JP2005004936A - 端末装置及びサーバ装置及び映像音声再生システム - Google Patents

端末装置及びサーバ装置及び映像音声再生システム Download PDF

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Abstract

【課題】個人がマルチメディアを視聴して楽しんだ時に、その視聴履歴から自動的にその個人の嗜好に合わせたプレイリストを作成する。これらの自分の嗜好に合わせて作成したプレイリストを、携帯電話等のパーソナルで且つ自由に持ち運びが可能な機器に記憶させて保管し、この携帯電話に記憶保管しているプレイリストを外出先、例えば友人宅や宿泊先のホテル等で読み出し、マルチメディアコンテンツの再生を行う。
【解決手段】所定の映像音声記録媒体を所定の映像音声再生装置に装着して行われた操作の履歴に関する情報に基いて作成されたカスタマイズ情報を元に、前記所定の映像音声記録媒体を他の映像音声再生装置に装着した時に、カスタマイズ情報が表す再生された内容と同一内容の再生を行わせるためのキー操作を示す情報を作成し、作成したキー操作を示す情報を前記他の映像音声再生装置に入力する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本特許出願に係る発明(以後単に本発明とも言う)は、映像音声記録媒体(例えば、DVD:デジタルビデオディスクやCD:コンパクトディスク等)で、特に装置から記録媒体だけを着脱可能な映像音声記録媒体であり、更に複数の映像音声コンテンツを記録することができる映像音声記録媒体に記録された映像音声情報を、映像音声再生装置に装着して行われた操作履歴情報を保存し、この情報から、このユーザがこの映像音声記録媒体を利用する時の特性、例えばこの映像音声記録媒体に記録された音楽コンテンツを再生する時の嗜好や再生順序や、或いはこの映像音声記録媒体に記録された画像情報を再生する時の表示角度を表す情報を作成し、この情報をこの映像音声記録媒体を再生することができる他の映像音声再生装置で利用可能なフォーマットに変換し、前記ユーザの特性に応じた再生が前記他の映像音声再生装置にこの映像音声記録媒体が装着された時にも自動的に可能なようにすることのできる、端末装置、サーバ装置、映像音声再生システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の例えば、映像音声記録媒体に記録された映像音声情報を、映像音声再生装置に装着して行われた操作履歴情報を保存し、この情報をこの映像音声記録媒体を再生することができる他の映像音声再生装置に送信し、この映像音声記録媒体がこの他の映像音声再生装置に装着された時にも前の操作履歴が示す再生と同一再生が自動的に実行可能な映像音声再生システムには、例えば下記特許文献1に記載されたデータ送出装置があった。
【0003】
この従来の映像音声再生システムの一実施の形態を含むデータ送出装置について、図16と図17を使って説明する。
【0004】
このデータ送出装置を含むCATVサービス全体のシステム構成を図16に示す。
【0005】
このCATVサービスで提供される映像音声素材は、CATVサービスの親局910に設置されたPC912で作成され、ビデオサーバ914に蓄積される。
【0006】
この蓄積された映像音声素材の内容は、LAN917を介してモニタ913で確認することもできる。
【0007】
同様に、これらビデオサーバに蓄積された映像音声素材の再生手順(プレイリスト)、例えば或る所定の日の午後0時から午後3時までの再生手順は、やはり親局910に設置されたPC912で作成され、PC912内部の記憶部(図示せず)に記憶される。
【0008】
このプレイリストの例を図17に示す。
【0009】
図17に示すプレイリストは、ビデオサーバに装着されたメディア番号がA123のメディアに記録されている「京都旅行A」と言うタイトルの旅行案内コンテンツが0時0分0秒から0時30分0秒まで0時間30分0秒間再生され、メディア番号がF543のメディアに記録されている「B社CM」と言うタイトルのコマーシャルコンテンツが0時30分0秒から0時32分0秒まで0時間2分0秒間再生され、メディア番号がC002のメディアに記録されている「ニュースC」と言うタイトルのニュースコンテンツが0時32分0秒から0時45分0秒まで0時間13分0秒間再生され、メディア番号がE349のメディアに記録されている「ドラマD」と言うタイトルのドラマコンテンツが0時45分0秒から2時15分0秒まで1時間30分0秒間再生され、メディア番号がXZ03のメディアに記録されている「スポーツE」と言うタイトルのスポーツ番組コンテンツが2時15分0秒から3時0分0秒まで0時間45分0秒間再生されることを示している。
【0010】
これら親局910が有する映像音声素材とその素材の再生手順は、これらの素材をCATVネットワーク972、CATVネットワーク973、その他のCATVネットワークに送出するCATVサービスの支局920、支局930、支局940、支局950、支局960に対して、広域ネットワーク970を使って配信される。
【0011】
具体的には、親局910に設置されたPC912は、まずPC912内部の記憶部に記憶している或る時刻に該当するプレイリストを読み出す。このプレイリストの例が図17で示されることは上記の通りである。
【0012】
次にPC912は、LAN917を経由してビデオサーバからプレイリストに挙げられているメディアに記録された映像音声素材を順次読み出し、これら映像音声素材をLAN917、ルータ916を経由し、広域ネットワーク970を使って支局920、支局930、支局940、支局950、支局960に配信する。
【0013】
各支局の構成は本質的に同一であるから、支局920についてのみその詳細を図16に示し、支局920についてのみ説明を行うが、他の支局についても同様である。
【0014】
支局920では、PC922が、広域ネットワークを使って配信された映像音声素材をルータ926、LAN927を経由して受信し、LAN927を介してビデオサーバ924に蓄積する。
【0015】
この映像音声素材の内容は、LAN927を介してモニタ923で確認することもできる。
【0016】
同様に、親局910に設置されたPC912は、プレイリストをLAN917、ルータ916を経由し、広域ネットワーク970を使って、支局920、支局930、支局940、支局950、支局960に配信する。
【0017】
支局920では同様に、PC922が、広域ネットワークを使って配信されたプレイリストをルータ926、LAN927を経由して受信し、内部の記憶部(図示せず)に記憶する。
【0018】
予め定められた時刻、即ち例えば図17に示すプレイリストが規定する時刻になると、親局910のPC912や支局920のPC922は、そのプレイリストに規定されている通りの再生をビデオサーバ914やビデオサーバ924から映像音声素材を読み出して行い、その再生された映像音声をLAN917、LAN927、ヘッドエンド915、ヘッドエンド925を経由して、それぞれCATVネットワーク972、CATVネットワーク973に対して出力する。
【0019】
このCATVサービスに加入している家庭やその他では、この送出された映像音声素材を所定の受信機を使って視聴することができる。
【0020】
【特許文献1】
特開2001−230741号公報
【0021】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記のような映像音声再生システムであるデータ送出装置では、プレイリストの作成はPC912を使って専門家の手によって行われることが前提であり、例えば家庭で個人がマルチメディアコンテンツが記録されたマルチメディアを視聴して楽しんだ時に、その視聴履歴から自動的にその個人の嗜好を抽出し、その個人の嗜好に合わせたプレイリストを自動的に作成することはできなかった。
【0022】
更に、上記のような映像音声再生システムであるデータ送出装置では、親局910に設置されたPC912、ビデオサーバ914と支局920に設置されたPC922、ビデオサーバ924とは同一機種であることが前提とされており、例えば家庭で個人がマルチメディアコンテンツが記録されたマルチメディアを視聴して楽しんだ時に、そのマルチメディアを他の機種の再生装置でも同様に、自分の嗜好に合わせた楽しみ方を自動的に行うことはできなかった。
【0023】
更に又、これらの自分の嗜好に合わせて作成したプレイリストを、携帯電話等のパーソナルで且つ自由に持ち運びが可能な機器に記憶させて保管し、例えばこの携帯電話に記憶保管しているプレイリストを外出先、例えば友人宅や宿泊先のホテル等で読み出し、その友人宅やホテルにある再生装置でそのプレイリストに従ってマルチメディアコンテンツの再生を行うこともできなかった。
【0024】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本特許出願に係る請求項1に記載の発明は、所定の映像音声記録媒体を所定の映像音声再生装置に装着して行われた操作の履歴に関する情報に基いて作成された、前記所定の映像音声記録媒体に記録された映像音声情報が前記所定の映像音声再生装置で再生された内容を表すカスタマイズ情報、が記録された情報記録媒体から前記カスタマイズ情報を読み出す手段と、前記所定の映像音声記録媒体を装着して再生を行う他の映像音声再生装置の機種情報を入力する手段と、前記所定の映像音声記録媒体を前記入力した機種情報が示す前記他の映像音声再生装置に装着した時に、前記読み出したカスタマイズ情報が表す前記再生された内容と同一内容の再生を行わせるためのキー操作を示す情報を作成する手段と、前記作成したキー操作を示す情報を前記他の映像音声再生装置に送信する手段と、を有する端末装置である。
【0025】
