JP2005000992A - 材料の偏熱ねじり押出し法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 金属や高分子などの固体状の材料および粉末材料に非常に大きい加工ひずみを加え材料の内部組織を微細にすることができるねじり押出し法において、材料軸心部における低ひずみ領域を消滅させる方法を提供する。
【解決手段】 回転しないように固定されたコンテナー内に装填された材料をプッシャーで押し込み、ダイスを押出し軸の周りに回転させながら変形させる加工法において、コンテナー内の材料の一部を高温にし、一部を低温にして材料の横断面内温度分布を不均一にして加工することを特徴とするねじり押出し加工法である。この方法によれば材料の変形が軸対称にならないので、軸心部においても大きいひずみを生じさせることができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、微細なミクロ組織を有する材料(金属、高分子など)を製造するために、固体状の材料、粉末材料あるいは異種金属の混合体に熱間あるいは冷間で非常に大きな加工ひずみを加える方法に関する。
通常、金属材料は原料を溶解精錬しこれを鋳造し、さらに加工成形することにより最終製品形状にする。これには、大別して2種類あり、熱間加工後冷却して製品とする熱間加工製品と、これをさらに冷間で加工成形した冷間加工製品である。
これらのいずれの方法においても、金属材料に加えられる加工量は製品の材質に大きく影響することが知られている。圧延、鍛造などの加工は、特に、結晶粒などのミクロ組織を微細にする上で有効であり、鉄鋼材料、アルミニウム材料など多くの金属材料でこの方法が使用されている。これは、金属材料の結晶粒が微細であるほど優れた機械的性質が得られるからである。
熱間加工製品においては、高温で加工した場合、加工ひずみ速度を大きくし大きなひずみを加えることにより金属材料は動的再結晶状態になり、ひずみ速度が大きいほど結晶粒が小さくなる。低温で加工した場合は、セル状に転位が堆積し、転位の再配列により微細な結晶粒になる。また、冷間加工製品では冷間における加工量が大きいほどその後に続く焼鈍を行った場合の再結晶粒の大きさを小さくできる。
一方、粉末材料には物理的、化学的に高機能を持っているものが多いが、これらを工業的に利用するためには、固体状、望ましくは相対密度が100%に近いことが要請されている。そのために、高温で圧密加工を行うことができるHIP(Hot Isostatic Pressing)やホットプレスが多用されている。
しかし、より高密度化するためにはより高温が必要であるという事情から、機能性を損なわないで、100%に近い相対密度が達成されている例は少ないようである。特に、MA(Mechanical Alloying)粉のように粒内の結晶粒サイズがミクロン以下のレベルにまで微細化された粉末はきわめて固化しにくく、低温での固化技術が開発されることが強く望まれている。このためにもせん断ひずみなどの大ひずみを加えることが有効であると予想されている。
さらに、MAの一種であるが、2種以上の任意組成の金属あるいは金属粒子の混合体に対して非常に大きい変形を加えるとこれらが混合され、異種金属同士がナノメータのオーダーにまで近づくことが可能になる。この変形による混合と同時に空隙部体積が0に近づくとバルク状の固体材料となり、新規な合金の製造につながる。
また、高分子材料においても高圧で大きいねじりをくわえることにより微細な組織材料を得ることができる。
以上のように、大ひずみを加える手段は結晶粒の微細化、粉末材料の固化、異種金属の混合あるいはその他の物質の微細組織化に対して有効であるが、従来の加工手段、例えば圧延や鍛造あるいはHIPやホットプレスのみではその加え得る変形量に限界があった。
筆者は、従来のひずみを大幅に超える大ひずみを達成する方法として、押出し加工とねじり加工を組み合わせたねじり押出し法をすでに開発している(特願2003−174091)。その方法の1例を以下で説明する。
その方法は、図2に示したように、コンテナー3内に装填された材料1をプッシャー4で押し込み、ダイス2で変形させる前方押し出し法において、コンテナー3あるいはダイス2の一方を固定し、他方を押し出し軸aの周りに回転させながらプッシャーにより押出し加工を行うねじり前方押出し加工法である。図2はコンテナーを回転させる場合である。材料1−1はコンテナー内の材料1の内のプッシャー側、1−2は押出し変形を受けたダイス内の材料部分である。1−1の材料と1−2の材料が相対的に回転することによって、その境界の波線Aで囲まれた材料部分がねじり変形を受けるのである。
