JP2005003282A - 換気扇システム - Google Patents

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JP2005003282A
JP2005003282A JP2003167876A JP2003167876A JP2005003282A JP 2005003282 A JP2005003282 A JP 2005003282A JP 2003167876 A JP2003167876 A JP 2003167876A JP 2003167876 A JP2003167876 A JP 2003167876A JP 2005003282 A JP2005003282 A JP 2005003282A
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air
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ventilation
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pipe
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JP2003167876A
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Inventor
Kazuyoshi Takamizawa
一吉 高見澤
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TAKAMIZAWA KK
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TAKAMIZAWA KK
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Abstract

【課題】建物内の温度変化を極力防止し得るような換気扇システムの構成を提供すること。
【解決手段】換気用フード2に空気を集約し、排出用ファン11によって排出口5を介して空気を建物外に排出する換気扇システムにおいて、建物外からパイプ又はダクト3に吸入用ファン12を介して空気を導入し、当該空気をパイプ又はダクト3から換気用フード2に向けて噴出させることに基づき、建物内の温度変化を極力防止し得ると共に、効率的な換気及び調理場4における温度上昇を緩和することを可能とする換気扇システム。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、調理場などに発生した煤煙を含有する空気、又は汚濁している空気などを建物の外部に排出する換気扇システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、換気扇システムにおいては、排気用ファンによって煤煙を含有している空気、又は汚濁している空気などを換気用フードに集約させたうえで、排出口を介して建物外部に排出しているが、空気を排出する分だけ、建物において開口している部位、又は隙間などを介して空気が建物内に流入している。
【0003】
しかしながら、建物内に流入する空気の温度は、決して建物内の温度と一致している訳ではない。
【0004】
このため、冬場に換気扇システムを作動させた場合には、建物内の温度が低下し、逆に夏場に換気扇システムを作動させた場合には、建物内の温度が空気によって上昇するという現象が生じ、建物内を適切な温度に維持することに対する支障とならざるを得ない。
【0005】
他方、空気を吸入ファンを介して建物内に導入し、かつ調理場などの周囲にエアカーテンを形成する構成が既に提案されている(例えば、特開平5−133581号公報による換気扇装置など)。
【0006】
しかしながら、当該構成においても、導入した空気は、直接換気用フードに集約されたうえで、排出用ファンから排出されている訳ではなく、エアカーテンを形成した後、建物内に分散することから、結局従来技術と同様に、建物内の適切な温度の維持に対する支障となる欠点を免れることができない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、前記従来技術を克服し、建物内の温度を変化させずに、効率的に換気を実現できるような換気扇システムの構成を提供することを課題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本発明の構成は、換気用フードに空気を集約し、排出用ファンによって排出口を介して空気を建物外に排出する換気扇システムにおいて、建物外からパイプ又はダクトに吸入用ファンを介して空気を導入し、当該空気をパイプ又はダクトから換気用フードに向けて噴出させることに基づく換気扇システムからなる。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明においても、図3に示すように、従来技術と同様、排出用ファン11によって換気用フード2に空気を集約させたうえで、排出口5を介して空気を建物外に排出している。
【0010】
他方、本発明においては、図3に示すように、パイプ又はダクト3に吸入用ファン12を介して空気を導入したうえで、換気用フード2に向けて噴射させている。
