JP2005004165A - 傾斜角度測定装置を有するプロジェクタ - Google Patents

傾斜角度測定装置を有するプロジェクタ Download PDF

Info

Publication number
JP2005004165A
JP2005004165A JP2003328108A JP2003328108A JP2005004165A JP 2005004165 A JP2005004165 A JP 2005004165A JP 2003328108 A JP2003328108 A JP 2003328108A JP 2003328108 A JP2003328108 A JP 2003328108A JP 2005004165 A JP2005004165 A JP 2005004165A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
projection
tilt angle
projector
measuring device
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003328108A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3926311B2 (ja
Inventor
Yoichi Tamura
陽一 田村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp NEC Display Solutions Ltd
Original Assignee
NEC Viewtechnology Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Viewtechnology Ltd filed Critical NEC Viewtechnology Ltd
Priority to JP2003328108A priority Critical patent/JP3926311B2/ja
Priority to US10/922,865 priority patent/US7204596B2/en
Priority to EP04020194A priority patent/EP1517550B1/en
Priority to CNB2004100824934A priority patent/CN100345444C/zh
Publication of JP2005004165A publication Critical patent/JP2005004165A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3926311B2 publication Critical patent/JP3926311B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】映像の歪補正のためにプロジェクタの投射光軸に対するスクリーンの垂直方向および水平方向の傾斜角度を簡単な構成で正確に測定できる傾斜角度測定装置を有するプロジェクタを提供する。
【解決手段】傾斜角度測定装置は、投射面70に対して垂直方向と水平方向とのそれぞれに、所定の間隔を有する少なくとも2点のポイント81を投射するレーザポインタ41と、レーザポインタ41より垂直方向と水平方向に所定の間隔を置いて配置されてレンズ51を通して投射面のポイントを撮像可能なデジタルカメラと、デジタルカメラで撮像したポイントを結ぶ直線の基準線との傾斜角度を、撮像素子の撮像画面80から解析して、その傾斜角度から投影装置の投射光軸27と投射面70との傾斜角度を算定する画像解析傾斜角度算定部とを備えている。
【選択図】図2

