JP2005001766A - 流体容器の密閉方法および装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の小さな流体収容部を有した流体容器において各流体収容部ごとのチェックバルブを用いずに気密シールすることにより全体としてのコストを大幅に減少させることができる流体容器の新規な構成と製造方法を提供すること。
【解決手段】互いに重ね合わされ、あらかじめ定めた部分が互いに接着されることにより、ガイド通路、複数の流体収容部、ガイド通路と流体収容部間を連通する狭通路を形成するための、第1および第2の熱可塑性容器フィルムと、あらかじめ定めた方向にのみ流体の移動をさせるために、そのガイド通路に形成されたチェックバルブとを有して構成し、流体が上記ガイド通路、チェックバルブ、狭通路を経由して流体収容部に導入されて、流体収容部容器を膨張させ、その流体収容部の膨張後に上記狭通路を密閉する流体容器。
【選択図】 図3A

Description

本発明は、梱包(パッキング)材料として複数の流体収容部を有する流体容器に関し、特に、各流体収容部にチェックバルブが用いられていない複数の個別の流体収容部を有する流体容器において、流体を注入して容易に膨張させることができるとともに、各流体収容部における流体の逆流を防止しできるような完全な気密封止ができる流体容器の気密方法と装置に関する。
テレビ、VCR、洗濯機、冷蔵庫、コンピュータ、ワインボトルのような日用品、あるいは電気部品や機械部品のような工業製品を梱包するための材料としてスタイロフォームの箱やフレーム(枠)が、従来より長く使用されている。スタイロフォームには高い断熱性や軽量といった利点があるが、様々な欠点もある。例えば、リサイクルができない、燃焼時に大量の煤煙を発する、その砕けやすい性質のために衝突により薄片や小片が落ちる、製造に高価な型を必要とする、倉庫などのような大きな収納空間を必要とする、等である。
従って、上述の問題を解決することを目的として、流体容器を用いた新たな包装方法が提案されている。流体容器とは、液体や気体といった流体を取り入れて膨張させ密封する容器である。流体容器は、スタイロフォームで問題となる各種の問題点を解消できる優れた特性を有している。第1に、流体容器は薄いシートで構成されているので、膨張させない限り、特殊な倉庫のような大きな収納空間を必要としない。つまり、大量の流体容器を、小空間を占有する積荷として容易に運搬できる。第2に、薄いシート状の二次元的な形状となっているので、構造が単純でり、その製造のために型を必要としない。第3に、流体容器は、精密機械や環境に好ましくない薄片、小片、塵などを生じない。また、再利用(リサイクル)可能な材料を流体容器の熱可塑性フィルムとして使用できる。さらに、上述の利点により、流体容器はスタイロフォーム梱包よりも低コストで製造できる。
図1は、従来の技術を用いた流体容器の構造例を示した斜視図である。図1の流体容器は、第1熱可塑性容器フィルム13と第2熱可塑性容器フィルム14、およびチェックバルブ11とにより構成されている。一般に、熱可塑性フィルムは3層のフィルムにより構成される。例えば、ポリエチレン、ナイロンそしてポリエチレンの各フィルムが接着剤により接着されている。第1と第2の熱可塑性容器フィルムは、開口部の形成される部分を除き、各4角の周辺部を熱密閉する。したがって、第1図に示すように、端部の接着部12を密閉させることにより、1個の容器バッグが形成される。
図1において、一般に、チェックバルブ11は、流体パイプを形成するために互いに接着された方形の2枚の熱可塑性バルブフィルムにより形成されている。流動パイプには先端開口部とバルブ体を有しており、例えば空気のような流体を先端開口部から流入させるが、バルブ体は、その流体が逆方向に流動することを禁止している。このチェックバルブの構造と性能の詳しい例は、米国特許番号5,206,264、米国特許番号4,708,167、米国特許番号5,927,336に開示されている。
