JP2005003313A - 空調診断システム - Google Patents

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Yoshihiko Hagiwara
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Abstract

【課題】本発明の課題は、建物11の空調システム70の診断を行う際に必要なセンサ30(空気質測定ツール)を簡易に配置することができ、工事などの空調診断を実施する際の負担が小さくなる空調診断システム60を提供することにある。
【解決手段】本発明に係る空調診断システム60は、建物11内の既設の空調システム70の診断を行う空調診断システム60であって、複数の空気質測定ツール30と、診断装置40とを備えている。空気質測定ツール30は、建物11内に一時的に配置される。診断装置40は、複数の空気質測定ツール30から測定結果を得て、それらの測定結果を基に空調システム70の診断を行う。また、空気質測定ツール30は、測定結果を無線送信するための無線送信ユニット32を有している。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、空調診断システム、特に、建物内の空気質の測定結果を基に空調システムの診断を行う空調診断システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
オフィスビルや病院、住宅といった建物内の空気は、空調システムによって、冷房、暖房、換気、除湿、加湿、除塵、脱臭、気流制御などのうち全部あるいは幾つかの空気調和処理が行われることが多い。そして、建物の既設の空調システムを更新するときには、床面積や在室人数などの最新情報や空調運転実績のデータなどから、建物内を快適な環境にするために必要な空調システムを選定したり既設の空調システムの改造を提案したりする目的で、既設の空調システムの診断作業が行われる。従来においては、空調システムの診断を行うときには、建物のオーナーやテナントから必要な情報を聞き出し、存在していれば今までの空調運転データも考慮している。そして、診断結果に基づいて、最適な空調システムの改善プランを建物のオーナー等に提示することが行われている。
【0003】
このような空調システムの改善提案を行うシステムが、例えば特許文献1に開示されている。このシステムでは、システムを運営するセンタと、そのセンタに通信ネットワークを介して接続され建物内の設備機器を管理・監視する建物通信装置とを備えている。そして、設備機器を管理する建物通信装置に対して環境情報などを測定するセンサを後付け接続して、センサの測定結果などの情報を建物通信装置からセンタに送り、センタにおいて改善プランの作成や改善プランの外部発注を行っている。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−92079号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、特許文献1に示されるシステムは、空調システムなどの設備機器を管理する建物通信装置が通信ネットワークを介してセンタと接続されていることを前提としている。したがって、建物通信装置などの設備機器の管理装置が外部のセンタと接続されていない場合には、センタにおいて診断や改善提案を行うために建物内で工事が必要となる。
【0006】
また、既存の空調システムは、センサの後付け接続を想定していないものが殆どである。したがって、空調システムの各室内機などの機器にセンサを後付けすること自体が難しい場合が多く、何とか後付けが可能であってもセンサの設置および接続の工事には多大な負担が生じることが多い。
本発明の課題は、建物の空調システムの診断を行う際に必要なセンサ(空気質測定ツール)を簡易に配置することができ、工事などの空調診断を実施する際の負担が小さくなる空調診断システムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記のような課題を解決するために、建物通信装置などの設備機器の管理装置を介さずに、建物のオーナーやテナントに電話回線を提供してもらったりイントラネットを使用できるようにしてもらったりして、それらの通信手段を介してセンサから遠隔のセンタに測定情報を直接送信することが考えられる。このようにすれば、天井に設置されていることが多い空調システムの室内機に対してセンサを設置する工事を行う場合に較べて、建物のオーナーやテナントの負担(天井工事に伴う営業やオフィスワークの一時休止など)が少なくなると思われる。
