JP2005001854A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2005001854A
JP2005001854A JP2003169140A JP2003169140A JP2005001854A JP 2005001854 A JP2005001854 A JP 2005001854A JP 2003169140 A JP2003169140 A JP 2003169140A JP 2003169140 A JP2003169140 A JP 2003169140A JP 2005001854 A JP2005001854 A JP 2005001854A
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Japan
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belt
biasing
conveyor belt
transport belt
image forming
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Kazutoshi Obara
一敏 小原
Kazuo Sakaki
和雄 榊
Yuichiro Suzuki
裕一郎 鈴木
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Ricoh Printing Systems Ltd
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Hitachi Printing Solutions Inc
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Abstract

【課題】本発明は、搬送ベルトの加工精度による端部の波打ちの影響を受けない、精度の良い搬送ベルト位置制御を提供することを課題とする。
【解決手段】本発明は、像担持体と、該像担持体上の画像が転写された用紙を静電的に吸着し担持搬送する搬送ベルトと、該搬送ベルトの幅方向の片寄りを検知する片寄り検知手段と、該片寄り検知手段により検知された片寄り方向とは逆の幅方向に向かって、前記搬送ベルトの位置を移動させることで片寄りを修正する片寄り修正手段とを有する画像形成装置において、前記片寄り修正手段を駆動させる制御値は、前記担持搬送ベルト一周分の前記片寄り検知手段の出力を平均した値を元に演算・生成されることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は電子写真技術を利用した、複写機、レーザビームプリンタ等の画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図3に従来のカラー画像形成装置を示す。図においてPA、PB、PCはそれぞれ異なる色の画像を形成する画像形成装置部であり、例えばPAでは黒色、PBでは赤色、PCでは青色のようにそれぞれが異なる色を担当する。各画像形成装置部PA、PB、PCは同一構成であり、その構成部材には各々数字の次に各画像形成部を表す符号a、b、cを並記してある。
【0003】
図3において、矢印の方向に回転する感光ドラム1a上を帯電器2aにより均一帯電した後、走査光学装置4aから図示しない制御装置から送出される文字等に対応した印刷信号に基づいたレーザ光を出射し、感光ドラム1a上を走査することにより、文字等に対応した静電潜像を形成する。次に感光ドラム1a上に形成された該静電潜像に、現像機5a内の着色粉体(トナー)を静電的に吸着させることにより可視画像を形成する。該可視画像は転写帯電器6aにより用紙16上に転写される。搬送ベルト7上に静電吸着された用紙16は矢印の方向に搬送され、以下画像形成部PB、PCにて同様に可視画像を転写される。
【0004】
各画像形成部PA、PB、PCのトナーに各々異なった色を使用することにより、用紙16上に三色のトナー像を形成する。剥離帯電器12により用紙16の電荷を消しさることで、静電吸着力を消去し、剥離爪13にて用紙16を搬送ベルト7から剥離する。そして加熱ローラ14及び加圧ローラ15により用紙16上のトナー像を加熱・加圧することで、用紙16上にトナー像を定着させる。
【0005】
複数の色を有する画像形成装置においては、各色の用紙上の相対位置を合わせることが装置自体の優劣を決める要素ともなり得る重要な問題である。このためには搬送ベルト7により用紙16を精度良く搬送することが必要となる。搬送ベルト7を駆動ローラ8にて張りつつ支持し、駆動ローラ8を回転させることにより、図3の矢印の方向に搬送ベルト7を駆動させるが、これだけでは搬送ベルト7の張力や負荷等による機械的振動や環境温度等に起因して搬送ベルト7の搬送状態が変動し、搬送ベルト7が片方向に寄りながら搬送される事態が発生する。
【0006】
上記の搬送ベルト7が片方向に寄りながら搬送される現象を解決するために、搬送ベルト7の搬送方向に対し、垂直方向のずれ(以下、幅方向)を補正することが一般的に行われている(例えば、特許文献1参照。)。
【0007】
図4は搬送ベルト7の幅方向のずれを補正する機構の一例である。図4において搬送ベルト7の下方向に張設された揺動補正ローラ9は、揺動補正モータ11によって駆動される偏心カム10により、図4の矢印の方向へ支持部19を支点として揺動される。ベルト位置センサ17は搬送ベルト7は例えば幅方向に細長い受光素子が用いられ、搬送ベルト7により中央部まで覆われるような位置に配置されている。
【0008】
図4のベルト位置センサ17の上部より図示しない光源より光をベルト位置センサ17へ照射する。図示しない光源とベルト位置センサ17の中間にある搬送ベルト7が幅方向に移動すると、ベルト位置センサ17を覆う面積が変化するため、搬送ベルト7のベルト位置センサ17の位置に応じて変化する信号が制御部18に送られる。これにより制御部18は搬送ベルト7がベルト位置センサ17のどの位置にあるかを知ることができる。
【0009】
制御部18は搬送ベルト7がベルト位置センサ17が中心付近からずれると、そのずれを補正するような方向へ揺動補正モータ11を介して、揺動補正ローラ9を揺動する。これにより、搬送ベルト7が常にベルト位置センサ17の中心付近にあるように補正をかける。
【0010】