本特許出願に係る請求項2に記載の発明は、所定の映像音声記録媒体を所定の映像音声再生装置に装着して行われた操作の履歴に関する情報を受信する手段と、前記受信した操作の履歴に関する情報に基いて、前記所定の映像音声記録媒体に記録された映像音声情報が前記所定の映像音声再生装置で再生された内容を表すカスタマイズ情報を作成する手段と、前記所定の映像音声記録媒体を装着して再生を行う他の映像音声再生装置の機種情報を入力する手段と、前記所定の映像音声記録媒体を前記入力した機種情報が示す前記他の映像音声再生装置に装着した時に、前記作成したカスタマイズ情報が表す前記再生された内容と同一内容の再生を行わせるためのキー操作を示す情報を作成する手段と、前記作成したキー操作を示す情報を前記他の映像音声再生装置に送信する手段と、を有するサーバ装置である。
【0026】
本特許出願に係る請求項3に記載の発明は、所定の映像音声記録媒体を装着して行われた操作の履歴に関する情報に基いて、前記所定の映像音声記録媒体に記録された映像音声情報が再生された内容を表すカスタマイズ情報を作成し、前記作成したカスタマイズ情報を情報記録媒体に記録する映像音声再生装置と、前記情報記録媒体から前記カスタマイズ情報を読み出し、前記所定の映像音声記録媒体を装着して再生を行う他の映像音声再生装置の機種情報を入力し、前記所定の映像音声記録媒体を前記入力した機種情報が示す前記他の映像音声再生装置に装着した時に、前記読み出したカスタマイズ情報が表す前記再生された内容と同一内容の再生を行わせるためのキー操作を示す情報を作成し、前記作成したキー操作を示す情報を前記他の映像音声再生装置に送信する端末装置と、を有する映像音声再生システムである。
【0027】
本特許出願に係る請求項4に記載の発明は、前記キー操作を示す情報は、前記操作の履歴に関する情報から不必要な操作を削除し、必要な操作だけを前記機種情報が示す他の映像音声再生装置で可能な操作で実現するように置き換えたキー操作を示す情報である、請求項1に記載の端末装置である。
【0028】
本特許出願に係る請求項5に記載の発明は、前記キー操作を示す情報は、前記操作の履歴に関する情報から不必要な操作を削除し、必要な操作だけを前記機種情報が示す他の映像音声再生装置で可能な操作で実現するように置き換えたキー操作を示す情報である、請求項2に記載のサーバ装置である。
【0029】
本特許出願に係る請求項6に記載の発明は、前記キー操作を示す情報は、前記操作の履歴に関する情報から不必要な操作を削除し、必要な操作だけを前記機種情報が示す他の映像音声再生装置で可能な操作で実現するように置き換えたキー操作を示す情報である、請求項3に記載の映像音声再生システムである。
【0030】
本特許出願に係る請求項7に記載の発明は、前記カスタマイズ情報は、前記所定の映像音声記録媒体に記録された前記映像音声情報を識別するための識別データと前記再生された内容である再生順序を表す情報である、請求項1又は請求項4に記載の端末装置である。
【0031】
本特許出願に係る請求項8に記載の発明は、前記カスタマイズ情報は、前記所定の映像音声記録媒体に記録された前記映像音声情報を識別するための識別データと前記再生された内容である再生順序を表す情報である、請求項2又は請求項5に記載のサーバ装置である。
【0032】
本特許出願に係る請求項9に記載の発明は、前記カスタマイズ情報は、前記所定の映像音声記録媒体に記録された前記映像音声情報を識別するための識別データと前記再生された内容である再生順序を表す情報である、請求項3又は請求項6に記載の映像音声再生システムである。
【0033】
本特許出願に係る請求項10に記載の発明は、前記カスタマイズ情報は、前記所定の映像音声記録媒体に記録された前記映像音声情報を識別するための識別データと前記再生された内容である表示方向を表す情報である、請求項1又は請求項4に記載の端末装置である。
【0034】
本特許出願に係る請求項11に記載の発明は、前記カスタマイズ情報は、前記所定の映像音声記録媒体に記録された前記映像音声情報を識別するための識別データと前記再生された内容である表示方向を表す情報である、請求項2又は請求項5に記載のサーバ装置である。
【0035】
本特許出願に係る請求項12に記載の発明は、前記カスタマイズ情報は、前記所定の映像音声記録媒体に記録された前記映像音声情報を識別するための識別データと前記再生された内容である表示方向を表す情報である、請求項3又は請求項6に記載の映像音声再生システムである。
【0036】
【発明の実施の形態】
本特許出願に係る発明である端末装置及びサーバ装置及び映像音声再生システムの実施の形態を、図面を使って詳細に説明する。
【0037】
(実施の形態1)
図1の多機能リモコン123は本発明の端末装置の実施の形態1であり、マルチメディアプレーヤ113は本発明に係る映像音声再生装置の実施の形態1であり、SDカード119は本発明に係る情報記録媒体の実施の形態1である。
【0038】
マルチメディアプレーヤ113は例えば映像コンテンツや音楽コンテンツが複数記録されたDVD(デジタルビデオディスク)やCD(コンパクトディスク)を再生部114に装着し、操作部115によって行われる操作に従って前記装着されたDVDやCDに記録された映像コンテンツや音楽コンテンツを再生部114が再生し、再生された映像コンテンツや音楽コンテンツをモニタ画面(図示せず)やスピーカ(図示せず)を使って視聴し、観賞するものである。
【0039】
上記DVDやCDは、本発明に係る映像音声記録媒体の一例であって、磁気的手段、光学的手段、半導体デバイス、これらの組み合わせによって映像コンテンツや音楽コンテンツを複数記憶可能なものならば何でも構わないし、必ずしも記録媒体は着脱可能なものであることは必要でなく、例えばHDD(ハードディスクドライブ)のように記録媒体が固定されたものであっても構わない。
【0040】
前記の通り、このDVDやCDには複数の映像コンテンツや音楽コンテンツが記録されているので、ユーザはその記録されたコンテンツの中から自分の好みに応じて、適宜コンテンツを選択し、好みの順番に再生し、視聴し、観賞することができる。
【0041】
このように好みのコンテンツを選択し、好みの順番に視聴する操作の例を図3と図4を使って説明する。
【0042】
ユーザはマルチメディアプレーヤ113の操作部115を操作して「再生モードキー(図示せず)」を押下する(図3、301)。
【0043】
この操作によって、図4(a)の画面がマルチメディアプレーヤ113の表示部(図示せず)に表示される(図3、302)。
【0044】
この状態では、図4(a)に示すように、カーソルは「1」を指している。
【0045】
この状態で「選択キー(図示せず)」を押下する(図3、303)と、1番のコンテンツが再生対象として選択され(図3、304)、図4(b)に示すように、選択トラック表示部に「1」が表示される。
【0046】
次に「下矢印キー」を2回押下し(図3、305)、「右矢印キー」を押下する(図3、306)と、カーソルは「9」を指し、マルチメディアプレーヤ113の表示部には図4(b)が表示される(図3、307)。
【0047】
この状態で「選択キー」を押下する(図3、308)と、9番のコンテンツが再生対象として選択され(図3、309)、図4(c)に示すように、選択トラック表示部に「1」と「9」が表示される。
【0048】
次に「右矢印キー」を押下し(図3、310)、「上矢印キー」を押下する(図3、311)と、カーソルは「14」を指し、マルチメディアプレーヤ113の表示部には図4(c)が表示される(図3、312)。
【0049】
この状態で「選択キー」を押下する(図3、313)と、14番のコンテンツが再生対象として選択され(図3、314)、選択トラック表示部に「1」と「9」と「14」とが表示される(図示せず)。
【0050】
しかしここで、この14番のコンテンツの選択が間違いであったとすると、ユーザが「下矢印キー」を4回押下する(図3、315)ことによって、カーソルは「ラストクリア」を指す(図示せず)。
【0051】
この状態で「選択キー」が押下される(図3、316)と、最後に選択した14番のコンテンツの選択が解除され(図3、317)、選択トラック表示部の表示は「1」と「9」の表示に戻る(図4(c))。
【0052】
次に例えば「右矢印キー」を押下した(図3、318)とすると、カーソルは既に右端の番号を指しているため、これ以上右へ移動することはできず、この「右矢印キー」の押下を無視する(図3、319)。
【0053】
次に1回「上矢印キー」を押下する(図3、320)と、カーソルは「17」を示し、図4(d)の画面が表示される(図3、321)。
【0054】
この状態で「選択キー」を押下する(図3、322)と、17番のコンテンツが再生対象として選択され(図3、323)、選択トラック表示部に「1」と「9」と「17」とが表示される(図示せず)。
【0055】
最後に操作部115の「再生キー(図示せず)」を押下する(図3、324)と、これまでの操作で作成されたプレイリストに従って、選択されたコンテンツの再生が行われる(図3、325)。
【0056】
今の例では、1番、9番、17番のコンテンツが選択されているので、この3つのコンテンツがこの順番に再生される。この再生制御は、図1に示すマルチメディアプレーヤ113の制御部116によって行われる。
【0057】
以上説明した操作によって、図6(a)に示す、キー操作の履歴情報が作成される。このキー操作の履歴情報は、本発明に係る操作の履歴に関する情報の実施の形態1であり、このキー操作の履歴情報を作成するのも図1に示すマルチメディアプレーヤ113の制御部116である。
【0058】
このキー操作の履歴情報に基いて、本発明に係るカスタマイズ情報が、図1に示すマルチメディアプレーヤ113のカスタマイズ情報作成部117によって作成される。
【0059】
このカスタマイズ情報の実施の形態1を、図5のNoが1の行に示す。
【0060】
この図5のNoが1の行に示すカスタマイズ情報の実施の形態1は、マルチメディアプレーヤ113の再生部114で再生されたのは、「ChiristmasSong」と言う名前のディスク記録媒体であり、そのディスク記録媒体の種別はCDDA(デジタルオーディオ用CD)であり、記録されているコンテンツの種類はオーディオであり、このカスタマイズ情報が登録された年月日、カスタマイズ情報の登録に使われたマルチメディアプレーヤ113の機種タイプ情報、このディスク記録媒体に記録されている全てのコンテンツのタイトル数、全タイトル中の登録されているプログラムの数、登録されているプログラム番号のリスト、以上から構成されている。
