JP2004537323A - 電気加熱燻蒸器 - Google Patents
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Abstract
本発明は、基部(9)と、ケースカバー(12)と、基部(9)に取り付けられたヒータ支持体(3)とを有する電気加熱燻蒸器(100)に関する。ヒータ(1)はヒータ支持体(3)に挿入されており、断熱層(2,5)がヒータ支持体(3)に取り付けられており、一方の断熱層がヒータ(1)とヒータ支持体(3)との間に配置されるようになっている。支持体(3)の底部は燻蒸器の基部(9)に固定されている。本発明は、よりよい断熱及び電気的絶縁効果をもたらし、大量の薬剤を短時間で安全かつ安定した形式で加熱及び放出するためにより高い温度まで増大することができる電気加熱燻蒸器を提供する。
Description
【技術分野】
【0001】
本発明は電気加熱燻蒸器、特に殺虫剤、防腐剤、空気清浄剤及び/又は芳香剤等の薬剤を燻蒸するための電気加熱燻蒸器に関する。
【背景技術】
【0002】
現在、多くのタイプの電気加熱燻蒸器が開示されている。加熱板が約160〜180℃の温度を維持する汎用された電気加熱燻蒸器は、150ミリグラム未満(概して数十ミリグラム)の除虫菊のようなエステル殺虫剤を6〜8時間加熱及び解放することによって害虫を追放及び殺虫するという目的を達成する。液状薬剤を燻蒸するための汎用された電気加熱燻蒸器、例えば中国特許第88211435号明細書に開示された液体蒸発器も、90〜170℃の加熱温度で、ボトルに入った液状薬剤を比較的閉鎖された空間内へ一晩中蒸発させる。
【0003】
さらに、英国特許第1601095号明細書は電気加熱燻蒸器を開示しており、この場合、殺虫剤及び多孔質の無機材料が一緒に噴出され、殺虫剤を多孔質キャリヤ内へ拡散させ、その結果気化のための表面が拡大され、活性化された成分は、加熱する上昇気流によって200〜430℃にまで加熱された除虫菊のようなエステル殺虫剤を含有する多孔質薬剤と共に迅速に気化する。
【0004】
中国特許第99248238.0号明細書は、可動な内部カップと、加熱エレメントを備えた中間カップと、中間カップ基部と、ハウジングとを有する電気加熱燻蒸器を開示しており、内部カップは、中間カップに埋設された加熱エレメントと直接に接触しており、このことは、カップ内の防腐剤を200〜350℃にまで加熱しかつ防腐剤を閉鎖された空間内へ蒸発させて比較的短時間で比較的高い濃度を得ることによって、優れた燻蒸効果を可能にする。
【0005】
しかしながら、上記電気加熱燻蒸器は、薬剤を短時間で前記比較的低い温度で迅速に蒸発させることはできず、これにより電気加熱燻蒸器は、店舗、ビニールハウス等の大きな空間で実際に使用できず、また、いくつかの種類の防腐剤等の幾つかの薬剤は、200℃未満の温度において蒸発点に達することができない。したがって、これらの電気加熱燻蒸器は、害虫を防止するという所望の効果を達成することができない。さらに、比較的高い温度での電気的絶縁、断熱、安全性等の性能が依然として不十分である。したがって、優れた燻蒸効果及び安全な電気的性能を有する電気加熱燻蒸器が必要とされており、この電気加熱燻蒸器は、高い加熱温度によって、短時間で大量の薬剤を放出し、様々な昆虫を殺虫し、比較的高い薬剤濃度を迅速に得ることができる。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明の目的は、従来技術の欠点を克服し、より高い加熱温度と、大量の薬剤を短時間で安全かつ安定して放出する能力とを許容する、より良い断熱及び電気的絶縁性能を有する電気加熱燻蒸器を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
特に、本発明は、200℃を超える加熱温度、例えば200〜500℃を備えた電気加熱燻蒸器を提供し、この電気加熱燻蒸器は、基部と、ケースカバーと、基部に取り付けられたヒータ支持体とを有しており、ヒータがヒータ支持体に挿入されており、ヒータ絶縁層がヒータ支持体に取り付けられておりかつヒータとヒータ支持体との間に配置されており、ヒータ支持体の底部が燻蒸器の基部に固定されている。
【0008】