【0008】
しかしながら、このような診断システムとしても、建物のオーナーやテナントに電話回線の提供やセンサをイントラネットに接続するための設定を強いることになり、空調診断を建物のオーナーやテナントが受け入れないという事態の発生が想定される。1週間や1ヶ月といった短期間であっても電話回線の提供は抵抗あるものであり、また、イントラネットに部外者(診断システムの事業者など)のセンサが接続され且つそのセンサがイントラネット外部のセンタと通信可能な状態となることにセキュリティ面での脅威を感じることが多いと思われるからである。
【0009】
そこで、本発明では、以下のような構成を採ることとして、空調診断を実施する際の負担を小さくしている。
請求項1に係る空調診断システムは、建物内の既設の空調システムの診断を行う空調診断システムであって、複数の空気質測定ツールと、診断装置とを備えている。空気質測定ツールは、建物内に一時的に配置される。診断装置は、複数の空気質測定ツールから測定結果を得て、それらの測定結果を基に空調システムの診断を行う。また、空気質測定ツールは、測定結果を無線送信するための無線送信ユニットを有している。
【0010】
ここでは、建物内の適当な位置に配置された空気質測定ツールから測定結果が診断装置に送られてくる。これにより、診断装置は、建物内の空気質の情報を得て、空調システムの診断を行う。例えば、診断装置は、建物内の所定場所において二酸化炭素濃度が高いレベルにあり既設の空調システムでは部分的に換気機能が不足していると診断したり、臭気が多いため既設の空調システムに対して脱臭装置を追加配備すべきであると診断したりする。
【0011】
そして、ここでは、建物内に配置する空気質測定ツールが無線送信ユニットを有している。このため、空気質測定ツールを診断装置に接続するために建物のオーナーやテナントなどに電話回線の提供やイントラネットの貸与といった負担をかけることなく、空気質測定ツールの無線送信ユニットから診断装置へと測定結果を送信することができる。もちろん、無線送信ユニットにより空気質測定ツールから診断装置への測定結果の無線送信ができるため、空調システムを構成する室内機などに空気質測定ツールを有線を介して装着するような工事も必要なくなる。
【0012】
このように、このシステムでは、空調システムの診断を行う際に必要な空気質測定ツールを建物内に簡易に配置することができ、工事などの空調診断を実施する際の負担も小さくすることができる。また、建物内に有線を這わすことなく空気質測定ツールを配置することができるため、建物内における空気質測定ツールの配置の自由度が高くなる。
【0013】
なお、空気質測定ツールは、二酸化炭素濃度、一酸化炭素濃度、VOC濃度、粉塵濃度、温度、湿度、気流、臭気、ホルムアルデヒド濃度、トルエン濃度、DEP濃度、花粉の量、アレルゲン濃度などのうち1又は複数を測定するツールである。
請求項2に係る空調診断システムは、請求項1に記載の空調診断システムであって、診断装置は、建物の遠隔に設けられている。そして、空気質測定ツールは、無線送信ユニットから既存の通信網を介して診断装置に測定結果を送る。
【0014】
ここでは、診断装置が建物の遠隔に設けられており、診断装置は、複数の建物の空調システムそれぞれを診断することも可能となっている。そして、既存の通信網を介して、診断装置が空気質測定ツールの無線送信ユニットから測定結果を取得する。既存の通信網は、例えば、電話回線網、携帯電話回線網、インターネット、専用通信網などである。既存の通信網として携帯電話回線網を利用するときには、無線送信ユニットと携帯電話回線網との接続に仲介装置を設ける必要がなくなる。既存の通信網としてインターネットを利用するときにも、無線アクセスポイントを利用すれば、無線送信ユニットとインターネットとの接続に仲介装置を設ける必要はなくなる。専用通信網などを既存の通信網として利用するときには、無線送信ユニットと専用通信網などとの接続に仲介装置を設ける必要が出てくるが、複数の空気質測定ツールの無線送信ユニットから1つの無線仲介装置を介して無線仲介装置が有線で接続する専用通信網などに測定情報を流すようにすれば、空調システムの診断を行う際に必要な空気質測定ツールを建物内に簡易に配置することができ、工事などの空調診断を実施する際の負担も小さくなる。