【0061】
このようにして作成されたカスタマイズ情報の実施の形態1は、操作部115で行われる所定の操作に従い、制御部116の制御によって、カスタマイズ情報作成部117からSDカードインターフェース118を経て、SDカード119に書き込まれる。
【0062】
但し、SDカード119に書き込まれるカスタマイズ情報の実施の形態1は、図5のNoが1の行に示す1つのディスク記録媒体のコンテンツ再生時のキー操作の履歴情報に基く情報だけであるとは限らず、例えば図5のNoが2の行、Noが3の行、Noが4の行、に示すように、複数のディスク記録媒体のコンテンツ再生時のキー操作の履歴情報に基く情報を含む時には、これら複数の情報の全て又は一部がSDカード119に書き込まれる実施の形態もある。
【0063】
上記の通り、SDカード119は本発明に係る情報記録媒体の実施の形態1であるが、本発明に係る情報記録媒体は必ずしもSDカードであることは必要でなく、各種半導体メモリを含むICカードメモリや、磁気的手段で情報を記録することのできる磁気カードや、その他各種手段で情報の記録再生ができる着脱可能な情報記録媒体であるならば、どのようなものであっても構わない。
【0064】
このカスタマイズ情報の実施の形態1が記録されたSDカード119は、多機能リモコン123のSDカードインターフェース128に装着され、SDカード119に記録されたカスタマイズ情報の実施の形態1が多機能リモコン123の制御部126によって読み出され、記憶される。
【0065】
この多機能リモコン123は本発明の端末装置の実施の形態1である。
【0066】
この多機能リモコン123では、操作部125で行われる操作に従って、マルチメディアプレーヤ134やマルチメディアプレーヤ135の操作を行うことができる。
【0067】
このマルチメディアプレーヤ134やマルチメディアプレーヤ135は、本発明に係る他の映像音声再生装置の実施の形態1である。
【0068】
多機能リモコン123を使ってマルチメディアプレーヤ134やマルチメディアプレーヤ135を操作する第1の方法は、多機能リモコン123の操作部125でマルチメディアプレーヤ134やマルチメディアプレーヤ135を操作する指示を直接入力し、この入力された指示に相当する信号を通信部124からマルチメディアプレーヤ134やマルチメディアプレーヤ135に送り、マルチメディアプレーヤ134やマルチメディアプレーヤ135ではその送られた信号を受信し、その送られた信号の示す指示内容を解析し、その解析した指示内容が示す動作を行わせる方法であるが、この方法は本発明の本質とは直接関係しないので詳細な説明は省略する。
【0069】
只、操作部125によって入力された指示内容を示す信号をマルチメディアプレーヤ134やマルチメディアプレーヤ135に送信する通信部124は、例えば赤外線を使ってワイヤレスで情報を通信するものであるが、必ずしも赤外線を使うことは必要でなく、電波によってワイヤレスで情報を通信するものであっても構わないし、情報通信用のケーブルを使って情報を通信するものであっても構わない。
【0070】
多機能リモコン123を使ってマルチメディアプレーヤ134やマルチメディアプレーヤ135を操作する第2の方法は、多機能リモコン123の制御部126が、SDカード119に記録されたカスタマイズ情報の実施の形態1を読み出し、記憶している、そのカスタマイズ情報の実施の形態1が示すディスク記録媒体のコンテンツ再生時のキー操作の履歴情報に基く情報から、多機能リモコン123のキー操作復元部127が、そのキー操作によって行われたコンテンツ再生と同じコンテンツ再生を前記他の映像音声再生装置の実施の形態1であるマルチメディアプレーヤ134やマルチメディアプレーヤ135によって行うためのキー操作を復元し、その復元したキー操作のリストを通信部124からマルチメディアプレーヤ134やマルチメディアプレーヤ135に送ることによって、その復元したキー操作が示す内容の再生を行わせる方法である。
【0071】
多機能リモコン123において、このキー操作の復元を主として行うキー操作復元部127の詳細なブロック構成を、図2に示す。
【0072】
この方法によると、ユーザが前にマルチメディアプレーヤ113を使い、自分の好みに応じて再生するコンテンツを選択し、自分の好みに応じて再生する順序を決定したのと、同じコンテンツを同じ順序で、他の映像音声再生装置の実施の形態1であるマルチメディアプレーヤ134やマルチメディアプレーヤ135でも再生することができる。
【0073】
しかもユーザは全くそのことを意識せず、又何等かの操作をすることも必要ではない。
【0074】
しかしこれを行うには、ユーザは操作部125を使って、例えばマルチメディアプレーヤ134に装着したディスク記録媒体の名前を入力しなければならない。
【0075】
例えばユーザが、マルチメディアプレーヤ134に装着したディスク記録媒体の名前として、操作部125を使って「ChiristmasSong」と入力すると、キー操作復元部127の再生情報選択部221は、制御部126が記憶しているカスタマイズ情報の実施の形態1から、そのディスク識別子が「ChiristmasSong」であるカスタマイズ情報の実施の形態1を取り出し、このディスク記録媒体を再生した時のキー操作の履歴情報に基く情報からキー操作を復元する。
【0076】
更に又、ユーザは操作部125を使って、例えばマルチメディアプレーヤ134のプレーヤタイプを入力しなければならない。
【0077】
ディスク識別子が「ChiristmasSong」であるカスタマイズ情報の実施の形態1を取り出し、このディスク記録媒体を再生した時と同じ再生を行うキー操作を復元するには、その再生を行うプレーヤのタイプが解ることが必要だからである。
【0078】
例えば、ユーザが操作部125を使って、マルチメディアプレーヤ134のプレーヤタイプを「PanaNew100」と入力したならば、マルチメディアプレーヤ113とマルチメディアプレーヤ134は同じタイプのマルチメディアプレーヤであるから、マルチメディアプレーヤ113の操作時と同じキー操作を復元すれば良い。
【0079】
しかしこのケースであっても、例えば、図3の318で行ったような、既にカーソルが画面の右端を指しているにも拘わらず、更にカーソルを右へ移動させるための「右矢印キー」を押下するような不必要なキー操作は復元する必要がない。
【0080】
更に又、例えば図3の313から317で行ったような、一旦トラック14のコンテンツを選択し、その後そのコンテンツの選択を取り消すような操作も不必要な操作であり、このようなキー操作も復元する必要はない。
【0081】
即ち、多機能リモコン123のキー操作復元部127が復元するキー操作は、前にマルチメディアプレーヤ113で行ったキー操作履歴に関する情報から不必要な操作を削除し、必要な操作だけをマルチメディアプレーヤ134で可能なキー操作で実現するように置き換えたものである。
【0082】
このようにマルチメディアプレーヤのタイプを判断するのは、プログラムリスト再構築キー操作変換部222のプレーヤタイプ判断部224である。
【0083】
そして判断された各プレーヤのタイプに対応したキー操作の復元を行うのは、プレーヤタイプA変換部225、プレーヤタイプB変換部226、プレーヤタイプC変換部227である。
【0084】
例えば前記マルチメディアプレーヤ113がプレーヤタイプAであったとすると、プレーヤタイプ判断部224が、ユーザが操作部125を使って入力したプレーヤタイプに関する情報からこのプレーヤタイプの判断を行い、その結果プレーヤタイプAと判断して、プレーヤタイプA変換部225にキー操作の復元を行うよう指示を行う。
【0085】
又、キー操作復元部127には、プログラムリスト再構築キー操作変換部222と、表示方向再構築キー操作変換部232が含まれる。
【0086】
このプログラムリスト再構築キー操作変換部222はオーディオコンテンツの再生を中心に、キー操作の復元を行い、表示方向再構築キー操作変換部232は画像コンテンツの再生を中心に、キー操作の復元を行う。
【0087】
画像コンテンツの再生を中心にキー操作の復元を行う表示方向再構築キー操作変換部232に関しては、本発明の実施の形態3と本発明の実施の形態4で詳細に説明する。
【0088】
そこで例えばこの実施の形態1では、操作部125によって入力されたこのマルチメディアプレーヤ134のプレーヤタイプに関する情報から、このマルチメディアプレーヤ134のプレーヤタイプがAであり、このプレーヤタイプAでは、選択し再生するコンテンツのトラック番号を直接入力することが可能であることが解ったとする。
【0089】
このケースで、ディスク識別子が「ChiristmasSong」であるカスタマイズ情報の実施の形態1を基に、キー操作復元部127によって復元されるキー操作のリストを図6(b)に示す。
【0090】
このカスタマイズ情報の実施の形態1から再生するコンテンツはそのトラック番号が1と9と17のものであり、再生順序もトラック番号が1、9、17の順であることが解る。
【0091】
そして前記の通り、このマルチメディアプレーヤ134では、選択し再生するコンテンツのトラック番号を直接入力することが可能であるので、図6(b)に示すキー操作によって、トラック番号1、9、17のコンテンツがこの順番で再生され、ディスク識別子が「ChiristmasSong」であるカスタマイズ情報が示す再生と同じ再生が実現される。
【0092】
このキー操作とは、「再生モードキー」によって再生するコンテンツを選択するモードになり、「1」キーによってトラック番号1のコンテンツを選択し、「9」キーによってトラック番号9のコンテンツを選択し、「17」キーによってトラック番号17のコンテンツを選択し、その後「再生キー」を押下することである。
