御点に対するデータ点の位置に基づいて推定され得る。
コンピュータモニタ、テレビおよびプロジェクタは、通常、赤、緑および青の光を使用して色を生成するため、これらの表示装置はしばしばRGB色空間を使用する。カラープリンタ等の画像形成装置は通常、光を生成せず、代わりにシアン、マゼンタおよびイエロー等の反射性着色剤を印刷するため、これらの表示装置はしばしばCMY色空間を使用する。カラー文書がコンピュータからプリントされる度にRGBからCMYへの色変換が行われる可能性が高い。
理想的な状況では、RGB座標系とCMY座標系との間に一対一の線形的な対応関係があり、RGBからCMYへの変換は、単純に、RGB座標系の点をCMY座標系の同じ点に変換することである。しかしながら、実際には、RGB色空間とCMY色空間との間の変換は、2つの座標系間の一対一の線形的な対応関係の可能性を非常に低くするさまざまな要因に起因して、はるかに複雑になる可能性がある。
着色剤、プリント機構、およびプリント媒体はすべて、RGB色空間がCMY色空間に如何にしてマップされるかを複雑にする可能性のある要因の例である。たとえば、トナー、インクおよびワックスが、CMY色空間において着色剤としてしばしば使用される。各着色剤または副着色剤は、通常、1つの特定色の強度または色調から完全に構成される。着色剤が液体着色剤である場合、色の強度の外観を変更するために、着色剤の非常に小さい液滴の密度を変更することができる。すなわち、着色剤の各液滴は同じ強度であってもよいが、所与の面積にいくつの液滴が堆積されるかにより、その着色剤はより強くまたは弱く見える。所与の着色剤に対する強度範囲の上端は、たいてい、プリント媒体がその着色剤で飽和して強度が上昇することができないところである。所与の着色剤に対する強度範囲の下端は、たいてい、液滴が別々に裸眼でも識別可能であるほどにまばらに散在し、場合によっては画像が粒状に見えるところである。C、MおよびY着色剤のみの強度範囲では、RGB着色剤の強度範囲を完全に表すためには不十分であることが多い。強度範囲を増大させるための1つの態様は、追加の着色剤および/または副着色剤を使用することである。たとえば、CMYK色空間は、黒(K)の着色剤を追加して、潜在的に強度範囲を増大させている。しかしながら、より暗い着色剤の使用を制限しない場合には、より明るい領域でより暗い着色剤が非常にまばらに散在する可能性が高く、画像が粒状に見えることになる。
本発明の一実施形態によれば、第1の色空間において目標点の指示を受け取るステップと、第2の色空間において前記目標点の値を補間する、前記第1の色空間における補間点のセットを識別するステップであって、前記補間点のセットが、着色剤境界によって画定される境界面における少なくとも1つの境界形成点を含む、ステップとを含む、方法が提供される。
また、別の実施形態によれば、第1の色空間において目標点の指示を受け取るステップと、および第2の色空間において前記目標点の値を補間する、前記第1の色空間における補間点のセットを識別するステップであって、前記補間点のセットが、着色剤境界によって画定される境界面における少なくとも1つの境界形成点を含む、ステップとを含む方法を実行時に実施する、機械実行可能な命令を格納する機械読取り可能な媒体が提供される。
さらに、別の実施形態によれば、第1の色空間において隣接する制御線を含む制御点の中で境界形成点の対を識別するための識別回路であって、前記境界形成点の対が前記隣接する制御線に沿った着色剤境界に対応する、識別回路と、および前記第1の色空間において前記境界形成点の対を接続する経路に沿って、境界形成点のセットに対して第2の色空間において値を補間するための補間回路とを含む、装置が提供される。
本発明によれば、暗い着色剤を暗い領域に制約して画像の粒状性を低減することが可能になり、明るい着色剤を明るい領域に制約することによりインクを節約することが可能になる。また、複数のレベルのグレーを用いて100%GCRを提供することにより、GCRによってもたらされる多くの利点を提供しながら、画像の粒状性を低減または除去することが可能になる。さらに、ドット密度を高くし、個々のドットが目立ちにくくなるように色空間のより明るい領域において、より明るい強度のグレードットを使用することにより、粒状性を低減することが可能になる。
本発明の例を、添付図面に例示する。しかしながら、添付図面は、本発明の範囲を限定するものではない。図面における類似の参照符号は、類似の要素を示す。
以下の詳細な説明では、本発明の実施形態の完全な理解を提供するために多数の特定の詳細を説明する。しかしながら、当業者ならば理解されるように、本発明はこれら特定の詳細なしに実施されることができ、本発明は示された実施形態に限定されず、および本発明は種々の代替実施形態で実施され得る。また、よく知られた方法、手順、構成要素および回路については詳細に説明していない。
説明の一部は、当業者が自身の研究の内容を他の当業者に伝えるために一般に用いる用語を使用して提供される。また、説明の一部は、プログラミング命令の実行を通して実行される動作に関して提供される。当業者によってよく理解されるように、これらの動作は、しばしば、たとえば電気コンポーネントを介して格納、転送、結合、および別の方法で操作可能な電気信号、磁気信号または光信号の形態をとる。
さまざまな動作が、本発明の実施形態を理解するのに有用な態様で次々に実行される複数の別個のステップとして説明される。しかしながら、説明の順序は、これらの動作が必然的に提示されている順序で実行されたり、またはさらに順序依存であることを暗示するものとして、解釈されるべきではない。最後に、「一実施形態」という語句が繰り返し使用されるが、それは同じ実施形態を指す場合もあるけれども、必ずしもそうではない。
本発明のさまざまな実施形態は、色空間変換および補間に関する技術を提供する。本発明の実施形態は、第1の色空間において境界面および/または領域を画定する1つまたは複数の着色剤境界を使用して、第2の色空間においていくつかの着色剤または副着色剤(sub-colorant)を制限する。後述するように、本発明の実施形態は、グレー着色剤の複数のレベルによる100%グレー成分置換(GCR)を含む種々の用途に使用され得る。
図1は、赤、緑および青(RGB)の色空間とシアン、マゼンタおよびイエロー(CMY)の色空間との間の色の対応関係に関する一実施形態を示す。本発明の実施形態は主としてRGBとさまざまな形態のCMY色空間との間の色変換に関して後述されるが、本発明の実施形態は、例示された色変換に限定されず、種々の色空間のうちのいずれかの間の色変換にも使用され得る。