図2A−図2Bは、それぞれがチェックバルブを有する複数の流体収容部(小型バッグ)を有する流体容器の例を示している。複数の容器メンバを有する目的は、信頼性を高めるとともに、膨張時の流体容器の厚さを制限するためである。何らかの理由により流体収容部の一つが空気漏れを起こしても、他の流体収容部が機能しているので、流体容器は機能し続けることが可能である。この目的を果たすには、それぞれの流体収容部が、膨張状態を独立して維持できる必要がある。
図2Aにおいて、流体容器は第1と第2の熱可塑性容器フィルム(図1)により形成されいる。ガイドチューブ21と複数の流体収容部22を形成するために、これらの熱可塑性容器フィルムは、四角の周辺部で互いに接着され、また、それぞれの流体収容部の周辺部においても互いに接着されている。図2に示すように、第1と第2の熱可塑性容器フィルムが接着部12において互いに接着する際に、それぞれの流体収容部を独立させる為に、それぞれの流体収容部22の開口部に、チェックバルブ11が組み込まれる。流体容器の開口部24は、流体(一般的には空気)を、各流体収容部に空気圧縮機等により充填させるために使用される。
図2Bは、それぞれがチェックバルブを有する複数の流体収容部を備えた流体容器の例を示している。図2Bの流体容器は、流体で充填することにより膨張している。第1に、長形をした各流体収容部22に、開口部24からガイドチューブ21とチェックバルブ11を介して、空気のような流体を導入させる。環境温度の変動を考慮して、最大の膨張率に対して90%程度の割合に達したときに、流体の充填を停止する。流体を充満させた後、各チェックバルブ11が流体の逆流動を防止するので、各流体収容部の膨張状態が維持される。一般に、空気コンプレッサーのような、流体供給装置には供給している流体(空気)の圧力を常に監視するゲージが備えてあるので、流体の圧力が所定値に達すると、流体容器の開口部24への空気の供給を自動的に停止させることができる。
上述のように、チェックバルブを用いた流体容器は、製品の包装に適しており、また従来のスタイロフォームに対してもおおくの利点を有する。したがって、日用品や工業製品を包装する緩衝材料として用いることが可能である。流体を充満させていないときの流体容器のサイズは極めて小さいので、運搬が容易であるし、保管する場合でも倉庫のような大規模な空間を必要としない。さらに流体容器は、その柔軟性による利点も有し、例えば製品と包装フレームとの間の隙間を合わせるために、徐々に流体を充満させることでその形状を変えられる。一般に、流体容器の全体的なコストは、運搬と保管のコストが低いので、従来のスタイロフォームのコストに比べると低くできる。しかし、流体収容部のそれぞれにチェックバルブを有する構成の流体容器では、チェックバルブのコストが流体容器の全体コストの大部分を占めてしまう。したがって、流体容器のチェックバルブのコストを低下させる必要が生じている。
したがって、本発明の目的は、全体としてのコストを大幅に減少させることができる、複数の小流体収容部を有した流体容器の新規な構成を提供することにある。
本発明の他の目的は、複数の小さなエアーバッグを有した流体容器であって、そのエアーバッグはチェックバルブを用いずに気密シールができるようにし、その結果コストを減少させた流体容器を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、流体容器の複数の流体収容部に流体を充填させた後に、その流体収容部を容易かつ効果的に封止(シール)するための方法と装置を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、容易にクランプ部材を取り除いて、流体を流体収容部から開放することにより、繰り返して使用することができる流体容器を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、各流体収容部からの流体の逆流を防止するためのヒートシール(熱封止)方法を提供することにある。
