JP2005005879A - 視聴覚機器の遠隔制御端末 - Google Patents
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Abstract
【課題】講演会場や会議場あるいは教室等の集会場に設備されている複数の視聴覚機器を一つのリモコン端末で制御することのできる遠隔制御端末を提供する。
【解決手段】赤外線制御信号を出力するリモコン端末(7)であって、
ケーシング(16)内に配置する基板(17)にスイッチ装着部(20)を複数段複数列に形成し、このスイッチ装着部(20)に複数の機器入力切替スイッチ群(21a)と機器操作スイッチ群(21b)をそれぞれ整列配置する。ケーシング(16)での各スイッチ(21)の配設位置と対応する個所にスイッチ操作部挿入孔(22)を透設し、このスイッチ操作部挿入孔(21)からスイッチ操作部(23)の先端部を外部に露出させる。ケーシング(16)の表面に機器名や操作種別を表示したシート材(18)を貼着することにより、複数の視聴覚機器を集中的に遠隔操作できるように構成する。
【選択図】 図2
【解決手段】赤外線制御信号を出力するリモコン端末(7)であって、
ケーシング(16)内に配置する基板(17)にスイッチ装着部(20)を複数段複数列に形成し、このスイッチ装着部(20)に複数の機器入力切替スイッチ群(21a)と機器操作スイッチ群(21b)をそれぞれ整列配置する。ケーシング(16)での各スイッチ(21)の配設位置と対応する個所にスイッチ操作部挿入孔(22)を透設し、このスイッチ操作部挿入孔(21)からスイッチ操作部(23)の先端部を外部に露出させる。ケーシング(16)の表面に機器名や操作種別を表示したシート材(18)を貼着することにより、複数の視聴覚機器を集中的に遠隔操作できるように構成する。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、視聴覚機器の遠隔制御端末に関し、特に、講演会場や会議場あるいは教室等において使用される多種類の視聴覚装置を集中して遠隔制御するための端末に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、講演会場や会議場あるいは教室等の集会場では、ビデオやDVD、OHC、パーソナルコンピュータあるいはプロジェクター等の複数の画像出力機器やオーティオを利用して、集会場内のスクリーンやモニター画面に出力機器からの画像データ等を表示できるようにしている。また、このような集会場では当然のことながら、マイクロフォン等の音響設備、照明設備も設置されている。
【0003】
そして、発表者等はタイミングを見てそれぞれの機器を操作している。ところが、これらの複数の機器類は、それぞれ個別のリモコン端子が用意されており、それぞれ個別に操作されるようになっていることから、これらの機器類をリモコン端末で操作する場合、各機器に対応していることから、その操作が面倒であるという問題があった。
また、画像出力操作時に、照明や音響設備の音量を制御することもあるが、この照明制御や音量制御は通常発表者ではなく、会場技術者が行うことが多く、タイミングのずれなどが起こりやすいという問題があった。
【0004】
一方、家庭用のAV機器では、複数種の機器を操作できるリモコン端末を使用して機器収容室から離れた複数の部屋からAV機器を制御できるようにした技術が提案されている(特許文献1)。
【0005】
【特許文献1】
特開平3−58696号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、先行出願のリモコン端末は、特定個所(例えばリビング)に集中設置した家庭用AV機器を異なる個所(部屋)で視聴しようとする遠隔制御用であって、どこか1ヶ所の部屋でそのAV機器を操作すると、そのシステムで接続されている全ての個所(部屋)で同じプログラムを視聴することになる。また、このため、この先行出願のリモコン端末を講演会場や会議場あるいは教室等の集会場での視聴覚機器を集中制御するものには応用すること出来なかった。
【0007】
