JP2005003275A - 空気清浄機 - Google Patents

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Abstract

【課題】装置の内部にこもり臭を溜めることのない空気清浄機を提供すること。
【解決手段】この空気清浄機は集塵フィルタ10を備え、運転スイッチ5aがオン状態の時は、あらかじめ設定された風量に応じた回転数でファンモータを駆動させ、運転スイッチ5aがオフ状態の時は、ファンモータの駆動を止め、空気清浄機1をオフ状態とする。ここで、あらかじめ設定された時間(16分間)以上経過した時は、ファンモータのみを使用者が気づかない程度の弱い回転数で、所定時間(4分間)回転させ、運転スイッチ5aがオン状態になるまではこの動作を繰り返し実行する。よって、空気清浄機1内の集塵フィルタ10の付着物から発する臭いが装置内にこもることがない。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、空気清浄機に関し、詳細には、ファンモータでファンを駆動して、集塵フィルタ及び脱臭手段により、空気を清浄化する空気清浄機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、室内に設置される空気清浄機としては、空気取り入れ口から室内の空気を吸入し、その吸入空気から粒子除去フィルタにより粉塵(ダスト)を捕集し、その後、光透過性フィルタを用いて臭気成分を除去し、送風ファンの排気側に設けた空気吹き出し口から清浄な空気を室内に吹き出すようにしたものが提案されている。(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−254452号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の空気清浄機においては、長時間空気清浄機の運転が停止された際には、粒子除去フィルタに捕集された塵埃、塵埃に付着した細菌類等の臭いが装置内にこもり、空気清浄機の運転開始時に、そのこもり臭が室内に吹き出され、使用者に不快感を与えるという問題点があった。
【0005】
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであり、装置の内部にこもり臭を溜めることのない空気清浄機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の空気清浄機は、吸入口と吹出口とを結ぶ空気通路に、集塵フィルタ、ファン、及び脱臭手段を備えた空気清浄機において、前記ファンを駆動するファンモータと、当該ファンモータの回転を制御するファンモータ制御手段と、空気清浄機の運転を指示する運転スイッチとを備え、前記ファンモータ制御手段は、前記運転スイッチがオフ状態となって、空気清浄機が所定時間運転されなかった場合には、前記ファンモータを通常の運転時より低速の回転速度で、間欠作動させることを特徴とする。
【0007】
この構成の空気清浄機では、運転スイッチがオン状態にされると、ファンモータ制御手段にファンの駆動が指示され、ファンモータ制御手段はファンモータの回転を制御し、ファンを駆動させる。ファンの駆動によって、吸入口から空気が空気通路に吸入され、その吸入された空気中に含まれる塵埃や塵埃に付着した細菌等は集塵フィルタによって捕集されるとともに、脱臭手段により脱臭され、塵埃等が除去され、脱臭された清浄空気が吹出口から吹き出される。そして、運転スイッチがオフ状態にされ、空気清浄機が所定時間運転されなかった場合には、ファンモータが間欠作動制御される。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態について、図面に基づいて説明する。図1は空気清浄機1の概略を示した縦断面図である。図1に示すように、本実施の形態の空気清浄機1は、縦長の略直方体形状である筐体2の正面下方に、空気を吸い込むための吸入口9が形成され、筐体2の上面の正面側の角部には清浄化された空気を吹き出すための吹出口4が形成されている。筐体2の上方には、空気清浄機1を操作するためのスイッチパネル5が配設され、筐体2の内部に配設されたコントローラ6に接続されている。