コンピュータモニタ、テレビおよびプロジェクタは、通常、赤、緑および青の光を使用して色を生成するため、これらの表示装置はしばしばRGB色空間を使用する。カラープリンタ等の画像形成装置は通常、光を生成せず、代わりにシアン、マゼンタおよびイエロー等の反射性着色剤を印刷するため、これらの表示装置はしばしばCMY色空間を使用する。カラー文書がコンピュータからプリントされる度にRGBからCMYへの色変換が行われる可能性が高い。
図1に示されるように、Cの無いMとYの組合せによりRが生成される。同様に、Mの無いYとCとの組合せによりGが生成される。また、Yの無いCとMとの組合せによりBが生成される。この種の色対応関係を使用することにより、RGBをCMYにマップする色空間を作成することができる。RGBからCMYへの変換の場合、RGB着色剤をしばしば二次着色剤と呼び、CMY着色剤をしばしば一次着色剤と呼ぶ。
図2は、RGB色およびCMY色をマッピングするためのカラーキューブ200の一実施形態を示す。キューブ200は、原点210と、RGB色の各々に対して1つの3つの主軸220、230および240とを有する。軸220は、R強度に対する色の遷移であり、原点210の0から最大値までの範囲を有する。軸230は同様にG強度に対応し、軸240は同様にB強度に対応する。原点210は黒(K)であり、この場合RGBはすべて0である。RGBがすべて最大である場合、その色は点250における白(W)である。
キューブ200は、同様に、RGB座標系に対して反転するCMY色に対する座標系も含む。すなわち、W点250は、CMYがすべて0であるCMY色の原点であり、K点210は、CMYがすべて最大である点である。CMY色は3つの主軸225、235および245を有する。軸225は、C強度に対する色の遷移であり、点250における最小値から最大値までの範囲を有する。C強度は、軸220のR強度に逆相関する。同様に、軸235はM強度に対応し、軸230のG強度に逆相関する。また、軸245はY強度に対応し、軸240のB強度に逆相関する。
理想的な状況では、2つの座標系の間に一対一の線形的な対応関係があり、RGBからCMYへの変換は、単純に、RGB座標系の点をCMY座標系の同じ点に変換することである。しかしながら、実際には、RGB色空間とCMY色空間との間の変換は、2つの座標系間の一対一の線形的な対応関係の可能性を非常に低くするさまざまな要因に起因して、はるかに複雑になる可能性がある。
着色剤、プリント機構、およびプリント媒体はすべて、RGB色空間がCMY色空間に如何にしてマップされるかを複雑にする可能性のある要因の例である。たとえば、トナー、インクおよびワックスが、CMY色空間において着色剤としてしばしば使用される。各着色剤または副着色剤は、通常、1つの特定色の強度または色調から完全に構成される。着色剤が液体着色剤である場合、色の強度の外観を変更するために、着色剤の非常に小さい液滴の密度を変更することができる。すなわち、着色剤の各液滴は同じ強度であってもよいが、所与の面積にいくつの液滴が堆積されるかにより、その着色剤はより強くまたは弱く見える。所与の着色剤に対する強度範囲の上端は、たいてい、プリント媒体がその着色剤で飽和して強度が上昇することができないところである。所与の着色剤に対する強度範囲の下端は、たいてい、液滴が別々に裸眼でも識別可能であるほどにまばらに散在し、場合によっては画像が粒状に見えるところである。C、MおよびY着色剤のみの強度範囲では、RGB着色剤の強度範囲を完全に表すためには不十分であることが多い。
強度範囲を増大させるための1つの態様は、追加の着色剤および/または副着色剤を使用することである。たとえば、CMYK色空間は、黒(K)の着色剤を追加する。CMYK色空間では、Kを使用して、より暗い色を作成することができ、潜在的に強度範囲が増大する。CMYKlclm色空間は、シアンの副着色剤である低色素シアン(lc)と、マゼンタの副着色剤である低色素マゼンタ(lm)とを追加する。lcとlmとを使用して、より明るい色を平滑にすることができ、同様に潜在的に強度範囲を増大させることができる。また、本発明のさまざまな実施形態は、グレーの3つの副着色剤、すなわち明るいグレー(g)、中間のグレー(Gr)および黒(z)を追加するCMYlclmKgGrz色空間も使用する。Kとzは、テキスト対写真など、異なるタイプの画像に対する2つの異なるタイプの黒を提供してもよい。
本明細書で使用される場合、「着色剤」という単語は、赤(R)、緑(G)、青(B)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、黒(K)およびグレーなどの特定の一般色を意味する。着色剤は、シアンに対する暗いシアン(C)および明るいシアン(lc)、マゼンタに対する暗いマゼンタ(M)および明るいマゼンタ(lm)、ならびにグレーに対する明るいグレー(g)、中間グレー(Gr)および黒(z)などのさまざまな副着色剤を含むことができる。なお、大文字の表示を用いて、CMY着色剤におけるような特定の一般色か、または暗いシアン(C)の副着色剤および暗いマゼンタ(M)の副着色剤におけるような特定の色の暗い方の色調を指すことができる。
図2のカラーキューブにおいて、より暗い着色剤を原点210に近いより暗いトゥルーカラーの領域に制限することが望ましい場合がある。そうでない場合、より明るい領域で、より暗い着色剤が非常にまばらに散在する可能性が高いので、画像が粒状に見えることになる。このように着色剤を制限することは、しばしば色分解(color separation)と呼ばれる。
色変換のサブセットは、ルックアップテーブル(LUT)に格納されることができ、そして補間手法を用いて、そのテーブルのデータ点に基づいて追加のデータ点に対して色変換を推定することができる。一実施形態では、変換は、制御点のセットに対して計算される。制御点は、しばしば、色空間における少なくとも13本の制御線に沿って選択される。図2の色空間は、制御線のうちの1つ、制御線260を示す。制御線260は、K点210とW点250との間に延在する。制御線260は、色空間の中間を通過するため、中性(neutral)制御線または中性軸(neutral axis)と呼ばれる。中性軸に沿ったデータ点は、グレーの色調を表し、210における黒(K)から250における白(W)までの範囲にわたる。