本発明は、このような点に着目して、講演会場や会議場あるいは教室等の集会場に設備されている複数の視聴覚機器を一つのリモコン端末で制御することの出来る遠隔制御端末を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために請求項1に記載の本発明は、ケーシング内に配置する基板にスイッチ装着部を複数段複数列に形成し、このスイッチ装着部に複数の機器入力切替スイッチ群と機器操作スイッチ群をそれぞれ整列配置し、各スイッチの配設位置に対応するケーシングにスイッチ操作部挿入孔を透設し、このスイッチ操作部挿入孔からスイッチ操作部の先端部を外部に露出させるとともに、ケーシングの表面に機器名や操作種別を表示したシートを貼着することにより、複数の視聴覚機器を集中的に遠隔操作できるように構成して、赤外線制御信号を出力するリモコン端末としたことを特徴としている。
【0009】
【発明の作用】
本発明では、一つのリモコン端末で複数の視聴覚機器を選択・操作することができることから、発表者は発表内容にあわせて視聴覚機器を簡単に操作することができることになる。また、同じリモコン端末に空調機器や照明機器等の会場環境整備機器類の操作スイッチを組み込んだ場合には、視聴覚機器の操作にあわせて会場環境を整備することができることになる。さらに、基板には、スイッチの装着部を予め整列形成しておき、設置機器類に応じてスイッチ装着部にスイッチを配置することで、主要部品を共用化することが出来る。
【0010】
【発明の実施の形態】
図は視聴覚機器の遠隔制御システムの概略構成を示すものである。
このシステムは講演会場や会議場あるいは教室等の集会場に装備されるものであって、プロジェクター(1)、OHC(2)、DVD(3)、VTR(4)、オーディオ機器(5)、パーソナルコンピュータ(6)等の視聴覚機器が集会場内あるいは、その集会場に隣接して形成されている機器室内に配置してある。
【0011】
集会場内に前記視聴覚機器の操作を行う一つのリモコン端末(7)が配置されている。このリモコン端末(7)は赤外線制御信号を出力するようになっており、集会場の天井部等にはリモコン端末(7)が出力した赤外線制御信号を受信する赤外線受光部(8)が配置してある。
【0012】
前述の機器室あるいは集会場内に配設した機器設置部(9)にはシステム制御器(10)と、このシステム制御器(10)からの制御信号で切換操作されるスイッチャーとが配置してある。システム制御器(10)と集会場の天井部に配置した赤外線受光部(7)とは配線接続してあリ、システム制御器(10)に前記プロジェクター(1)、OHC(2)、DVD(3)、VTR(4)、オーディオ機器(5)、パーソナルコンピュータ(6)等の視聴覚機器がそれぞれ接続してある。そして、前記プロジェクター(1)、OHC(2)、DVD(3)、VTR(4)、オーディオ等の音響機器(5)、パーソナルコンピュータ(6)等の視聴覚機器の各出力はスイッチャー(11)に入力されるように構成してあり、システム制御器(10)からの制御信号に基づき作動制御された視聴覚機器からの出力信号をスイッチャー(11)を介して出力することにより、集会場内に選ばれた映像が表示されるようになっている。
【0013】
さらに、システム制御器(10)は、電源制御器(12)を介して、前述の視聴覚機器の各電源を制御するとともに、集会室内の音響機器のオーディオ信号と視聴覚機器でのオーディオ信号を入力するミキサー(14)に制御信号を伝達して集会場内での音量を制御できるようにしてある。また、このシステム制御器(10)は集会室内に設置したスクリーン(15)の昇降操作をする制御信号を送信するようにしてある。
【0014】
リモコン端末(7)は図2に示すように、ケーシング(16)と、ケーシング(16)内に装着した基板(17)と、ケーシング(16)の表面に貼着したシート材(18)とで構成してある。ケーシング(16)は本体部分(16a)と蓋体部分(16b)とで構成してあり、本体部分(16a)及び蓋体部分(16b)の一側面部分には、透光性窓部材(19)が配置してある。基板(17)は赤外線発射ユニットを配置した基板(図示略)とともにケーシング(16)内に固定されており、スイッチ装着部(20)がプリント配線された状態で複数段複数列(図では5段5列)に形成してある。
【0015】
複数段複数列に整列形成したスイッチ装着部(20)の所定個所に押しボタン式のスイッチ(21)がそれぞれ装着してある。このスイッチ(21)は、作動させる機器を選択する機器入力切替スイッチ群(21a)と選択した機器類を操作する機器操作スイッチ群(21b)とをそれぞれ横一段に配置するとともに、スクリーン(15)の制御操作用スイッチ群(21c)、マイクロフォン等の音声設備の制御操作用スイッチ群(21d)、ビデオプロジェクタ(VP)の操作切換用スイッチ群(21e)がそれぞれ縦一列に配置されている。