別の好適な実施形態では、ヒータ支持体の内側及び外側に、ヒータとヒータ支持体との間に配置された内部断熱層と、外部断熱層とが設けられており、この外部断熱層を介してヒータ支持体の上部が燻蒸器のケースカバーと接触している。
【0009】
別の好適な実施形態では、ヒータ支持体は中空でありかつファン等の熱拡散装置を保持しており、ヒータ支持体の上部にはヒータに向かって孔が設けられており、これにより、風がヒータへ滑らかに吹き付けられることを保証し、上昇する気化された薬剤を形成する。
【0010】
本発明による電気加熱燻蒸器において、ヒータは、燻蒸器の内部及びハウジングの過熱を防止する目的で断熱層と直接に接触するように設計されている。断熱層は、ポリテトラエチレン、シリコンゴム又はセラミックから形成されている。ヒータ支持体は金属から形成されている。
【0011】
本発明による電気加熱燻蒸器は、ケースカバー、上部カバー、ハウジング、フィルタスクリーン、変圧器、タイマ、回路板、指示ライト、タイマのノブ及び同様のものを含む構成部材をも有する。
【0012】
本発明による電気加熱燻蒸器に関して、特定の設計において、基部に固定されたヒータ支持体は燻蒸器を2つの室に分割しており、一方の室は、例えばファンである熱拡散装置、内部断熱層、ヒータ、ヒータ支持体及び外部断熱層が装備された断熱室であり、他方の室は、回路板、変圧器、時間を制御するタイマ、パワースイッチ、燻蒸器の下側に接続された電力供給ワイヤとが装備された制御室であり、ヒータ導体は、内部断熱層の導体孔を通じて回路板に接続されており、ファン等の熱拡散装置の導体は変圧器に接続されており、電力供給ワイヤ及びタイマは回路板に直接に接続されており、回路板は燻蒸器の基部に固定されており、変圧器の導体は回路板と接続されている。
【0013】
ケースカバーは基部上にセットされている。光学フィルタスクリーンが基部とケースカバーとの間に配置されている。ケースカバーは光学ハウジング、好適には透明なハウジングと結合されている。ハウジングにはさらに、光学上部カバー、好適には透明な上部カバーが設けられており、この上部カバーは、燻蒸器が動作中には取り外されることができる。時間を制御するためのタイマと電力スイッチとはケースカバーの側に装着されており、作業モードを示すために指示ライトが設けられている。
【0014】
本発明による電気加熱燻蒸器において、断熱層がヒータとヒータ支持体との間に配置されている。ヒータ支持体内には、熱拡散装置、例えばファンが一方の側に装着されている。ヒータ支持体の上部には、ヒータに向かって孔が設けられており、これにより風がヒータへ滑らかに吹き付けられることを保証する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
好適な実施形態をここで添付の図面を参照して説明する。
【0016】
図1は、本発明による電気加熱燻蒸器100の断熱構成の概略的な断面図であり、図2は、電気加熱燻蒸器100の側方断面図である。電気加熱燻蒸器100は基部9及びケースカバー12を有していることが示されており、ケースカバー12はボルト又はその他の公知の手段(図示せず)によって基部9に取り付けられており、内室を形成している。この内室において、ヒータ支持体3は、電気加熱燻蒸器100の内室が2つの室に区分けされるように、基部9に取り付けられている。一方の室は、図1に示したように加熱及び絶縁室であり、この室には、ファン6と、内部断熱ループ2と、ヒータ1と、ヒータ支持体3と、外部断熱ループ5とが定置に位置決めされている。他方の室は、図2に示したように断熱室であり、回路板15及び変圧器16が装着されている。断熱室に取り付けられたケースカバー12には、時間を制御するためのタイマ14と電力スイッチとが装着されている。電力供給ワイヤ17がケースカバーの下側に接続されている。指示ライト11が作業モードを示すために設けられている。フィルタスクリーン7は基部9とケースカバー12との間に装着されている。ケースカバー12には透明なハウジング10が設けられている。ハウジング10には透明な上部カバー8が設けられており、作動中には取り外されることができる。
【0017】
