JP2005005058A - 導電体検出スイッチ - Google Patents

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秀史 次井
Masahiro Kinoshita
政宏 木下
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    • HELECTRICITY
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Abstract

【課題】操作パネルにおける占有面積を小さくできるようにするとともに、このように占有面積を小さくした場合であっても検出感度を良くできるようにした導電体検出スイッチを提供することを目的とする。
【解決手段】操作パネル7の内側に、制御基板2に設けられた電極20と、この電極20に蓄えられた静電容量を検出する静電容量検出回路40を有する制御ICチップ4を設ける。そして、その電極20上に誘電体であるLED3と合成樹脂で形成された誘電体5をオーバーラップさせるように設け、この誘電体5を挟み込むようにして制御基板2を操作パネル7の内側に取り付けるようにする。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、導電体の接近に伴って変化する静電容量を検出することによって導電体の接近を検出できるようにした導電体検出スイッチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
静電容量型の導電体検出スイッチは、一般に、平面状の電極と、この電極の静電容量を検出する静電容量検出回路とを備え、例えば、人間の指などのような導電体が接近した場合に、その接近に伴って変化する静電容量を検出してその導電体の接近を検出するようにしたものである。そして、このような導電体検出スイッチの電極は、特許文献1に記載されるように、導電体の検出感度を良好なものにするために外側ケース本体の内側近傍に設けられるか、もしくは、電子機器の操作パネル上に設けられる。
【0003】
【特許文献1】
特開平8−329804号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、このような導電体検出スイッチには、機械接点式スイッチのようなプランジャを押し込む感触が存在しないため、オン・オフなどの状態を示す表示部などを操作パネル上に設ける必要がある。
【0005】
しかし、この操作パネルの内側近傍もしくはその操作パネルの表面には電極が設けられているため、表示部を取り付けようとすると、その電極を避けた位置に取り付けなければならない。このため、電極と表示部とが並列することになり、操作パネルにおける占有面積が大きくなってしまうという問題があった。
【0006】
そこで、本発明は上記課題に着目してなされたもので、操作パネルにおける占有面積を小さくできるようにするとともに、このように占有面積を小さくした場合であっても導電体の検出感度を良好にできるようにした導電体検出スイッチを提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
すなわち、本発明の導電体検出スイッチは上記課題を解決すべく、平面状の基板と、この基板に設けられ、検出対象である導電体の接近方向に対面する検出面を備えた電極とを具備し、この電極の静電容量を検出することによって導電体の接近を検出する導電体検出スイッチにおいて、前記電極上に、誘電体である電子部品を設けるようにしたものである。
【0008】
このように構成すれば、電子部品(例えば、LEDなど)と電極とをオーバーラップさせて設けることができるので、スイッチをコンパクトなものにすることができ、操作パネルにおける占有面積を小さくすることができる。また、電極上の電子部品を誘電体として機能させているため、操作パネルと電極との距離が離れてしまった場合であっても、導電体の検出感度を良好なものにすることができる。
【0009】
また、この電極上に誘電体である電子部品を設ける場合、この電極における電子部品の外側に、この電子部品と異なる誘電体を設ける。
【0010】
このように構成すれば、例えば、電子部品が電極よりも相対的に小さく構成されている場合であっても、その外側部分に別の誘電体を設けることによって検出感度を良好なものにすることができる。
【0011】
さらに、好ましい実施態様としては、基板をプリント基板で構成し、このプリント基板によって電極を構成する。
【0012】
