JP2004538476A - 焦点面アレイ較正システム - Google Patents
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Abstract
【選択図】図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は光学システム、特に焦点面アレイを較正するシステムおよび方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
焦点面アレイ(FPA)は幾つかの個々の検出器素子(画素)から構成されたアレイである。焦点面アレイは検出器素子間での感度の変化による非均一性を受ける。これらの変化は適切なセンサ較正を実現するために決定され考慮されなければならない。結果として、非均一の補正(NUC)尺度がFPA較正に対して開発されている。
【0003】
現在のNUC較正技術は、焦点面アレイ全体をカバーするために非常に均一な機上の較正ソースを必要とする。均一なソースにより、各検出器素子は同一のソースの強度を受信する。検出器出力の変化はそれ故、検出器感度の変化によるものである。この情報はその後、焦点面アレイの較正に使用されることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
残念ながら、必要とされるシステムは複雑でかさばり、高価である。パッケージと価格の制約により、大抵のセンサで、特に宇宙応用で均一な較正ソースを構成することは非常に困難である。さらに、ソースの均一性は被覆のエージングとソース特性の変化の結果として長時間維持されるのはほぼ不可能である。この問題はさらに宇宙応用が典型的にメンテナンスせずにセンサが数年間宇宙で動作することを必要とする事実によって深刻にされる。
【0005】
赤外線応用の別の方法は黒体と、所望の放射分析の較正の正確度を与えるためにセンサに黒体放射を注入する複雑な機構を使用することである。しかしながら、この較正装置はかさばって重く、製造および試験に費用がかかり、単一点の故障機構である。熱、整列、信頼性の問題も有し、温度を制御し電流を維持するための精巧な装置を必要とする。
【0006】
均一なソースを必要としない焦点面アレイ較正の改良されたシステムまたは方法が技術で必要とされている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この技術の必要性は本発明により解決され、本発明は較正ソースを使用する焦点面アレイ(FPA)較正システムおよび方法を提供し、これは均一であることを必要としない。図示の実施形態では、システムは、少なくとも1つの基準素子に関して焦点面アレイの各検出器素子の相対的利得を計算する第1の機構と、基準素子の絶対利得を獲得する第2の機構と、基準素子の絶対利得と関係する相対利得を使用して全ての他の検出器素子の絶対利得を計算する第3の機構とを含んでいる。
【0008】
各画素の相対的応答特性は2以上の異なるソース位置の内部較正ソースと、各位置における2つの照射強度を使用して各画素の応答特性Dの測定から計算されることができる。k個の画素により分離される1対のソース位置を使用する測定は(i+k)番目の画素に関してi番目の画素の相対的応答を設定する。この帰納的な関係と異なるシフトベクトルkを有する他の対のソース位置により、FPAの画素毎の相対的応答が設定されることができる。その後、少なくとも1つの基準画素の絶対的な放射分析較正が星等の既知の外部ソースを使用して実現される。各画素の絶対応答較正はその後、基準画素と組合わせた帰納的関係を使用して獲得されることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の有効な考察を説明するために添付図面を参照して図示の実施形態および例示的な応用を説明する。
本発明を特定の応用で図示の実施形態を参照してここで説明するが、本発明はそれに限定されないことが理解されよう。当業者およびここで与えられた考察に対するアクセスはその技術的範囲と、本発明が非常に有効である付加的な分野内で付加的な変更、応用、実施形態を認識する。
【0010】
本発明は内部の非均一な較正ソースを使用する焦点面アレイ(FPA)較正用システムおよびシステムを提供する。本発明の考察によると、FPAの各検出器素子(画素)の相対的利得間の帰納的な関係は最初に内部ソースを使用して計算される。その後、幾つかの基準画素の絶対利得は既知の外部ソースを使用して決定される。最終的に、全ての画素の絶対利得は、基準画素と組合わせた帰納的関係を使用して獲得される。
【0011】
各画素の相対的な応答特性は2以上の異なるソース位置の内部較正ソースを使用して各画素の応答Dの測定から計算されることができる。k個の画素により分離される1対のソース位置を使用する測定は(i+k)番目の画素に関してi番目の画素の相対的応答を設定する。この帰納的な関係および異なるシフトベクトルkを有する他のソース位置対により、FPAの画素毎の相対的応答が設定されることができる。その後、幾つかの基準画素の絶対的な放射分析較正は星等の既知の外部ソースを使用して実現される。各画素の絶対応答の較正はその後、基準画素と組合わせた帰納的関係を使用して獲得されることができる。
