JP2002113122A - トンネル通路の煙拡散防止装置及び方法 - Google Patents

トンネル通路の煙拡散防止装置及び方法

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JP2002113122A
JP2002113122A JP2000310472A JP2000310472A JP2002113122A JP 2002113122 A JP2002113122 A JP 2002113122A JP 2000310472 A JP2000310472 A JP 2000310472A JP 2000310472 A JP2000310472 A JP 2000310472A JP 2002113122 A JP2002113122 A JP 2002113122A
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passage
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Takahiro Nakada
隆弘 中田
Kazutaka Tomimatsu
一隆 富松
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トンネル通路の煙拡散防止装置及び方法にお
いて、トンネル通路での火災発生時に煙の拡散を確実に
防止してトンネル利用者の安全性を向上する。 【解決手段】 トンネル通路11の外周部にダクト12
を配設し、上方ダクト12aに送風機13及び消煙装置
14を配設し、一方の側部ダクト12bにトンネル断面
方向に空気流Bを形成するエア噴射ノズル15aと水ミ
スト流Dを形成する水噴射ノズル15bとからなる2流
体ノズル15を多数設ける一方、他方の側部ダクト12
cに空気と水ミストを吸引可能な吸引孔16を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物の通路や地下
街、自動車トンネルなどのトンネル通路にて、火災時に
発生した煙の拡散を防止するトンネル通路の煙拡散防止
装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車トンネル煙拡散防止装置として
は、実開昭63−198700号公報に開示されたもの
がある。この公報に開示された自動車トンネル煙拡散防
止装置は、自動車トンネルの上方壁に設けられた放出フ
ードから垂直下方に横断する層状気流を吹き出す一方、
車道に設けられた吸引フードからこの層状気流を吸引す
ることでエアカーテンを形成し、このエアカーテンでト
ンネル内部を長手方向に複数のブロックに分割すること
により、各ブロック間の換気流を遮断すると共に、トン
ネル内部への空気の流入を遮断し、火災発生時の煙がト
ンネル利用者の避難方向に拡散するのを防止するもので
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した従
来の自動車トンネル煙拡散防止装置にあっては、火災発
生時に、エアカーテンによりトンネル内部を複数のブロ
ックに分割して遮断することで、煙がトンネル利用者の
避難方向に拡散するのを防止できるものの、消煙するこ
とはできずに別途換気装置が必要となってしまう。ま
た、トンネル火災により大量に煙が発生した場合には、
トンネル利用者の避難に支障をきたす虞もある。
【0004】本発明はこのような問題を解決するもので
あって、トンネル通路での火災発生時に煙の拡散を確実
に防止してトンネル利用者の安全性を向上したトンネル
通路の煙拡散防止装置及び方法を提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めの請求項1の発明のトンネル通路の煙拡散防止装置
は、トンネル通路の断面方向に空気を吹き出してエアカ
ーテンを生成するエアカーテン生成手段と、該エアカー
テンに対して水ミストを吹き出す水ミスト吹出手段と、
前記トンネル通路内の空気に含有する有害物を除去する
有害物除去手段とを具えたことを特徴とするものであ
る。
【0006】また、請求項2の発明のトンネル通路の煙
拡散防止装置では、前記エアカーテン生成手段は、前記
トンネル通路の一方の側壁に設けられたエア吹出手段
と、前記他方の側壁に設けられた吸引手段と、前記トン
ネル通路の外方に設けられて前記エア吹出手段と前記吸
引手段とを連通するダクトと、該ダクト内に設けられた
送風機とを有し、該ダクト内に前記有害物除去手段を設
けたことを特徴としている。
【0007】また、請求項3の発明のトンネル通路の煙
拡散防止装置では、前記一方の側壁に前記水ミスト吹出
手段を設ける一方、前記吸引手段により水ミストを吸引
可能とし、前記トンネル通路の外方に前記水ミスト吹出
手段と前記吸引手段とを連通する水路を設け、該水路に
給水ポンプ及び有害物除去手段を設けたことを特徴とし
ている。
【0008】また、請求項4の発明のトンネル通路の煙