【0009】
さらに、筐体2内には、吸入口9と吹出口4とを連通した空気通路8が形成され、その空気通路8の下部においては、吸入口9の奥に配設されたファン7により、吸入口9から吹出口4の方向へ空気を流通させている。また、空気通路8の吸入口9には大きな塵埃を除去するためのプレフィルタ13が装着されている。空気通路8の略中央には、空気通路8を横切って、プレフィルタ13で除去されなかった細かな塵埃等を除去するための集塵フィルタ10が設けられている。そして、集塵フィルタ10の上方には殺菌用の紫外線ランプ11が2本、集塵フィルタ10の下方には殺菌用の紫外線ランプ11が1本配設され、集塵フィルタ10の上方に配設された2本の紫外線ランプ11のさらに上方には脱臭用の光触媒フィルタ12が配設されている。
【0010】
また、集塵フィルタ10はHEPA(High Efficiency Particulate Air)フィルタ又はULPA(Ultra Low Penetration Air)フィルタ等の高性能集塵フィルタであり、ガラス繊維からなる濾材をプリーツ状に折り畳むことにより形成されている。また、紫外線ランプ11は、集塵フィルタ10の濾材のプリーツ方向に対して直交して配設されている。光触媒フィルタ12は、紫外線ランプ11により励起される酸化チタンを基材にしてなる光触媒層により形成されている。
【0011】
次に、スイッチパネル5について説明する。スイッチパネル5には、空気清浄機1の運転、即ち、ファンモータ25の駆動及び紫外線ランプ11の点灯を指示する運転スイッチ5aと、押下すると風量が「強」、「中」、「弱」に切り換わる風量切換用スイッチ(図示外)と、風量切換用スイッチにより切り換えられた現在の風量を「強」、「中」、「弱」に各々対応したLEDを点灯して、3段階で表示する表示器(図示外)が設けられている。なお、風量の「強」、「中」、「弱」に対応するファンモータ25の回転速度は、強は1300rpm、中は1060rpm、弱は800rpmに各々設定されている。なお、これらの回転速度は、これらに限られず変更してもよい。
【0012】
次に、空気清浄機1の電気的構成について、図2を参照して説明する。図2は、空気清浄機1の電気的構成を示すブロック図である。図2に示すように、コントローラ6には、スイッチパネル5と、紫外線ランプ11と、ファン7を回転させるファンモータ25とが接続されている。そしてこのコントローラ6は、CPU15aと、CPU15aに接続されたROM15b及びRAM15cと、電源回路16と、インバータ回路23と、ファン7を駆動させるファンモータ25に電源を供給するためのモータ駆動回路24と、I/F回路20,21及び22とにより構成されている。詳細には、空気清浄機1を制御するCPU15aには、CPU15aに安定化された直流電源を供給するための電源回路16と、I/F回路20〜22とが各々接続されている。そして、I/F回路20には、使用者が空気清浄機1を操作するためのスイッチパネル5が接続されている。I/F回路21には、紫外線ランプ11を高周波点灯させるためのインバータ回路23が接続され、インバータ回路23には、紫外線ランプ11が接続されている。I/F回路22には、ファンモータ25に電源を供給するためのモータ駆動回路24が接続され、モータ駆動回路24にはファンモータ25が接続され、ファンモータ25にはファン7が接続されている。CPU15aは、スイッチパネル5から送信される信号にしたがって、I/F回路22を通じて、モータ駆動回路24にファンモータ25の駆動電力指示値を出力し、モータ駆動回路24はその駆動電力指示値に基づいて、ファンモータ25に駆動電力を供給し、その駆動電力にしたがってファンモータ25がファン7を回転させるようになっている。なお、ファンモータ25の回転速度は、周知のPWM制御により制御されている。
【0013】