このように構成すれば、基板の回路線路を作成する工程と同じ工程で電極を作成することができ、別途新たな電極を設けて基板上に取り付ける場合に比べて製作工程を著しく簡略化することができる。
【0013】
加えて、このような電子部品としてのLEDを電極の中心側に設け、また、誘電体にこのLEDを収納しうる貫通孔を設けてLEDの外周を覆うように構成する。
【0014】
これにより、例えば、その誘電体を半透明もしくは不透明の部材で構成すれば、LEDの照射光をその貫通孔内に閉じこめることができ、外周方向への拡散を防止することができる。
【0015】
また、このような誘電体の貫通孔の上方に、その内部に収納されたLEDの照射光を拡散させるための拡散板を設ける。
【0016】
このように構成すれば、操作パネルが透明なものであってもその拡散板によってLEDの照射光を均一に拡散させることができる。
【0017】
さらに、別の実施態様の導電体検出スイッチとして、基板上に複数の電極を設けてその中心側に電子部品を設けるとともに、これらの電極上に単一の誘電体を設ける。
【0018】
このように構成すれば、一の基板を電子機器に取り付けることによって複数の電極も同時に設けることができ、また、誘電体の取り付けは単一の誘電体の取り付けだけで済むため、製作工程を簡素化することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
(第一の実施形態)
以下、本発明の第一の実施形態における導電体検出スイッチ1の構成について図面を参照して説明する。この実施の形態において、図1は、操作パネル7の内側に設けられる導電体検出スイッチ1の分解斜視図を示したものであり、図2は、図1におけるA−A断面図を示したものである。また、図3は制御基板2に取り付けられる制御ICチップ4の静電容量検出回路40の構成を示したものである。
【0020】
この導電体検出スイッチ1は、クッキングヒータや携帯電話、その他操作部を有する電子機器に取り付けられるもので、透明もしくは半透明の部材で構成された操作パネル7の内側に、導電体の接近方向に対面する検出面20aを備えた電極20と、この電極20をプリントした制御基板2と、この電極20に蓄えられた静電容量を検出する静電容量検出回路40(図3)を備えた制御ICチップ4と、この制御基板2の電極20上に誘電体であるLED3とを設ける。そして、この電極20におけるLED3の外側に、別の誘電体5を取り付けるようにしたものである。以下、この導電体検出スイッチ1の構成について詳細に説明する。
【0021】
制御基板2は、比較的厚みを有する平面状のプリント基板によって構成されるもので、その表面21uに、エッチングもしくは蒸着などによって円形の電極20を形成する。そして、この電極20の中心側に検出面20aを有しない円形の中空部22を設け、その中空部22の内側にLED3の脚部30を挿通するための脚孔23を設ける。そして、この脚孔23にLED3の脚部30を挿通し、制御基板2上に起立させた状態でLED3を固定する。
【0022】
このLED3は、スイッチのオン・オフに対応した点灯・消去を行えるようにしたもので、空気よりも誘電定数の高い合成樹脂などで構成される。そして、その外形寸法が中空部22の外径よりも大きいものを取り付け、電極20とオーバーラップさせることによって電極20に対して誘電体として機能させる。
【0023】
一方、制御基板2の裏面21dには回路線路24(図2参照)と制御ICチップ4が設けられる。この回路線路24は、表面21u側に設けられた電極20と同様に、エッチングもしくは蒸着などによって形成されるもので、表面21uの電極20やLED3と導通する。また、制御ICチップ4は、図3に示す静電容量検出回路40を具備してなるもので、人間の指などのような導電体の接近に伴って変化する電極の静電容量を検出し、これによってスイッチのオン・オフを切り替える。この静電容量検出回路40を含む構成について説明する。
【0024】
図3において、波線で囲まれた部分が静電容量検出回路40の構成を示し、20は制御基板2に設けられた電極、20fはこの電極20に対向して接近する導電体(人間の指など)を示す。そして、この電極20と導電体20fとによって可変コンデンサ200を構成する。この静電容量検出回路40において、41はC/V変換回路であり、電極20に蓄えられた静電容量を検出し、この検出した静電容量に対応する電圧を出力する。42はA/D変換回路であり、C/V変換回路41から出力されたアナログの電圧信号をデジタルの電圧信号に変換する。43はCPUであり、A/D変換回路42から出力された信号に基づいて、スイッチのオン・オフを切り替える。44はROMであり、CPU43を動作させるためのプログラムを記憶する。また、45はRAMであり、スイッチのオン・オフ状態を切り替えるための閾値に関する情報などを記憶する。この閾値に関する情報としては、例えば、C/V変換回路41によって静電容量を電圧情報に変換して出力する場合は、スイッチを切り替える距離に対応する電圧の閾値が記憶される。