図2は、従来の搬送ベルト位置補正制御を表すフローチャートである。時間T1が経過する毎にベルト位置センサ17の出力を取り込み、制御部18内のメモリに格納する。さらに時間T2が経過すると、その時点で最も新しい制御部18内のメモリ内のベルト位置センサ17の出力と次に新しいベルト位置センサ17の出力を比較し、差分と符号を計算する。次に該差分より揺動補正モータ11の回転量を算出し、該符号より回転方向を判断して、揺動補正モータ11をこれらの制御値に従い駆動させる。T1とT2の関係はT2=n×T1にて、例えばn=5〜8のようにベルト位置補正周期T2がベルト位置センサ出力の取り込み周期T1の数倍の周期を持つように設定される。以上の制御を搬送ベルト7の回転中に行うことにより、搬送ベルトが常に決まった位置を走行するようにしている。
【0011】
搬送ベルトとして使用されるベルトはポリイミドの中に導電性材料としてカーボンを混入し、導電体とした材料等が使われ、継ぎ目を持たない無端構造の円筒形に一体成形される。製造上のコストを低減するために、幅方向に広い円筒形に成形した後、所定の幅に裁断して2〜3の搬送ベルトを切り出すことで最終的な搬送ベルトとなる。搬送ベルトの切り出しは図5(イ)に示すように円筒状に成形されたベルト20を2つの支持シャフト21に張設して回転させ、これに切り出しバイト22を当てることによって所定の幅にされる。この際、切り出しバイト22と加工中のベルト20の相対位置が機械的誤差、振動、温度変化等の要因により切り出し中に変動し、切り出された搬送ベルトの端部には図5(ロ)に示す如く幅0.5mm程度の波打ちがある。
【特許文献1】
特願平4−181844号公報
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
前述のように搬送ベルト7は製造加工精度上、その端部に0.5mm程度の波打ちがあるため、従来の搬送ベルト制御においてはベルト位置センサ17の出力に搬送ベルト7の端部の波打ち分0.5mmが含まれてしまい、これを基にした制御では搬送ベルト7の幅方向の走行精度を搬送ベルト7端部の加工精度以下にできないという問題があった。
【0013】
本発明の目的は、搬送ベルト端部の加工精度によらず、精度の高い搬送ベルト制御を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、搬送ベルト一周分のベルト位置センサ出力を取り込み平均化する処理と、平均値を基に搬送ベルトの制御を行うことによって達成される。
【0015】
【発明の実施の形態】
図1は本発明になる搬送ベルト位置補正制御を示すフローチャートである。以下、図1及び図4を用いて本発明になる搬送ベルト位置補正制御について詳細に説明する。
【0016】
図4においてベルト位置センサ17の出力は搬送ベルト7の位置情報として制御部18に入力されており、制御部18は時間T1毎に該出力をメモリ上に取り込む。ここで搬送ベルト7が一周する時間を100×T1とし、100個のベルト位置センサ17出力にて丁度搬送ベルト7一周分の位置情報であるとする。制御部18は搬送ベルト7一周分(100個)のベルト位置センサ17出力がメモリ上にバッファされた時点より、搬送ベルト7一周分(100個)のベルト位置センサ17出力100個を加算して100で割った値を算出し、ベルト位置センサ出力の平均値としてメモリ上にバッファしていく。
【0017】
以後、制御部18はT1毎に最新のベルト位置センサ出力を取り込み、最新100個の平均値を算出して、メモリ上にバッファしていく。時間T2が経過すると、制御部18は最新の平均値と最新より一つ前の平均値を比較し、差分と符号を計算する。次に差分より揺動補正モータ11の回転量を算出し、符号より回転方向を判断して、揺動補正モータ11をこれらの制御値に従い駆動させる。搬送ベルト7の端部波打ちによるベルト位置センサ17の出力変化は搬送ベルト7が一周する毎に常に一定の変動として表れるため、前述のベルト位置センサ出力の平均値同士の演算を行うことにより完全に相殺され、取り除かれる。
【0018】
すなわち、前述ベルト位置センサ出力の平均値同士の演算により得られた揺動補正ローラ11の制御値は純粋に搬送ベルト7の位置変化により求められた値となり、この値を基に搬送ベルト7の位置補正制御を行うことで従来の搬送ベルト位置制御に比較し格段に精度の良い制御を行うことができる。
【0019】
【発明の効果】
本発明によれば、搬送ベルト一周分のベルト位置センサ出力の平均値に基づき、揺動補正モータを制御するようにしたので、搬送ベルトの加工精度による端部の波打ちの影響を受けない、精度の良い搬送ベルト位置制御を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例である搬送ベルト位置制御のフローチャートである。
【図2】従来の実施例である搬送ベルト位置制御のフローチャートである。
【図3】従来のカラー画像形成部の構成図である。
【図4】従来のカラー画像形成装置の搬送ベルト位置補正機構の構成図である。
【図5】搬送ベルトの加工・製造を示す説明図である。
【符号の説明】
7は搬送ベルト、9は揺動補正ローラ、10は偏心カム、11は揺動補正モータ、17はベルト位置センサ、18は制御部である。

Claims (1)

  1. 像担持体と、該像担持体上の画像が転写された用紙を静電的に吸着し担持搬送する搬送ベルトと、該搬送ベルトの幅方向の片寄りを検知する片寄り検知手段と、該片寄り検知手段により検知された片寄り方向とは逆の幅方向に向かって、前記搬送ベルトの位置を移動させることで片寄りを修正する片寄り修正手段とを有する画像形成装置において、前記片寄り修正手段を駆動させる制御値は、前記担持搬送ベルト一周分の前記片寄り検知手段の出力を平均した値を元に演算・生成されることを特徴とする画像形成装置。
JP2003169140A 2003-06-13 2003-06-13 画像形成装置 Pending JP2005001854A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007178938A (ja) * 2005-12-28 2007-07-12 Ricoh Co Ltd ベルト走行装置、画像形成装置
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JP2016008988A (ja) * 2014-06-20 2016-01-18 株式会社リコー ベルト寄り制御装置、画像形成装置、ベルト寄り制御方法、およびプログラム

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