【0012】
図1は本発明の考察にしたがって設計された焦点面アレイ較正用システム100 の図示の実施形態のブロック図である。システム100 は焦点面アレイ20、内部較正ソース30、システム制御装置10を含んでいる。FPA20は多数の検出器素子を含んでいる。内部較正ソース30はFPAにより検出されるタイプの放射を発生する。可視光センサは例えば光源を有し、赤外線センサは熱源を有する。較正ソースは均一である必要はない。システム制御装置10はプロセッサ12、メモリ14、検出器の利得計算装置300 、検出器のオフセット評価装置400 を含んでいる。
【0013】
検出器の利得計算装置300 は相対的利得を計算する装置16、少なくとも1つの基準画素の絶対利得を獲得する装置18、全ての画素の絶対利得を計算する装置18からなる。相対的利得は内部較正ソース30を使用して検出器測定から計算される。基準画素の絶対利得を獲得することは少なくとも1つの検出器素子が星などの既知の較正ソース40を使用して計算されることを必要とする。全ての他の画素の絶対利得はその後、相対的利得と、基準画素の絶対利得とを使用して計算されることができる。好ましい実施形態では、利得計算装置300 とオフセット評価装置400 はシステムメモリ14中に位置するソフトウェアで構成され、マイクロプロセッサ12により実行される。
【0014】
較正システム100 は信号プロセッサ22、ソース位置付け装置32、光強度制御装置34も含んでいる。信号プロセッサ22はFPA20からの検出器出力を処理し、処理されたデータをシステム制御装置10へ送信する。ソース位置付け装置32はソース照射をFPA20に関して異なる位置へ移動する。位置付け装置32は較正ソースを移動し、FPAを移動し、薄いウェッジまたはウェッジ対をソースとFPA間に挿入するか、ミラーを傾斜し、或いは光源の入射瞳または射出瞳に位置するウェッジを挿入することにより構成されることができる。光強度制御装置34は較正ソースの強度レベルを調節する。これは駆動電圧または電流の変化またはニュートラルフィルタの挿入により実行されることができる。
【0015】
検出器素子iの応答Dは、次式により与えられるように、照射レベルL、画素の利得G、画素のバイアスBの関数である。
Di =Gi L+Bi [1]
焦点面アレイの各画素の利得GおよびバイアスBは較正される必要のある2つのパラメータである。
【0016】
検出器の較正はデータが取られるときに各検出器で放射レベルLの知識を必要とする。入念なセットアップを除いて、詳細な検出器の放射レベルが常に得られるわけではなく、特に検出器の照射が均一ではなく正確に知られていないときには得られない。検出器の照射がシフトベクトルkによりシフトされ、kは1以上の整数であり、照射プロフィールが変化しない状態であるならば、シフトベクトルにより分離される1対の検出器間の検出器の感度比が決定されることができる。ソースシフトのセットは全ての検出器対間に利得比関係を設定することができなければならない。シフト前の検出器iの放射と、シフト後の検出器i+kの放射は等しい。検出器iと検出器i+k間の感度比は絶対放射を知らずに決定されることができる。放射レベルの比だけが必要とされる。これは図2で示されている。
【0017】
図2のaは、照射ソースが位置Pm1に位置付けられるときシフトされる前の焦点面アレイと照射装置の図である。
【0018】
図2のbは、照射ソースがシフトベクトルkによりシフトされた後の状態を示しており、シフトベクトルkはk画素間の距離であり、それによってソースは位置Pm2に位置されている。2つの検出器素子iおよびjはk画素だけ離れて位置されている(j=i+k)。シフト前の検出器iの照射レベルはシフト後の検出器jの照射レベルに等しい。
【0019】
各照射位置Pm に対しては、検出器出力は2つの照射レベルLh とLl で測定される。検出器iとjの間の感度比Rijは2つの照射レベルで取られた検出器iとjの出力から決定されることができる。Di (Pm1,Lh )とDi (Pm1,Ll )は位置Pm1のソースとそれぞれ照射レベルLh とLl を有する検出器iからの出力である。検出器出力Dが照射レベルL、利得G、バイアスBの関数であることを再度考慮する。
Di (Pm1,Lh )=Gi Lh +Bi [2]
Di (Pm1,Ll )=Gi Ll +Bi [3]
2つの照射レベルで検出器出力を測定することにより、2つの未知のパラメータ利得Gi とバイアスBi が解かれる。利得Gi を解くと次式が得られる。
Gi =[Di (Pm1,Lh )−Di (Pm1,Ll )]/(Lh −Ll )
[4]
照射ソースがk画素だけ位置Pm2へシフトされるときの(検出器iからk画素だけ離れて位置する)検出器jの照射レベルはシフト前の検出器iの照射レベルと同一である(位置Pm1のソース)。Dj (Pm2,Lh )とDj (Pm2,Ll )は位置Pm2のソースとそれぞれ照射レベルLh とLl を有する検出器jからの出力である。したがって検出器jの利得Gj は次式により与えられる。
