JP2005000105A - スピニングリールのリール本体及びそのカバー部材 - Google Patents

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    • A01KANIMAL HUSBANDRY; CARE OF BIRDS, FISHES, INSECTS; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
    • A01K89/00Reels
    • A01K89/01Reels with pick-up, i.e. with the guiding member rotating and the spool not rotating during normal retrieval of the line

Abstract

【課題】スピニングリールのリール本体において、リール本体を大型化することなく、安価な構成でリール本体を形成できるようにする。
【解決手段】スピニングリールのリールボディ2aは、後端部に形成された第1開口部2cと、第1開口部2cの周囲に形成された装着部2dとを有している。装着部2dには、第1カバー部材40及び第2カバー部材50が選択的にリールボディ2aの装着部2dに連なる部分と滑らかに連設して装着されている。第1カバー部材40は第1開口部2cを閉塞するように装着され、第2カバー部材50のリアドラグ収納部50dにはリアドラグ機構が装着される。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、リール本体、特に、スピニングリールのリール本体及びそのカバー部材に関する。
【0002】
【従来の技術】
スピニングリールは、一般に、釣竿に装着されるリール本体と、リール本体に回転自在に取り付けられたハンドルと、リール本体に回転自在に装着されたロータと、ロータの前方でリール本体に前後移動自在に装着され、ロータによって案内された釣り糸が外周に巻き付けられるスプールとを有している。
【0003】
リール本体は、釣竿に装着されるT字状の竿取付脚部と、竿取付脚部と一体成形され、内部に各種の機構が収納されるリールボディとを備えている。リールボディは、側部が開口する収納空間を内部に有する本体部材と、本体部材の開口を覆うように着脱自在に本体部材に装着された蓋部材とを有している。
このようなスピニングリールには、スプールの回転を制動するためのドラグ機構が設けられている。この種のドラグ機構は、スプール軸の前部に配置されるフロントドラグ機構と、スプール軸の後部に配置されるリアドラグ機構とが知られている。フロントドラグ機構はスプール内に装着され、リアドラグ機構はリール本体後部に装着される。
【0004】
このようなリアドラグ機構が装着されるスピニングリールでは、リール本体は、リアドラグ機構を操作するための円筒状のドラグつまみの外形に合わせるために、後方に突出するように円筒状に一体成形されている(たとえば、特許文献1参照)。リール本体の後部に円筒状のリアドラグ収納部を形成することにより、内部にリアドラグ機構の各種機構を収納でき、かつドラグつまみの外形に合わせることができる。
【0005】
【特許文献1】
特開平9−313079号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
前記従来のリアドラグ機構が設けられるスピニングリールでは、リール本体の後部にリアドラグ収納部はリール本体の後部に突出した円筒状に形成されている。このため、リールボディは全体として複雑な形状となるので、リールボディの本体部と円筒状のリアドラグ収納部とを一体成形するには、特殊な金型を用いる必要が生じる。すると、リールボディの形成に手間が掛かるとともに、製造コストの増加を招くおそれが生じる。
【0007】
そこで、リールボディの本体部と円筒状のリアドラグ収納部とを別体で形成することが考えられる。ここでは、リールボディの本体部と円筒状のリアドラグ収納部とを別々に形成した後、本体部の後部に係止部を形成し、この係止部に円筒状のリアドラグ収納部を係止して装着固定している。このようにリールボディの本体部と円筒状のリアドラグ収納部とを別々に形成することにより、特殊な金型を用いることなく、リールボディを容易に形成することができる。
【0008】
また、このようなスピニングリールでは、さらに意匠性を向上させるために、リール本体の後部に一部が凹んだ装着部を形成し、この装着部にリールボディに連なる部分と滑らかに連設して装着可能なカバー部材を設けることが考えられる。このようなカバー部材は、後部に円筒状の開口部を有しており、この開口部からリールボディの後端に別体の円筒状のリアドラグ収納部が装着される。
【0009】