上記ねじり押出し加工法は、材料の熱間加工や冷間加工に容易に適用でき、相当ひずみで10以上の大ひずみが達成できる。そのため、固体状の材料はその内部組織が非常に微細になる。粉末材料の場合には、密度が著しく向上し、真密度に近いものが得られる。また、異種金属の混合体の均一混合が可能になる。
この方法ではひずみの大部分をねじりによって得ているので、原理的には材料軸線上にひずみの小さい領域が存在する。この部分を図3の破線で示したB領域内に実線の長方形で示した。この実線部分は実際には軸線aの一部を含む細い円柱状の領域である(直径をdとする)。材料の単位長さあたりのねじり回数を多くすればするほど材料に加えるひずみがどんどん大きくなり、相対的に材料軸線上のひずみの小さい領域(d)がせまくなり、実用上はほとんど無視できるほどになる。しかしながら、工業的な生産性を考慮すればより少ない回数でこのひずみの小さい領域を消滅させることが望ましい。すなわち、解決すべき課題とは材料軸線上のひずみをできるだけ大きくする方法を見いだすことである。
上記課題を解決するために種々検討した結果、以下のような新しい加工法を開発することができた。
その第1の方法は、回転しないように固定されたコンテナー内に装填された材料をプッシャーで押し込み、ダイスを押出し軸の周りに回転させながら変形させるとともに、コンテナー内の材料の横断面の一部を高温にし、一部を低温にして材料の横断面内の温度の分布が不均一である状態で加工することを特徴とするねじり前方押出し加工法である。
第2の方法は、底部を有するコンテナー内に装填された材料を、先端が中空の溝を有するダイス、となっている中空のプッシャーで押し込み、ダイス溝から材料を押し込み方向と逆方向へ押し出すとともに、コンテナーを押出し軸方向および回転方向に固定し、中空プッシャーを押出し軸の周りに回転させる加工において、コンテナー内の材料の横断面の一部を高温にし、一部を低温にして材料の横断面内の温度の分布が不均一である状態で加工することを特徴とするねじり後方押出し法である。
第3の方法は、コンテナー内に装填された材料をプッシャー圧力P1で押し込み、コンテナー内面と同形状で同横断面積の溝を有するダイスを通過させる加工において、ダイスの出側からもプッシャーで材料の進行を妨げない程度の背圧P2をかけるとともに、コンテナー内の材料の横断面の一部を高温にし、一部を低温にして材料の横断面内の温度の分布が不均一である状態で加工することを特徴とするねじり両押し押出し加工法である。
第4の方法は、回転しないように固定されたコンテナー内に装填された材料に押し込み力を及ぼし、コンテナー出口において材料を把持して回転させながら、コンテナー内の材料の横断面の一部を高温にし、一部を低温にして材料の横断面内の温度の分布が不均一である状態で加工することを特徴とするねじり前方押出し加工法である。
第5の方法は、材料をプッシャーでコンテナーに押し込み、コンテナーとダイスの両者を回転しないように架台に固定し、ダイスによる減面加工を行うとともに、ダイスの出側に配置した把持回転装置により出側材料を出側材料の軸心の回りに回転させる加工法において、コンテナー内の材料の横断面の一部を高温にし、一部を低温にして材料の横断面内の温度の分布が不均一である状態で押出し加工を行うことを特徴とするねじり前方押し出し加工法である。
第6の方法は、材料をプッシャーでコンテナーに押し込み、コンテナーと第1のダイスの両者を回転しないように架台に固定し、第1のダイスの出口側に第2のダイスを付加し、この第2のダイスを回転しながら、第1のダイスと第2のダイスでともに減面加工を行う加工法において、コンテナー内の材料の横断面の一部を高温にし、一部を低温にして材料の横断面内の温度の分布が不均一である状態で加工を行うことを特徴とするねじり前方押出し加工法である。
第7の方法は、材料をプッシャーでコンテナーに押し込み、コンテナーとダイスの両者を回転しないように架台に固定し、ダイスの出口側に出側材料の把持回転装置を配置し、コンテナー内の材料の軸心が、ダイスおよび把持回転装置の軸心と平行であるが一致しないように構成しておき、この把持回転装置を回転させながら、ダイスによる減面押出し加工を行う方法において、コンテナー内の材料の一部を高温にし、一部を低温にして材料の横断面内の温度の分布が不均一である状態で加工を行うことを特徴とする非軸対称ねじり前方押出し加工法である。
