JP2004534318A - テキスト入力方法及びその装置 - Google Patents

Abstract

改善された文字入力の方法及び装置が説明される。本方法は、１次文字１０４に加えて２次文字１０６を表示することができるキー１０２を有するキーパッド１００を使用する。キーパッドはデフォルトの表示状態を有する。第１のキー選択は、キーパッド１００に、第１のキーに関連した２次文字１０６を他のキー１０２に表示させ、第２のキー選択は、表示された文字が入力されるようにし、この後キーパッドは前記デフォルト状態を表示するように戻る。更に、２次文字２００も第１のキー選択の後に表示されることができる。本方法は、本発明の方法を実施するように構成された携帯無線電話又は携帯コンピュータ等の携帯装置に特に有用である。

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、装置にテキストを入力する方法及び当該方法を実行するよう適切に構成された携帯無線電話又は携帯コンピュータに関する。
【０００２】
【従来の技術】
近年の携帯無線電話、即ち「携帯電話」の所有については世界的によく記録され報告されている。汎欧州移動通信システム（ＧＳＭ）等の移動電話ネットワークは元々は音声トラヒックのために設計されたものであるが、適切に装備された電話を介したショートメッセージサービス（ＳＭＳ）の送信は過去２年で劇的に増加し、世界中でＧＳＭネットワーク上で送信されたＳＭＳメッセージの数は２０００年１２月には１５０億に達している。これは一部には、先進諸国において現在到達されている移動電話の所有の決定的な多さによるものであり、また、音声通話と比較した場合のテキストメッセージを送信する際の安価で通常固定されたコストによる。テキストメッセージの人気は、テキストメッセージによって得られる、個人的で多くの場合親密な通信経路によっても説明される。ユーザが送受信するテキストメッセージの数は、データ、ファックス及びより高度な電子メールサービスを、３Ｇ移動電話又は適切に装備されたハンドヘルドコンピュータ若しくは携帯情報端末（ＰＤＡ）において利用可能である、より高度ないわゆる３Ｇ（第３世代）無線ネットワーク及びサービスの近い将来の導入によって更に増加すると予想されている。
【０００３】
移動電話等の装置へのテキスト入力の既知の方法は、ユーザがキーパッド上のキーを押して、必要な文字が選択されるまでキーと関連した文字を循環することを伴う。例えば、数「２」キーは文字「ａｂｃ」と、「３」キーは文字「ｄｅｆ」と、「４」キーは文字「ｇｈｉ」と、「５」キーは「ｊｋｌ」と関連し、以下同様である。文字「ａ」を選択するには、「２」キーは１回押される。文字「ｂ」を選択するには、「２」キーは２回押される。文字「ｌ」は、「５」キーを３回押すことによって選択され、以下同様である。特殊記号（例えばピリオド、感嘆符、二重引用符、ドル、パーセント、アンパサンド及びスター）は、必要な特殊記号が選択されるまで、１又は０のキーを数回たたくことによって生じさせられる。一般に「マルチタップ」方法と呼ばれるこのテキスト入力方法は、移動電話メーカーとサービスプロバイダとの間で合意された標準化のため、現在移動電話においてほぼ必ず見受けられる。従ってユーザは、マルチタップキーパッドレイアウト及び文字対応について非常によく知っている。しかし、この方法は多くの場合文字を選択するのに２回より多いキータップを必要とし、特殊記号の入力は多くのキータップを必要とする場合がある。従って、この方法は、遅くてエラーが起こりやすい。
【０００４】
米国特許第５，１２８，６７２号において、装置にテキストを入力する代替の方法が開示され、該装置はタッチセンシティブディスプレイに視覚的に表される動的予測キーボードを有する。ユーザは、必要な文字が表示されたキーを押すことによって文字を入力する。文字入力後、前記装置に備えられたソフトウェアは、英単語の構造及び構成の統計解析に基づいて、ユーザが要求する見込みの最も高い次の文字の予測を示し、この結果、キーボードのレイアウトが、前記最も見込みの高い２０個の文字がキーボードに表示されるように変更される。