【0093】
以上のキー操作によって、このプレーヤタイプAのマルチメディアプレーヤ134において、ディスク識別子が「ChiristmasSong」であるカスタマイズ情報の実施の形態1が示すコンテンツの再生と同じコンテンツの再生が、マルチメディアプレーヤ134によって実行される。
【0094】
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態2では、前記本発明の実施の形態1と同じ多機能リモコン123を使い、ユーザが、装着したディスク記録媒体の名前として、操作部125を使って「ChiristmasSong」と入力したことは同じであるが、このディスク記録媒体を装着したのが実施の形態1のマルチメディアプレーヤ134ではなく、マルチメディアプレーヤ135であり、更に、このマルチメディアプレーヤ135のプレーヤタイプが、マルチメディアプレーヤ134のプレーヤタイプAではなく、プレーヤタイプBであったケースを説明する。
【0095】
この本発明の実施の形態2でも、ユーザが装着したディスク記録媒体の名前として、操作部125を使って「ChiristmasSong」と入力すると、キー操作復元部127の再生情報選択部221は、制御部126が記憶しているカスタマイズ情報の実施の形態1から、そのディスク識別子が「ChiristmasSong」であるカスタマイズ情報の実施の形態2を取り出し、このディスク記録媒体を再生した時のキー操作の履歴情報に基く情報からキー操作を復元することは本発明の実施の形態1と同じである。
【0096】
更に又、ユーザは操作部125を使って、例えばマルチメディアプレーヤ135のプレーヤタイプBを入力する。
【0097】
この入力されたプレーヤタイプBから、多機能リモコン123のキー操作復元部127のプログラムリスト再構築キー操作変換部222のプレーヤタイプ判断部224は、このキー操作の復元を行うのは、プレーヤタイプB変換部226であると判断し、プレーヤタイプB変換部に変換指示を行う。
【0098】
そして多機能リモコン123のキー操作復元部127のプレーヤタイプB変換部が復元するキー操作は、前にマルチメディアプレーヤ113で行ったキー操作履歴に関する情報から、マルチメディアプレーヤ113で行った再生と同じ再生をプレーヤタイプBのマルチメディアプレーヤ135で可能なキー操作で実現するように置き換えたものである。
【0099】
この実施の形態2では、操作部125によって入力されたこのマルチメディアプレーヤ135のプレーヤタイプに関する情報から、このマルチメディアプレーヤ135のプレーヤタイプがBであり、このプレーヤタイプBでは、選択し再生するコンテンツのトラック番号をポップアップメニューで入力することが可能であることが解ったとする。
【0100】
このポップアップメニューの表示形式の概要を図7(a)に示す。
【0101】
例えば、「再生モード」キーが押下されると、このポップアップメニューの最初の階層が開き、その最初の階層には図7(a)に示すように、「A−Bリピート」、「プログラム」、「ランダム」のような各種再生方法が表示され、マウス操作又はカーソル操作によって、これらの中から1つを選択することができる。
【0102】
この実施の形態2では「プログラム」を選択すると、ポップアップメニューの第2の階層が開き、その第2の階層には図7(a)に示すように、「解除」、「設定」、「有効」、「全クリア」のような各種プログラムコマンドが表示され、マウス操作又はカーソル操作によって、これらの中から1つを選択することができる。
【0103】
この実施の形態2では「設定」を選択すると、ポップアップメニューの第3の階層が開き、その第3の階層には図7(a)に示すように、「トラック1」〜「トラック17」のようにプログラム設定可能なオーディオコンテンツのトラック番号が表示され、マウス操作又はカーソル操作によって、これらの中から1つを選択することができる。
【0104】
このケースで、ディスク識別子が「ChiristmasSong」であるカスタマイズ情報の実施の形態2を基に、キー操作復元部127のプレーヤタイプB変換部によって復元されるキー操作のリストを図7(b)に示す。
【0105】
このカスタマイズ情報の実施の形態2から再生するコンテンツはそのトラック番号が1と9と17のものであり、再生順序もトラック番号が1、9、17の順であることが解る。
【0106】
そして前記の通り、このマルチメディアプレーヤ135では、選択し再生するコンテンツのトラック番号をポップアップメニューを開いて入力することが可能であるので、図7(b)に示すキー操作によって、トラック番号1、9、17のコンテンツがこの順番で再生され、ディスク識別子が「ChiristmasSong」であるカスタマイズ情報が示す再生と同じ再生が実現される。
【0107】
このキー操作とは、「再生モードキー」によってポップアップメニューを開き、ポップアップメニューの最初の階層から「プログラム」を選択してプログラム再生モードを指定し、ポップアップメニューの第2の階層から「設定」を選択してプログラム再生モードで設定可能なトラック番号の表示を指定し、ポップアップメニューの第3の階層から「トラック1」を選択してプログラム再生モードで最初にトラック1のオーディオコンテンツの再生を指定する。
【0108】
次に、ポップアップメニューの最初の階層に戻り、「プログラム」を選択してプログラム再生モードを指定し、ポップアップメニューの第2の階層から「設定」を選択してプログラム再生モードで設定可能なトラック番号の表示を指定し、ポップアップメニューの第3の階層から「トラック9」を選択してプログラム再生モードで第2番目にトラック9のオーディオコンテンツの再生を指定する。
【0109】
再度、ポップアップメニューの最初の階層に戻り、「プログラム」を選択してプログラム再生モードを指定し、ポップアップメニューの第2の階層から「設定」を選択してプログラム再生モードで設定可能なトラック番号の表示を指定し、ポップアップメニューの第3の階層から「トラック17」を選択してプログラム再生モードで第3番目にトラック17のオーディオコンテンツの再生を指定する。
【0110】
最後に「再生」キーによって設定したトラック番号のオーディオコンテンツを順に再生する。
【0111】
以上のキー操作によって、このプレーヤタイプBのマルチメディアプレーヤ135において、ディスク識別子が「ChiristmasSong」であるカスタマイズ情報の実施の形態2が示すコンテンツの再生と同じコンテンツの再生が、マルチメディアプレーヤ135によって実行される。
【0112】
(実施の形態3)
本発明の実施の形態3は、前記本発明の実施の形態1と同じマルチメディアプレーヤ113を使い、ユーザが、前記本発明の実施の形態1のオーディオコンテンツではなく、画像コンテンツを再生し、その画像コンテンツをモニタ画面(図示せず)を使って視聴し、観賞するものである。
【0113】
前記の通り、このDVDやCDには複数の画像コンテンツが記録されているので、ユーザはその記録されたコンテンツの中から自分の好みに応じて、適宜コンテンツを再生し、観賞することができるが、画像コンテンツは例えばデジタルカメラで撮影された時に、様々なカメラ方向で撮影されており、この種々の方向で撮影された画像を正しい方向で再生し、観賞するにはその画像を回転させ、正しい方向に設定することが必要になる。
【0114】
このように様々なカメラ方向で撮影された画像を、正しい方向に設定して再生・観賞する操作の例を図8〜図13を使って説明する。
【0115】
図8はデジタルカメラで撮影された静止画像データ、例えばJPEG形式の画像データが、最初にサムネイル表示(縮小一覧表示)された状態を示している。
【0116】
全部で静止画像は16枚あり、1つの画面には6枚の縮小画像をサムネイル表示することができるので、3つの画面(それぞれ図8(a)、(b)、(c)で示される)によって全16枚の画像が表示される。
【0117】
図8は、16枚のそれぞれの画像の方向をも示している。各画像を示す長方形の中に付された番号の記されている方向が、それぞれの画像の方向を示している。各画像はデジタルカメラで撮影される時、縦長又は横長の画像として撮影される。
【0118】
横長の画像はデジタルカメラを正立の状態で撮影されたものであり、縦長の画像はデジタルカメラを正立の状態から左方向に90度回転させて撮影したものと、右方向に90度回転させて撮影されたものがある。
【0119】
最初、画像データは全て横長の画像として扱われ、この各画像を正立した状態で観賞するには撮影された時のデジタルカメラの向きに合わせて、画像データを回転させなければならない。
【0120】
全ての画像を正立するよう回転させた状態を図9に示す。図9の16枚の画像に、縦長のものと横長のものが存在するのは、この回転を行ったからである。
【0121】
当初、この画像データをファイルから読み込んだ状態では図8に示すように全て横長の画像であるが、この回転を行うことによって初めて、図9に示すように全ての画像を本来観賞される時の方向である正立画像に変換することができる。
【0122】
この画像の回転を行うユーザインターフェースを図10に示す。このユーザインターフェースには、表示画面を前後に切り替える「次ページ」と「前ページ」、1つのページ内で選択している画像を切り替える「カーソル右」、「カーソル左」、「カーソル上」、「カーソル下」、の4つのカーソル移動、選択されている画像を左方向に90度回転させる「左90度回転」、選択されている画像を右方向に90度回転させる「右90度回転」、選択されている画像を拡大表示しその画像を観賞・確認するための「拡大表示」、拡大表示した画面を閉じ、元のサムネイル表示画面に戻すための「閉じる」、この画像データの回転作業を終了する「終了」のスイッチを有している。
【0123】
これらの各スイッチは、それぞれに対応した押しボタン式のスイッチであっても構わないし、表示画面にこれらの内容が表示されその表示された部分をマウス等のポインティングデバイスで選択することによって選択入力する方式のスイッチであっても構わない。
