JP2005000983A - ピストンロッドの製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】コストを削減できるピストンロッドの製造方法を提供する。
【解決手段】パイプ材1の管端部1aを絞りダイスD1,D2の内周に挿入して縮径させる少なくとも1回以上の絞り工程と、上記絞り工程で縮径したパイプ材1の管端部1aを中空であって内周面と端部面30とが略直交する座面成形ダイスD3の端部面30側から挿入しプレスすることによりピストンロッドの座面を成形する座面形成工程とからなる。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ピストンロッドの製造方法に関し、特に、パイプ材からピストンロッドを製造する製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
油圧緩衝器、油圧シリンダ等の機器に使用されるピストンロッドには、その端部にピストンが装着されるため、当該端部にピストン等を係止する段部を設ける必要があり、機器軽量化および低コスト化の観点からパイプ材からピストンロッドを成形する方法が採用されている。そして、パイプ材からピストンロッドを成形する方法にあっては、この段部を形成するためにパイプ材の管端部をスウェージング工法により縮径する方法(たとえば、特許文献1参照)や、パイプ材の管端に中実な円柱を摩擦圧接法により溶着して、この中実な円柱部分を切削加工等により段部を形成する方法が従来から知られている。
【0003】
【特許文献1】
特開平5−50166号公報(第3頁右欄第21行目から第4頁右欄第3行目まで、図1から図3)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
さて、上述のような従来のピストンロッドの製造方法では、以下の問題がある。
【0005】
すなわち、スウェージング工法によりピストンロッドに段部を形成する方法では、段部をピストンロッドの軸に対し直交するように成形することができない。したがって、そのままでは、この段部にピストン等を係止できないので、この段部にカラーを当接させこのカラーの端面でピストンロッドの軸に対し直交する面を作り、このカラーの端面にピストンを当接させるか、段部を切削してピストンロッドの軸に対し直交する面を作る必要がある。すると、カラーを設ける点で部品点数が多くなり、コスト高となり、カラーを設けずに段部を切削する場合には後加工が必要となるので加工コストが高くなる。
【0006】
さらに、パイプ材の管端に中実な円柱を摩擦圧接法により溶着する場合には、段部形成の為に切削等の後加工が必要となるばかりでなく、パイプ材の管端に中実な円柱を接合しているから、その接合部分にバリが生じ、このバリを取り除く処理も必要となる。したがって、加工工数が多く、かつ、中実円柱が必要となる点で部品点数が多くなり、コスト高となる。
【0007】
そこで、本発明は上記不具合を改善するために創案されたものであって、その目的とするところは、コストを削減できるピストンロッドの製造方法を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
第1の課題解決手段は、パイプ材の管端部径を縮径加工するピストンロッドの製造方法において、パイプ材の管端部を絞りダイスの内周にプレスしながら挿入して縮径させる少なくとも1回以上の絞り工程と、上記絞り工程で縮径したパイプ材の管端部を中空であって内周面と端部面とが略直交する座面成形ダイスの端部面側から挿入しプレスすることによりピストンロッドの座面を成形する座面形成工程とからなる。
【0009】
第1の課題解決手段によれば、スウェージング工法によりピストンロッドに段部を形成する方法やパイプ材の管端に中実な円柱を摩擦圧接法により溶着する場合に比較して、プレス加工のみで段部をピストンロッドの軸に対し直交するように成形することができるので、カラーを設けたり、中実円柱を設けたりする必要がないので、部品点数が少なくなり、コストも低減可能となる。
【0010】
そして、従来の製造方法に比較して、カラーや中実円柱を設ける必要がないので、より軽量なピストンロッドを製造することができる。このことは、プラグを設ける場合にも同様で、スウェージング工法の場合には、カラーが必要となるか、段部を切削する必要上パイプ材をどうしても肉厚にする必要があるが、本発明の製造方法では、カラーを設けずにすみ、段部を切削する必要がないので、この点で、軽量化が図られ、さらに、中実円柱を摩擦圧接法により溶着させる場合には、縮径されている部位全てが、中実円柱となるが、本発明の製造方法によれば、プラグの軸方向長さを縮径部の軸方向長さより短くすることができるので、この点でピストンロッドを軽量化することができるのである。
【0011】
また、プレス加工時に、パイプ材を絞りダイスおよび座面形成ダイスに挿入する方法を採用しているので、従来の製造方法に比較して軸心調整に手間がかからず、安価かつ短時間でピストンロッドを製造することができる。