Description

本発明はプロジェクタに関し、特にプロジェクタの投影装置の投射光軸と投射面との傾斜角度を算定するための傾斜角度測定装置を有するプロジェクタに関する。
液晶技術やDLP(登録商標)(デジタルライトプロセッシング)技術の急速な進展に伴うプロジェクタの小型化・高性能化により、画像投射を目的とするプロジェクタの用途も拡大し、家庭内でのディスプレイ型テレビに代わる大型の表示装置としても注目されている。
しかし、プロジェクタはディスプレイ型テレビと違って映像面がスクリーンであったり壁であったりするためにプロジェクタの投射光軸と投射面との相対関係によって映像に歪を生ずるという問題点がある。この問題を解決するために、液晶プロジェクタの据付角度の検出手段と液晶プロジェクタと投射対象との間の距離を検出する距離検出手段とを有し、両検出結果から算出された角度によって液晶表示ユニットの角度を調整する方法が開示されている(特許文献1参照)。また、角度制御可能なレーザポインタの光点を曲面のスクリーンに投影し、一方、計測用点画像を生成してプロジェクタからスクリーンに投影し、カメラで撮影して光点と点画像との位置計測を行って点画像を移動しながら両点が一致したときに点画像のフレームメモリ上の画素座標を光点の入力画像上の座標に置換して座標変換パラメータメモリに設定する歪補正方法が開示されている(特許文献2参照)。また、スクリーンに投射した画像パターンをスリットを通してラインセンサ上で受像した画像パターンの反射光の位置によりスクリーンまでの距離を求め、スクリーンに投射した画像パターンをスクリーン上で移動させスリットを通してラインセンサ上で受像した画像パターンの反射光の位置の移動とからスクリーンの傾きを求め、あおりアクチュエータを制御して投射部を前後に傾けてあおり調整を行う液晶プロジェクタが開示されている(特許文献3参照)。
一方、スクリーンのプロジェクタの投射光軸に対する垂直方向および水平方向の傾斜がわかればプロジェクタのフレームメモリの座標を変換したりすることによって歪のない映像をスクリーンに投影する技術は実用化されている。このため特に歪みの原因となりやすい垂直方向の傾斜を測定するために、スクリーンが垂直に設置されているという前提でプロジェクタの垂直の傾きを重力センサで検知し、その傾きに見合った歪み補正を行うプロジェクタは既に開示されて発売されている(特許文献4参照)。
特開平9−281597号公報 特開2001−169211号公報 特開平9−197249号公報 特開2003−5278号公報
しかし、特許文献1に開示の方法では、液晶表示ユニットの角度を機械的に調整する必要がある。また、特許文献2の方法では、レーザポインタの角度を制御する必要があり、構造が複雑となる。特許文献3に記載の方法では、角度検出には画像パターンをスクリーン上で移動させる必要があり、リアルタイムで歪補正を実現する検出速度は得られない。特許文献4に記載の方法はスクリーンが垂直に設置されているという前提でありスクリーンが垂直に設置されていない場合やプロジェクタの投射光軸に対し水平方向で傾斜している場合には正確な歪み補正を行うことができないという問題がある。
本発明の目的は、映像の歪補正のためにプロジェクタの投射光軸に対するスクリーンの垂直方向および水平方向の傾斜角度を簡単な構成で正確に測定できる傾斜角度測定装置を有するプロジェクタを提供することにある。
本発明の傾斜角度測定装置を有するプロジェクタは、
投影装置の投射光軸と投射面との傾斜角度を算定する傾斜角度測定装置を有し、算定した傾斜角度に従って表示部の出力映像を制御することにより投射面の画像の歪を補正するプロジェクタである。傾斜角度測定装置は、プロジェクタの筐体の投射方向の面に投射光軸より所定の方向に離れて設けられた導光部と、投射面に投射された少なくとも2点のポイントからの反射光を、導光部を経由して受光する受光素子と、その受光素子における反射光の受光位置情報から、プロジェクタの投影装置の投射光軸と投射面との傾斜角度を算定する傾斜角度算定部とを有する。
第1の態様では、傾斜角度測定装置は、投射面に少なくとも2点のスポットを投射するレーザポインタと、導光部であるレンズと受光素子である撮像素子とを有するデジタルカメラと、傾斜角度算定部である画像解析傾斜角度算定部とを備え、レーザポインタの投射口とデジタルカメラのレンズはプロジェクタの照射側の面に設けられおり、レーザポインタは、投射面に対して投影装置の垂直方向と水平方向を規定するためのそれぞれ少なくとも2点のポイントを投射し、デジタルカメラのレンズは、レーザポインタの投射口より垂直方向と水平方向に所定の間隔を置いて配置されて投射面のポイントを撮像可能であり、画像解析傾斜角度算定部は、受光位置情報であるデジタルカメラで撮像した投射面のポイントを結ぶ直線と、投影装置の垂直方向と水平方向を示す基準線との傾斜角度を、デジタルカメラの撮像素子の撮像画面から解析して、その傾斜角度から投影装置の投射光軸と投射面との傾斜角度を算定する。
レーザポインタは点照射を行う3個のポイント型レーザポインタであってもよく、線照射を行う2個のライン型レーザポインタであってもよく、直交する線照射を行う1個のクロスライン型レーザポインタであってもよい。
デジタルカメラで撮像したポイントを結ぶ直線と基準線との間の傾斜角度の、デジタルカメラの撮像素子の撮像画面からの解析は、ポインティングラインおよびポイントを結ぶ直線のいずれかと撮像画面の両端との交点に対応する画素の画素数の差を算出して、予め作成してある差分画素数と傾斜角度とを関連付けたテーブルによって傾斜角度を算定してもよい。