【0015】
このように、ここでは、空気質測定ツールが測定結果を既存の通信網に無線で送れば、あとは既存の通信網によって遠隔の診断装置で測定結果が入手できる。このため、複数の建物の空調システムを集中的に遠隔の診断装置で診断させることが容易になり、また特別に空調診断システム専用の通信線を新設する必要がなくなる。
【0016】
請求項3に係る空調診断システムは、請求項1又は2に記載の空調診断システムであって、診断装置は、空調システムに関する第1情報および建物に関する第2情報を入力させる入力装置を有している。そして、診断装置は、測定結果、第1情報、および第2情報を基に、空調システムの診断を行う。第1情報は、例えば、空調システムの空調方式、空調システムの能力データ、空調システムの運転データなどである。第2情報は、例えば、建物の床面積、建物の各空間に存在する人の数、建物の各空間の用途、建物の各空間の階数、建物の各空間の窓の面積、建物の築年数、建物の所在地域(屋外の外気状態)などのデータである。
【0017】
ここでは、空調システムに関する第1情報に加えて建物に関する第2情報を考慮に入れて空調システムの診断を行うため、空気質測定ツールからの測定結果を診断においてより適切に分析することも可能になり、診断の内容が向上する。
請求項4に係る空調診断システムは、請求項3に記載の空調診断システムであって、第2情報は、建物の使われ方に関する第3情報を含んでいる。第3情報は、例えば、建物の各空間における喫煙の有無、建物の各空間における殺虫剤やスプレーなどの使用の有無、建物の各空間における在籍人数の変動、建物の各空間における人の作業の内容、建物の各空間におけるOA機器の配置状態や稼働状態、建物の各空間におけるドアや窓の開閉の有無、診断対象である空調システムとは別の空気清浄機、換気扇、暖房機などの有無、建物の各空間の清掃方法などのデータである。
【0018】
ここでは、定常的な建物の使われ方、あるいは時間帯ごとの建物の使われ方に関する第3情報が空調システムの診断に加味されるため、空気質測定ツールからの測定結果を診断においてより詳細に適切に分析することが可能となる。
請求項5に係る空調診断システムは、請求項4に記載の空調診断システムであって、診断装置は、測定結果および第3情報を時間帯ごとに取得する。そして、診断装置は、空調システムの診断において、測定結果と第3情報とのパターンマッチングを行う。
【0019】
ここでは、時間帯ごとの測定結果および第3情報を取得し、両者のパターンマッチングを行っているため、例えば、測定結果における特異なデータの発生原因を突き止め、それが空調システムの改善により解消できるものか否かを判断するようなこともできるようになる。また、空調システムの診断だけではなく、建物の使い方についての診断結果を出すこともできるようになる。
【0020】
請求項6に係る空調診断システムは、請求項1から5のいずれかに記載の空調診断システムであって、空気質測定ツールは、建物内に配置され空気質を測定するときに、1時間以下の間隔で空気質を測定する。
ここでは、空気質測定ツールを一時的に建物内に配置した上で、1時間以下という比較的短い間隔で細かく空気質を測定させて診断に生かしているため、空調システムの診断の信頼性が高くなる。また、1週間や1ヶ月といった期間にわたり空気質測定ツールにより途切れなく所定間隔で空気質を測定することができるため、昼間に限らず夜間の測定結果も診断に反映させることができる。
【0021】
請求項7に係る空調診断システムは、請求項1から6のいずれかに記載の空調診断システムであって、空気質測定ツールは、建物内に配置され空気質を測定している間、1日以下の間隔で測定結果を診断装置に送る。
ここでは、空気質測定ツールを一時的に建物内に配置した上で、1日以下という比較的短い間隔で細かく測定結果を診断装置に送っているため、診断装置において随時データ分析や診断を行うことができる。このため、例えば、診断が完了して空気質測定ツールを建物から回収すると同時に診断装置で行った空調システムの診断の結果を建物のオーナー等に手渡すことも可能になる。
【0022】
【発明の実施の形態】