【0012】
第2の課題解決手段は、第1の課題解決手段において、上記絞り工程時に、パイプ材の管端部内にプラグを挿入してから管端部を縮径させてプラグを嵌合させることを特徴とする。
【0013】
第2の課題解決手段によれば、プラグにより、ピストンロッド内を密封状態下に封止することができ、当該プラグは、ピストンロッド内に緩衝器やシリンダの作動油が侵入することを防止するシールとして機能する。
【0014】
さらに、この絞り工程時に、プラグが心棒としての役割を果たすので、縮径されるパイプ材の管端部の内周にしわが発生してしまうことが防止されるので、ピストンロッドの強度も向上し、しわが発生しないので、シール性も良い。
【0015】
また、パイプ材に縮径部を形成してから、プラグを打ち込む方法に比較して、プレス成形でプラグをパイプ材に固定できるので、加工工数も少なくて済み、安価にピストンロッドを製造することが可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のピストンロッドの製造方法を図1から図3に基づいて説明する。図1(A)は、一実施の形態におけるピストンロッドの製造方法においてパイプ材をチャックに固定した状態を示す絞り工程を模写した図である。図1(B)は、一実施の形態におけるピストンロッドの製造方法においてパイプ材の管端部を絞りダイスに挿入して縮径した状態を示す絞り工程を模写した図である。図2(A)は、一実施の形態におけるピストンロッドの製造方法においてプラグを挿入したパイプ材をチャックに固定した状態を示す絞り工程を模写した図である。図2(B)は、一実施の形態におけるピストンロッドの製造方法においてプラグを挿入したパイプ材の管端部が絞りダイスに挿入され縮径された状態を示す絞り工程を模写した図である。図3(A)は、一実施の形態におけるピストンロッドの製造方法において絞り工程で縮径されたパイプ材をチャックに固定した状態を示す座面成形工程を模写した図である。図3(B)は、一実施の形態におけるピストンロッドの製造方法において絞り工程で縮径されたパイプ材の管端部が座面成形ダイスに挿入され座面が形成された状態を示す座面形成工程を模写した図である。
【0017】
以下、詳細に説明すると、一実施の形態におけるピストンロッドの製造方法は、パイプ材1の管端部1aを絞りダイスD1の内周に挿入して縮径させる第1の絞り工程と、上記第1の絞り工程で縮径されたパイプ材1の管端部1a内にプラグPを挿入してから管端部1aを縮径させてプラグPを嵌合させる第2の絞り工程と、縮径したパイプ材1の管端部1aを座面成形ダイスD2の端部面側から挿入しプレスすることによりピストンロッドの座面を成形する座面形成工程とからなる。
【0018】
第1の絞り工程では、図1(A)に示すように、まず、パイプ材1をチャックCに固定したのち、図1(B)に示すように、このチャックCに固定されたパイプ材1が絞りダイスD1内に挿入される。チャックCは、心出しが行えるものを使用すればよく、たとえば、スクロールチャック、パワーチャック等が使用でき、他に心出しが行えるものであれば使用可能である。また、この絞りダイスD1は、中空なダイス本体12と、ダイス本体12の図1(A)中左端側から右方に向けて徐々に縮径される中空部10とで構成されている。なお、中空部10の最小径部11の内周径は、パイプ材1の直径より小さく設定されている。
【0019】
そして、パイプ材1を絞りダイスD1に挿入するにあたり、プレス機が使用されるが、チャックC側を移動させてプレス機に固定した絞りダイスD1内にパイプ材1を挿入するとしてもよいし、反対に絞りダイスD1側を移動させてプレス機に固定したチャックC内にパイプ材1を導入するとしてもよい。
【0020】
さて、第1の絞り工程では、パイプ材1の管端部1aは、絞りダイスD1内に徐々に挿入される。すると、絞りダイスD1の中空部10内に管端部1aが当接しながら、パイプ材1が絞りダイスD1内に挿入されていく。すると、パイプ材1の管端部1aは、中空部10が図1(A)中左端側から右方に向けて徐々に縮径されているので、その先端側、すなわち、図1(A)中右端から徐々に縮径するように塑性変形せしめられ、管端部1aはその先端側から中空部10の最小径部11の内周径にまで縮径され、チャックCの内周底面C1に絞りダイスD1が当接すると、最終的には、管端部1aには、絞りダイスD1の中空部10に沿う段部2と、最小径部11の内周径にまで縮径された縮径部3とが形成される。
【0021】
第1の絞り工程につづいて、第2の絞り工程では、図2(A)に示すように、まず、第1の絞り工程で縮径されたパイプ材1をチャックCに固定したのち、この縮径された管端部1aの縮径部3内に円柱形状のプラグPを挿入する、そうしておいてから、図2(B)に示すように、このチャックCに固定されたパイプ材1の管端部1aが絞りダイスD2内に挿入される。この絞りダイスD2は、中空なダイス本体22と、ダイス本体22の図2(A)中左端側から右方に向けて徐々に縮径される中空部20とで構成されている。なお、中空部20の最小径部21の内周径は、縮径されたパイプ材1の管端部1aの直径より小さく設定されている。