第8の方法は、材料をプッシャーでコンテナーに押し込み、コンテナーと第1のダイスの両者を回転しないように架台に固定し、第1のダイスの出口側に第2のダイスを配置し、コンテナー内の材料の軸心が、第1のダイスおよび第2のダイスの軸心と平行であるが一致しないように構成しておき、第2のダイスを回転しながら、第1のダイスと第2のダイスでともに減面加工を行う加工法において、コンテナー内の材料の一部を高温にし、一部を低温にして材料の横断面内の温度の分布が不均一である状態で押出し加工を行うことを特徴とする非軸対称ねじり前方押出し加工法である。
これらの方法によれば、材料のねじり変形が非軸対称となり、出口側材料の軸心部のひずみが大きくなり、断面積全体にわたって非常に大きいひずみを達成することができる。したがって、通常の圧延、鍛造、押出しなどの加工方法で得られる加工ひずみを大きく上まわる加工ひずみを固体状材料や粉末材料に加えることができ、熱間や冷間で材料内部組織を微細ににしたり、高密度にする生産プロセスに有効に適用できる。
上記の方法について、図面に基づいて詳細に説明する。
第1の方法では、図1に示したように、回転しないように固定されたコンテナー3内に装填された高温の材料1をプッシャー4で押し込み、ダイス2を押出し軸aの周りに回転させながら変形させる際に、コンテナー3内の材料の横断面の一部Cを冷却装置Rで冷却し横断面内の温度の分布が不均一である状態でねじり押し出し加工を行う。図中Pは押し込み力である。
このようにすると、コンテナー3とダイス2の接触部近傍の破線で囲まれたD部分におけるねじり変形が非軸対称となり、材料軸上のひずみの小さい領域が消滅する。なお、ダイス入り口部分を図示していない冷却装置により強制的に冷却すればこの部分はねじり変形しにくくなりねじり変形の大部分がより左側に移動し、コンテナー3とダイス2の接触部における材料の噛み出しを減少させることができる。
室温の材料を加工する場合には、図4に示したように、回転しないように固定されたコンテナー3内に装填された材料をプッシャー4で押し込み、ダイス2を押出し軸aの周りに回転させながら変形させる際に、コンテナー3内の材料の横断面の一部Vを加熱装置Hにより加熱し横断面内の温度の分布が不均一である状態でねじり押出し加工を行う。
この場合にも、図示していない冷却装置により、ダイス入り口部を強制的に冷却すれば噛みだしを減少させる上で有利である。
また、図1のダイス溝は直線形状になっているが、図2のようにダイス溝入り口部にR加工を施してもよい。
第2の方法を図5に示す。底部3−2と中空部分3−1を有するコンテナー3内に装填された高温の材料1を、先端が中空の溝を有するダイス2、となっている中空のプッシャー4で押し込み、ダイス溝から材料を押し込み方向と逆方向へ押し出すとともに、コンテナー4を押込み軸方向および回転方向に固定し、中空プッシャーを押込み軸aの周りに回転させる加工において、コンテナー内の材料の横断面の一部Eを冷却装置Rにより冷却し横断面内の温度の分布が不均一である状態でねじり押出し加工を行う。
室温の材料の場合には、図6のように、底部3−2と中空部分3−1を有するコンテナー3内に装填された材料1を、先端が中空の溝を有するダイス2、となっている中空のプッシャー4で押し込み、ダイス溝から材料を押し込み方向と逆方向へ押し出すとともに、コンテナーを押込み軸方向および回転方向に固定し、中空プッシャー4を押込み軸aの周りに回転させる加工において、コンテナー内の材料の横断面の一部Fを加熱装置Hにより加熱し横断面内の温度の分布が不均一である状態でねじり押出し加工を行う。
第3の方法を図7に示す。コンテナー3内に装填された高温の材料1をプッシャー圧力P1で押し込み、コンテナー内面と同形状で同横断面積の溝を有するダイス2を通過させる前方押出し法において、ダイス2の出側からもプッシャーで材料の進行を妨げない程度の背圧P2をかけるとともに、コンテナー内の材料の横断面の一部Gを冷却装置Rにより冷却し横断面内の温度の分布が不均一である状態でねじり押し出し加工を行う両押し押し出し加工法である。
室温の材料の場合には、図8に示したように、コンテナー3内に装填された材料1の横断面の一部分1を加熱装置Hにより加熱し横断面内の温度の分布が不均一である状態でねじり押出し加工を行う。