これは、このキーボードが、移動電話ユーザによく知られているマルチタップキーパッドに似ておらず、このため平均的なユーザになじみの薄いインターフェースを提示することになるという問題を抱えている。使用に際してキーボードレイアウトが常に変化することにより、熟達した速いテキスト入力を行うのに多くの練習及び学習が必要になるため、この問題は更に悪化する。更に、特殊記号のアクセス及び入力は、米国特許第５，１２８，６７２号の予測手段では未解決の問題である。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の１つの目的は、携帯電話又はハンドヘルドコンピュータ等の装置に文字を入力する改善された方法を提供することである。本発明の他の目的は、携帯電話のユーザに良く知られているキーパッドと調和した方法を提供することである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
本発明の第１の側面によれば、装置に文字を入力する方法であって、前記装置はキーパッドを有し、前記キーパッドは複数のキーを有し、前記キーの少なくとも１つは１次文字と、複数の２次文字と、当該キーに関連した表示領域とを有し、前記キーパッドはデフォルト状態ではキーに関連した前記１次文字を当該キーのそれぞれの表示領域に表示する方法において、第１のキー選択を検知するステップと、前記第１の選択されたキーに関連した前記２次文字のそれぞれをそれぞれの表示領域に表示するステップと、第２のキー選択を検知するステップと、前記第２のキー選択に関連した前記２次文字を入力として選択するステップと、前記キーパッドを前記デフォルト状態に戻すステップと、を有する方法が提供される。
【０００７】
本発明の第２の側面によれば、文字入力を受ける装置であって、複数のキーを有するキーパッドを有し、キーは１次文字と、複数の２次文字と、当該キーに関連した表示領域とを有する装置において、デフォルト状態ではキーに関連した前記１次文字を当該キーのそれぞれの表示領域に表示する手段が設けられ、第１のキー選択に応答して、前記選択されたキーに関連した前記２次文字をそれぞれの表示領域に表示する手段が設けられ、第２のキー選択に応答して、前記第２のキー選択に関連した前記２次文字を入力文字として選択し、前記キーパッドを前記デフォルト状態に戻す手段を備える装置が提供される。
【０００８】
本発明の装置及び方法は、１次、そして随意に２次文字が表示されるデフォルトの表示状態を持つキーパッドを有する。ユーザは文字の入力を、キーに関連した２次文字の１つとして当該文字を持つキーを選択することにより行い、この後キーパッドは要求された文字を表示し、次にこの文字は、適切な第２のキー選択を介して入力される。
【０００９】
本発明の１つの実施例において、キーパッドはタッチスクリーンに表示され、当該タッチスクリーンはユーザによって入力された文字を表示する出力領域を有する。この実施例では、キーに関連した表示領域が、キー又はボタンの絵表示の中の又は隣接したタッチスクリーンの領域により提供される。
【００１０】
本発明の他の実施例において、キーの関連した表示領域は、キー又はボタンの中の又は隣接した液晶ディスプレイ等の表示手段により提供される。当該表示手段は、表示された文字がユーザに可視であり、そのためキーの文字との関連がユーザに明らかになるように構成される。
【００１１】
本発明の方法及び装置は、携帯移動無線電話、携帯情報端末、ポケットコンピュータ及びリモートコントロールハンドセットに限定されるわけではないが特に適した改善されたテキスト入力を提供する。
【００１２】
【発明の実施の形態】
本発明の実施例がここで、添付の図を参照しながら例示により説明される。
【００１３】
図中では対応する機能を示すのに同一参照番号が用いられた。
【００１４】
図１は、１２個のキー１０２が４列の３個のキーに配置されるデフォルト表示状態のキーパッド１００を表す。各キーは、該キーと関連した１次文字１０４及び複数の２次文字１０６を有する。各キー１０２に表示される１次文字１０４は、本実施例において、文字１、２、３、４、５、６、７、８、９、０、＃及び＊から成る群から選択される。各キーと関連した２次文字１０６は、それぞれのキーに隣接した群に示される。本実施例における２次文字のグループ化はマルチタップ方式におけるグループ化と類似している。例えば、図に示すように、１次文字「２」と関連したキーは関連した２次文字群「ａｂｃ」を有し、キー「３」は関連した２次文字「ｄｅｆ」を有し、以下同様である。それゆえに、図１で示すキーパッド１００のデフォルト表示状態はよく知られたキー及び文字レイアウトを有するキーパッドをユーザに提示し、このためユーザはほとんど又は全く習熟する必要がない。