このような、カバー部材が装着されるスピニングリールでは、リールボディには、カバー部材及び円筒状のリアドラグ収納部を係止するための複数の係止部が形成されている。このため、このスピニングリールでは、リールボディは複数の係止部を有しているので、複数の係止部を設けるためにリール本体の大型化を招くおそれがある。
【0010】
本発明の課題は、スピニングリールのリール本体において、リール本体を大型化することなく、安価な構成でリール本体を形成できるようにすることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
発明1に係るスピニングリールのリール本体は、釣竿に装着され、リアドラグ機構が設けられ、かつ前方に釣り糸を繰り出し可能なスピニングリールのリール本体であって、釣竿に装着される竿取付脚部と、竿取付脚部と連設され後端部に第1開口部が形成されるとともに第1開口部の周囲に形成された装着部を有するリールボディと、リールボディに連なる部分と滑らかに連設して装着部に装着され第1開口部と連通する内部空間にリアドラグ機構が装着されるリアドラグ収納部を有するカバー部材とを備えている。
【0012】
このリール本体では、カバー部材は、リアドラグ機構が設けられるリアドラグ収納部を有している。ここでは、リアドラグ収納部がリールボディと別体で形成されているので、特殊な金型を用いることなく、リールボディを容易に形成することができる。また、リアドラグ機構はリアドラグ収納部に設けられているので、従来のようにリールボディの後部にリアドラグ機構を装着する必要がなくなり、このためリールボディにリアドラグ機構を係止するための係止部を設ける必要がなくなる。したがって、リール本体を大型化することなく、安価な構成でリール本体を形成できる。
【0013】
発明2に係るリール本体は、発明1のリール本体において、カバー部材は、リアドラグ収納部の後端部に形成された第2開口部をさらに有している。この場合、第2開口部からリアドラグ機構の各種機構の少なくとも一部を装着できる。
発明3に係るリール本体は、発明1又は2のリール本体において、カバー部材は、リールボディに弾性圧入係合されている。この場合、カバー部材の装着が容易になる。
【0014】
発明4に係るリール本体は、発明1又は2のリール本体において、カバー部材は、リールボディにねじ止め固定されている。この場合、カバー部材の着脱が容易かつ確実になる。
発明5に係るリール本体は、発明1から4のいずれかのリール本体において、リアドラグ収納部は、後方に突出するように円筒状に一体成形されている。この場合、リアドラグ収納部は後方に突出するように円筒状に形成されているので、リアドラグ機構の装着が容易になるとともに、カバー部材の構成が簡素になる。
【0015】
発明6に係るリール本体は、発明5のリール本体において、リアドラグ機構は、内周部に雌ねじ部が形成されたドラグつまみを有している。リアドラグ収納部は、外周部に雌ねじ部が螺合可能な雄ねじ部が形成されている。この場合、カバー部材のリアドラグ収納部の雄ねじ部に、リアドラグ機構の雌ねじ部を螺合させることにより、リアドラグ機構を容易かつ確実に着脱できる。
【0016】
発明7に係るリール本体は、釣竿に装着され、フロントドラグ機構及びリアドラグ機構のいずれかが設けられ、かつ前方に釣り糸を繰り出し可能なスピニングリールのリール本体であって、釣竿に装着される竿取付脚部と、竿取付脚部と連設され後端部に第1開口部が形成されるとともに第1開口部の周囲に装着部が形成されたリールボディとを備えている。装着部には、リールボディの装着部に連なる部分と滑らかに連設して装着される第1カバー部材及び第2カバー部材が選択的に装着可能である。第1カバー部材は、フロントドラグ機構が設けられる際、第1開口部を閉塞するように装着される。第2カバー部材は、第1開口部と連通する内部空間にリアドラグ機構が装着されるリアドラグ収納部を有している。
【0017】
このリール本体では、フロントドラグ機構が設けられるときは装着部に第1カバー部材が装着され、リアドラグ機構が設けられるときは装着部に第2カバー部材が装着され、第2カバー部材のリアドラグ収納部にリアドラグ機構が装着される。ここでは、第2カバー部材は、リアドラグ機構が設けられるリアドラグ収納部を有しているので、発明1と同様に、リール本体を大型化することなく、安価な構成でリール本体を形成できる。
【0018】
発明8に係るスピニングリールのカバー部材は、釣竿に装着され、リアドラグ機構が設けられ、後端部に第1開口部が形成されるとともに、第1開口部の周囲に装着部が形成されたスピニングリールのリール本体に装着されるスピニングリールのカバー部材であって、リールボディに連なる部分と滑らかに連設して装着部に装着され、第1開口部と連通する内部空間にリアドラグ機構が装着されるリアドラグ収納部を有している。この場合、カバー部材は、リアドラグ機構が設けられるリアドラグ収納部を有しているので、発明1と同様に、リール本体を大型化することなく、安価な構成でリール本体を形成できる。