この場合も、第1の方法と同様、ダイス入り口部の材料を冷却すれば噛み出しを減少させることができる。
第4の方法は、図9に示したように、回転しないように固定されたコンテナー3内に装填された高温の材料1に押し込み力P1を及ぼし、コンテナー出口において把持回転装置Kにより材料を回転させながら、コンテナー内の材料の横断面の一部Jを冷却装置Rにより冷却し、横断面内の温度の分布が不均一である状態でねじり押出し加工する方法である。
図9の場合、把持回転装置は無駆動のローラーrにより材料を把持し図示していないローラーハウジングを押出し軸aの周りに回転させている。無駆動ローラーrは材料を若干圧下し材料が進行するのを妨げプッシャー4とこの把持回転装置Kにより材料に軸方向の圧縮力P2を及ぼしている。
材料に軸方向圧縮力P2を作用させるのは、材料に作用する静水圧を大きくし、材料の延性を高めるためである。このようにすると材料にクラックが発生するのを抑制でき、大きいねじり変形を加えることができる。
ただし、本方法のようにローラー式の回転装置を使用する場合には、圧縮力があまりに大きくなりすぎると、コンテナーから出た材料がローラーに押し込まれるとき、材料の直径が大きくなりローラーに噛み込みにくくなったり、加工後の材料形状が円形断面から著しくずれた形状になる。
図10と図11は図9の把持回転装置KのA−A断面図である。図10は2ローラー式、図11は3ローラー式である。これらのローラーはローラーの軸Cの周りに材料移動方向に従動して回転すると同時に全体が材料中心軸(押出し軸)aの周りに強制的に回転させられる。
材料が室温の場合には図13中に示したように、材料の一部Lを加熱装置Hにより加熱するとともに材料の一部Jを冷却装置Rにより冷却しながら、横断面内の温度の分布が不均一である状態でねじり押出し加工を行う。
図13は第4の方法における把持回転装置Kの別の機構を示したものである。この回転装置Kはクランプ部d、バネ部sおよびハウジングhから成り、バネの力により材料を把持したままハウジング全体を強制的に回転させることにより材料1−2を回転させることができる。
この方法においては、バネsにより材料を締め込む力を大きくすることにより、P2をある程度大きくすることができる。また、コンテナー出口と把持回転装置の間の材料部分Xを水冷などの手段で冷却することによりこのことが容易に達成できるようになる。
しかし、それでもこの方法の場合、材料の減面が小さいので、押し込み力P1およびP2はあまり大きくはならない。そのため、コンテナー内の材料全体が把持回転装置とともに回転し、材料にねじれが生じなくなり、所期の目的を達成できなくなる場合がある。
これを防止するためには、図9中の領域Yのプッシャーの先端部に図12のような凹凸をつけておくとともに、プッシャー4が回転しないようにプッシャー4を回転方向に固定しておくのがよい。さらに、次に示す第5の方法によればこの材料全体の回転をより効果的に防止することができる。
第5の方法では、図14に示したように、高温の材料1をプッシャー4でコンテナー3に押し込み、コンテナー3とダイス2の両者を回転しないように図示していない架台に固定し、ダイス2の出口側に把持回転装置Kを付加し、この把持回転装置Kを回転しながら、ダイス2で減面加工を行う際に、コンテナー内の材料の横断面の一部Nを冷却装置Rで冷却し、横断面内の温度の分布が不均一である状態でねじり前方押し出し加工を行う。
室温の材料の場合には、コンテナー3内の材料の一部Uを加熱装置Hにより加熱するとともに一部Nを冷却装置Rで冷却し、断面内の温度の分布が不均一である状態でねじり前方押し出し加工を行う。この第5の方法によれば、ダイス2により減面を行うため押し込み力P1が大きくなり、コンテナー内の材料の全体的な回転を押さえることができる。
この第5の方法の場合にも、ダイス出口と把持回転装置の間の材料部分Xを強制的に冷却すると回転力が増すとともに、ねじれが生じる材料部分Tが左方へ移動する。
第6の方法は、第5の方法で用いた把持回転装置Kの代わりに第2のダイスを用いることにより、より確実に材料を回転させる方法である。