第2の態様では、投影装置が、投射面に直線の投射映像が形成されるように、傾斜角度が求められる基準面上に、投射レンズから面状の光線を投射するテストパターン出力機能を有し、傾斜角度測定装置は、導光部と、受光素子である左右一対の一次元配列撮像素子と、傾斜角度算定部である受光位置解析距離・傾斜角度算定部とを備えている。導光部は、プロジェクタの筐体の投射方向の面に、投射光軸より基準面と直交する方向に離れて設けられ、一次元配列撮像素子は、筐体内部に基準面に対し投射光軸の垂直上方を中心としてそれぞれが左右に垂直方向に設けられ、投射面に投射されたライン状の投射映像の反射光を、導光部を経由して受光し、受光位置解析距離・傾斜角度算定部は、左右の一次元配列撮像素子の反射光の受光位置の高さと高さの差の情報から、投射レンズと投射面までの距離と、投影装置の投射光軸と投射面との傾斜角度とを算定する。
測定される傾斜角度が水平方向の面上における投射光軸と投射面の傾斜角度であり、基準面が投射光軸を含む水平方向の面であってもよく、さらに、傾斜角度測定装置はプロジェクタの投射光軸を含む垂直面上における投射光軸の傾斜角度を検出する垂直方向傾斜センサを有し、その垂直方向傾斜センサで検出された垂直面上の傾斜角度と左右の一次元配列撮像素子の反射光の受光位置の高さと高さの差の情報から算定された水平方向の面上の傾斜角度とを組み合わせて表示部の出力映像が制御されてもよく、測定される傾斜角度が垂直面上における投射光軸と投射面の傾斜角度であり、基準面が投射光軸を含む垂直面であってもよい。
投影装置には投射レンズの焦点を調整する焦点調整部が設けられており、焦点調整部は受光位置解析距離・傾斜角度算定部で算定された投射レンズと投射面との距離により制御されてもよい。
導光部がプロジェクタの筐体壁面に設けられたピンホールであってもよく、光学レンズであってもよい。
投影装置の投射光軸と投射面との傾斜角度に従った表示部の出力映像の制御は、傾斜角度に対応して予め算出されている表示部の入力映像の補正値によってLSI制御パラメータを作成し、プロジェクタ用画像処理LSIを制御することによって実行されてもよい。
投影装置は液晶表示部を有する液晶プロジェクタであってもよく、DMD(デジタルマイクロミラーデバイス)表示部とカラーホイールと光源とを有するDLP(登録商標)方式のプロジェクタであってもよい。
容易に投影装置の投射光軸と投射面との垂直方向並びに水平方向の傾斜角度を算出できるので、液晶表示部の画像の画素への配置を移動させることによって投射面に投射された映像を正しい状態に修正することができるという効果がある。
これは、傾斜角度測定装置が、プロジェクタの筐体の投射方向の面に投射光軸より所定の方向に離れて設けられた導光部と、投射面に投射された少なくとも2点のポイントからの反射光を、導光部を経由して受光する受光素子と、その受光素子における反射光の受光位置情報から、投影装置の投射光軸と投射面との傾斜角度を算定する傾斜角度算定部とを有するからである。
第2の態様では、さらに自動焦点調整が可能である。これは、受光素子における反射光の受光位置情報から、受光位置解析距離・傾斜角度算定部で投射レンズと投射面との距離を同時に算定できるからである。
次に、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。図1は本発明の第1の態様の傾斜角度測定装置を有するプロジェクタの模式的ブロック構成図であり、図2は本発明の第1の態様の第1実施例の傾斜角度測定装置を有するプロジェクタの模式的説明図であり、(a)は投射状態を示す模式的側面図、(b)はプロジェクタの正面図、(c)はデジタルカメラの撮像画面の模式図である。
本明細書の各図面では、理解を容易にするために態様、実施例を通じて同一構成要素には同一な符号と名称を用いる。
ここではプロジェクタ10を液晶プロジェクタを例として説明するが、DLP(登録商標)(デジタルライトプロセッシング)方式のプロジェクタであっても本発明は適用でき、液晶プロジェクタの場合の液晶表示部22に代わってDLP方式のプロジェクタでは通常DMD(デジタルマイクロミラーデバイス)表示部、カラーホイール、光源を備える。
プロジェクタ10は投射レンズ21と液晶表示部22とを有する投影装置20と、液晶表示部22の画像を制御する画像制御部23と、傾斜角度測定装置30と、全体の動作を制御するCPU60とを備える。
傾斜角度測定装置30は、投射面に少なくとも2点のスポットを投射するレーザポインタ40と、レンズ51と撮像素子52とを有するデジタルカメラ50と、画像解析傾斜角度算定部53とを備え、レーザポインタ40の投射口とデジタルカメラ50のレンズ51はプロジェクタ10の照射側の面に設けられおり、レーザポインタ40は、投射面70に対して投影装置20の垂直方向と水平方向を規定するためのそれぞれ少なくとも2点のポイント81を投射し、デジタルカメラ50のレンズ51は、レーザポインタ40の投射口より垂直方向と水平方向に所定の間隔を置いて配置されて投射面70のポイント81を撮像可能であり、画像解析傾斜角度算定部53は、デジタルカメラ50で撮像した投射面70のポイント81を結ぶ直線と、投影装置20の垂直方向と水平方向を示す基準線との傾斜角度を、デジタルカメラ50の撮像素子52の撮像画面80から解析して、その傾斜角度から投影装置20の投射光軸27と投射面70との傾斜角度を算定する。算定した傾斜角度に従って液晶表示部22の出力映像を画像表示部23で制御することにより投射面70の画像の歪が補正される。
図6は本発明の第2の態様の第1実施例の傾斜角度測定装置を有するプロジェクタの模式的ブロック構成図であり、図7は本発明の第2の態様の第1実施例の傾斜角度測定装置を有するプロジェクタの模式的説明図であり、(a)はプロジェクタの正面図、(b)は投射状態を示す模式的側面図、(c)は投射状態を示す模式的上面図、(d)は投射装置のテストパターン出力機能により基準面上に投射された平面状の光線の垂直投射面からの反射状態を示す模式図である。
プロジェクタ10は、投射レンズ21と焦点調整部26と液晶表示部22とを有する投影装置20と、液晶表示部22の画像を制御する画像制御部23と、傾斜角度測定装置30と、全体の動作を制御するCPU60とを備える。