【0124】
又、必ずしもこれら全てのスイッチが存在するとは限らず、一部は存在しなくても構わない。例えば画像を回転させるスイッチは、図10では、左90度回転と右90度回転の2つが存在するが、例えば左90度に回転させる1つのスイッチだけであっても構わない。このケースでは右に90度回転させるにはこの左90度に回転させるスイッチを3回操作することになる。
【0125】
或いは拡大表示と閉じるの2つのスイッチは、回転作業中にその画像を拡大表示して観賞・確認するだけのものであるから、必ずしもなくても構わない。
【0126】
又、次ページ、前ページのスイッチに関しても、例えばカーソル右のスイッチだけで、これ以上右の画像がなくなれば、即ち現在表示中の最も右端の画像をカーソルで選択した状態で、更にカーソル右のスイッチを操作すると自動的に次ページに進むようなケースでは、必ずしもこの次ページや前ページのスイッチはなくても構わない。
【0127】
又、これら以外の種々のスイッチや入力部や、表示部、出力部を有していても構わない。
【0128】
このように種々のインターフェースが有り得ることは、この画像を再生・観賞するプレーヤのタイプに応じてキー操作履歴を復元しなければならないことを意味し、本発明の課題でもある。
【0129】
この16枚の画像データは、「WinterFlower」と言うディスク識別子の付されたCD−R記録媒体(メディア)に記録されている。
【0130】
この記録媒体は前記の通りマルチメディアプレーヤ113によって再生される。このマルチメディアプレーヤ113のタイプ名は、「PanaNew100」である。
【0131】
又、このマルチメディアプレーヤ113の画像表示に使用するユーザインターフェースが図8と図9に示すものである。
【0132】
マルチメディアインターフェースのユーザインターフェースは他にも種々の表示部や入力部を有するが、それらは省略して説明に必要なものだけを表示している。
【0133】
この「WinterFlower」と言うディスク識別子の付されたCD−Rをプレーヤタイプが「PanaNew100」であるマルチメディアプレーヤ113に装着し、画像の編集を開始すると(図11、301)、図8(a)の画面が表示される(図11、302)。
【0134】
これ以降の画像編集の手順を図11に示す。
【0135】
前記の通りの準備をして、この画像編集を開始するには、「縮小表示キー(図示せず)」を押下する(図11、301)。これによって上記の通り図8の画面(a)が開く(図11、302)。この時、カーソルは最初の画像「1」を選択している(図11、303)。
【0136】
最初の画像は、そのままで正立している画像であるから、回転させる必要はない。即ち回転角度は0度である。従ってこの画像については何も行わずにカーソル右キーを押下して(図11、304)、カーソルを次の画像「2」に進める(図11、305)。
【0137】
この画像は図8(a)からも解る通り本来縦長の画像であって、画像を回転させなければ正立画像にならない。
【0138】
この例では画像「2」は左に90度回転させることによって正立画像にすることができるので、左90度回転キーを押下する(図11、306)。
【0139】
これによって図9(a)に示すように、画像「2」が縦長の画像になり、縮小表示されてはいるが、正立画像になったことを確認することはできる。
【0140】
しかしより確実に正立画像の様子を確認し、併せてその画像を観賞するために、拡大表示キーを押下する(図11、307)。これによって画像「2」を本来の大きさで且つ正立画像として表示し(図11、308)、画像を確認すると共に観賞することもできる。
【0141】
次に「閉じる」キーを押下すると(図11、309)、この画像「2」を拡大表示している画面は閉じられ、元の縮小画像を6枚サムネイル表示している図8(a)の画面(但し、画像「2」だけは図9(a)に示すように縦長に回転された状態になっているが、図面記載を省略し、そのまま示す。以後同様であるので、改めで説明するのを省略する。)に戻る(図11、310)。
【0142】
次にカーソル右キーを押下すると(図11、311)、カーソルは右に移動し、図8(a)の画像「3」を選択する(図11、312)。
【0143】
画像「3」は、そのままで正立している画像であるから、回転させる必要はない。即ち回転角度は0度である。従ってこの画像については何も行わずにカーソル右キーを押下して(図11、313)、カーソルを次の画像「4」に進める(図11、314)。
【0144】
図8(a)に示す通り、画像「3」は画面の右端にサムネイル表示された画像で、これ以上右には画像は存在せず、これ以上カーソルを右に移動させることはできず、意味がないとも思われる。
【0145】
しかしこのマルチメディアプレーヤ113では、カーソルが画面の右端にある時、更にカーソル右キーを押下するとカーソルは次の行(1段下の行)の左端の画像に移動するので、その機能を使って画像「3」から画像「4」にカーソルを移動させることができる。
【0146】
画像「4」は図8(a)からも解る通り本来縦長の画像であって、画像を回転させなければ正立画像にならない。
【0147】
この例では画像「4」は右に90度回転させることによって正立画像にすることができるので、右90度回転キーを押下する(図11、315)。
【0148】
これによって図9(a)に示すように、画像「4」が縦長の画像になり、縮小表示されてはいるが、正立画像になったことを確認することはできる。
【0149】
次にカーソル右キーを押下すると(図11、316)、カーソルは右に移動し、図8(a)の画像「5」を選択する(図11、317)。
【0150】
画像「5」は、そのままで正立している画像であるから、回転させる必要はない。即ち回転角度は0度である。従ってこの画像については何も行わずにカーソル右キーを押下して(図11、318)、カーソルを次の画像「6」に進める(図11、319)。
【0151】
画像「6」は、そのままで正立している画像であるから、回転させる必要はない。即ち回転角度は0度である。従ってこの画像については何も行わずにカーソル右キーを押下して(図11、320)、カーソルを次の画像「7」に進める(図11、322)。
【0152】
図8(a)に示す通り、画像「6」は画面の右端にサムネイル表示された画像で、これ以上右には画像は存在せず、これ以上カーソルを右に移動させることはできず、意味がないとも思われるが、このマルチメディアプレーヤ113では、カーソルが画面の右端でしかも下段にある時、更にカーソル右キーを押下するとカーソルは次のページ(図8(b)で示される)に移動し、更に次ページの上段左端に表示された最初の画像に移動するので、その機能を使い、カーソル右キーを押下することによって、画像「6」から、次ページ(図8(b)で示される)を表示させる(図11、321)と共に画像「7」にカーソルを移動させることができる(図11、322)。
【0153】
画像「7」は図8(b)からも解る通り縦長の画像であって、画像を回転させなければ正立画像にならない。
【0154】
この例では画像「7」は左に90度回転させることによって正立画像にすることができるので、左90度回転キーを押下する(図11、323)。
【0155】
これによって図9(b)に示すように、画像「7」が縦長の画像になり、縮小表示されてはいるが、正立画像になったことを確認することはできる。
【0156】
次にカーソル右キーを押下すると(図11、324)、カーソルは右に移動し、図8(b)の画像「8」を選択する(図11、325)。
【0157】
画像「8」は、そのままで正立している画像であるから、回転させる必要はない。即ち回転角度は0度である。従ってこの画像については何も行わずにカーソル右キーを押下して(図11、326)、カーソルを次の画像「9」に進める(図11、327)。
【0158】
画像「9」は、そのままで正立している画像であるから、回転させる必要はない。即ち回転角度は0度である。従ってこの画像については何も行わずにカーソル右キーを押下して(図11、328)、カーソルを次の画像「10」に進める(図11、329)。
【0159】
このケースでカーソルが上段右端の画像「9」から、下段左端の画像「10」に移動することは上記の通りである。
【0160】
画像「10」は、そのままで正立している画像であるから、回転させる必要はない。即ち回転角度は0度である。従ってこの画像については何も行わずにカーソル右キーを押下して(図11、330)、カーソルを次の画像「11」に進める(図11、331)。
【0161】
画像「11」は図8(b)からも解る通り縦長の画像であって、画像を回転させなければ正立画像にならない。
【0162】
この例では画像「11」は左に90度回転させることによって正立画像にすることができるので、左90度回転キーを押下する(図11、332)。
【0163】
これによって図9(b)に示すように、画像「11」が縦長の画像になり、縮小表示されてはいるが、正立画像になったことを確認することはできる。
【0164】
次にカーソル右キーを押下すると(図11、333)、カーソルは右に移動し、図8(b)の画像「12」を選択する(図11、334)。
【0165】
画像「12」は、そのままで正立している画像であるから、回転させる必要はない。即ち回転角度は0度である。従ってこの画像については何も行わずにカーソル右キーを押下して(図11、335)、カーソルを次の画像「13」に進める(図11、337)。
【0166】
このケースでカーソル右キーによって次ページが開き(図11、336)、カーソルが下段右端の画像「12」から、次ページの上段左端の画像「13」に移動する(図11、337)ことは上記の通りである。
【0167】
画像「13」は、そのままで正立している画像であるから、回転させる必要はない。即ち回転角度は0度である。従ってこの画像については何も行わずにカーソル右キーを押下して(図11、338)、カーソルを次の画像「14」に進める(図11、339)。
【0168】