本発明による電気加熱燻蒸器100において、断熱部は、内部断熱層として働く内部断熱ループ2と、ヒータ支持体3と、外部断熱層として働く外部断熱ループ5とから成っている。内部断熱ループ2は、ヒータ1とヒータ支持体3との間に配置されており、外部断熱ループ5は、ヒータ支持体の外部に固定されている。ファン6がヒータ支持体3の内部に装着されている。フィルタスクリーン7は選択的にファン6の外側に位置決めされている。ヒータ支持体3の上部には、ヒータ1に向かって複数の孔4が設けられており、これにより、風がヒータ1へ滑らかに吹き付けられることを保証する。孔は、数及び形状の点に関して制限されない。ヒータ1は断熱ループによってヒータ支持体3に固定されている。ヒータの導体は、断熱構造体(図示せず)の導体孔を通じて回路板15に接続されており、ファン6の導体は、変圧器16に接続されており、電力供給ワイヤ17及びタイマ14は直接に回路板15に接続されており、回路板15は燻蒸器の基部9に固定されており、変圧器16の導体は回路板15と接続されている。上記接続関係は慣用の手段であり、当業者によく知られているので、ここでは詳細に説明しない。
【0018】
断熱構造は、一層断熱体及び多層断熱体、好適には2つ以上の層からなるものを使用してよい。ヒータ支持体3は中空であり、ヒータ支持体内には軸流ファン又はマイクロファン等の熱拡散装置が好適には装着されている。断熱材料は、比較的高い温度において溶融しない様々な材料から選択することができる。内部断熱ループ2及び外部ループ5は好適にはポリテトラフルオロエチレン、シリコンゴム又はセラミック等の断熱材料、より好適にはシリコンゴムから形成されている。ヒータ支持体3は、様々な耐熱ゴム及びセラミック、特に鋼、アルミニウム合金及び同様のもの等の金属から形成されていてよい。
【0019】
この説明において、“ヒータ”という用語は電流によって加熱される構成部材をいう。10W以上の電力を有する全てのヒータが適用可能である。電源は直流又は交流である。交流によって供給されかつ50Wを超える電力を有するヒータが好適であり、薬剤容器とヒータとが全体部分に組み込まれるように製造された加熱カップが特に好適である。例えば、ヒータ1は、抵抗コイル、PTC、又は全体部分として形成された薬剤容器及びヒータと共に商業的に利用可能な加熱カップであってよい。
【0020】
この説明において、“ヒータ支持体”という用語は、ヒータを支持するために及びヒータと燻蒸器の基部とを結合するために使用される部材をいう。概して、ヒータ支持体3は基部9から分離されており、特別な状況下、例えばヒータ支持体3が基部9と同じ材料から形成されている場合には、ヒータ支持体は全体部分として基部9と一緒に成形されてもよい。燻蒸器の内部及びカバーの過熱を防止するためにヒータ支持体がヒータ1を支持しかつヒータ1を基部9から分離させることができる限り、ヒータ支持体3の形状は重要ではない。ヒータ支持体3は様々な耐熱ゴム及びセラミック、特にステンレス鋼、アルミニウム合金及び同様のもの等の金属から形成されていてよい。
【0021】
基部9の下側には、複数の孔と、平衡した位置のための脚とが設けられていてよい。基部が、ヒータ支持体及びヒータ支持体内に規定されたその他の構成部材を配置するために役立つ限り、基部9は様々な形状であってよい。
【0022】
本発明による電気加熱燻蒸器100において、ヒータ1自体は、燻蒸される錠剤又は液状薬剤の容器であってよく、ヒータは、平坦な板又はカップ、又はその他の種々異なる形状であってよい。
【0023】
本発明によれば、加熱時間及びファンの回転は図3に示されたような制御回路によって制御される。外部電源はタイマ14によって2つの流れに分割され、一方の流れはヒータに供給され、他方の流れは変圧器によって変圧され、次いで整流及びフィルタの後にファンに供給される。
【0024】
変圧器16、タイマ14及び回路板15等の本発明において使用される全ての電気的部材は当業者に知られている。当業者は、設計された電気加熱燻蒸器に応じて及び一般的な技術的知識又は経験的な結果に基づき、種々異なる商業的に利用可能な製品を選択及び使用することができる。
【0025】
本発明の電気加熱燻蒸器は、害虫及びバクテリアを防止及び殺虫するために家庭、ホテル、レストラン及び同様のものにおいて使用するのに適している。
【0026】