図3および図4に、さらに12本の制御線を示す。図3において、6本の制御線320、330、340、335、345および325は、K点210からそれぞれ6つの着色剤RGBおよびCMYの各々まで延在する。図4において、6本の制御線420、430、440、425、435および445も同様にW点250からそれぞれ6つの着色剤RGBおよびCMYの各々まで延在する。
図5は、制御線500上の制御点510の一実施形態を示す。制御線500は、制御線の長さにわたって特定の間隔で制御点510を有する。
下の表1−1と表1−2は、さまざまな制御点に対するRGBからCMYへの色変換のためのLUTを示す。CMY色空間は、チャネル毎に8ビットのCMYlclmKgGzチャネルからなる。RGB空間における各制御点の位置は、3つのRGB軸の各々に沿って0,0,0の黒(K)原点から16,16,16の白(W)までのステップまたは間隔の数として示される。CMY色空間において、さまざまな副着色剤を着色剤境界の数によって制限する。特に、
Gr境界12、
z境界8、および
CM境界8である。
Gr境界12、
z境界8、および
CM境界8である。
この着色剤境界のセットは、0,0,0のRGB原点から離れるステップに関して画定される。「Gr境界12」は、中間グレー(Gr)が、KからWへのグレー軸すなわち中性軸に沿って原点から離れた12番目のステップにおいて境界を形成されることを示す。「z境界8」は、黒(z)が、KからWへの中性軸に沿って原点から離れた8番目のステップにおいて境界を形成されることを示す。「CM境界8」は、暗いシアン(C)と暗いマゼンタ(M)の双方が、それぞれCからWおよびMからWのシアンおよびマゼンタ遷移の方向に、原点から離れた8番目のステップにおいて境界を形成されることを示す。他の実施形態では、任意の数の手法を用いてLUTとLUT内の着色剤境界とを画定することができる。
表1−1と表1−2のエントリは、黒から白の中性軸に沿った制御点で開始して、複数の遷移に編成される。次のエントリのセットは、白から赤および赤から黒の制御線に沿って追加の制御点を画定する。次のエントリのセットは、白から緑さらに黒へ、白から青さらに黒へ、白からイエローさらに黒へ、白からマゼンタさらに黒へ、白からシアンさらに黒への制御線に沿って追加の制御点を画定する。これらの13の制御線に沿った制御点に加えて、表1−1と表1−2はまた、イエローから赤、イエローから緑、シアンから青およびマゼンタから青の制御線に沿っていくつかの制御点を画定する。
着色剤境界は、ある着色剤に対する多くの遷移に沿って境界点を画定する。たとえば、図6は、カラーキューブの1つの面、すなわちRGB空間においてBが16である面CWMBに対して表1−1と表1−2によって画定される遷移を示す。面CWMBは、5本の制御線、すなわちCW、WM、MB、BCおよびWBからなる。C強度が低下する方向630において、Cはステップ8において境界を形成される。そのため、方向630においてステップ8を横切る各制御線は、C境界点650を含む。M強度が低下する方向620において、Mもまたステップ8において境界を形成される。そのため、方向620においてステップ8を横切る各制御線は、M境界点640を含む。
図示された実施形態において、境界点は、境界を形成されている着色剤または副着色剤のいずれも含まないように画定される。さらに、表1−1と表1−2において所与の遷移に沿って境界点を越えるステップも、境界を形成されている着色剤または副着色剤のいずれも含まないように画定される。そのため、図6において、区分635に沿った制御点はCを含まず、区分625に沿った制御点はMを含まず、区分645に沿った制御点はCもMも含まない。
表1−1と表1−2によって画定される制御点のセットを使用して、他の点の値を補間することができる。図7は、表1−1と表1−2の制御点からの目標点700に対する補間の一実施形態を示す。補間点710、720、730および740のセットは、制御点700から表1−1と表1−2において画定される遷移まで拡張することによって識別される。補間点が表1−1と表1−2においてあらかじめ画定された制御点である場合には、CMY色空間における制御点の値は表から取得され得る。しかしながら、補間点が遷移における2つの制御点間にある場合には、補間点自体の値は、制御線上の隣接する制御点の値に基づいて、たとえば種々の1次元補間のいずれかを使用して補間され得る。
1次元補間は、通常、直線的に隣接するものの値の何らかの形態の距離重み付き平均である。境界を形成されている着色剤または副着色剤のいずれも含まないように境界点が画定されることにより、境界点を越える遷移上のいかなる補間点も、境界を形成されている着色剤または副着色剤のいずれも含まない。たとえば、点710は、境界点の前であるため、CとMの双方を含むことができる。しかしながら、点720は、CもMも含まず、点730および740は、Mを含まないがCを含むことができる。
すべての補間点の値が画定されると、目標点700の値は、たとえば種々の2次元補間のうちのいずれかを使用して求められ得る。補間点のうちのいくつかはCおよびMを含むことができるため、目標点700も、CとMの双方を含むことができる。
着色剤境界は、より暗い着色剤を色空間のより暗い領域に制約するように意図される。より暗い着色剤がより明るい領域に入ることが可能となると、より暗い着色剤がより明るい領域において非常にしばしばまばらに散在し、それにより画像が粒状に見えることになる。しかしながら、単に着色剤境界に基づいて境界点を画定するだけでは、粒状性を低減または除去するためには不十分である可能性がある。すなわち、より暗い着色剤が使用されるより暗い着色剤の領域750が、明るい着色剤領域760まで深く広がる可能性がある。
したがって、本発明の実施形態は、着色剤境界を使用してRGB色空間における境界面を画定する。図8は、これらの境界面のエッジの一実施形態を示す。色空間を通して、M着色剤境界に対応する境界形成点を接続してM境界線810にする経路が形成される。C着色剤境界に対応する境界形成点を接続してC境界線820にする別の経路が形成される。