【0022】
そして、この第2の絞り工程においても、パイプ材1を絞りダイスD2に挿入するにあたり、プレス機が使用される。
【0023】
さて、第2の絞り工程では、パイプ材1の管端部1aは、絞りダイスD2内に徐々に挿入される。すると、絞りダイスD2の中空部20内にパイプ材1の管端部1aが当接しながら、パイプ材1が絞りダイスD2内に挿入されていく。すると、パイプ材1の管端部1aは、中空部20は図2(A)中左端側から右方に向けて徐々に縮径されているので、その先端側、すなわち、図2(A)中右端から徐々に縮径するように塑性変形せしめられ、管端部1aはその先端側から中空部20の最小径部21の内周径にまで縮径され、チャックCの内周底面C1に絞りダイスD2が当接すると、最終的には、管端部1aには、絞りダイスD2の中空部20に沿う段部2と、最小径部21にまで縮径された縮径部3とが形成される。このとき、パイプ材1の管端部1aの縮径部3は、上記絞りダイスD2の最小径部21が縮径部3の直径より小さく設定されているので、さらに、縮径されると同時に、縮径部3内に挿入されたプラグPが、縮径部3が縮径されることにより、縮径部3に嵌合して固定される。
【0024】
なお、このようにパイプ材1に固定されたプラグPは、たとえば、ピストンロッドが緩衝器やシリンダに使用される場合に、ピストンロッド内を密封状態下に封止することができ、ピストンロッド内に緩衝器やシリンダの作動油が侵入することを防止するシールとして機能する。ここで、プラグPには、金属の他プラスチックを使用してもよい。さらに、この絞り工程時に、プラグPが心棒としての役割を果たすので、縮径されるパイプ材1の管端部1aの内周にしわが発生してしまうことが防止されるので、ピストンロッドの強度も向上し、しわが発生しないので、シール性も良い。
【0025】
また、縮径部3を形成してから、プラグPを打ち込む方法に比較して、プレス成形でプラグPをパイプ材1に固定できるので、加工工数も少なくて済み、安価にピストンロッドを製造することが可能となる。
【0026】
第2の絞り工程につづいて、座面成形工程では、図3(A)に示すように、まず、第2の絞り工程で縮径されたパイプ材1をチャックCに固定したのち、図3(B)に示すように、このチャックCに固定されたパイプ材1の管端部1aが絞りダイスD3内に挿入される。この座面成形ダイスD3は、中空なダイス本体32と、ダイス本体32の図2(A)中左端面たる端部面30と略直交する内周面を有する中空部31とで構成されている。なお、中空部31の内径は、上記絞りダイスD2の最小径部21の内周径と同様の径に設定されている。
【0027】
そして、この座面成形工程においても、パイプ材1を座面成形ダイスD3に挿入するにあたり、プレス機が使用される。
【0028】
さて、座面成形工程では、パイプ材1の管端部1aは、座面成形ダイスD3内に徐々に挿入される。すると、座面成形D3の端部面30内にパイプ材1の管端部1aに形成された段部2が当接しながら、パイプ材1が座面形成ダイスD3内に挿入されていく。すると、パイプ材1の管端部1aは、端部面30が中空部31の内周面に略直交しているので、パイプ材1の軸線に対して略直交していることとなり、段部2はやがてプレスされて、塑性変形せしめられ、チャックCの内周底面C1に座面成形ダイスD3が当接すると、最終的には、管端部1aには、座面成形ダイスD3の端部面30に沿う段部2が形成され、他方、縮径部3の直径は、座面形成ダイスD3の中空部31の内周と同じであるので、縮径部3はプレス加工されずに、絞りダイスD2により最小径部21の内周径にまで縮径されたままの状態となる。
【0029】
したがって、座面成形工程においては、上記第1および第2の絞り工程でパイプ材1の管端部1aに形成された段部2のみを加工し、絞り工程時にパイプ材1の軸線に対し傾斜していた段部2を軸線に対し直交するように成形することができる。
【0030】
すると、スウェージング工法によりピストンロッドに段部を形成する方法やパイプ材の管端に中実な円柱を摩擦圧接法により溶着する場合に比較して、プレス加工のみで段部をピストンロッドの軸に対し直交するように成形することができるので、カラーを設けたり、中実円柱を設けたりする必要がないので、部品点数が少なくなり、コストも低減可能となる。
【0031】
そして、従来の製造方法に比較して、カラーや中実円柱を設ける必要がないので、より軽量なピストンロッドを製造することができる。このことは、プラグを設ける場合にも同様で、スウェージング工法の場合には、カラーが必要となるか、段部を切削する必要上パイプ材をどうしても肉厚にする必要があるが、本発明の製造方法では、カラーを設けずにすみ、また、パイプ材を肉厚にして段部を切削する必要がないので、この点で、軽量化が図られ、さらに、中実円柱を摩擦圧接法により溶着させる場合には、縮径されている部位全てが、中実円柱となるが、本発明の製造方法によれば、プラグの軸方向長さを縮径部の軸方向長さより短くすることができるので、この点でピストンロッドを軽量化することができるのである。