すなわち、図15に示したように、高温の材料1をプッシャー4でコンテナー3に押し込み、コンテナー3と第1のダイス2−1の両者を回転しないように図示していない架台に固定し、第1のダイス2−1の出口側に第2のダイス2−2を付加し、この第2のダイス2−2を回転しながら、第1のダイスと第2のダイスでともに減面加工を行う際に、コンテナー内の材料の横断面の一部Nを冷却し、あるいは一部Uを加熱するとともに一部Nを冷却しながら、横断面内の温度の分布が不均一である状態でねじり前方押し出し加工を行う。
室温の材料の場合には、一部Uを加熱するとともに一部Nを冷却しながら、横断面内の温度の分布が不均一である状態でねじり前方押し出し加工を行う。
この第6の方法においても、第2のダイス内の材料を冷却装置Qにより冷却しておくと、第2のダイス2−2内の材料1−3を回転する力が増し、材料のねじれが生じる位置Tが左方へ移動するので、第1のダイスと第2のダイスの接触位置における噛み出しを抑制することができる。
第7の方法は、第5の方法における非軸対称変形をより助長させる方法に関するものである。
すなわち、図16に示したように、高温の材料1をプッシャー4でコンテナー3に押し込み、コンテナー3とダイス2の両者を回転しないように図示していない架台に固定し、ダイス2の出口側に把持回転装置を配置し、コンテナー3内の材料の軸心bが、ダイス2および把持回転装置Kの軸心aと平行であるが一致しないように構成しておき、把持回転装置Kを回転させながら、ダイス2で減面加工を行う際に、ダイス2内の材料の一部Nを冷却することを特徴とする非軸対称ねじり前方押し出し加工法である。
室温の材料の場合には、材料の一部Uを加熱するとともに一部Nを冷却しながら、横断面内の温度の分布が不均一である状態でねじり前方押し出し加工を行う。
すなわち、第7の方法は、コンテナー内の押し込み軸bと材料出側の押出し軸aが一致していないということ以外は第5の方法と同じである。
第8の方法は、第6の方法における非軸対称変形をより助長させる方法に関するものである。
すなわち、図17に示したように、高温の材料1をプッシャー4でコンテナー3に押し込み、コンテナー3と第1のダイス2−1の両者を回転しないように図示していない架台に固定し、第1のダイス2−1の出口側に第2のダイス2−2を配置し、コンテナー3内の材料の軸心bが、第1のダイス2−1および第2のダイス2−2の軸心aと平行であるが一致しないように構成しておき、第2のダイス2−2を回転しながら、第1のダイス2−1と第2のダイス2−2でともに減面加工を行う際に、第1のダイス内の材料の一部Nを冷却することを特徴とする非軸対称ねじり前方押し出し加工法である。
室温の材料の場合には、材料の一部Uを加熱するとともに一部Nを冷却しながら、横断面内の温度の分布が不均一である状態でねじり前方押し出し加工を行う。
すなわち、第8の方法は、コンテナー内の押し込み軸bと材料出側の押出し軸aが一致していないということ以外は第6の方法と同じである。
ところで、上記で説明した第1〜第8の方法は材料軸心部のひずみを大きくする方法であるが、軸心部の低ひずみ領域はその範囲が狭いので、用途によっては問題ない場合もある。たとえば、線材として用いる場合などである。また、材料のねじり回数を十分大きくすれば軸心部の低ひずみ領域をほとんど消滅させることもできる。このような場合、上記のように材料温度をあえて非軸対称にコントロールする必要はない。特に、第4〜第8の方法において以下のようにする第9〜第13の方法は、噛み出しが少なくなるという効果もあり、産業上有効である。
すなわち、第4の方法に対応する第9の方法においては、図9を用いて説明すると、コンテナー3内の温度を高温でなおかつほぼ均一にしておいて、コンテナー3の出口側と把持回転装置Kの間の材料部分Xを冷却しながら、第4の方法と同じ押出し作業を行うのである。
第5の方法に対応する第10の方法においては、図14を用いて説明すると、コンテナー3内の温度を高温でなおかつほぼ均一にしておいて、ダイス2の出口側と把持回転装置Kの間の材料部分Xを冷却しながら、第5の方法と同じ押出し作業を行うのである。
第6の方法に対応する第11の方法においては、図15を用いて説明すると、コンテナー3内の温度を高温でなおかつほぼ均一にしておいて、第1のダイス2−1内の出口側を冷却装置Qで冷却しながら、第6の方法と同じ押出し作業を行うのである。
第7の方法に対応する第12の方法においては、図16を用いて説明すると、コンテナー3内の温度を高温でなおかつほぼ均一にしておいて、ダイス2の出口側と把持回転装置Kの間の材料部分Xを冷却しながら、第7の方法と同じ押出し作業を行うのである。もっとも、この方法はもともと非軸対称変形するので、効果は第7の方法と大差はない。