より具体的には、流体を密閉させるための本発明の流体容器は、
互いに重ね合わされ、あらかじめ定めた部分が互いに接着されることにより、ガイド通路、複数の流体収容部、ガイド通路と流体収容部間を連通する狭通路を形成するための、第1および第2の熱可塑性容器フィルムと、
あらかじめ定めた方向にのみ流体の移動をさせるために、そのガイド通路に形成されたチェックバルブと、
を有して構成し、流体が上記ガイド通路、チェックバルブ、狭通路を経由して流体収容部に導入されて、流体収容部容器を膨張させ、その流体収容部の膨張後に上記狭通路を密閉することを特徴とする流体容器である。
本発明の1の態様において、上記狭通路は、柔軟な材料で形成された締め付けロッドと受け部の対により構成された締め付け部材によって締め付けられ、その狭通路を受け部に位置合わせしてその締め付けロッドを受け部に押しつけることにより、該締め付け部材は、狭通路を受け部と締め付けロッドとの間で締め付けられる。上記締め付けロッドの外径は、受け部の内径とほぼ同一か小さめであり、該受け部の開口は、上記締め付けロッドの外径とほぼ同一か少し小さめで、これにより該締め付けロッドが受け部に押されたときに締め付けロッドをロックする。
本発明の他の態様において、上記狭通路は、柔軟な材料で形成され、2組の締め付けロッドと受け部の対により構成された締め付け部材により締め付けられ、上記締め付け部材は、上記狭通路を受け部に位置合わせして締め付けロッドを受け部に押しつけることで、狭通路を受け部と締め付けロッドの間に締め付ける。各組の上記締め付けロッドと受け部において、締め付けロッドの外径は受け部の内径とほぼ同じかわずかに小さく、受け部の開口は締め付けロッドの外径とほぼ同じかわずかに大であり、その締め付けロッドが受け部に押し込まれたとき締め付けロッドをロックする。その締め付け部材は、2つの受け部の間に設けられた隆起部を有し、その隆起部は各受け部の内部突起と反対方向に突起しており、それにより締め付けロッドが対応する受け部に対して押されたときの上記狭通路の密閉効果を高める。
本発明の他の態様は、流体を密閉させるための流体容器を製造する方法である。本発明は流体容器の開口部において、互いに重ね合わされた第1と第2の熱可塑性容器フィルム間に、チェックバルブを形成するステップと、その第1と第2の熱可塑性容器フィルムのあらかじめ定めた部分を接着して、ガイド通路、複数の流体収容部、そのガイド通路と流体収容部を連通する狭通路を形成するステップと、そのガイド通路、チェックバルブ、および狭通路を経由して流体収容部に、流体を導入することにより複数の流体収容部を膨張させるステップと、その流体収容部を膨張させた後に、上記狭通路を密閉させるステップと、により構成される流体容器製造方法である。
本発明の密閉方法と装置によれば、使用者は流体容器を敏速に膨張させ、対応する流体収容部に接続された狭通路に締め付けあるいは熱密閉をほどこすことにより流体収容部を独立させることが可能である。締め付け部材を使用する場合は、流体容器を何度も使用できる。また、流体容器に使用されるチェックバルブの数を減らすことにより、流体容器を製造するコストが大幅に減少できる。熱密閉を用いる場合は、流体容器自体の再使用は不可能であるが、単一のチェックバルブのみを使用するので、その製造工程は簡単である。この特徴は、流体容器の製造コストを減少させるにも有効である。
添付図を参照して本発明を詳細に説明する。本発明の流体容器は、従来において各流体収容部ごと用いられていたチェックバルブを削除し、単純な構造の締め付け部材を用いることにより製造コストを減少させるような構成となっている。従って、流体収容部の各入力にはチェックバルブは使用されていない。本発明の流体容器では、流体、典型的には空気、を導入するために、その入力部に1個のチェックバルブのみが組み込まれている。