本実施の形態では、ビル内の既存の空調システムの診断を行う空調診断システムに関して説明する。
<空調診断システムのシステム構成>
図1には、本実施の形態に係る空調診断システム60のシステム構成を示すブロック図を示す。図1に示すように、本実施の形態に係る空調診断システム60は、空気質測定ツール30、携帯電話通信網20、遠隔監視サーバ40および情報入力端末50a,50b・・・から構成される。なお、空気質測定ツール30は、対象となる空気調和システム70が設置されているビル11の各フロアに少なくとも1台づつ一時的に配置される。また、遠隔監視サーバ40および情報入力端末50a,50b・・・は、遠隔監視センター13に配置される。
【0023】
<空調診断システム60のシステム構成要素>
(1)空気質測定ツール30
空気質測定ツール30は、空気質センサ部(図示せず)と無線送信ユニット32とから構成される。空気質センサ部には、二酸化炭素センサ、一酸化炭素センサ、VOC(Nox、Sox、ホルムアルデヒド、トルエンなど。)センサ、粉塵(DEP、花粉、アレルゲンなど。)センサ、温度センサ、湿度センサおよび気流センサなどが設けられている。なお、空気質センサ部は、10分置きに各種測定対象を測定する。また、無線送信ユニット32には、携帯電話番号が割り当てられている。また、この無線送信ユニット32は、その空気質センサ部から得られる測定データを12時間置きに無線送信する。さらに、本空気質測定ツール30は、ビル11内に1週間だけ配置される。
【0024】
(2)携帯電話通信網20
携帯電話通信網20は携帯電話事業者が所有するものであり、遠隔監視センター13を運用する事業者は、その利用契約をその携帯電話事業者と結んでいる。このため、遠隔監視センター13を運用する事業者は、通信に関しては基本料や通信料などを支払うのみで本空調診断システム60を運用することができる。
【0025】
(3)遠隔監視サーバ40
遠隔監視サーバ40は、空気質データベース41、ビル情報データベース42および空調データベース43を備える。空気質データベース41には、測定データが格納される。ビル情報データベース42は、基礎情報データ群46(図3参照)および使用態様データ群47(図3参照)が格納される。基礎情報データ群46には、ビル11の基礎情報(名称、所在地、用途、階数、延べ床面積、築年数、各フロアの床面積や在室人数、屋外の空気状況など。)が含まれる。使用態様データ群47には、ビル11の使われ方に関する情報(喫煙の有無、窓の開閉の有無、室内清掃の方法、殺虫剤の有無、在室人数の変動、作業内容(室内空気を汚染するような作業の有無、マーカー、接着剤、スプレーなどの使用状況など)、OA機器の配置状態や稼働状態、ドアや窓の開閉の有無、除加湿の有無、除加湿方式、除加湿機の機種名、空気清浄機の有無、空気清浄機の機種名、扇風機の有無、暖房機の有無、暖房機の機種名など。)などが含まれる。なお、この使用態様データは、空気質測定ツールの配置時などにそのビル11のオーナーやテナントなどに対してヒアリングを行うなどして収集する必要がある。また、この使用態様データ群の中において時間帯で変動する項目がある場合は、その詳細についても調査しておく必要がある。空調データベース43には、空調システム70の空調能力、運転データ、空調方式、メーカー名などが含まれる。
【0026】
(4)情報入力端末50a,50b・・・
情報入力端末50a,50b・・・では、ビル情報データベース42および空調データベース43に含まれる各項目に対して情報が入力される。なお、入力された情報は、遠隔監視サーバ40のビル情報データベース42または空調データベース43に格納される。
【0027】
<空調診断システム60の接続形態>
空気質測定ツール30は、携帯電話通信網20を介して遠隔監視サーバ40に接続される。遠隔監視サーバ40は、LAN45を介して情報入力端末50a,50b・・・に接続される。
<空調システム70の診断>
(1)診断処理