また、CPU15aには、ROM15b及びRAM15cが接続されている。RAM15cは実行中のプログラムを一時的に記憶したり、各種データ等を記憶する読み出し・書き込み可能なメモリであり、ROM15bには、空気清浄機1の制御に関する制御プログラムが記憶されている。
【0014】
次に、上記の構成を有する空気清浄機1の運転動作について、図1を参照して説明する。スイッチパネル5の運転スイッチ5aが投入され、空気清浄機1が運転を開始すると、紫外線ランプ11が点灯するとともに、図2に示すファンモータ25によりファン7が回転し、吸入口9から室内の空気が吸い込まれる。吸入口9から吸い込まれた空気は、プレフィルタ13により大きな埃が除去され、集塵フィルタ10により細かな塵埃や塵埃に付着した細菌類が高効率で捕集される。そして、集塵フィルタ10の裏表全体には紫外線ランプ11からの紫外線が照射され、捕集された細菌類が効率的に殺菌されるようになっている。集塵フィルタ10によりろ過された空気は、さらに紫外線ランプ11により励起された光触媒フィルタ12により臭気成分が除去される。このように、空気中の埃や塵埃が除去され、脱臭された清浄空気が、吹出口4から室内に吹き出されるようになっている。
【0015】
次に、空気清浄機1の運転停止中におけるファンモータ25のみの間欠作動制御について、図3及び図4を参照して説明する。図3は、ファンモータ25の制御について示すフローチャートであり、図4は、ファンモータ25の動作を示すタイミングチャートである。なお、間欠作動中のファンモータ25の停止時間(toff)及び作動時間(tF)は、後述する試験結果(図5参照)より各々16分及び4分に設定され、間欠作動中のファンモータ25の回転速度は低速の280rpmに設定されている。
【0016】
まず、空気清浄機1の運転スイッチ5aがオン(t1タイミング)にされた時(S1:YES)は、空気清浄機1の運転が開始され、スイッチパネル5で選択された風量「強」「中」「弱」のいずれかの風量でファンモータ25を回転させる(S3)。この時、吸入口9から吸い込まれた空気は集塵フィルタ10によって塵埃等が捕集され、光触媒フィルタ12により脱臭されて吹出口4から清浄空気として吹き出される(図1参照)。次いで、運転スイッチ5aがオフ(t2タイミング)にされると(S1:NO)、モータ駆動回路24からファンモータ25に供給していた電力を停止することにより、ファンモータ25を停止させる(S2)。
【0017】
次いで、空気清浄機1の停止時間を計測するためのタイマカウンタk1がリセットされ(S4)、さらにタイマカウンタk1のカウントが開始される(S5)。ここで、運転スイッチ5aがオンにされた場合は(S6:YES)、空気清浄機1の運転が開始され、スイッチパネル5で選択された風量「強」「中」「弱」のいずれかの風量でファンモータ25を回転させる(S3)。
【0018】
そして、運転スイッチ5aがオフにされてから16分経過後(t3タイミング)には(S8:YES)、空気清浄機1内の空気を、空気清浄機1の外部に排出するために、ファンモータ25のみを280rpmで低速回転させる(S9)。ファンモータ25の280rpmによる風量は非常に弱く、ファンモータ25から発するモータ音等はほとんど発生しないため、使用者にはほとんど気づかれず、消費電力もわずかである。
【0019】
さらに、ファンモータ25の作動時間を計測するためのタイマカウンタk2がリセットされ(S10)、タイマカウンタk2のカウントが開始される(S11)。ここで、運転スイッチ5aがオンにされた場合は(S12:YES)、空気清浄機1の運転が開始され、スイッチパネル5で選択された風量「強」「中」「弱」のいずれかの風量でファンモータ25を回転させる(S3)。
【0020】
そして、ファンモータ25が280rpmで回転中は、空気清浄機1内部の空気が吹出口4から排出される。次いで、ファンモータ25が回転してから4分経過後(t4タイミング)には(S13:YES)、回転させていたファンモータ25を停止させ(S14)、再びS1に戻り、処理を繰り返す。そして、運転スイッチ5aがオフである場合(S1:NO)は、ファンモータ25の間欠作動が繰り返し実行される。したがって、再度運転スイッチ5aがオン(t5タイミング)にされた場合(S1:YES)は、吹出口4からはこもり臭のない清浄空気が吹き出されることになる。