目標点800を補間する場合、補間点870、871、872および873のセットは、制御線または境界線の最初に遭遇する方から取得される。表1−1と表1−2において補間点のいずれもまだ入手可能でない場合には、それらは表1−1と表1−2の所定値から直線補間され得る。境界を形成されている着色剤または副着色剤のいずれも含まないように境界点を画定するので、いずれかの端部で境界点に基づいて境界線に沿って補間された点も同様に、境界を形成されている着色剤または副着色剤のいずれも含まない。このように境界線が制限されるので、境界線を越える面上の点も、境界を形成されている着色剤または副着色剤のいずれも含まない。言い換えれば、境界線810および820は、面CWMBを4つの領域、すなわちCもMも含まない領域830と、CとMの両方を含む領域840と、Cを含むがMは含まない領域850と、Mを含むがCは含まない領域860とに分割する。暗い着色剤は、色空間のより明るい領域に拡張することが許可されない。
特定の着色剤境界に対する境界線をより高い次元まで拡張することにより、境界面を形成することができる。たとえば、図9は、M境界面920の一実施形態を示す。すなわち、図8において面CWMBに対して境界線810を形成したように、M境界点910に基づいて面WYRM、GYRKおよびCGKBにおいて追加の境界線を形成することができる。4つの境界線は、M境界面920のエッジを含む。面920上の点は、面920のエッジに沿った境界点に基づいて種々の2次元補間技術のいずれかを使用して補間され得る。面920のエッジの周囲のすべての点がM着色剤を含まないので、面920上のいずれの点もMを含まない。
面920より下の点を補間する場合、補間点のセットは、面920より下かまたは面920上の点しか含まない。面920より上の点を補間する場合、補間点のセットは、面920より上かまたは面920上の点しか含まない。面920がM着色剤を含まないので、面920より上のいずれの点もMを含まない。言い換えれば、面920は、Mが使用されないより明るい領域930と、Mが使用され得るより暗い領域940とに色空間を分割する。
図10は、図9のM境界面920に非常に類似するC境界点1010に基づいて形成されるC境界面1020の一実施形態を示す。面920と同様に、面1020は、Cが使用されないより明るい領域1030と、Cが使用され得るより暗い領域1040とに色空間を分割する。
色空間全体にわたる境界面に加えて、本発明の実施形態は、色空間内により小さい境界面を形成し、それらのより小さい境界面を継ぎ合わせて3次元境界領域にすることも可能である。たとえば、図11は、表1−1と表1−2の黒(z)の着色剤境界によって画定される境界領域の一実施形態を示す。C強度の低減する方向にのみCを制限したC着色剤境界とは異なり、グレー強度の低減する方向にzを制限するようにz着色剤境界を画定することができる。言い換えれば、z境界点1120は、中性軸1110を含む原点からの各遷移上に配置され得る。そして、境界点を接続することによってエッジおよび面が形成され得る。面は集まって、境界領域1130を形成する。着色剤境界が原点からの各遷移において同じステップ位置にあるので、境界領域1130は立方体である。各z境界点がz副着色剤を含まないように画定されるため、境界領域1130の周囲のエッジ、面および外部体積も同様に、z副着色剤をまったく含まないように補間され得る。
図12は、表1−1と表1−2の中間グレー(Gr)の着色剤境界によって画定される境界領域の一実施形態を示す。z境界領域と同様に、原点からの各遷移上にGr境界点1210を配置することができ、そしてそれら境界点を接続することによりエッジおよび面を形成することができる。面は集まって、境界領域1220を形成する。各Gr境界点がGr副着色剤を含まないように画定されるため、境界領域1220の周囲のエッジ、面および外部体積も同様にGr副着色剤を含まないように補間され得る。
本発明の実施形態によっては、いくつかの点は、補間された際に格納され、そのため将来の色変換に対する制御点とともに使用され得る。これらの点は、たとえば、制御線によって画定される面上のさまざまな点とすることができる。図13は、カラーキューブの19本の制御線、すなわち線KR、KG、KB、KC、KM、KY、KW、WR、WG、WB、WC、WM、WY、CG、GY、YR、RM、MBおよびBCを示す。19本の制御線は、カラーキューブを6つの四面体、KWMR、KWBM、KWCB、KWGC、KWYGおよびKWRYに分割する。各四面体は、中性軸KWによって境界を形成される4つの三角形の面と、1つの一次着色剤の角C、MまたはYと、1つの二次着色剤の角R、GまたはBとを含む。
図14は、制御線KW、WR、RM、MKおよびWMによって画定されるKWMR四面体1410を示す。表1−1と表1−2の着色剤境界を使用して、3つの境界面、すなわちz境界1420、Gr境界1430およびM境界1440を、四面体1410内に画定することができる。すなわち、上述したように、各境界面は、隣接する制御線間の境界点を接続することにより画定され得る。各境界面のエッジに沿った境界点は、エッジのいずれかの端部において境界点から直線補間され得る。また、四面体1410の面上の点は、制御線に沿った制御点と境界エッジに沿った境界点とに基づいて2次元補間を使用して補間され得る。
境界を形成されている着色剤または副着色剤のいずれも含まないように制御線上の境界点を画定することにより、境界エッジ上の境界点は境界面内の境界点とともに同様に制限される。エッジ境界点をすべて制限することにより、四面体の面上の2次元補間によって、面積も同様に制限されることになる。そして、四面体の面および/または境界面からの補間点に依存する四面体内の任意の点の3次元補間により、体積も同様に制限されることになる。
他の実施形態では、制御線および着色剤境界を使用して種々の表面形状および体積のうちの任意のものが画定され得る。たとえば、図15は、段付き境界面1530の一実施形態を示す。マゼンタに対して単一境界を画定するのではなく、図示された実施形態は、2つの境界、すなわち境界1510と境界1520とを含む。境界1520によってBCおよびKG遷移に沿ってMを使用することができることよりも、境界1510によってMWおよびRY遷移に沿ってMを多く使用することができる。面1530の各段は、BMおよびMW遷移に沿った制御点間の1つまたは複数のステップあるいは間隔に対応することができる。たくさんの技術を使用して、境界点を接続する経路を画定することができる。たとえば、経路は、隣接する制御線上の境界点間の最短距離をとってもよく、経路の長さにわたって任意のステップを均等に分布させてもよい。