第8の方法に対応する第13の方法においては、図17を用いて説明すると、コンテナー3内の温度を高温でなおかつほぼ均一にしておいて、第1のダイス2−1内の出口側を冷却装置Qで冷却しながら、第8の方法と同じ押出し作業を行うのである。もっとも、この方法ももともと非軸対称変形するので、効果は第8の方法と大差はない。
〔実施例1〕成分がAl:99.92%、O:0.03%の純アルミニウムの棒材(直径20mm、長さ60mm)を使用し、図18の装置を用いて、第1の方法でダイスを回転する方式のねじり前方押出し法を実施した。
図18のコンテナー3は固定されたホルダー5により回転しないように支持され、ダイス2はホルダー6および7によりラジアルベアリング9およびスラストベアリング8−2により回転自在に支持されている。なお、8−1のスラストベアリングはコンテナー先端部とダイス2の間に生じる回転による摩擦力を軽減するために設けられている。また、ダイス2は駆動ベルト10を介して駆動モーターMに連結されている。
高温の材料1はコンテナー3に装填された後、プッシャー4により押し込まれ、ダイス2により減面押出し加工を受けるが、コンテナー3の後端部に設けられた冷却装置Rにより冷却される。冷却水はW1より導入されW2より排出される。
装置Rの○印および波線は水路を模式的に表したものである。ダイス2は駆動モーターMにより回転させられる。
コンテナー部内径はφ20mm、長さは100mmである。ダイスの内面形状は図19に示したようにφ20mm−φ16mmの直線状テーパーになっている。
プッシャー速度は毎分5mm、ダイス回転数は毎分40回である。材料は別に設置されている加熱炉で無酸化雰囲気中で300℃に加熱され、加熱炉から抽出後素早くコンテナーに装入された。
図示されていない熱電対でコンテナーの温度分布を測定し、その分布から推定した材料温度は、1cのあたりの偏熱度が最大で、高温部で280℃、低温部で80℃であった。1d部では、ダイスからの抜熱があるので低温であり、なおかつ偏熱度は小さいと予想している。
途中止め材を組織観察から、ねじり変形は1b付近で最も大きくなっていた。プッシャー先端部に近い1a部はコンテナー内面にほぼ固着している状態であり、ねじりは受けていない。また、ダイス内の1d部はねじり変形は受けていなかった。1c部のねじりもあまり大きくなかった。
途中止め材の内部組織調査結果によれば、コンテナー内の未変形部1aの結晶粒直径は平均で120μmであったが、ダイス内の変形部1dの結晶粒の直径は、横断面内で一様であり、通常の光学顕微鏡では明確に観察できないほど微細になっていた。非常に大きいひずみが材料軸心部にも導入された結果であると思われる。
ビッカース硬度は1a部では平均30であったが、1d部では平均で80に達していた。また、その分布も横断面内で一様であった。
〔実施例2〕成分がAl:99.92%、O:0.03%の純アルミニウムの棒材(直径20mm、長さ80mm)を使用し、図20の装置を用いて、第8の方法で非軸対称ねじり前方押出し法を実施した。
図20のコンテナー3および第1のダイス2−1は固定されたホルダー5により回転しないように支持され、ダイス2−2はホルダー6および7によりラジアルベアリング9およびスラストベアリング8−2により回転自在に支持されている。また、ダイス2−2は駆動ベルト10を介して駆動モーターMに連結されている。
室温の材料1はコンテナー3に装填された後、プッシャー4により押し込まれ、ダイス2−1により減面押出し加工を受けた後ダイス2−2によっても減面押出し加工を受ける。室温の材料1は1a部が高周波加熱装置Hにより最高温度が約300℃に加熱される。図で下面のみ加熱しているので上面の温度が低く、約180℃であった。ダイス2−2には冷却装置が設置されている。
コンテナー部内径はφ20mm、長さは100mmである。第1のダイスの内面形状を図21に示した。第2のダイスの内面形状を図22に示した。押し込み軸bと押出し軸aは平行であるが、4mm偏心(オフセット)している。
プッシャー速度は毎分5mm、ダイス回転数は毎分40回である。
途中止め材の組織観察から、ねじり変形は高温部1aと低温部1cの間の1b部で最も大きくなっていた。