本発明の流体容器はさらに、流体を容易に排出することにより繰り返し使用できるように構成されている。従来技術において、複数の流体収容部を有する典型的な流体容器を再利用することは不可能である。これは、流体収容部から空気を排出させるには、空気を逆流により解放するように流体収容部に設けられた全てのチェックバルブの動作を無効にしなくてはならないからである。しかし、流体収容部のチェックバルブを、使用者が無効にすることは容易ではない。従って、チェックバルブを有する流体収容部を複数個有する流体容器の使用は、1回に限られる。対照的に、本発明による締め付け部材を使用した流体容器は、何度も繰り返して使用できる。
図3A−図3Bは、本発明の流体容器の1例を示している。図3Aにおいて、流体容器31は、重ね合わされた第1および第2の熱可塑性容器フィルム38、39とで構成されている。第1と第2の熱可塑性容器フィルム38、39は、ハッチング線で示した4辺形の周辺部および内部の所定箇所(接着部32)において互いに接着されている。従って、複数の長形の流体収容部35(小型エアバッグ)と、ガイド通路37、そのガイド通路37と流体収容部35とを連結する狭通路33とが、接着部32の接着により形成される。チェックバルブ36は、ガイド通路37の入力部に形成されている。
熱可塑性容器フィルム38と39は、十分な柔軟性と強度を実現するために、それぞれ3層、例えばポリエチレン、ナイロン、さらにポリエチレンのように3枚の材料で構成されている。図に示すように、流体容器31には多数の小型流体収容部35があるにもかかわらず、流体容器31全体としては1個のチェックバルブ36しか使用されていない。この例では、流体容器31の全体の形状は方形である。しかし、本発明における流体容器は、そのような形状に限定されるものではなく、梱包機能を果たせるかぎりどのような形状でもよい。
各流体収容部35に流体を個別に導入するために、本発明の流体容器31は、狭通路33を各流体収容部毎に有している。図3Aに参照符号Aで示すように、狭通路33は比較的に長く構成され、流体(例えば空気)を充満させた後、狭通路33に締め付け部材を取り付けて、空気の逆流を防止できるようにしている。また、各狭通路33は内径Wが小さく、流体容器が充満されたときの外側の厚さH(図3B)は、例えば1−2mm程度である。このように比較的薄くて長い構造となっているので、詳しくは後述するように、狭通路33の部分は折り重ねられた後に、締め付け部材により締め付けられる。
図3Bは、本発明の流体容器31が流体によって膨張されたときの断面図である。流体としては、典型的には空気であり、例えば空気圧縮機から供給される。図において矢印34は、開口部から狭通路そして流体収容部35へ至る空気の流れを示している。流体容器31の入力では、圧縮空気がチェックバルブ36を介して流体収容部35に流入する。チェックバルブ36が存在するために、流体容器31に供給された空気は外部に逆流しない。
各流体収容部35(小型エアバッグ)は、環境温度の上昇を考慮して、最大膨張率の例えば90%程度で膨張を停止させる。空気圧縮機(図示せず)には、典型的に、空気圧力を監視するゲージがついており、圧力が前もって定めた値に達すると、流体容器31への空気の供給を自動的に停止することができる。そして、チェックバルブ36が空気の逆流を防止するので、流体容器31内の圧力は維持される。しかしこの状態において、各流体収容部35は、狭通路33を介して連結されているので、互いに独立したものとなっていない。
各流体収容部35を互いに独立させるために流体容器31を密閉するには、長さAの狭通路33での逆流を防止する必要がある。図4A−図4Cは、逆流の防止として狭通路33を密閉するための好ましい実施例の構造と方法を示している。この例では、狭通路33の部分が2つに折り曲げられ、その折り重ねられた部分Bが、本発明の締め付け部材により締め付けられる。
図4Aは、流体収容部35間とガイド通路間を連通する狭通路33が折り曲げられる状態を示した断面図である。流体容器31に圧縮空気を供給した後、この折り曲げる作業が手作業または器械を用いて行われる。狭通路33が折り曲げられた後、図4Aに示す折り重ねられた部分Bが、締め付け部材により締め付けられることにより流体容器31を密閉する。