遠隔監視サーバ40では、図2に示すように、空気質データベース41に格納される測定データ、空調データベース43に格納されるデータおよびビル情報データベース42に格納されるデータを基に空調システム70の診断が行われる。図2において、各データベース41,42,43から、所定のデータを適宜選択・演算などして診断処理を行い、空調システム診断結果を出力する。そして、空気調和機や空調システム70などを取り扱う営業担当者などは、その空調システム診断結果を十分に検討し、そのビル11の空調改善提案を作成する。例えば、ビル11内の所定の場所において二酸化炭素濃度が高いレベルにあるという診断結果を受けた場合には、営業担当者などは、その場所に換気設備(全熱交換器や換気扇など)の導入を勧める空調改善提案を作成する。また、例えば、ビル11内の所定の場所において全熱交換器が設置されているにもかかわらず二酸化炭素濃度がたびたび超過するような現象が見られるという診断結果を受けた場合には、営業担当者などは、その全熱交換器を二酸化炭素濃度制御機能付き全熱交換器へ更新するように勧める空調改善提案を作成する。さらに、例えば、ビル11内の所定の場所において粉塵濃度が高いレベルにあるという診断結果を受けた場合には、営業担当者などは、その場所に空調フィルタのメンテナンスや空気清浄機の追加を勧める空調改善提案を作成する。加えて、例えば、ビル11内の所定の場所において湿度が低いレベルにあるという診断結果を受けた場合には、営業担当者などは、その場所に加湿装置または加湿機能付き全熱交換器の導入を勧める空調改善提案を作成する。さらに加えて、例えば、ビル11内の所定の場所においてタバコ起因汚染がたびたび発生しているという診断結果を受けた場合には、営業担当者などは、分煙スペースの設置や居室に喫煙スペースの空気が入り込まないような空調設計に基づく工事などを勧める空調改善提案を作成する。他にも、例えば、ビル11内の所定の場所において臭気が多いという診断結果を受けた場合には、営業担当者などは、既設の空調システム70に対して脱臭装置を追加を勧める空調改善提案を作成する。
【0028】
(2)パターンマッチング処理
遠隔監視サーバ40では、図3に示すように、空気質データベース41に格納される測定データとビル情報データベース42に格納される使用態様データ群47のうち時間帯により変動する項目のデータとがパターンマッチング処理され、異常データ診断結果およびビル使用態様診断結果が出力される。なお、異常データ診断結果には、その異常データの発生原因が示される。また、ビル使用態様診断結果には、測定データに基づいた客観的なビルの使われ方が示される。そして、空気調和機や空調システム70などを取り扱う営業担当者などは、これらの診断結果を十分に検討し、そのビル11の改善提案を作成する。
【0029】
<空調診断システム60の特徴>
(1)
本空調診断システム60では、ビル11内の適当な位置に配置された空気質測定ツール30から測定データが遠隔監視サーバ40に送られてくる。これにより、遠隔監視サーバ40は、ビル11内の空気質の情報を得て、空調システム70の診断を行う。このため、実際のビル11の環境に則した空調システム70の診断を行うことができる。
【0030】
(2)
本空調診断システム60では、ビル11内に配置される空気質測定ツール30は、無線送信ユニット32を有し、遠隔監視サーバ40と携帯電話回線網20を介して接続されている。このため、空気質測定ツール30を遠隔監視サーバ40に接続するためにビル11のオーナーやテナントなどに電話回線の提供やイントラネットの貸与といった負担をかけることなく、また、情報中継装置を設けることなく空気質測定ツール30の無線送信ユニット32から遠隔監視サーバ40へと測定データを送信することができる。
【0031】
(3)
本空調診断システム60では、空調システム70の診断を行う必要がある際にビル11などに空気質測定ツール30を簡易に配置することができる。このため、空気質測定ツール30の取り付け工事などが不要となる。したがって、空調診断を実施する際の負担も小さくすることができる。また、ビル11内に有線を這わすことなく空気質測定ツール30を配置することができる。このため、ビル11内における空気質測定ツール30の配置の自由度が高くなるという利点が生じる。
【0032】
(4)
本空調診断システム60では、空調データベース43に格納される諸データに加えてビル情報データベース42に格納される諸データが配慮されて空調システム70の診断が行われる。このため、空気質測定ツール30からの測定データを診断においてより適切に分析することも可能になり、診断の内容が向上する。
【0033】
(5)