【0016】
ケーシング(16)の蓋体部分(16b)には、基板(17)に装着したスイッチ(21)に対応して、スイッチ操作部挿入孔(22)を透設し、このスイッチ操作部挿入孔(22)からスイッチ操作部(23)の先端部を外部に露出させるとともに、ケーシング(16)の蓋体部分(16b)の表面に機器名や操作種別を表示したシート材(18)が貼着してある。
【0017】
上述の構成からなる視聴覚機器遠隔制御端末では、集会場内で発表者がその発表内容の進行にあわせて、任意の視聴覚機器を選択作動させるべくリモコン端末(7)を操作する。リモコン端末(7)から発せられた赤外線信号は集会場の天井に設置されている赤外線受光部(8)で受信されてシステム制御器(10)に送られる。システム制御器(10)では、リモコン端末(7)で選択された視聴覚機器を作動させて、その視聴覚機器からの出力信号をスイッチャー(11)を介して出力し、集会場内に映像が表示されることになる。
【0018】
更に、学校や公民館等の複数の集会場(部屋)を設置している施設では、各集会場に設備されている視聴覚機器を統一しておき、かつ各リモコン端末(7)での出力信号を一致させておくと、特定のリモコン端末(7)をどの集会場(部屋)ででも使用することができるようになり、リモコン端末(7)に互換性を持たせることができる。
【0019】
なお、リモコン端末(7)に視聴覚機器及び集会場のマイクロフォンシステム等の音響設備(5)ならびスクリーン等の投影設備(15)を制御用のスイッチ群を組み込み、集会場の照明設備や空調設備の制御機能を持たせるようにしてもよい。
【0020】
【発明の効果】
本発明では、一つのリモコン端末に複数の視聴覚機器を選択・操作する機能を持たせたので、発表者は発表内容にあわせて視聴覚機器を簡単に操作することができることになる。また、同じリモコン端末に音響機器や照明機器等の会場環境整備機器類の操作スイッチを組み込んだ場合には、視聴覚機器の操作にあわせて会場環境を整備することができることになる。
【0021】
ケーシング内に配置する基板にスイッチ装着部を複数段複数列に形成し、その複数のスイッチ装着部を適宜選択して視聴覚機器の選択スイッチや操作スイッチを組み込むことで、基板に汎用性を持たせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る遠隔制御端末を使用するリモコンシステムの概略構成図である。
【図2】本発明の一実施形態を示す遠隔制御端末の分解概略斜視図である。
【符号の説明】
1…プロジェクター、2…OHC、3…DVD、4…VTR、5…オーディオ機器、6…パーソナルコンピュータ、7…リモコン端末、16…ケーシング、17…基板、18…シート材、20…スイッチ装着部、21…スイッチ(21a…機器入力切替スイッチ群、21b…機器操作スイッチ群)、22…スイッチ操作部挿入孔、23…スイッチ操作部。
【発明の属する技術分野】
本発明は、視聴覚機器の遠隔制御端末に関し、特に、講演会場や会議場あるいは教室等において使用される多種類の視聴覚装置を集中して遠隔制御するための端末に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、講演会場や会議場あるいは教室等の集会場では、ビデオやDVD、OHC、パーソナルコンピュータあるいはプロジェクター等の複数の画像出力機器やオーティオを利用して、集会場内のスクリーンやモニター画面に出力機器からの画像データ等を表示できるようにしている。また、このような集会場では当然のことながら、マイクロフォン等の音響設備、照明設備も設置されている。
【0003】
そして、発表者等はタイミングを見てそれぞれの機器を操作している。ところが、これらの複数の機器類は、それぞれ個別のリモコン端子が用意されており、それぞれ個別に操作されるようになっていることから、これらの機器類をリモコン端末で操作する場合、各機器に対応していることから、その操作が面倒であるという問題があった。
また、画像出力操作時に、照明や音響設備の音量を制御することもあるが、この照明制御や音量制御は通常発表者ではなく、会場技術者が行うことが多く、タイミングのずれなどが起こりやすいという問題があった。
【0004】