Gj =[Dj (Pm2,Lh )−Dj (Pm2,Ll )]/(Lh −Ll )
[5]
検出器iとj間の感度比Ri,j は検出器出力だけを使用して計算されることができる(照射レベルの絶対値の知識は必要ない)。
【数1】
【0020】
同様に、(シフト前の)位置Pm1におけるソースによる検出器jでの照射強度は(k画素シフト後の)位置Pm2におけるソースによる検出器n=j+kでの照射強度と同一である。検出器jとn間の感度比Rj,n は次式により与えられる。
【数2】
【0021】
検出器nと第1の検出器iとの関係はその後、決定される。検出器iとnと間の感度比Rj,n は次式により与えられる。
Rj,n =Ri,j Rj,n [8]
この連鎖関係を使用することにより、選択された基準検出器に関する任意の検出器の感度は適切な照射シフトで採取された検出器データのセットから評価されることができる。
【0022】
相対的な検出器感度を評価するための連鎖関係を与えるため、1つの検出器から別の検出器までは幾つかのパスが存在する。これは特に二次元の検出器アレイで真である。ただ1つのみのパスを使用して基準検出器に関するある検出器の感度を決定するとき、パスに沿って不良の検出器または不良のデータが存在するときにはエラー伝播および累算等の問題を受ける。それ故、全てのパスはエラー伝播を最小にするために利用される。
【0023】
感度に関係する全ての可能なパスを使用して実現する最良の方法は最小二乗適合式を設定し解くことである。最小二乗適合式は全ての感度比の式から得られる
感度関係の全ての可能なパスを使用して実現する最良方法は最小二乗適合式を組立て、解くことである。最小二乗適合式は全ての感度比の式から得られる。
【数3】
または、Ri,j gi −gj =0 [10]
ここで、下のケースのgは相対利得を表している。最小二乗式は基準検出器の利得係数として選択されることができる任意の正規化定数まで解かれるだけである。
【0024】
大きい検出器アレイでは、最小二乗式は疎マトリックス解答装置を使用して解くことができる。
【0025】
図3は本発明の考察にしたがって設計された検出器利得係数の較正用システム300 のフロー図である。
【0026】
ステップ310 では、ソース位置インデックスmは1に設定される。
【0027】
ステップ312 では、光源は位置Pm に移動される。
【0028】
ステップ314 では、光源強度レベルはLl に設定される。
【0029】
ステップ316 では、各検出器素子iの応答Di (Pm ,Ll )は全ての検出器素子i=1乃至Nに対して獲得され記憶され、ここでNは素子の総数である。
【0030】
ステップ318 では、光源強度レベルはLh に設定される。
【0031】
ステップ320 では、各検出器素子iの応答Di (Pm ,Lh )は全ての検出器素子i=1乃至Nで獲得され記憶され、Nは素子の総数である。
【0032】
ステップ322 では、mが所望のソース位置の総数に等しいか否かを決定する。ノーであるならば、データは次のソース位置で採取されなければならず、ステップ334 へ進み、イエスであるならば、ステップ324 へ進む。
【0033】
ステップ334 では、位置インデックスmは1だけ増加され、システムはステップ312 へ戻る。
【0034】
ステップ324 では、検出器利得比Ri+k,i は検出器の全ての組合わせについて計算される。
【数4】
【0035】
ステップ326 では、最小二乗適合式は利得係数式のセットから構成される。
【0036】
Ri,i+k,gi −gi+k =0 [12]
最小二乗適合式はgi に対して任意の正規化定数まで解かれる。
【0037】
ステップ328 では、選択された基準検出器aの絶対利得係数Ga は(恒星のような)既知の強度点ソースでそれを指向し、検出器応答を得ることにより決定される。検出器バイアスオフセットはステップ328 を実行する前に決定されるべきである。
【0038】
ステップ330 では、他の検出器の絶対利得係数Gi が計算される。
Gi =(gi /ga )Ga [13]
最終的に、ステップ332 では、全ての検出器i=1乃至Nの絶対利得係数Gi を出力する。
【0039】
利得係数Gi に加えて、各検出器のバイアスオフセットBi も適切な焦点面較正で計算されなければならない。式2と3から、オフセットBi は次式のように決定されることができる。
【数5】
【0040】
異なる位置Pm からの測定を使用するオフセット計算は異なる解を生成する。最良の結果では、オフセットBi は各位置Pm における測定から計算されたオフセットBi (m)の平均であるべきである。
【0041】
図4は本発明の考察にしたがって設計された検出器オフセットの評価用システム400 のフロー図である。
【0042】
ステップ410 では、位置インデックスmは1に設定され、検出器インデックスは1に設定される。