本空調診断システム60では、測定データと使用態様データ群47とのパターンマッチングを行い、測定データにおける特異なデータの発生原因を突き止める。また、本空調診断システム60では、空調システム70の診断だけではなく、ビル11の使われ方についての診断結果をも出力する。このため、営業担当者などは、より多角的にビル11の空調診断を行うことができる。
【0034】
(6)
本空調診断システム60では、空気質測定ツール30を一時的にビル11内に配置した上で、10分という比較的短い間隔で細かく空気質を測定させて診断に生かしている。このため、空調システム70の診断の信頼性が高くなる。また、本空調診断システム60では、1週間にわたり空気質測定ツール30により途切れなく10分間隔で空気質を測定することができる。このため、昼間に限らず夜間の測定結果も診断に反映させることができる。
【0035】
(7)
本空調診断システム60では、空気質測定ツール30が12時間置きに測定データを遠隔監視サーバ40に送信している。このため、遠隔監視サーバ40において随時データ分析や診断を行うことができる。例えば、診断が完了して空気質測定ツール30をビル11から回収すると同時に遠隔監視サーバ40で行った空調システム70の診断の結果をビル11のオーナー等に手渡すことも可能になる。
【0036】
<変形例>
(1)
先の実施の形態に係る空調診断システム60では、空気質測定ツール30が各フロアに少なくとも1台配置された。しかし、測定対象とならないフロア、または測定対象にしたくないフロアがある場合には、そこに空気質測定ツール30を配置する必要はない。
【0037】
(2)
先の実施の形態に係る空調診断システム60では、空気質測定ツール30と遠隔監視サーバ40とが、携帯電話回線網20を介して接続された。しかし、空気質測定ツール30と遠隔監視サーバ40とは、電話回線網、専用通信回線網、またはインターネットを介して接続されてもかまわない。
【0038】
専用通信回線網を利用する場合は、自前の情報中継基地および情報中継装置を用意する必要がある。この場合は、セキュリティをいっそう強固なものとすることができる。また、インターネット回線を利用するときは、無線アクセスポイントを利用すれば、無線送信ユニットとインターネット回線との接続に情報中継装置を設ける必要がなくなる。
【0039】
(3)
先の実施の形態に係る空調診断システム60では、営業担当者などが、空調システム診断結果に基づいてビル11の空調改善提案を作成した。しかし、このような運用形態では、営業担当者などの作業負担が比較的大きい。そこで、図4にしめすように、先の実施の形態に係る空調診断システム60に、先の実施の形態において例示したような空調改善提案パターンを格納した改善提案データベースを用意してもよい。この場合、空調システム診断結果が出力されると、その診断結果に適当な空調改善提案が改善提案データベースから自動的に選出され、出力される。したがって、営業担当者などの作業負担を大きく低減することができる。
【0040】
(4)
先の実施の形態に係る空調診断システム60では、営業担当者などが、異常データ診断結果およびビル使用態様診断結果に基づいてビル11の改善提案を作成した。しかし、このような運用形態では、営業担当者などの作業負担が比較的大きい。そこで、図5に示すように、先の実施の形態に係る空調診断システム60に、異常データ診断結果が空調システム70の改善により解消できるものか否かを判断する基準を格納する改善提案データベースを用意してもよい。この場合、異常データ診断結果が出力されると、その異常現象が空調システム70の改善により解消できるものか否かを所定の基準に基づいて判断し、自動的にその結果が出力される。したがって、営業担当者などの作業負担を大きく低減することができる。
【0041】
(5)
本空調診断システム60では、遠隔監視サーバ40がビル11の遠隔に設けられており1つのビル11の空調システム70を診断しているが、本空調診断システム60は、複数のビル11の空調システム70それぞれを診断することも可能である。
【0042】
(6)
先の実施の形態に係る空調診断システム60では、空気質測定ツール30の空気質センサ部が10分置きに各種測定対象を測定していたが、測定時間間隔を10分とする必要はない。測定時間間隔をさらに短くしてもかまわない。このようにすれば、空調システム70の診断の信頼性をさらに高めることができる。
【0043】
(7)