【００１５】
図２は、ユーザによる第１のキー選択の後にキーパッド１００で可能な表示状態を示す。この例では選択されたキーは「５」キー（１次文字「５」及び２次文字「ｊｋｌ」と関連したキー）である。２次文字「ｊ」は、この例では「５」キーに隣接する１次文字「４」と関連したキーである、隣接したキーと関連した表示領域によって表示される。同様に、第１のキー選択と関連した２次文字「ｋ」及び「ｌ」は、１次文字として「２」及び「６」を以前表示していたキーに、それぞれ表示される。この例では、残りのキーには、テキスト入力に役立つ他の文字２００が表示されている。例えば、感嘆符、二重引用符、ポンド、ドル記号、左右の括弧、パーセント記号及びキャレットを表す文字が、図２に示すように表示されてもよい。
【００１６】
図２のキーパッドからの第２のキー選択は、前記第２のキーと関連した表示領域に表示される文字を入力として選択する。文字入力に続いて、図２のキーパッドは図１に示されるようなデフォルト表示状態に戻される。
【００１７】
キー選択は典型的には、ユーザの指又はスタイラスによって与えられ、ユーザが第１のキーをたたいた後第２のキーをたたくことを含んでよい。あるいは、ユーザは、前記指又はスタイラスをキーパッド上で第１のキーから第２のキーへスライド又はドラッグし、必要とされる第２のキーで止めるか又は前記指又はスタイラスを当該第２のキーから離すかすることにより第２のキー選択をすることができる。
【００１８】
図１及び図２において示される動的なキーパッド状態は、２次文字が２回のキー選択だけで得られる簡単で正確な文字入力の方法を提供する。加えて、本方法は直観的であり、よく知られたデフォルトキーパッド表示状態が与えられるため、ユーザはほとんど又は全く学習を必要としない。
【００１９】
この方法のキーパッド及び機能を使用して本発明に従って作製された装置の実施例を図３に示す。この図は、ハンドヘルドコンピュータと呼ばれることもあるパーソナル携帯情報機器（ＰＤＡ）等の携帯装置３００を示す。この装置は、表示手段（例えば液晶又は有機発光ダイオードディスプレイ）の表面へのタッチ入力を検出するように構成されたタッチ入力手段を有する、タッチスクリーン３０２を有する。本実施例におけるタッチスクリーンは、タッチスクリーンのタッチ入力領域３０２ａにおいてキーパッド１００をユーザに表示し、入力文字３０４がタッチスクリーン３０２の出力領域３０２ｂにおいて表示される。図３では、キーパッド１００は図２の第２のディスプレイ状態で示されており、これは、キー「５」の第１のキー選択が行われた後であり、キーパッドは文字を入力する第２のキー選択を待っている。本装置は、例えば本装置の電源を入れるか又は使用のモードを変更するために設けられる制御ボタン３０６を更に有する。加えて、本ハンドヘルド装置は、適切なネットワークを介してワイヤレスで音声及びテキストメッセージを含むデータを送受信するための手段（図３に示されない）を組み込んでいてもよい。
【００２０】
装置３００は本発明の方法を実行するように構成される部品を更に有するが、これらの部品は図４に図式的に表される。これら関連した部品は、コンピュータプログラム（ＰＲＧ）及び処理手段を汎用マイクロプロセッサ４００（ｍＰ）の形で含む。当該コンピュータプログラムはコンピュータ可読の記憶媒体４０２（ＭＥＭ）において記憶され、当該ＰＲＧは、マイクロプロセッサ（ｍＰ）４００に本発明による方法のステップを実行するよう指示するための指示を含む。この実施例の処理手段は汎用マイクロプロセッサを有するが、コンピュータプログラムの有無にかかわらず動作する、専用の論理回路、ＰＩＣｍｉｃｒｏ（Ｒ）チップ又は特定用途向けＩＣ（ＡＳＩＣ）等の他の適切な形式の処理手段が別の実施例において使用される可能性があることに注意されたい。