投影装置20は、投射面70に直線の投射映像が形成されるように、傾斜角度が求められる基準面28上に、投射レンズ21から面状の光線を投射するテストパターン出力機能を有する。傾斜角度測定装置30は、ピンホール54と、左右一対の一次元配列撮像素子55L、55Rと、受光位置解析距離・傾斜角度算定部56とを備える。ピンホール54は、プロジェクタ10の筐体の投射方向の面に、投射光軸27より基準面28と直交する方向に離れて設けられ、一次元配列撮像素子55は、筐体内部に基準面28に対し投射光軸27の垂直上方を中心としてそれぞれが左右に同一間隔で垂直方向に設けられ、投射面70に投射されたライン状の投射映像84の反射光32を、ピンホール54を経由して受光する。受光位置解析距離・傾斜角度算定部56は、左右一対の一次元配列撮像素子55の反射光32の受光位置の高さと高さの差の情報から、プロジェクタ10の投射レンズ21と投射面70までの距離と、投影装置20の投射光軸27と投射面70との傾斜角度とを算定する。算定した傾斜角度に従って液晶表示部22の出力映像を画像表示部23で制御することにより投射面70の画像の歪が補正される。また、算定された投射レンズ21と投射面70までの距離に基づいて焦点調整部26を制御して投射レンズ21の焦点を調整することもできる。
次に、本発明の第1の態様の第1実施例について図1、図2を参照して説明する。構成については上述の第1の態様の説明と同じなので説明を省略する。
図2(a)に示すようにスクリーンや壁などの投射面70に映像が投射されるようにプロジェクタ10は置き台90上に通常は上下方向に傾斜して配置される。この場合投影装置20の投射光軸27と投射面70とが直交する状態で投影が行われると液晶表示部22の画面がそのまま投射面に拡大して投影されるが、投影装置20の投射光軸27と投射面70とが傾斜する場合は、直交する場合と比較して位置によって投射レンズ21からの距離が変化し、例えば離れた位置では画面が拡大するので投影された画面に歪を生ずるという問題が生ずる。この問題を解決するために例えば上述の特許文献に記載されたような工夫がなされてきた。この場合投影装置20の投射光軸27と投射面70との傾斜角度が正確に把握できれば、画像制御部23によって液晶表示部22の画像の画素への配置を移動させることによって投射面70に投射された映像を正しい状態に修正することができ、その移動度は傾斜角度から数値的に求めることができる。
本願発明は投影装置20の投射光軸27と投射面70との傾斜角度を正確に把握することを目的としており、以下に説明する傾斜角度測定装置30によりその目的は達成される。
傾斜角度測定装置30では、図2(b)に示すように、投影装置20の投射レンズ21を取り囲んで3個のポイント型レーザポインタ41a、41b、41cと、撮像素子52を有するデジタルカメラ50のレンズ51がそれぞれ正方形の頂点に位置するように配置されている。配置は正確な正方形でなくてもよい。
3個のポイント型レーザポインタ41a、41b、41cからのレーザ光49は、投射面70上にポイント81a、81b、81cを結ぶ。図2(c)は投射面70上のポイント81a、81b、81cをデジタルカメラ50の撮像素子52で撮像したときの撮像画面80であり、投射面70は上部がレーザポインタ41aから離れる方向に傾斜しているので、レーザポインタ41a並びにレーザポインタ41bから水平方向に離れた位置で撮像した撮像素子52の画像では、レーザポインタ41aのポイント81aはレーザポインタ41bのポイント81bより図で右側によった位置で表示される。同様に図示されていないが投射面70は向かって左側がレーザポインタ41bから離れる方向に傾斜しているので、レーザポインタ41b並びにレーザポインタ41cから垂直方向に離れた位置で撮像した撮像素子52の画像では、レーザポインタ41bのポイント81bはレーザポインタ41cのポイント81cの上側に寄った位置で表示される。
画像解析傾斜角度算定部53では撮像画面80における各ポイントの位置をそれぞれの画素より解析し、所定の計算式によって投影装置20の投射光軸27と投射面70との上下方向並びに左右方向の傾斜角度を算出して画像制御部23に出力し、画像制御部23はその傾斜角度に基づいて所定の計算式によって液晶表示部22の画像の画素への配置を移動させることによって投射面70に投射された映像を正しい状態に修正する。
次に、本発明の第1の態様の第2実施例について図面を参照して説明する。図3は本発明の第1の態様の第2実施例の傾斜角度測定装置を有するプロジェクタの模式的説明図であり、(a)は投射状態を示す模式的側面図、(b)はプロジェクタの正面図、(c)はデジタルカメラの撮像画面の模式図である。
第1の態様の第1実施例では、投影装置20の投射レンズ21を取り囲んで3個のポイント型レーザポインタ41a、41b、41cと、撮像素子52を有するデジタルカメラ50のレンズ51がそれぞれ正方形の頂点に位置するように配置されていたが、第2実施例では2個のライン型レーザポインタ42aおよび42cが、デジタルカメラ50のレンズ51の水平方向と垂直方向とにそれぞれ正方形の頂点に位置するように配置されている。
ライン型レーザポインタ42a、42cは高級レーザポインタによく見られるラインを表示できるレーザポインタであり、投射面70上にはポインティングライン82a、82cとして照射される。従って画素解析傾斜角度算定部53ではポインティングライン82a、82cの画素を解析して傾斜角度を算定してもよいが、例えば撮像画面80の両端とポインティングライン82a、82cとの交点の画素の画素数の差を算出して予め作成してある差分画素数と傾斜角度を関連付けたテーブルによって傾斜角度を算定してもよく、第1実施例よりも処理が容易となる。図4は第1の態様における差分画素数から液晶表示部22の出力映像を修正する過程を示す模式的流れ図である。画像解析傾斜角度算定部53が、撮像素子52の撮像画面80から縦方向の差分画素数86と横方向の差分画素数87についての差分画素数情報を取得し(ステップS1)、これを基に投影装置20の投射光軸27と投射面70との傾斜角度を生成し(ステップS2)、生成した傾斜角度を受けて画像制御部23はLSI制御パラメータを生成し(ステップS3)、プロジェクタ用画像処理LSIを制御することにより(ステップS4)、入力映像24が修正されて液晶表示部22で出力映像25となる。この出力映像25は投射面に投射されると入力映像24と相似の映像となる。