先の実施の形態に係る空調診断システム60では、空気質測定ツール30が12時間置きに測定データを遠隔監視サーバ40に送信していたが、送信時間間隔を12時間とする必要はない。送信時間間隔は、6時間であっても24時間であってかまわない。ただし、先の実施形態に示した特徴を維持するには、送信時間間隔は、24時間以内であることが好ましい。
【0044】
(8)
先の実施の形態に係る空調診断システム60では、空気質測定ツール30が、1週間だけビル11内に配置されたが、配置期間を1週間とする必要はない。配置期間は、1ヶ月であっても2ヶ月であってかまわない。このようにすれば、測定データの量が豊富になり、空調システム70の診断の信頼性をさらに高めることができる。
【0045】
【発明の効果】
請求項1に係る空調診断システムでは、建物内の適当な位置に配置された空気質測定ツールから測定結果が診断装置に送られてくる。これにより、診断装置は、建物内の空気質の情報を得て、空調システムの診断を行う。例えば、診断装置は、建物内の所定場所において二酸化炭素濃度が高いレベルにあり既設の空調システムでは部分的に換気機能が不足していると診断したり、臭気が多いため既設の空調システムに対して脱臭装置を追加配備すべきであると診断したりする。
【0046】
そして、ここでは、建物内に配置する空気質測定ツールが無線送信ユニットを有している。このため、空気質測定ツールを診断装置に接続するために建物のオーナーやテナントなどに電話回線の提供やイントラネットの貸与といった負担をかけることなく、空気質測定ツールの無線送信ユニットから診断装置へと測定結果を送信することができる。もちろん、無線送信ユニットにより空気質測定ツールから診断装置への測定結果の無線送信ができるため、空調システムを構成する室内機などに空気質測定ツールを有線を介して装着するような工事も必要なくなる。
【0047】
このように、このシステムでは、空調システムの診断を行う際に必要な空気質測定ツールを建物内に簡易に配置することができ、工事などの空調診断を実施する際の負担も小さくすることができる。また、建物内に有線を這わすことなく空気質測定ツールを配置することができるため、建物内における空気質測定ツールの配置の自由度が高くなる。
【0048】
請求項2に係る空調診断システムでは、診断装置が建物の遠隔に設けられており、診断装置は、複数の建物の空調システムそれぞれを診断することも可能となっている。そして、既存の通信網を介して、診断装置が空気質測定ツールの無線送信ユニットから測定結果を取得する。既存の通信網は、例えば、電話回線網、携帯電話回線網、インターネット、専用通信網などである。既存の通信網として携帯電話回線網を利用するときには、無線送信ユニットと携帯電話回線網との接続に仲介装置を設ける必要がなくなる。既存の通信網としてインターネットを利用するときにも、無線アクセスポイントを利用すれば、無線送信ユニットとインターネットとの接続に仲介装置を設ける必要はなくなる。専用通信網などを既存の通信網として利用するときには、無線送信ユニットと専用通信網などとの接続に仲介装置を設ける必要が出てくるが、複数の空気質測定ツールの無線送信ユニットから1つの無線仲介装置を介して無線仲介装置が有線で接続する専用通信網などに測定情報を流すようにすれば、空調システムの診断を行う際に必要な空気質測定ツールを建物内に簡易に配置することができ、工事などの空調診断を実施する際の負担も小さくなる。
【0049】
このように、ここでは、空気質測定ツールが測定結果を既存の通信網に無線で送れば、あとは既存の通信網によって遠隔の診断装置で測定結果が入手できる。このため、複数の建物の空調システムを集中的に遠隔の診断装置で診断させることが容易になり、また特別に空調診断システム専用の通信線を新設する必要がなくなる。
【0050】
請求項3に係る空調診断システムでは、空調システムに関する第1情報に加えて建物に関する第2情報を考慮に入れて空調システムの診断を行うため、空気質測定ツールからの測定結果を診断においてより適切に分析することも可能になり、診断の内容が向上する。
請求項4に係る空調診断システムでは、定常的な建物の使われ方、あるいは時間帯ごとの建物の使われ方に関する第3情報が空調システムの診断に加味されるため、空気質測定ツールからの測定結果を診断においてより詳細に適切に分析することが可能となる。
【0051】