拡散防止装置では、前記一方の壁に前記エア吹出手段及
び前記水ミスト吹出手段を構成する2流体ノズルを複数
配設したことを特徴としている。
【0009】また、請求項5の発明のトンネル通路の煙
拡散防止方法は、トンネル通路にて、通常時には、互い
に対向する一方の壁からの空気を吹き出すと共に他方の
壁から空気を吸引して浄化する一方、火災発生時には、
前記吹出空気によりエアカーテンを生成して前記トンネ
ル通路を区画し、前記吸引空気から有害物を除去すると
共に、該エアカーテンに対して水ミストを吹き出すこと
を特徴とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0011】図1に本発明の一実施形態に係るトンネル
通路の煙拡散防止装置の概略構成、図2に図1のII−II
断面、図3に図2のIII−III断面を示す。
【0012】本実施形態のトンネル通路の煙拡散防止装
置において、図1乃至図3に示すように、地下街を形成
するトンネル通路11の上方及び各側方にはダクト12
が配設されており、上方ダクト12aには送風機13と
有害物除去手段としての消煙装置(例えば、電気集塵
機)14が配設されている。そして、一方の側部ダクト
12bにはエア吹出手段及び水ミスト吹出手段としての
2流体ノズル15が多数垂直方向に沿って配設されてい
る。また、他方の側部ダクト12cには吸引手段として
の吸引孔16が多数垂直方向に沿って配設されている。
このようにダクト12、送風機13、2流体ノズル15
のエア噴射ノズル15a、吸引孔16によりエアカーテ
ン生成手段が構成されている。
【0013】従って、送風機13と消煙装置14を駆動
すると、ダクト12内に矢印A方向の流動空気を生成す
ることで、多数の2流体ノズル15の各エア噴射ノズル
15aからエアを噴射し、トンネル通路11の断面方向
に空気流Bを形成することができる一方、多数の吸引孔
16からトンネル通路11内の空気を吸引することがで
き、消煙装置14によりこの吸引した空気に含有する有
害物(例えば、シアンなど)を除去することができる。
【0014】また、トンネル通路11の下方には給水ポ
ンプ17と有害物除去手段としての中和装置18が配設
されており、この給水ポンプ17及び中和装置18は複
数の配管(水路)19a,19b,19cにより側部ダ
クト12bの各2流体ノズル15と側部ダクト12cと
が接続されている。
【0015】従って、給水ポンプ17と中和装置18を
駆動すると、配管19a,19b,19c内に矢印C方
向の流動水を生成することで、多数の2流体ノズル15
の各水噴射ノズル15bから水ミストを噴射し、トンネ
ル通路11の断面方向に水ミスト流Dを形成することが
できる一方、多数の吸引孔16からトンネル通路11内
の水ミストを吸引して側部ダクト12cの下部に貯留す
ることができ、中和装置18によりこの吸引した水分に
含有する有害物(例えば、シアンや一酸化炭素など)を
中和して除去することができる。
【0016】そして、各2流体ノズル15はその中心か
ら水ミストを、外周からエアをそれぞれ同時に噴射する
ことができ、トンネル通路11の断面方向に吹き出す空
気流Bによりトンネル通路11を長手方向に区画するエ
アカーテンを形成し、火災時に発生した煙の流動を阻止
することができ、また、このエアカーテン(空気流B)
に対して噴射される水ミストが煙に含有する粉塵等に付
着することで落下させ、粉塵の浮遊を防止することがで
きる。
【0017】また、この煙拡散防止装置はトンネル通路
11の長手方向に所定間隔で複数設置されているもので
あり、エアカーテンによりこのトンネル通路11を長手
方向複数に区画することができる。
【0018】このように構成された本実施形態のトンネ
ル通路の煙拡散防止装置において、通常時には、送風機
13及び消煙装置14を駆動する一方、給水ポンプ17
及び中和装置18を停止しておく。すると、ダクト12
内に矢印A方向の流動空気が生成され、多数の2流体ノ
ズル15の各エア噴射ノズル15aからエアが噴射され
る一方、多数の吸引孔16からトンネル通路11内の空
気が吸引され、空気がダクト12内を循環することとな
り、消煙装置14により循環空気に含有した粉塵などが
除去され、トンネル通路11内の空気を清浄化すること
ができる。なお、この場合、多数の2流体ノズル15か
らの空気流Bによりエアカーテンを形成してトンネル通
路11を長手方向に区画する必要はなく、送風機13に
よる送風量を低く抑えてもよい。
【0019】そして、トンネル通路11内で火災が発生
すると、図示しない温度センサや火災報知機などの指令
により送風機13及び消煙装置14に加えて給水ポンプ
17及び中和装置18を駆動する。すると、多数のエア
噴射ノズル15aからのエア噴射によりトンネル通路1
1の断面方向に空気流Bが形成されると共に、配管19
a,19b,19c内に矢印C方向の流動水が生成さ
れ、多数の2流体ノズル15の各水噴射ノズル15bか
らの水ミスト噴射によりトンネル通路11の断面方向に