図4B−図4Cは、締め付け作業の実施状態を示した拡大断面図である。折り曲げ部分Bを締め付けるには、図4Bに示すような、受け部43と断面が円形の締め付けロッド42により構成した締め付け部材41を使用する。折り曲げ部分Bは、締め付けロッド42を受け部に押し込ませることにより締め付けられる。狭通路33を充分に締め付けるには、狭通路33の厚さHは、上述のように1−2mm程度の薄いものでなけらばならない。さもなければ、折り曲げ部分Bが受け部43と締め付けロッド42との間に入れて、締め付け部材41を締め付けるのが容易ではなく、締め付けロッド42に多大な圧力を加える必要がある。
図4Bに示すように、締め付けロッド42の外径dに対し、受け部43の内径Dは締め付けロッド42の外径dより少し大きくしている。受け部43に締め付けロッド42を十分にはめ込んでロックするには、受け部43の上部開口部D’は締め付けロッド42の直径dよりもわずかに小さいことが好ましい。締め付け部材41の受け部43と締め付けロッド42は、一体として形成することが好ましいが、個別に形成してもよい。
図4Cは、折り曲げ部分Bへの締め付け動作が行われた状態を示している。締め付け部材41は、適度な剛性と柔軟性を有するように、例えばプラスチックにより構成されいる。従って、締め付けロッド42が受け部43に押し当てられ、折り曲げ部分Bがその中間にあるときには、受け部43の開口部が広げられる。締め付けロッド42が受け部にはめ込まれると、開口部が元に戻り(わずかに閉じる)、締め付けロッド42が受け部43にロックされる。必要であれば、手作業により、締め付けロッド42を受け部43から取りだすことができる。
図4A−図4Cに示した第1の実施例に示すように、狭通路33の折り重ね・締め付け作業により、各流体収容部の適度な膨張状態が、独立して保たれる。また、本発明の流体容器31は、締め付け部材41を取りはずすことにより再使用ができる。また必要に応じ、チェックバルブ36から空気を逆流させて、流体収容部35から空気を排出させることも可能である。例えば典型的なチェックバルブの構造の場合、チェックバルブの開口部にストロー(ピン)を挿入して逆流を生じさせる。このようにして流体収容部から空気を解放することにより、流体容器31は元の形状、すなわち平なシート状に戻り、大量の流体容器を狭い空間に格納したり、大量の流体容器を小さな運搬装置で移動することが容易となる。
図5A−図5Bは、本発明の第2の実施例を示している。この例では、締め付け部材51は1対の締め付けロッド52と1対の受け部53を有している。つまり、図5A−図5Bの締め付けメンバ51は、図4A−図4Cにおける締め付け部材41を2組有するのと類似である。2つの受け部53の中間は、図5Bに示すように、わずかに隆起している(隆起部55)。この実施例では、狭通路33は折り重ねられることなく、締め付け部材51によって締め付けられる。
図5Aは、1対の締め付けロッド52と1対の受け部53を有する締め付け部材51により、狭通路33が締め付けられた状態を示す流体容器31の断面図である。この実施例では、2箇所で締め付けられるので、密閉効果がより高くなる。締め付けロッドと受け部のサイズや形状は、図4A−図4Cに示したものと基本的に同様である。狭通路33の長さAは、締め付け部材51より十分に長くなるように設計されている。流体容器31を膨張させた後、締め付け部材を移動して、2つの受け部53を狭通路33の下に位置合わせする。この場合、狭通路33を、隆起部55がその略中心に位置するように、受け部53の上に配置する。そして締め付けロッド52を、対応する受け部53上に位置合わせして押し込む。締め付けロッド52の受け部53に対する締め付け作業は、手作業でも器具によっても行える。