本発明のための電気加熱燻蒸器は、200℃よりも高い温度、例えば200〜500℃にまで薬剤を加熱することができ、これにより、燻蒸剤は迅速に気化し、活性化された成分は、ヒータの高い温度の下で気化し、閉鎖された空間のそれぞれの角隅及びシール内へ短時間で拡散する。したがって、害虫は、単純かつクリーンな形式で短時間で汚染なしに防止及び殺虫されることができる。ゴキブリの場合、使用される燻蒸剤は概して10〜80mg/m3、好適には40〜60mg/m3であり、飛行昆虫、特に蚊の場合、使用される燻蒸剤は概して3〜20mg/m3、好適には5〜10mg/m3であり、ハエの場合、使用される燻蒸剤は概して5〜30mg/m3、好適には10〜15mg/m3である。
【0027】
従来技術と比較して、本発明の電気加熱燻蒸器は、より迅速に燻蒸剤を気化させることができ、これにより、活性化された成分のガスは空間全体のそれぞれの角隅及びシール内へ高い濃度で短時間で拡散することができる。活性化された成分は、微小な粒子の形式で害虫に到達し、害虫は気絶及び殺虫される。
【0028】
本発明の電気加熱燻蒸器の操作プロセス及び原理をここで説明する。まず、燻蒸剤がヒータ1に投入され、燻蒸剤の量は部屋の面積及び害虫の種類に応じて決定されることが望ましく、次いで燻蒸器がスイッチオンされる。タイマノブ14が回転され、指示ライト11が点灯される。ヒータ1が加熱され、200℃を超える温度に急速に到達する。燻蒸剤は、種々異なる温度において気化し、閉鎖された空間内の燻蒸剤濃度は短時間で増大し、蚊、ハエ及びゴキブリを殺虫する。所定の時間に達すると電源は自動的にスイッチオフされる。
【実施例1】
【0029】
燻蒸器の内部及び外部温度の試験的実験
燻蒸器に30分間電力が供給された後、温度測定が電子温度計によって行われた。燻蒸器の内側において、ヒータと、ケースカバーにおけるタイマと、回路板との温度が測定された。燻蒸器の外面のために、ケースカバーの5箇所が測定された。
【0030】
【表1】
【実施例2】
【0031】
ドイツゴキブリを殺虫するための実験
使用された薬剤はゴキブリを殺すための96%TAIMING電気加熱錠剤である。薬剤の量は80mg/m3である。実験のために使用された害虫はドイツゴキブリである。
【0032】
【表2】
【実施例3】
【0033】
ドイツゴキブリを殺虫するための実地試験
使用された薬剤はゴキブリを殺すための96%TAIMING電気加熱錠剤である。薬剤の量は1.5gである。実験のために使用された害虫はドイツゴキブリである。
【0034】
【表3】
【0035】
本発明は、ある程度の具体性を備える好適な形式において説明されたが、明らかに多くの変更及び修正が可能である。したがって、本発明は、本発明の範囲及び思想から逸脱することなく、本願明細書に具体的に記載されたものとは異なる形式で実施されてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0036】
【図1】断熱のための内部構造を示す本発明の電気加熱燻蒸器の断面図である。
【図2】本発明の電気加熱燻蒸器の別の側断面図である。
【図3】電気加熱燻蒸器の斜視分解図である。
【図4】電気加熱燻蒸器の回路のブロック図である。
【符号の説明】
【0037】
2 内部断熱ループ
3 ヒータ支持体
4 孔
5 外部断熱ループ
6 ファン
7 フィルタスクリーン
9 基部
10 ハウジング
12 ケースカバー
14 タイマ
15 回路板
16 変圧器
17 電力供給ワイヤ
100 電気加熱燻蒸器
【0001】
本発明は電気加熱燻蒸器、特に殺虫剤、防腐剤、空気清浄剤及び/又は芳香剤等の薬剤を燻蒸するための電気加熱燻蒸器に関する。
【背景技術】
【0002】
現在、多くのタイプの電気加熱燻蒸器が開示されている。加熱板が約160〜180℃の温度を維持する汎用された電気加熱燻蒸器は、150ミリグラム未満(概して数十ミリグラム)の除虫菊のようなエステル殺虫剤を6〜8時間加熱及び解放することによって害虫を追放及び殺虫するという目的を達成する。液状薬剤を燻蒸するための汎用された電気加熱燻蒸器、例えば中国特許第88211435号明細書に開示された液体蒸発器も、90〜170℃の加熱温度で、ボトルに入った液状薬剤を比較的閉鎖された空間内へ一晩中蒸発させる。
【0003】
さらに、英国特許第1601095号明細書は電気加熱燻蒸器を開示しており、この場合、殺虫剤及び多孔質の無機材料が一緒に噴出され、殺虫剤を多孔質キャリヤ内へ拡散させ、その結果気化のための表面が拡大され、活性化された成分は、加熱する上昇気流によって200〜430℃にまで加熱された除虫菊のようなエステル殺虫剤を含有する多孔質薬剤と共に迅速に気化する。