【0019】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施形態を採用したスピニングリールは、図1に示すフロントドラグ型のものと、図2に示すリアドラグ型のものとでリール本体2を共通化したリールであって、それぞれ後述する第1カバー部材40(図1参照)及び第2カバー部材50(図2参照)が選択的に装着される。
【0020】
フロントドラグ型のスピニングリールは、図1に示すように、ハンドル1を回転自在に支持するリール本体2と、ロータ3と、スプール4とを備えている。ロータ3は、リール本体2の前部に回転自在に支持されている。スプール4は、釣り糸を外周面に巻き取るものであり、ロータ3の前部に前後移動自在に配置されている。
【0021】
リール本体2は、リールボディ2aと、リールボディ2aから斜め上前方に延びる竿取付脚2bとを有している。リールボディ2aは、内部に各種の機構が収納される図示しない空間を有している。
ロータ3は、図1に示すように、円筒部30と、円筒部30の側方に互いに対向して設けられた第1及び第2ロータアーム31、32とを有している。
【0022】
スプール4は、ロータ3の第1ロータアーム31と第2ロータアーム32との間に配置されており、スプール軸15の先端にフロントドラグ機構60を介して装着されている。
フロントドラグ機構60は、図1に示すように、スプール4とスプール軸15との間に装着され、スプール4にドラグ力を作用させるための機構である。フロントドラグ機構60は、ドラグ力を手で調整するためのつまみ部61と、つまみ部61によりスプール4側に押圧される複数枚のディスクからなる摩擦部62とを有している。
【0023】
リールボディ2aは、図1及び図3〜図5に示すように、後端部に形成された第1開口部2cと、第1開口部2cの周囲に第1開口部2cに向かって外形が先細り形状に形成された装着部2dとを有している。装着部2dには、第1カバー部材40がリールボディ2aの装着部2dに連なる部分と滑らかに連設して装着されている。
【0024】
装着部2dは、図3〜図5に示すように、リールボディ2aより一段低くなるように段差部分が形成されており、この段差部分に第1カバー部材40が装着される。第1カバー部材40を装着したとき、第1カバー部材40の外径はリールボディ2aと滑らかに連設するように面一になっている。装着部2dの上部には、図3及び図4に示すように、第1カバー部材40をねじ部材41(図1参照)によってねじ止め固定するための孔部2eが形成されている。装着部2dの下部には、図3及び図5に示すように、第1カバー部材40をねじ部材42(図1参照)によってねじ止め固定するための孔部2fが形成されている。
【0025】
第1カバー部材40は、図1及び図3〜図5に示すように、第1開口部2cを閉塞するように装着され、後端部の先鋭部分は僅かに丸められた形状となっている。第1カバー部材40は、外形がリールボディ2aに沿って先細り形状に形成されており、第1カバー部材40を装着部2dにしたとき、リールボディ2aから第1カバー部材40に向かって滑らかに連設している。また、第1カバー部材40の上部と下部には、図3〜図5に示すようにねじ部材41、42が装着される貫通孔40a、40bが形成されている。
【0026】
このフロントドラグ型のスピニングリールを組み立てるには、まずフロントドラグ機構60等の各種の機構を組み込む。そして、装着部2dに第1カバー部材40を装着し、ねじ部材41、42を貫通孔40a、40bを通して孔部2e、2fに取り付けることにより、第1カバー部材40をリールボディ2aに固定している。ここでは、後端部の外形を先細り形状に維持したまま、第1開口部2cを閉塞できる。
【0027】
一方、リアドラグ型のスピニングリールは、図2に示すように、ハンドル101を回転自在に支持するリール本体2と、ロータ103と、スプール104とを備えている。ロータ103は、リール本体2の前部に回転自在に支持されている。スプール104は、釣り糸を外周面に巻き取るものであり、ロータ103の前部に前後移動自在に配置されている。
【0028】
リール本体2は、リールボディ2aと、リールボディ2aから斜め上前方に延びる竿取付脚2bとを有している。リールボディ2aは、内部に各種の機構が収納される図示しない空間を有している。
ロータ103は、円筒部130と、円筒部130の側方に互いに対向して設けられた第1及び第2ロータアーム131、132とを有している。
【0029】
スプール104は、ロータ103の第1ロータアーム131と第2ロータアーム132との間に配置されている。
リールボディ2aは、図2及び図3〜図5に示すように、後端部に形成された第1開口部2cと、第1開口部2cの周囲に第1開口部2cに向かって外形が先細り形状に形成された装着部2dとを有している。装着部2dには、第2カバー部材50がリールボディ2aと滑らかに連設して装着されている。第2カバー部材50の後端部には、リアドラグ機構70が装着されている。