一方、家庭用のAV機器では、複数種の機器を操作できるリモコン端末を使用して機器収容室から離れた複数の部屋からAV機器を制御できるようにした技術が提案されている(特許文献1)。
【0005】
【特許文献1】
特開平3−58696号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、先行出願のリモコン端末は、特定個所(例えばリビング)に集中設置した家庭用AV機器を異なる個所(部屋)で視聴しようとする遠隔制御用であって、どこか1ヶ所の部屋でそのAV機器を操作すると、そのシステムで接続されている全ての個所(部屋)で同じプログラムを視聴することになる。また、このため、この先行出願のリモコン端末を講演会場や会議場あるいは教室等の集会場での視聴覚機器を集中制御するものには応用すること出来なかった。
【0007】
本発明は、このような点に着目して、講演会場や会議場あるいは教室等の集会場に設備されている複数の視聴覚機器を一つのリモコン端末で制御することの出来る遠隔制御端末を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために請求項1に記載の本発明は、ケーシング内に配置する基板にスイッチ装着部を複数段複数列に形成し、このスイッチ装着部に複数の機器入力切替スイッチ群と機器操作スイッチ群をそれぞれ整列配置し、各スイッチの配設位置に対応するケーシングにスイッチ操作部挿入孔を透設し、このスイッチ操作部挿入孔からスイッチ操作部の先端部を外部に露出させるとともに、ケーシングの表面に機器名や操作種別を表示したシートを貼着することにより、複数の視聴覚機器を集中的に遠隔操作できるように構成して、赤外線制御信号を出力するリモコン端末としたことを特徴としている。
【0009】
【発明の作用】
本発明では、一つのリモコン端末で複数の視聴覚機器を選択・操作することができることから、発表者は発表内容にあわせて視聴覚機器を簡単に操作することができることになる。また、同じリモコン端末に空調機器や照明機器等の会場環境整備機器類の操作スイッチを組み込んだ場合には、視聴覚機器の操作にあわせて会場環境を整備することができることになる。さらに、基板には、スイッチの装着部を予め整列形成しておき、設置機器類に応じてスイッチ装着部にスイッチを配置することで、主要部品を共用化することが出来る。
【0010】
【発明の実施の形態】
図は視聴覚機器の遠隔制御システムの概略構成を示すものである。
このシステムは講演会場や会議場あるいは教室等の集会場に装備されるものであって、プロジェクター(1)、OHC(2)、DVD(3)、VTR(4)、オーディオ機器(5)、パーソナルコンピュータ(6)等の視聴覚機器が集会場内あるいは、その集会場に隣接して形成されている機器室内に配置してある。
【0011】
集会場内に前記視聴覚機器の操作を行う一つのリモコン端末(7)が配置されている。このリモコン端末(7)は赤外線制御信号を出力するようになっており、集会場の天井部等にはリモコン端末(7)が出力した赤外線制御信号を受信する赤外線受光部(8)が配置してある。
【0012】
前述の機器室あるいは集会場内に配設した機器設置部(9)にはシステム制御器(10)と、このシステム制御器(10)からの制御信号で切換操作されるスイッチャーとが配置してある。システム制御器(10)と集会場の天井部に配置した赤外線受光部(7)とは配線接続してあリ、システム制御器(10)に前記プロジェクター(1)、OHC(2)、DVD(3)、VTR(4)、オーディオ機器(5)、パーソナルコンピュータ(6)等の視聴覚機器がそれぞれ接続してある。そして、前記プロジェクター(1)、OHC(2)、DVD(3)、VTR(4)、オーディオ等の音響機器(5)、パーソナルコンピュータ(6)等の視聴覚機器の各出力はスイッチャー(11)に入力されるように構成してあり、システム制御器(10)からの制御信号に基づき作動制御された視聴覚機器からの出力信号をスイッチャー(11)を介して出力することにより、集会場内に選ばれた映像が表示されるようになっている。
【0013】
さらに、システム制御器(10)は、電源制御器(12)を介して、前述の視聴覚機器の各電源を制御するとともに、集会室内の音響機器のオーディオ信号と視聴覚機器でのオーディオ信号を入力するミキサー(14)に制御信号を伝達して集会場内での音量を制御できるようにしてある。また、このシステム制御器(10)は集会室内に設置したスクリーン(15)の昇降操作をする制御信号を送信するようにしてある。