図5Bは、狭通路33の締め付け作業が行われる状態を示した拡大断面図である。締め付けロッド52の直径が対応する受け部53に適合するように設計されているので、狭通路33をその間において受け部53に対して押し込むことにより、締め付けロッド52はロックされる。これは、受け部の開口部が締め付けロッド52の直径よりも小さいためである。従って、流体容器31は締め付け部材51によって密閉される。このように締め付け部材51を取り付けると、隆起部55の隆起は受け部53内の締め付けロッド52の隆起とは逆方向なので、すなわち受け部53内部の突起とは逆方向なので、狭通路33を締め付けることで、隆起部55の隆起が狭通路33をさらに密閉する。従って、隆起部55が気密封止効果を増進する。
上述のように、図5A−図5Bに示した第2実施例において、2組の締め付けロッドと受け部を使用して狭通路33を締め付けることにより、各流体収容部の膨張を独立して維持することができる。また、第1実施例と同様に、2組の締め付けロッドと受け部を有する締め付け部材51を取りはずし、入り口部のチェックバルブ36から空気を逆流させることにより、流体容器31の再使用が可能である。
図6A−図6Bは、本発明の第3の実施例を示している。この例では、流体容器31は永久接着するために再使用はできない。例えば、狭通路33は、熱融着等によって熱封止(ヒートシール)されている。従って、狭通路33の逆流は熱封止によって防止される。
図6Aは、狭通路33に熱密封を実施する状態を示した断面図である。この例では、流体容器31を膨張させた後、狭通路33を熱プレス機のベンチ63上に配置する。熱プレス機のサーマルヘッド61は、熱密閉(ヒートシール)のために予め定めた温度になるように管理されている。サーマルヘッド61が流体容器31に接触することを防止するために、サーマルヘッド61と狭通路33の表面との間に、テフロン(登録商標)シート62を挿入することが好ましい。
サーマルヘッド61をテフロン(登録商標)シート62に押し当てて熱を供給することにより、流体容器31の狭通路33において熱された部分が溶融して、狭通路33が閉鎖される。従って、狭通路33での流体の逆流が不可能となる。狭通路33の密閉(溶融)部は、図6Bでは符号Sとして示してある。
図6Bはさらに、狭通路33を熱密閉した後において、流体容器31の不要部分(例えばガイド通路37やチェックバルブ36等)を切り取る状態を示している。この切り取り作業は、ガイド通路37等が不要である場合、例えば流体容器31の全体サイズを減少させたいときに行われる。従って、流体容器の全体サイズが重要でないときやガイド通路37を梱包の際のクッションとしても使用したい場合には、切り取り作業を省略することができる。カッター65は、図6Bに示した密閉部分Sとガイド通路37の間の部分を切り取るために使用される。
本発明の上述したすべての実施例において、締め付けや密閉作業のような後の作業を容易に行うために流体の逆流を防止するには、流体容器31の開口部のチェックバルブ36のみが効果的に機能している。すなわち、流体容器を膨張させた後はチェックバルブは逆流を自動的に防止するので、流体収容部からの逆流を防ぐための後の工程を、締め付け部材あるいは熱密閉ツールを用いて容易に行える。
上述のように、本発明の密閉方法と装置により、使用者は流体容器を敏速に膨張させ、対応する流体収容部に接続された狭通路に締め付あるいは熱密閉をほどこすことにより流体収容部を独立させることが可能である。締め付け部材を使用する場合は、流体容器を何度も使用できる。また、流体容器に使用されるチェックバルブの数を減らすことにより、流体容器を製造するコストが大幅に減少できる。熱密閉を用いる場合は、流体容器自体の再使用は不可能であるが、単一のチェックバルブのみを使用するので、その製造工程は簡単である。この特徴は、流体容器の製造コストを減少させるにも有効である。
好ましい実施例を参照して本発明を説明したが、上述した開示に基づき、添付した請求の範囲で、本発明の精神と範囲を離れることなく、本発明の様々な形態や変形が可能である。