【0030】
リアドラグ機構70は、図2に示すように、スプール軸115の後端部に回転不能、かつ軸方向移動自在に連結されており、スプール軸115を介してスプール104の糸繰り出し方向の回転を制動するものである。リアドラグ機構70は、内周部に形成された雌ねじ部70aと、ドラグ力を手で調整するための筒状のつまみ部71を有している。リアドラグ機構70は、スプール軸115に回転不能にかつ摺動自在に装着される円筒状のブッシュ72と、ブッシュ72のフランジ部分に押圧され複数の摩擦プレートからなる摩擦部73とを主に有している。ここでは、つまみ部71を回転させると、摩擦部73がブッシュ72に押圧され、これによりドラグ力を調整できる。
【0031】
装着部2dは、図3〜図5に示すように、リールボディ2aより一段低くなるように段差部分が形成されており、この段差部分に第2カバー部材50が装着される。第2カバー部材50を装着したとき、第2カバー部材50の外径はリールボディ2aと滑らかに連設するように面一になっている。装着部2dの上部には、図3及び図4に示すように、第2カバー部材50をねじ部材51(図2参照)によってねじ止め固定するための孔部2eが形成されている。装着部2dの下部には、図3及び図5に示すように、第2カバー部材50をねじ部材52(図2参照)によってねじ止め固定するための孔部2fが形成されている。
【0032】
第2カバー部材50は、図2及び図3〜図5に示すように、後端部に第1開口部2cと連通する第2開口部50aと、第2開口部から内部にリアドラグ機構70が装着されるリアドラグ収納部50dとを有している。
第2開口部50aは、図4に示すように、断面形状が円形になっており、リアドラグ機構70のつまみ部71の断面形状と略同一になっている。また、第2カバー部材50の上部と下部には、図3〜図5に示すようにねじ部材51、52が装着される貫通孔50b、50cが形成されている。リアドラグ収納部50dは、図2及び図3〜図5に示すように、後方に突出するように円筒状に一体成形されている。リアドラグ収納部50dの外周には、リアドラグ機構70の雌ねじ部70aが螺合する雄ねじ部50eが形成されている。
【0033】
このリアドラグ型のスピニングリールを組み立てるには、スプール軸115を第1開口部2cから外部に突出させた状態で装着部2dに第2カバー部材50を装着し、ねじ部材51、52を貫通孔50b、50cを通して孔部2e、2fに取り付けることにより、第2カバー部材50をリールボディ2aに固定している。そして、スプール軸115を第2カバー部材50の第2開口部50aから外部に突出させた状態で、第2開口部50aを閉塞するように第2カバー部材50のリアドラグ収納部50dにリアドラグ機構70を装着する。ここでは、後端部の外形が円筒状になっているので、リアドラグ機構70のつまみ部71の外形に合わせることができる。
【0034】
このようなスピニングリールでは、フロントドラグ機構60が設けられるときは、図1に示すように、外形が先細り形状に形成された装着部2dに第1カバー部材40が装着される。一方、リアドラグ機構70が設けられるときは、図2に示すように、装着部2dに第2カバー部材50が装着され第2カバー部材50のリアドラグ収納部50dにリアドラグ機構70が装着される。ここでは、リアドラグ機構70は、リール本体2と別体の第2カバー部材50のリアドラグ収納部50dに装着されているので、従来のようにリール本体2の後部にリアドラグ機構70を装着する必要がなくなる。したがって、リール本体2の後部にリアドラグ機構70を係止するための係止部を設ける必要がなくなるので、リール本体2を大型化することなく、安価な構成でリール本体2を形成できる。
【0035】
〔他の実施形態〕
(a) 前記実施形態では、第1カバー部材40及び第2カバー部材50は、ねじ部材41、42及びねじ部材51、52によってリールボディ2aに固定されていたが、固定方法はこれに限定されず、たとえば第1カバー部材40及び第2カバー部材50をリールボディ2aに弾性圧入係合してもよい。
【0036】
(b) 前記実施形態では、第1カバー部材40は外形がリールボディ2aに沿って先細り形状に形成されていたが、第1カバー部材40の外形はこれに限定されない。また、装着部2dの形状も後端に向かって先細り形状に形成されていれば任意の形状に形成でき、これに合わせて第1カバー部材40及び第2カバー部材50も任意の形状に形成できる。
【0037】
(c) 前記実施形態では、リアドラグ収納部50dの外周にリアドラグ機構70の雌ねじ部70aが螺合する雄ねじ部50eを形成していたが、リアドラグ機構70の装着方法はこれに限定されるものではない。