【0014】
リモコン端末(7)は図2に示すように、ケーシング(16)と、ケーシング(16)内に装着した基板(17)と、ケーシング(16)の表面に貼着したシート材(18)とで構成してある。ケーシング(16)は本体部分(16a)と蓋体部分(16b)とで構成してあり、本体部分(16a)及び蓋体部分(16b)の一側面部分には、透光性窓部材(19)が配置してある。基板(17)は赤外線発射ユニットを配置した基板(図示略)とともにケーシング(16)内に固定されており、スイッチ装着部(20)がプリント配線された状態で複数段複数列(図では5段5列)に形成してある。
【0015】
複数段複数列に整列形成したスイッチ装着部(20)の所定個所に押しボタン式のスイッチ(21)がそれぞれ装着してある。このスイッチ(21)は、作動させる機器を選択する機器入力切替スイッチ群(21a)と選択した機器類を操作する機器操作スイッチ群(21b)とをそれぞれ横一段に配置するとともに、スクリーン(15)の制御操作用スイッチ群(21c)、マイクロフォン等の音声設備の制御操作用スイッチ群(21d)、ビデオプロジェクタ(VP)の操作切換用スイッチ群(21e)がそれぞれ縦一列に配置されている。
【0016】
ケーシング(16)の蓋体部分(16b)には、基板(17)に装着したスイッチ(21)に対応して、スイッチ操作部挿入孔(22)を透設し、このスイッチ操作部挿入孔(22)からスイッチ操作部(23)の先端部を外部に露出させるとともに、ケーシング(16)の蓋体部分(16b)の表面に機器名や操作種別を表示したシート材(18)が貼着してある。
【0017】
上述の構成からなる視聴覚機器遠隔制御端末では、集会場内で発表者がその発表内容の進行にあわせて、任意の視聴覚機器を選択作動させるべくリモコン端末(7)を操作する。リモコン端末(7)から発せられた赤外線信号は集会場の天井に設置されている赤外線受光部(8)で受信されてシステム制御器(10)に送られる。システム制御器(10)では、リモコン端末(7)で選択された視聴覚機器を作動させて、その視聴覚機器からの出力信号をスイッチャー(11)を介して出力し、集会場内に映像が表示されることになる。
【0018】
更に、学校や公民館等の複数の集会場(部屋)を設置している施設では、各集会場に設備されている視聴覚機器を統一しておき、かつ各リモコン端末(7)での出力信号を一致させておくと、特定のリモコン端末(7)をどの集会場(部屋)ででも使用することができるようになり、リモコン端末(7)に互換性を持たせることができる。
【0019】
なお、リモコン端末(7)に視聴覚機器及び集会場のマイクロフォンシステム等の音響設備(5)ならびスクリーン等の投影設備(15)を制御用のスイッチ群を組み込み、集会場の照明設備や空調設備の制御機能を持たせるようにしてもよい。
【0020】
【発明の効果】
本発明では、一つのリモコン端末に複数の視聴覚機器を選択・操作する機能を持たせたので、発表者は発表内容にあわせて視聴覚機器を簡単に操作することができることになる。また、同じリモコン端末に音響機器や照明機器等の会場環境整備機器類の操作スイッチを組み込んだ場合には、視聴覚機器の操作にあわせて会場環境を整備することができることになる。
【0021】
ケーシング内に配置する基板にスイッチ装着部を複数段複数列に形成し、その複数のスイッチ装着部を適宜選択して視聴覚機器の選択スイッチや操作スイッチを組み込むことで、基板に汎用性を持たせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る遠隔制御端末を使用するリモコンシステムの概略構成図である。
【図2】本発明の一実施形態を示す遠隔制御端末の分解概略斜視図である。
【符号の説明】
1…プロジェクター、2…OHC、3…DVD、4…VTR、5…オーディオ機器、6…パーソナルコンピュータ、7…リモコン端末、16…ケーシング、17…基板、18…シート材、20…スイッチ装着部、21…スイッチ(21a…機器入力切替スイッチ群、21b…機器操作スイッチ群)、22…スイッチ操作部挿入孔、23…スイッチ操作部。
Claims (4)
- 赤外線制御信号を出力するリモコン端末(7)であって、