【0011】
このように、直接導入した空気を換気用フード2に向けて排出させることによって、空気は発生した煤煙を含有している空気、又は汚濁している空気などと共に外部に排出され、従来技術に比し、建物内の温度を変化させる度合いは、極めて小さい状態となる。
【0012】
しかも、空気が換気用フード2に向けて噴出され、かつ上昇する際には、煤煙を含有している空気、又は汚濁している空気などをも上昇させることになり、効率的な換気を実現することができる。
【0013】
更には、調理場の周囲において、前記噴出を行った場合には、調理場の温度上昇を緩和させることができる。
【0014】
空気を噴出させる態様としては、図4(a)に示すように、調理場4の側部の両側から噴射する実施形態、図4(b)に示すように、空気を複数の場所から斜方向に噴出させ、かつ上方において衝突させることによって、上側に上昇させる実施形態などを採用することができる。
【0015】
図4(a)に示す実施形態の場合には、調理場4の隣接した側部において、調理場4の熱気に対し噴出した空気が一体となって上昇させることになるので、調理場4における温度上昇に対する緩和作用を効率的に発揮することができ、図4(b)に示す実施形態の場合には、衝突した空気の上側への上昇によって効率的な換気を実現するという作用を発揮することができる。
【0016】
以下、実施例に従って説明する。
【0017】
【実施例1】
実施例1においては、図1(a)に示すように、パイプ又はダクト3からの排出口5をライン状に広げており、このような噴出口の構成によって噴出した空気は、図1(b)に示すように、エアカーテンを形成し、調理場4からの煤煙及び汚濁空気が周囲に散布されることを防止することができる。
【0018】
ライン状の排出口5によって、エアカーテンを形成する場合には、図1(a)に示すように、壁部6以外の調理場4の周囲を囲んだ状態にて、エアカーテンを形成することが好ましい。
【0019】
【実施例2】
実施例2においては、図2に示すように、空気を導入するパイプ又はダクト3に中途部位排出口31を設けており、かつ変形自在としている。
【0020】
このような実施例2の構成においては、建物内の温度変化を極力避ける場合には、蓋32によって中途部位排出口31を閉じた状態とし、建物内の温度を積極的に外気の温度に合わせようとする場合、又は建物内の空気を積極的に導入したい場合には、蓋32を外すことにより中途部位排出口31を開放した状態とすることによって、建物内から導入した空気を換気用フード2以外の部位に噴出させることが可能となる。
【0021】
【発明の効果】
このように、本発明においては、建物内の温度変化を極力防止した状態にて換気を実現し得ると共に、効率的な換気を実現し、かつ調理場における温度上昇を緩和することができる。
【0022】
このように、本発明は、多面的な価値を有しており、その価値は絶大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の構成を示しており、(a)はライン状の排出口を示す平面図であり、(b)は排出空気によってエアカーテンを形成した状態を示す側面図である。
【図2】実施例2の構成を示す断面図である。
【図3】本発明の基本構成を示す側断面図である。
【図4】空気を排出させる実施形態を示しており、(a)は調理場の側部両側から排出させる実施形態であり、(b)は複数の排出口から斜方向に排出した空気を衝突させる実施形態である。
【符号の説明】
11 排出用ファン
12 吸入用ファン
2 換気用フード
3 パイプ又はダクト
31 中途部位排出口
32 蓋
4 調理場
5 排出口
6 壁

Claims (5)

  1. 換気用フードに空気を集約し、排出用ファンによって排出口を介して空気を建物外に排出する換気扇システムにおいて、建物外からパイプ又はダクトに吸入用ファンを介して空気を導入し、当該空気をパイプ又はダクトから換気用フードに向けて噴出させることに基づく換気扇システム。
  2. パイプ、又はダクトからの噴出口をライン上に形成したことを特徴とする請求項1記載の換気扇システム。
  3. パイプ又はダクトに、開閉自在の中途部位排出口を設けたことを特徴とする請求項1記載の換気扇システム。
  4. 調理場の側部両側から空気を換気用フードに向けて噴射させることを特徴とする請求項1記載の換気扇システム。
  5. 空気を複数の場所から斜方向に噴出させ、かつ上方において衝突させることを特徴とする請求項1記載の換気扇システム。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10176855A (ja) * 1996-12-16 1998-06-30 Fuji Kogyo Corp レンジフード
JP2002139234A (ja) * 2000-10-31 2002-05-17 Hitachi Plant Eng & Constr Co Ltd フード装置
JP2002310440A (ja) * 2001-04-09 2002-10-23 Energy Corporation Kk 給気機能付加熱器テーブル

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