【００２１】
図４においてはタッチスクリーン３０２も設けられており、該タッチスクリーンは、キーパッド１００（ＫＰ）を表示し、文字を入力するためのタッチ入力を検出することができる。本実施例において、キーパッド１００の各キー１０２と関連した表示領域は、キー１０２の絵表示の中の又は隣接したタッチスクリーン３０２の領域によって提供される。
【００２２】
加えて、１つ以上のキー文字テーブル（ＫＣＴ）がＭＥＭ ４０２に提供される。ＫＣＴは、タッチスクリーンに表示されるべきデフォルトキーパッドに関する情報をマイクロプロセッサに提供し、更に、第１のキー選択によって表示されるべき１次及び２次の文字も提供する。
【００２３】
ＫＣＴの例が下に示される（表１）。
【００２４】
【表１】

【００２５】
これにより、表１はマイクロプロセッサに１次及び２次の文字を提供し、前記マイクロプロセッサはＰＲＧのガイドの下で、これらの文字をタッチスクリーンの適当な位置に表示して、図１及び表１に対応するデフォルトキーパッド表示状態を作り上げるように指示する。
【００２６】
同様に、キー５の第１のキー選択に関するＫＣＴが下記の表２に示される。
【００２７】
【表２】

【００２８】
このＫＣＴは、キー５に対応する第１のキー選択により表示される文字を提供し、これにより、図２に示すように第２のキーパッド表示状態を提供する。
【００２９】
動作中、マイクロプロセッサ４００はＰＲＧのガイドの下で、ＭＥＭ ４０２にＫＣＴ（例えば表１のＫＣＴ）として記憶されるデフォルトキー文字の割当てを調べ、タッチスクリーン３０２にデフォルト表示状態のキーパッド１００を表示するように指示する。第１のキー選択が検出されるまでタッチスクリーンは繰り返しサンプリングされ、検出後、表示されるべき適当な文字が、適当な記憶されたＫＣＴ（例えば表２）からマイクロプロセッサによって読み出され、表示されるキーパッド１００を更新するタッチスクリーンに供給される。これらの動作後、タッチスクリーンは第２のキー選択に対して繰り返しサンプリングされる。
【００３０】
第２のキー選択の検出に際し、マイクロプロセッサ４００は選択されたキーを表示されたＫＣＴ（例えば表２）と比較して、タッチスクリーン３０２の出力領域３０２ｂにおける表示として当該入力文字を返す。最後に、マイクロプロセッサはタッチスクリーンにデフォルトのキーパッドを表示するように指示し、他のユーザ対話を待つ。
【００３１】
この方法の主要なステップを示す流れ図が図５に示される。本方法は以下のようなループとして実行される：
・ デフォルトのキーパッドが表示される（ＤＩＳ ＤＥＦ ＫＰ）５０２
・ キーパッドが第１のキー選択に対して監視される（ＭＯＮ１）５０４
・ 第１のキー選択後、適当な文字がキーパッドに表示される（ＤＩＳ ２ｎｄ ＫＰ）５０６
・ キーパッドが第２のキー選択に対して監視される（ＭＯＮ２）５０８
・ 第２のキー選択後、第２のキー選択と関連した２次文字が入力文字として返される（ＲＥＴ ＣＨＡＲ）５１０
・ デフォルトのキーパッドを表示するようにループバックする（ＤＩＳ ＤＥＦ ＫＰ）５０２
【００３２】
他の実施例では、キーが所定の期間（例えば０．２秒間）ユーザによって選択されただけで第１のキー選択が報告される。これはデフォルトのキーパッドに表示されるデフォルトの１次文字を選択するのに速いタッピングを可能にし、これにより、必要なときにはキーパッド表示状態を変えない速い数入力を可能にする。
【００３３】
本発明の他の実施例によれば、キーと関連した１次又は２次文字の表示は、該キーの中の又は隣にある関連した表示領域を提供することによって達成される。キーパッド上のキーにデフォルトで割り当てられた２次文字が隣接して設けられ、ユーザは本発明の方法に従って文字を入力するためにキーを押す。
【００３４】