【0021】
次に、間欠作動中のファンモータ25のtoff(停止時間)とtF(作動時間)について、図5を参照して説明する。図5は、ファンモータ25の間欠作動の各種動作パターンについての試験結果を示す表である。この試験では、ファンモータ25の間欠作動におけるファンモータ25のtoff(停止時間)と、tF(作動時間)とを変更して、空気清浄機1の運転開始時のこもり臭と、集塵フィルタ10の寿命に与える影響を調べた。
【0022】
以下、間欠作動試験の試験方法の詳細について説明する。図5に示すように、間欠作動試験には、それぞれtoff(分)とtF(分)との時間を各々変えたNo1〜8までの計8つの試験区を設けた。そして、各試験区において、toff(分)、tF(分)の間欠作動を一定時間行った後に、空気清浄機1の運転開始時に吹出口4から吹き出されるこもり臭を、◎:無臭、○:ほとんど臭わない、△:やや臭う、×:非常に臭う、の4段階に分けてそれぞれ官能評価により判定した。それに併せ、各試験区で間欠作動を一定時間行った場合に、集塵フィルタ10の寿命に与える影響について、○:影響なし、×:影響ありの2つに分けてそれぞれ判定を行った。
【0023】
なお、間欠作動試験には、未使用の集塵フィルタ10を用いて、風量「弱」であらかじめ1週間同条件で運転した8つの空気清浄機1を使用した。その後、各空気清浄機1のファンモータ25を上述した8つの各試験区の動作パターンで2日間間欠作動させ、その後の空気清浄機1の運転開始時に、吹出口4から吹き出されるこもり臭を官能評価により判定した。
【0024】
次に、図5の間欠作動試験の結果について詳細に説明する。試験区No1のように、空気清浄機1の運転停止中に、ファンモータ25を間欠作動させない場合は、集塵フィルタ10の寿命には全く影響ないが、空気清浄機1の運転開始時にこもり臭が強く発生した。これは、空気清浄機1の運転停止中に、集塵フィルタ10に付着した塵埃、塵埃に付着した細菌類から発生した臭いがこもり、それが、空気清浄機1の運転開始と同時に外部に吹き出されたためと考えられる。また、試験区No2においてファンモータ25を間欠作動させても、toff(停止時間)が120分と長いと、臭いが空気清浄機1内にこもり、tF(作動時間)が5分ではそれらを防ぐことができず、試験区No1と同様な結果となった。
【0025】
また、試験区No3のように、試験区No1とは反対に、空気清浄機1の運転が停止中、ファンモータ25のみを低速で回転し続けた場合には、空気清浄機1内の空気は常に吹出口4から吹き出されているので、空気清浄機1内にこもり臭が発生することはない。しかし、集塵フィルタ10の塵埃による目詰まりが早く、集塵フィルタ10の寿命が短くなってしまう。また、常にファンモータ25が回っているので、ファンモータ25の駆動に要する消費電力が多くなり経済的ではない。このように、ファンモータ25の駆動に要する消費電力を節約するためには、ファンモータ25の作動時間(tF)をできるだけ短くし、また、集塵フィルタ10からの臭いが発生しない程度の停止時間(toff)を求めるのがよい。
【0026】
そこで、試験区No4,No5のように、試験区No2よりファンモータ25の停止時間(toff)を約半分の64分にして試験を行ったところ、試験区No2よりは臭いはやや感じられなくなったが、若干まだこもり臭が吹出口4から発生した。そして、ファンモータ25の停止時間(toff)を、さらに短縮して試験を行ったところ、試験区No6、No7の結果に示すように、まだ吹出口4からこもり臭がやや感じられた。そこで、試験区No8のように、ファンモータ25の停止時間を試験区No7と同じである16分に設定して、ファンモータ25の運転時間を4分に設定したところ、こもり臭がほぼ解消された。
【0027】