次に、本発明の第1の態様の第3実施例について図面を参照して説明する。図5は本発明の第1の態様の第3実施例の傾斜角度測定装置を有するプロジェクタの模式的説明図であり、(a)は投射状態を示す模式的側面図、(b)はプロジェクタの正面図、(c)はデジタルカメラの撮像画面の模式図である。
第1の態様の第2実施例では2個のライン型レーザポインタ42aおよび42cが、デジタルカメラ50のレンズ51の水平方向と垂直方向とにそれぞれ正方形の頂点に位置するように配置されていたが、第1の態様の第3実施例では1個のクロスライン型レーザポインタ43がデジタルカメラ50のレンズ51の斜め下側の対角線上に位置するように配置されている。
クロスライン型レーザポインタ43も高級レーザポインタに見られるクロスラインを表示できるレーザポインタであり、投射面70上には第1の態様の第2実施例と同様のポインティングライン83として照射される。従って画素解析傾斜角度算定部53ではポインティングライン83の画素を解析して傾斜角度を算定してもよいが、例えば上述のように撮像画面80の両端とポインティングライン83との交点の画素の画素数の差を算出して予め作成してある差分画素数と傾斜角度を関連付けたテーブルによって傾斜角度を算定してもよい。
次に、本発明の第2の態様の第1実施例について図6、図7を参照して説明する。構成については上述の第1の態様の説明と同じなので説明を省略する。
図7(b)、(c)に示されるようにスクリーンや壁などの投射面70が投射光軸27に対して傾斜している場合は、直交する場合と比較して位置によって投射レンズ21からの距離が変化し、例えば離れた位置では画面が拡大するので投影された画面に歪を生ずるという問題が生ずる。この場合投影装置20の投射光軸27と投射面70との傾斜角度が正確に把握できれば、画像制御部23によって液晶表示部22の画像の画素への配置を移動させることによって投射面70に投射された映像を正しい状態に修正することができ、その移動度は傾斜角度から数値的に求めることができる。
投影装置20は、投射面70に直線の投射映像84が形成されるように、傾斜角度が求められる基準面28上に、投射レンズ21から面状の光線を投射するテストパターン出力機能を有する。図7(d)に示すように投射光31は投射映像84を中心に上下方向に反射光32として反射される。傾斜角度測定装置30のピンホール54は、プロジェクタ10の筐体の投射方向の面に、投射光軸27より基準面28と直交する方向に離れて設けられており、一次元配列撮像素子55L、55Rは、筐体内部に基準面28に対し投射光軸27の垂直上方を中心としてそれぞれが左右に等間隔で垂直方向に設けられ、投射面70に投射されたライン状の投射映像84の反射光32のうち、ピンホール54を経由して入射した反射光32を受光する。図7(d)のように投射面70が投射光軸27に垂直であると仮定すると左右対称に配置されている縦置きの一次元配列撮像素子55L、55Rの受光位置、即ち高さは左右で同じである。もし投射面70が投射面70’の位置まで後退するとピンホール54を通過する反射光32’は鎖線の位置となり一次元配列撮像素子55L、55Rの受光位置は低くなる。従って一次元配列撮像素子55L、55Rの受光位置により、予め作成したテーブルによって投射レンズ21と反射面70との距離を算定することができる。図7(d)のように投射面70が投射光軸27に垂直であると両方の位置は同じ高さであるが、図7(b)、(c)に示すように投射面70が基準面28上で軸線に対して水平方向に傾斜していると図示のように左右の一次元配列撮像素子55L、55Rの受光位置の高さは異なるがその平均高さは投射光31の投射光軸27上の垂直方向への反射光32の高さとなり、この平均高さによって投射レンズ21と反射面70との距離を算定することができる。
図7(b)、(c)に示すように投射面70が基準面28上で軸線に対して水平方向に傾斜していると図示のように左右の一次元配列撮像素子55L、55Rの受光位置の高さは異なるが、それは上述のように一次元配列撮像素子55L、55Rのそれぞれに入力した反射光32の投射映像84上の反射点と投射レンズ21との距離に対応しているので、その高さの差を求めることによって一次元配列撮像素子55L、55Rのそれぞれに入力した反射光32の投射映像84上のそれぞれの入力光反射点85と投射レンズ21との距離の差の近似値を求めることができる。それぞれの入力光反射点85の間の間隔は、左右の一次元配列撮像素子55L、55Rの間隔と、左右の一次元配列撮像素子を結ぶ線とピンホール54との距離と、投射レンズ21と反射面70との距離に近似するピンホール54と反射面70との距離とで算定できるので、それぞれの入力光反射点85の間の間隔と一次元配列撮像素子55L、55Rのそれぞれに入力した反射光32の投射映像84上のそれぞれの入力光反射点85と投射レンズ21との距離の差とから、基準面28上での投射光軸27と投射面70との傾斜角度が算定できる。このようにして算定した傾斜角度に従って液晶表示部22の出力映像を画像表示部23で制御することにより投射面70の画像の歪が補正される。また、算定された投射レンズ21と投射面70までの距離に基づいて焦点調整部26を制御して投射レンズ21の焦点を調整することもできる。