図16は、境界領域に関するさらに別の形状を示す。原点の近くの暗い着色剤を制約するのではなく、明るいグレー(g)境界領域1630が、g副着色剤を色空間のより明るい部分に制約する。これは、たとえばgインクを節約することに役立つことができる。境界領域1630がなければ、色空間の全体にわたる色に対してgインクが使用される可能性があり、他のインクに比較してgインクを潜在的に不釣り合いに大量に使用することになる。
図示された実施形態では、着色剤境界に対して2つの構成要素を使用して、領域1630を画定することができる。すなわち、着色剤境界は、YK遷移に沿った第1の境界点1610と中性軸遷移に沿った第2の境界点1620とを含む。2つの境界点は全体として、領域1630の矩形体積を画定する。
図17は、境界領域に関するさらに別の形状を示す。図17は、表1−1と表1−2によって画定される色空間から逸脱する。図17の色空間は、色空間のGの角の近くの領域に制約される暗い緑の着色剤を含む。すなわち、暗い緑の着色剤境界は、3つの構成要素、すなわちGY遷移に沿った境界点1710と、GK遷移に沿った境界点1720と、GC境界に沿った境界点1730とを含む。上述したように、境界点を接続することにより、暗い緑の境界領域1740を画定する境界面を形成することができる。また、上述したように、暗い緑を含まないように境界点を画定することにより、領域1740のエッジまたは面に沿った境界点のいずれもが暗い緑を含まず、着色剤が有効に制約される。
暗い着色剤を暗い領域に制約して粒状性を低減することに加えて、および明るい着色剤を明るい領域に制約することによりインクを節約することに加えて、本発明の実施形態は、広範囲の様々な他の用途に使用され得る。たとえば、本発明の種々の実施形態は、グレー成分置換(GCR)に使用され得る。
図18は、特定のトゥルーカラーに対するC、MおよびYの一次着色剤強度の混合物を示す。等しい強度のC、MおよびYの混合物により、グレー成分1810と呼ばれるグレーの色調がもたらされる。グレー成分1810を越えると、図示された実施形態において、トゥルーカラーは2つの一次着色剤CおよびMのみの強度によって実際に決定される。
2つの一次着色剤が等しい量で混合する範囲では、混合物のその部分は、二次成分1820と呼ぶことができる。「二次」という単語を使用するのは、2つの一次着色剤の等しい混合物が二次着色剤R、GまたはBをもたらすためである。図1に戻って参照すると、CとMとが合わさって二次着色剤Bをもたらすことが示されている。
1つの一次着色剤強度が他のいずれよりも高い範囲では、混合物のその部分は一次成分1830と呼ぶことができる。すべての色をC、MおよびYの何らかの混合物として定義することができるように、すべての色は、グレー成分、二次成分および一次成分の何らかの混合物として定義されることもできる。
CMY色空間において、グレー成分は、C、MおよびY着色剤のほぼ等しい混合物を使用して作成され得る。グレー成分置換(GCR)は、その等しい混合物を、少なくとも部分的に、黒(K)などのグレー着色剤と置換する技術である。GCRは、総インク使用量が低減すること、全体的な色相変化が低減すること、条件等色が改善されること、色域が向上すること、および鮮鋭度が増大することなどの非常に多くの利点を提供することができる。
グレー成分は、色空間の全体にわたる色に存在する。黒着色剤を使用して、いたるところのグレー成分を置換する場合、その黒によってより明るい領域が粒状に見える可能性がある。すなわち、黒着色剤を使用して明るい強度のグレーを提供するために、黒の液滴は、裸眼で個々に識別可能であるほどまばらに散在する可能性がある。粒を低減するための1つの手法は、部分的にグレー成分を置換することである。たとえば、色空間の一部のみに黒を使用することができ、より明るい色調のグレーに対するほかの場所ではlc、lmおよびYの混合物を使用することができる。別の例として、より明るい領域においてグレー成分置換のために、より明るいグレー着色剤を使用してもよく、より暗い領域でC、MおよびYの混合物を使用してもよい。いずれの状況においても、粒を低減することができるが、GCRの利点の多くも減少する。
したがって、本発明の実施形態は、複数のレベルのグレー着色剤を使用して色空間の全体にわたって100%GCRを提供する。言い換えれば、本発明の実施形態は、CMY色空間のすべての色を、2つ以下の一次着色剤に何らかの量の2つまたはそれより多いレベルのグレー着色剤を足したものを使用してレンダリングすることができる。これに関連して一次着色剤には、その副着色剤のいずれかまたはすべてが含まれる。そのため、たとえば、緑の色調は、たとえばgおよびGrのような、グレーの1つまたは複数の副着色剤と、たとえばC、lcおよびYのような、2つまでの一次着色剤の1つまたは複数の副着色剤とを使用してレンダリングすることができる。
本発明の実施形態は、複数のレベルのグレーを用いて100%GCRを提供することにより、GCRによってもたらされる多くの利点を提供しながら、粒を低減または除去することができる。ドット密度をより高くし、個々のドットが目立ちにくくなるように、色空間のより明るい領域において、より明るい強度のグレードットを使用することにより、粒を低減する。
ドット置換規則または上述した境界面手法等、100%GCRを複数のレベルのグレーを用いて改善するために、たくさんの手法を使用することができる。たとえば、ドット置換規則は、密度のまばらなより暗い着色剤に対してデータ点をフィルタリングし、暗い着色剤をより高密度の明るい着色剤で置換することができる。上の表1−1と表1−2は、境界面を使用する好都合な例を提供する。
表1−1と表1−2において、黒から白の中性軸に沿ったグレー色のすべては、g、Grおよびzを使用して完全にレンダリングされる。zは、図11に示されるように、原点近くの領域に制限される。Grは、図12に示されるように、原点から延在するいくらか広い領域に制限される。gは、色空間のどこにおいても使用され得る。
また、代案として、図16に示されるように、g着色剤境界に対してわずかに異なる定義を使用することにより、gを色空間のより明るい領域に制約することができ、それにより潜在的にgインクの消費量が低減される。図13および図14に示されるような四面体境界方式は、各四面体がグレー軸と、1つの一次着色剤の角、および1つの二次着色剤の角を含むため、複数のレベルのグレーによる100%GCRに対して特に良好に適している。
図19〜図25は、本発明のさまざまな実施形態に対する動作フローを示す。