また、集塵フィルタ10の寿命は、運転累積時間が、風量「中」で約1万時間と設定されており、間欠作動中のファンモータ25の風量は「中」に対して約1/11であることがわかっている。このことから、ファンモータ25を間欠作動させれば、集塵フィルタ10に与える影響はほとんどない。
【0028】
以上の結果より、ファンモータ25の間欠作動の動作パターンとしては、試験区No8のファンモータ25の停止時間(toff)は16分、作動時間(tF)は4分の動作パターンが好適であった。なお、これらの試験結果については、使用するフィルタの大きさ及び種類等によって異なるものであり、上記の時間設定に限られず、使用する集塵フィルタに適した条件で時間設定を行えばよい。
【0029】
以上説明したように、上記実施形態の空気清浄機1は、空気清浄機1が停止状態では、空気清浄機1内の空気の流れが止まってしまい、集塵フィルタ10に溜まった塵埃や塵埃に付着した細菌類の臭いがこもり、空気清浄機1の運転開始時に吹出口4からこもり臭として吹き出されてしまう。そこで、空気清浄機1の運転停止中にファンモータ25のみを間欠作動させることにより、こもり臭の発生を抑えることが可能となった。また、ファンモータ25を低速で間欠作動させるので、消費電力の増加を最小限に抑えるとともに、集塵フィルタ10の寿命にもほとんど影響を及ぼさない。また、ファンモータ25の回転速度が低速であることから、周囲に人がいても気づかれず、違和感を与えることがない。
【0030】
さて、本発明の空気清浄機1は、上記の実施の形態に限定されることなく、各種の変更が可能である。例えば、空気清浄機1の内部に、オゾン発生器等を取りつけて、空気清浄機1の清浄空気をオゾンの殺菌効果により殺菌して、吹出口4から殺菌空気を吹き出すようにしてもよい。また、空気清浄機1に設けた集塵フィルタ10の枚数、及び紫外線ランプ11の本数は、上記に限られず変更してもよい。
【0031】
【発明の効果】
上記説明から明らかなように、請求項1に記載の空気清浄機によれば、空気清浄機が所定時間運転されなかった場合には、ファンモータのみを間欠作動させるので、空気清浄機内にこもり臭を発生させることがない。よって、空気清浄機の運転開始時に、こもり臭が吹出口より吹き出されず、使用者に不快感を与えることがない。また、間欠作動中は、ファンモータを通常の運転時より低速の回転速度で作動させるので、ファンの駆動音が微少で周囲の人に気づかれることがなく、かつ消費電力の増加を最小限に抑えることができ、集塵フィルタの寿命にもほとんど影響を及ぼさない。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、空気清浄機1の概略を示した縦断面図である。
【図2】図2は、空気清浄機1の電気的構成を示すブロック図である。
【図3】図3は、ファンモータ25の制御について示すフローチャートである。
【図4】図4は、ファンモータ25の動作を示すタイミングチャートである。
【図5】図5は、ファンモータ25の間欠作動の各種動作パターンについての試験結果を示す表である。
【符号の説明】
1 空気清浄機
2 筐体
4 吹出口
5 スイッチパネル
5a 運転スイッチ
6 コントローラ
7 ファン
9 吸入口
10 集塵フィルタ
12 光触媒フィルタ
24 モータ駆動回路
25 ファンモータ

Claims (1)

  1. 吸入口と吹出口とを結ぶ空気通路に、集塵フィルタ、ファン、及び脱臭手段を備えた空気清浄機において、
    前記ファンを駆動するファンモータと、
    当該ファンモータの回転を制御するファンモータ制御手段と、
    空気清浄機の運転を指示する運転スイッチと
    を備え、
    前記ファンモータ制御手段は、前記運転スイッチがオフ状態となって、空気清浄機が所定時間運転されなかった場合には、前記ファンモータを通常の運転時より低速の回転速度で、間欠作動させることを特徴とする空気清浄機。
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