請求項5に係る空調診断システムでは、時間帯ごとの測定結果および第3情報を取得し、両者のパターンマッチングを行っているため、例えば、測定結果における特異なデータの発生原因を突き止め、それが空調システムの改善により解消できるものか否かを判断するようなこともできるようになる。また、空調システムの診断だけではなく、建物の使い方についての診断結果を出すこともできるようになる。
【0052】
請求項6に係る空調診断システムでは、空気質測定ツールを一時的に建物内に配置した上で、1時間以下という比較的短い間隔で細かく空気質を測定させて診断に生かしているため、空調システムの診断の信頼性が高くなる。また、1週間や1ヶ月といった期間にわたり空気質測定ツールにより途切れなく所定間隔で空気質を測定することができるため、昼間に限らず夜間の測定結果も診断に反映させることができる。
【0053】
請求項7に係る空調診断システムでは、空気質測定ツールを一時的に建物内に配置した上で、1日以下という比較的短い間隔で細かく測定結果を診断装置に送っているため、診断装置において随時データ分析や診断を行うことができる。このため、例えば、診断が完了して空気質測定ツールを建物から回収すると同時に診断装置で行った空調システムの診断の結果を建物のオーナー等に手渡すことも可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】空調診断システム60のシステム構成を示すブロック図。
【図2】空調改善提案作成処理を示す図。
【図3】パターンマッチング処理を示す図。
【図4】変形例(3)に係る改善提案作成処理を示す図。
【図5】変形例(4)に係るパターンマッチング処理を示す図。
【符号の説明】
11 ビル(建物)
13 遠隔監視センター
20 携帯電話通信回線(既存の通信網)
30 空気質測定ツール
32 無線送信ユニット
40 遠隔監視サーバ(診断装置)
41 空気質データベース
42 ビル情報データベース
43 空調データベース
45 LAN
46 基礎情報データ群
47 使用態様データ群(第3情報)
50a,50b・・・ 情報入力端末(入力装置)
60 空調診断システム
70 空調システム

Claims (7)

  1. 建物(11)内の既設の空調システム(70)の診断を行う空調診断システム(60)であって、
    前記建物(11)内に一時的に配置する複数の空気質測定ツール(30)と、前記複数の空気質測定ツール(30)から測定結果を得て、前記測定結果を基に前記空調システム(70)の診断を行う診断装置(40)と、
    を備え、
    前記空気質測定ツール(30)は、前記測定結果を無線送信するための無線送信ユニット(32)を有している、
    空調診断システム(60)。
  2. 前記診断装置(40)は、前記建物(11)の遠隔に設けられており、
    前記空気質測定ツール(30)は、前記無線送信ユニット(32)から既存の通信網(20)を介して前記診断装置(40)に前記測定結果を送る、
    請求項1に記載の空調診断システム(60)。
  3. 前記診断装置(40)は、前記空調システム(70)に関する第1情報および前記建物に関する第2情報を入力させる入力装置(50a,50b・・・)を有しており、前記測定結果、前記第1情報、および前記第2情報を基に前記空調システム(70)の診断を行う、
    請求項1又は2に記載の空調診断システム(60)。
  4. 前記第2情報は、前記建物(11)の使われ方に関する第3情報(47)を含む、
    請求項3に記載の空調診断システム(60)。
  5. 前記診断装置(40)は、前記測定結果および前記第3情報(47)を時間帯ごとに取得し、前記空調システム(70)の診断において前記測定結果と前記第3情報(47)とのパターンマッチングを行う、
    請求項4に記載の空調診断システム(60)。
  6. 前記空気質測定ツール(30)は、前記建物(11)内に配置され空気質を測定するときに、1時間以下の間隔で空気質を測定する、
    請求項1から5のいずれかに記載の空調診断システム(60)。
  7. 前記空気質測定ツール(30)は、前記建物(11)内に配置され空気質を測定している間、1日以下の間隔で前記測定結果を前記診断装置(40)に送る、請求項1から6のいずれかに記載の空調診断システム(60)。
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