水ミスト流Dが形成される。そして、多数の吸引孔16
からトンネル通路11内の空気流B及び水ミスト流Dが
吸引されることでエアカーテンが形成され、トンネル通
路11を長手方向に区画することができ、発生した煙の
流動を阻止することができる。また、トンネル通路11
内に水ミストが散布されることで、発生した火炎を減少
することができると共に、空気温度を低下させることが
でき、また、水ミストが煙に含有する粉塵等に付着して
落下させることで、この粉塵等の浮遊を防止することが
できる。
【0020】そして、エアカーテンで区画されたトンネ
ル通路11の煙等は多数の吸引孔16から吸引され、消
煙装置14により吸引空気に含有する有害物が除去され
るため、清浄化された空気を再びエア噴射ノズル15a
から噴射することができ、また、空気と共に吸引された
水ミストは水分となって側部ダクト12cの下部に貯留
され、中和装置18により含有する有害物が中和除去さ
れるため、中和した水分を再び水ミスト噴射ノズル15
bから噴射することができる。
【0021】なお、上述の実施形態では、通常時に送風
機13及び消煙装置14のみを駆動して消煙装置14に
よりトンネル通路11内の空気を清浄化するようにした
が、別途空調装置が設けられている場合には、停止して
もよい。
【0022】このように本実施形態のトンネル通路の煙
拡散防止装置にあっては、トンネル通路11の外周部に
ダクト12を配設し、上方ダクト12aに送風機13及
び消煙装置14を配設し、一方の側部ダクト12aにト
ンネル断面方向に空気流Bを形成するエア噴射ノズル1
5aと水ミスト流Dを形成する水噴射ノズル15bとか
らなる2流体ノズル15を多数設ける一方、他方の側部
ダクト12aに空気と水ミストを吸引可能な吸引孔16
を設けている。
【0023】従って、トンネル通路11内での火災発生
時には、多数のエア噴射ノズル15aからのエア噴射に
よりトンネル通路11に空気流Bを形成すると共に、多
数の水噴射ノズル15bからの水ミスト噴射により水ミ
スト流Dを形成し、多数の吸引孔16から空気及び水ミ
ストを吸引することで、エアカーテンが形成されること
となり、トンネル通路11を長手方向複数に区画し、発
生した煙の流動を阻止できる。また、トンネル通路11
内の水ミストにより火炎を減少させると共に、空気温度
を低下させることができ、更に、水ミストが煙に含有す
る粉塵等に付着して下方に落下させて浮遊を防止でき
る。
【0024】また、各吸引孔16から吸引した空気は消
煙装置14により有害物が除去されて循環されるため、
清浄化された空気を再びエア噴射ノズル15aから噴射
してエアカーテンの空気源として利用することができ
る。更に、各吸引孔16から吸引した水分は中和装置1
8により中和されて有害物が除去されて循環されるた
め、清浄化された水分を再び水噴射ノズル15bから噴
射してミストの水源として利用することができる。
【0025】なお、上述の実施形態では、側部ダクト1
2bにエア吹出手段及び水ミスト吹出手段として2流体
ノズル15を設け、外周のエア噴射ノズル15aからエ
アを噴射し、中心の水噴射ノズル15bから水ミストを
噴射するようにしたが、逆であってもよい。また、エア
吹出手段としてエア噴射ノズルを、水ミスト吹出手段と
して水噴射ノズルをそれぞれ別々に設けてもよい。更
に、トンネル通路11の上部に2流体ノズル15を設
け、下部に吸引孔16を設けることで、トンネル通路1
1を垂直方向に沿って空気流B及び水ミスト流Dを吹き
出してエアカーテンを生成するようにしてもよい。
【0026】また、本実施形態では、本発明のトンネル
通路の煙拡散防止装置を地下街に適用したが、これに限
らず、建物の通路や自動車トンネルなどに適用すること
もできる。
【0027】
【発明の効果】以上、実施形態において詳細に説明した
ように請求項1の発明のトンネル通路の煙拡散防止装置
によれば、トンネル通路の断面方向に空気を吹き出して
エアカーテンを生成するエアカーテン生成手段と、この
エアカーテンに対して水ミストを吹き出す水ミスト吹出
手段と、トンネル通路内の空気に含有する有害物を除去
する有害物除去手段とを設けたので、トンネル通路での
火災発生時には、吹き出された空気と水ミストによりエ
アカーテンを形成してこのトンネル通路を長手方向に区
画し、発生した煙の流動を阻止することができると共
に、水ミストにより火炎を減少させると共に、空気温度
を低下させることができ、且つ、水ミストが煙に含有す
る粉塵等に付着して落下させることで粉塵等の浮遊を防
止することができ、更に、トンネル通路内の空気から有
害物を除去することができ、その結果、トンネル通路で
の火災発生時に煙の拡散を確実に防止してトンネル利用
者の安全性を向上することができる。
【0028】請求項2の発明のトンネル通路の煙拡散防
止装置によれば、エアカーテン生成手段を、トンネル通
路の一方の側壁に設けられたエア吹出手段と、他方の側
壁に設けられた吸引手段と、トンネル通路の外方に設け
られてエア吹出手段と吸引手段とを連通するダクトと、