【0025】
誘電体5は、導電体の検出感度を良好なものにするために、空気よりも誘電定数の高い材質、例えば、プラスチックなどの樹脂によって形成されるもので、LED3の外形形状に対応して上下方向に貫通する貫通孔50を設け、LED3をその貫通孔50に収納した状態でその外側における電極20上に底面部51dを接触させて設けられる。また、この誘電体5は、不透明もしくは半透明な材料で構成され、貫通孔50内に収納されたLED3の照射光を外周方向に拡散させないようにする拡散防止機能を備えている。さらに、この誘電体5は、その厚みを、制御基板2に取り付けられたLED3の高さ寸法よりも厚く構成している。そして、LED3を誘電体3の高さ方向の内側に収納した状態でその上面部51uを操作パネル7の内側に当接させ、図示しない留め具などを用いて制御基板2を操作パネル7の内側に支持させる支持機能も持たせるようにしている。
【0026】
次に、このように構成された導電体検出スイッチ1のオン・オフ切り替え制御について図4を用いて説明する。
【0027】
図4において、図4(a)は、人間の指の位置に対応したスイッチの切り替え状態を示すもので、縦軸は人間の指と電極20との距離を示し、横軸は時間軸を示す。この図において、Xはスイッチのオン・オフを切り替える距離の閾値を示したものであり、RAM45に記憶されている電圧の閾値に対応した距離を示したものである。また、図4(b)は、この図4(a)に対応したスイッチのオン・オフの切り替え状態を示したものである。
【0028】
まず、指が電極20から遠い位置P1に存在する場合、Xよりも遠い位置に指が存在するため静電容量は小さく検出され、また、これに対応して電圧も閾値より低く検出される。この結果、スイッチはオフ状態となる。そして、そこから徐々に指が電極20側に近づいてきた場合、これに基づいて電極20に蓄えられる静電容量も徐々に増加し、Xを超えて導電体が近づいた場合、閾値よりも大きな電圧が検出されてスイッチはオン状態に切り替わる。そして、これに対応して、電極20上に設けられたLED3を点灯させる。そして、今度は逆に電極20から指が離れる場合、これに対応して電極20に蓄えられる静電容量も徐々に減少し、Xの位置を超えて導電体が遠ざかった場合、閾値よりも低い電圧が検出されてスイッチはオフ状態に切り替わる。また、これに対応して、電極20上に設けられたLED3も消去する。
【0029】
このように本実施形態によれば、操作パネル7の内側に電極20を設け、この電極20上に誘電体である電子部品のLED3と、このLED3とは別の誘電体である合成樹脂の誘電体5を設けるようにしたので、LED3と電極20とをオーバーラップさせることができ、スイッチをコンパクトなものにして操作パネル7における占有面積を小さくすることができる。また、このように電極20を操作パネル7の下方に設けるようにした場合であっても、誘電体であるLED3と合成樹脂の誘電体5とを設けることによって導電体の検出感度を良くすることができる。
【0030】
また、この実施形態では、プリント基板によって電極20を形成するようにしたので、制御基板2の回路線路などを作成する工程と同じ工程で電極20を作成することができる。このため、別途新たに電極20を作成して基板に取り付けるようにする場合に比べて製作工程を著しく簡略化することができる。
【0031】
さらに、電極20上にLED3を取り付け、貫通孔50を有する半透明もしくは不透明な誘電体5によってその外周部分を覆うようにしたので、LED3の照射光を外周方向に拡散させないようにすることができる。
【0032】
なお、本発明は上記実施形態に限定されることなく種々変更して実施することができる。
【0033】
例えば、上記実施形態においては、静電容量検出回路40としてC/V変換回路41およびA/D変換回路42を用いて構成するようにしているが、図5に示すような構成にしても良い。
【0034】