従来技術における典型的な流体容器の外観例を示した概要図である。 流体の逆流を防止するためのチェックバルブを有する流体収容部を複数個備えた、従来技術における流体容器の構造例を示した概要図である。 流体の逆流を防止するためのチェックバルブを有する流体収容部を複数個備えた、従来技術における流体容器の構造例を示した概要図である。 複数の流体収容部を有し、各流体収容部にはチェックバルブを有しない本発明における流体容器の構造を示した概要図である。 複数の流体収容部を有し、各流体収容部にはチェックバルブを有しない本発明における流体容器の構造を示した概要図である。 流体容器の狭い流体通路を折り重ねて締め付けることにより、複数の流体収容部を気密に封止するための本発明による締め付け方法の例を示した概要図である。 流体容器の狭い流体通路を折り重ねて締め付けることにより、複数の流体収容部を気密に封止するための本発明による締め付け方法の例を示した概要図である。 流体容器の狭い流体通路を折り重ねて締め付けることにより、複数の流体収容部を気密に封止するための本発明による締め付け方法の例を示した概要図である。 流体容器の狭い流体通路を重ね合わせて締め付けることにより、複数の流体収容部を気密に封止するための本発明の締め付け方法の他の例を示した概要図である。 流体容器の狭い流体通路を重ね合わせて締め付けることにより、複数の流体収容部を気密に封止するための本発明の締め付け方法の他の例を示した概要図である。 本発明において流体容器の複数の流体収容部を熱封止する例を示した概要図である。 本発明において流体容器の複数の流体収容部を熱封止する例を示した概要図である。
符号の説明
11、36:チェックバルブ
12、32:接着部
13、14:熱可塑性容器フィルム13
21:ガイドチューブ
22、35:流体収容部
24:開口部
31:流体容器
33:狭通路
37:ガイド通路
38、39:熱可塑性容器フィルム
41、51:締め付け部材
42、52:締め付けロッド
43、53:受け部
55:隆起部
61:サーマルヘッド
62:テフロン(登録商標)シート
63:ベンチ
65:カッター

Claims (20)

  1. 流体を密閉させるための流体容器において、
    互いに重ね合わされ、あらかじめ定めた部分が互いに接着されることにより、ガイド通路、複数の流体収容部、ガイド通路と流体収容部間を連通する狭通路を形成するための、第1および第2の熱可塑性容器フィルムと、
    あらかじめ定めた方向にのみ流体の移動をさせるために、そのガイド通路に形成されたチェックバルブと、
    を有して構成し、流体が上記ガイド通路、チェックバルブ、狭通路を経由して流体収容部に導入されて、流体収容部容器を膨張させ、その流体収容部の膨張後に上記狭通路を密閉することを特徴とする流体容器。
  2. 上記狭通路は、締め付けロッドと受け部の対として柔軟な材料で形成された締め付け部材により締め付けられ、上記締め付け部材は、上記狭通路を受け部に位置合わせして締め付けロッドを受け部に押しつけることで、狭通路を受け部と締め付けロッドの間に締め付ける、請求項1に記載の流体容器。
  3. 上記締め付けロッドの外径は上記受け部の内径とほぼ同じかわずかに小さめであり、該受け部の開口部は締め付けロッドの外径とほぼ同じかわずかに大きめであり、該締め付けロッドが受け部に押し込まれたときに締め付けロッドをロックする、請求項2に記載の流体容器。
  4. 上記狭通路は上記流体収容部を膨張させた後に2つに折り曲げられ、その折り曲げ部分が該締め付け部材により密閉される、請求項2に記載の流体容器。
  5. 上記締め付けロッドと上記受け部はプラスチック材料により一体的に形成されている、請求項2に記載の流体容器。
  6. 上記狭通路は、柔軟な材料で形成され、2組の締め付けロッドと受け部の対により構成された締め付け部材により締め付けられ、上記締め付け部材は、上記狭通路を受け部に位置合わせして締め付けロッドを受け部に押しつけることで、狭通路を受け部と締め付けロッドの間に締め付ける、請求項1に記載の流体容器。