【0004】
中国特許第99248238.0号明細書は、可動な内部カップと、加熱エレメントを備えた中間カップと、中間カップ基部と、ハウジングとを有する電気加熱燻蒸器を開示しており、内部カップは、中間カップに埋設された加熱エレメントと直接に接触しており、このことは、カップ内の防腐剤を200〜350℃にまで加熱しかつ防腐剤を閉鎖された空間内へ蒸発させて比較的短時間で比較的高い濃度を得ることによって、優れた燻蒸効果を可能にする。
【0005】
しかしながら、上記電気加熱燻蒸器は、薬剤を短時間で前記比較的低い温度で迅速に蒸発させることはできず、これにより電気加熱燻蒸器は、店舗、ビニールハウス等の大きな空間で実際に使用できず、また、いくつかの種類の防腐剤等の幾つかの薬剤は、200℃未満の温度において蒸発点に達することができない。したがって、これらの電気加熱燻蒸器は、害虫を防止するという所望の効果を達成することができない。さらに、比較的高い温度での電気的絶縁、断熱、安全性等の性能が依然として不十分である。したがって、優れた燻蒸効果及び安全な電気的性能を有する電気加熱燻蒸器が必要とされており、この電気加熱燻蒸器は、高い加熱温度によって、短時間で大量の薬剤を放出し、様々な昆虫を殺虫し、比較的高い薬剤濃度を迅速に得ることができる。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明の目的は、従来技術の欠点を克服し、より高い加熱温度と、大量の薬剤を短時間で安全かつ安定して放出する能力とを許容する、より良い断熱及び電気的絶縁性能を有する電気加熱燻蒸器を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
特に、本発明は、200℃を超える加熱温度、例えば200〜500℃を備えた電気加熱燻蒸器を提供し、この電気加熱燻蒸器は、基部と、ケースカバーと、基部に取り付けられたヒータ支持体とを有しており、ヒータがヒータ支持体に挿入されており、ヒータ絶縁層がヒータ支持体に取り付けられておりかつヒータとヒータ支持体との間に配置されており、ヒータ支持体の底部が燻蒸器の基部に固定されている。
【0008】
別の好適な実施形態では、ヒータ支持体の内側及び外側に、ヒータとヒータ支持体との間に配置された内部断熱層と、外部断熱層とが設けられており、この外部断熱層を介してヒータ支持体の上部が燻蒸器のケースカバーと接触している。
【0009】
別の好適な実施形態では、ヒータ支持体は中空でありかつファン等の熱拡散装置を保持しており、ヒータ支持体の上部にはヒータに向かって孔が設けられており、これにより、風がヒータへ滑らかに吹き付けられることを保証し、上昇する気化された薬剤を形成する。
【0010】
本発明による電気加熱燻蒸器において、ヒータは、燻蒸器の内部及びハウジングの過熱を防止する目的で断熱層と直接に接触するように設計されている。断熱層は、ポリテトラエチレン、シリコンゴム又はセラミックから形成されている。ヒータ支持体は金属から形成されている。
【0011】
本発明による電気加熱燻蒸器は、ケースカバー、上部カバー、ハウジング、フィルタスクリーン、変圧器、タイマ、回路板、指示ライト、タイマのノブ及び同様のものを含む構成部材をも有する。
【0012】
本発明による電気加熱燻蒸器に関して、特定の設計において、基部に固定されたヒータ支持体は燻蒸器を2つの室に分割しており、一方の室は、例えばファンである熱拡散装置、内部断熱層、ヒータ、ヒータ支持体及び外部断熱層が装備された断熱室であり、他方の室は、回路板、変圧器、時間を制御するタイマ、パワースイッチ、燻蒸器の下側に接続された電力供給ワイヤとが装備された制御室であり、ヒータ導体は、内部断熱層の導体孔を通じて回路板に接続されており、ファン等の熱拡散装置の導体は変圧器に接続されており、電力供給ワイヤ及びタイマは回路板に直接に接続されており、回路板は燻蒸器の基部に固定されており、変圧器の導体は回路板と接続されている。
【0013】
ケースカバーは基部上にセットされている。光学フィルタスクリーンが基部とケースカバーとの間に配置されている。ケースカバーは光学ハウジング、好適には透明なハウジングと結合されている。ハウジングにはさらに、光学上部カバー、好適には透明な上部カバーが設けられており、この上部カバーは、燻蒸器が動作中には取り外されることができる。時間を制御するためのタイマと電力スイッチとはケースカバーの側に装着されており、作業モードを示すために指示ライトが設けられている。