図19では、1910において、第1の色空間において目標点の指示を受け取る。たとえば、その指示は、表1−1と表1−2に示されるような、RGB色空間の3つのステップ値のセットとすることができる。代案として、指示は、ルックアップテーブルに対する索引か、または記憶場所に対するアドレスであってもよい。1920において、第2の色空間の目標点に対する値を補間する第1の色空間の目標点に対して、補間点のセットが識別される。補間点のセットには、着色剤境界によって画定される境界面の少なくとも1つの境界点が含まれる。たとえば、これは、どちらか先に遭遇する制御線または境界面に対する2次元または3次元の目標点から分岐することが含まれてもよい。
図20は、境界面を画定するための一実施形態を示す。2010において、第1の制御線の制御点の中から第1の境界形成点を識別する。2020において、隣接する制御線において第2の境界形成点を識別する。2030において、第1および第2の境界形成点を接続する経路に沿って、追加の境界形成点を識別する。その経路は、直線とすることができ、またはたとえば2つの隣接する境界形成点の間の対角線接続におおよそしたがう複数のステップを含むより複雑なものとすることができる。
2040において、プロセスは次の隣接する制御線と制御点とに進み、2050において、次の隣接する制御点への経路に沿ってさらなる境界形成点を識別する。このプロセスは、2060において境界面のエッジがすべて画定されるまで、境界面のエッジに沿って境界形成点のさらなるセットを追加しながら繰り返される。そして、2070において、内部境界形成点は、たとえば境界面のエッジによって境界を形成される平面領域内の点のセットとして識別され得る。
図21は、ひとたび特定の目標点に対して補間点のセットが識別された場合のマルチステップ補間プロセスの一実施形態を示す。2110において、プロセスは、任意の予め画定されたデータ点に関してルックアップテーブル(LUT)をチェックすることによって開始する。これらの点は、制御点、境界エッジに沿った境界点、境界面内の境界点、制御線によって画定された面上の点、および予めテーブルに追加され得る同様のものを含むことができる。
2120において、プロセスは、制御線上にあるが制御点ではない補間点に対して、補間点のいずれかの側の制御線上の所定制御点に基づいて1次元補間を実行する。
2130において、プロセスは、境界面のエッジ上にあるがLUTにおいて利用可能ではない補間点に対して、エッジのいずれかの端部における制御点(境界点)に基づいて1次元補間を実行する。
2140において、プロセスは、境界面内の補間点に対して、補間点に対応する境界面のエッジ点のセットの値を取得して、それらエッジ点の値に基づいて2次元補間を実行する。言い換えれば、境界面内の点の値を補間することは、補間の2回の繰り返しを含むことができる。まず、いくつかのエッジ点は直線補間される必要のある場合がある。そして、2次元補間においてそれらエッジ点の値を使用して面内の点の値を取得することができる。同じプロセスは、制御線によって画定される面上の補間点に使用され得る。
2150において、補間点のセットの値に基づいて目標点が補間される。これは、たとえば、補間点の距離重み付き平均値を使用する3次元補間とすることができる。他の補間技術を使用してもよい。2160において、図示された実施形態では、制御線、エッジ、面および/または目標点の補間された値は、将来参照するためにLUTに追加される。
図22は、補間点のセットを選択する一実施形態を示す。2210において、プロセスは、目標点から少なくとも2つの方向に拡張される。制御線または境界エッジ上の目標点に対して、それら2つの方向は、制御線または境界エッジに沿った目標点のいずれの側であってもよい。制御線のセットによって画定される面の上か、または境界面の上の目標点の場合、プロセスは、その面に対して平行な一次着色剤の軸の正および負の方向など、4つの方向に拡張され得る。線、エッジまたは面の上にない目標点の場合、プロセスは、3つの主軸のすべての正および負の方向等、6つの方向に拡張され得る。
2220において、所与の拡張において制御線上の点に遭遇した場合、その点は補間点のセットに選択されることができ、その拡張を停止することができる。2230において、所与の拡張において色空間の面上の点に遭遇した場合、その点は補間点のセットに選択されることができ、拡張を停止することができる。同様に、2240において、所与の拡張において着色剤境界の面またはエッジのいずれかの上の点に遭遇した場合、その点は補間点のセットに選択されることができ、拡張を停止することができる。
図23Aと図23Bは、多面境界領域を画定する1つの着色剤境界を有する色空間に対して境界点のセットを識別して補間する一実施形態を示す。2310において、プロセスは、特定の着色剤境界に対応し、かつ第1の色空間において隣接する制御線に沿って位置する境界形成点の対を識別する。2320において、プロセスは、境界点の対を接続する経路に沿って、所々にある点の値を直線補間する。経路に沿った補間済みの点は、境界面のエッジを含む。追加の境界点を識別して、2330において面のすべてのエッジが画定されるまで、境界面のエッジに沿って追加の値を補間する。
次に、面内の境界形成点を補間する。これらの面境界形成点は、特定の間隔で面にわたって広がる点を含んでもよい。各面境界形成点に対し、2340において面補間点のセットを識別する。面補間点は、対応する面境界形成点から特定の方向に境界面のエッジに沿って位置する境界点とすることができる。2350において、面補間点の対応するセットに基づいて各面境界形成点が補間される。
2360において、プロセスは、2350を介して2310に戻るようにループするこことにより、境界領域の境界面のすべてが識別されるまで追加の境界面を識別して補間する。たとえば、上の図11のz境界の場合、プロセスは、カラーキューブの内部のz境界領域1130の少なくとも3つの境界面に対して繰り返してもよい。代案として、プロセスは、領域1130の6つの面すべてに対して繰り返してもよい。
次に、境界領域内の点を補間する。これらの内部点には、特定の間隔で領域の全体にわたって広がる点が含まれてもよい。2370において、各内部点に対して、内部補間点のセットを識別する。これらは、対応する内部点から特定の方向に境界面に沿って位置することができる。2380において、各内部点は、内部補間点の対応するセットに基づいて補間される。