ダクト内に設けられた送風機とで構成し、このダクト内
に有害物除去手段を設けたので、ダクトを流動する循環
空気により横方向に流れる空気流によりエアカーテンを
形成することで、装置を所望の位置に容易に設置するこ
とができる。
【0029】請求項3の発明のトンネル通路の煙拡散防
止装置によれば、一方の側壁に水ミスト吹出手段を設け
る一方、吸引手段により水ミストを吸引可能とし、トン
ネル通路の外方に水ミスト吹出手段と吸引手段とを連通
する水路を設け、水路に給水ポンプ及び有害物除去手段
を設けたので、水路を流動する循環水を水ミストの水源
とすることで、別途給水源や給水管を不要とて装置を容
易に設置することができる。
【0030】請求項4の発明のトンネル通路の煙拡散防
止装置によれば、一方の壁にエア吹出手段及び水ミスト
吹出手段を構成する2流体ノズルを複数配設したので、
簡単な構成で容易に空気流及び水ミストを噴射すること
ができる。
【0031】請求項5の発明のトンネル通路の煙拡散防
止方法によれば、トンネル通路にて、通常時には、互い
に対向する一方の壁からの空気を吹き出すと共に他方の
壁から空気を吸引して浄化する一方、火災発生時には、
吹出空気によりエアカーテンを生成してトンネル通路を
区画し、吸引空気から有害物を除去すると共に、エアカ
ーテンに対して水ミストを吹き出すようにしたので、火
災発生時には、エアカーテンによりトンネル通路を長手
方向に区画し、発生した煙の流動を阻止することができ
ると共に、水ミストにより火炎を減少させると共に、空
気温度を低下させることができ、且つ、水ミストが煙に
含有する粉塵等に付着して落下させることで粉塵等の浮
遊を防止することができ、更に、トンネル通路内の空気
から有害物を除去することができ、その結果、トンネル
通路での火災発生時に煙の拡散を確実に防止してトンネ
ル利用者の安全性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るトンネル通路の煙拡
散防止装置の概略構成図である。
【図2】図1のII−II断面図である。
【図3】図2のIII−III断面図である。
【符号の説明】 11 トンネル通路 12 ダクト 13 送風機 14 消煙装置(有害物除去手段) 15 2流体ノズル 15a エア噴射ノズル(エア吹出手段) 15b 水噴射ノズル(水ミスト吹出手段) 16 吸引孔(吸引手段) 17 給水ポンプ 18 中和装置(有害物除去手段) 19a,19b,19c 配管(水路) B 空気流 D 水ミスト流

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トンネル通路の断面方向に空気を吹き出
    してエアカーテンを生成するエアカーテン生成手段と、
    該エアカーテンに対して水ミストを吹き出す水ミスト吹
    出手段と、前記トンネル通路内の空気に含有する有害物
    を除去する有害物除去手段とを具えたことを特徴とする
    トンネル通路の煙拡散防止装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のトンネル通路の煙拡散防
    止装置において、前記エアカーテン生成手段は、前記ト
    ンネル通路の一方の側壁に設けられたエア吹出手段と、
    前記他方の側壁に設けられた吸引手段と、前記トンネル
    通路の外方に設けられて前記エア吹出手段と前記吸引手
    段とを連通するダクトと、該ダクト内に設けられた送風
    機とを有し、該ダクト内に前記有害物除去手段を設けた
    ことを特徴とするトンネル通路の煙拡散防止装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のトンネル通路の煙拡散防
    止装置において、前記一方の側壁に前記水ミスト吹出手
    段を設ける一方、前記吸引手段により水ミストを吸引可
    能とし、前記トンネル通路の外方に前記水ミスト吹出手
    段と前記吸引手段とを連通する水路を設け、該水路に給
    水ポンプ及び有害物除去手段を設けたことを特徴とする
    トンネル通路の煙拡散防止装置。
  4. 【請求項4】 請求項2記載のトンネル通路の煙拡散防
    止装置において、前記一方の壁に前記エア吹出手段及び
    前記水ミスト吹出手段を構成する2流体ノズルを複数配
    設したことを特徴とするトンネル通路の煙拡散防止装
    置。
  5. 【請求項5】 トンネル通路にて、通常時には、互いに
    対向する一方の壁からの空気を吹き出すと共に他方の壁
    から空気を吸引して浄化する一方、火災発生時には、前
    記吹出空気によりエアカーテンを生成して前記トンネル
    通路を区画し、前記吸引空気から有害物を除去すると共
    に、該エアカーテンに対して水ミストを吹き出すことを
    特徴とするトンネル通路の煙拡散防止方法。
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