【0014】
本発明による電気加熱燻蒸器において、断熱層がヒータとヒータ支持体との間に配置されている。ヒータ支持体内には、熱拡散装置、例えばファンが一方の側に装着されている。ヒータ支持体の上部には、ヒータに向かって孔が設けられており、これにより風がヒータへ滑らかに吹き付けられることを保証する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
好適な実施形態をここで添付の図面を参照して説明する。
【0016】
図1は、本発明による電気加熱燻蒸器100の断熱構成の概略的な断面図であり、図2は、電気加熱燻蒸器100の側方断面図である。電気加熱燻蒸器100は基部9及びケースカバー12を有していることが示されており、ケースカバー12はボルト又はその他の公知の手段(図示せず)によって基部9に取り付けられており、内室を形成している。この内室において、ヒータ支持体3は、電気加熱燻蒸器100の内室が2つの室に区分けされるように、基部9に取り付けられている。一方の室は、図1に示したように加熱及び絶縁室であり、この室には、ファン6と、内部断熱ループ2と、ヒータ1と、ヒータ支持体3と、外部断熱ループ5とが定置に位置決めされている。他方の室は、図2に示したように断熱室であり、回路板15及び変圧器16が装着されている。断熱室に取り付けられたケースカバー12には、時間を制御するためのタイマ14と電力スイッチとが装着されている。電力供給ワイヤ17がケースカバーの下側に接続されている。指示ライト11が作業モードを示すために設けられている。フィルタスクリーン7は基部9とケースカバー12との間に装着されている。ケースカバー12には透明なハウジング10が設けられている。ハウジング10には透明な上部カバー8が設けられており、作動中には取り外されることができる。
【0017】
本発明による電気加熱燻蒸器100において、断熱部は、内部断熱層として働く内部断熱ループ2と、ヒータ支持体3と、外部断熱層として働く外部断熱ループ5とから成っている。内部断熱ループ2は、ヒータ1とヒータ支持体3との間に配置されており、外部断熱ループ5は、ヒータ支持体の外部に固定されている。ファン6がヒータ支持体3の内部に装着されている。フィルタスクリーン7は選択的にファン6の外側に位置決めされている。ヒータ支持体3の上部には、ヒータ1に向かって複数の孔4が設けられており、これにより、風がヒータ1へ滑らかに吹き付けられることを保証する。孔は、数及び形状の点に関して制限されない。ヒータ1は断熱ループによってヒータ支持体3に固定されている。ヒータの導体は、断熱構造体(図示せず)の導体孔を通じて回路板15に接続されており、ファン6の導体は、変圧器16に接続されており、電力供給ワイヤ17及びタイマ14は直接に回路板15に接続されており、回路板15は燻蒸器の基部9に固定されており、変圧器16の導体は回路板15と接続されている。上記接続関係は慣用の手段であり、当業者によく知られているので、ここでは詳細に説明しない。
【0018】
断熱構造は、一層断熱体及び多層断熱体、好適には2つ以上の層からなるものを使用してよい。ヒータ支持体3は中空であり、ヒータ支持体内には軸流ファン又はマイクロファン等の熱拡散装置が好適には装着されている。断熱材料は、比較的高い温度において溶融しない様々な材料から選択することができる。内部断熱ループ2及び外部ループ5は好適にはポリテトラフルオロエチレン、シリコンゴム又はセラミック等の断熱材料、より好適にはシリコンゴムから形成されている。ヒータ支持体3は、様々な耐熱ゴム及びセラミック、特に鋼、アルミニウム合金及び同様のもの等の金属から形成されていてよい。
【0019】
この説明において、“ヒータ”という用語は電流によって加熱される構成部材をいう。10W以上の電力を有する全てのヒータが適用可能である。電源は直流又は交流である。交流によって供給されかつ50Wを超える電力を有するヒータが好適であり、薬剤容器とヒータとが全体部分に組み込まれるように製造された加熱カップが特に好適である。例えば、ヒータ1は、抵抗コイル、PTC、又は全体部分として形成された薬剤容器及びヒータと共に商業的に利用可能な加熱カップであってよい。