  7. 各組の上記締め付けロッドと受け部において、締め付けロッドの外径は受け部の内径とほぼ同じかわずかに小さめであり、該受け部の開口は締め付けロッドの外径とほぼ同じかわずかに大きめであり、該締め付けロッドが受け部に押し込まれたとき締め付けロッドをロックする、請求項6に記載の流体容器。
  8. 該締め付け部材は、2つの受け部の間に設けられた隆起部を有し、該隆起部は各受け部の内部突起と反対方向に突起しており、それにより締め付けロッドが対応する受け部に対して押されたときの上記狭通路の密閉効果を高める、請求項6に記載の流体容器。
  9. 上記狭通路はそれに熱を加えることにより密閉され、その狭通路を恒久的に封止する、請求項6に記載の流体容器。
  10. 上記狭通路の熱密閉の後で、該流体容器の不要部分が取り除かれる、請求項9に記載の流体容器。
  11. 流体を密閉させるための流体容器を製造する方法において
    流体容器の開口部において、互いに重ね合わされた第1と第2の熱可塑性容器フィルム間に、チェックバルブを形成するステップと、
    その第1と第2の熱可塑性容器フィルムのあらかじめ定めた部分を接着して、ガイド通路、複数の流体収容部、そのガイド通路と流体収容部を連通する狭通路を形成するステップと、
    そのガイド通路、チェックバルブ、および狭通路を経由して流体収容部に、流体を導入することにより複数の流体収容部を膨張させるステップと、
    その流体収容部を膨張させた後に、上記狭通路を密閉させるステップと、により構成される流体容器製造方法。
  12. 上記狭通路を密閉するステップは、柔軟な材料で形成され、締め付けロッドと受け部の対により構成された締め付け部材により締め付けるステップを有し、上記締め付け部材は、上記狭通路を受け部に位置合わせして締め付けロッドを受け部に押しつけることで、狭通路を受け部と締め付けロッドの間に締め付ける、請求項11に記載の流体容器製造方法。
  13. 上記締め付けロッドの外径は受け部の内径とほぼ同じかわずかに小さめであり、該受け部の開口部は締め付けロッドの外径とほぼ同じかわずかに大きめであり、該締め付けロッドが受け部に押し込まれたときに締め付けロッドをロックする、請求項12に記載の流体容器製造方法。
  14. 上記狭通路を密閉するステップは、上記流体収容部を膨張させた後にその狭通路を2つに折り曲げ、その折り曲げ部分を上記締め付け部材により密閉するステップを有する、請求項12に記載の流体容器製造方法。
  15. 上記締め付けロッドと上記受け部はプラスチック材料により一体的に形成されている、請求項12に記載の流体容器製造方法。
  16. 上記狭通路を密閉するステップは、柔軟な材料で形成され、2組の締め付けロッドと受け部の対により構成された締め付け部材により締め付けるステップを有し、上記締め付け部材は、上記狭通路を受け部に位置合わせして締め付けロッドを受け部に押しつけることで、狭通路を受け部と締め付けロッドの間に締め付ける、請求項11に記載の流体容器製造方法。
  17. 各組の上記締め付けロッドと受け部において、締め付けロッドの外径は受け部の内径とほぼ同じかわずかに小さめであり、該受け部の開口は締め付けロッドの外径とほぼ同じかわずかに大きめであり、該締め付けロッドが受け部に押し込まれたとき締め付けロッドをロックする、請求項16に記載の流体容器製造方法。
  18. 該締め付け部材は、2つの受け部の間に設けられた隆起部を含み、該隆起部は各受け部の内部突起と反対方向に突起しており、それにより締め付けロッドが対応する受け部に対して押されたときの上記狭通路の密閉効果を高める、請求項16に記載の流体容器製造方法。
  19. 上記狭通路を密閉するステップは、その狭通路に熱を加えることにより密閉し、その狭通路を恒久的に封止する、請求項16に記載の流体容器製造方法。
  20. 上記狭通路の熱密閉の後で、該流体容器の不要部分が取り除くステップをさらに有する、請求項19に記載の流体容器製造方法。
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