図5において、図3と同様に波線で囲まれた部分は静電容量検出回路40aの構成を示し、20は制御基板2に設けられた電極を示す。また、20fはこの電極20の検出面20aに対向して接近する導電体(人間の指など)を示し、電極20とこの導電体20fとによって可変コンデンサ200を構成する。この静電容量検出回路40aにおいて、41aはC/F変換回路であり、電極20に蓄えられた静電容量を検出し、この検出した静電容量に対応する周波数を出力する。また、42aはカウンタであり、このC/F変換回路41aから出力された周波数に対応する波数をカウントする。43aはCPUであり、カウンタ42aから出力された信号に基づいて、スイッチのオン・オフを切り替える。44aはROMであり、このCPU43aを動作させるためのプログラムを記憶し、また、45aはRAMであり、スイッチのオン・オフを切り替えるための閾値に関する情報を記憶する。この閾値に関する情報としては、スイッチの切り替え距離に対応する周波数のカウンタ値が閾値として記憶される。
【0035】
また、第一の実施形態では、RAM45に記憶される閾値として、図4のXに対応する一の閾値を用いるようにしているが、これに限らず、値の異なる2つの閾値を設けてスイッチのオン・オフを切り替えるようにしても良い。この2つの閾値を設けた場合におけるスイッチのオン・オフ制御について図6に示す。
【0036】
図6は、図4(a)に対応したものであり、図6(a)は人間の指の位置と閾値との関係を示したものであり、縦軸は人間の指と電極20との距離、横軸は時間軸を示したものである。この図において、X1、X2はスイッチのオン・オフを切り替えるための距離の閾値を示したものであり、RAM45、45aに記憶されている電圧の閾値もしくは周波数のカウンタ値に対応した距離の閾値を示したものである。また、図6(b)は、この図6(a)に対応したスイッチのオン・オフを切り替え状態を示したものである。
【0037】
図6において、指が電極20から遠い位置P2に存在する場合、閾値よりも遠い位置に指が存在するため、静電容量は小さく、またこれに対応した周波数のカウント値も低く検出されてスイッチはオフ状態となる。そして、そこから徐々に指が電極20に近づいてきた場合、電極20に蓄えられる静電容量は徐々に増加し、X2よりも近いX1を超えて距離が近づいた場合、閾値を超える周波数のカウント値が検出されてスイッチがオン状態に切り替わる。
【0038】
そして、今度は逆に指が電極20から離れる場合、これに対応して電極20に蓄えられる静電容量も徐々に減少し、X1よりも遠いX2を超えて導電体が遠ざかった場合、閾値よりも低い周波数のカウント値が検出されて、スイッチはオフ状態に切り替わる。そして、これに対応して、電極20上に取り付けられたLED3も消去する。このように値の異なる2つの閾値を設ければ、閾値の近傍に指が存在した場合に生ずるチャタリングを防止することができる。
【0039】
(第二の実施形態)
次に、本発明の第二の実施形態における導電体検出スイッチ1bの構成を図7、図8を用いて説明する。図7は導電体検出スイッチ1bの分解斜視図であり、図8は図7におけるB−B断面図である。この第二の実施形態における導電体検出スイッチ1bは、第一の実施形態の誘電体5の上部に凹部52を設けてLED3の照射光を拡散させるための拡散板6を取り付けられるようにしたものである。この実施形態において、第一の実施形態と同じ符号を付したものは第一の実施形態と同じ構成を有する。
【0040】
拡散板6はLED3の照射光を拡散させる磨りガラスなどによって円盤状に構成されるもので、誘電体5bの貫通孔50上部に凹部52を設けて取り付けられる。そして、誘電体5bの上面部51uと拡散板6の上面部6uとを一致させ、これによって誘電体5bと拡散板6とを面一にして操作パネル7の内側に密着して取り付けられるようにしたものである。
【0041】
このように構成すれば、操作パネル7が透明なものであっても、この拡散板6によってLED3の照射光を均一に拡散させることができる。
【0042】
(第三の実施形態)
次に、本発明の第三の実施形態について図9を用いて説明する。この実施形態における導電体検出スイッチ1cは、プリント基板によって構成された制御基板2c上に複数の電極20を設け、この電極20の中心側に第一の実施形態と同様に中空部22を設けてそこにLED3を取り付けるようにしたものである。また、このLED3に対応して誘電体5cに複数の貫通孔50を設け、この誘電体5cを制御基板2c上に取り付けるようにしたものである。なお、この第三の実施形態においても、第一の実施形態と同じ符号を付したものは第一の実施形態と同じ構成を有する。
【0043】
このように構成すれば、一度に大量の電極20を作成することができ、電極20の製作工程を著しく簡略化することができる。また、この制御基板2c上に単一の誘電体5cを取り付けるようにしたので、誘電体5cの取り付け工程も簡略化することができる。
【0044】
(第四の実施形態)