【0020】
この説明において、“ヒータ支持体”という用語は、ヒータを支持するために及びヒータと燻蒸器の基部とを結合するために使用される部材をいう。概して、ヒータ支持体3は基部9から分離されており、特別な状況下、例えばヒータ支持体3が基部9と同じ材料から形成されている場合には、ヒータ支持体は全体部分として基部9と一緒に成形されてもよい。燻蒸器の内部及びカバーの過熱を防止するためにヒータ支持体がヒータ1を支持しかつヒータ1を基部9から分離させることができる限り、ヒータ支持体3の形状は重要ではない。ヒータ支持体3は様々な耐熱ゴム及びセラミック、特にステンレス鋼、アルミニウム合金及び同様のもの等の金属から形成されていてよい。
【0021】
基部9の下側には、複数の孔と、平衡した位置のための脚とが設けられていてよい。基部が、ヒータ支持体及びヒータ支持体内に規定されたその他の構成部材を配置するために役立つ限り、基部9は様々な形状であってよい。
【0022】
本発明による電気加熱燻蒸器100において、ヒータ1自体は、燻蒸される錠剤又は液状薬剤の容器であってよく、ヒータは、平坦な板又はカップ、又はその他の種々異なる形状であってよい。
【0023】
本発明によれば、加熱時間及びファンの回転は図3に示されたような制御回路によって制御される。外部電源はタイマ14によって2つの流れに分割され、一方の流れはヒータに供給され、他方の流れは変圧器によって変圧され、次いで整流及びフィルタの後にファンに供給される。
【0024】
変圧器16、タイマ14及び回路板15等の本発明において使用される全ての電気的部材は当業者に知られている。当業者は、設計された電気加熱燻蒸器に応じて及び一般的な技術的知識又は経験的な結果に基づき、種々異なる商業的に利用可能な製品を選択及び使用することができる。
【0025】
本発明の電気加熱燻蒸器は、害虫及びバクテリアを防止及び殺虫するために家庭、ホテル、レストラン及び同様のものにおいて使用するのに適している。
【0026】
本発明のための電気加熱燻蒸器は、200℃よりも高い温度、例えば200〜500℃にまで薬剤を加熱することができ、これにより、燻蒸剤は迅速に気化し、活性化された成分は、ヒータの高い温度の下で気化し、閉鎖された空間のそれぞれの角隅及びシール内へ短時間で拡散する。したがって、害虫は、単純かつクリーンな形式で短時間で汚染なしに防止及び殺虫されることができる。ゴキブリの場合、使用される燻蒸剤は概して10〜80mg/m3、好適には40〜60mg/m3であり、飛行昆虫、特に蚊の場合、使用される燻蒸剤は概して3〜20mg/m3、好適には5〜10mg/m3であり、ハエの場合、使用される燻蒸剤は概して5〜30mg/m3、好適には10〜15mg/m3である。
【0027】
従来技術と比較して、本発明の電気加熱燻蒸器は、より迅速に燻蒸剤を気化させることができ、これにより、活性化された成分のガスは空間全体のそれぞれの角隅及びシール内へ高い濃度で短時間で拡散することができる。活性化された成分は、微小な粒子の形式で害虫に到達し、害虫は気絶及び殺虫される。
【0028】
本発明の電気加熱燻蒸器の操作プロセス及び原理をここで説明する。まず、燻蒸剤がヒータ1に投入され、燻蒸剤の量は部屋の面積及び害虫の種類に応じて決定されることが望ましく、次いで燻蒸器がスイッチオンされる。タイマノブ14が回転され、指示ライト11が点灯される。ヒータ1が加熱され、200℃を超える温度に急速に到達する。燻蒸剤は、種々異なる温度において気化し、閉鎖された空間内の燻蒸剤濃度は短時間で増大し、蚊、ハエ及びゴキブリを殺虫する。所定の時間に達すると電源は自動的にスイッチオフされる。
【実施例1】
【0029】
燻蒸器の内部及び外部温度の試験的実験
燻蒸器に30分間電力が供給された後、温度測定が電子温度計によって行われた。燻蒸器の内側において、ヒータと、ケースカバーにおけるタイマと、回路板との温度が測定された。燻蒸器の外面のために、ケースカバーの5箇所が測定された。
【0030】
【表1】
【実施例2】
【0031】
ドイツゴキブリを殺虫するための実験
使用された薬剤はゴキブリを殺すための96%TAIMING電気加熱錠剤である。薬剤の量は80mg/m3である。実験のために使用された害虫はドイツゴキブリである。
【0032】
【表2】
【実施例3】
【0033】
ドイツゴキブリを殺虫するための実地試験