図8は左右一対の一次元配列撮像素子55の投射面70からのテストパターン投射映像の反射光32の受光位置から液晶表示部22の出力映像を修正する過程を示す模式的流れ図である。受光位置解析距離・傾斜角度算定部56が、左の一次元配列撮像素子55Lの受光位置の高さから左入力光反射点85までの距離を算出し(ステップS11)、右の一次元配列撮像素子55Rの受光位置の高さから右入力光反射点85までの距離を算出して(ステップS12)、反射面70までの距離の平均値を算出して(ステップS13)、左右の一次元配列撮像素子55L、55Rの受光位置の高さの差を取得し(ステップS14)、反射面70までの距離の平均値と左右の一次元配列撮像素子55L、55Rの受光位置の高さの差を元に演算またはテーブル参照により投影装置20の光軸27と投射面70との傾斜角度を生成し(ステップS15)、生成した傾斜角度を受けて画像制御部23はLSI制御パラメータを生成し(ステップS16)、プロジェクタ用画像処理LSIを制御することにより(ステップS17)、入力映像24が修正されて液晶表示部22で出力映像25となる。この出力映像25は投射面70に投射されると入力映像24と相似の映像となる。また、反射面70までの距離の平均値によって焦点調整部26のフォーカスサーボモータを制御して投射レンズ21の焦点を投射面70に合わせることができる。
これまでの説明では、水平方向の傾斜角度を測定することで説明してきたが、ピンホール54ならびに一次元配列撮像素子55の位置を投射光軸27を中心に90°回転させた位置に設けることにより垂直方向の傾斜角度を測定することが可能である。
また、ここでは導光部をピンホールとして説明したが、光学レンズであっても同様の測定を行うことができる。図9は導光部として凸レンズ59を使用した場合の投射面70からの反射光32の一次元配列撮像素子55への入光状態を示す模式図である。凸レンズ59を使用した場合においても、投射面70からの反射光32はピンホール54を使用した場合の投射面70からの反射光32と同じに一次元配列撮像素子55に入力する。
次に、本発明の第2の態様の第2実施例について図10を参照して説明する。図10は本発明の第2の態様の第2実施例の傾斜角度測定装置を有するプロジェクタの模式的ブロック構成図である。第2の態様の第2実施例では傾斜角度測定装置30に、機械の据付の心出しなどにも利用されている加速度検出素子を用いた傾斜センサ(Gセンサ)であって、重力の方向に対する傾斜角度を精密に測定し数値データとして出力する垂直方向傾斜センサ57が設けられている以外は第2の態様の第1実施例と構成も動作も同じなので、同じ構成要素には同じ符号を付し同一の部分についての説明を省略する。
垂直方向傾斜センサ57が検出した垂直方向の傾斜角度は受光位置解析距離・傾斜角度算定部56に入力され、受光位置解析距離・傾斜角度算定部56では一対の一次元配列撮像素子55で測定された受光位置情報により水平方向の傾斜角度を算出するとともに、垂直方向傾斜センサ57が検出した垂直方向の傾斜角度と合わせて画像制御部23に出力し、画像制御部23は水平方向と垂直方向の傾斜を加味してLSI制御パラメータを生成する。この場合も受光部がピンホール54に代えて凸レンズ59であっても第1実施例で説明したように同様の処理が行われる。
本発明の第1の態様の傾斜角度測定装置を有するプロジェクタの模式的ブロック構成図である。 本発明の第1の態様の第1実施例の傾斜角度測定装置を有するプロジェクタの模式的説明図である。(a)は投射状態を示す模式的側面図である。(b)はプロジェクタの正面図である。(c)はデジタルカメラの撮像画面の模式図である。 本発明の第1の態様の第2実施例の傾斜角度測定装置を有するプロジェクタの模式的説明図である。(a)は投射状態を示す模式的側面図である。(b)はプロジェクタの正面図である。(c)はデジタルカメラの撮像画面の模式図である。 第1の態様における差分画素数から液晶表示部の出力映像を修正する過程を示す模式的流れ図である。 本発明の第1の態様の第3実施例の傾斜角度測定装置を有するプロジェクタの模式的説明図である。(a)は投射状態を示す模式的側面図である。(b)はプロジェクタの正面図である。(c)はデジタルカメラの撮像画面の模式図である。 本発明の第2の態様の第1実施例の傾斜角度測定装置を有するプロジェクタの模式的ブロック構成図である。 本発明の第2の態様の第1実施例の傾斜角度測定装置を有するプロジェクタの模式的説明図である。(a)はプロジェクタの正面図である。(b)は投射状態を示す模式的側面図である。(c)は投射状態を示す模式的上面図である。(d)は投射装置のテストパターン出力機能により基準面上に投射された平面状の光線の垂直投射面からの反射状態を示す模式図である。 左右一対の一次元配列撮像素子の投射面からのテストパターン投射映像の反射光の受光位置から液晶表示部の出力映像を修正する過程を示す模式的流れ図である。 導光部として凸レンズを使用した場合の投射面からの反射光の一次元配列撮像素子への入光状態を示す模式図である。 本発明の第2の態様の第2実施例の傾斜角度測定装置を有するプロジェクタの模式的ブロック構成図である。
符号の説明
10 プロジェクタ
20 投影装置
21 投射レンズ
22 液晶表示部
23 画像制御部
24 入力映像
25 出力映像
26 焦点調整部
27 投射光軸
28 基準面
30 傾斜角度測定装置
31 投射光
32、32L、32R 反射光
40 レーザポインタ
41a、41b、41c ポイント型レーザポインタ
42a、42c ライン型レーザポインタ
43 クロスライン型レーザポインタ
49 レーザ光
50 デジタルカメラ
51 レンズ
52 撮像素子
53 画像解析傾斜角度算定部
54 ピンホール
55、55L、55R 一次元配列撮像素子
56 受光位置解析距離・傾斜角度算定部
57 垂直方向傾斜センサ
59 凸レンズ
60 CPU
70 投射面
80 撮像画面
81a、81b、81c ポイント
82a、82c、83 ポインティングライン
84 投射映像
85 入力光反射点
86 縦差分画素数
87 横差分画素数
90 置き台
S1〜S4、S11〜S17 ステップ