画像「14」は、そのままで正立している画像であるから、回転させる必要はない。即ち回転角度は0度である。従ってこの画像については何も行わずにカーソル右キーを押下して(図11、340)、カーソルを次の画像「15」に進める(図11、341)。
【0169】
画像「15」は図9(c)からも解る通り縦長の画像であって、画像を回転させなければ正立画像にならない。
【0170】
この例では画像「15」は右に90度回転させることによって正立画像にすることができるので、右90度回転キーを押下する(図11、342)。
【0171】
これによって図9(c)に示すように、画像「15」が縦長の画像になり、縮小表示されてはいるが、正立画像になったことを確認することはできる。
【0172】
次にカーソル右キーを押下すると(図11、343)、カーソルは右に移動し、図8(c)の画像「16」を選択する(図11、344)。
【0173】
このケースでカーソルが上段右端の画像「15」から、下段左端の画像「16」に移動することは上記の通りである。
【0174】
画像「16」は図9(c)からも解る通り縦長の画像であって、画像を回転させなければ正立画像にならない。
【0175】
この例では画像「16」は左に90度回転させることによって正立画像にすることができるので、左90度回転キーを押下する(図11、345)。
【0176】
これによって図9(c)に示すように、画像「16」が縦長の画像になり、縮小表示されてはいるが、正立画像になったことを確認することはできる。
【0177】
以上の操作で16枚全ての画像を正立画像にすることができたので、「終了キー(図10)」を押下することによって、この画像編集が終了する。
【0178】
以上説明した操作によって、図13(a)に示す、キー操作の履歴情報が作成される。このキー操作の履歴情報は、本発明に係る操作の履歴に関する情報の実施の形態3であり、このキー操作の履歴情報を作成するのも図1に示すマルチメディアプレーヤ113の制御部116である。
【0179】
この履歴情報は、前記図11に示した操作の流れで行われたキー操作から、画像の向きを復元するのに不要なキー操作、即ち例えば画像「2」について行われた拡大表示等のキー操作を省略したものである。
【0180】
或いは、この図11に示したキー操作には含まれていないが、例えばカーソルの不要な移動、例えば一旦右へカーソル移動して続けて左へカーソル移動し、元のカーソル位置に戻るようなカーソル移動がもしも行われたとすると、そのようなキー操作も省略される。
【0181】
このキー操作の履歴情報に基いて、本発明に係るカスタマイズ情報が、図1に示すマルチメディアプレーヤ113のカスタマイズ情報作成部117によって作成される。
【0182】
このカスタマイズ情報の実施の形態を、図12のNoが1の行に示す。
【0183】
この図12のNoが1の行に示すカスタマイズ情報の実施の形態は、マルチメディアプレーヤ113の再生部114で再生されたのは「WinterFlower」と言うディスク識別子が付されたディスク記録媒体であり、そのディスク記録媒体の種別はCD−R(書き込み可能CD)であり、このカスタマイズ情報が登録された年月日、カスタマイズ情報の登録に使われたマルチメディアプレーヤ113の機種タイプを示す情報、この記録媒体に記録された画像数、各画像の回転方向、以上の情報から構成されている。
【0184】
このようにして作成されたカスタマイズ情報の実施の形態は、操作部115で行われる所定の操作に従い、制御部116の制御によって、カスタマイズ情報作成部117からSDカードインターフェース118を経て、SDカード119に書き込まれる。
【0185】
但し、SDカード119に書き込まれるカスタマイズ情報の実施の形態は、図12のNoが1の行に示す1つのディスク記録媒体のコンテンツ再生時のキー操作の履歴情報に基く情報だけであるとは限らず、例えば図12のNoが2の行に示すような、複数のディスク記録媒体のコンテンツ再生時のキー操作の履歴情報に基く情報を含む時には、これら複数の情報の全て又は一部がSDカード119に書き込まれる実施の形態もあることは前記の通りである。
【0186】
又、前記カスタマイズ情報を書き込むSDカード119は本発明に係る情報記録媒体の実施の形態であるが、本発明に係る情報記録媒体は必ずしもSDカードであることは必要でなく、他の種々の方法で情報を記録することのできる媒体であるならば、どのようなものであっても構わないことも前記の通りである。
【0187】
このカスタマイズ情報の実施の形態1が記録されたSDカード119は、多機能リモコン123のSDカードインターフェース128に装着され、SDカード119に記録されたカスタマイズ情報の実施の形態1が多機能リモコン123の制御部126によって読み出され、記憶される。
【0188】
この多機能リモコン123は本発明の端末装置の実施の形態である。
【0189】
既に本発明の実施の形態1、本発明の実施の形態2で説明したのと同様に、前記多機能リモコン123のSDカードインターフェース128に前記カスタマイズ情報が記録されたSDカード119を装着し、多機能リモコン123の制御部126が、このカスタマイズ情報の実施の形態3を読み出し、そのカスタマイズ情報の実施の形態3が示す画像編集時のキー操作の履歴情報に基く情報から、多機能リモコン123のキー操作復元部127が、そのキー操作によって行われた画像編集と同じ画像編集を前記他の映像音声再生装置の実施の形態であるマルチメディアプレーヤによって行うためのキー操作を復元し、その復元したキー操作のリストを通信部124からマルチメディアプレーヤに送ることによって、その復元したキー操作が示す内容の再生を行わせることができる。
【0190】
多機能リモコン123において、このキー操作の復元を主として行うのは、図2に示すキー操作復元部127のプレーヤタイプD変換部235及びプレーヤタイプE変換部236である。
【0191】
この実施の形態では、ユーザが前にマルチメディアプレーヤ113を使い、全ての画像を正立画像に設定した結果を、他の映像音声再生装置の実施の形態であるマルチメディアプレーヤでもそのまま利用して再生し、何も操作しなくても全ての画像を正立の状態で順次表示し観賞することができる。
【0192】
しかしこれを行うには、ユーザは操作部125を使って、例えばマルチメディアプレーヤに装着したディスク記録媒体の名前を入力しなければならない。
【0193】
例えばユーザが、マルチメディアプレーヤに装着したディスク記録媒体の名前として、操作部125を使って「WinterFlower」と入力すると、キー操作復元部127の再生情報選択部221は、制御部126が記憶しているカスタマイズ情報の実施の形態3から、そのディスク識別子が「WinterFlower」であるカスタマイズ情報の実施の形態3を取り出し、このディスク記録媒体を再生した時のキー操作の履歴情報に基く情報からキー操作を復元する。
【0194】
更に又、ユーザは操作部125を使って、例えばマルチメディアプレーヤのプレーヤタイプを入力しなければならない。
【0195】
ディスク識別子が「WinterFlower」であるカスタマイズ情報から前に画像編集を行った時と同じ編集を行うキー操作を復元するには、その再生を行うプレーヤのタイプが解ることが必要だからである。
【0196】
例えば、ユーザが操作部125を使って、今回再生を行うマルチメディアプレーヤのプレーヤタイプを「PanaNew100」と入力したならば、前に画像編集を行ったマルチメディアプレーヤ113と今回再生を行うマルチメディアプレーヤは同じタイプのマルチメディアプレーヤであるから、マルチメディアプレーヤ113による画像編集時と同じキー操作を復元すれば良い。
【0197】
しかしこのケースであっても、不必要なキー操作は復元する必要がないことは、既に前記の通りである。
【0198】
このようにマルチメディアプレーヤのタイプを判断するのは、図2に示す表示方向再構築キー操作変換部232のプレーヤタイプ判断部234である。
【0199】
そして判断された各プレーヤのタイプに対応したキー操作の復元を行うのは、プレーヤタイプD変換部235、プレーヤタイプE変換部236、その他である。
【0200】
プレーヤタイプ判断部234が、ユーザが操作部125を使って入力したプレーヤタイプに関する情報からこのプレーヤタイプの判断を行い、その結果プレーヤタイプDと判断されたならば、プレーヤタイプD変換部235にキー操作の復元を行うよう指示を行い、プレーヤタイプEと判断されたならば、プレーヤタイプE変換部236にキー操作の復元を行うよう指示を行う。
【0201】
前記の通り、キー操作復元部127には、プログラムリスト再構築キー操作変換部222と、表示方向再構築キー操作変換部232が含まれ、画像コンテンツの再生時の表示方向を編集するキー操作の復元を行うのは、表示方向再構築キー操作変換部232である。
【0202】
そして例えばこの本発明の実施の形態3では、操作部125によって入力されたこのマルチメディアプレーヤ134のプレーヤタイプに関する情報から、このプレーヤタイプでは、表示する画像の方向角度を直接数値で入力することが可能であったとする。
【0203】
このケースで、ディスク識別子が「WinterFlower」であるカスタマイズ情報の実施の形態3を基に、キー操作復元部127によって復元されるキー操作のリストを図13(c)に示す。
【0204】
このキー操作では、表示する画像の角度を直接入力することが可能なので、復元されるキー操作のリストは、表示される「WinterFlower」に含まれる16枚の画像の表示角度を順に並べたものになる。
【0205】
尚、当初の横長画像から左に90度回転させる画像は、表示角度90、右方向に90度回転させる画像は270度と入力される。
【0206】
通常、横長画像を、カメラをひっくり返してサカサマに撮影することはほとんど有り得ないと思われるので、180と言う表示角度はない。しかし縦長画像は、カメラを左に90度回転させて撮影することと、右に90度回転させて撮影することは有り得るので、表示角度90と270は両方存在する。
【0207】