途中止め材の内部組織調査結果によれば、コンテナー内の未変形部1aの結晶粒直径は平均で100μmであったが、ダイス内の変形部1dの結晶粒の直径は、横断面内で一様であり、通常の光学顕微鏡では明確に観察できないほど微細になっていた。この場合も非常に大きいひずみが材料軸心部にも導入されたものと思われる。
ビッカース硬度は1a部では平均35であったが、1d部では平均で85に達していた。また、その分布も横断面内で一様であった。
高温材料の偏熱ねじり前方押し出し法(ダイス回転方式)の水平断面図 ねじり押出し法の水平断面図 材料軸心部の低ひずみ領域の説明図
室温材料の偏熱ねじり前方押し出し法(ダイス回転方式)の水平断面図 高温材料の偏熱ねじり後方押出し法(プッシャー回転方式)の水平断面図 室温材料の偏熱ねじり後方押出し法(プッシャー回転方式)の水平断面図 高温材料の減面しない偏熱ねじり前方押し出し法(ダイス回転方式)の水平断面図
室温材料の減面しない偏熱ねじり前方押し出し法(ダイス回転方式)の水平断面図 コンテナーとローラー式把持回転装置による偏熱ねじり押出し法の水平断面図 2ローラー式把持回転装置 3ローラー式把持回転装置
プッシャー先端部形状 コンテナーとクランプ式把持回転装置による偏熱ねじり押出し法の水平断面図 コンテナー、ダイスとローラー式把持回転装置による偏熱ねじり押出し法の水平断面図 コンテナー、第1のダイスと第2のダイスによる偏熱ねじり押出し法の水平断面図
偏心コンテナー、ダイスとローラー式把持回転装置による偏熱ねじり押出し法の水平断面図 偏心コンテナー、第1のダイスと第2のダイスによる偏熱ねじり押出し法の水平断面図 実施例1のねじり押出し装置 実施例1のダイス溝形状
実施例2のねじり押出し装置 実施例2の第1のダイスの溝形状 実施例2の第2のダイスの溝形状
符号の説明
1 材料
1−1 コンテナ側材料
1−2 ダイス側材料
2 ダイス
3 コンテナー
4 プッシャー
5 コンテナーホルダー
6 ダイスホルダー
7 ダイスホルダー
8−1 スラストベアリング
8−2 スラストベアリング
9 ラジアルベアリング
10 駆動ベルト
11 出側プッシャー
P 入側プッシャー圧力
P1 入側プッシャー圧力
P2 出側から材料を押す力
a 押出し軸
b 押し込み軸
c ローラーの軸
d クランプ部
h ハウジング
r ローラー
s スプリング
A 材料部分
B 材料部分
C 材料部分
D 材料部分
E 材料部分
G 材料部分
Q 冷却装置
I 材料部分
J 材料部分
L 材料部分
N 材料部分
U 材料部分
V 材料部分
X 材料部分
Y プッシャー先端を含む部分
1a 材料部分
1b 材料部分
1c 材料部分
1d 材料部分
R 冷却装置
H 加熱装置
K 材料の把持回転装置
W1 冷却装置に導入される冷却水
W2 冷却装置から排出される冷却水
M 駆動モーター

Claims (13)

  1. 回転しないように固定されたコンテナー内に装填された材料をプッシャーで押し込み、ダイスを押出し軸の周りに回転させながら変形させるとともに、コンテナー内の材料の横断面の一部を高温にし、一部を低温にして材料の横断面内の温度の分布が不均一である状態で加工することを特徴とするねじり前方押出し加工法。
  2. 底部を有するコンテナー内に装填された材料を、先端が中空の溝を有するダイス、となっている中空のプッシャーで押し込み、ダイス溝から材料を押し込み方向と逆方向へ押し出すとともに、コンテナーを押出し軸方向および回転方向に固定し、中空プッシャーを押出し軸の周りに回転させる加工において、コンテナー内の材料の横断面の一部を高温にし、一部を低温にして材料の横断面内の温度の分布が不均一である状態で加工することを特徴とするねじり後方押出し法。
  3. コンテナー内に装填された材料をプッシャー圧力P1で押し込み、コンテナー内面と同形状で同横断面積の溝を有するダイスを通過させる加工において、ダイスの出側からもプッシャーで材料の進行を妨げない程度の背圧P2をかけるとともに、コンテナー内の材料の横断面の一部を高温にし、一部を低温にして材料の横断面内の温度の分布が不均一である状態で押出し加工することを特徴とするねじり両押し押出し加工法。
  4. 回転しないように固定されたコンテナー内に装填された材料に押し込み力を及ぼし、コンテナー出口において材料を把持して回転させながら、コンテナー内の材料の横断面の一部を高温にし、一部を低温にして材料の横断面内の温度の分布が不均一である状態で加工することを特徴とするねじり前方押出し加工法。