ケーシング(16)内に配置する基板(17)にスイッチ装着部(20)を複数段複数列に形成し、このスイッチ装着部(20)に複数の機器入力切替スイッチ群(21a)と機器操作スイッチ群(21b)をそれぞれ整列配置し、各スイッチ(21)の配設位置に対応するケーシング(16)にスイッチ操作部挿入孔(22)を透設し、このスイッチ操作部挿入孔(21)からスイッチ操作部(23)の先端部を外部に露出させるとともに、ケーシング(16)の表面に機器名や操作種別を表示したシート材(18)を貼着することにより、複数の視聴覚機器を集中的に遠隔操作できるように構成したことを特徴とする視聴覚機器の遠隔制御端末。 - 機器入力切替スイッチ群(21a)と機器操作スイッチ群(21b)がそれぞれ横一段に配置されている請求項1に記載した視聴覚機器の遠隔制御端末。
- 機器入力切替スイッチ群(21a)と機器操作スイッチ群(21b)を構成している各スイッチ(21)を押しボタンスイッチで構成した請求項1または2に記載した視聴覚機器の遠隔制御端末。
- 視聴覚機器が、プロジェクター(1)、OHC(2)、DVD(3)、VTR(4)、オーディオ機器(5)、パーソナルコンピュータ(6)から選ばれた複数の機器である請求項1〜3のいずれか1項に記載した視聴覚機器の遠隔制御端末。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003165350A JP2005005879A (ja) | 2003-06-10 | 2003-06-10 | 視聴覚機器の遠隔制御端末 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003165350A JP2005005879A (ja) | 2003-06-10 | 2003-06-10 | 視聴覚機器の遠隔制御端末 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005005879A true JP2005005879A (ja) | 2005-01-06 |
Family
ID=34091860
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003165350A Pending JP2005005879A (ja) | 2003-06-10 | 2003-06-10 | 視聴覚機器の遠隔制御端末 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005005879A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1681661A1 (en) * | 2005-01-18 | 2006-07-19 | Topseed Technology Corp. | Single-band remote control method and apparatus for multiple frequency groups of devices |
JPWO2013129575A1 (ja) * | 2012-02-29 | 2015-07-30 | Necライティング株式会社 | 照明システム、赤外線リモートコントローラ、照明システムの動作方法、及び、電子機器のマイクロコンピュータに実行させるプログラム |
-
2003
- 2003-06-10 JP JP2003165350A patent/JP2005005879A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1681661A1 (en) * | 2005-01-18 | 2006-07-19 | Topseed Technology Corp. | Single-band remote control method and apparatus for multiple frequency groups of devices |
JPWO2013129575A1 (ja) * | 2012-02-29 | 2015-07-30 | Necライティング株式会社 | 照明システム、赤外線リモートコントローラ、照明システムの動作方法、及び、電子機器のマイクロコンピュータに実行させるプログラム |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
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