本発明の他の実施例において、キーパッドのデフォルト表示状態は、キーと関連した２次文字の幾つかを、２次文字が次に表示されるキー表示領域がユーザに示されるような態様で配置することを有する。この実施例によるキーパッドのデフォルト表示状態の例が図６に示され、ここでは、２次文字はキーの中に表示されており、各２次文字は、第１のキー選択に続いて現れるキーに対して配置されている。例えば、１次文字「５」を表示しているキーには、２次文字「ｊ」、「ｋ」及び「ｌ」がそれぞれ「５」の左、上及び右に配置されている。よって、「５」が最初に選択されたときにどの各文字が現れるかの視覚的指示がユーザに与えられる。この例では、デフォルト表示状態は、図２のキーパッドの例に示されているように、「ｊ」が「５」キーの左の「４」キーに現れるという指示を与える。
【００３５】
本発明の更に他の実施例において、キー文字テーブルの１つ以上が変更可能であり、これによりユーザに、該ユーザの好みによってキーパッドをカスタマイズするオプションを与える。
【００３６】
これまで説明された実施例は本発明をＰＤＡ及び移動電話等のハンドヘルド装置に適用したが、当業者には、本発明の教示は、リモートコントロール又は児童の学習教材及び玩具等の、文字入力が必要な装置であれば何であっても有利に適用されることが可能であることが明らかであろう。
【００３７】
加えて、１次及び／又は２次文字として割当てられた文字は、選択された装置、言語及びアプリケーションにとって便利な如何なる文字であってもよく、該キーパッドは、本発明の精神及び範囲から逸脱することなく、ここで説明されたよりも多い又は少ない文字を表示する、より多い又はより少ないキーを有してよい。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明において用いられるキーパッドのデフォルトの表示状態を示す。
【図２】第１のキー選択の後キーパッド上に表示される文字の例を示す。
【図３】本発明に基づいて作成された装置の例を示す。
【図４】図３の装置の部品の模式的な図である。
【図５】本発明による方法の基本的な実現例を示す流れ図である。
【図６】本発明において用いられるキーパッドの代替のデフォルトの表示状態を示す。

Claims (8)

1. 装置に文字を入力する方法であって、前記装置はキーパッドを有し、前記キーパッドは複数のキーを有し、前記キーの少なくとも１つは１次文字と、複数の２次文字と、当該キーに関連した表示領域とを有し、前記キーパッドはデフォルト状態ではキーに関連した前記１次文字を当該キーのそれぞれの表示領域に表示する方法において、
   第１のキー選択を検知するステップと、
   前記第１の選択されたキーに関連した前記２次文字のそれぞれをそれぞれの表示領域に表示するステップと、
   第２のキー選択を検知するステップと、
   前記第２のキー選択に関連した前記２次文字を入力として選択するステップと、
   前記キーパッドを前記デフォルト状態に戻すステップと、
   を有する方法。
2. 前記キーパッドはデフォルト状態では更に、前記１次文字に隣接する関連した２次文字を表示し、前記２次文字のそれぞれの位置は、第１のキー選択に続いて当該２次文字をどの表示領域が表示するかの指示を提供する、請求項１に記載の方法。
3. 文字入力を受ける装置であって、複数のキーを有するキーパッドを有し、前記キーの少なくとも１つは１次文字と、複数の２次文字と、当該キーに関連した表示領域とを有する装置において、デフォルト状態ではキーに関連した前記１次文字を当該キーのそれぞれの表示領域に表示する手段が設けられ、第１のキー選択に応答して、前記選択されたキーに関連した前記２次文字をそれぞれの表示領域に表示する手段が設けられ、第２のキー選択に応答して、前記第２のキー選択に関連した前記２次文字を入力文字として選択し、前記キーパッドを前記デフォルト状態に戻す手段を備える装置。
4. 前記キーパッドが表示されるタッチスクリーンを更に有し、キーと関連した前記表示領域が前記タッチスクリーンのそれぞれの部分を有する請求項３に記載の装置。
5. キーと関連した前記表示領域は前記キーの中の表示手段により提供される請求項３に記載の装置。
6. キーと関連した前記表示領域は前記キーに隣接した表示手段により提供される請求項３に記載の装置。
7. 文字入力を受ける装置上で実行されると請求項１又は２に記載の全ステップを実施するコンピュータプログラム。
8. コンピュータが読取り可能な媒体に記憶された、文字入力を受ける装置上で実行されると請求項１又は２に記載の全ステップを実行するコンピュータプログラム。