【0043】
ステップ412 では、多数のソース位置オフセット評価値Bi は0に設定される。
【0044】
ステップ414 では、単一のソース位置オフセット評価値Bi (m)を計算する。
【数6】
強度レベルを含む係数は以下の形態であるので、
【数7】
したがって、絶対強度レベル自体ではなく強度レベルLh /Ll 間の比だけが知られる必要がある。
【0045】
ステップ416 では、この位置におけるオフセット評価値が他の位置のオフセット評価値に付加される。
Bi =Bi +Bi (m) [17]
ステップ418 では、mがソース位置の総数に等しいか否かを決定する。ノーであるならば、次のソース位置で反復され、ステップ428 へ進み、イエスであればステップ420 へ続く。
【0046】
ステップ428 では、位置インデックスmは1つ増加し、ステップ414 へ戻る。
【0047】
ステップ420 では、検出器iの平均オフセット評価値を計算する。
【0048】
Bi =Bi /(ソース位置の総数) [18]
ステップ422 では、オフセットが全ての検出器で評価されるか否かを決定し、i=1乃至Nである。ノーであるならば、次の検出器で反復され、ステップ426 へ進む。イエスであるならば、ステップ424 へ続く。
【0049】
ステップ426 では、検出器インデックスiは1だけ増加し、ステップ412 へ戻る。
【0050】
最終的に、ステップ424 では、全ての検出器i=1乃至Nのオフセット評価値Bi を出力する。
【0051】
較正ソースの均一性で2対1のバリエーションを有する5対1検出器感度のバリエーションにもかかわらず1%よりも良好な正確度の較正がこの技術を使用して実現されることができることをコンピュータシミュレーションは示している。これは図5と図6で示されている。
【0052】
図5は5対1検出器の感度のバリエーションを有する焦点面アレイの検出器の相対的な感度の分布グラフを示している。
【0053】
図6は本発明の考察にしたがった較正後の検出器感度の分布グラフを示している。検出器感度は1%よりも良好なRMS正確度を有するように示されている。
【0054】
以上、本発明を特定の応用で特定の実施形態を参照してここで説明した。当業者は付加的な変形、応用、実施形態をその技術的範囲内で認識するであろう。
【0055】
それ故、添付の特許請求の範囲によって任意のおよび全てのこのような応用、変形、実施形態が本発明の技術的範囲内に含まれることを意図している。
【図面の簡単な説明】
【図1】
本発明の考察にしたがって設計された焦点面アレイ較正用システムのブロック図。
【図2】
本発明の考察にしたがった、照射ソースがシフトされる前と、照射ソースがシフトベクトルkによりシフトされた後の焦点面アレイと照射装置の図。
【図3】
本発明の考察にしたがって設計された検出器利得係数の較正用システムのフロー図。
【図4】
本発明の考察にしたがって設計された検出器オフセットの評価用システムのフロー図。
【図5】
典型的な焦点面アレイの検出器の相対的な感度の分布グラフ。
【図6】
本発明の考察にしたがった、較正後の検出器感度の分布グラフ。
Claims (10)
- 焦点面アレイ(20)の較正システム(100 )において、
内部較正ソース(30)を使用して少なくとも1つの基準素子に関する前記焦点面アレイ(20)の各検出器素子の相対的利得を獲得する第1の機構(16)と、
外部較正ソース(40)を使用して前記基準素子の絶対利得を獲得する第2の機構(17)と、
前記相対利得と前記基準素子の絶対利得を使用して全ての他の検出器素子に対する絶対利得を計算する第3の機構(18)とを特徴とするシステム(100 )。 - 前記内部較正ソース(30)は非均一である請求項1記載のシステム。
- 前記内部較正ソース(30)は光源である請求項1記載のシステム。
- 前記内部較正ソース(30)は熱源である請求項1記載のシステム。
- 前記第1の機構(16)は各検出器素子からの測定を獲得し、前記内部較正ソース(30)は少なくとも1つの対の位置に位置され、前記対の位置はk個の画素間の距離だけ離れており、kは1以上の整数である請求項1記載のシステム。
- 前記測定は各位置における前記内部較正ソース(30)の2つの異なる強度レベルで得られる請求項5記載のシステム。
- 前記第1の機構(16)はRi,i+k gi −gi+K =0から較正される最小二乗適合式を解くことを含んでおり、ここでRi,i+k は検出器iとi+kとの間の感度比であり、gi は検出器iの相対的利得である請求項1記載のシステム。
- 前記最小二乗適合式は疎マトリックス解答装置を使用して解かれる請求項7記載のシステム。
- 前記外部較正ソース(40)は既知の星である請求項1記載のシステム。
- 前記システム(100 )は前記焦点面アレイ(20)の各検出器素子のバイアスオフセットを獲得する第4の機構(400 )をさらに含んでいる請求項1記載のシステム。
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