使用された薬剤はゴキブリを殺すための96%TAIMING電気加熱錠剤である。薬剤の量は1.5gである。実験のために使用された害虫はドイツゴキブリである。
【0034】
【表3】
【0035】
本発明は、ある程度の具体性を備える好適な形式において説明されたが、明らかに多くの変更及び修正が可能である。したがって、本発明は、本発明の範囲及び思想から逸脱することなく、本願明細書に具体的に記載されたものとは異なる形式で実施されてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0036】
【図1】断熱のための内部構造を示す本発明の電気加熱燻蒸器の断面図である。
【図2】本発明の電気加熱燻蒸器の別の側断面図である。
【図3】電気加熱燻蒸器の斜視分解図である。
【図4】電気加熱燻蒸器の回路のブロック図である。
【符号の説明】
【0037】
2 内部断熱ループ
3 ヒータ支持体
4 孔
5 外部断熱ループ
6 ファン
7 フィルタスクリーン
9 基部
10 ハウジング
12 ケースカバー
14 タイマ
15 回路板
16 変圧器
17 電力供給ワイヤ
100 電気加熱燻蒸器
Claims (9)
- 基部(9)と、ケースカバー(12)と、前記基部(9)に取り付けられたヒータ支持体(3)と、前記ヒータ支持体(3)に挿入されたヒータ(1)とを有する電気加熱燻蒸器(100)であって、
断熱層(2,5)が前記ヒータ支持体(3)に取り付けられており、一方の断熱層が前記ヒータ(1)と前記ヒータ支持体(3)との間に配置されるようになっており、前記ヒータ支持体(3)の底部が当該燻蒸器の前記基部(9)に固定されていることを特徴とする、電気加熱燻蒸器。 - 前記ヒータ支持体(3)が内部断熱層(2)と外部断熱層(5)とを有しており、前記内部断熱層(2)が前記ヒータ(1)と前記ヒータ支持体(3)との間に配置されており、前記ヒータ支持体(3)の上部が前記外部断熱層(5)を介して前記ケースカバー(12)に接触していることを特徴とする、請求項1に記載の電気加熱燻蒸器。
- 前記ヒータ支持体(3)が中空でありかつ熱拡散装置(6)を保持しており、前記ヒータ支持体(3)の上部に前記ヒータに向かって孔(7)が設けられていることを特徴とする、請求項1または2に記載の電気加熱燻蒸器。
- 前記断熱層(2,5)がポリテトラエチレンまたはシリコンゴムもしくはセラミックから形成されており、前記ヒータ支持体(3)が金属から形成されていることを特徴とする、請求項1または2に記載の電気加熱燻蒸器。
- 前記断熱層(2,5)がポリテトラフルオロエチレンまたはシリコンゴムもしくはセラミックから形成されており、前記ヒータ支持体(3)が金属から形成されていることを特徴とする、請求項3に記載の電気加熱燻蒸器。
- 前記基部(9)に固定された前記ヒータ支持体(3)が、当該燻蒸器を2つの室に分割しており、一方の室が、前記熱拡散装置と、前記内部断熱層(2)と、前記ヒータ(1)と、前記ヒータ支持体(3)と、前記外部断熱層(5)とが装備された断熱室であり、他方の室が、回路板(15)と、変圧器(16)と、タイマ(14)と、当該燻蒸器の下側に接続された電力供給ワイヤ(17)とが装備された制御室であり、この制御室において、前記ヒータの導体が前記内部断熱層(2)の導体孔を通じて前記回路板(15)と接続されており、ファンの導体が前記変圧器(16)に接続されており、前記電力供給ワイヤ(17)と前記タイマ(14)とが直接に前記回路板(15)に接続されており、前記回路板(15)が当該燻蒸器の前記基部(9)に固定されており、前記変圧器(16)の導体が前記回路板(15)と接続されていることを特徴とする、請求項3に記載の電気加熱燻蒸器。
- 前記熱拡散装置の外側に前記基部(9)と前記ケースカバー(12)との間においてフィルタスクリーンが設けられていることを特徴とする、請求項6に記載の電気加熱燻蒸器。
- 前記ケースカバー(12)にハウジング(10)が接続されており、上部カバー(8)が前記ハウジング(10)に取り付けられていることを特徴とする、請求項7に記載の電気加熱燻蒸器。
- 前記断熱層(2,5)が多層断熱体であることを特徴とする、請求項1または2に記載の電気加熱燻蒸器。
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