次に、境界領域の外側の点を補間する。これら外部点には、境界領域の外側で、特定の間隔で色空間の全体にわたって広がる点が含まれてもよい。各外部点に対して、2390において外部補間点のセットが識別される。これらは、対応する内部点から特定の方向に、境界面および/または制御線のセットによって画定される面に沿って位置することができる。2395において、各外部点は、外部補間点の対応するセットに基づいて補間される。これには、制御線のセットによって画定される面上に位置する点のいくつかに対する値を取得するための中間補間ステップが含まれてもよい。
図24は、複数の着色剤境界を有する色空間における一実施形態を示す。2410において、第1の色空間において複数の着色剤境界を識別する。これらには、たとえば、上の表1−1と表1−2において使用されたz、Gr、CおよびMの境界が含まれ得る。2420において、第1の色空間において各着色剤境界に対して1つの境界領域が識別される。
図25は、複数のレベルのグレーインクを使用する100%グレー成分置換(GCR)の一実施形態を示す。2510において、目標点の指示を受け取る。目標点は、第1の色空間の内部にある。すなわち、目標点は、色空間の外面のうちの1つには位置していない。各外面は、一次着色剤を2つのみ使用してレンダリングされることができ、そのため外面に対してグレー成分置換が必要でなくなる可能性がある。
2520において、少なくとも2つのレベルのグレー着色剤のうちの少なくとも1つと、第2の色空間における3つの一次着色剤からの多くとも2つの一次着色剤とを使用して、第2の色空間において目標点をレンダリングする。
図19〜図25は、多数の具現化態様の特定の詳細を示す。他の実施形態は、図示された要素のすべてを含まなくてもよく、それら要素を異なる順序で構成することができ、それら要素のうちの1つまたは複数を結合または分離することができ、追加の要素を含むことができる。
図26は、パーソナルコンピュータ、ワークステーション、組込みシステム、および/またはカラープリンタなどの画像形成装置等の幅広いカテゴリーの装置を表すように意図されたハードウェアシステムの一実施形態を示す。図示された実施形態において、ハードウェアシステムは、高速バス2605に結合されたプロセッサ2610を含み、高速バス2605は、バスブリッジ2630を介して入出力(I/O)バス2615に結合される。一時記憶装置2620がバス2605に結合される。固定記憶装置2640がバス2615に結合される。バス2615には、I/Oデバイス(単数または複数)2650も結合される。I/Oデバイス(単数または複数)2650は、表示装置、キーボード、1つまたは複数の外部ネットワークインタフェース、プリント機構等を含むことができる。
特定の実施形態は、追加のコンポーネントを含むことができ、上記コンポーネントのすべてを必要としなくてもよく、あるいは1つまたは複数のコンポーネントを組合わせることができる。たとえば、一時記憶装置2620は、プロセッサ2610を有するオンチップの形にすることができる。代案として、固定記憶装置2640を除去してもよく、一時記憶装置2620は、電気的消去可能プログラマブルリードオンリメモリ(EEPROM)に置き換えられることができ、その場合、代りにEEPROMからのソフトウェアルーチンが実行される。具現化態様によっては、コンポーネントのすべてが結合される単一のバス、あるいはさまざまな追加のコンポーネントを結合することができる1つまたは複数の追加のバスおよびバスブリッジを採用してもよい。当業者ならば、たとえばメモリコントローラハブおよびI/Oコントローラハブとともに高速システムバスに基づいた内部ネットワークを含む種々の代替内部ネットワークについて精通していると考えられる。追加のコンポーネントには、追加のプロセッサ、CD−ROMドライブ、追加のメモリ、および当該技術分野において知られている他の周辺コンポーネントが含まれることができる。
一実施形態において、上述したような本発明は、図26のハードウェアシステムのような1つまたは複数のハードウェアシステムを使用して実現される。複数のコンピュータを使用する場合には、本システムは、ローカルエリアネットワーク(LAN)、インターネットプロトコル(IP)ネットワーク等の外部ネットワークを介して通信するように結合され得る。一実施形態では、本発明は、コンピュータ(単数または複数)内の1つまたは複数の実行ユニットによって実行されるソフトウェアルーチンとして実現される。所与のコンピュータに対して、ソフトウェアルーチンは、固定記憶装置2640等の記憶装置に格納され得る。
代案として、図27に示されるように、ソフトウェアルーチンは、ディスケット、CD−ROM、磁気テープ、デジタルビデオディスクまたはデジタルバーサタイルディスク(DVD)、レーザディスク、ROM、フラッシュメモリ等の任意の機械読取り可能な記憶媒体2720を使用して格納される機械実行可能な命令2710とすることができる。一連の命令は、ローカルに格納される必要はなく、ネットワーク上のサーバといった遠隔記憶装置、CD−ROMデバイス、フロッピディスク等から、たとえば図26のI/Oデバイス2650を介して受け取られ得る。
いかなるソースからも、命令は記憶装置から一時記憶装置2620にコピーされて、プロセッサ2610によりアクセスされて実行され得る。一具現化態様では、これらのソフトウェアルーチンはCプログラミング言語で書かれる。しかしながら、これらのルーチンは多種多様のプログラミング言語のうちのいずれかで実現され得るということを理解されたい。
代替の実施形態において、本発明は、境界面を識別または画定する識別回路または画定回路、境界面に基づいて補間するための補間回路、およびグレー成分レンダリングのためのレンダリング回路等の、別個のハードウェアまたはファームウェアで実現される。たとえば、1つまたは複数の特定用途向け集積回路(ASIC)は、本発明の実施形態の上述した機能のうちの1つまたは複数を有するようにプログラムされ得る。別の例では、本発明の実施形態の1つまたは複数の機能は、追加の回路基板上の1つまたは複数のASICで実現されることができ、それら回路基板を上述したコンピュータ(単数または複数)に挿入することができる。別の例では、プログラマブルゲートアレイを使用して、本発明の実施形態の1つまたは複数の機能を実現することができる。さらに別の例では、ハードウェアおよびソフトウェアの組合せを使用して、本発明の実施形態の1つまたは複数の機能を実現することができる。