  5. 材料をプッシャーでコンテナーに押し込み、コンテナーとダイスの両者を回転しないように架台に固定し、ダイスによる減面加工を行うとともに、ダイスの出側に配置した把持回転装置により出側材料を出側材料の軸心の回りに回転させる加工法において、コンテナー内の材料の横断面の一部を高温にし、一部を低温にして材料の横断面内の温度の分布が不均一である状態で加工を行うことを特徴とするねじり前方押し出し加工法。
  6. 材料をプッシャーでコンテナーに押し込み、コンテナーと第1のダイスの両者を回転しないように架台に固定し、第1のダイスの出口側に第2のダイスを付加し、この第2のダイスを回転しながら、第1のダイスと第2のダイスでともに減面加工を行う加工法において、コンテナー内の材料の横断面の一部を高温にし、一部を低温にして材料の横断面内の温度の分布が不均一である状態で加工を行うことを特徴とするねじり前方押出し加工法。
  7. 材料をプッシャーでコンテナーに押し込み、コンテナーとダイスの両者を回転しないように架台に固定し、ダイスの出口側に出側材料の把持回転装置を配置し、コンテナー内の材料の軸心が、ダイスおよび把持回転装置の軸心と平行であるが一致しないように構成しておき、この把持回転装置を回転させながら、ダイスによる減面押出し加工を行う方法において、コンテナー内の材料の一部を高温にし、一部を低温にして材料の横断面内の温度の分布が不均一である状態で加工を行うことを特徴とする非軸対称ねじり前方押出し加工法。
  8. 材料をプッシャーでコンテナーに押し込み、コンテナーと第1のダイスの両者を回転しないように架台に固定し、第1のダイスの出口側に第2のダイスを配置し、コンテナー内の材料の軸心が、第1のダイスおよび第2のダイスの軸心と平行であるが一致しないように構成しておき、第2のダイスを回転しながら、第1のダイスと第2のダイスでともに減面加工を行う加工法において、コンテナー内の材料の一部を高温にし、一部を低温にして材料の横断面内の温度の分布が不均一である状態で加工を行うことを特徴とする非軸対称ねじり前方押出し加工法。
  9. 回転しないように固定されたコンテナー内に装填された材料に押し込み力を及ぼし、コンテナー出口において材料を把持して回転させながら、コンテナー内の材料の横断面内の温度の分布がほぼ均一である状態で加工することを特徴とするねじり前方押出し加工法。
  10. 材料をプッシャーでコンテナーに押し込み、コンテナーとダイスの両者を回転しないように架台に固定し、ダイスによる減面加工を行うとともに、ダイスの出側に配置した把持回転装置により出側材料を出側材料の軸心の回りに回転させる加工法において、コンテナー内の材料の横断面内の温度の分布がほぼ均一である状態で加工を行うことを特徴とするねじり前方押し出し加工法。
  11. 材料をプッシャーでコンテナーに押し込み、コンテナーと第1のダイスの両者を回転しないように架台に固定し、第1のダイスの出口側に第2のダイスを付加し、この第2のダイスを回転しながら、第1のダイスと第2のダイスでともに減面加工を行う加工法において、コンテナー内の材料の横断面内の温度の分布がほぼ均一である状態で加工を行うことを特徴とするねじり前方押出し加工法。
  12. 材料をプッシャーでコンテナーに押し込み、コンテナーとダイスの両者を回転しないように架台に固定し、ダイスの出口側に出側材料の把持回転装置を配置し、コンテナー内の材料の軸心が、ダイスおよび把持回転装置の軸心と平行であるが一致しないように構成しておき、この把持回転装置を回転させながら、ダイスによる減面押出し加工を行う方法において、コンテナー内の材料の横断面内の温度の分布がほぼ均一である状態で加工を行うことを特徴とする非軸対称ねじり前方押出し加工法。
  13. 材料をプッシャーでコンテナーに押し込み、コンテナーと第1のダイスの両者を回転しないように架台に固定し、第1のダイスの出口側に第2のダイスを配置し、コンテナー内の材料の軸心が、第1のダイスおよび第2のダイスの軸心と平行であるが一致しないように構成しておき、第2のダイスを回転しながら、第1のダイスと第2のダイスでともに減面加工を行う加工法において、コンテナー内の材料の横断面内の温度の分布がほぼ均一である状態で加工を行うことを特徴とする非軸対称ねじり前方押出し加工法。
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