JP2005001169A - ファイル用紙 - Google Patents

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JP2005001169A
JP2005001169A JP2003165141A JP2003165141A JP2005001169A JP 2005001169 A JP2005001169 A JP 2005001169A JP 2003165141 A JP2003165141 A JP 2003165141A JP 2003165141 A JP2003165141 A JP 2003165141A JP 2005001169 A JP2005001169 A JP 2005001169A
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JP2003165141A
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Eiichi Iguchi
栄一 井口
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Maruman Co Ltd
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Maruman Co Ltd
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Abstract

【課題】ファイル用紙のとじ孔部分を丈夫にし、かつファイル用紙をバインダー等のとじ具に簡便に着脱できるようにすると共に、作り易く経済的に得ることができるファイル用紙を提供する。
【解決手段】ファイル用紙(1)のとじ孔部分に、とじ孔(4)の周縁部から紙端に亘るように補強片(5)を設け、この補強片(5)を有するとじ孔部分にとじ孔(4、18)から紙端(7)に至るスリット(11)を形成してファイル用紙(1)のバインダーとじ具への着脱を容易にし、かつとじ孔部分のへたりや損傷等を防止する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ルーズリーフバインダーやリングファイル(ツインリングを含む)等に簡便に着脱することができる丈夫なファイル用紙に関する。
【0002】
【従来の技術】
ファイル用紙を綴るものとして、ルーズリーフバインダーやリングファイル等が知られている。
これらのバインダーやファイルにはとじ具(リング)が設けられており、このとじ具にファイル用紙のとじ孔を係合させて綴るようにしている。
このようにファイル用紙にはとじ孔が形成されているので、ファイル用紙を綴り込んだり、取り出したりする際には、逐一バインダーやファイルのとじ具を開閉しなければならず、手間がかかっていた。
【0003】
他方、ファイル用紙ではないが、バインダーに綴り込まれるプラスチックフイルム製のポケットにおいて、ポケットのとじ部に設けたとじ孔にスリットを形成し、このスリットを介してバインダーのリングに着脱可能に係合するようにしたものが考えられている(例えば特許文献参照)。
【0004】
【特許文献1】
特表20001−501140号公報(5頁〜7頁、図1及び図3)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記特許文献1に示すものは、ポケットとして形成されており、このポケットをプラスチックフイルムで形成しそのとじ孔部分に補強帯を設けるようにしているのである程度の丈夫さがあるが、上記ファイル用紙のように紙材である場合には、そのスリットを設けた部分の紙端が弱くなり、その部分が折れ曲ったり、反ったり、時にはちぎれたりしてファイル用紙がバインダー等のとじ具から外れてしまうということが生じた。
【0006】
本発明は、ファイル用紙のとじ孔部分を丈夫にし、かつファイル用紙をバインダー等のとじ具に簡便に着脱できるようにすると共に、作り易く経済的に得ることができるファイル用紙を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、ファイル用紙のとじ孔部分に、とじ孔の周縁部から紙端に亘るように補強片を設け、この補強片を有するとじ孔部分にとじ孔から紙端に至るスリットを設けてファイル用紙のバインダーとじ具への着脱を容易にし、かつとじ孔部分のへたりや損傷等を防止するようにしたものである。
【0008】
また、スリットを紙端に対し斜状に形成し、あるいはその斜状に形成したスリットの向きを紙端の中央部を中心としてほぼ対称になるように形成し、ファイル用紙のバインダーとじ具からの不都合な安易な脱落を更に防ぐようにしたものである。
【0009】
更に、スリットと紙端が交叉している角部に、切欠部を設け、その角部の破損を更に防ぐと共に、ファイル用紙の着脱操作をより簡易にしたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明は、各種バインダー、リングファイル、システム手帳等の各種ファイルに綴るためのファイル用紙(インデックスを含む)として適用されるものであるが、ここでは実施例をノート用紙として説明する。
【0011】
ファイル用紙(1)は、用紙本体(2)のとじ部(3)にとじ孔(4)を有し、このとじ孔の周辺部に補強片(5)が貼着されている。
この補強片(5)は、とじ孔(4)に対応するように形成した孔(18)と、そのとじ孔(4)の周縁部を被う周縁部分(6)と、この周縁部分に連続してとじ部(3)側の紙端(7)に至る部分を被う延出部分(8)を備えている。
【0012】
補強片(5)は、実施例ではその基片(9)をポリエステルフィルムで形成し、厚さを約0.05ミリ(約2ミル)に薄く形成しているが、この基片はその他ピニル、ポリプロピレン、ポリエチレン、アセテートその他のフィルムで形成することができ、またその厚さは0.05〜0.1ミリその他の寸法のものにすることができる。
【0013】
この場合、補強片(5)は、その基片(9)の裏面に水溶性のアクリル等の接着剤(10)が塗布等されており、この補強片を加熱して上記とじ孔の周辺部に貼着している。なお、上記接着剤はその他天然ゴム系の接着剤・粘着剤、ポリビニルアルコール、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、ポリビニルアミドその他の適宜の接着剤・粘着剤を用いることができ、またこの補強片は上記のように加熱したり、あるいは加熱せずに押圧等することによって貼着することができる。