このように、境界面における少なくとも1つの境界点を使用する補間を説明した。上述した説明を読んだ後に、当業者により、本発明の実施形態の多くの代替態様および変更態様が理解されるであろうが、例示として図示され説明された特定の実施形態は、決して限定するものとみなされるように意図されていないことを理解されたい。したがって、特定の実施形態の詳細に対する参照は、特許請求の範囲を限定するようには意図されていない。
200 カラーキューブ
500 制御線
510 制御点
870〜873 補間点
2610 プロセッサ
500 制御線
510 制御点
870〜873 補間点
2610 プロセッサ
Claims (10)
- 第1の色空間(200)において目標点の指示(800)を受け取るステップ(1910)と、および
第2の色空間において前記目標点の値を補間する、前記第1の色空間における補間点のセット(870〜873)を識別するステップ(1920)であって、前記補間点のセットが、着色剤境界によって画定される境界面(1020)における少なくとも1つの境界形成点(872)を含む、ステップ(1920)とを含む、方法。 - 前記補間点のセットを識別する前に、
前記境界面を画定するために、前記第1の色空間における単一の着色剤遷移から前記第1の色空間のより高い次元まで前記着色剤境界を拡張するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。 - 前記着色剤境界を拡張するステップが、
前記第1の色空間における第1の制御線を含む制御点の中で第1の境界形成点を識別するステップ(2010)であって、その第1の境界形成点が、前記第1の制御線に沿って位置する際に前記着色剤境界に対応する、ステップ(2010)と、
第2の制御線を含む制御点の中で第2の境界形成点を識別するステップ(2020)であって、その第2の制御線が、前記第1の制御線に隣接し、前記第2の境界形成点が前記第2の制御線に沿って位置する際に前記着色剤境界に対応する、ステップ(2020)と、
前記第1および第2の境界形成点を接続する経路に沿って境界形成点の第1のセットを探し出すステップ(2030)と、
次の制御線を含む制御点の中で次の境界形成点を識別するステップ(2040)であって、前記次の制御線が、先に識別された境界形成点を含む先の制御線に隣接し、前記次の境界形成点が前記次の制御線に沿って位置する際に前記着色剤境界に対応する、ステップ(2040)と、
前記先に識別された境界形成点と前記次の境界形成点とを接続する経路に沿って境界形成点の次のセットを探し出すステップ(2050)と、および
前記第1の境界形成点に戻ることによって前記境界面のエッジが画定されるまで、次の境界形成点を識別して、境界形成点の次のセットを探し出すことを繰り返すステップ(2060)とを含む、請求項2に記載の方法。 - 前記境界面が、前記第1の色空間をより明るい領域(930)とより暗い領域(940)とに分離し、前記第2の色空間の暗い副着色剤が、前記第1の色空間の前記より明るい領域における点の補間から排除される、請求項1に記載の方法。
- 前記第2の色空間において前記補間点のセットの値を求めるステップ(2110〜2140)と、および
前記補間点のセットの値に基づいて前記第2の色空間において前記目標点の値を補間するステップ(2150)とをさらに含む、請求項1に記載の方法。 - 第1の色空間(200)において目標点の指示(800)を受け取るステップ(1910)と、および
第2の色空間において前記目標点の値を補間する、前記第1の色空間における補間点のセット(870〜873)を識別するステップ(1920)であって、前記補間点のセットが、着色剤境界によって画定される境界面(1020)における少なくとも1つの境界形成点(872)を含む、ステップ(1920)と
を含む方法を実行時に実施する機械実行可能な命令を格納する機械読取り可能な媒体。 - 前記補間点のセットを識別する前に、
前記境界面を画定するために、前記第1の色空間における単一の着色剤遷移から前記第1の色空間のより高い次元まで前記着色剤境界を拡張するステップをさらに含む、請求項6に記載の機械読取り可能な媒体。 - 前記着色剤境界を拡張するステップが、
前記第1の色空間における第1の制御線を含む制御点の中で第1の境界形成点を識別するステップ(2010)であって、その第1の境界形成点が、前記第1の制御線に沿って位置する際に前記着色剤境界に対応する、ステップ(2010)と、
第2の制御線を含む制御点の中で第2の境界形成点を識別するステップ(2020)であって、その第2の制御線が、前記第1の制御線に隣接し、前記第2の境界形成点が前記第2の制御線に沿って位置する際に前記着色剤境界に対応する、ステップ(2020)と、
前記第1および第2の境界形成点を接続する経路に沿って境界形成点の第1のセットを探し出すステップ(2030)と、
次の制御線を含む制御点の中で次の境界形成点を識別するステップ(2040)であって、前記次の制御線が、先に識別された境界形成点を含む先の制御線に隣接し、前記次の境界形成点が前記次の制御線に沿って位置する際に前記着色剤境界に対応する、ステップ(2040)と、
前記先に識別された境界形成点と前記次の境界形成点とを接続する経路に沿って境界形成点の次のセットを探し出すステップ(2050)と、および
前記第1の境界形成点に戻ることによって前記境界面のエッジが画定されるまで、次の境界形成点を識別して、境界形成点の次のセットを探し出すことを繰り返すステップ(2060)とを含む、請求項7に記載の機械読取り可能な媒体。 - 前記第2の色空間において前記補間点のセットの値を求めるステップ(2110〜2140)と、および
前記補間点のセットの値に基づいて前記第2の色空間において前記目標点の値を補間するステップ(2150)とをさらに含む、請求項6に記載の機械読取り可能な媒体。 - 第1の色空間(200)において隣接する制御線を含む制御点(510)の中で境界形成点の対(650)を識別するための識別回路(2610)であって、前記境界形成点の対が前記隣接する制御線に沿った着色剤境界に対応する、識別回路(2610)と、および
前記第1の色空間において前記境界形成点の対を接続する経路(820)に沿って、境界形成点のセットに対して第2の色空間において値を補間するための補間回路(2610)とを含む、装置。
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