この表示角度を直接入力するキー操作によって、このプレーヤタイプのマルチメディアプレーヤにおいて、ディスク識別子が「WinterFlower」である画像は全て正立画像として表示され、観賞することができる。
【0208】
(実施の形態4)
本発明の実施の形態4では、前記実施の形態3と同じ、画像コンテンツであるディスク識別子が「WinterFlower」である記録媒体に記録された画像が、同じマルチメディアプレーヤ113によって表示方向の編集が行われ、同じカスタマイズ情報である図12のNo「1」に示すものが作成されたとする。
【0209】
このカスタマイズ情報がSDカード119を経由して多機能リモコン123の制御部126に読み込まれることも前記実施の形態3と同様である。
【0210】
只この実施の形態4が、前記実施の形態3と異なるのは、この画像コンテンツを再生するためのマルチメディアプレーヤのプレーヤタイプが異なることのみである。
【0211】
この実施の形態4では、操作部125から入力されたプレーヤタイプに関する情報から、プレーヤタイプ判断部234が判断した結果、このプレーヤタイプでは、前記このカスタマイズ情報を作成した、前記マルチメディアプレーヤ113と同一のキー操作によって、画像の角度を設定し、画像を表示させ、画像を観賞することが可能であることが解ったとする。
【0212】
このケースで、キー操作復元部127が復元するキー操作のリストは、前記マルチメディアプレーヤ113でのキー操作の履歴、但し前記の通り不要なキー操作は省略した後のキー操作の履歴と同一であり、図13(a)で示される。
【0213】
この図13(a)に示す、前記マルチメディアプレーヤ113での画像編集操作のキー操作履歴と同一キー操作が復元されることによって、この実施の形態4のプレーヤタイプのマルチメディアプレーヤにおいて、ディスク識別子が「WinterFlower」である画像は全て正立画像として表示され、観賞することができる。
【0214】
(実施の形態5)
本発明の実施の形態5では、前記実施の形態3と同じ、画像コンテンツであるディスク識別子が「WinterFlower」である記録媒体に記録された画像が、同じマルチメディアプレーヤ113によって表示方向の編集が行われ、同じカスタマイズ情報である図12のNo「1」に示すものが作成されたとする。
【0215】
このカスタマイズ情報がSDカード119を経由して多機能リモコン123の制御部126に読み込まれることも前記実施の形態3と同様である。
【0216】
只この実施の形態5が、前記実施の形態3と異なるのは、この画像コンテンツを再生するためのマルチメディアプレーヤのプレーヤタイプが異なることのみである。
【0217】
この実施の形態5では、操作部125から入力されたプレーヤタイプに関する情報から、プレーヤタイプ判断部234が判断した結果、このプレーヤタイプでは、前記このカスタマイズ情報を作成した、前記マルチメディアプレーヤ113とは異なり、例えば、カーソルがあるページの下段の右端の画像を選択した状態であっても、カーソル右キーで次ページの画面が開くことはなく、次ページの画面を開くには「次ページキー」を操作することが必要であり、又カーソルがあるページの上段の右端の画像を選択した状態であっても、カーソル右キーで下段の左端にカーソルが移動することはなく、このケースでカーソルを下段の左端に移動させるにはカーソル下キーを操作し、続けてカーソル左キーを2回操作しなければならないことである。
【0218】
この実施の形態5で、キー操作復元部127が復元するキー操作のリストは、図13(b)で示される。
【0219】
この図13(b)に示す、キー操作が復元されることによって、この実施の形態5のプレーヤタイプのマルチメディアプレーヤにおいて、ディスク識別子が「WinterFlower」である画像は全て正立画像として表示され、観賞することができる。
【0220】
(実施の形態6)
本発明の実施の形態6について図14と図15を使って説明する。
【0221】
図14は本発明の実施の形態6である、映像音声再生システムのブロック構成図であり、図15は本発明の映像音声再生システムの実施の形態6を構成するサーバ1333のブロック構成図である。
【0222】
このサーバ1333は本発明のサーバ装置の実施の形態でもあり、本発明の映像音声再生システムの実施の形態と本発明のサーバ装置の実施の形態を合わせて以下に説明する。
【0223】
本発明の実施の形態6である映像音声再生システムは図14に示すように、複数のマルチメディアプレーヤ、具体的にはマルチメディアプレーヤ1313とマルチメディアプレーヤ1323とが、ネットワーク1340を介してサーバ1333と接続された構成をしている。
【0224】
ネットワーク1340は例えば家庭内LANであるが、その他例えば企業内で業務用に使われるようなLANであっても良いし、例えば学内ネットワークやCATVのようなネットワークであっても良いし、インターネット等の広域ネットワークであっても良い。
【0225】
マルチメディアプレーヤ1313とマルチメディアプレーヤ1323は多くの点に関して本発明の実施の形態1又は本発明の実施の形態3のマルチメディアプレーヤ113(その構成は図1に示す)と同一であるから、同一の点については説明を省略し、異なる点に関してのみ説明する。
【0226】
マルチメディアプレーヤ1313とマルチメディアプレーヤ1323とは、マルチメディアプレーヤ113が有していたカスタマイズ情報作成部117とSDカードインターフェース118とを有しておらず、通信部1314と通信部1324とを有している。
【0227】
従って、マルチメディアプレーヤ1313又はマルチメディアプレーヤ1323を使って、オーディオコンテンツ又は画像コンテンツの再生が行われると、そのキー操作履歴が作成されることまでは、マルチメディアプレーヤ1313又はマルチメディアプレーヤ1323はマルチメディアプレーヤ113と同じであるが、そのキー操作履歴に基いてカスタマイズ情報を作成することはなく、作成したカスタマイズ情報をSDカードインターフェースを介してSDカードに書き込むことも行うことはない。
【0228】
マルチメディアプレーヤ1313又はマルチメディアプレーヤ1323を使って、オーディオコンテンツ又は画像コンテンツの再生が行われると、そのキー操作履歴が作成され、作成されたキー操作履歴情報は通信部1314又は通信部1324を介し、ネットワーク1340を経由してサーバ1333に送られる。
【0229】
本発明の実施の形態6では、本発明の実施の形態1又は本発明の実施の形態3でマルチメディアプレーヤ113が有していたカスタマイズ情報作成部117と同様のカスタマイズ情報作成部1337をサーバ1333が有している。
【0230】
サーバ1333は、マルチメディアプレーヤ1313又はマルチメディアプレーヤ1323が送出したキー操作履歴情報をネットワーク1340を経由し、通信部1334を使って受信する。
【0231】
サーバ1333は、通信部1334によって受信したキー操作履歴情報を制御部1336に記憶し、カスタマイズ情報作成部1337に送り出す。
【0232】
カスタマイズ情報作成部1337は、このキー操作履歴情報を受け取り、カスタマイズ情報を作成する。
【0233】
このカスタマイズ情報は、本発明の実施の形態1から本発明の実施の形態5で説明したものと同じであり、図5又は図12に示される。
【0234】
作成されたカスタマイズ情報はカスタマイズ情報作成部1337に記憶される。但し、作成されたカスタマイズ情報は制御部1336に記憶される実施の形態でも構わない。
【0235】
オーディオコンテンツ又は画像コンテンツが再生される時には、サーバ1333の操作部1335によって再生しようとするマルチメディアプレーヤ、例えばマルチメディアプレーヤ1313又はマルチメディアプレーヤ1323のプレーヤタイプを入力する。
【0236】
例えばこのプレーヤタイプとして、「プレーヤタイプA」、「プレーヤタイプB」、「プレーヤタイプD」、「プレーヤタイプE」と入力されると、サーバ1333のキー操作復元部1338のプログラムリスト再構築キー操作変換部1422のプレーヤタイプ判断部1424がプレーヤタイプを判断し、プレーヤタイプA変換部1425やプレーヤタイプB変換部1426が、それぞれのプレーヤタイプのマルチメディアプレーヤで元の操作と同一の操作を再現するキー操作を復元するか、或いは、表示方向再構築キー操作変換部1432のプレーヤタイプ判断部1434がプレーヤタイプを判断し、プレーヤタイプD変換部1435やプレーヤタイプE変換部1436が、それぞれのプレーヤタイプのマルチメディアプレーヤで元の操作と同一の操作を再現するキー操作を復元する。
【0237】
この復元されるキー操作情報については、既に説明したもの(図6(a)、図6(b)、図7(b)、図13(a)、図13(b)、図13(c)に示す)と同一であるから説明を省略する。
【0238】
次に再生しようとするマルチメディアプレーヤを特定する情報を、サーバ1333の操作部1335によって入力する。
【0239】
マルチメディアプレーヤを特定する情報とは、例えばマルチメディアプレーヤ1313やマルチメディアプレーヤ1323のネットワーク1340上でのアドレスである。
【0240】
しかしながらこのマルチメディアプレーヤを特定する情報は、必ずしもネットワーク1340上でのアドレスであることは必要ではなく、ネットワーク1340に接続された機器を識別するために付された名称であっても良いし、その他の何等かの識別記号であっても良い。
【0241】
サーバ1333は、この再生に使われるマルチメディアプレーヤを特定する情報が入力されると、その特定されるマルチメディアプレーヤに、前記復元したキー操作情報を、通信部1334からネットワーク1340を経由して送信する。
【0242】
前記特定されたマルチメディアプレーヤ、例えばマルチメディアプレーヤ1323は、前記送信されたキー操作情報を、ネットワーク1340から通信部1324によって受信する。
【0243】
更に、マルチメディアプレーヤ1323は、受信したキー操作情報を制御部1326に記憶する。
【0244】