次に、本発明の第四の実施形態における導電体検出スイッチ1dの構成を図10を用いて説明する。この第四の実施形態における導電体検出スイッチ1dは、電極20dに中空部を設けることなくLED3の大きさに対応させて設けたもので、LED3の下面ほぼ全域に電極20dを設け、このLED3を誘電体として機能させるようにしたものである。そして、制御基板2dを支持させるための支持部材5dとして、第一の実施形態の誘電体5と同じ構成を有する部材を設け、この支持部材5dおよび図示しない留め具などを用いて制御基板2を操作パネル7に支持させるようにしたものである。
【0045】
このように構成すれば、中空部を設けていないため電極の面積を大きくすることができ、しかも、このように電極の面積を大きく確保した場合であっても導電体検出スイッチ1d全体をコンパクトなものにすることができる。
【0046】
なお、電極20dをLED3の下面に設けるようにする場合、図11に示すように、電極20eをLED3の外側にも露出させるように構成しても良い。そして、この露出部分の電極上にも第一の実施形態と同様の誘電体5を取り付け、また、第二の実施形態のようにこの誘電体5の貫通孔50の上部に拡散板を設けるようにしても良い。また、第三の実施の形態のように電極をアレイ状に設けて製作工程の簡略化を図れるようにしても良い。
【0047】
【発明の効果】
本発明の導電体検出スイッチは、平面状の基板と、この基板に設けられ、検出対象である導電体の接近方向に対面する検出面を備えた電極とを具備し、この電極の静電容量を検出することによって導電体の接近を検出する導電体検出スイッチにおいて、前記電極上に、誘電体である電子部品を設けるようにしたので、電子部品と電極とをオーバーラップして設けることができ、スイッチをコンパクトにして、操作パネルにおける占有面積を小さくすることができる。また、電極上に、誘電体である電子部品を設けているため、電極が電子部品の下方に設けられて操作パネルから離れてしまった場合であっても、導電体の検出感度を良好なものにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における導電体検出スイッチの分解斜視図
【図2】図1の導電体検出スイッチを組み立てた状態におけるA−A断面図
【図3】同形態における静電容量検出回路の回路構成図
【図4】同形態における人間の指の位置に対応したスイッチの切り替え状態を示す図
【図5】他の静電容量検出回路の回路構成図
【図6】閾値を複数設けた場合における人間の指の位置に対応したスイッチの切り替え状態を示す図
【図7】本発明の第二の実施形態における導電体検出スイッチの分解斜視図
【図8】図7の導電体検出スイッチを組み立てた状態におけるB−B断面図
【図9】本発明の第三の実施形態における導電体検出スイッチの分解斜視図
【図10】本発明の第四の実施形態における導電体検出スイッチの分解斜視図
【図11】第四の実施形態における電極を大きく構成した導電体検出スイッチの分解斜視図
【符号の説明】
1、1b、1c、1d、1e・・・導電体検出スイッチ
2、2c・・・制御基板
20、20d、20e・・・電極
20a・・・検出面
3・・・LED
40、40a・・・静電容量検出回路
5、5b、5c、5d・・・誘電体
6・・・拡散板

Claims (6)

  1. 平面状の基板と、この基板に設けられ、検出対象である導電体の接近方向に対面する検出面を備えた電極とを具備し、この電極の静電容量を検出することによって導電体の接近を検出する導電体検出スイッチにおいて、
    前記電極上に、誘電体である電子部品を設けたことを特徴とする導電体検出スイッチ。
  2. 前記電極上に、誘電体である電子部品を設けるとともに、この電極上における電子部品の領域外に、この電子部品と異なる誘電体を設けた請求項1に記載の導電体検出スイッチ。
  3. 基板がプリント基板であり、前記電極がプリント基板によって形成されたものである請求項1に記載の導電体検出スイッチ。
  4. 前記電子部品がLEDであり、電極の中心側に前記LEDを設けるとともに、誘電体にこのLEDの外形形状に対応した貫通孔を設け、この誘電体によってLEDの外周を覆った請求項1に記載の導電体検出スイッチ。
  5. 前記貫通孔に収納されたLEDの上方に拡散板を設けた請求項3に記載の導電体検出スイッチ。
  6. 前記電極が基板上に複数設けられたものであり、それぞれの電極の中心側に電子部品を設けるとともに、この電極上に単一の誘電体を設けた請求項1に記載の導電体検出スイッチ。
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