Claims (16)

  1. 投影装置の投射光軸と投射面との傾斜角度を算定する傾斜角度測定装置を有し、算定した傾斜角度に従って表示部の出力映像を制御することにより前記投射面の画像の歪を補正するプロジェクタにおいて、
    前記傾斜角度測定装置は、前記プロジェクタの筐体の投射方向の面に前記投射光軸より所定の方向に離れて設けられた導光部と、前記投射面に投射された少なくとも2点のポイントからの反射光を、前記導光部を経由して受光する受光素子と、該受光素子の前記反射光の受光位置情報から、前記投影装置の投射光軸と投射面との傾斜角度を算定する傾斜角度算定部とを有することを特徴とする傾斜角度測定装置を有するプロジェクタ。
  2. 前記傾斜角度測定装置は、前記投射面に少なくとも2点のスポットを投射するレーザポインタと、前記導光部であるレンズと前記受光素子である撮像素子とを有するデジタルカメラと、傾斜角度算定部である画像解析傾斜角度算定部とを備え、
    前記レーザポインタの投射口と前記デジタルカメラのレンズは前記プロジェクタの照射側の面に設けられおり、
    前記レーザポインタは、前記投射面に対して前記投影装置の垂直方向と水平方向を規定するためのそれぞれ少なくとも2点のポイントを投射し、
    前記デジタルカメラの前記レンズは、前記レーザポインタの投射口より垂直方向と水平方向に所定の間隔を置いて配置されて前記投射面の前記ポイントを撮像可能であり、
    画像解析傾斜角度算定部は、受光位置情報である前記デジタルカメラで撮像した前記投射面のポイントを結ぶ直線と、前記投影装置の垂直方向と水平方向を示す基準線との傾斜角度を、前記デジタルカメラの前記撮像素子の撮像画面から解析して、該傾斜角度から前記投影装置の前記投射光軸と前記投射面との傾斜角度を算定する、請求項1に記載の傾斜角度測定装置を有するプロジェクタ。
  3. 前記レーザポインタは点照射を行うポイント型レーザポインタであり、前記投影装置の投射レンズを取り囲んで3個の前記ポイント型レーザポインタと、前記デジタルカメラの前記レンズとがそれぞれ正方形の頂点に位置するように配置されている、請求項2に記載の傾斜角度測定装置を有するプロジェクタ。
  4. 前記レーザポインタは線照射を行うライン型レーザポインタであり、前記投影装置の投射レンズを取り囲んで、垂直方向のポインティングラインを投射する1個のライン型レーザポインタが、前記デジタルカメラのレンズの水平方向の対称位置に、水平方向のポインティングラインを投射する1個のライン型レーザポインタが、前記デジタルカメラのレンズの垂直方向の対称位置に配置されている、請求項2に記載の傾斜角度測定装置を有するプロジェクタ。
  5. 前記レーザポインタは直交する線照射を行うクロスライン型レーザポインタであり、1個のクロスライン型レーザポインタが水平方向並びに垂直方向のポインティングラインを投射するように、前記投影装置の投射レンズを挟んで、前記デジタルカメラのレンズの対角線上の対称位置に配置されている、請求項2に記載の傾斜角度測定装置を有するプロジェクタ。
  6. 前記デジタルカメラで撮像したポイントを結ぶ直線と前記基準線との間の傾斜角度の、前記デジタルカメラの撮像素子の撮像画面からの解析は、前記ポインティングラインおよびポイントを結ぶ直線のいずれかと撮像画面の両端との交点に対応する画素の画素数の差を算出して、予め作成してある差分画素数と傾斜角度とを関連付けたテーブルによって傾斜角度を算定する、請求項2から請求項5のいずれか1項に記載の傾斜角度測定装置を有するプロジェクタ。
  7. 前記投影装置は、該投影装置の投射レンズから、前記投射面に連続するポイントからなるライン状の投射映像が形成されるように、前記傾斜角度が求められる基準面上に、面状の光線を投射するテストパターン出力機能を有し、
    前記傾斜角度測定装置は、前記導光部と、前記受光素子である左右一対の一次元配列撮像素子と、前記傾斜角度算定部である受光位置解析距離・傾斜角度算定部とを備え、
    前記導光部は、前記プロジェクタの筐体の投射方向の面に、前記投射光軸より前記基準面と直交する方向に離れて設けられ、
    前記一次元配列撮像素子は、前記筐体内部に前記基準面に対し前記投射光軸の垂直上方を中心としてそれぞれが左右に垂直方向となるように設けられ、前記投射面に投射された前記ライン状の投射映像の反射光を、前記導光部を経由して受光し、
    前記受光位置解析距離・傾斜角度算定部は、左右の前記一次元配列撮像素子の前記反射光の受光位置の高さと高さの差の情報から、前記投射レンズと前記投射面との距離と、前記投影装置の投射光軸と投射面との傾斜角度とを算定する、請求項1に記載の傾斜角度測定装置を有するプロジェクタ。
  8. 測定される傾斜角度が水平方向における前記投射光軸と前記投射面の傾斜角度であり、前記基準面が前記投射光軸を含む水平方向の面である、請求項7に記載の傾斜角度測定装置を有するプロジェクタ。
  9. さらに、前記傾斜角度測定装置は前記プロジェクタの前記投射光軸を含む垂直面上における前記投射光軸の傾斜角度を検出する垂直方向傾斜センサを有し、該垂直方向傾斜センサで検出された垂直面上の傾斜角度と、左右の前記一次元配列撮像素子の前記反射光の受光位置の高さと高さの差の情報から算定された水平方向の面上の傾斜角度とを組み合わせて前記表示部の出力映像が制御される、請求項8に記載の傾斜角度測定装置を有するプロジェクタ。
  10. 測定される傾斜角度が垂直面上における前記投射光軸と前記投射面の傾斜角度であり、前記基準面が前記投射光軸を含む垂直面である、請求項7に記載の傾斜角度測定装置を有するプロジェクタ。
  11. 前記投影装置には前記投射レンズの焦点を調整する焦点調整部が設けられており、該焦点調整部は前記受光位置解析距離・傾斜角度算定部で算定された前記投射レンズと前記投射面との距離により制御される、請求項7から請求項10の何れか1項に記載の傾斜角度測定装置を有するプロジェクタ。
  12. 前記導光部が前記プロジェクタの筐体壁面に設けられたピンホールである、請求項7から請求項11の何れか1項に記載の傾斜角度測定装置を有するプロジェクタ。
  13. 前記導光部が前記プロジェクタの筐体壁面に設けられた光学レンズである、請求項7から請求項11の何れか1項に記載の傾斜角度測定装置を有するプロジェクタ。
  14. 前記投影装置の投射光軸と前記投射面との傾斜角度に従った前記表示部の出力映像の制御は、前記傾斜角度に対応して予め算出されている前記表示部の入力映像の補正値によってLSI制御パラメータを作成し、プロジェクタ用画像処理LSIを制御することによって実行される、請求項1から請求項13のいずれか1項に記載の傾斜角度測定装置を有するプロジェクタ。
  15. 前記投影装置は液晶表示部を有する、請求項1から請求項14の何れか1項に記載の傾斜角度測定装置を有するプロジェクタ。
  16. 前記投影装置はDMD(デジタルマイクロミラーデバイス)表示部とカラーホイールと光源とを有する、請求項1から請求項14の何れか1項に記載の傾斜角度測定装置を有するプロジェクタ。
JP2003328108A 2003-05-21 2003-09-19 傾斜角度測定装置を有するプロジェクタ Expired - Lifetime JP3926311B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003328108A JP3926311B2 (ja) 2003-05-21 2003-09-19 傾斜角度測定装置を有するプロジェクタ
US10/922,865 US7204596B2 (en) 2003-09-19 2004-08-23 Projector with tilt angle measuring device
EP04020194A EP1517550B1 (en) 2003-09-19 2004-08-25 Projector with tilt angle measuring device
CNB2004100824934A CN100345444C (zh) 2003-09-19 2004-09-20 采用倾角测量设备的投影仪