【0032】
また、プレス加工時に、パイプ材を絞りダイスおよび座面形成ダイスに挿入する方法を採用しているので、従来の製造方法に比較して軸心調整に手間がかからず、安価かつ短時間でピストンロッドを製造することができる。
【0033】
【発明の効果】
各請求項の発明によれば、スウェージング工法によりピストンロッドに段部を形成する方法やパイプ材の管端に中実な円柱を摩擦圧接法により溶着する場合に比較して、プレス加工のみで段部をピストンロッドの軸に対し直交するように成形することができるので、カラーを設けたり、中実円柱を設けたりする必要がないので、部品点数が少なくなり、コストも低減可能となる。
【0034】
そして、従来の製造方法に比較して、カラーや中実円柱を設ける必要がないので、より軽量なピストンロッドを製造することができる。このことは、プラグを設ける場合にも同様で、スウェージング工法の場合には、カラーが必要となるか、段部を切削する必要上パイプ材をどうしても肉厚にする必要があるが、本発明の製造方法では、カラーを設けずにすみ、また、パイプ材を肉厚にして段部を切削する必要がないので、この点で、軽量化が図られ、さらに、中実円柱を摩擦圧接法により溶着させる場合には、縮径されている部位全てが、中実円柱となるが、本発明の製造方法によれば、プラグの軸方向長さを縮径部の軸方向長さより短くすることができるので、この点でピストンロッドを軽量化することができるのである。
【0035】
また、プレス加工時に、パイプ材を絞りダイスおよび座面形成ダイスに挿入する方法を採用しているので、従来の製造方法に比較して軸心調整に手間がかからず、安価かつ短時間でピストンロッドを製造することができる。
【0036】
請求項2の発明によれば、プラグにより、ピストンロッド内を密封状態下に封止することができ、当該プラグは、ピストンロッド内に緩衝器やシリンダの作動油が侵入することを防止するシールとして機能する。
【0037】
さらに、この絞り工程時に、プラグが心棒としての役割を果たすので、縮径されるパイプ材の管端部の内周にしわが発生してしまうことが防止されるので、ピストンロッドの強度も向上し、しわが発生しないので、シール性も良い。
【0038】
また、パイプ材に縮径部を形成してから、プラグを打ち込む方法に比較して、プレス成形でプラグをパイプ材に固定できるので、加工工数も少なくて済み、安価にピストンロッドを製造することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)一実施の形態におけるピストンロッドの製造方法においてパイプ材をチャックに固定した状態を示す絞り工程を模写した図である。
(B)一実施の形態におけるピストンロッドの製造方法においてパイプ材の管端部を絞りダイスに挿入して縮径した状態を示す絞り工程を模写した図である。
【図2】(A)一実施の形態におけるピストンロッドの製造方法においてプラグを挿入したパイプ材をチャックに固定した状態を示す絞り工程を模写した図である。
(B)一実施の形態におけるピストンロッドの製造方法においてプラグを挿入したパイプ材の管端部が絞りダイスに挿入され縮径された状態を示す絞り工程を模写した図である。
【図3】(A)一実施の形態におけるピストンロッドの製造方法において絞り工程で縮径されたパイプ材をチャックに固定した状態を示す座面成形工程を模写した図である。
(B)一実施の形態におけるピストンロッドの製造方法において絞り工程で縮径されたパイプ材の管端部が座面成形ダイスに挿入され座面が形成された状態を示す座面形成工程を模写した図である。
【符号の説明】
1 パイプ材
1a 管端部
2 段部
3 縮径部
10,20,31 中空部
11,21 最小径部
12,22,32 ダイス本体
30 端部面
C チャック
D1,D2 絞りダイス
D3 座面形成ダイス
P プラグ

Claims (2)

  1. パイプ材の管端部径を縮径加工するピストンロッドの製造方法において、パイプ材の管端部を絞りダイスの内周にプレスしながら挿入して縮径させる少なくとも1回以上の絞り工程と、上記絞り工程で縮径したパイプ材の管端部を中空であって内周面と端部面とが略直交する座面成形ダイスの端部面側から挿入しプレスすることによりピストンロッドの座面を成形する座面形成工程とからなるピストンロッドの製造方法。
  2. 上記絞り工程時に、パイプ材の管端部内にプラグを挿入してから管端部を縮径させてプラグを嵌合させることを特徴とする請求項1に記載のピストンロッドの製造方法。
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