マルチメディアプレーヤ1323の再生部1327に、再生しようとするコンテンツが記録されたメディアが装着され、前記キー操作情報に従って再生することが操作部1325からの操作入力によって指示されると、マルチメディアプレーヤ1323は、制御部1326が記憶しているキー操作情報を読み出し、その内容に従って、再生部1327に装着されているメディアの再生を行う。
【0245】
このようにして、元のマルチメディアプレーヤで再生されたのと同じ再生を、他のマルチメディアプレーヤでも実行することができる。
【0246】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、個人が家庭でマルチメディアコンテンツが記録されたマルチメディアを視聴して楽しんだ時に、その視聴履歴から自動的にその個人の嗜好を抽出し、その個人の嗜好に合わせたプレイリストを自動的に作成し、そのマルチメディアを他の機種の再生装置でも同様に、自分の嗜好に合わせた楽しみ方を自動的に行うことができる。
【0247】
又、これらの自分の嗜好に合わせて作成したプレイリストを、携帯電話等のパーソナルで且つ自由に持ち運びが可能な機器に記憶させて保管し、例えばこの携帯電話に記憶保管しているプレイリストを外出先、例えば友人宅や宿泊先のホテル等で読み出し、その友人宅やホテルにある異なる機種の再生装置でも、そのプレイリストに従ってマルチメディアコンテンツの再生を行うことができる。
【0248】
或いは、必ずしもプレイリストを記録媒体に記録して持ち運ぶのではなく、サーバに記録させ、それをネットワークを経由して読み出し、他の場所でもそのプレイリストに従ってマルチメディアコンテンツの再生を行うことができる。
【0249】
以上のように本発明の技術的効果は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の端末装置の実施の形態1である多機能リモコン123のブロック構成と使用状態を示す図
【図2】本発明の端末装置の実施の形態1である多機能リモコン123においてキー操作の復元を主として行うキー操作復元部127の詳細なブロック構成図
【図3】マルチメディアプレーヤ113を使って好みのコンテンツを選択し好みの順番に視聴する操作の例を示す流れ図
【図4】マルチメディアプレーヤ113を使って好みのコンテンツを選択し好みの順番に視聴する操作時の表示部に表示される画面の例を示す図
【図5】マルチメディアプレーヤ113のカスタマイズ情報作成部117によって作成されるカスタマイズ情報の実施の形態1を示す図
【図6】本発明の実施の形態1におけるキー操作履歴情報を示す図
【図7】本発明の実施の形態2における画面表示とキー操作履歴情報を示す図
【図8】本発明の実施の形態3における画像データが最初にサムネイル表示された状態を示す図
【図9】本発明の実施の形態3における画像データをキー操作によって正立した後に表示される状態を示す図
【図10】本発明の実施の形態3において画像の回転を行うユーザインターフェースを示す図
【図11】本発明の実施の形態3において画像編集の手順を示す流れ図
【図12】本発明の実施の形態3において作成されるカスタマイズ情報の例を示す図
【図13】本発明の実施の形態3と実施の形態4と実施の形態5におけるキー操作履歴情報を示す図
【図14】本発明の実施の形態6である映像音声再生システムのブロック構成図
【図15】本発明のサーバ装置の実施の形態であるサーバ1333のブロック構成図
【図16】従来の映像音声再生システムの一実施の形態を含むデータ送出装置を含むCATVサービス全体のシステム構成図
【図17】従来の映像音声再生システムで使用されるプレイリストの例を示す図
【符号の説明】
113,134,135,1313,1323 マルチメディアプレーヤ
114,1317,1327 再生部
115,125,1315,1325,1335 操作部
116,126,1316,1326,1336 制御部
117,1337 カスタマイズ情報作成部
118,128 SDカードインターフェース
119 SDカード
123 多機能リモコン
124,1314,1324,1334 通信部
127,1338 キー操作復元部
221,1421 再生情報選択部
222,1422 プログラムリスト再構築キー操作変換部
224,234,1424,1434 プレーヤタイプ判断部
225,1425 プレーヤタイプA変換部
226,1426 プレーヤタイプB変換部
227,1427 プレーヤタイプC変換部
235,1435 プレーヤタイプD変換部
236,1436 プレーヤタイプE変換部
232,1432 表示方向再構築キー操作変換部
910 親局
912,922 PC
913,923 モニタ
914,924 ビデオサーバ
915,925 ヘッドエンド
916,926 ルータ
917,927 LAN
920,930,940,950,960 支局
970 広域ネットワーク
972,973 CATVネットワーク
1333 サーバ
1340 ネットワーク

Claims (12)

  1. 所定の映像音声記録媒体を所定の映像音声再生装置に装着して行われた操作の履歴に関する情報に基いて作成された、前記所定の映像音声記録媒体に記録された映像音声情報が前記所定の映像音声再生装置で再生された内容を表すカスタマイズ情報、が記録された情報記録媒体から前記カスタマイズ情報を読み出す手段と、
    前記所定の映像音声記録媒体を装着して再生を行う他の映像音声再生装置の機種情報を入力する手段と、
    前記所定の映像音声記録媒体を前記入力した機種情報が示す前記他の映像音声再生装置に装着した時に、前記読み出したカスタマイズ情報が表す前記再生された内容と同一内容の再生を行わせるためのキー操作を示す情報を作成する手段と、
    前記作成したキー操作を示す情報を前記他の映像音声再生装置に送信する手段と、
    を有する端末装置。
  2. 所定の映像音声記録媒体を所定の映像音声再生装置に装着して行われた操作の履歴に関する情報を受信する手段と、
    前記受信した操作の履歴に関する情報に基いて、前記所定の映像音声記録媒体に記録された映像音声情報が前記所定の映像音声再生装置で再生された内容を表すカスタマイズ情報を作成する手段と、
    前記所定の映像音声記録媒体を装着して再生を行う他の映像音声再生装置の機種情報を入力する手段と、
    前記所定の映像音声記録媒体を前記入力した機種情報が示す前記他の映像音声再生装置に装着した時に、前記作成したカスタマイズ情報が表す前記再生された内容と同一内容の再生を行わせるためのキー操作を示す情報を作成する手段と、
    前記作成したキー操作を示す情報を前記他の映像音声再生装置に送信する手段と、
    を有するサーバ装置。
  3. 所定の映像音声記録媒体を装着して行われた操作の履歴に関する情報に基いて、前記所定の映像音声記録媒体に記録された映像音声情報が再生された内容を表すカスタマイズ情報を作成し、前記作成したカスタマイズ情報を情報記録媒体に記録する映像音声再生装置と、
    前記情報記録媒体から前記カスタマイズ情報を読み出し、
    前記所定の映像音声記録媒体を装着して再生を行う他の映像音声再生装置の機種情報を入力し、
    前記所定の映像音声記録媒体を前記入力した機種情報が示す前記他の映像音声再生装置に装着した時に、前記読み出したカスタマイズ情報が表す前記再生された内容と同一内容の再生を行わせるためのキー操作を示す情報を作成し、
    前記作成したキー操作を示す情報を前記他の映像音声再生装置に送信する端末装置と、
    を有する映像音声再生システム。
  4. 前記キー操作を示す情報は、前記操作の履歴に関する情報から不必要な操作を削除し、必要な操作だけを前記機種情報が示す他の映像音声再生装置で可能な操作で実現するように置き換えたキー操作を示す情報である、
    請求項1に記載の端末装置。
  5. 前記キー操作を示す情報は、前記操作の履歴に関する情報から不必要な操作を削除し、必要な操作だけを前記機種情報が示す他の映像音声再生装置で可能な操作で実現するように置き換えたキー操作を示す情報である、
    請求項2に記載のサーバ装置。
  6. 前記キー操作を示す情報は、前記操作の履歴に関する情報から不必要な操作を削除し、必要な操作だけを前記機種情報が示す他の映像音声再生装置で可能な操作で実現するように置き換えたキー操作を示す情報である、
    請求項3に記載の映像音声再生システム。
  7. 前記カスタマイズ情報は、前記所定の映像音声記録媒体に記録された前記映像音声情報を識別するための識別データと前記再生された内容である再生順序を表す情報である、
    請求項1又は請求項4に記載の端末装置。
  8. 前記カスタマイズ情報は、前記所定の映像音声記録媒体に記録された前記映像音声情報を識別するための識別データと前記再生された内容である再生順序を表す情報である、
    請求項2又は請求項5に記載のサーバ装置。
  9. 前記カスタマイズ情報は、前記所定の映像音声記録媒体に記録された前記映像音声情報を識別するための識別データと前記再生された内容である再生順序を表す情報である、
    請求項3又は請求項6に記載の映像音声再生システム。
  10. 前記カスタマイズ情報は、前記所定の映像音声記録媒体に記録された前記映像音声情報を識別するための識別データと前記再生された内容である表示方向を表す情報である、
    請求項1又は請求項4に記載の端末装置。
  11. 前記カスタマイズ情報は、前記所定の映像音声記録媒体に記録された前記映像音声情報を識別するための識別データと前記再生された内容である表示方向を表す情報である、
    請求項2又は請求項5に記載のサーバ装置。
  12. 前記カスタマイズ情報は、前記所定の映像音声記録媒体に記録された前記映像音声情報を識別するための識別データと前記再生された内容である表示方向を表す情報である、
    請求項3又は請求項6に記載の映像音声再生システム。
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