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003143501 2003-05-21
JP2003328108A JP3926311B2 (ja) 2003-05-21 2003-09-19 傾斜角度測定装置を有するプロジェクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005004165A true JP2005004165A (ja) 2005-01-06
JP3926311B2 JP3926311B2 (ja) 2007-06-06

Family

ID=34106482

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003328108A Expired - Lifetime JP3926311B2 (ja) 2003-05-21 2003-09-19 傾斜角度測定装置を有するプロジェクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3926311B2 (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100892070B1 (ko) 2007-08-22 2009-04-07 주식회사 하이소닉 휴대폰 카메라용 액츄에이터의 검사장치
KR100896447B1 (ko) 2007-08-22 2009-05-14 주식회사 하이소닉 휴대폰 카메라용 액츄에이터의 검사장치
JP2011191170A (ja) * 2010-03-15 2011-09-29 Omron Corp 画像処理装置
JP2015022226A (ja) * 2013-07-22 2015-02-02 株式会社リコー 画像投射装置
JP2016213663A (ja) * 2015-05-08 2016-12-15 セイコーエプソン株式会社 表示装置、表示装置の制御方法、及び、プログラム
JP2018124121A (ja) * 2017-01-31 2018-08-09 株式会社トプコン ローバー及びローバー測定システム
US10306217B2 (en) 2015-04-17 2019-05-28 Seiko Epson Corporation Display device, control method for display device, and computer program
CN111953950A (zh) * 2020-08-14 2020-11-17 青岛海信移动通信技术股份有限公司 投影设备及其投影镜头的姿态调整方法
CN114390261A (zh) * 2020-10-20 2022-04-22 深圳海翼智新科技有限公司 投影系统及其梯形校正方法、具有存储功能的装置
CN114726965A (zh) * 2021-01-05 2022-07-08 菱光科技股份有限公司 影像采集装置及影像采集方法

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5610211B2 (ja) * 2010-09-24 2014-10-22 株式会社Ihi 投影面情報提示装置と方法

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100892070B1 (ko) 2007-08-22 2009-04-07 주식회사 하이소닉 휴대폰 카메라용 액츄에이터의 검사장치
KR100896447B1 (ko) 2007-08-22 2009-05-14 주식회사 하이소닉 휴대폰 카메라용 액츄에이터의 검사장치
JP2011191170A (ja) * 2010-03-15 2011-09-29 Omron Corp 画像処理装置
JP2015022226A (ja) * 2013-07-22 2015-02-02 株式会社リコー 画像投射装置
US10306217B2 (en) 2015-04-17 2019-05-28 Seiko Epson Corporation Display device, control method for display device, and computer program
JP2016213663A (ja) * 2015-05-08 2016-12-15 セイコーエプソン株式会社 表示装置、表示装置の制御方法、及び、プログラム
JP2018124121A (ja) * 2017-01-31 2018-08-09 株式会社トプコン ローバー及びローバー測定システム
CN111953950A (zh) * 2020-08-14 2020-11-17 青岛海信移动通信技术股份有限公司 投影设备及其投影镜头的姿态调整方法
CN111953950B (zh) * 2020-08-14 2022-06-07 青岛海信移动通信技术股份有限公司 投影设备及其投影镜头的姿态调整方法
CN114390261A (zh) * 2020-10-20 2022-04-22 深圳海翼智新科技有限公司 投影系统及其梯形校正方法、具有存储功能的装置
CN114390261B (zh) * 2020-10-20 2023-10-24 深圳海翼智新科技有限公司 投影系统及其梯形校正方法、具有存储功能的装置
CN114726965A (zh) * 2021-01-05 2022-07-08 菱光科技股份有限公司 影像采集装置及影像采集方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3926311B2 (ja) 2007-06-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1517550B1 (en) Projector with tilt angle measuring device
JP3960390B2 (ja) 台形歪み補正装置を備えたプロジェクタ
CN100541319C (zh) 投影型显示设备
JP4169026B2 (ja) 測距装置及び測距方法
JP3996610B2 (ja) プロジェクタ装置とその画像歪補正方法
JP3742085B2 (ja) 傾斜角度測定装置を有するプロジェクタ
JP3926311B2 (ja) 傾斜角度測定装置を有するプロジェクタ
JP2005331585A (ja) 距離傾斜角度測定装置を有するプロジェクタ
JP4689948B2 (ja) プロジェクタ
JP3730982B2 (ja) プロジェクタ
JP3742086B2 (ja) 傾斜角度測定装置を有するプロジェクタ
JP4803972B2 (ja) 画像投射装置
JP3709406B2 (ja) 自動台形歪補正手段を有するプロジェクタ
JP2005159426A (ja) 自動台形歪補正手段を備えたプロジェクタ
JP3914938B2 (ja) プロジェクタの台形歪み補正装置と該台形歪み補正装置を備えたプロジェクタ
JP3709405B2 (ja) 傾斜角度測定装置を有するプロジェクタ
JP3730979B2 (ja) 傾斜角度測定装置を有するプロジェクタ
JP2005024618A (ja) 傾斜角度測定装置を有するプロジェクタ。
JP4535769B2 (ja) 傾斜角度測定装置を備えたプロジェクタ
JP3757224B2 (ja) 傾斜角度測定装置を有するプロジェクタ
JP4339087B2 (ja) 自動台形歪補正手段を備えたプロジェクタ
JP3742074B2 (ja) 傾斜角度測定装置を有するプロジェクタ
JP4535749B2 (ja) 距離傾斜角度測定装置を有するプロジェクタ
JP2005070412A (ja) 画像投射装置およびその焦点調整方法
JP5150986B2 (ja) プロジェクタ

Legal Events

Date Code Title Description
RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20050126

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20050126

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050623

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050629

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050819

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20060202

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060906

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061012

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061115

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070104

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070214

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070227

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100309

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110309

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110309

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120309

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130309

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130309

Year of fee payment: 6

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130309

Year of fee payment: 6

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350