【0014】
上記補強片(5)が貼着されたとじ孔部分には、とじ孔(4)から紙端(7)に至るようにスリット(11)が設けられており、ファイル用紙をバインダー(19)等のとじ具(12)に取付け、取外しする際に、このスリットを介してとじ具(12)をとじ孔(4)に案内するようにしている。
【0015】
このスリット(11)は、実施例では約0.5ミリの幅に形成されているが、例えば約0.3ミリ〜1.0ミリ、あるいは切れ目のみ等とその他の寸法のものに形成することができる。
【0016】
スリット(11)の向きは、図1及び図2に示すように紙端(7)に対し斜状に形成したり、図6に示すようにほぼ直角に形成したりし、その際スリットの一方側をとじ孔(4)の端部(内外いずれかの端部)や、少しとじ孔の中心寄りの位置に設けたりする。なお、スリット(11)の斜状の角度Aは約60度〜70度(図示のものは約65度)等その他の角度にすることができる。
【0017】
また、スリット(11)を斜状に形成した場合、その向きは、実施例では紙端の中央部を中心として対称になるように、内向きあるいは外向きに形成されているが、その向きは非対象対称に形成するようにしてもよい。
【0018】
図5に示すものは、ファイル用紙の紙端(7)に切欠部(13)を設けた場合である。
【0019】
図7及び図8に示すものは、スリット(11)が紙端(7)と交叉する位置において、その交叉する紙端の角部(14)に切欠部(15)を設けた場合であり、この角部が折れ曲る等して変形したり破損したりするのを防ぎ、かつとじ具(12)がとじ孔(4)に楽に挿入できるようにしている。
【0020】
上記補強片(5)は、用紙本体(2)のとじ孔部分の一方の面、あるいは双方の面に設けることができ、その際、双方に設けるときにそれぞれ個々に設けてもよく、又図9に示すように両面にまたがるように連続して形成してもよい。
【0021】
また、補強片(5)は、図示のような形状に形成したり、その他矩形状、台形等適宜の形成することができ、その大きさも縦横約12〜20ミリ(図示のものは、約16ミリ)やその他の寸法に縦横の長さを変えたり等して形成することができる。
【0022】
上記とじ孔(4)の数は、実施例のような2つの外、とじ具(12)の数に応じて3つ、4つ、6つその他の個数とすることができる。
なお、図示のものでは、とじ孔(4)の径が約6ミリになっているが、その他の大きさにしてもよい。
【0023】
上記ファイル用紙のとじ孔部を機械的に形成する場合は、例えば用紙本体(2)のとじ部(3)に上記接着剤を付設した補強片(5)を加熱(例えば90〜120℃)し、次に補強片部(5)に孔(18)と、とじ孔(4)を一緒に開け、この孔開けと同時にあるいは経時的にスリット(11)及び切欠部(15)を形成し、その後、紙端(7)を切断して紙端を揃えるという方法が用いられる。
【0024】
上記ファイル用紙には、適宜、罫線(16)や見出し片(17)を設けることができる。
【0025】
【発明の効果】
本発明は、上記のようにとじ孔部分に補強片を設け、これにスリットを設けるようにしたものであるから、ファイル用紙をとじ具に着脱する際等に折れ曲ったり、反ったり、破れたりし易い紙端部分を充分に補強することができ、丈夫であり、しかもファイル用紙のとじ具への着脱を簡便かつ確実に行うことができる。
【0026】
また、スリットを紙端に対し斜状に形成したり、斜状の向きを紙端の中央部を中心としてほぼ対称になるように形成したりしているので、ファイル用紙を一層とじ具へ確実な保持力をもって支持することができる。
【0027】
更に、スリットと紙端が交叉する部分の角部に切欠部を設けているので、角部が折れたり、反ったり、破損したりするのを防ぐことができ、しかもファイル用紙をとじ具に容易に装着することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す斜面図である。
【図2】とじ孔部分の拡大平面図である。
【図3】とじ孔部の拡大断面図である。
【図4】図2におけるB−B線断面図である。
【図5】他の実施例を示す斜面図である。
【図6】他の実施例を示すとじ孔部分の拡大平面図である。
【図7】他の例を示すとじ孔部分の拡大平面図である。
【図8】更に他の例を示すとじ孔部分の拡大平面図である。
【図9】とじ孔部分の他の例を示す拡大断面図である。
【図10】ファイル用紙をファイルに綴じた状態を示す斜面図である。
【符号の説明】
1 ファイル用紙 2 用紙本体 4 とじ孔 5 補強片 6 周縁部分 7 紙端 8 延出部分 11 スリット 14
角部 15 切欠部 18

Claims (4)

  1. 用紙本体のとじ部に複数のとじ孔を設け、この用紙本体の少くとも一方の面のとじ孔部分に、とじ孔の周縁部からこれに連続し用紙本体のとじ部側の紙端に至るまで延出する補強片を貼着し、この補強片を有するとじ孔部分に用紙本体をバインダー等のとじ具に着脱可能に係合し得るようとじ孔から上記紙端に至るスリットを設けたたファイル用紙。
  2. 上記スリットをとじ孔の端部から紙端に対し斜状に延びるように形成した請求項1に記載のファイル用紙。
  3. 上記スリットの斜状の向きを紙端の中央部を中心としてほぼ対称になるように形成した請求項2記載のファイル用紙。
  4. スリットと紙端が交叉する角部に切欠部を設けた請求項1〜3のいずれかに記載のファイル用紙。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009147750A1 (ja) * 2008-06-06 2009-12-10 有限会社スエヒロ ファイリングシステムおよびファイリング方法
US10059141B2 (en) 2014-02-04 2018-08-28 Philip J. Berlinsky Method and device for providing attachment points for a folder

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