(d) 前記実施形態では、フロントドラグ機構60が設けられるときは第1カバー部材40が装着され、リアドラグ機構70が設けられるときは第2カバー部材50が装着されていたが、リール本体2を共通化せず、第2カバー部材50のみ装着される構成にしてもよい。
【0038】
(e) 前記実施形態では、第1カバー部材40及び第2カバー部材50は、リールボディ2a全体を覆っていたが、リールボディ2aが側部が開口し各種の機構を収納する本体部材と、本体部材の開口を閉塞する蓋部材とを有している場合、本体部材のみ第1カバー部材40及び第2カバー部材50で覆う構成にしてもよい。また、このとき蓋部材側には第1カバー部材40及び第2カバー部材50の外形と連続するようなカバー部材をさらに設ける構成にしてもよい。
【0039】
【発明の効果】
本発明によれば、スピニングリールのリール本体において、リアドラグ機構はカバー部材のリアドラグ収納部に装着されているので、リール本体を大型化することなく、安価な構成でリール本体を形成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態によるフロントドラグ機構を装着したスピニングリールの側面図。
【図2】本発明の一実施形態によるリアドラグを装着したスピニングリールの側面図。
【図3】前記スピニングリールの後端部の拡大分解側面図。
【図4】前記スピニングリールの後端部の拡大分解背面図。
【図5】前記スピニングリールの後端部の拡大分解底面図。
【符号の説明】
2 リール本体
2a リールボディ
2b 竿取付脚
2c 第1開口部
2d 装着部
40 第1カバー部材
41、42 ねじ部材
50 第2カバー部材
50a 第2開口部
50d リアドラグ収納部
50e 雄ねじ部
51、52 ねじ部材
60 フロントドラグ機構
70 リアドラグ機構
70a 雌ねじ部

Claims (8)

  1. 釣竿に装着され、リアドラグ機構が設けられ、かつ前方に釣り糸を繰り出し可能なスピニングリールのリール本体であって、
    前記釣竿に装着される竿取付脚部と、
    前記竿取付脚部と連設され、後端部に第1開口部が形成されるとともに、前記第1開口部の周囲に形成された装着部を有するリールボディと、
    前記リールボディに連なる部分と滑らかに連設して前記装着部に装着され、前記第1開口部と連通する内部空間に前記リアドラグ機構が装着されるリアドラグ収納部を有するカバー部材と、
    を備えた、スピニングリールのリール本体。
  2. 前記カバー部材は、前記リアドラグ収納部の後端部に形成された第2開口部をさらに有している、請求項1に記載のスピニングリールのリール本体。
  3. 前記カバー部材は、前記リールボディに弾性圧入係合されている、請求項1又は2に記載のスピニングリールのリール本体。
  4. 前記カバー部材は、前記リールボディにねじ止め固定されている、請求項1又は2に記載のスピニングリールのリール本体。
  5. 前記リアドラグ収納部は、後方に突出するように円筒状に一体成形されている、請求項1から4のいずれかに記載のスピニングリールのリール本体。
  6. 前記リアドラグ機構は、内周部に雌ねじ部が形成されたドラグつまみを有しており、
    前記リアドラグ収納部は、外周部に前記雌ねじ部が螺合可能な雄ねじ部が形成されている、請求項5に記載のスピニングリールのリール本体。
  7. 釣竿に装着され、フロントドラグ機構及びリアドラグ機構のいずれかが設けられ、かつ前方に釣り糸を繰り出し可能なスピニングリールのリール本体であって、
    前記釣竿に装着される竿取付脚部と、
    前記竿取付脚部と連設され、後端部に第1開口部が形成されるとともに、前記第1開口部の周囲に装着部が形成されたリールボディとを備え、
    前記装着部には、前記リールボディの前記装着部に連なる部分と滑らかに連設して装着される第1カバー部材及び第2カバー部材が選択的に装着可能であり、
    前記第1カバー部材は、前記フロントドラグ機構が設けられる際、前記第1開口部を閉塞するように装着され、
    前記第2カバー部材は、前記第1開口部と連通する内部空間に前記リアドラグ機構が装着されるリアドラグ収納部を有している、スピニングリールのリール本体。
  8. 釣竿に装着され、リアドラグ機構が設けられ、後端部に第1開口部が形成されるとともに、前記第1開口部の周囲に装着部が形成されたスピニングリールのリール本体に装着されるスピニングリールのカバー部材であって、
    前記リールボディに連なる部分と滑らかに連設して前記装着部に装着され、前記第1開口部と連通する内部空間に前記リアドラグ機構が装着されるリアドラグ収納部を有している、スピニングリールのカバー部材。
JP2003168745A 2003-06-13 2003-06-13 スピニングリールのリール本体及びそのカバー部材 Pending JP2005000105A (ja)

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