JP2004536660A5 - - Google Patents

Claims (14)

1. 患者の体内の対象とする組織塊をマーキングするための、組織マーキング装置であって、該組織マーキング装置は、以下：
   ハンドル；
   該ハンドルの遠位端と機能的に連結されたチューブ；
   該チューブ内に配置され、そして該ハンドル内に延びている押棒；
   該押棒の遠位の位置で、該チューブ内に受け入れられるためのマーカー；および
   該ハンドル内に保持され、そして該押棒の近位端と機能的に連結された発射機構であって、該チューブを通じて該押棒を遠位へ進めるように構成および適合されている発射機構
   を備え、
   該マーカーは、その遠位端より延びている細長い尾部を備え、該尾部は、静止状態では、該細長い尾部の遠位端が該細長い尾部の中央部に達するような形状を有しており、該細長い尾部が、実質的に直線状態にまで変形し得ることを特徴とし；そして
   該発射機構は、該マーカーを該チューブの遠位端から周囲の組織に貫入するような十分な速度で押し出すために、該チューブを通じて該押棒を遠位へ進める、
   組織マーキング装置。
2. 請求項１に記載の組織マーキング装置であって、前記マーカーが、以下：
   その中のチャンバーを規定するカプセル、および
   該カプセルの該チャンバー内に保持された、少なくとも１つの放射性ビーズ
   を備える、組織マーキング装置。
3. 前記マーカーの前記カプセルが、以下：
   前記細長い尾部が延びる遠位カプセル部；および
   前記少なくとも１つの放射性ビーズを保持するために、その中に形成されたチャンバーを有する近位カプセル部であって、該遠位カプセル部および近位カプセル部は、互いに固定され、そしてそのチャンバー内に該少なくとも１つの放射性ビーズを収容するように構成ならびに適合されている、近位カプセル部、
   を備える、請求項２に記載の組織マーキング装置。
4. 前記発射機構が、以下：
   該発射機構の作動により、前記チューブを通じて、前記押棒を迅速に遠位に駆動するように構成および適合されたポテンシャルエネルギー発生源、
   を備える、請求項１に記載の組織マーキング装置。
5. 前記発射機構が、以下：
   前記ハンドル内に滑動的に保持されたピストン；
   該ピストンと該ハンドルの内部の近位表面との間に、滑動的に配置された圧縮バネ；
   該ピストン内にしっかりと保持された近位端および該ハンドルの遠位表面に形成された止め金内に選択的に保持された遠位端を有する偏心棒であって、該バネを圧縮された状態に維持するように、該ピストンを該バネに押し付ける偏心棒；および
   該ハンドルと機能的に連結された発射ボタンであって、該バネが伸長することを可能とするために、該止め金から該偏心棒の該遠位端を離脱させるように構成および適合されている発射ボタン、
   を備える、請求項１に記載の組織マーキング装置。
6. 前記発射機構が、以下：
   前記ハンドル内に滑動的に保持された圧縮バネ；および
   該ハンドル内に滑動的に保持された発射ボタンであって、以下：
   ピストンを規定する遠位端；
   該ハンドルの近位端に形成された開口部の縁部に係合するように構成および適合された縁を規定する近位端；および
   該発射ボタンの該遠位端および近位端を相互接続するシャフト部であって、該発射ボタンの該シャフト部および該近位端が、該圧縮バネが該ピストンと該ハンドルの該近位端との間に配置されるように、該圧縮バネを通じて延びる、シャフト部、
   を備える、発射ボタン、
   を備え、該圧縮バネが、該発射ボタンの該縁が該ハンドルの該近位端に形成された該開口部の該縁部に係合しているときは、圧縮された状態に維持される、請求項１に記載の組織マーキング装置。
7. 前記組織マーキング装置が、さらに、以下：
   前記発射機構の前記作動を防止するように構成および適合されたロックタブ、
   を備える、請求項４に記載の組織マーキング装置。
8. 前記ロックタブが、前記発射ボタンの前記近位端と前記ハンドルの前記近位端に形成された前記開口部のより低い縁部との間で、該ハンドルの該近位端に形成された該開口部内に挿入可能であり、それによって、該ロックタブが、該ハンドルの該近位端に形成された該開口部の該縁部より、該発射ボタンの該近位端の前記縁が離脱するのを防止する、請求項７に記載の組織マーキング装置。
9. 前記マーカーが、前記細長い尾部が遠位に方向付けられ、そして前記カプセルが前記押棒に接触するように前記チューブ内に配置される、請求項１に記載の組織マーキング装置。
10. 前記組織マーキング装置の前記ハンドルが、以下：
    前記チューブが延びる遠位本体部；および
    近位本体部、
    を備え、該遠位本体部および近位本体部が互いに連結されるように構成および適合されている、請求項１に記載の組織マーキング装置。
11. 組織マーキング装置での使用のための、患者の体内の対象とする組織塊をマーキングし、そして該患者体内に完全に配置される、マーカーであって、以下：
    カプセル；
    該カプセルより延びている細長い尾部；および
    該カプセル内に保持される少なくとも１つの放射性物質、
    を備え、該放射性物質は、少なくとも１つの放射性ビーズを含み、そして該細長い尾部は、輪状の構成を有し、実質的に直線状態にまで変形し得、該細長い尾部は、該マーカーの移動を回避するように該患者に配置された場合、組織を係合することを特徴とする、マーカー。
12. 前記カプセルが、以下：
    前記細長い尾部が延びる遠位カプセル部；および
    その中のチャンバーを規定する、近位カプセル部であって、該遠位カプセル部および該近位カプセル部が、互いに固定され、そしてその該チャンバー内に前記少なくとも１つの放射性ビーズを収容するように構成および適合される、近位カプセル部、
    を備える、請求項１１に記載のマーカー。
13. 前記細長い尾部が、静止状態において、該細長い尾部の遠位端が、該細長い尾部の中央部に達する形状を有し、該細長い尾部は、実質的に直線状態にまで変形し得る、請求項１２に記載のマーカー。
14. 前記細長い尾部が、形状記憶合金および超弾性物質からなる群より選択される物質で構成される、請求項１３に記載のマーカー。